KOKO日記

踊る大捜査線 THE MOVIE 2

[映像] 2005.01.18(Tue)

今ごろようやく借りてきて見ました。こないだテレビでやったときに相方が見て、面白かったと言っていたので、意を決して(いや、そこまで大げさじゃないけどさー(笑))。大好きなんですけど、大好きなゆえに逆に手を出しかねるみたいなのが多少はありまして。映画公開のときに見とけばよかったんだけどね。

いや、もう、面白かったです。つーか、もう、踊るが好きな人なら面白いっていうしかないだろうみたいなのが確立してるからね。「ああっ、これ!!」みたいなのが快感なんですよね多分(笑)。いや、もう、室井さんのあのシビれる指示でなにもかもがOKになりました…(笑)。展開はわかってたけど、あそこまで言うとは思ってなかったので、「おおっ!」みたいな。あの室井さんに万歳!
小ネタも私はマニアの域には程遠いですけど、それなりにわかるので、笑えるし楽しいし。踊るが好きなら問題なく見とけという感じです。相変わらず青島君と室井さんはらぶらぶさ。いや、むしろ過去最高にらぶらぶかもしれんですな。ずっと信頼しあってる同士だしな(笑)。

疵はやっぱりないわけじゃないですが。突っ込めるところはわりとあったけど(笑)。
そうですね、ちょっとダレました。前振りが長くて(踊るからそれを抜いたら困るわけですが)、なんか「…いや、そろそろ本題に入らないか…」という気分になったり(笑)。あと、最初に出た死体が超猟奇であるわりに、思いきりコントの流れで出てきたので、うっかり猟奇であることを認識し損ねて、私的に「おっ」っていうタイミングを逃してしまったのも、失敗りましたね〜。私が(笑)。

それと、これはもっと根本的な問題だと思うのですが…筋立てがほとんど繰り返しになってしまってるんですよね…。本庁と所轄の問題を書いているので、これ以上進展しようがない気はしますが、それにしても、展開の仕方がそのままなんですよね…。今回は本庁サイドの悪役の女性が、あまりにも定型的なエリート(無能)キャラだったのもちょっといただけなかったかなぁ。ダメになった辺りの書き方が特に、無能だったしなあ(笑)。個人的には、錯乱して現場から指示を求められたときの「ちょっと待って今考えるから!!」のお返事がいっそ潔くて笑えました(笑)。「今考えるから!」に唯一人間味を覚えた次第です(笑)。

和久さんよかったなあ。泣きが入りそうになりました。エンドクレジットの最後のメッセージには不意をつかれたので、参りましたが。本気でぶわっと来ちゃいましたよあれ。
あと、分析する真下くんかっこよかったっす。何気にいちばんかっこよかったかも(笑)。青島君はいままでの枠組みのなかでという感じだったんで、これと言って…。やはり室井さんのあの指示がシビれました(笑)。
あ、青島くんが本部に突っ込んできたときに思いきり女性管理官を素通りして、室井さんに直接話し掛けるのが面白かったです(笑)。目にも入ってない感じの強烈なスルーっぷりが(笑)。そして、すっくと立ち上がって出て行く室井さんも、その迷いのなさが素敵でしたよ(笑)。

しかし、岡村はなんだったんだろ…?(笑)

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白い巨塔→挫折

[映像] 2005.01.25(Tue)

えー、あんまりクドカンばかり見てるものだから(というか、クドカンしか見ていないものだから)、たまには毛色の違うものでも見てみようじゃないかと。レンタル半額だしー。って感じで唐突に唐沢版「白い巨塔」を借りてみたんです。人気あったみたいだから、普通に面白いんじゃないかと。それに、令奈ちゃんがむかーしハマってたのを覚えてたので、少なくとも話自体は面白いハズ…というのもありまして(唐沢版なんてー!とかは別の話なんでさておいてください(^^;;)。ちなみに自分も当時軽く触っているはずですが、何一つ覚えていませんでした。

で。見始めて、すぐ。手術シーンが始まって。…というよりも財前のイメトレ中の手の動きですでに嫌な予感が漂いまくっていたのですが…ああああ、私は手術シーンがとてもとても見ていられない!!(汗) 私、怖くてこんなものとても正視できません。手が震えた助手がぶつっと動脈だかを切ってしまって血が噴き出した辺りは、画面見るどころか、話の展開に耐え切れず、思いっきり早送り。私こんなのリアルタイムで見たら、きっと速攻チャンネル変えて二度と近寄りませんよ。でも、これ、人気あったよねぇ。ってことは世間の人はこれぐらいは普通に見られるのね…。そうか…。まぁダメな方だと思ってはいたけど、人並み外れて血がダメな人だったんだな、私…。まぁ、考えてみれば検査の採血で貧血を起こしてぶっ倒れる人だもんな。そんでもって「これからもし採血するときは最初に言っておいて横にならせてもらった方がいいですよ」と看護婦さんに忠告されるヘタレっぷりだ。そりゃもう間違いなくダメな人認定か…。

……ていうか、このドラマ、無理だろう。私。見られるのか?いや無理だ。

とは思ったものの、それでも一応、手術シーンを飛ばせばなんとかなるかもしれない、話は面白いかもしれないと思って、一話だけは見通してみましたが…。確かに話は面白そうです。でもですね、手術シーンどころか癌やら何やらのお話シーンを見てるだけでなにやらぐったりしてしまう私…。ドラマ自体の出来はとてもいいと思うし、話もきっと面白いだろうとは思うんだけど。でも、医療シーンも疲弊するし、その上、泥沼人間関係のドロドロシーンも疲弊してしまうの…。ついでに言うと財前のギラギラっぷりにも疲弊してしまうの…。それを乗り越えてまで見る意味がわからなくなりました(笑)。ていうか、ドロドロっぷりを楽しむのではなくて疲弊してしまうのでは、このドラマを見る理由は根本的にないような気がしました(笑)。

というわけで、一話で挫折。
んー、やっぱり似合わないものは最初からやめておけってことか。
…しかし、これでは、私、医療ものが全滅なのではなかろーか…?

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タイガー&ドラゴン「芝浜の回」

[映像] 2005.04.16(Sat)

一回目。面白かったー。蒼井優のリサが可愛かったー。彼女、竜二のオプション女子なんじゃないかと思ってたんだけど、あっさりギンギンとくっついた…。でも可愛かったー。相変わらず男のシュミ悪いけどな。つーか、ギンギンどうよ。いや、塚本君は好きなの。多分平常モードの塚本君は好きよ。でも、あの格好の彼はちょっとどうかなの(笑)。萌えがないの(笑)。アニに引き続き、設定は悪くないし、塚本君は好きなのに、なぜか萌えがないキャラ第二弾(笑)。いや、今回はなぜかもへったくれもあの格好ですべてが終わってるんだけどね。

それにしても、長瀬と岡田は輝きすぎてます(笑)。なんだろうこの萌えドラマって感じ。萌え的にはこのまま行ったら死ぬほどおいしそうだけど、クドカンのオリジナル脚本であることを思えば、おそらくこのままは行かないだろうとは思っています(笑)。

しかし、メグミと虎児がくっついていて、なにー?!って感じです。いやーん(笑)。個人的にメグミがイマイチ好みじゃないー。

それにしても、よくあれだけ盛りだくさんの要素をまとめますね〜。すげえ力技だよな〜。11時になった辺りで「……終わるんか?」と思ったら、綺麗に落語とも絡めて、まとまって終わりました(笑)。

キャストを見てたら、YOU THE ROCK☆がいたり(リサを引っ掛けたダメDJでしたね(笑))、クレイジーケンバンドの人がいたり。

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真夜中の弥次さん喜多さん

[映像] 2005.04.18(Mon)

見てきましたよー。映画館行くのはムンチャイ以来。ネットで人の感想をみる前に自分で見るっちゅーのは久しぶりの経験でした。ネタバレなしのざっくりした感想としては「めちゃめちゃ面白かった!!でも人にはススめない(笑)」ってな感じです。相方もちとついていけなかったみたいだし、相方もついていけないということは相当やりすぎている映画だということで、クドカンワールドオールオッケー!みたいな人にしかオススメはできないですね、怖くて(笑)。ちなみに私は実はクドカンワールドオールオッケーの人ではなくて、あの評価の高い木更津キャッツ日本シリーズについていけなかった人だったんですけどね…(笑)。

弥次喜多見て気付いたけど、日本シリーズは私、一応日常の延長線上で見ちゃってたんですよねー。前もってあれだけありえない展開をする木更津不思議ワールドが炸裂すると知ってて見たら、違ったかもね〜と。その意味で弥次喜多は最初からああなる(日本シリーズ以上にファンタジックな展開をするんだろうな〜、みたいな)とわかって見ていたので、あの世界に最初から最後までほぼ問題なくついていけたっていうのはあっただろうなー。

でも、私かなり感動してたんですが。長瀬はやはり存在自体に華があり、長瀬がいなかったらあの映画ディープ過ぎてどれだけ面白くてもキモ怖くて見ててつらかっただろうと思うけど(笑)、しかし、あの映画を成立させたのは中村七之助だったと思います。喜多さんマジヤク中で、素でキモ怖い感じだったんですが(その意味で長瀬がいないと本気でキモ怖すぎただろうと思われた)、それだけに喜多さんの痛みは重かったです。「正直泣きそうだった」と言ったら相方に「どこで?!」と素で驚かれたけど(笑)、どこでというか、喜多さんの存在が、かな…。そんでもって弥次さんの気持ちとか喜多さんの気持ちとか、痛々しすぎて可哀想で泣けそうだったり、弥次さんが「喜多さーーーーーーん!!」とやってるのとか、本当うずうずしてましたねー。ディープ過ぎてキモ怖かったので喜多さんに萌えは全然なかったけども(笑)、でも、喜多さんよかったです。

コメディなんだけど、しかし、そんなからっとした世界じゃない…というか、全編通してうっすらキモ怖だったので、笑いもディープな感じでしたね〜(笑)。湿ってるっちゅーか。コメディのはずなのに、何箇所も「マジ怖いんですけど…」みたいなシーンも多々ありました(笑)。

つーか、私のなかでは、この映画は想像外にシリアスだったなあっていう印象です。で、私はどちらかというと多分にシリアス好きなので、クドカンがそこをがっつり書いたっていうのが、すごい個人的に好みだったっていうのもあったかなと。あ、いや、別に「この映画はシリアス」なんて言う気はもちろんないんですけど(笑)、でも、重いところとか超マジなところとかあったですよね。いろいろ。そういう重いものが、あれだけはちゃめちゃなワケワカ描写で描かれるから、逆にぐっとくる、みたいな感じだと思います。

いやー、よかったです。面白かった。個人的にはクドカン絡み映画ではピンポンに次ぐ好きな映画になった気がする。また見たいです。

あ、そうそうZAZEN BOYSのサントラよかったですね!正直「サントラZAZENって…どうなるんだ一体…」と思ってたけど、ギターの音がかっこよくて、劇中でもとてもよかったし。エンディングもよかったです。長瀬と向井が絡んでるのがとっても不思議な感じでした。あと、まだアヒト・イナザワがメンバーで出てて、うっすら切なかったり。アヒトー!

