KOKO日記

行列48時間

[映像] 2011.01.27(Thu)

あんまりほとんど名前も聞いたことがないようなドラマなのですが、リアルタイム放送直後辺りにちらっと面白いと聞きつけて、見るかどうかわかんないけどとりあえずって感じでまとめて再放送されたときのを録画してました。主演の國村隼さんがもともと好きなのもあったし、ちょうど土曜ドラマにはまった辺りで本気のNHKはすげーとか思ってた時期だったのもあって。

内容は見るまで全然知らなかったのですが、なんというんでしょうか。シチュエーションコメディ?シチュエーションコント?コントは違うか?とりあえずドラマや映画をそんなに見る機会のない私的にはぱっと思いつくのは「三谷幸喜が作りそうなドラマ」っていう感じ。しかもすごく出来のいい三谷(笑)。もう思いがけない方向に次から次へと話が転がっていくし、その都度登場人物たちの行動や反応が可笑しくて、何度も声あげて笑っちゃいました。

リアルタイム放送時、放送枠がいろいろ不運だったらしくて、全6話なのに3話と4話の間がいろいろあって3週間もお休みがはさまってしまって、最終的には最終回スペシャルと称して5話と6話を無理やり繋げて90分にして放送したり…全部がすごくテンポのいいドラマだけに、リアルタイムで見てた人ももちろん作った人も気の毒だなあ…(私が録画した再放送ではちゃんと本来の全6話で放送されてます)。いやー、6話まとめてみると本当に面白かったですよ。さすがNHKです。

まぁ國村隼は本当可愛かったです(笑)。

DVDにもなってないし(ウワサによると視聴率3%だったとか…(汗))、再放送もやってるのかわかんないし、オンデマにもないようなので、見られる機会がないかもしれませんが(汗)、もしも再放送などで機会があったらぜひ。
しかしNHKはどういう基準でDVD化したりしなかったりしてるのかな。チェイスとか鉄の骨とかも視聴率は多分5〜6%程度だったと思うけどどっちもDVD化してるのよね。でも再生の町とか君たちに明日はないとかはしてなくて、全部してるわけでもないのよね。反響やリクエスト次第なのかなぁ?

Posted by koko at 04:53 AM

アガサ長編

[つぶやき] 2010.08.03(Tue)

最近、アガサの長編を、シリーズノンシリーズ問わず、頭から順番に気長〜に読んでいってます。途中ノンシリーズを飛ばしてポワロだけにしちゃおっかな〜とか思ったりしたので読んだ順番が入れ替わったりもしてますが、アガサは単発も相当面白いとわかったので今後は多分ちゃんと順番に読みます(笑)。

読んだ本
スタイルズ荘…オーソドックスな本格って感じでした。アガサにしてはどんでんやこれでもかっていうストーリーの急展開とかが少ないかな。
秘密機関…トミー&タペンスもの。アガサの冒険小説って初めて読みましたが(というか冒険小説自体初めて)、むしろ本格よりもとっつきやすいんじゃ?と思いました。すげー面白い。
ゴルフ場殺人事件…ポワロ第二作。初めて読んだつもりでいましたが、実家で片づけをしてたらなんとこの本を持っていたという。読んでもまったく読んだ事実を思い出さなかった。ひどい。でも、最後のどんでんも見事で、面白かったです。スタイルズ荘に比べるとストーリーの要素がてんこもり。
ここら辺呼んだ順番が入れ替わってます
アクロイド殺し…ポワロどんどん行っちゃおうかな〜と思って二作ほど飛ばしてしまいました。ちなみに初読時もネタバレ知ってて読んでましたし、今回ももちろん判ってて読んでるんですが、それでも面白いですね。アガサの作品は最後のどんでんだけじゃなくて途中もどこにどう進んでいくか予想がつかないのが面白いところかな〜。
茶色の服の男…ちょっとタイトルの地味さでナメてましたが、これまたとっても面白い冒険小説でした!個人的にアガサは少女漫画と思った第一弾です(笑)。秘密機関もちょっと思ったけど。これだけ波乱万丈に奇想天外な展開をしつつも、考えられうる限り最高の大団円になってしまう辺りがアガサ素敵(笑)。あと、謎解きの方面では某作品のネタが実はここで先に使われていたという…。有名な作品の方は私はネタ割れして読んだのですが、こちらはまったく知らずに読んでいたので「うえええええっ」ってビックリできました。
ビッグ4…単発ばっかり読んでると飽きるかもしれんと思ってポワロを入れてみたのですが、これは…これは申し訳ないが…だ、駄作なのでは??(笑) ポワロがなぜか本格じゃなくて冒険小説的に巨悪と戦っててそこからしてすごく馴染んでない感じですが、展開もなんだかぶつぶつ切れる感じで、いつものめくるめく七色ジェットコースター的なストーリー展開もないです。かなり面白くないので(断言)、これは読まなくてもいいです(もし読むならそのイマイチさを興味深く楽しむ感じで)。
チムニーズ館の秘密…個人的に、アガサは少女漫画第二弾(笑)。いや、マジでひかわきょうこ辺りと馴染みよさそうですよアガサ(笑)。それにしてもアガサの単発冒険小説もの読んでると、キャラの魅力がすごいです。私そんなに女子萌えしない方ですが、その私でも茶色の服の男のアンとか、このチムニーズのヴァージニア・レヴェルとか超好きですもんね〜。ちなみに読んでる間アンソニー・ケイドに萌え萌えでした(笑)。どうやらバトル警視のシリーズという扱いのようですが、そっちには全然目が行かず登場の瞬間からアンソニー・ケイド萌え(笑)。最後のどんでんは全て予想の範囲外。私、毎度うええええっ!!ってなってて多分いい読者です(笑)。

