■ HOME ■

JUNK LIPS

Book Memo

■若木未生さん作品

若木未生「ハイスクール・オーラバスター 烈光の女神1」集英社コバルト文庫

コバルトでは超有名なハイスクール・オーラバスター。

実は新刊のときに買ってあったのに(って何年前のことぞ…4年前のことだった…)読まずに放置してあった本を、グラハー新刊が出たという余韻で頑張って読み始めました。オーラバは「炎獄のディアーナ」と「天冥の剣」が…特に天冥がものすごく好きだったのですが、「星を堕とすもの」辺りからまたよくわかんなくなって(笑)つい放置してしまいました。でも毎度ながら、一度読み始めさえすればその切実な空気に圧倒されて一気に行ってしまいますね(でも我が家には3巻までしかなかった。明日買ってこなくては…)。

希沙良はなんとなーく強くなっていて嬉しい。そして諒は相変わらずのようでちょっと背中をどかっと蹴りたくなり(冴子ちゃんと同調気味)、十九郎はなんとなく手に負えなくなってきているような。亮介ちゃんは大丈夫だろうから放っとこう…と思いながら読んでました。ちなみに私は別格忍さまなんですけど(グラハーも別格藤谷だし、しみじみわかりやすい趣味ですな私は)、最近みんなぐだぐだと同じところで悩んでいてどろどろしているなか、希沙良が唯一頑張ってクリアになれているので、ちょっとひいき気味なのです。

(2001.9.7)

若木未生「ハイスクール・オーラバスター 烈光の女神2」集英社コバルト文庫

そして2巻も続けて読みました。

やっぱり希沙良は唯一といっていいぐらいに前を見れてますね。いい感じ。頑張れ。頑張って、ずぶずぶと泥沼に沈み中の十九郎を引っ張りあげてやってくださいな。この二人の関係はややこしいですねぇ。そんなややこしく考えんでもいいじゃないか。どう見たってお互いこんなにラブラブなんだから…と思うんだけど、それじゃ駄目なんですよね(^^;; でも希沙良も決してそういうものに足をすくわれないタイプでもないので、十九郎に引っ張られて沈み込まなきゃいいなぁ、このあと、と希望中。引っ張りあげたってください。ハイ。

諒はやっぱり駄目っぽくて、それは予測範囲内だったんですが。やられたのは亮介ちゃん。思いきり「まぁ大丈夫だろう」なんて思ってたらぜんぜん大丈夫じゃありませんでした。とほほ。どないですかこの展開…。

(2001.9.7)

若木未生「ハイスクール・オーラバスター 烈光の女神3」集英社コバルト文庫

さらに3巻も読みました。

冴子ちゃん最高!カッコイイ!!このどろどろの世界のなかで光り輝いておりますね。冴子ちゃんはもともと好きですが、なにしろみんな「どーよ?」って感じなのでいっそう光り輝いて見えますね(笑)。

2部はそれぞれがパワーアップしていく話なのかな?希沙良は雪を手に入れたし、冴子ちゃんも巨大にバージョンアップしたみたいですし。諒は…まぁ、よくわかんないけど。あと、十九郎はまっとうにパワーアップをする前にドーピングで自ら駄目になりそうな気配ですが…(爆)大丈夫なんですか?見るからに全然大丈夫じゃなさそうですが…とほほ。亮介ちゃんはバージョンアップするまでもなく、もとより無敵だからな…。

あと、忍さま一瞬だけ登場。おはようございます<今まで眠られておいでだったかと記憶しております。でも、こんな一瞬じゃ何をしに出てらっしゃったのかよくわかりません…(笑)。あ、冴子ちゃんに虎月を渡しにいらっしゃったのか。早く戦線復帰できるといいんですけどね。十九郎がやばすぎる気がするので。

(2001.9.7)

若木未生「ハイスクール・オーラバスター 烈光の女神4」集英社コバルト文庫

オーラバ烈光の女神シリーズの最終巻。3巻を読んでから間が空いてしまったのは近くの本屋に4巻が置いてなかったので買えなかったからです。

3巻感想で「みんながバージョンアップする話なのかな?」とか書いてましたが、そんな甘い人ではなかった若木さん。甘かったです私。そうきますか、十九郎。この巻で一二を争う衝撃のシーンでしたね。
「だけど……俺はまだ行きたくない。どこにも」
「たすけてくれ」

