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…だっ…だんちょーになにすっだーーーーーっ! クラピカぁーーーーーーーっ!!(錯乱)
……し、失礼しました。つい団長至上主義が顔を出してしまいまして。いかんいかん。クラピカも好きなので、たとえ彼が今後旅団メンバーを殺していくにしても、もしかして団長を殺る(きゃー(T_T))ことがあったとしても、感情的に責めることだけはすまいと心がけているのですが…ついうっかり。だって…なにもお顔を殴らなくても。ああ、団長のお顔が。そんな連発でぼこばこと殴らなくても…とつい錯乱してしまいましたです。
えー。気を取りなおしまして。前回の悪役冷徹クラピカから一転、挑発に乗りまくってブチキレクラピカ参上です。っていうか、時間が戻りました。前回の冷徹クラピカはこのあとの時系列、なのですね。そう思って前回のクラピカを読むと、冷静にリードしてるとゆーよりも実は相当がけっぷちの駆け引きをしていたということが判明します。
今回、13Pしかなかったのですが、それにしては中身濃いです。いや違う。別に展開が濃いのではなくてですね、いろいろ暗示されている隠された部分が濃いです。別に気にしなきゃ気にしないでいい部分ですが、気にするとすごくダークな気がします(笑)。
えーとまず、クラピカ。フィンクスに仕返しされてケータイ切っちゃったり、ムチャクチャ強気の交渉をしていたわけなんですが、実のところ団長が人質としてちゃんと機能するという保証はまったくなかったことが判明したわけですけど…それってむしろ「えーと…じゃあゴンキルの命は…?」ってことになりませんでしょーか? ま、結果的にはフィンクスはちゃんとかけなおしてくれたし、団長が思ってる以上にメンバーは団長個人を慕ってはりましたので、めでたくゴンキルの命は無事だったわけですが。うーん…ほんっとーにクラピカギリギリですね〜。これでもしゴンキル死んでたら、クラピカ生きてられませんよね。…とか考えてしまって、クラピカのほうのがけっぷちぶりがかなり痛々しかった次第。
で、あまりにもがけっぷちぶりがスゴかったので、この人はいったい今後どうなっていくのかとかなり心配に。なんといいますか…ゴンキルの命を賭けに使ってしまう辺り、これは冷徹でも悪役なのでもなくて、わざと自分を追い詰めるモードに入ってしまっている気がするのです。ま、クラピカは最初からそうだったと思いますが。自分の倫理に外れることでも復讐のためなら!というのは覚悟でもありますが、自己犠牲に溺れているとも言えなくはないし。ああ…とてもキツイ言い方ですね。ごめんなさい。
でもクラピカは最初からそう見えるんです。もしかしたら一人助かったという部分になにか罪悪感でもありますですか?無意識に自己犠牲に走ることでそういうのが解消するとか、そんなのがありますですか?(超思いつきを言ってます。でもそうでも考えないとあの、わざと自分を汚していく追い詰めていく傷つけていくよーに見えるクラピカ内の必然が思いつかなくて)。とにかくゴンキルの命を賭けに使ってしまうのは、ゴンキルの命がクラピカにとって軽いからではなくて、とてもとても重いから、だからこそクラピカは賭けに使ってしまうのではないかという気がしたのですよ。そして、ゴンキルが死んでたらクラピカは多分崩壊するでしょう。ああ…クラピカはこのまま突き進んだら間違いなく自滅するでしょうなぁ。というか、クラピカの無意識が自分を崩壊させる方向へ方向へと追いこんでるように見えちゃうんですよね。
なーんてことを今回ついつい考えてしまいまして、勝手に「ダークやなぁ…」と思っていたわけです(笑)。
続いて団長。これまた重いです。…もしかして私、勝手に重くしてますか?(笑)でも、死ぬことをまったく恐れてないんですよ、団長ってば。人質の価値がない、なぜなら旅団優先だからだって、本気でそうだと思ってるんですよ?「死を毎日側に在るものとして、享受している」人だってゆーんですよ。そんでもって死に対して動揺のカケラも見せないのですよ。どーゆー人なんだぁっ! 混乱です。混乱してるけど、舞いあがってもいます。なんだかわけがわからないけど、とりあえず、団長好きすぎ私(笑)。
しかし、クラピカの話と違って私自身思ってることが全然整理できないので、この辺はとりあえず置いておきます。真面目に深すぎる話になってしまいそうなので。
死云々は置いておいて、団長は本気で自分が人質としての価値がないと思っております。なぜならそれが旅団の掟だから。しかし、現実にはパクノダは団長を慕うあまり、一人飛び出してしまいました。「迷うなパクノダ 皆と来い!!」
と心で叫んでいる団長が…ちょっと…せ、切ないのですが…(;;)。というわけで、クラピカチームはがけっぷちの賭けをしたのですが、結果的にはレオリオの言うとおり、「状況は五分」
になりました。団長は、自分で思っている以上にメンバーが自分を大事にしているとゆー部分を読み違えてしまいましたので。ただし、クラピカ対団長という構図で言えば、たとえこの結果旅団が半壊しても、団長の優位は揺らぎませんね確かに。現在のクラピカと団長では、どうあってもクラピカが団長の優位に立つことはできませんでしょう。団長は死を恐れませんから。うあぁ。難しいなぁこの辺。そのうち深深と考えてみたい部分ではありますが。
ところで、団長の「人質としての価値がない」という部分の読み違いですが…。なんかこう、いろいろ、思う部分がありますです。メンバーが旅団のために自分を捨てるのが当然だと思っていたとゆーことは、裏を返すと、団長は旅団に本気で殉じてしまう人なのですね。「大切なのは個ではなく旅団」
「オレも旅団の一部」
ってのがクロロの本気であるということを計らずもセンリツが証明してくれちゃいました。意外だなぁ…。今回のことを思うと、存外クロロ自身の考えた目的なのかもしれないというのもアリかもなぁと少し思いました。そこまでクロロが自分を殺して目的に殉じることを決意してるわけですからねぇ…。悩む私。
てな感じで、今回は濃かったです。私の中では。勝手に(笑)。
真面目な話はここまでで、今回は愉快な言葉、多かったですね。
レオリオの台詞の「状況は5分」
はつらかったですよ…。私は超真剣に「状況はごふん……ごふん……ご、ごふん……?な、なにがごふん!?」と考えてしまいましたですよ…。しかも2回とも「ごふん」ってルビが振ってやがるし(笑)。
あと団長の言語感覚はかなり独特のセンスにあふれてらっしゃるご様子。
鎖にぐるぐる巻きにされながら「オレにとってこの状態は昼下がりのコーヒーブレイクとなんら変わらない平穏なものだ」
……昼下がりのコーヒーブレイク……?
さらにクラピカの弱点を見つけて「決定的だな 意外な穴 鎖野郎の弱点 刺せる、確実に…!」
…………刺す?弱点を見つけて、刺す?刺しますか?普通?
ま、「刺す」のほうはもしかしたら、団長の能力とかに関わってくる伏線の可能性もありますが。コーヒーブレイクは素敵(笑)。団長は御本を読みながら、食後のコーヒーブレイクを楽しむのが趣味なのでございましょう。
2001.4.23