あと、ARATAね。私はスマイル以外のARATAというのを見たことがなく、あれはやはりスマイルだからいいのではなかろーか、他のARATAを見ても別物で萌えないんじゃないかなーと思っていたのですが…とんでもなかったよ!(笑) 出てきたとたん「ああ〜…!」みたいな(笑)。ぶっちゃけ、あの格好も髪型も全然ツボじゃなかったし、なによりも顔がスマイルんときよりもごつくなってたのに、それでも喋って動いてんの見たら「ぅああぁ〜…!」と激萌えでした…(笑)。

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タイガー&ドラゴン「饅頭怖いの回」

[映像] 2005.04.25(Mon)

やっぱりものすんごい萌えドラマで、初回に引き続きビックリです。いいのかな、これ乗っかって?(笑) めっちゃ乗っかっちゃうけど(笑)。おでん屋とかそば屋、いいですね。特に今回おでん屋にはひっくり返りそうになりました。「そこは間違えねぇだろ普通!!」みたいな(笑)。すごい勘違いをするね、虎児。あんたの頭のなかはどうなっているんだ(笑)。

しかし、最初からどうも苦手ではありましたが、前回まではまだしも我慢ができたメグミが、今回これだけべったり虎児に貼りついていたもんですから…相当深刻に「…うぜぇ!!」状態になってきております…(^^;;。これだけは、けっこう困った問題…。なんかねぇ、本来、メグミって天然不思議キャラなんでしょうけど、どうしても全然天然に見えないんだよね…(笑)。めっちゃ計算に見えるのよね…(笑)。困ったもんです…(^^;;。
しかも、なんだよ、竜二、結局好きなのかよ!!(笑) 岡田ー!ぶっさんに引き続き、女の趣味が変よー!!いや、でも、ぶっさんに比べたらそうでもないのか…。ぶっさんの恋は、いろんな意味でミステリーとしか言いようがなかったしなー…。
まぁ、でも、あのシーンも竜二の名言の数々はとても面白かったけど。「この身長差は…勝てる気がしねぇよ」って(笑)。うわー、言うし!!と思いました(笑)。確かにあの身長差は普通に「うーわ、背が!」とビックリしたけどね(笑)。しかも、もしかして自作パロ台詞が定番の台詞になるんですか?(笑) 二回ぐらい「勝てる気がしねぇ」っつってましたよね(笑)。

あと、面白かったとこ、家族会議中に竜二が切れてどん太のかつらを取ってぶん投げた瞬間に一人で、「ぶほっ!!」と吹き出す虎児。しかも、その「ぶほっ」を完全無視してシリアスに親子バトル継続中だし(笑)。

ところで、このシーン、なにげに竜二が問題の核心に近いんじゃないかってこと怒鳴ってたよな。「親なんだか師匠なんだかわかんねぇからイライラすんだよ!!」みたいなこと。どうなんだろ?このドラマ、きっちり書くんですかね?クドカンってそういうとこわりと微妙だからな(笑)。今回がまさにそうなんですけど、どん太のシリアスな悩みの解決方法なんか、この展開で考えられる健全な解決とは真逆の解決方法じゃない?(笑) 「え?古典落語じゃなくて、テンパリ芸の方極めちゃうんだ?」みたいな(笑)。クドカンってそうなんですよね。なので、竜二の抱えてる問題ってすごくストレートなところがあると思うんですが、そこをどう書いていくのかなぁと。虎児はすでに問題解決の方向性が見えてるし、それをひっくり返すとは思いにくいからこのまま行くだろうけど、竜二のほうはまだ糸口も見えないからなあ。そこをストレートに解決していったら一般向けにも「面白いから!」と断言できる感じになりそうだし、クドカンならではの逆切れな展開になったら「さすがクドカン!」ってクドカンファンから絶賛を受けるだろう、みたいな(笑)。まぁ、どっちでもいいんだけど、せっかくわかりやすくストレートにできてるから、そういうのを活かした方向を一度見てみたいっていう興味はありますね。クドカンが「真面目なドラマ」とどこかで書いていたようなおぼろげな記憶があるので、今回はまっすぐ行くのかな?という印象もあるんですけどね。

しかし、そのわりにはすでに二回目でどん太炸裂ですごい変態だったし(裸で暴れ出した最初は引いたけど、花嫁のスカートにもぐりこんで「艦長!!」の辺りはもはや圧倒されました(笑))、来週登場の荒川良々も見るからに変態ちっくですし(笑)。やっぱり破壊的な展開をするかな…(笑)。

あと、若頭の奥さんの女子高生がすっごい男前でしたね。最初はテンションの高さに「女子高生だなあ…」ぐらいだったんですけど、最後の組長とのにらみ合いがね。がっぷり四つの、めっちゃ互角の組み合いでした(笑)。いわゆるコブラ対マングース。本気で、息を呑んで戦いを見守ってしまったよ。しかも、勝った!!(笑) いやー!女子高生、めっちゃかっこいいー!!(笑)男前ー!!これなら若頭惚れるわ。いい嫁さんになるでしょう。いいことです。

しかし、改めて考えてみると連ドラをリアルタイムで見るなんて、いつ以来でしょうか?私。もしかしてSMAPにはまってた時期以来なのではなかろーか…(^^;;。それ以降まっとうにドラマを見た記憶がないよ…(笑)。踊るも再放送だったしな。
金曜日が本気で楽しみです。

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昔見た連ドラ

[映像] 2005.04.28(Thu)

「タイガー&ドラゴン」で検索をかけて、その周辺をダラダラ見て回っていると、必然的にドラマ関係のサイトをウロウロすることになります。で、見てたら、過去10年間のキムタクドラマで好きなのはどれですか?みたいなアンケートを取ってるサイトがあったんですよ。「あー、私はほとんど知らないだろうなあ。最近全然見てねぇし」なんて思いながら、ラインナップを見てみたんです。そしたら、意外なことに半分以上見てました。「あれぇ?!私はそんなに木村を見ていた時期が長かっただろうか?」と思ったけど…違うね。多分最近はドラマに出演するペースが遅いからですね。
ちなみに、そのアンケートでの人気のある順に並べるとHERO、ロンバケ、GOOD LUCK、ギフト、眠れる森、ビューティフルライフ、プライド、空からなんとか、人生は上々だ、ラブジェネ、協奏曲という順番でした。ふーん…。

ちなみに私が見たのは、ロンバケ、ギフト、眠れる森、人生は上々だ、ラブジェネ、協奏曲なんですが、私もこのなかで圧倒的に独走状態で好きなのはロンバケです。普段はまったくラブストーリーを解しない私ですが、なんかこれだけは好きですねー。雰囲気とかも好きだったし、そもそも好みの空気だったんでしょうけど、それだけじゃなくて、このドラマは出来も良かったと思います。テンションが落ちるところがほとんどなかったし、結末に向かってきっちりと起承転結って感じで綺麗にまとまっていたのが、本当にテレビドラマでは稀有のことだと思われますし。そもそも、それが稀有だっていうこと自体どうかという話もあるんですが、現実に稀有なのだから、仕方ない(笑)。木村は圧倒的に可愛いかったしな(笑)。山口智子も男前だしな(笑)。

ギフトは…飯田譲治脚本ということで大変に期待したドラマだったんですが…悪くはなかったんですが、やはり話が収拾しきれていないのが私的にはイマイチだったなぁ。こういう話は特にすっきり収まって欲しい人なんですよー。あんまり謎に関する伏線とか解決とかの流れが綺麗じゃなかったんですよね。やっぱり私にとってこういう話は、謎のちりばめ方と、最後のぱたぱたぱたっと倒れて収まっていくところ、両方が綺麗に機能することが大事なので。眠れる森も同様。世界があんまり好みじゃなかったけど、本格ミステリードラマっつー触れ込みだったのでそれなりに「見るぞー」って感じで見たんですけど、全然収拾ついてないよなー。

「人生は上々だ」は、軽いコメディドラマで、ストーリーは素っ頓狂だし深みもないし、これと言って見るべきところはなかったんですが、浜ちゃんとの掛け合いのテンポがよかったので、わりと全編通して楽しく見てました。ストーリーはツッコミどころ満載で、本当くだらなかったけど、気楽〜に見てた。後半はダレたし素っ頓狂すぎたけど、後半から木村がシャギーカットで可愛すぎたため、すっかりガン見状態になり、おかげでダレた後半も引き続き楽しく見てたな、ははは。出来とかじゃなくて、好き嫌いだけで言えば、ロンバケの次に好きだったのがこれでしたからね(笑)。ギフトよりも好きだったのよね、実は(笑)。そもそも私の木村萌えが本格的に発動したのが、このドラマ前後だったのも大きいでしょうね。

ラブジェネは「今をときめく木村と松たかこでラブストーリーやっときゃいいんだろ」的な、いかにもやっつけ仕事感が大変に強く、腹立たしいほどにくだらないドラマでした。見た中では一番イヤだったドラマ。協奏曲は…明らかに失敗作だったけど、空気感とか、作ろうとしているっていう努力は見えなくもなかったです。全然好きな空気でもストーリーでもなかったけど、ラブジェネよりはまだ志はなくもなかった…かな…みたいな(笑)。まぁ三角関係を築く3人が3人ともさっぱりわけわかんない人格だったけどな(笑)。最後もなんだか変な結末で、いっそうわけわかんない感が募りました。

あと木村がらみであすなろ白書と若者のすべても見ました。あすなろのほうがもちろん有名ですが、なにが面白いんだかさっぱりわからず。とにかく私的に筒井道隆のどこが良いのかさっぱり謎だった(笑)。なんでこいつがいいの〜?っていうヤツですね。となると展開が全然納得できないわけですね(笑)。若者のすべては視聴率はよくなかったみたいだけど(暗かったしな)、まぁあすなろよりは全然マシだった。

あと、香取のドラマも3本ぐらいかなぁ?見た気がするけど、どれもイマイチで確か最後まで見たのが一個しかないと思う。金狼も投げたし、ドクも投げた。全部見たのは三谷幸喜の「合言葉は勇気」でしたけど、ま、これは香取のドラマじゃないわな(笑)。全然目立たなかったしなぁ(笑)。どんな役だったかもほとんど覚えてないもんね。役所広司と鈴木京香と山寺宏一のことしか覚えてない。てか、このラインナップでなぜ山寺宏一を覚えているんだ>私。
香取はイマイチ当たりのドラマがない印象があるんですけど、なんかありましたっけ?…って、ついこないだあったじゃないか!!新撰組があったじゃないか(笑)。香取だったの、忘れてた(笑)。新撰組はよかったらしいですね。見ようかなぁと迷いながら(私は新撰組が好きです)初回をスルーしてしまって、そのまま見なかったんですが、見ときゃよかったなと後悔しました。DVD化ってわけにもいかないからねぇ。

なかなかねぇ、ドラマっていいものに当たりにくいところがありますよね。正直言って。だいたい後半腰砕けになるし。拘束されるトータルの時間を思うと、いいドラマを探すのってかなりの労力だよなと思ったりします。また私が基本的に長編体質で、締めがダメだと途中がどれだけ面白くてもアウト分類にしてしまう性格なので、いっそう連ドラ向きじゃないんだよな(笑)。

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むーんちゃいるど

[映像] 2005.05.01(Sun)

いまさらむーんちゃいるど関係の番組やらなにやらを見たんですけどね。そういう関連特集番組を見てて、今日初めて気付いたことがあります。

それは、むーんちゃいるどの主役は、ショウではなくてケイであったという事実…(笑)。

なるほど!!そうだったのか!!映画を見てるときも見終わったあとも、徹頭徹尾主役はショウと疑いもしなかったけど、言われてみれば、いつもキャストの並びはHYDE、Gacktであった。
…って、そういう問題じゃないし!!(笑)
えー?!主役ケイ!?つまり、ショウはあくまで「ケイの友人」という役どころだったのね?…えー?(笑) どう見てもそう見えない…(笑)。どんなに頑張っても私のなかではあれはダブル主役が限界…(笑)。しかもショウのほうが事実上の主役という…(笑)。