どっかーんという感じでした。ううう。私はあくまで忍さま別格女で、しかも今は希沙良びいきなのですが。希沙良びいきということは今の十九郎はちょっと子離れしなされみたいな感じもあったんですが…なんとゆーことですか。どうなるんだろう十九郎。若木さんなので最終的には絶対なんとか道を見つけてくれるだろうとは思いつつも…そこに至るまでやたらと辛くて痛い状態を設定する人でもあるので…どうなるんだろう(T_T)。

忍さまは結局のところいいとこどり(笑)。これは十九郎ファンに憎まれても仕方ない…(笑)。しかも本気で怒って帰ってくるとは。なんなんだこの人…(笑)。何にこんなに怒ってるんでしょうか?十九郎か、諒か、亮介か?いちばん駄目すぎなのはやはり十九郎か?でも亮介にも「叱りに来た」とか言ってはるし。しかし、心当たりは多すぎですが、どの所業も今更っちゃ今更じゃありませんか?>忍さま?(笑)

(2001.9.21)

若木未生「ハイスクール・オーラバスター ヘヴンズ・クライン」集英社コバルト文庫

若木未生ブームが来た模様。買ってなかったオーラバを二冊まとめて買いました。久しぶりの短編集、と言ってもやや長めの中編二編です。一本めが十九郎のお話で、二本目が亮介と諒のお話。でも希沙良もたくさんいたし、忍さまもいました。

「ヘヴンズ・クライン」の十九郎は微妙に性格が変わっている気がするのですが気のせい?なんか見るからに性格悪くなってませんか?前は一応取り繕ってあったと思うんですが。なんとなく、高河ゆんの描く十九郎のイメージに近づいている感じもします。優等生的な雰囲気がまったくなくなっちゃって(笑)。面白いので、いいですけど。私は十九郎は、嫌いじゃないけど、好きでもなくて、かといって放っておくこともできないって感じで(笑)、とても複雑な心境で見ているのですが、この話の十九郎はけっこうかなり好きです。西城くんもよいですね。希沙良もよいし、この話、好きだなぁ。西城君の「和泉二十郎?」には危うく吹きそうになりました。

ところで、この短編の忍さまは異常に楽しそう…。カタカナで「シノブより」(ニコニコマークつき)のメールは、かなりものすごく強烈でした。しかも3103196ですか。よくそんなこと思いつきますね忍さま…。そか、このひと一応まだハタチか。学生か。いや忍さまが楽しそうで何よりですが…(笑)<本当か?(笑)

関係ないけど、今度JRのプリン、買ってみよう…。<なかで西城君がいっぱい食べてるから気になった。

(2001.9.26)

若木未生「ハイスクール・オーラバスター ミレニアムBook NEO」集英社コバルト文庫

若木未生ブームの勢いあまってキャラクターブックというかなんとゆーか、オーラバの記念本まで買っちまいました。まぁ短編一本載ってるし面白いのでいいか…。

短編はヘヴンズ・クラインと立て続けに読んだのでそーゆー日常短編モードを想像して読み始めたら、とてもハードな戦闘をしてらっしゃったので、ビックリしてしまいました。敵がなんか今までの敵の中でいちばんキモくて怖かったし。そのまま本編に入るかと思ったよ…。実際本編の序章だったみたいですが、そんなの知らないで読んでたのでああビックリした。でも面白かったです。忍さまがすばやく動いてらっしゃったし、つきあってやろうかとか言うてはるので、今度はちゃんと正面切って頑張ってくださるんでしょうか。忍さま。寝ないでね。

その他の企画もブームがきているだけあって楽しく読ませていただきました。しかし忍さまはこういう座談会に混ぜられると…浮くなぁ(笑)。

(2001.9.26)

若木未生「グラスハート」集英社コバルト文庫

ハイスクール・オーラバスターの作者さまによるバンドもののシリーズ。これを初めて読んだ頃、私は「バンド」とゆーものに巨大な夢を託していた時期だったので、そういう個人的な事情もあってものすごくはまってしまいました。あっ、いま誤解されそうな書き方をした気が。私がバンドをやっていたとかそーゆーんじゃないですよ(笑)。一ファンとしてバンドに夢を託していた時期だったのです。いまは少し考え方も変わってきていて、純粋さがすべてを差し置いて至上だとまでは思ってないんですが…いろんな価値観のうちのひとつだと思うようになっているんですが、それでも個人的にはやっぱり音楽に対する純粋さ(それに伴う狂気も含めて)みたいなのは、最大級に好きで、いとしいものです。でも当時は、私はもっと過激でそれが至上だと思っていたので、いっそうそれを具現化したような「藤谷直季」とゆー男にはかなりやられました。「グラスハート」はシリーズ1作目で、まだまだ変人モードの方が強く見えるかもしれないんですが、このあと、藤谷は当然、尚も坂本も、少しだけ路線は違うけど朱音ちゃんも、音楽に対して狂気じみた想いを発露していきます。

