KOKO日記

LIVE FOREVER〜The Last Waltz of Syrup16g

[音楽] 2008.03.02(Sun)

とゆータイトルでした。私無意識に脳内でLIVEをライブと読んでたけど、場内アナウンスによるとリブでした。そうだったのか。

土曜日だから開演時間が早いのかと思ったけど、17時40分ぐらいに始まって終わって時計を見たらばなんと21時でびっくり!!MCもアンコール待ちもほとんどないライブなのに!!どんだけみっちりやったんだって確かにものすごくみっちりやってた気もします。なんかもうけっこう神経張り詰めてたのか曲数とか把握できてなかったから。

「リアル」は圧倒的にすごすぎてマジ鳥肌立った。でもちょっと泣いた。五十嵐さん弾き語りで個人的にむちゃくちゃ思い入れたっぷりな曲「センチメンタル」が聞けて嬉しかった。もう一曲弾き語りの「明日を落としても」も泣いた。本当にいい曲すぎるし。なんかずっと暗い歌詞とかばかり注目されてた気がするけど、五十嵐さんのメロディーは本当にすごいんだってばさ、本当に美しいメロディーを書くんだってばさ。といまさらながらに誰かに訴えたくなったり。「正常」のあとで「終わるぞ」って言いながら(MCなんて言えるような感じじゃない)「パープルムカデ」が始まったときにも鳥肌たった。
アンコールで「さくら」や「ニセモノ」などラストアルバムの解散を思わせる曲を立て続けにやったときは泣けたけど(でも、すごーーーく好きな曲なんだよな。さくら大好きだ〜)、そのあとまた2回もアンコールして、最後は「翌日」と「Reborn」で終わった。やっぱりしろっぷは最後優しかったです。優しかったんで、泣けたけど。Rebornとかそうでなくてもちょっと泣ける曲なんで、最後にやられたらねぇ。

そうだ。ラストアルバムパートは新曲まであった。ものすごい終わり感満載の曲で、もしかしたらこの日のために作った曲だったのかも。でも、どうやらラストアルバムに入らなかったけどライブではやってた新曲というのもいっぱいあったらしいので(とりあえず出来たら出すだけ出してくれてたらよかったのに…)そういう曲のなかの一曲かも。わかりません。

正直メンバーの顔すらよくわからないぐらいで、とうていファンとは言えない私ですが、本当しろっぷの曲は大好きでした。こんなに音だけで聞き込んだバンドは他になかった。五十嵐さんの曲がまた聴ける機会があることを心から願ってます。

Posted by koko at 04:54 AM | Comment (0)

お疲れ様でした

[フィギュアスケート] 2008.03.23(Sun)

正直泣きました。はい、もうえーんえーんって泣きました。悔しさはGPFの方が上でしたけど。なんだろう、今回は悔しいんじゃなくてなんかもう切なくて泣いた。泣いたので頭痛い。

本当のこと言えば、前情報で高橋さんの情報がなかなか入ってこなくてたまに聞こえてくる話もいい情報がすごく少なくて、4T4回跳んで全部失敗とか3Aの軸が…とかそんなんばっかでした。マスコミも含めて現地に行っている人たちも高橋さんの具体的な様子をなかなか伝えてこないので、きっと言いづらい情報ばかりなんだろうなぁとは思ってました。NHK杯のときに現地入りして二日程度でピークが来てしまい、いざ試合の時には調子を落とし始めていたのも記憶に新しかったので、現地入りの早さも正直心配していました。やはりあとから漏れ聞こえてくる話だと、調子を落としていっていたみたいです。当日の朝練習についても5回4Tを跳んで全部失敗と試合直前に耳にしていて…だからどこかで覚悟もしていたとは思います。

最終グループには魔物が住んでいてベルネルが目を疑うような大自爆、ウィアーもなんとかこらえたけれどいい演技とは言えない状態、ランビもあのポエタですら取り返しがつかないような感じでグダグダになってしまって、高橋さんももしかしたら銅メダルぐらいは届くかもしれなかったんですが。ただ、男子3枠は小塚くんがものすごく!!頑張ってくれたおかげで高橋さんが台落ちでも叶ったのでよかったです。

