真夜中の弥次さん喜多さん
2005.04.18(Mon)
見てきましたよー。映画館行くのはムンチャイ以来。ネットで人の感想をみる前に自分で見るっちゅーのは久しぶりの経験でした。ネタバレなしのざっくりした感想としては「めちゃめちゃ面白かった!!でも人にはススめない(笑)」ってな感じです。相方もちとついていけなかったみたいだし、相方もついていけないということは相当やりすぎている映画だということで、クドカンワールドオールオッケー!みたいな人にしかオススメはできないですね、怖くて(笑)。ちなみに私は実はクドカンワールドオールオッケーの人ではなくて、あの評価の高い木更津キャッツ日本シリーズについていけなかった人だったんですけどね…(笑)。
弥次喜多見て気付いたけど、日本シリーズは私、一応日常の延長線上で見ちゃってたんですよねー。前もってあれだけありえない展開をする木更津不思議ワールドが炸裂すると知ってて見たら、違ったかもね〜と。その意味で弥次喜多は最初からああなる(日本シリーズ以上にファンタジックな展開をするんだろうな〜、みたいな)とわかって見ていたので、あの世界に最初から最後までほぼ問題なくついていけたっていうのはあっただろうなー。
でも、私かなり感動してたんですが。長瀬はやはり存在自体に華があり、長瀬がいなかったらあの映画ディープ過ぎてどれだけ面白くてもキモ怖くて見ててつらかっただろうと思うけど(笑)、しかし、あの映画を成立させたのは中村七之助だったと思います。喜多さんマジヤク中で、素でキモ怖い感じだったんですが(その意味で長瀬がいないと本気でキモ怖すぎただろうと思われた)、それだけに喜多さんの痛みは重かったです。「正直泣きそうだった」と言ったら相方に「どこで?!」と素で驚かれたけど(笑)、どこでというか、喜多さんの存在が、かな…。そんでもって弥次さんの気持ちとか喜多さんの気持ちとか、痛々しすぎて可哀想で泣けそうだったり、弥次さんが「喜多さーーーーーーん!!」とやってるのとか、本当うずうずしてましたねー。ディープ過ぎてキモ怖かったので喜多さんに萌えは全然なかったけども(笑)、でも、喜多さんよかったです。
コメディなんだけど、しかし、そんなからっとした世界じゃない…というか、全編通してうっすらキモ怖だったので、笑いもディープな感じでしたね〜(笑)。湿ってるっちゅーか。コメディのはずなのに、何箇所も「マジ怖いんですけど…」みたいなシーンも多々ありました(笑)。
つーか、私のなかでは、この映画は想像外にシリアスだったなあっていう印象です。で、私はどちらかというと多分にシリアス好きなので、クドカンがそこをがっつり書いたっていうのが、すごい個人的に好みだったっていうのもあったかなと。あ、いや、別に「この映画はシリアス」なんて言う気はもちろんないんですけど(笑)、でも、重いところとか超マジなところとかあったですよね。いろいろ。そういう重いものが、あれだけはちゃめちゃなワケワカ描写で描かれるから、逆にぐっとくる、みたいな感じだと思います。
いやー、よかったです。面白かった。個人的にはクドカン絡み映画ではピンポンに次ぐ好きな映画になった気がする。また見たいです。
あ、そうそうZAZEN BOYSのサントラよかったですね!正直「サントラZAZENって…どうなるんだ一体…」と思ってたけど、ギターの音がかっこよくて、劇中でもとてもよかったし。エンディングもよかったです。長瀬と向井が絡んでるのがとっても不思議な感じでした。あと、まだアヒト・イナザワがメンバーで出てて、うっすら切なかったり。アヒトー!
あと、ARATAね。私はスマイル以外のARATAというのを見たことがなく、あれはやはりスマイルだからいいのではなかろーか、他のARATAを見ても別物で萌えないんじゃないかなーと思っていたのですが…とんでもなかったよ!(笑) 出てきたとたん「ああ〜…!」みたいな(笑)。ぶっちゃけ、あの格好も髪型も全然ツボじゃなかったし、なによりも顔がスマイルんときよりもごつくなってたのに、それでも喋って動いてんの見たら「ぅああぁ〜…!」と激萌えでした…(笑)。