若木さんはすごく突き詰めた考え方をする人で、文章もそれに伴ってかなり独自路線突き詰めちゃってるうえに、感覚で掴まなくてはいけない部分が多い書き方をされるんですよね(と、私は思う)。それだけに、「こういう感情」に覚えのある人にしか伝わらないんじゃないか…とゆー気がしたりするんですが。でもその感情に覚えのある人は、思いっきり直撃されてしまうんですよね。そんな感じの人です。

グラスハートシリーズは、音楽が大好きで、それが生まれてくることが必然で、そうであることの悲しさ(音楽に対して純粋過ぎるゆえの現実との乖離とか、乖離しないように頑張っているうちに音楽がどうなっちゃうんだろう…とか、大事な音楽を守るための切実さとかいろいろ)とか、反対に音楽が大好きで大好きなのに、必然ではない、そうでいられない悲しさとか、そういう音楽を作る人たちのいろーんな葛藤がごたまぜになっているシリーズです。うまく説明できないんですが。あと、それに伴って、ファンとしての葛藤も同時に書かれているんですよね。尚や坂本、朱音ちゃんの、藤谷に対する感情というのは、ある種のファンにはものすごくわかるんじゃないでしょーか。こういうバンドであって欲しいという、バンドに対する理想でもありました。うまく説明できません…。でも、ある種の人にはものすごく重い、直撃する作品だと思います。「…なに言ってんのかしら…」かもしれない作品ですが(笑)。それは別に悪いことじゃないので。若木さんの作品とゆーのは、どーしても読む人を選ぶと思いますし、グラハーは中でも選ぶ作品だと思います。

(2001.7.16)

若木未生「GLASS HEART 冒険者たち」集英社コバルト文庫

2年半ぶりらしいです、新刊(笑)。グラスハート6作目、第2部開始…と思ったんだけど、なぜかナンバリングが消えている…。あれ?ナンバリングしないようになったですか?

情報が遅い私は新刊出るまで、挿絵が橋本みつるさんじゃなくなったと知らなくてビックリ。正直言ってオーラバよりもショックかも(笑)。橋本みつるさんというマンガ家さんを知っているわけじゃないんだけど、それでも確かに彼女の絵の空気感みたいなのはすごくグラハーにぴったりなような気がしていたので。まぁ、でも読んだらそんなに気にならなくなったかな…。

この話の底にある「バンドってこんな風だったら素晴らしいな」っていう理想みたいなものは本当よくわかる。ちょっと複雑な気持ちですが、よくわかりますね。だから朱音ちゃんが尖ったり泣いたりするのもわかるんですよねぇ。こうあるべきみたいなのがあって、そこを突き詰めていけばいくだけ、尖って痛くて行き場なくなったりしますよね。藤谷とか尚ちゃんとかは、最初からそうだと知っててかつああだったんだろうと思いますが、朱音ちゃんはそれを知り始めているところだろうし。でも、これ突き詰めて行くと、バンドが現実ばりに痛い展開するんじゃ…とか思って、そんなの見たくないよとか思ったりもして(笑)。なんかねぇ、理想と現実のはざまの話なのでつらいですよねぇ。バンドのあるべき姿なんて知ってるわけで。でも知ってるのとできるのと別。と、そんなのは朱音ちゃんだってわかってるので、つらいんでしょうが(笑)。なんかもともと言葉にしにくい感覚を形にしようとしている小説なので、感想も形にしにくいですね(笑)。

そうね…一部は多分外野とバンドの闘争だったので…逆にいえばバンド内は壮絶なところにあっても幸福ですよね。でも二部は…バンド内部の話なんですよね。だから一部よりも痛さとゆーか重さが違う感じです。まぁ、現実のバンドも結局そうなんだけど…(痛い)。まだその内部ってのが音の話じゃないのでマシなんだけど。このバンドはどこに行くのかな。でも、いつだって辿りつくところは同じ場所しかないんじゃないの?って気もしますが…。螺旋を描く階段を一段のぼった上の、同じ場所。そこに還れる(辿りつく)ならバンドは続く。でも誰かがそこに還れなく(辿りつけなく)なったら終わる。そういうことなんでしょうけど。…痛いってばさ…。

(2001.9.4)

若木未生「GLASS HEART 熱の城」集英社コバルト文庫

いつ続きが出るか知れたものではないので、基本的に普段は忘れることにしているシリーズの代表作(笑)。グラスハート8冊目(前の「冒険者」とナンバリングがズレているのは、あっちは番外編を入れてないから。どうやら本編と番外編の違いがなくなったみたいなので8冊目、ということで)。