ただ、「ケイが主役」という発想で、あの話を思い返してみると、私の中での大きな謎が解けます。それは最後ショウがなぜか生きていた、私的な一番のダメ出し展開。私は当然ショウを中心に考えてたからさ、これ、「絶対生きてたらダメだろ!!」と思ったんすよねー。なので、超ダメ出ししたんすけど。でも、ケイを中心にして考えたら、話的にショウを生かした意味はわかる。なるほどねー。そういうことだったのか…。
それに、この超ダメ出し展開だけじゃなくて、ケイが戻ってきた辺りから全体に話が…というか登場人物たちの感情がさっぱりワケワカになったんだけど…この期に及んで判明した「ケイが主役」という設定で考えてみたら、あれやこれや腑に落ちるところがいっぱい(笑)。それに、なんでちょい役に見えるルカが人物紹介では常に上位にいるのかとかさ(ケイ中心なら、そりゃ超重要だよね(笑))。はぁ〜…なるほどね〜…。

ていうか、なるほどしか言いようがないほどコロンブス的発想の転換です、これ(笑)。やっぱりあの映画、ショウが主役にしか見えなかったよ…。確かにキャストとかでいつもHYDEが先に来てるのは気付いてたんだけど、HYDEに華を持たせてダブル主役扱いにしてるだけだと思ってた(笑)。それほどにケイの方が主役だったというのは目からうろこだ(笑)。なにせ二年間主役を間違ったまま、疑いもしなかったんだから(笑)。

脚本の段階でどうだったかわかんないけど、あの映画の作りはちょっとマズイんじゃないか…(笑)。んー、でも、後半の展開だけ見ると、ストーリー自体はやっぱケイが中心で書かれてはいたような気がするよなー。ケイが主役で、ショウは主役ではなくて、あくまで「ケイの友人」という役どころであったなら、あの後半の展開、意味がわかるもの(笑)。となると、演出のピントがズレていたのかな?…いや、でも、やっぱ、ケイの書き込みが全然足りない。どう考えても(笑)。

しかし、ああ、本当ビックリした。パイレーツオブカリビアンもびっくりの主役逆転劇であった…(笑)。

がっちゃんファンとかHYDEファンでもちゃんと前もってがっちゃんの考えていた世界観やらを知っていた人と、何も知らずに本編だけさくっと見ただけの私では、全然違う世界を見てたんだなぁ…と、ある意味感慨深い。

Posted by koko at 10:52 PM | Comment (0)

タイガー&ドラゴン 「権助提灯の回」

[映像] 2005.05.07(Sat)

最後がめちゃめちゃ良かった〜〜!
あの、定番を外すことで「おっ」と思わせるのが本当いい効果ですね。いつもの喫茶店の、お金渡すシーンで終わりだと思ってるからさ、「あ〜ラブレターの主はわからないままで終わるんだなぁ」と思ったら、最後にあれでしょー。組長、めちゃめちゃいいとこ持っていきましたな。あの台詞がまたよかったんだよね。「ああ、やっぱりけんちゃんだったんだ…」っていう腑に落ちる感じと、ラブレターのやつはめっちゃくさいだけなんだけど、それが30年経って。あのすごい言葉を実際に口にしたら、もっとさらにくさいだけになりそうなんだけど(実際「30年後の今日は過ぎたけど」で、うあ、痛い台詞になりそう!とかビクビクした(笑))、そのあとの「小春ちゃんのこと、好きやったんやな思って」っていうナチュラルな感じが、時間が経ったんだな…みたいなのがあって、本当いいシーンだったですよ〜。ちょっとぐっと来たもん。…鶴瓶なんだけど(笑)。
でも、本当あのシーンはクドカンらしい、あったかいシーンだったなぁと。

クラブのシーンがバカウケ(笑)。いろんな意味でありえねえーーーー!!(笑) ジャンプ亭ジャンプ、なんでクラブで落語してんのーーーーー!!(笑) なんでウケてんのーーーーー!!(笑) どん太がいるのも変だから!!(笑) どういうクラブイベントか。あれはウケました(笑)。で、そのあとの虎児がまた可愛いんだよね。もう真夜中だろうが、思いついたら我慢できずにたたき起こすのが。またたたき起こし方が可愛いのよね。「めちゃめちゃ面白かったんだよ!!!」っていう(笑)。長瀬、本当ハマり役だなぁ。あんなピュアに「面白い!!」ってのが出せる人、あんまいないよね(笑)。あのきらきらっぷりがかわいすぎです(笑)。

竜二の格好がすごすぎて、最初ぶっ倒れそうになりました…(笑)。インナーはいつも変でしたが、とりあえずあの赤い上着のおかげでせっかくごまかせていたのに、その上着があんなシロモノに……(笑)。メグミと落語の話をしてて「俺はその逆なんすよね」って言う辺り、また「あっ、ちょっと核心?!」と思ったらあっというまに終わりました…(笑)。なかなか竜二の話、進まないなあ……。くすん。竜二がいちばん気になるんだけど。
ていうか、なにげにどん太と仲良しな竜二にびっくりさ。普通に楽しそうじゃないか。師匠さえいなければ家にも普通にいられるのか…。なぜか三枚起請からずっと、竜二は落語に戻るんだと疑いもなく思いこんでいたので、そうだったら竜二の話がちらほら動き出してもいいんじゃないかと思うんだけど………。あれぇ…戻らないのかなぁ……??(汗)

しかし、相変わらず萌えドラマです。やはりクドカン狙ってないだろうか?狙ってるんだよね?でなきゃ毎回こういい感じにツボをついてこれるはずが…(笑)。今回素で「え?虎児、メグミにジェラったの?」とか思っちゃいましたよ(笑)。二話の虎児並みに素で思いましたよ(笑)。だって、虎児はメグミのことはどうでもいいようにしか見えないし……(笑)。

セーラー服の伊藤美咲は、なんかもう美人とかスタイルがどうとか、そんなのははるかに超越していて、ほとんど宇宙人ぐらい、完全に別の生命体みたいでした…(笑)。

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タイガー&ドラゴン「厩火事の回」

[映像] 2005.05.14(Sat)

つーか、泣かすなよこのドラマで!!清水ミチコで泣かさないでくれよ!!キャッツのオジーのときと言い、クドカンはドラマの真ん中でこういうのをやるのが好きなのでしょうか?

なんか不吉な予感は漂っていたのですが。さらに、二人の漫才のシーンでまりもの嘘が顔に出るってところのまりもの様子で不吉な予感は相当高まっていたのですが。でも直後にまるおがドツキ漫才に転じたため、あ、そっち?そっちなの?え?と混乱を来たしたんですよ。で、小虎の話も綺麗にオチがついたので、あ、よかったとすっきりした瞬間に、あれですからね……。どわーーーーーー!!!っていう感じ。いや、あの、そんな直後にいくら返済ネタ持ってこられても、まだショック真っ最中だから。刑務所のまるおも、さらに泣かすしさ。まだ一回しか見てないけど、断言できるけど、2回目見たら、絶対あの最後の漫才でもっと泣くよ。最後がわかってる分、もっと泣く。だって、あれ、まるおはガンだとわかって、そしてドツキ漫才を全うしたわけでしょ。うう〜…(涙)。

でも、それはそれとして…この話、竜二の名誉回復の機会がなさすぎる!!(笑) これではどこまでもヘタレで情けない以外の何者でもないのですが…。最後に名誉挽回でなにか働くかと思えば、衣装作っただけだった…そのままなにも出られなかったよ…(笑)。これじゃ話への絡み度がギンギンやそば屋と同レベル…(笑)。頼むよー、クドカン。このままじゃタイガー&ドラゴンじゃなくて、タイガーがピンだよ(笑)。
それにしても、師匠に突き放されるシーンは可哀想すぎましたね。竜二があれだけ言われて言い返せないっていうのがね。痛々しくて、ホント可哀想でした。お母さんもどんちゃんについていっちゃって置いていかれちゃったし。<ただ、そのあと話的にフォローがないのが、竜二のつらいところなのよね…(笑)。クドカン、お願いだからそこは拾って…(笑)。
まぁ、これから巻き返しがあると思いたいです…思います(笑)。

リサは相変わらず激可愛く(あんなちょびっとしか登場しないのがさみしい)、メグミは今回、またまたとっても鬱陶しかったです(笑)。3話辺りは平気になったかなと思ったのにな。

Posted by koko at 03:18 AM | Comment (0)

羊たちの沈黙

[映像] 2005.06.01(Wed)

映画も見たいしなー…とつぶやいていた通り、なんか久しぶりに借りてきましたよ。DVD。

って、なんで、羊たちの沈黙ですか!(笑) 91年の作品なんですってー。うわ、15年ぐらい前だよ。ジョディ・フォスターが若くて綺麗で可愛いー。まぁ、私がどれだけ映画から遠いかというと、このほとんど現代ホラーの古典とも言うべき映画のストーリーをほとんど知らなかったことからも明らかかと(笑)。レクター博士が名悪役らしいってことぐらい。

そもそもはZガンダムを借りに行ったんですが、タイムリーすぎてZはめちゃめちゃ空っぽ。で、次に見たいなーと思ったのが、最近相方と話したのがきっかけで記憶が蘇りつつあるデッドゾーンという映画。中学か高校の頃に深夜にテレビで放送していたのを見たんだと思うんすよ。で、なんかこう「ものすごく暗かった」という印象とともに、なぜか心に残っている映画なんですよね。「とっても暗かった、でも、なんだかわからないけど、とっても好きだった」と(笑)。その暗さが好きだったなぁと(笑)。でも、こんな古くて知る人ぞ知る、みたいな映画は、うちの近所のレンタル屋には置いてなかったんです。しかし、私はとってもデッドゾーンが見たかった。なので、暗い映画で、うすら寒くて、でもどこか端正な感じの映画…と考えて、「羊たちの沈黙はどうか?」と。(どうでもいいけど、最近調べたところ、デッドゾーンはなにげにキング原作で監督がクローネンバーグで主演はクリストファー・ウォーケンで、私が思っていたほど無名な映画ではなかった…(笑))

で、羊たちの沈黙。
ストーリー何にも知らないだけあって、めっちゃ面白かったー!満足。めちゃめちゃ満足(笑)。レクター博士最高! クラリスもめっちゃよかった!まぁ、とにかくあの有名な面会シーンが見ごたえがありました。あの問答だけで二時間あっても、楽しかったんじゃないかというぐらいの(笑)。
あと、皮はぎとか言ってたのでスプラッタなシーンがあったらどうしようかと思ったけど、そういうのを排除した演出だったので、よかったです。物理的な怖さじゃなくて、ひんやりした怖さが来る…みたいなのが好きです。ホラー嫌いだけどね(笑)。


以下ネタバレしますので、困る方は自主回避をよろしく(って、15年も前の、しかもこんな有名な映画のネタバレも何も…という気もするけど(^^;;、まぁ一応)。

レクター博士すごすぎる(笑)。脱出のときの手際が、さすが天才。天井の人は絶対仲間のご遺体だなとは思ったけど、まさかあれと入れ替わっているとは思わず「どわっ!!」って感じでした(笑)。つーか、博士こええー(^^;;。
場所トリックは最初から気付きました。というか、クロフォードさんが犯人を発見したって言った瞬間「あ、これは絶対失敗るな」と思ったので、「ここは何か仕掛けるな…」と予想してしまった(笑)。
最後なんですけど、こういう心理サスペンス系ミステリーにありがちなのですが、だいたいが最終的には犯人が見劣りするんですよねー。その意味では今回もそうだったんですけど、この作品にはなにしろレクターがいますから(笑)。その最後のがっかり感(いや、今回は別にがっかりはしてないんだけどね(笑)まぁわかりやすく言えばね)がレクター博士の存在で帳消しになってるんですよね。そこが好き。
ってことは…やっぱり私、あんまり綺麗に片付きすぎない方が好きなのかな?どっかにぞっとするような闇を残しておいてくれると嬉しいみたいです。
レクター博士の存在がまるごと闇だからね(笑)。