演技前の様子、昨シーズンのワールドSPの様子を思い出すような感じでした。ここでもやはり心配になった。でも、高橋さん、練習で一度も決めてなかった4Tを超クリーンに決めてさらにもう一本挑戦したんですよ。2本目は転倒してしまったけれど。それに結果的にはこれがコンボ数を混乱させて、結局コンボ跳び過ぎの罠にかかってしまったけれど。高橋さんはGPFのときの教訓を活かして最後のLzに頑張って2Tつけたんだと思うんです。でも、あの時は4T1回だったからつけなかったせいで超僅差で負けたけど、今回は4T2回だったからつけちゃいけなかったんです(つけなければ銅メダルだった)。本当ややこしい…。個人的にはプログラム的になんで単独を先に、コンボをあとにしてるのかな?といつも思うのですが、なんかモロ的にこだわりでもあるのでしょうかね?
高橋さんは確かに緊張していたけどプレッシャーとかじゃなくて本当に調子が悪かったのがおそらくその原因だと思います。そりゃ今季あれだけ武器になってた3Aも不安、4Tは全然決まっていない状態で勝負に挑むのだから当たり前なのですが。これだけ今季安定していたジャンプが本当に乱れてしまってましたから。むしろその状態でよく4Tを決めて、3F-3Tを決めて、3Aを強引にでも決めたと思うぐらい。

今季誰よりも金メダルを目指してがむしゃらに頑張ってきたのは高橋さんだったと思うんですよ。本当シーズン前からインからずーーーーっと、金メダル金メダル言い続けて、走り続けてきて。そしてそれがまったく夢ではないどころか大本命までなるところまで来た、この最後の最後で調整に失敗してしまったっていうのが…わかってはいても本当切ないです。本当に一年がむしゃらに頑張ってきたのを見てきたので取れる状態じゃなかったのはわかっていますが…金メダルをあげたかったなぁと思います。

でも、本当によく頑張ったと思います。マスコミに叩かれるかもしれないし、世間にまたガラスの心臓とか言われるかもしれないし(でも、毎日新聞はメンタルではなく最終調整ミスだったって書いてましたね。他もそういう論調だったらいいんだけど…)、やっぱり男子は…とか言われるかもしれないけど。でも、見てる人は見てると思うので。
それにきっと次に繋げてくれると思うので。本当の大一番で、優勝候補として戦う経験は高橋さんはまだ決して多くないから。そして高橋さんはひとつずつつかんでいく人なので。
あと、そうだ、PCSもあの演技だったのに、それでもとても高いPCSをもらえた。これはきっとこの一年をかけて高橋さんがつかみとってきたもののはずです。決してこの一年が無駄になったわけじゃない。

とにかく今は本当にお疲れ様でした。よく頑張ったと思います。しばらくはゆっくりして、来季は今度こそ金メダル!!その手につかんでください。

Posted by koko at 03:41 AM | Comment (0)

エキシで宙を舞う

[フィギュアスケート] 2008.03.25(Tue)

すんごい写真です(笑)。これは人間なのか?(笑)

なんだろうなぁ、GPFと言い、今回と言い、悔しい試合をすると情念がこもるのかな…。本当に今回、いい演技でした。今季最高の、素晴らしいバチェラレットだったと思います。曲と滑りと高橋さんの思いがすべてがかみあっていたような。
でも、バチェはやはりユーロ圏には受けがよかったようで、よかったです。まだ日本でもキョトーンという時期でもイタリアでは最初から大受けだったものな。でもとりあえず言っておきたいのですが…調子うんぬん以前に根本的にあそこでの3Aはありえませんから!!高橋さん自重!!(笑)