今のところこんな感じですね。ノンシリーズものがアガサもまぁやりたい放題やってる感じで面白い。

Posted by koko at 05:12 AM

その他男子

[フィギュアスケート], [フィギュアスケート] 2010.02.24(Wed)

まだ銅メダル翌日のテレビ出演を必死で編集しているのですが。もう女子始まっちゃうよう〜。

今回はもうプロトコルはレベルだけチェックしてGOEとかPCSとかの内訳は見てません(疲れるから)。で、点を考えなければおおよそ順番としては順当かなぁと思っています。唯一順番も含めて変すぎるだろと思うのはチャンだけかな。ジョニーはチャンの上に行くのは当然として、今回に限りとても存在感の薄かったランビの上でも良かったかなとも思うのですが、ランビが実は気付くと高橋さんにぴったりつけていて(笑)、その間に割って入るのは無理のある点差ですな。高橋さんよりジョニーのほうが上というのは私的にはちょっと受け入れがたいわけですが、そう思う人もいるのかな。高橋さんとジョニーはSP終了時点での点差が約7点あり、高橋さんのFSの点数が156点、ということはジョニーは高橋さんの上に行くには163点が必要…と私には珍しいことに高橋さんのFSの点数が出た段階で即座に脳内で計算してまして、ジョニーは基礎点やこれまでの点の出方から見てまず163点は出ないと思ってました。だから「高橋さん抜かれるかも」とかの不安もなく、とても素直にジョニーの演技にすごく感動してたのですが…けっこうジョニーに抜かれる?!と焦った人も多かったみたいですね(高橋さん自身、裏でクワッチを絞め殺しそうな勢いで抱きしめながら涙目でジョニーの点が出るのを見守ってましたし(笑))。ジョニーの点数の低さにはすごいブーイングでしたけど、すべてを悟ったような美しい笑顔で薔薇冠を被って観客を静めるジョニーは本当に男前でした。高橋さんは本当に幸せな演技をしたと前エントリーで書きましたけど、もう一人SPFS通して幸せな演技をしたのがこのジョニーでした。ジョニーも前回のトリノではすごく辛い思いをした選手ですが、今回は五輪をとても楽しんでいたと思います。