ちなみに、チルトン先生の未来は……やはり惨殺だろうねぇ……(汗)。あれはどう見ても、チルトン先生に意趣返しに来てるんですよね?レクター博士の意趣返しって、想像を絶するような恐怖死になりそうな気がします……(汗)。

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Zが楽しい

[映像] 2005.06.08(Wed)

Zガンダムのテレビ版をちくちくDVDで借りて見ていますが、楽しいなぁ。
ときどき絵とか凄いけど…「カプセルの中」と「父と子と」、ともにカミーユの泣いているシーンが変…(笑)。なんだその泣き方は。特に「父と子と…」、泣きながら暴れてるにしても変だよ…(笑)。それでちょっとしくしくと思って、「地球圏へ…」見たら絵がすごく綺麗だったので、「嬉しいなぁ、カミーユの顔が変じゃないぞ、可愛いぞ」と喜んでたんですが、作画、北爪さんでした。やっぱこの人の時は綺麗なんですね。まぁ「地球圏へ…」の時のカミーユは、そもそも可愛いんだけど。

そー言えば、なんでキャストでカミーユよりもクワトロさん(というか、シャア・アズナブルとバッチリ書いてあるんですが)の方が上にいるのかという大きな謎があったんですが、そもそも最初は「Zガンダム〜逆襲のシャア」というタイトルだったそうで、どうやら、カミーユのあのあとにシャアの反乱が起きるという全体ストーリーだったらしいです。とゆーことは、カミーユは終盤にはリタイヤしてしまうわけだし、その後はガッツリシャアがピンで主役ってことになるわけで(この段階で全70話ぐらいの話だったらしい)。それが、放送期間が変更になって長くなって90話分ぐらいになったので、長すぎるっつーことで、いったん50話でZを終了させてZZになった→その結果Zにおけるシャアの反乱はナシになったという経緯らしいです。ああ、それで、あんなにクワトロさんはどっちつかずなポジションになってしまったのね…(笑)。

しかし、Zのクワトロさんも、もし反乱を起こしていたら、アクシズ落としによる粛清をするって展開だったのかなぁ。そういうことなんだろうなぁ、同じ「逆襲のシャア」ってタイトルなんだもんなぁ。そのほうがシャアとしての一貫性はあるんだろうけど、わざわざシャアじゃなくてクワトロさんが好きな私としては、やってくれなくてよかったなぁ、みたいな(笑)。逆襲のシャアのときのシャアは本当一番いやな時なので…。極端に走らず(走れず?)にうじうじしているクワトロさんが好きですよ、私は(笑)。

ちなみにそういうトータルの話を聞けば聞くほど、自分がZZのことを何一つまったく覚えていなくてビックリします。私はZもZZも続けてやった再放送をビデオで全話捕獲して見た人なので、ほぼ同時期に見たんだけど。しかし、Zはその後、何回も通してみてるんだけど、ZZは多分一回見たっきりなんだよね…。キャラクターすらまったく覚えてねー!みたいな(笑)。とりあえず話もなんにも覚えてないので、話ぐらいはそれなりにファースト、Z、ZZ、逆襲のシャアという流れとして知っておきたいぞと思うんで、見ておきたいな…とか昔からときどき思ったりもしたんですけど、そのたびに挫折。なぜかというと、ハマったキャラが全然いなかったんだよね、ZZって(笑)。それでモチベーションに欠けるんです多分…(笑)。目当てとして思いつくの、ちらっちらっと出てくるカミーユだけなんだもんねー。まぁ、それを言ったら逆襲のシャアも決してモチベーションの高い作品ではないんですけど(このときのシャアははっきり言って嫌いだし、アムロは元々好きなときがない。その上女性陣もみんな嫌いだったので…)。それでもZZに比べれば切れっぱしぐらいは記憶に残っているので、ニ三度は見たんじゃないかなー。

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新撰組一話

[映像] 2005.06.10(Fri)

「新撰組見てみたいなー、続編をスペシャルでやるみたいだし…でも、NHK大河がレンタルなんかあるわけないし…」とつぶやいていたら、ちゃんとレンタルにありました(笑)。最近はNHK大河もDVD化どころか、しっかりレンタルにまで置かれるもんなんですね〜(笑)。便利になったもんだ。しかし、それを思うと、なんで日テレは「僕の魔法使い」とか「すいか」とか、DVDをレンタル屋に置いてくんないのかしら(すいかはちょろちょろ見てたんだけど、面白げで、通して見てみたいなぁと。相方も好きだったみたいだし)。僕の魔法使いなんか、もうビデオがかなり伸び伸びで映像汚いし…。

とりあえず一話を鑑賞。
最初はちゃんと新撰組をやったんですね。多摩時代から始まると思ってたから、いきなり御用改めから始まって面食らったけど、香取の近藤勇がめちゃめちゃかっこよくて「うあ!香取、マジかっこいい…(汗)」と汗をかいてしまいました。なぜ汗をかくのかというと、いまさら香取がいくらかっこよくても(ついでに言うと、いまさら木村がいくら可愛くても)、困る一方なので(笑)。ああ〜、こういう香取に弱いんだよ、私…。

そして、意外にイイ味出しまくりの山本版土方。そもそもドラマ開始時に引いた唯一の理由が土方が山本耕治だった(ルックス的にすごくイメージと違ったのだ…)というものだったので、「…あれ?なんだかいきなり違和感なくイイじゃない…」と肩透かしを食らったというか、なんというか、なんで私はリアルタイムで一話を見なかったんだろうかと…(笑)。

ちなみに、土方は新撰組以降のもよかったけど、10年前の(というか、こっちが本編ですけどね)、江戸の女たらしでダラダラしてて、にもかかわらず喧嘩っ早い困った男のほうがツボでした。土方の代わりに女に殴られる勇が可哀想…(笑)。
江戸に関してはいまんとこ、勇よりも土方のほうがツボに入ってるなぁ。この時代だと、勇が素の香取な感じだし。香取は、とにかく役を作りこんでるときが好きなんでね〜。あと、オダギリジョーの斎藤一がめちゃめちゃ気になる…(笑)。うまく行けばすんごいツボ入りそうな役どころ(チラっとしか出てないから、どうなるかわかんないけど(笑))。本編にはいつ出てくるのかしらん?

ところで、放送時の特集というか、最後とかに観光案内みたいなのがくっついてるじゃないですか?名前わかんないけどたとえば「新撰組と行く」みたいなヤツ(笑)。そんなのまでDVDにガッツリ入ってて、「あ〜、NHK…」って感じです(笑)。入れるかぁ、これ?(笑) でも、まぁヲタクにはありがたいだろうね、これ。

引き続き二話もさくさく見ます。

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新撰組続き

[映像] 2005.06.11(Sat)

新撰組DVDを一巻だけ借りてきてたんですよ。で、一話を昨日見たんです。だから、今日は二話を見て、そのあとタイガー&ドラゴンを見ようと思ってたんですよ。

で、二話が終わったの。「新撰組を行く」(新撰組と行く、ではなくて、新撰組を行く、でした。おまけコーナーみたいな、新撰組がらみの名所案内)も見て、でも、まだなんか出てきたから予告が始まったのかなぁ〜と思ったら…なぜかもう一度ジョン・健・ヌッツォのOPが始まって「……え?」みたいな。
大河だからさぁ、一話45分しかなくて短いのな!(と言っても民放の場合はCMが入るわけで、そんなに違わないと思うけど…) というわけで、一巻に三話目も入ってたんですよ。「なにぃ〜?!三話収録だったのかよ!」と思いながらも、ついついそのまま見てしまった。

で、三話見終わって、「新撰組を行く」が土方歳三の生家の記念館(歳三のお兄さんの子孫がいらっしゃるんだよね。ここまでがっつり子孫が先祖のあれこれを残してて、しかも記念館として公開している家も珍しいのでは)の回で、「おお〜、土方んちだよ」とか思って興味深く見て…そして、なぜかまた、何かが始まってしまった…いやな予感がしつつも「ま、まさかね〜」と思って見てたら、またジョン・健・ヌッツォが歌い出したよ…(笑)。

あう〜、信じられません。一巻に四話も入ってる〜〜〜〜!!私は二話のつもりで借りてきたのに、四話だと。しかも、止まらなかった。全部見てしまった。三話分もまとめて見て、止まらないぐらいにめちゃめちゃ面白かったけど…このあとさらにタイガー&ドラゴンを見る元気はないです…。クドカンのドラマは濃いので、体力を使うのよ…。

しかし、どうしましょう。月曜日までに僕の魔法使い(これはクドカンドラマのなかでもさらに視聴に体力を使うドラマ)を一本三話分見なくてはならないのに…。日曜日は飲みでしょ…うわぁ、明日しかない!!

ところで、やっぱり山本土方いいわ!!めちゃめちゃいいわ!!香取も一話で思ったよりも多摩時代からいいわぁ〜!!藤原沖田も、私のツボ直撃ではないんだけど(私は子どもは好きではないので)、しかし、やんちゃっ子藤原沖田はパーフェクトに可愛いし。ぐっさん永倉が19歳とか言うし(笑)。芹沢鴨は鯉の洗いを食わせるところが怖かったっす(笑)。あー、あと、中村獅童の捨助は素敵にめちゃめちゃ鬱陶しかった〜。中村獅童って私、今まで見てるのがピンポンのドラゴンと名前忘れたけど木更津キャッツアイのアレとかだから、鬱陶しいんだけどなんか奇人変人のような気になって(笑)。複雑な気分でした。

一巻が四話入りとなると、本当おなかいっぱいな感じなんだけど、さくさく続きも借りてこようと思います。

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ドラマ4本

[映像] 2005.06.12(Sun)

本日はタイガー&ドラゴン「粗忽長屋の回」と、ぼくの魔法使い7、8、9回をまとめて視聴。4本ですよ、4時間弱ですよ!(笑) そりゃアタマも痛くなるって。これに加えて新選組!1巻とZガンダム2巻もあったわけ、今週は。この私が一週間に見られる量じゃないです。多すぎる。無謀(笑)。でも見たけどさ。こんなに見る気があるのは今のうちだけだろうなぁ(笑)。

タイガー&ドラゴンはビックリビックリ。「ささささ殺人事件がおきましたけど!!今!!」みたいな(笑)。しかも主人公が死体遺棄に思い切り噛んだぞ。しかしなぁ、竜二は巻き込まないでやれよ〜>虎児。本当パンピーなんだから。あの場に来させちゃったところまでは許すけど、死体遺棄の現場まで付き合わせるなよなぁ…。その前に帰してやれよ〜。
ところで、ヤスオ、モテるのですか?信じられないなぁ。どこがいいんだろう…。
最後、粗忽なオチかと思ったら、笑いどころじゃなく、思い切り次回に続いている様子。大丈夫なのか虎児。

さて、次回、品川心中だ!!とゆーわけで、サブタイ出た瞬間、寝転がって見てたのに、思わず「き、きたぁ〜!!品川心中!!」ってがばっと起き上がっちゃいましたからね(笑)。しかし、そのサブタイにすんごい期待したんだけど、うーん、予告見るに虎児の話も並行して進むよねどう考えても。しかも、メインストーリーだよね、多分(笑)。ここまで見る限り、最後はやっぱヤクザと噺家の天秤になるんだろうなぁという展開だし…。ううう、竜二メインの話がせめてもう一回ぐらいは欲しかったのですががが…。