あと、世界ランキング1位は無理かなと思ってたんですがめでたく1位だったようです。よかったよかった。賞金があるし1位は嬉しい。

あと、こっそり高橋さんファン(最近全然こっそりじゃなくなっているが)のライター青嶋さんが、むしろ私もビックリのすごい熱い記事を(笑)。いやいや、なかなかファンサイトでもここまで言い切ることはできませんぜ(だってバトルやジュベのファンが見たらどう思うか……^^;;)。とは言え、まぁ、私が高橋さんを好きな理由はおそらく4回転を2回跳べたりするのとは別の部分だと思うのですが(ジャンプもすごく好きだけどね、でもそれは4回転が跳べるからとかではないと思います)、でもまぁスケーターとしての彼について思っていることは、この過剰なまでに褒め称えている記事と恥ずかしながら(笑)内容としては同じです。フィギュアスケートがフィギュアスケートであるための全てを、高いレベルで兼ね備えているスケーターだと思います。スケーティング、ジャンプ、そして(青嶋さんはこの記事では4回転の記事なのであげていませんが)もうひとつのフィギュアならではの要素、表現。

失敗があったときのいつもの悔しそうな表情とは違い、どこか魂の抜けたような笑みを浮かべていた演技後(というか演技中も笑みが見えた)の高橋さん。本番までの数日間、日に日に落ちていく調子をなんとか取り戻そうと必死にあがきながら、不安と戦っていたんだろうなと思います。それは王者になるためのプレッシャーではなく、体がコントロールできない、自分自身の演技ができない不安との戦いだっただろうと思う。現地入りが早すぎたための短期的な調整ミスなのか、長期的に四大陸でピークがきてしまって体がオフに入ってしまっていたのか、素人にはよくわかりませんが。でもあのときの様子はなんだか燃え尽きたあとのようにも見えてちょっと心配でしたが、エキシでは(まだ人前で気が張っている部分もあると思いますが)元気そうでしたし、なによりもあのエキシで3Aに挑戦してくるという相変わらず無謀で阿呆なことをしていたので(笑)彼はきっと大丈夫だろうと思います。私だったら一年間あれほど自分を常に追い込んで追い込んで頑張ってきたあげくにこんな試練を与えられたら、一年どころか一生不貞寝してしまうところですが。いやマジで。

あと西岡アナと本田さんコンビは最高ですね。二人でインタビューに来てくれてどうもありがとう。あそこで塩原アナが来たらころしてやりたくなったと思う。いやまじで。つか、すでにSP後のインタでころしてやりたいと思ったし(笑)。何が違うって塩原さんはいわゆるマスコミのあの下品な興味でしか選手もフィギュアも見てないのがまるわかりだということです。SP後インタの「アベック優勝」と言ったときの塩原の…あ、失礼、塩原アナの舌なめずりでもしそうないやらしい言い方に「このクソやろうが!!」と…あ、失礼、ま、とにかくそういう感じだったんです。SP後ですよ。本当に最悪でした。
でも、今回の西岡アナと本田さんのインタ、とても和やかだったのもありますが、最後に西岡アナが「来シーズンこそお待ちしてますんで。世界の頂点」と言ったとき、高橋さんが西岡アナの目を見て笑顔で「頑張ります!」と言ったのが印象的でした。以前から思っていますが、西岡アナはぶっちゃけ高橋さんというスケーターのことが大好きですごく応援してくれてると思うんです。で、高橋さんも、西岡さん個人が仕事を超えて本当に高橋さんのことを好きで応援してくれてるのを知ってると思うんです。だから同じような期待する言葉でも全然違って、高橋さんは西岡さんの気持ちに真正面からしっかり答えたんだと思います。
そして、その一瞬、笑顔の中にも、目に力を込めていたので、高橋さんは大丈夫だと思いました。青嶋さんもそんな高橋さんを見てるからあの記事を書いたのかな。今回は本当つらかったと思うしお疲れ様と言いたい気持ちだったけど、あの高橋さんを見たら、もう「お疲れ様」よりも「来季、頑張れ!!」のほうがふさわしいのかなと思ったりもしました。…でも、しばらくはちょっと休めよ、と命令形で(笑)。

Posted by koko at 02:14 AM | Comment (0)

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