前半から印象に残った選手を書くとやはりスウェーデンのシュルタイス。今回は正直魔物にとりつかれ気味の五輪でしょっぱなのベルネルの4Tを決めながらの大自爆から始まってそのあとも氷が悪いんじゃないか?と思うような、ションボリする演技の連続だったんですね。その流れで出てきたシュルタイスがまさかの冒頭の4T成功から始まって、毎度ながらつかみどころのない謎の演技をノーミスで繰り広げているうちにまさかの「会場が一体に」(実況)なっちゃったらしく(笑)。シュルタイスのこのプログラムって会場を一体に出来るものだったんだと初めて知りました(笑)。結局ノーミスで終わりました。本当にいろんな意味でビックリする演技で、なんかすごかったです。
このシュルタイスの演技で嫌な流れが断ち切れてほしかったんですけど、全然断ち切れてなくて相変わらず魔物が…。ジュベールについては本当に気の毒すぎて、もう怖くてとても演技を見返せないです…。なんで4年間ずーーーーっと一人頑張り続けてきたひとがよりにもよって五輪でこんなことになっちゃうんだろうと思わずにいられないです。特にジュベールファンというわけではないけど、私的には高橋さんの上に行って優勝してくれてもいちばんというか多分唯一納得できる人だったんですよね…。ベルネルやアボットは優勝してもおかしくないけど、その二人が取るなら高橋さんでもいいのに神様のバカ!!みたいに思っちゃいそうな気がしたし(決してこの二人が優勝するのがイヤというわけじゃないんですよ)、ランビだったらなんか気付くと肝心なときはいつも高橋さんの上にいてずるい!って感じがしただろうし(この感覚は私だけかもしれませんが…)、プルシェンコはもちろん上に行って当たり前の人ではありますが、4年間お休みしてて今年だけぽっと帰ってきてあっさり金メダルとってまた去っていくんじゃ4年間頑張ってた人がなんだか報われないじゃないですか。その意味で四年間頑張り続けてて、しかもずっと4回転を入れ続けて一人で四回転を背負い続けていたジュベールが優勝したら多分いちばん素直に祝福できたんですけど…。このラインナップのチョイスを見ても一目瞭然ですが、私は基本的にクワドなしの人が上に行くのはとてもとてもいやでした(笑)。ライサはクワドを跳んでた時期もある選手なのですが、今回は入れないだろうというのは今シーズン通して思ってたので、アウトオブ眼中でした。

話がズレたけど、あと印象に残ったのはカザフスタンのデニス・テンとスペインのフェルナンデスかな。フェルナンデスは今回初めて見ましたが(録画したけどまだ見てないユーロ辺りに恐らく入ってるけど)モロゾフ指導ですけど、高橋さん以来のモロプロのコテコテさをわざとらしくなく表現できる踊り心のある選手でいいですね。あの酔っ払いステップはよかったです。デニス・テンも今時の踊れる選手だし、今回は出てませんが日本の羽生君もそうですね。こういう踊れる若い選手達が次々に出てきてるのは今の採点法になったからかなーとも思うので、一概に今の採点がダメなばっかりではないとは思うんですけどね。やっぱいろいろバランスが悪いんでしょうね。

織田君に関してはあまり書かないようにはしてましたけど、ぶっちゃけあの高橋さんへの謝罪らしきものを書いたブログ記事以来個人的にはずっとわだかまりを持っていて好意的には見られませんでしたし、今後もおそらく好意を持つことはないと思います(ちなみにコーチの件自体は織田君が悪いとは思っていなかったし、怒ってもいませんでしたよ。その件については全面的にモロに腹を立ててたので)。でも、今回は頑張ったんじゃないかなと思っています。そもそも靴紐のトラブルの前から織田君比でもいい演技とはとても言えず、残念なチャップリンでしたけど、あのあと泣き言も言わずに滑りきってキスクラでも泣かなかったってのは頑張ったんじゃないかなと。
結果、これまでは本当に見るのも嫌でテレビに映るたびに苦痛でしたけど、とりあえず見るぐらいなら差しさわりないぐらいにはなれたし、映像も残せるようになりましたし、日本男子が三人並んで小動物たちが集って女子を応援してるみたいなさまを織田君を気にせずに楽しく見れるぐらいにはなりました。正直助かりました(笑)。どうしたって高橋さんを追ってたら織田君は目に入ってしまうし、そのたびにイラっとするのはこちらとしても本当精神衛生上よくなかったので。
モロゾフはその後許そうというような気分になれるいい話は何一つありませんし、というかむしろ気分を逆なでされるような腹の立つようなことばかりしてくれてましたけど(笑)、まぁ所詮コーチですから織田君や美姫の脇でちょいちょい顔出す程度なのでもともとそんなに差し障りはないです。