ところで、大河の新選組は新撰組ではなく「新選組!」だったんだと今ごろ気付きました。へえ〜。なんで選のほうなんだろ?ちなみにうちの辞書は新選組って出してくれません(^^;;。
香取はあれだね、喋りがあんまり良くないんですね。と、思い出しました。黙って立ってるとめちゃめちゃいいんだけど、喋るといわゆる「慎吾ちゃん」になっちゃう感じがしますね。まぁ、今は多摩の田舎で平和に暮らしてる話だから慎吾ちゃんでもいいんですが、後半の局長になってからはどうなるんだろう?
山本土方は、繰り返しますが、本当ビックリです。めちゃめちゃいい男に見えるし。キャラもすごくいいんですよね〜。なんか本当イイんですけど、しかし、これ山本耕史なのになんでそうなるのか不思議だなあ(笑)。なんか知らないけど、色気あるんだよなぁ…(笑)。正直言って、彼、顔がね、私の好みからすると童顔すぎるんですよ。それで、土方が山本くんってどうなの?とめちゃめちゃ引いてたわけなんですが…なーんでこんなにイイのかしら……(笑)。なんだかあまりにも顔のイメージと違うものですから、いっそ「役者さんってすごいなぁ」と素朴に感心…(笑)。
野際陽子の勇のお母さんがめったくそ怖かったです。いや、めざしになってからは別にアレなんだけど、家出したときの勇とのやり取りはマジ怖でした。家出の回ってもっとギャグな話かなと思ってたから、「身の程を知りなさい!!」がめちゃめちゃ痛かったですね。勇が可哀想すぎ。その流れから、侍よりも侍の魂を持った武士になる!!っていう決意もなんか可哀想でした。

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新選組!2巻

[映像] 2005.06.15(Wed)

相変わらず見倒しています。止まらない(^^;;。もったいないからじっくり見ようと思って一話見て一回止めるんですけど、結局また次を見てしまうのだ…(笑)。1枚4話だから…と思って一枚しか借りてこなかったけど、この調子なら余裕で2枚見れるな〜。

話としては展開してるところが面白いんだけども、試衛館の朝ごはんの納豆談義とかどうでもいいところが面白い…(笑)。「実家で納豆に砂糖を入れていた」と軽く話したら、みんなにすっごい顔されて(土方は最初からこういう「ありえねぇ!」みたいな表情がめちゃめちゃハマる(笑))、沖田には「しんじらんなーい!」とか女子高生ばりに言われて、「…そんなに驚かなくても…」とちょこっといじけてる山南さんが可愛い。

あと、沖田が最初からずっときゃわきゃわしてて可愛い子全開なのですが(あの髪型のままのほうが可愛いなぁ。そり入れないで欲しいっすね。まぁそりを入れてた一話冒頭でもやっぱりきゃわきゃわしてたんだけどさ…(笑))、8話では平助と仲良しちゃん二人になって、参りました(笑)。前から平助とは「ばいばーい」とかやってて可愛かったけども、今回なんか、にこにこしながら二人でおかずの交換とかしてるんだもんさ、後ろで(笑)。なんだその仲良しにゃんこちゃんズみたいな二人は、みたいな(笑)。

つねちゃん、いいなぁ。なんかいつのまにか強くなって、ふでににこにこしながら口答えするようになってますけど(笑)。よかったね、勇。一方的にふでにいじめられなくなって(笑)。口答えできる人今までいなかったからね(笑)。ふでは3話では問答無用に悪役化してましたが、その後はうるさい小姑っていうネタの人になってよかったです。あの調子で話が進んだら、ドロドロになっちゃうし、重たくて敵いませんもんね。息子を憎む母親なんて。また8話だけど、平助が来たときに「…まだ増えるか! まだ増えるかー!!」って二回も叫んでるふでがおかしかった〜。

藤原沖田の剣はさすがに綺麗ですね。綺麗に見えるようにすごく気を使ってる気がする。平助を賭けた勝負のときのは綺麗だったなー。

ぐっさん永倉もあの顔で22歳で、香取近藤よりも5つぐらい年下っつーことになって…ありえねぇだろそれ!みたいな(笑)。また土方が細かく突っ込むんですよね(笑)。「私も少し大人になった」とか「近藤さん、あなたはあまりに幼い」とか永倉が言うんだけども。で、話はそのまま進んでるんだけど、こそっと「今、計算したんだけどよ、あいつ今22だぜ?」と(笑)。佐之助はイメージ通りですが、合戦に休みどころの旗を持ってさりげなーく混ざってるのがかなり可笑しかったです。それどころか、ちゃっかり飲み会にまで混ざっちゃって。バレたあとも「混ぜてくれよ」みたいなノリだし(笑)。

土方は途中でちょっとへこんでましたね。「かっちゃんにはもう俺は必要ねぇんだ。薬売りに戻る」って、あーた、その台詞はどーよ…。もー、本当この人はかっちゃんが大好きだなぁ。でも、坂本とかには強烈なツッコミを入れてたし、そのあとのかっちゃんの行動解説もしてたね。ま、立ち直ったかな?という感じで。あと、見合い相手、いきなり食っちまいましたね?さすが女たらし…。でも、あんな野っ原で、しかも見合い相手をなんて、見境ねぇなぁ…(笑)。どうすんだろ?めちゃめちゃ面倒くさそうな女だったけど…。

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Zガンダム3巻

[映像] 2005.06.17(Fri)

なんか新選組、Zガンダム、ともにすげーハマっちゃってて、しかしどちらもあまりにも違う世界なので、どうもアタマが追いつかないぞみたいな(笑)。この際、どっちかに集中して(この場合は見たことがない新選組だろうな)、片方はあとに回した方が良い…とは思っているのですが、どっちも面白くて見るとすぐ先が見たくなる…(笑)。しかし、ある意味どちらも集中し切れなくてもったいない…。

ううーん…Zは近所のレンタル屋で借りれるときだけ借りてくるかなぁ。近所のレンタル屋のほうがTSUTAYAより安いんだけど、Zはいつも空っぽでなかなか借りれないので逆にちょうどいいかも(ツタヤにはわりとある…というのは同じことを考えている人が多いからか(笑))。新選組はツタヤにしかないからさ。

それはさておき3巻。カミーユがだいぶアーガマに馴染んできて、いろいろ可愛い。まぁ相変わらず困ったちゃんですが。この子は押さえつけると反発してまったく言うことを聞かなくなるし、しかも意固地のなり方というのは並大抵じゃないし(一話二話の展開など、意固地の挙句に命を落としかねない)、どこに地雷があるかもわかりにくいし、うーん、困ったちゃん(笑)。でも、本性からねじくれているわけではなく、彼なりに一生懸命なんですよー。ただ相当に繊細(というか、神経質というか)な質で、かつ親との関係性ゆえに表面的にはひねくれちゃってるだけなのよー。一生懸命でなきゃZはあんな結末にならないよ〜…。
ちなみに回りの大人たちも大概カミーユの気持ちを逆撫でしすぎだと思います。たとえば、アストナージさんとかとはけっこう素直に仲良くやってるでしょ(笑)。映画版ではカミーユが素直で健やかになっているという話でしたが、さらに聞くと、まわりの大人たちがそんなにカミーユを怒らせないので、テレビ版初期の度重なる衝突が回避されて、その結果カミーユが割りと素直な子に見える…ということみたいです。それならちょっと納得できた(笑)し、テレビ版よりとっつきやすく見やすいような気もする。つか、映画見てもいいかなーちょっと見たいなー気分なんです、このところ。

サイド1の脱出。この回はライラさんがすっごい美人。ジェリドもわりと可愛い。これ、本当にイイ男になれる素質があるのか??と疑問だけど、まぁ、ライラさんがそういうのだから、素質はあるのでしょう。まぁ、カミーユとさえ会わなければ、多分将来的にはイイ男になれていたのでしょうね(…天狗であり続けただけのような気もするが)。カミーユがこの回からパイロットっぽくなって、戦いがけっこうシビアになってきたなあという感じです。まぁ…当たり前なんだけども。ライラさん、死ぬときまでそんな説明しながら…と思ったりしつつも、クワトロさんの説明よりもオールドタイプとニュータイプについてはわかりやすいですね。つか、基本的にクワトロさんの言葉は含蓄がありすぎてわかりにくいと思う(笑)。…しかし、この人が「これがオールドタイプということなのか…」と思いながら死んでいくというのはけっこうすごく悲しい気がする。この回のジェリドは子どもだけど、まっすぐなところが残ってるんだなって感じで、嫌いじゃないです。

月の裏側。カミーユがまた拗ねてる。でも、カミーユは否定しまくってるし、わかりにくいけど、エマさんの推察の通りライラさんのこと引っかかってると思いますよ。エマさんに追い出されてしまうクワトロさんがなんだか可哀想(笑)。
しかし、エマさんの「アーガマに来てから、あれがアムロ・レイだとわかったの」っていう辺りは「えー?」っていう感じです(笑)。カミーユと同意だ(笑)。普通それはエマさんの妄想だよ…(笑)。
ジェリドがライラさんの亡霊を背負ったか、いつになく大健闘(まぁ、カミーユが重力下での戦いが初めてだっていうのはありますが)。このときのジェリドはけっこう好きです。真剣さが違う。
そーいや、まだクワトロさんが一人だけ「カミーユくん」といまだに君付けしてるのがちょっと不思議。他の人はみんな呼び捨てなのに…。まだ軍属じゃないからかしら?最後のクワトロさん「でないと今度は君が死ぬ番だ」ってのと、そのあとのカミーユの「……誰が…死ぬもんか…!」ってのが好きです。あー、そうそう、ハロ登場(市販のハロですけど。カミーユがその後ちくちく修理して元気に復活)。

新しい絆。ウォンさんの修正。うーん、キツい。これが軍隊だと言われてもなー。これはちょっとなー。でも、かと言ってへらず口をたたき続けるカミーユもなー。エマさんも前からびしばしカミーユをひっぱたくので、それもなー、これが軍隊だと言われてもなー。というのが本音。
でも、クワトロさんも大人たちも、確かにカミーユに求めてることがでかすぎますよね。次世代のためにとかね。カミーユからすればそりゃまぁ「そんなの僕には関係ないでしょ!」と言いたくなるよなー。アムロとホワイトベースのときは結果的にだったけど、カミーユの場合最初からそういう意味での広告塔になれと求められているわけで、可哀想ではあります。そんなの知ったことかとは確かに思うよなー(笑)。
ところで、なんでハロを乗せて出撃するんだ、カミーユ。さらに白兵戦にまでついていくハロ。クワトロさん、ハロを当然のようにカミーユに渡してるし、白兵戦につれてきているのも何も言わないし…(笑)。それはどうなの…(笑)。
最後、エマさんがわかってくれてよかった。一生懸命助けに来たんだしね。

再会。前回からテスト機として出ていた百式だけど、がっつり描かれたのはこの回。やっぱりがっつり描かれると百式はカッコイイです。金色ってのと肩の「百」はスゴイデザインなんですけどねー(笑)。<一応、設定で金色である理由はあるらしい。ところで、なんで今回メガバズーカランチャーを出したんだか、さっぱりわかりません(笑)。あんなもの抱えて一体何をするつもりだったのだろうか?(笑)
さて、シロッコ&メッサーラ初登場。メッサーラは実はかなり大好きで、出てくると「あっ!メッサーラ」とちょっと喜んでしまうのですが(ジ・オは大嫌い)、この男はやはり嫌いだ(笑)。
ブライト艦長及びファ・ユイリー再登場。ブライトさんはクワトロさんがシャアだとわかってますね。
マラサイの時間差攻撃は、話の段階では「イケるんじゃん?」という気がしたけど、あっというまにカミーユに「…二機!!」と見抜かれた挙句、「めくらましか、原始的な方法だな(嘲笑)」と突っ込んだジェリド、カミーユの非常に原始的な罠にあっさり引っかかる…。奴はあっというまにライラの亡霊を失った模様です。緊張感がガルバルディでの出撃のときと全然違うぞ。まったくもう。新型のマラサイが泣きますよ。