前巻からけっこう痛い感じになってきたのでちょっと読みたくないなぁバンドの痛い話は怖いなぁと思ってたんですが、結局さくっと読みました。ずっと集中して読んでましたけど、いやぁ、最後やばかったー。最後の3Pは本気で持っていかれちゃって、「うわぁぁーーーーん!!!(号泣)」って気分でした。別に悲しいことがあったわけではなく(笑)、衝撃のあまり、泣きたくなったんです(笑)。せんせええええええ!!それはーそれはーそれはー!!うわぁぁんー!!(←壊れてますが、読んだ直後は本当こんな感じでした)。

感想羅列。「GLASS HEART」ってタイトル変わってからやっぱり雰囲気が変わりましたね。多分いちばんの原因は朱音ちゃんも半分以上あっちの人になってしまったということでしょう(笑)。1部のときは朱音ちゃんが一人称で、その他のメンバーの謎世界の翻訳をしてくれてた部分があったんですけど、二部に入ってからは朱音ちゃんも謎世界にどっぷりになったので(笑)、翻訳が減ってるんですよね(まったくないわけじゃないけど)。とゆーわけでいよいよ感覚勝負になってけっこう張り詰めて読まないと理解しにくい状態になってるかなと。まぁフツーに考えると問題のある変化なのかもしれませんが、私はグラハーだからそれもありやろ…と。ていうかぶっちゃけエゴイスティックに「私にわかるなら別にいいや」という話(笑)。

翻訳と言えば、「ムーンシャイン」(すっげ好き)に続いて「ストロボライツ」という二回目の坂本一人称が登場。「ムーンシャイン」私的にはめっちゃ名作なんですけど、なにせ坂本君の一人称ですから朱音ちゃんも翻訳してくれないし(当たり前)、わかりにくかったとは思うんですが、今回のストロボライツは翻訳なくてもけっこうわかるよ!とビックリ(笑)。作者もあとがきで書いてますが、坂本君も変わっていっているんだねぇ…。今回は坂本君らぶー大好きーvvでした。

あと、この巻、尚ちゃんがものすごくかわいそうでした。いやもともと天才のなかにひとり混じった努力家ギタリストって立場ですから、いつもいろいろ可哀想なところがあるんですけど(それなのにそう見せないでカッコイイから尚ちゃんは素敵)、今回は実はいちばん環境的に大変でかつツライ立場にあったにもかかわらず、朱音ちゃんがそこアウトオブ眼中でほとんどその辺のつらいところが話に出てこなかったのがいよいよ可哀想でした…。番外編辺りか、この後の話でフォローしてくれませんか、この辺の話(笑)。可哀想過ぎるよ尚ちゃん。でも最後のギターを入れるところはむちゃカッコよかったです。

藤谷さん関連のアーティスト。日野ヒビキ嫌い。前の巻から嫌いだったけど、やっぱり嫌いだ(笑)。でも、坂本が朱音ちゃんの彼氏であることをぶち当てて坂本に「…………。俺帰る」と言わせたシーンは好きです。そして櫻井ユキノはてっきり仲良しさんになれるかと思ったのですが、そうですか、そう来ますか。かなり泥沼な感じなのですが、なにが困ったって、藤谷さんプロデュースの櫻井ユキノのアルバムが現実に聴けるとしたら、確実に私は好きだろうと思うところが困りますね(笑)。いやぁん、櫻井ユキノの声、絶対好きそう!藤谷のプロデュースもそうとうツボ心得てるな、こいつ!!という感じだし。TB的にはとっとと藤谷を返してもらわないとなんですけど、聴いてたら藤谷プロデュースじゃなくなったらかなりガッカリだろうなぁとか思ってしまいました(笑)。ていうか櫻井聴きたい、マジで(笑)。中谷美紀だよね、これは(笑)。

初めて新イラストで桐哉を見ましたけど、うわぁ、桐哉がいちばんイメージと違う。これは慣れるのに時間がかかりそう。

で。私を衝撃のあまり錯乱させた問題について。前巻の感想で「二部はバンド内部の話なんですよね」とは書きましたけど、まさかそっち方面で「バンド内部の話」になるとは思ってなかったので(ほのめかしとか暗黙ではあると思ったけど…)、そうとう転げました。私が言ってたバンド内部の話ってあくまで藤谷にとってのバンドとは?とか、もしもTBよりも櫻井の音のほうがよかったらとか、そういう音楽方面のみを指していたので、まーさーかー、バンド内完全三角関係なんて想像外ですよ。しかも藤谷があんなドストレートに参戦とは。でも、それも要するに音楽の糧であるところがさすがにグラハーなんですけどね。朱音ちゃんのこと好きだって思いをストレートにぶつけるから、藤谷がボーカリストとして一歩進むっていう…。そして一歩進んだ歌を聴かされて、つらい立場にたつはずの朱音ちゃんもただドラム叩くっていう…。泥沼三角関係内包のさらに困ったちゃんバンドになりましたが、やっぱりすげぇなと。