ライサは多くの人が言っているけど、やっぱりちょっとあまりにも点取り演技という感じでしたね。ミスをしない強さには感心しますがとにかく慎重でスピードもなかったんですよね。前回ワールドのラプソディ・イン・ブルーに比べてプログラムも全然良くなかったもんで、いっそうそういう感じになってしまいました。
と言ってプルシェンコも確かに精彩を欠いた演技ではありました。ただ、手抜きをしたからとかいろいろ言われますけど、個人的にはあれがあのときのプルシェンコには精一杯だったんじゃないかなと思いますよ。あの軸の歪み具合とか明らかに調子は悪かったですし、SPの段階でも体が痛くてブロック注射を打ちつつの演技だったような話でしたからSPよりも長いFSは本当に精一杯だったんだろうと思います。とゆーか、今4-3を100%の確率で跳んでること自体が異常っていうレベルの満身創痍の状態ですよねプルシェンコは…。
どっちが上になるべきかってのはもうよくわかりませんけど、はー(ため息)。
ここらへんはもう正直思考停止ですね。今の採点方式にのっとった結果ライサが勝ちという結論が出ちゃったわけですが、そもそも今の採点方式はどうなの?ってやっぱり思っちゃいますよね〜。難度の高い技があまりにも報われなさすぎるポイント設定なのです。リスクばかりが高くてリターンがあまりにも少ない。跳ぶ前にステップを入れて着氷後にひとつ振りを入れた2Aに加点もりもり、でも4Tを跳ぶ前にステップを入れたり着氷後になにやらやるというのは事実上不可能です。着氷できるかどうかというギリギリの勝負をしてるわけですから。なのに2Aと同じ基準でGOEを評価されるもんですから、4Tにはそうそう加点など望めません。逆に4Tを失敗するのは簡単です。それだけ難しい技なのですから。なのに、失敗の基準も同じなので4TでGOEマイナスは簡単につきます。そしてそのGOEマイナスは係数が大きくなっており、2Aで失敗するよりも大きくマイナスされるのです。このポイント設定は心底理解できません。頭おかしいだろ!と思います。
あとコンボの設定もおかしすぎる。常識的に考えて、難しいジャンプのうしろにつけるセカンドジャンプのほうが難しいに決まっています。なのに4Tの後ろにつける3Tと2Aのうしろにつける3T、これがなぜ同じ点数になるのか。ファーストジャンプの難度がセカンドジャンプに反映されなきゃおかしいと思います。難度が明らかに違うのですから。
新採点方式の全てがおかしいというわけではないのかもしれませんが、ジャンプの得点設定は本当に変すぎると思います。

その意味でプルシェンコが負けてしまったけれども帰ってきてくれて問題提起をしてくれたことは本当にありがたく思います。選手はやはりルールに従って戦うしかないので、現役選手はやはり言えないですから。その意味で、言えるのはプルシェンコだけでしたから。元選手でも言っている人もいますが、プルシェンコが競技の場に戻ってきた上で言うというのはインパクトが違いますしね、やはり。

高橋さんの演技が最高に幸せなもので、かつ彼の順位にはまったく不満がなかった(実は点数を細かく見ると他選手との比較も含めていろいろ思うところもあるのですが…それはもう見ないふり(笑))ので、個人的にはすごく嬉しい男子の試合でいい思い出になってますが、多分それを抜きにするともやもやする部分も多い試合だったんじゃないかなと思います。

Posted by koko at 04:01 AM

おめでとう

[フィギュアスケート], [フィギュアスケート] 2010.02.21(Sun)

もう、HDDに積みあがった録画の山と、まとめて買い込んで来た新聞の山にうずもれて、ほとんど死に掛けているわけですが(笑)。こんなの書いてるヒマもないねん!!みたいな感じでもありますが…。

とにもかくにも、銅メダルおめでとうございます。
本当に本当に、ほんとーーーーーーに、よかった…よかったよおおおおおおお…

なんかまだどっか頭が飛んでいる感じです(笑)。延々メダル直後のニュースとか編集してるからかもしれん(笑)。

SPのときは高橋さんが6分間練習に出てきたときに一気に緊張しただけで、死ぬほど緊張してたのはものの15分ぐらい?だったかと思うのですが、FSのときは正直前日寝る前からかなりキテて、起きたときも何も食べれず、試合が始まったときからずっと緊張で死にそうになってました。多分本来なら一緒のグループで滑ってもおかしくないベルネルやアボット、ジュベールなどが最初の方から出てきちゃってたからかも。しかもアボットはまだ多少立て直せたのでよかったですが、ベルネルとジュベールは正直信じられないトラウマものの演技になってしまっていたので、見ていて本当つらい演技すぎた。