次回は大気圏突入。ああ、この話はよく覚えてるな。

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新選組!3巻

[映像] 2005.06.23(Thu)

今週はZガンダムを借りずに新選組を2枚借りてきました。…って、Zよりも一枚が1.5倍ぐらい長いんですけどね(笑)。まぁ、今の調子なら見れるだろうって。ちょっとAWAKEを聴く時間というのを考慮してなかったのがしくじったなとあとで気付きましたけど(笑)。まぁ、大丈夫だろう。

9話。「すべてはこの手紙」。つねちゃんが可愛いことこのうえないです。香取近藤の「多摩にちなんで男ならたまお、女ならたま」などという世迷言のおかげで、史実であるらしい勇の娘のたまちゃんという名前がどうもおかしくてしょうがありません(^^;;。講武所の講師の話が飛んじゃったあと、平助と「時間をどう潰そうか」と途方に暮れている勇が、かわいいというか情けないというか。ここで口止めしてもこの先ずっと隠したままでいられるわけもないのに。しかも、平助が実はどこぞのお殿様のご落胤だと聞いて、思わずかしこまってしまう勇が面白いような悲しいような。龍馬周辺は相変わらず濃い面々が集いますね。しかし、やはり気に入ってるのは石坂浩二の佐久間象山先生。勇のことなんかころっと忘れてるのにやっぱり鬼瓦と命名する辺りが素敵です。土方は、お琴とまだ付き合っていた模様。いやー、だからこの女は絶対面倒くさいってー付き合ったら絶対結婚結婚うるさいよきっと、と思ってたらあっという間にそういう展開になってあっという間に面倒くさくなったらしく捨てました。しかもお琴の兄貴にボコられるし。でも、抵抗せずに殴られている辺り、それなりに悪いとは思ってるのかしらん。
山南さんが浪士組の話を持ってきましたが、なんだか思ってた以上にとっても人がよ過ぎて、ちょっと不安です。人のこと、信じすぎじゃなかろーか。もう少し大人かと思っていたんだけど、これじゃ勇とどっこいどっこいで理想家すぎるかも…。勇がつねちゃんに夕飯にリクエストした「ふわふわたまご」って、名称がすごくおいしそうなんですけど(笑)。ほんっとーに!!つねちゃんが可愛いです。

10話。「いよいよ浪士組」。ああああー!!沖田が髪を剃ってしまいました!!がぁぁぁぁん!!いや、いつか来るのはわかってたけどーわかってたけどーでも前髪あるほうが全然可愛いのに…。なんで勇が沖田だけ置いていくんだか、よくわかんなかったんですが(若いからということなんですが、平助は?若くないのか、本当は?)、総司が「なんで私ばっかりいつもいつも子ども扱いなんですか!!」と駄々をこねていたので、ごく自然に「元服とかしちゃえばー?」と思ってしまったもんで「ああっ!!剃るんだ!!」と気付いてしまいました(笑)。そういや土方がこの回から勇のことを「かっちゃん」ではなくて「近藤さん」と呼ぶようになりましたね。やっぱり浪士組に入って上洛するという勇の決意を受けて…ですよね。あんまり土方のほうの感情が描かれてないけど(勇を見つめて、うなずいているだけ)…やっぱりこの決断は重いよね。しかも、勇は流れ的に当然の決意だし、土方もうなずいてるだけなんだけど、BGMが唐突にテーマソング…。これ、なにげにジョン・健・ヌッツォの歌っている歌詞がすごいからなぁ。この歌詞を踏まえて使ってますよね、多分。
上総介さま、倒れるときの演技がおかしすぎる(笑)。出来る部下の佐々木さんに倒れるついでに目配せしてる(笑)。佐々木さんの「…あーあ…やってらんねぇよ…(嘆息)」と言わんばかりの顔もおかしすぎる。しかもそのあと、なにげに佐々木さん、上総介さまをぼとっと床に落としました(笑)。それにしても、山南さんが頼りなくて、いい感じなんだか情けないんだか(笑)。

11話。「母上、行ってきます」。ちょっと危うく涙腺壊れそうになりました(^^;;。和解するとは思ってたんだけど、ふでさんの熱演につられて一緒にうるうるしてしまった…(笑)。ふでさん、よかったです。
お琴はまだ引きずってて、土方、またまた勇に頼んでます。最初から「殴ってどうぞ」と頬を差し出す勇が…(笑)。しかし、お琴、土方の顔を傷つけたくないんだったら、先週のてめーの兄貴の暴行を止めろよ。思い切り顔腫らしてたじゃん。
平助の元師匠の伊東さん。なんか突然平助の名前を呼んで、「気をつけるように」とかってやさしい言葉をかけて、まさに手のひらを返したような扱いで不審に思ったところ、案の定なにやら策略ありだったようです。部下の加納さんもその裏表っぷりにかなり引いてるんだけど…(^^;;。平助にあげた餞別の金額(加納さんが用意したらしく、金額を知らなかった模様)を聞いて「高いな、半額でよかった」とか言うし(^^;;。

12話。「西へ!」。浪士組、京都に向かって出発です。うわ、土方が、すっかりブラックになっている…。うーん…しかし、うまいやり方とは到底言えず、行き当たりばったりの危険なやり方だなあ…。勇に役がつかなかったので、お金を積んで役につけるわけですが、そのお金はそもそも捨助を騙して巻き上げたもの、そのあと、勇に裏でなにかしたことを知られてしまって、まさにそのときに捨助が来てしまうし。捨助をいったいどうするんだろうと思ったら、いきなり剣を抜いたので、まさか斬るのかこんぐらいで?!と思ったら峰打ちだったので、ほっとしました…が、本当行き当たりばったりの強引なやり方ですねぇ…。しかも、それをお琴に見られてて、口止めついでにいきなり押し倒すし……(爆)。うーわー、本当この人、いつか斬られる所業の連続…(汗)。お琴さん、魂抜けてますよ…。
芹沢鴨、登場。うーん、濃い(笑)。あいかわらず濃いです(笑)。なんでこの人はいつも「…食え」「…食え」と人に無理やり食べ物を食わせようとするのだろう…。しかし、前回の様子よりも、まとまらないワガママ勝手な行動ばかり取っていて、こりゃー困った人だなぁ…。
総司と平助は浪士組でも、相変わらずギャルっ子二人組って感じで、きゃいきゃいとはしゃいでいます……(笑)。

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新選組4巻

[映像] 2005.06.23(Thu)

続けて4巻も見ました。実はこのところ、ダイエット…というか少しは運動しようと思って(最近立ってるだけで腰が痛くなったり、運動不足も極まれりという感じなので)、DVDを見ながら踏み台昇降をやっているのです。ほんで、運動不足すぎる私は30分間やるだけでぜーぜー言ってたりするんですが…

13話。「芹沢鴨、爆発」(すごいタイトルです)。これ、見ながらやってたら、面白すぎて踏み台昇降をしていることを忘れて、気付いたら番組が終わる間際までやってました(笑)。おかげできつい思いをせずに45分ぐらいやった様子。
というぐらい面白かったー!!まぁなにせおいしいわ笑えるわ面白いわで言うことないです!!
今回おいしかった人そのいちは土方さん!!前回はなんかやることなすことかなり行き当たりばったりで、「おいおい大丈夫かよ」と不安に駆られたのですが、いやー、今回はめちゃめちゃ出来る男でしたね!!頭のいいめちゃめちゃ有能な土方が堪能できて嬉しかったです。あー、めちゃめちゃかっこいいーーー!副長らしくなってきました!
さらに、いざというとき以外はいまだ道場主気分の抜けない勇に比べて、完全に腹をくくっている土方というのもめちゃめちゃかっこよかった。すでに、あの、井戸端で勇が浪士組の話をした時点で、彼は勇に全てを賭けると決意しているわけなんですけどね(だからこそ、あの時点から「近藤さん」と呼んでいるのでしょう)。あああー、かっこいいったらかっこいい。「俺に礼はいらない」「俺のことを歳さんと呼ぶな」。くぅ。悶え死にそうです。いや、「歳さん」とは普段から呼んでないと思うんだけど…(笑)。でも、どう聞いてもここ「歳さん」って言ってるんだけど、「歳」だよね、普段(笑)。
ああ、もうおいしいシーンてんこもり過ぎて書ききれないよ、この回。

おいしかった人そのには山南さん。登場シーンはまだどことなくあの笑顔が不気味(笑)に思えてたし、その後は頭よさそうなのに人が良すぎてなんだかちょっと頼りない…という感じだったのですが、今回は、あの村上さんとかと対峙するシーンがめちゃめちゃかっこよかったです!!無礼なことを言われて、笑顔のまま一歩も引かず、だんだん目だけで人を射殺せそうな目になっていって(口元にはそれでもまだ笑みが残ってる)、刀を突きつけられても動じず…。ああ、かっこいい…。さらに、ここでも土方さんが大変に切れ者。さらっと脇から登場して、山南さんと交わす言葉がもうかっこいいのなんのって。山南さんも大変に頭のいい人なので、この二人が息を合わせて会話をしてると、私なんか萌えすぎて倒れそうです。ていうか、土方が自分の感情とかよりも勇の右腕としての役割を重視するようになって、変に山南さんに突っかからなくなったので、この回はずっとこの二人の息がぴったりなのですよね。歯車が噛み合ってると言うか。土方さんの「山南さん、お願いしていいか」「承知した」辺りはもうゾクゾクですよ(頼んだのは単なる部屋割りの計算だが(笑))。

芹沢さんには困ったもんだ…と思ったけど、この人もやっぱり懐の深い人ですねー。鴨だけに鳥小屋に案内されちゃったというのは爆笑しちゃいましたけど(笑)、平助君かわいそうー(笑)。前回は単に困った暴れ馬に見えてたけど、暴れ馬じゃないですね。いや、暴れるけどさ(笑)。でも、有効な暴れ方みたいなのを考えてるよね。格さんもそういっていた。

そして、おいしかった人そのさん、新見錦さん。実は私この人覚えてないんですけど(そもそも芹沢さんのことも名前と暴れ者ってこと以外何も覚えてない)、芹沢さんの右腕なんだよね。なにかいわくありげな人という感じでずっと目についてはいたのですが…今回はなにせ芹沢さんがまだ動く前に、すっと土方のところに来て「火を消す準備をしろ」と耳打ちですよ。なんだこの有能っぷり!!こういうの大好き!! で、土方も即永倉さんとかに目配せするし、さらに永倉さんとかもすぐに理解して動き出して、なんだかもうみんな本当かっこいい。

そして、別においしかったわけじゃないけど(笑)、かっこよかった勇。香取は、やっぱり正直言って喋りが下手なのですが(「旅人」っておもっきし口が回ってなかったよ…(笑))、表情とか目つきとか、そういうのは本当イイと思います。

あー、面白かった。土方さんかっこよかったー。

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新選組!4巻 そのに

[映像] 2005.06.26(Sun)