ここから、音楽から離れたぶっちゃけ感想ですが、坂本が可哀想…(^^;;。どうしてこの人は常に藤谷とこうなってしまうんでしょうかね(笑)。音楽上でも常に彼は藤谷と同じフィールドにいるので、めっちゃ大変そうなのに、あげく恋愛までですか。朱音ちゃんを藤谷と取り合うんですか? しかも藤谷相手に防戦…(^^;;。ストレスでめっちゃ大変そうだ。坂本君。

とは言え、バンド内部って言っても音楽的にはむっちゃ痛いところまでは突っ込んでいないようで、ちょっと一息。弱音は吐いてるけど、音出してる限りにおいてはいまのところ問題はないみたいですね。「音がズレる」ところまで書くかなぁと思ってビクビクしているので、それは、やっぱり現実ばりにむちゃくちゃ痛い展開なので本音としてはなるべく見たくないです(^^;;。

…むちゃくちゃ長くなってしまいました(^^;;。

(2002.6.12)

若木未生「GLASS HEART LOVE WAY」集英社コバルト文庫

グラスハート通算9冊目。実際には番外編に近い巻だと思います。ずいぶん昔にコバルトに掲載された「LOVE WAY」がようやく文庫に収録されました。グラスハート本編は基本的にテンブランクとゆーバンドの話で、このLOVE WAYはオーヴァークロームの話だったんで、どこに入れるのかかなり困っていたようです。結局オーヴァークロームの話が一冊にまとまった…ってことですね。

よく見てみたら前巻「熱の城」ですでにその話がウワサとして出ていたんだけど、現実と同じように、本当の事実と判明するまでは意識してなかったらしいです。とゆーわけで、「LOVE WAYU」には息を呑んでしまいました。オーヴァークローム解散なんて!!本当ショックでした。しかも、現実では見ることなどありえない、「解散が決まる瞬間」を見てしまったわけで、アタマカタヅチで殴られるようなショックでした。桐哉も有栖川真広氏もずっとあれほど痛い二人だったのに…でもやっぱりオーヴァークロームが失われることに傷ついてて。しかも、それでも終わることは回避できないっていうのが困ってしまうぐらい悲しかったです。桐哉が「解散はしない」つって泣いたのには参りました。とゆーわけで、オーヴァークロームが始まって終わるまでの4年間?5年間?の本でした。本当痛くて、切なくって、参りました。

あー、でも、ひとつだけ不満を言っていいでしょうか。最後の客の合唱は、やめてほしかったな〜。有栖川氏が音を落としたときに一瞬「ま、まさか?」って思ったんだけど、本当に合唱始まっちゃって…しかも客電までついた。うーん…そのまえの有栖川氏が音を落とした瞬間はよかったんだけどな〜。いや、でも、それで桐哉は飛んだんだから、いいのかな…。話としてはいいんだろうけど、私の個人的な感情から、あのシーンはちょっと苦手でした。客がそこで出てくるのはイヤなの…。

もうひとつ。「アカツキに火を放て」の最後は、悔しかったです(笑)。こんなことあったらどれほど幸せだろうと思って、ムカツクー!みたいな(笑)。グラハーはいつもそうですけどね。こんなだったら本当どれほど嬉しいだろうって理想が詰まってるので…でも現実には起きないことなので、ああ、もう!!って気分になります。解散ライブのあとにこんなことが起きたら、私道路に突っ伏して号泣するよ…(笑)。

そろそろ最後が近いようですが、テンブランクはどうなるんでしょうね。個人的には解散ではないといいなぁと希望しています。惰性の活動を許していない以上、発展的解散って選択肢がどーしてもいちばん大きくなってしまうと思うけど(オーヴァークロームの解散はすごくリアルだと思った。起きうるっていうか)、そうじゃない展開を見てみたいなぁと。ここまで理想を追求してるのだから、解散じゃない(でも惰性でもない)テンブランクを見たいです。可能だと思いたいなぁ。でも、それだと話の終わりにするのが難しいかなぁ…。

(2003.2.28)

JUNK LIPS