で、五輪の魔物の恐怖を味わって、第三グループに入って小塚君の演技。冒頭の4回転が決まったときにはもう泣きそうでした。五輪で初めて4回転を降りるなんて!ってなんかもう漫画みたいで高橋さんを除くと多分いちばん感動した瞬間でしたかね。実況の西岡さんも叫んでましたしね。で、すげー感動したわけですが、反面この時点でもう猛烈な動悸息切れに見舞われてました(笑)。まだ高橋さんが出てくるまで10人ぐらいいるのに(笑)。で、第三グループはずっと動悸息切れとともに見てて、最終グループの6分間練習で高橋さんが出てきたときにはもはやグロッキー状態で気持ち悪いぐらい(って書きながら、今あのときの緊張を思い出しても気持ち悪くなる(笑))。もう顔死んでたと思います(笑)。本当テレビを消してどこかに逃げ出したくってしょうがなかったけど、必死にこらえて(笑)。でも、とにもかくにも高橋さんを見逃しはしませんでした。

私がいちばん怖かったのはメダルが取れないことよりも、高橋さんにとって不本意な演技になってしまうことでした。私は四回転は絶対に入れてくるだろうとは思ってましたが、失敗してもいいと思ってました。それよりも四回転のあとが乱れてしまうことが怖くて、その意味でいちばん怖かったのは4T直後の3A-2Tと以前からちょいちょい失敗してて後半から前半に移動した3Loでした。あと、もちろん後半に移動した3Aと。もしも4T失敗で他の演技がまとめられてメダルに届かなかったとしても多分高橋さんは納得できるだろうと思ったけど、他の演技がまとめられなかったら高橋さんはすごく自分を情けなく思うだろうし、五輪でそんな思いはしてほしくなかったんですよね。

とゆーわけで4T失敗は織り込み済みだったのですが、思った以上に激しくコケたため(コケが激しいと次に影響しやすいので)あうあうあうあう!!!ってなったんですけどそのあとの3A-2Tがすごい綺麗で、次の3Loは「3Lo!!(ドキドキ)」とかなる前にあっさりしゅるんっと簡単に跳んでくれて(笑)。で、そこら辺でもう高橋さんは超笑顔をふりまきまくってて全身で踊りまくってて、後半もジャンプのたびに笑顔笑顔笑顔で。後半の3Aも西岡さんが祈るように「…降りてくれっ!」と叫んだ直後にこれまたしゅるんっと綺麗に跳んでくれて。
最後のストレートラインステップはもう体全部使っても足りないっ!!って感じの高橋さんの気持ちの入りまくったステップで、最後はこぶしを何度もつきあげてガッツポーズ。高橋さんはめったにガッツポーズをする人ではないので、SPFSともにガッツポーズなんて多分初めてのことで、それが五輪でできたってのは本当に幸せなことでした。

今まで大きな大会だと、やっぱり緊張しいなので得意なSPでもちょっと固くなったりそういうのがあって、結果は出してましたけどそのシーズン最高の演技は違う大会だったりすることが多かったんですよね。それが、今回のFSは本当に全身で滑って踊って演技しまくってて、あのみんなガチガチだった最終グループのなかで一人だけキラキラ生き生き滑ってた。スピンやステップが後半気持ちが乗りまくった分粗くなってとりこぼしが出ただろうなと思う部分があったのはわかってたんですが、でも誰よりも気持ちのこもりまくった魂の演技ができたことは確かですし、高橋さん自身があの場で出し切れた!って思えてガッツポーズできたってことが本当に良かったと思うし、嬉しかったし、感動しました。
いつもは誰よりも細かいことをみてダメ出しをする(コーチ目線になっちゃうので(笑))解説の本田さんが最初の四回転の失敗のあとはジャンプもスピンもステップもよかった、スケーティングもどんどん後半スピードがあがって練習よりもよかったと言ってました。本当はジャンプのミスもあったし、スピンもヨレたりもしたんですけど、でも、やっぱりいい演技って多分そういうことじゃないんですよね。もちろん試合なんで点数は出るし、勝ち負けも出るんですけど、でも、この五輪をいちばん楽しんでいちばん幸せな演技ができたのは高橋さんだったと思います。そんでそれをリアルタイムで見れて感動して泣けた自分も本当に幸せでした。