14話。「京へ到着」。清河さんの策略発動。「浪士組にはこの文の本意のわかるものなどいない!」と自信満々ですが…山南さんはわかるんじゃねぇかい?人を疑わない質ではあるけども、学はあるでしょ。それは知ってるはずなのにね〜…と思っていたら、案の定山南さんは文面にめちゃめちゃ引っかかって一人で悩んでます。その場で突っ込めばよかったのにと思ったけど、まぁそこまでわかりやすい文章ではないのだろうな。新見さんも魚の死んだような目と半開きの口で考え込んでたしね(クスリかなんかでラリってんのかと思ったよ、あの姿…考え込んでいるとは思いもしなかった(笑))。ていうかさー、清河さん前々から自信たっぷりすぎて、逆にダメダメ感漂いまくりです。慎重さが足りなすぎるよー。佐々木さんは前々から大好きー。好き好きー。かっこいいです。
そして、清河さんの策略が明るみに出たときの山南さんのショックを受けている顔ったら。いつも涼しい顔が印象的なだけに、めちゃめちゃ可哀想ですね。常に人を信じている人なだけに、裏切られたってのは本当ショックだよなー。
しかし、新見さん、すごいっす。いきなり佐々木様にご注進かぁ。あれは鴨さまには相談せずに行ったんですよね。鴨さんは飲み屋で沖田君をいじめてたから、そんな話聞いてないよな(ところで「そういう綺麗なもんを見ると汚したくなる」ってすげぇ発言だよ、鴨さま…(笑)。相手沖田だし(笑))。
八木家の長女ひでちゃん、けっこう可愛いっす(笑)。あんなベタベタ触って女だと気付かないなんてことがあるでしょうか?まぁ、勇ならあるかもしれないけど、女好きで名高い土方さんはどうあっても気付くだろー、あれは。いくらなんでも気付くだろう。と思うんだけど、今のところ気付いた描写がないです。八木家、面白いですね。
お梅さんは、さすがって感じで、すごい色気(笑)。そりゃ鴨さまも迷う。土方も当然のごとく食いつきまくってますが、この時分の土方じゃお梅さんには食い足りないだろうな…(笑)。

15話。「行くか、残るか」。清河さんがあいかわらず自信満々に人のことをナメてます(^^;;。「今の幕府には私を斬るような度胸のある者はいない!」とか断言してますが、どうして佐々木様が目の前にいるのにナメられるんだろうか…(笑)。佐々木様、おもっきし宣言してますよー「江戸に帰ったら、清河を……斬る!!」って。斬りそうですよ、ホントに。彼は度胸あるしなぁ、決めたらやるだろうよ…。
茶屋で、勇、土方さん、山南さんの三人でとっても重要な話をしている最中なのに、ところてんのお話。土方さんはあいかわらずツッコミ性質でいいね。「黒蜜?!」と表情つきで即座に反応してるもんね(笑)。お店の女の子のまさちゃんとのやりとりがけっこうおかしいです(笑)。
しかし、山南さん、あれじゃー清河さんの考えてることをそもそも全部知ってたみたいな感じになっちゃうよ…。土方さんは誤解した気がするし…。自分もめちゃめちゃショック受けてたくせに…。それにしても前回今回と悩み深い山南さん。でも、悩んでいる山南さんかっこいいなぁー。ちょっとうつむき気味のところとか。
土方さん、「俺たちだけで新しい浪士組を作るんだ」「俺が作ってみせる!」。うわ、かっこいいー。ところで、沖田君は粕谷さん大ファンだよな(笑)。あと、浪士組が帰ると喜んでいる八木家の人々ですが、勇が「残る」と言い出したとき、ひでちゃんだけなにげに嬉しそうな顔してますね(笑)。
山南さんの鴨さまとのやりとり、いいなぁ。かっこいい。
再登場の斎藤。勇に懐いてるなぁ(笑)。<しかし、勇、しばらく思い出せず(笑)。表情は普通なのに、試衛館の面々が話してるのをうしろから見ている目だけが、「いいなぁ、楽しそうだなぁ、混ぜてくれないかなぁ」とでも言わんばかりで、犬のようですよ…(笑)。勇が振り向いてくれて誘ってくれたときはむちゃくちゃ嬉しそうだし…(笑)。斎藤…なんだか可愛いじゃないですか…(笑)。

16話。「一筆啓上、つね様」。この回で一番「うおっ」とたまげたことといえば…土方さんと山南さん、二人きりでおしるこを食べる!でしょうか…(笑)。…デート?(笑) いやー、めちゃめちゃびっくりしましたがな。なんでこの二人がたいした用事もなさそうなのに、甘味処にダベリに来てんー?!う、嬉しいかも!!みたいな(笑)。まぁ、山南さんはもともと土方さんに含むところないもんね〜。あー、そうそう。あと、前回「俺が作ってみせる!」とか勇ましく宣言してたわりに、先行きなーんも考えてなかったらしい土方さんにはとほほ…(笑)。山南さんに「なんかいい考えねぇのかよ」とか言ってるし…(笑)。しかも、お金の心配をする山南さんに「道場破りでもすりゃいいんだ」ってそういう問題かー!まだまだ土方さんが有能な副長になるには前途多難な感じだなぁ。
でも、会津藩のことを思いついた山南さんの嬉しそうな様子はなかなかツボでした。
佐々木様、前々から、口ではいろいろ言うけど、実は勇のことは好きでしょー!(でも鴨さまのことは本心から大嫌いだろう(笑))と思っていたんですが、最後はやっぱりね(笑)。すがすがしく笑顔を見せてくれました。しかも、「また会いましょう」と対等の友人扱い。
と、喜んだのもつかの間、どうも間の悪い運の悪い殿内さんにとんでもないことをお頼みになられました。えぇー?ちょっとそれは人選ミスじゃないかなー、佐々木様…。そう思ったとたん、予告で、なんとなく殿内さんがおもっきし鴨さまに斬られたような気が……(汗)。あああ、ほらー!!佐々木様、やっぱり殿内さんじゃ人選ミスだよー!!ああ、可哀想な殿内さん…。初めて私の中での株をちょっと落としたかも。佐々木様。

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デッドゾーン

[映像] 2005.07.01(Fri)

少し前に相方と映画の話をしていたときに好きだった映画ということで思い出し、見たくなっていたデッドゾーン。超マイナー映画だと思っていたけど、調べてみたところ、なにげなく監督がクローネンバーグで主演はクリストファー・ウォーケンで原作はキングだった。しかし、私は15年ぐらい前に夜中にテレビで放送していたのを一度見たっきりだったので、実のところ話はほとんど覚えてなくて、覚えていたことと言ったら、とにかく雰囲気も主人公もめちゃめちゃ陰鬱…なんだけど、なんでだかすごく好きだった…という記憶だけでした。また主人公が(クセはあったとも覚えていたのだけど)好きだった…という記憶も残っていた。

そういう状況で、TSUTAYAでリクをかけたところ、ビデオが入荷したんです。しかし、いざ店頭でビデオを見たところ、なんとビデオタイトルが「デッドゾ−ン」ではなく、「クローネンバーグのデッドゾーン」というタイトルになっていて、「なんだよクローネンバーグのって!!チャップリンとかヒッチコックじゃないんだから!!いったいいつの時代のビデオだよ!!」みたいな。そんなビデオだし、私は映画の内容はろくに覚えてないし、好きだ好きだ言っておいて、実はろくでもない映画だったらどうしよう…と不安に駆られつつもとりあえず借りてきたんです。

で、見た。とても良かったです。私は昔からこういう空気感が好きだったんだなという感じ。ある意味ほっとした(笑)。だってさー、すごい好きだったなーという記憶だけが残ってる映画がさ、今見たらめちゃめちゃ嫌な感じの映画だったら、それを好きだった過去の自分がイヤじゃないですか(笑)。ウォーケンがやっぱり良かったです。感情的になり過ぎない抑えた演技が逆にしみる。それは演出的にも言えることですが。展開はキングですから、派手なハズなんですが(ストーリーだけ追うとわりと盛りだくさん。というか、展開が早い)、全然派手に感じないというよりもものすごく地味に感じるような演出です。そんで、多分、そういう抑えた空気感が好きだったんだろうなぁと思います。音楽もそういう空気感をすごく演出してて、いいし。設定とか荒唐無稽だけど、そういうのを中心にしてないのがいいですね。

あー、でもやっぱりウォーケンがいいっす。最初の能天気な人を見たときには彼女ともどもどうしようかと思ったけども(笑)。あと、見えるときのびくん!と跳ねる、あのビックリ演技がすんごい怖いけども(笑)。クセがあると思ったのはこの辺だろうな(笑)。しかし、良いです。笑顔とかぐっときますね。主人公のジョニーは、あらゆるものを失って、本当のところは誰にも理解されない孤独感とか、未来もないし、そりゃ陰鬱だと覚えていたのも当たり前な感じの人なんだけど、しかし、そのなかでもときどき見せる悲しげな笑顔とかすごくいい。クリスとの交流とかよかった。本当切ない。ウォーケンを見るための映画のような気さえします。

そんなこんなで映画はすごく良かったので、嬉しかったのですが……しかし、なんと最後の最後、悪意すら感じるようなものすんごいタイミングでいきなり字幕部分に派手なノイズが入り、そのままラストまでノイズ取れず…。ジョニーの最後の台詞、ノイズで隠れてしまって読めず。えーーーそんなのありかー?!(号泣) うわーん、ひどすぎるー!!これだからビデオはー!!!(号泣)

あーあ…DVDで見たかったなー。リマスタリングされたのが出たんですよね。
相方にも今見ても面白かったら見せたいなーと思っていたのですが、あまりにもノイズの入る部分が話的に見損ねると取り返しのつかない部分なので、このビデオでは見せられない…。残念…。あの切ない笑顔の(しかしビックリ演技は怖い(笑))ウォーケン、見せたいのにー。

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17話「はじまりの死」

[映像] 2005.07.02(Sat)

長くなったので分けた。

芹沢派と近藤派がいきなりガチンコ対決。ていうか、主に土方さんと新見さんががっつんがっつん角つき合わせてるんですけどね。鴨さまは単にわがままなだけで特に意味もなさそうな「精忠浪士組」提案。うーん、確かにわざと人を困らせて人を見ているときもあるんだけど、これは単にわがままを言ってるだけの困ったちゃんに見えますな。だいたいここで人を見る必要ないし。鴨さま、こういうところがね〜…。粕谷さんが浪士組にいきなり呆れてらっしゃって、とほほ。

勇たちが市内見回りに出かけるところで、平山さん?平間さん?どっちだろ?名前が覚えられませんが、鴨さまの取り巻きに絡まれるんですが…勇が無礼をされたとたん、いきなり抜刀しようとして勇に止められる斎藤。斎藤自身も見た目ゴロツキみたいなんですけど、とにかく勇に懐きまくりで犬のようです。このときはとりあえず勇に止められたので刀を納めましたが、結局その後無礼を働いた人が一人になったとき、うしろからついていって、いきなり殴りつけ「俺は芹沢さんには恩がある。だから命は助けてやるが、二度と近藤さんに無礼な口を聞くな」と、鼻を切りつけました…。うわー、ちょっと暴走してるよ斎藤。…しかし、この人、勇に土方さんが「芹沢に乗っ取られるぞ」とか話してるときにも「うまく行ってないのか?」と聞いたあと「俺は芹沢さんには江戸を出たときに恩があるから」と言っていたし、そもそも再登場も勇にご恩返しのためだったし…見た目と裏腹に何気に義理堅い人なんだよな…(笑)。それがなんというかいっそう犬っぽさをかもすのですが…(笑)。しかし、もちろん勇にはご恩返しの心もあるでしょうが…それはそれとしても、そもそも勇のことが大好きなのは間違いない…(笑)。なんというか、この人、いちいち、いじらしいんだよなぁ…(笑)。はっきり言って斎藤めちゃめちゃいい(笑)。

