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今回は、久しぶりに主人公がしゃべりました。いつ以来だったのかな?そいえば、そんなとこに主人公いましたね。忘れてましたよ!(笑)
えーと、先週最後の旅団あわや仲間割れ?!の続きです。旅団重視派フィンクス、フェイタン(実力行使には出てないけど、シャルナークもこっち)vs団長命重視派マチ、コルトピ、パクノダって感じ。熱くキレてとにかく鎖野郎をぶっ殺すモードに入ってらっしゃるフィンクスとおもっきしメンバーを拷問しようとするフェイタン…うぬぅ、このふたり、かなり物騒です。
と物騒になった瞬間、いきなり人質のくせに、ぶちっとキレて口を挟むゴン。相変わらずこの人の思考回路は唐突ですねぇ。なにが彼の逆鱗に触れるのかいまいち把握し切れません(笑)。今回はパクさんたち団長重視派のお気持ちに同調したゴン、それを詰るフィンクスたちに我慢がならなかったとゆーことですよね。「仲間を取り戻したいって気持ちがそんなに理解できないことなのか!!」
って怒ってますから。
私自身この辺のスタンスは微妙で。旅団がどかどか人間くさく、悪役でなくなっていくのを眺めていると、不安に駆られて、フィンクスたちの在り方に「そうそう、君たちは悪役なんだから「ダンチョー!!!死なないでくれー!」とか取り乱すのもねぇ?」と納得しているんですが、実のところ私は所詮悪役に惚れることはめったにない人なので…この納得って所詮アタマでの納得なのですね。お話としては旅団がこれ以上「仲間思いの人情集団」化するのはマズイのでわっていう理性での判断。
しかし、私の心情はもう間違いなく、パクさんありがとう!(T_T)。マチ姉カッコイイ!(T_T)。コルトピったらそんな人間離れした姿とは裏腹に、なんて人情味溢れる心を持ってるのかしらん(T_T)<だいぶコルが可愛く見えてきたモヨウ(笑)。ノブナガは愚かなだけだと思うけど、まぁ当然のごとく団長を助けるために必死になってくれるのは嬉しいわ。と、まぁ、完全に人情集団に同化してしまっているわけです。だから先週キレてたフィンクスに「んー…」って気分だったんですよね。理性では悪役なんだから、こうじゃないと…とは思ってたんですけど。
で、悪役モードフィンクスたちを怒鳴りつけるゴン。んー…まぁ言い分はスタンスが私と同じなんですから、わかるんですが、なぜ君がここで口を出す?という気分になるのは否めません。難しいなぁ、ゴン。
で、人質に突然怒鳴られたフィンクス&フェイタン。そりゃキレますわね。当然です当たり前です。そのまま人質殺しそうになってますが、そこで我らがフランクリン>颯爽と登場。ビックリしましたねー!こんなところでこんなカッコよく登場してくださるとは!団長亡き後(殺すな)のまとめ役がいましたよちゃんと!!
「もうやめろ。パクノダを行かせてやれ」
と、血管浮き上がりっぱなしのフィンクスを諭します。やーん、かっこいいフランクリン!そして、フランクリンのうまーいまとめでフィンクス、シャル、マチを納得させて場をまとめます。うえぇん。かっこいいフランクリン!!これよ!私がずっと求めていたのは、こういう大人の器を持った人なの!!
…………………ふ、フラクロ?!
…………沈黙。いずれトークの先を書いたときにこの辺の事情については詳しく説明いたしたいと存じます。
で、ここで(多分)私の先週の読み違いが判明するんですが。大人のフランクリンの仲裁により、双方ともに納得の上でパクノダはクラピカの元へ人質を届けることに。それを見送りながら、フランクリンはフィンクスに「追わなくていいのか?」
とちょっと冗談交じりで尋ねて、フィンクスは怒り覚めやらぬながらも「とりあえず様子見ててやるよ」
そして怒鳴るのです。「もしこれで、団長が戻ってこなかったら、てめェもぶっ殺すからな!!」
フランクリンは「御自由に」
なんて言いながら、ふっと穏やかな微笑を浮かべているのですよ。かぁっこいいー!フランクリンー!