そして、心の底から幸せな演技はできたんだけども完璧な演技ではなかったし金メダルでもなかったので、バンクーバーのことまでしか考えてなかった高橋さんに競技続行のモチベーションがすぐに生まれたことも、本当想定される限り最高の結果でした(笑)。すみません(笑)。だって、絶対来年の方がいいって思えるからさあ(笑)。来年なら四回転も降りれる可能性あがるし(今回もいいところまで来てましたしね)。

本当に最高のメダルでした。おめでとう。そしてありがとう。

Posted by koko at 04:39 AM | Comment (0)

龍馬伝3話

[映像], [映像] 2010.01.18(Mon)

今回はなんだかいろんなところで面白かったです。何度かマジで笑い出してしまいました。特に最後のこれでもかというほどのお互いの発言のすれ違いっぷりは素敵でした(笑)。弥太郎のツンデレぶりは最強だな。
あと福山龍馬、これまでけっこうやわい感じが多かったのですが、今回のチンピラ追い払ったところはちょっと冷静な迫力があってかっこよかったですね。まぁ本人はそのあとズドーンと落ち込んでましたが。

武市さんは江戸に行ける龍馬が内心うらやましくてもの思わしげでしたけど、次週予告で弥太郎に突っ込まれてましたね。あそこ、武市さんがどんな顔するのか気になります。以蔵もえらい可愛い小僧ですけど、どうなんのかなあ…。武市さんが初回の印象よりも江戸に行きたがってる辺りの顔を見るとちょっと悪い顔になりそうな感じもしたので、本気でダークサイド一直線だったりして…。

とりあえず女子方面は加尾はいったんここで終わりで次はさな登場ですね。でも、加尾もさらっと流して軽く終わりだったし、福山龍馬の感じからしても、脚本の方の「月9も真っ青の恋愛」とかっていうのはそんなに心配しなくてもいいかなという感じです。多分女子が次々に出てくるから(加尾、さな、お龍、蒼井優がやる人)からそのことかなーと。

それにしてもピエール瀧は意外に普通に馴染んでますなあ(笑)。なんでああいうところに出てきてフツーに馴染むんだろう、あの人。

これまでの3話のなかではいちばんまとまっててよかった気がしました。キャラも馴染んできた気がするし、なかなかいい感じなんじゃないかな。

Posted by koko at 02:53 AM | Comment (0)

りょーまでん

[映像], [映像] 2010.01.04(Mon)

一話、早速見ました。なにしろ一年やるドラマの一話なのでさわりもさわりで、今後どうなるのやらつかめたものではないのですが、とりあえずの印象。ネタバレしますよ(いや、別にネタバレというほどの何かがあるわけではないんですが(笑))。

OPが謎のCG三昧でびっくらこきました(笑)。なんぞあの龍…というか全体に。手紙(くるくる巻いたヤツ)が舞ってたり、全体に謎過ぎる。あっけにとられてスタッフロールとか全部見損ねました(笑)。あとから考えてみるとヒストリアのOPみたいな感じでしたね。あまりあれ得意じゃなくて、普通のほうがよかったけど、中身に関係ない瑣末ごとなのでまぁいいや。曲はかっこいい。

しかし、大河だから子ども時代からおもむろに始まるんですね〜。ここらへん大河仕様って感じで、普段短くて「いや、どうやってあと一話で話おさまるん?」みたいなドラマばかり見てる私的には、新鮮でびっくり。でも、大河によっては、数話ぐらい延々子役でやったりする場合もあるみたいですね。個人的には子ども時代を数回続けられたらそのあいだに挫折したと思うので(笑)、一話中に大人龍馬にいってくれて助かりましたけども。子役龍馬は天使のごとき可愛さでしたけど、やっぱり子どもの演技は無意識にハラハラしてしまうので(乙女役の子どもはよかった)。普通のドラマならここらへんのエピは本編の合間合間でちょびっとでてくる過去エピみたいな扱いになると思うので、やっぱりこういうところは大河なんだなあと思います。

