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28号/NO.120 9月6日(1)感想

案外早くに復活のハンター。

…って、日付が!「9月4日」を18回もやったと思ったら、今度は9月5日がいきなりすっ飛んでしまいました。「9月6日」から仕切り直しです(笑)。

内容的にも仕切りなおしで、旅団対クラピカに目を奪われて最近すっかり忘れていた「グリードアイランド」ゲットに話がシフト致しました。と思ったとたん、フィンクス&フェイタンが登場してますが、もしかしたら、「これをもって、中途半端ではあるが、旅団は撤退致しますぜ」と告げるために登場してるのかもしれません。<いや、実際に撤退の理由(クラピカを殺ったら団長が危ない)をフィンクスが述べてるんですがね、トガ氏自身の宣告かもなっていうことです。まぁ、まだ微妙なところなんですが…。

んーと、ここで撤退されてしまうと、なんとゆーか、クライマックスなしのなし崩し旅団編終了ってことになっちゃうのですが…。でももういいか、という気分にもなってしまうのは、裏をかいてそんなことを言っておきながら旅団が諦めずに旅団編が継続したとしても、どうにもすっきりするのは無理だろう…という気がするからかなぁ。とにかく痛みわけしか、結末として見えないんですよね、現状だと。旅団もツライ、クラピカもツライ、多分ゴンたちもツライ。っていうね。それに伏線を全部すっきり解決ってのも無理だろしなー。

クラピカが熱出してぶっ倒れてますが、これはやっぱりエンペラータイムの反動…でしょうね。それだけ身を削るものだと。レオリオは会話にも参加せずクラピカの横に引っ付いてて、ある意味レオクラ人にはとても嬉しい構図ですが、その背後でゼパイルさんに「医者を呼んだほうがいいかも知れねぇ」とか言われてます。ゼパイルさん!!レオリオは一応、チンピラでも値切り屋でもありません!医者の卵です!(笑)

そして問題のゴン発言(ときどき口を開くと、だいたいが問題発言の主人公)。「このまま熱下がらなければいいね」って。キルアが突っ込んでくれてよかったです。彼は理解しやすいんですけどねぇ…って、アレ?不思議だ。なんでキルアが主人公と読者を繋ぐポジションにいるんだろう。そんなキャラだったっけ?<非常に今更感のある疑問。

あ、話がずれた。えと。熱が下がらなければいい、というのは、このまま旅団と戦わなくてすむかもだからだそうです。んー…ゴンさん。確かに戦わないですめばその方がいいとは思いますですが、それが熱によるものでは、多分復活したらまた旅団を求めてしまうのでわないでしょか?まぁ、確かに「私はいい仲間を持った」とか後半旅団壊滅よりも仲間救出(人質のゴンたち優先)という方向に行ってはいましたが…そのまま旅団を忘れたと言われても正直なところ現状では説得力がないですよねぇ?これっていうポイントが見当たらないし。そういう状況で「旅団のことはいい」って言われても、旅団を追いかけるマイナスに負けたよーに見えるので、なんだか後ろ向きな姿勢ですよね。単に「うんざりした、もうやだ」というふうにしか見えず。もっとね、プラス方向から吹っ切れる状況が必要なんじゃないでしょうか?それこそ「何よりも大切なのは、友情であり仲間」という結論でも出して、復讐を乗り越えるぐらいの気持ちの切り替えが必要なのでわ?

って、この辺はお話の構造ですから、トガ氏に言っていることで、ゴンさんに言ってもしょーがない話でした。ゴンさんが現状できることは確かに「熱が下がらないで戦わないですめばいいなぁ」と願うことぐらいかもしれません。ゴンは生き方には口出ししないからねぇ…。クラピカに「復讐よりも大事なことが…復讐なんて…」と本当は言いたいんだろーけど、それを言うことは侵しちゃいけない部分を侵害することだと思うタイプのような気がしますしね。でも、そういう線引きがあると、主人公として他の人に及ぼす影響力が減ってしまうのですが(笑)。

ゴンとゆーのは、自らの生き方を貫いて見せて、それをもって説得をする(いや、「説得」という意図はないけど、結果的にね)というタイプなんでしょね。である以上、クラピカ主導のシチュエーションでゴンがクラピカを変えてゆくのは難しい…ですね、構造的に。そゆ意味では今回の旅団編はクラピカ主導による展開で、クラピカの問題を浮き彫りにし、次のときには多分旅団サイドからアクションがあり、それに対抗するのがゴン主導、それをもって、クラピカを復讐の泥沼からひきずりあげる<ってクラピカの意志でですよ。つまりゴンの姿を見てクラピカが自らの意志を持ってそこから抜け出すということです。一応構造上はこういう形でしか、クラピカの救済はありえない気がしましたね、今回。現状では、ゴンはあまりにも何もできなすぎですよね。

ちなみに「説得」という意志をもってゴンが動いたら、「なんやねん貴様」という雰囲気になっちゃうんですよね。それがあれですね、泣いたノブナガにぶち切れて「旅団を止めたいんだ」っていう辺り。「余計なお世話じゃボケ」という(笑)。そうならないように気をつけないと、これはこれで、少年まんが特有の「正義の傲慢」が噴出しちゃうんですよね。その辺のバランスが非常に難しい気がします。

ところで、団長。私は前回「ご都合主義過ぎかしら…でも…」と思いながら書いていたのですが、本当に「念を解除する念能力者」(いや、念能力者とは違うのか…)を探しに行ったのですね(笑)。いや、よかったよかった。それぐらいの心当たりがないと困りますです。しばらくは消えてしまわれるのでしょうが…やむをえませんね。私的には当分グリードアイランドになってしまう気がするので、旅団はやっぱりいったん引くのではないかという気がします。でも旅団の目的は知りたかったっすよ。全然意味不明なままですよ、そういえば(笑)。

結局フィンクスはおもっきし団長最優先でしたし。今回のお宝ゲット大作戦は単なる団長の趣味で、旅団の目的とは関係なかったので、そのために団長を喪失するのは痛い…という判断ですか?んじゃなぜその前にウボーの復讐戦でさらにパクを失うという痛い目を見るほど、ムキになってしまったのか。あ、ヒソカの嘘っぱち予言のせいだっけ。ヒソカのせいか(笑)

んじゃ、私的には今回のオークションは旅団の真の目的とはズレたものであった、したがって、旅団の目的という至上とは乖離して「団長死んだら困るもんな…」ぐらいの気持ちでいったん帰るのだろう、と現状は納得しておきますです(笑)。

2001.6.11