…じゃなくて。団長さらわれてパクさんの揺れる女心が吐露されたとき、敵としてそれはどーかと思いながらも心情的には団長が旅団にとって大切な人であってほしいと願うあまり、つい当然のごとく団員はみんな団長のために頑張ってくれるんだろうと、思っちゃったんですよね、私。ところが、フィンクスたちは当然のように旅団掟優先。その結果団長が死んでしまうかもということはあまり頓着してないみたい。あげく団長自身が「オレには人質としての価値はない」
なんて言い出して、センリツがそれが真実だとまで言ってくれちゃって。確かにそれは「旅団」とゆー、団長自身にとっていちばん大事なものを守るために必要なことで、それを優先するフィンクスたちは当然団長の意をいちばん汲んでいるんです。でも、しょせん悪役慣れしていない私的には理性では納得しつつも、どこか寂しかったりして(笑)。「そ、そうよね…それが旅団としては正しいんだわ…」とつぶやきながらも「でも…ダンチョー…ダンチョーは一人しかいないの……(T_T)」と内心さみしく思っていたわけです。
で、なにが言いたいかといえば、このフィンクスの台詞とフランクリンの微笑で、私の心情がとーっても喜んでいるわけです(笑)。つまり、フィンクスは、「旅団掟を優先するために、団長が死んでもいい」と考えていたわけではなく「旅団掟に従うことで、団長が戻ってくる」と考えていたわけですよね!!でなきゃここでこの台詞は出ませんよね!!よかったぁー!!というわけで。そして、それを聞いて微笑むフランクリン。このときのフランクリンの心情は「まったく不器用なやつだ。団長のことを心配してるくせになぁ」なんてね!ああ、なんて、仲良し旅団。団長を中心になんとも言葉にできない絆が見えてしまいます(笑)。<そして「敵としてそれはどーか」という問題もいっしょに戻ってくるわけですが(笑)。
えーと、まだこの部分の問題はあるんですが続けていいでしょーか?(笑) いま書いたフランクリンのモノローグは、ゴンは当然、パクさんやマチ姉たちも、フィンクスたちが「団長が死んでもいい」という考えであると思っていたという前提です。でも、そうなるとゴンの台詞が実はちょっとおかしいことに。ゴンは最初「仲間を取り戻したいって気持ちがそんなに理解できないことなのか!!」
と怒鳴るわけですよね?でもそのあと、クラピカはおまえたちとは違う、クラピカの言うとおりにすれば団長は戻ってくる、だからクラピカの言うとおりにしろと言ってるんですよね。それってフィンクスたちが団長を助けたいってゆー前提で動いているとゴンが思っていないと、そんな台詞は出てこないと思うんですが。…混乱してきたので、いいや……。ゴンの言うことだし……。<オイ。
そんでもって、やっと登場ヒソカ!!っていうか先週冗談で書いてたとおり、ヒソカ王子参上ですがな…。私、「接触禁止」って、団員と会っただけでもジャッジメントチェーン発動で死ぬと思ってましたよ。「接触」って言葉どおりの、本当に触れるって意味合いの接触だったのですね。でも、接触禁止念禁止じゃ、団長戦えないよ?戦おうとしてちょっと触れた瞬間に団長死んじゃうよ。ヒソカが団長と戦うためには…ヒソカ、アナタ、やっぱりまず団長を助けないと(笑)。
ところで、あのクラピカの負け惜しみか何かのようなモノローグはなんですか??(笑)。ダークといえばダークですが、ダーク…ちゅーよか、陰湿ですけども。最後の始末(団長を殺す)はこれ幸いとヒソカに任せて。だってジャッジメントチェーンを残したままヒソカと戦わせるって、思いっきり団長が死ぬこと決定ですよ?戦うこともできずに死ぬんですよ?で、その結末を予期しながら、思うことは「拠りどころとしていたものを奪われる苦しみ、存分に味わうがいい!!」
って、なんですか?自分の手を汚さないで、彼が死ぬことを思って「苦しむがいい!」なーんて考えてたら、まるでひとり、こそこそと五寸釘を打つ人みたいじゃないですか…。
要は「ゴンキル優先&旅団がとまればいい」という方向にいったん気持ちを切り替えたはずですが、やっぱりまだ団長が憎いんですかね。ま、それはわかるんですよ。っていうかいままでのクラピカなら当然だと思う。あそこで気持ちを切り替えたほうが意外だったぐらいだから。でもって、団長にはその憎しみを背負う義務がある。結果殺されることも当然団長は覚悟すべきです。クラピカに殺されるのなら、仕方ないと思うのですよ(憎しみの連鎖を生みますけどね)。でも、それなら、自分でやりましょーよ、クラピカ。いくらなんでも五寸釘はいただけません。人の命を奪うのなら、その命の責は自分で負うべきです。逃げるのはイケマセン。
…でもちょっと、このモノローグも謎ではあるので、フォローがてら考えてみる。「拠りどころとしていたもの」
ってのが、多分「旅団」「念」ですわな。ジャッジメントチェーンであの二つの禁止を設けたのは、つまり団長の拠りどころを奪ったつもりだったと。で、「奪われる苦しみ、存分に味わうがいい!」
ってことは、奪われた状態で苦しめ!ってことですから、団長がそこで死ぬとは考えてない…ってことなんでしょか? それはそれで、クラピカ読みが浅すぎなんですけども。微妙によくわからないです、この辺。
あー、すいません、クラピカに非常にきっついことを言っております。あ、でもですね、私は旅団派の人が「クラピカがウボォーを殺したことを許せない」と怒るのは筋が違うと思うんですよ。さっきも書いたけど、クラピカが自分の手で団長を殺すのはアリですよ。仕方ないと思う。それについては、絶対に旅団が怒れる筋じゃない。だって、最初にしかけたの旅団だもん。憎しみの連鎖をどちらかが止めないといけないけど、この場合は、最初に憎しみを生んだ旅団側が止めるべきでしょーよ。それとは別にクラピカが自省するのはありですけどね(っていうか人としては自省すべき)。でもそれを旅団側が求めるのは筋違い。それは自分たちの悪事を棚に上げすぎ。
相変わらず長いです。おまけに話が重い。あっ、言い忘れてましたが。結局影武者はイルミ兄貴なわけですね。とゆーわけで、さりげなく兄弟、再会してますな!……キルア気付いてないけど(笑)。
2001.5.16