中盤辺りまではどういう雰囲気になるのかつかめず(子ども龍馬の辺りがお坊ちゃま育ちっていうよりはなんかちょっとトラウマしょってそうな暗い感じに見えたのもあって)、かなり様子をうかがってる感じだったんですけど、武市さんのお酒エピが出てきた辺りから焦点があってきたかな。武市さん、おもいがけず人間臭いっちゅーか(笑)。別にかっこよくない(笑)。この人間臭い、ちょっとヘタレな感じもあるようなキャラ像からどうやって暗殺を繰り返す人になるのかと思うと、この先が気になりますね。真面目ないい人だと思うので、多分正義感とか責任感からダークサイドに落ちるんでしょうけど…。しっかし、やはり南朋さん地味だなー(笑)。香川さんのインパクトがすごいだけに南朋さんの地味さが目に付くぜ(笑)。香川さんの嫉妬ぶりとツンデレ予感、そしてあの汚さはすごい(笑)。なんか暴れると埃舞ってるし(笑)。

でも福山龍馬、個人的には好きかも。ここからどうなっていくかはまだまだわかりませんが、剣は強いしかっこいいし、でもなんかふわふわしてる感じが、多分いわゆる龍馬とは違うんでしょうが、個人的にはいい感じ。今後どうなっていくかも楽しみ。
つーか、私、実は龍馬ってぜーんぜん知らないんですよねー。竜馬がゆくも読んだことないしー(いや、多分一巻だけは読んだことがある気がするけど。武市さんの大ファンが友人にいて「武市半平太がいいのよー」と薦められて)。竜馬がらみのドラマとかも見たことないしー。なので福山龍馬にも全然違和感は感じなくていいです。

脚本はいまのところ無難かな。でもちょっと危険な香りも漂いつつ…(笑)。個人的には上士のステレオタイプすぎる悪者っぷりが気になりましたけど(上士と下士の差別問題を書くにしてももう少しどうにか書きようがあるのでは…と素人感覚ですが…)、まぁ一話は説明もしなきゃならんし、つかみも必要だし、いろいろ難しいからな。でも弥太郎のお父さんとかの書き方を見ると今後バランスとれていくかも。演出は大友さんだなあ!!って感じで(笑)。彼の演出はもう好みの問題に帰着すると思うので、ハゲタカ好きの私は何も言うことはない(笑)。私はこのプログレッシブカメラとやらの画面はセットがセットに見えなくなってなんかいい感じに見えるので好きなんですけど、光とか構図とか色味とか妙に凝ってるので見づらいという人がいるのもわかるのでまぁ好みは割れるんだろうなと思います。でも私は龍馬伝に関しては全然見づらくは感じなかったですけどね(個人的にはハンディの手ぶれも気になったことがない)。ちなみに外事警察は暗すぎて見づらい場面もありました(笑)。

そんな感じです。あ、以蔵君は思ったよりも浮いてなくて個人的にはよかったです。女性陣がちょっとイマイチでしたが、NHKはそういうの多いので気にならない程度。やっぱり一番心配なのは脚本なのですが、こればっかりは祈るしかないので、気長に見ていきたいと思います、はい。

Posted by koko at 01:07 AM

インファナル・アフェア

[映像], [映像] 2009.08.04(Tue)

100円レンタルじゃなかったら、まず借りてくることはなかったでしょうね〜。なんかアタマにタイトルだけはずっとあったのですがアジア映画だということすら知りませんでしたから…(笑)。で、アジアの映画だと知ったときに評判が良いらしいということも知って、なんとなく気まぐれで借りてきてみました。そんな感じだったんで、見たのも返却期限ギリギリでもう諦めて見ないで返しちゃおうかな〜って状態だったんですが、いやぁ、無理して見てよかった〜〜!なんか知らないけどとても気に入ってしまいました。なんかハマってしまいました。ハマった理由が自分でもよくわからないんですけど(笑)、まぁとにかく面白かったです。
以下ネタバレ。

なにぶんこんな感じなので、ジャケットの裏に書いてあるような基本情報もまったく知らないまま見てましたんで、二人の置かれた立場を把握するのにちょっと手間取ってしまいました^^;;。いや、あの言い訳するとですね、若い頃の二人を別の役者さんが演じていて、この二人がよく似てまして(大人になった後の二人にじゃなくて、若い役者さん同士が…)、しかもわりと普通の見かけだったために周囲の若者にもまぎれてしまい、誰がなんだかさっぱりわからないまま10年前のシーンが過ぎちゃったのです^^;。それでもヤンの方は途中で自信がないながらもなんとなく個別認識できたので、トニー・レオンになったときもすんなり警察からマフィアに潜入させられたんだなってのは理解できたのですが、ラウの方が…^^;。あの冒頭のシーンの意味がまったく理解できないまま進んでしまったために、マフィアから警察に送り込まれたスパイという基本的な立場がかなり長く把握できませんでした(爆)。ああ、この理解力のなさが情けない^^;;。途中で「あれ?あれ?この人裏切ってない??いや、まさか…でもやっぱり裏切ってない???」みたいな感じでしたもん(笑)。自分の理解力のなさが情けねえ。でも、こんな状態でも、とても面白く見られましたから!!
でもやっぱ、私はずっとヤンに感情移入してみてしまったのですが、それはやっぱりラウの立場を理解するのに時間がかかったってのがあったかもしれないです。

最後が衝撃!!だったんですが。いや、まぁああいう映画なので、いつ死んでもおかしくないと思いながら見てたんですけど、でも、まさかあのタイミング…(号泣)。
と言っても、じゃあどうやって終わってほしかったのかと聞かれると悩んでしまいますけどね…。もうあのときはラウのほうにも超感情移入してしまってたので、ラウのことも助けてあげたかったんです。で、ラウと助けようとなるとヤンに見逃してもらわなくちゃいけないんですが…無理だよなあ…。ヤンは警官だもの。しかも、そのアイデンティティが失われる恐怖に常に追い詰められてるのをギリギリで耐えてた人だもの…。「俺は太陽に恥じることは何もしていない」っていう台詞を思い出すとね…。それを手放したらラウと同じ無間地獄ですよねえ…。そんなの可哀想すぎる。と思うとやっぱり二人とも救うのは無理なんだろうなぁとは思うのですが。でも、私は甘ちゃんなので、やっぱり生きててほしかったよう〜!!とショックなのですが。

とは言え、ラストはラウよりヤンのほうが救いがあるんですよね…。このエンディングは本当にすごいと思います。つーか、本当脚本がすばらしいですよね。これだけ作りこみながら、何を書くのかということを一切ぶれずに書ききった脚本って本当すごいと思います。ヤンが死んでしまった瞬間のラウの絶望的な表情、善になりたかったのにどうしても善になれない苦しさがすごく良く出てたと思います。そして、降りていくエレベーターから聞こえてくる発砲音…本当ラウが可哀想でした。でも、今までやってきたことを全部なかったことになんてできないから仕方ないんだけど…悲しくて切ないです。

しかし、ヤンを演じるトニー・レオンがむっちゃよかったですわ〜。おかしいなあ、レッド・クリフをチラ見したときに「どこがかっこいいのか全然わからない」とか言ってたんだけどなぁ…(笑)。でも、本当よかったです。ウォン警部が亡くなったあととかたまりませんでした。
女子二人はなんかそんなに要らなくね?という感じでしたけど、でも、ジャマになるほどでもなかったので、まぁいいかなって感じです。それに、女子がまったく絡まないのもね〜、ラウのほうはやっぱり善になりたかった一因に彼女のことはあったでしょうからね。

続編の2と3も見たいのですが、なぜか100円レンタルのお店に2だけが見当たりませんねん。3はあるのですが…。ぶっちゃけ2は若い頃の話でトニー・レオンとかがいないので、飛ばしちゃおうかな〜とも思ったのですが、3は前をちゃんと見てる人向きに作られているそうだししかも相当話が複雑らしく…過去話である2を飛ばすと理解不能に陥る可能性もあるかなぁと。つーか、なんで2だけないんだよぅ〜。

Posted by koko at 03:48 AM

TopPage/りな日記

Category Archive

Monthly Archive

Latest Entry

Powered by
Movable Type 2.661