後半は痛いですなー。殿内さん…哀れ……。しかし、鴨さまも哀れです。斬ったのは本当短慮でしたけども。勇に責められて思わず「お前が騙されてると思ったんだよ!!旅装してたんだよ!!仲間集めに行くと思ったんだよ、誰でもそう思うだろう?!」と言い訳してしまう鴨さまが哀れです。鴨さまもねぇ、本当は勇のこと好きだし、勇に認められたままでいたいんだよな。でも、鴨さま、人に好かれる自信がないんだよね。それで余裕がなくなった瞬間思わずこんな縋るようなことを言ってしまったわけですが…。可哀想に。しかし、殿内さんのことを思えば、確かに許せない勇の気持ちもわかるしね。

さらに、土方さんと勇も痛々しい。私の目から見ても、この時期に鴨さまがしょっぴかれるというのはマズいんで、土方さんの言うことはもっともなんだけど、勇の性格からするとつらいよなー。しかし、土方さん、無意識か「頼む!俺たちのために!!」と、さすがに勇のことをわかってる言い方だしね。これ言われちゃうとね…。あー、粕谷さんの脱退シーンも痛かった…。勇と土方の行く末が…。しかし、ここで土方さんがみんなの前で「あいつにこんな思いは二度とさせない。憎まれ役は全部俺がやる」と言うとは思わなかったです。いや、土方さんならそう思うだろうと思うんだけど、みんなの前でそれを言うタイプには見えなかったから。あれかなー、誰に言ってる言葉でもないのかもしれないですね。あまりにもつらかったので、半分独り言のような感じで胸の内を口に出してしまった感じなのかもしれないっすね。

最後の勇と鴨さまの見つめ合いシーンもなんともなんとも。なにか言いたげな鴨さまと、おもっきし傷ついてる勇っていう。でも、最後、目はそらさないんだね、勇。あれで目をそらされたら、鴨さま、めちゃめちゃ傷ついちゃうだろうなーという感じだったです。

そうそう、壬生狂言を見たあとの宴会のシーン、面白かったなー(笑)。鴨さまがさらっと学のあるところを見せて、目立ったのを見て、土方さんが隣の山南さんに一言「参加しろ」。しかし、山南さんは緊張してガチガチなので(背筋伸ばしすぎ(笑))、「そんなこと言われても…」と参加できず。しかし、そのあと、試衛館連中だけになったときには、山南さん「そうそう」と普通に御伽草子の話を始めて、土方さん即座に「そのときに言えよ、そういうことは」と突っ込む。山南さん笑顔で「固くなっていたんだ」。さらに平助くんまでネタ出して、土方さんやっぱり即座に「今言っても遅いんだよ!」(笑)。やっぱ試衛館面白いっす(笑)。

あー、そうそう、この辺から鴨さま、お梅さん、沖田というトライアングルが微妙に絡みだすのですが…くぅぅぅ、ちょっと苦手だなぁ…。お梅さんと鴨さまだけなら大人の恋〜みたいな感じで全然いいんですが、沖田が加わると大人二人と汚れのない子どもの対比が出てくるので、けっこう大人の乱れっぷりがキツイ。それにしても鴨さま、ヤマアラシのジレンマをモロに突き進んでますなぁ。懐かれるとついつい偽悪的に振舞ってしまうのね…。

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18話「初出動!壬生浪士」

[映像] 2005.07.03(Sun)

龍馬、神出鬼没だなぁ。毎回あっちに行く、こっちに行ってきたと飛び回りまくり。一人でいつのまにか祇園に遊びに行っている土方さんがさすがだなぁ(笑)。勇が「えぇ?!」と裏切られたような顔をしてるのがおかしいっす。でも、龍馬はいつも誰にでも親しげですね。すでに立場が分かれつつあるんだけど、そういうことで閉ざしたりしないんですよねー。勇は桂さんとはわりといろいろあるんだけどね(桂さんの方は勇のこと気に入ってるようですが)。

この回はまた斎藤がおいしい(笑)。なんかこの人いつも何か彫ってるんだけど、何を熱心に彫ってるのかねぇ〜?退屈した原田さんが斎藤とコミュニケーションを取ろうとにじり寄ってるけど、付き合ってもらえず。とは言え、斎藤の返事も決して取り付く島がないってわけじゃなくて、うまく話ができない性質なので困ってるっつー感じなので、「不器用な人だなぁ…」と微笑ましい気分になってしまうのであります(笑)。試衛館のみんながわいわいやってるところでもあんま参加はしてないんだけど、なにげに楽しそうだったり嬉しそうだったりすんだよな、この人(笑)。

なんか斎藤の悪い仲間が登場しましたけど。こんな人たちにまで義理堅いっつーか、うまく切り離せないんですね、斎藤。しかし、大丈夫かなぁ…。そのうち、知られて問題になっちゃいそうだなぁ…。平山さんの件もマズイのかぁ…。

いつもの甘味処のおしるこは近藤さんと土方さんと山南さんの三人。この甘味処のシーン、なんか土方さんがすっごい肩の力抜いててフラフラしてて、なにやらめたくそ可愛いっす(笑)。山南さんが芹沢派とのゴタゴタを真面目に心配してる横で、当の山南さんに「おまさちゃん、どこ行ったのかなぁ?」なーんて聞いてるし(そして、山南さんにはあっさりスルーされてるけど、まったく気にせずきょろきょろしている土方さん)。長州の数え歌の立て札を引っこ抜いてこようかなどと乱暴なことを言い、山南さんに止めたほうがいいと言われてももともとあんまり深く考えてなかったようで、これもあんまり気にせずスルー。さらに、近藤さんが珍しく女のことを気にしているのを見て、早速飛びつき「珍しいな、かっちゃんが女のことを気にするなんて」と久しぶりのかっちゃん呼ばわり。否定する近藤さんを見てめちゃめちゃ嬉しそうに山南さんに「かみさんも小柄だもんな」と話し掛ける。子どもみたいですよ、土方さん(ちなみに山南さんもよくわかってないような顔ながらも、なにげなく身を乗り出していたりするのであった(笑))。

浪士組子どもチームに何気に芹沢派の野口君が参加(笑)。さりげなく親睦が深まっている(笑)。そして、親睦相撲は主要メンバーは欠くものの(というか、正直一番ガチンコなのは土方さんと新見さんなので、そこを欠いて親睦しても…という感じはするけど(^^;;)平助くんのお手柄で斎藤まで参加。斎藤めちゃめちゃおいしいっす(笑)。またなにげにその場にいること自体は嬉しそうだったりする(笑)。
八木家のみなさまもなぜかご観戦。特に久さん、原田さんにぞっこんなので、原田さんが勝って大はしゃぎ。それに笑顔でこたえてあげる原田さんもなにげに器の大きい人ですよね(笑)。
源さんと沖田くんが負けてしまったので、一勝二敗になってしまい、俄然クローズアップされてしまう斎藤。しかも、相手が又三郎ということで、八木家のみなさんまで「斎藤はん、負けたらあきまへんで!」とカツを入れられてみたり。斎藤はみんなに囲まれてしまい、微妙に嬉しそうだが、微妙におどおどしている(笑)。相撲を取ったことがあるのか聞かれて、「…ない」。原田さんが「よーし、もう一度俺が!」と言うと、飛びつく勢いで「…頼む!」。声が高くなってるよ斎藤…(笑)。結局、意を決して相撲を取って、勝ったときの笑顔ときたら(笑)。なんなんだろう、この人のこの微妙に情けなくめちゃめちゃに可愛い感じは…(笑)。やっぱり犬っぽい〜(笑)。

そして、斎藤が可愛すぎて、初出動はそんなに印象に残らなかったのでした(笑)。

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19話「通夜の日に」

[映像] 2005.07.03(Sun)

のっけから、暗重い。何かと思えば、前々回辺りから多少具合が悪そうだったけど、原田さんに夢中でラブラブだった久おばあちゃんが…。でも、原田さんがいい人で、しかも、ところどころ笑えて(「……左之助」と我に返っちゃうところとかね(笑)。やはり久おばあちゃんが多少元気そうに見えるが(笑))、いいシーンでした。おばあちゃんが箒を直してくれて、左之助が笑顔になるところとか、なくなった直後にボロボロ泣き出すところとか。

今回のおしるこは勇と左之助(これ、もしかしてずっと毎回必ずあるのだろうか?(笑))。通夜の準備に参加させてもらえないし、久おばあちゃんのことで落ち込み気味の左之助を慰めるために連れてきたらしいけど、途中でお幸さん登場により、左之助のことはそっちのけになる勇。なにげに、横でも未来のカップルが一緒にいるわけですが、そのわりにそういう振りはまったくなかった。

通夜のことなど一切関わる気もなく、派手な羽織でお梅さんといちゃいちゃ酒を飲んでいる鴨さま。こういうところがなぁ…。やたらと気前よく、香典で5両出したけど、お梅さんシレっと2両をくすねたよ!!シレっと勇に渡すときには3両だったよ!!(それでも勇たちは「こんなに…」とビックリしてたけど) すげぇなこの女。そして、途中で通夜の準備に忙しい沖田君を巻き込んで、トンデモ破廉恥な鴨さまとお梅さん…。くぅぅぅぅ…さすがに濃いよ鴨さま、これは濃いって…(^^;;。さすがの沖田君もヘバって、「…どうかしてる!!」と泣きそうになっております。それにしても、鴨さま、沖田くんに対して行動が怪しすぎますよ…。

お通夜では斎藤もちゃんと働いているのですが、まーたあの悪いお仲間が。どういう間柄なのかいまいち正確にはわかりませんが…弱みを握られてる感じではないんだよなー。この悪いお仲間にも多分なんらかの恩があるのだろうと思われます。だって、斎藤のが全然強いわけよ。「お前がいなけりゃ勝てるわけないだろ!」と言われて、行っちゃうんだからなー、どう考えても弱みじゃないですよね。恩義だろうな、やっぱ。一人で京をフラフラしてたところを拾われてしまったのだろうか。それにしても、本当義理堅いというか真面目な性格…。
とりあえず悪いお仲間にこんな日に来いと言われて一人ひっそり悩んでいる斎藤。さらに追い討ちをかけるように、又三郎にシレっと線香の見張りまで頼まれてしまった。「ええっ?!」って顔はしているものの、びっくりしたのかなにも言えずに又三郎を見送ってしまう。おいおいおい(笑)。そして、頼まれごとが二つになってしまった彼は意を決して、刀を霊前に置いて(こんな日に殺生はすまいとおもったのですかね)、一本の線香が消えてしまう前にすべてを片付けて戻ってこようと、一目散に決闘の場に駆けつけ、一人大慌てで殴りつけ殴りつけ、頭目も殴り倒し、一目散に八木家に帰る…(笑)。ほんっとーーーーーに義理堅く可愛い忠犬ですよ…。しかし、帰ってみたらお線香は新しいのが立ってました。勇が気付いて新しいのに替えてくれたんですね。しかも、勇、斎藤をとがめません。何か事情があったんだろうと思っているのかなんなのか。いやー、これは、斎藤、またまた近藤先生にご恩を受けた、ご恩返しをしなくてはと思ってそうだな…(笑)。
しかし、こやつの立ち回りシーンはむちゃくちゃかっこいいっす。うっとりできます(笑)。さすがオダジョーです(笑)。

ひでちゃんが女であることを告白しました。バレる前に自分から言うとは思わなかったのでちょっとビックリでしたが、確かに試衛館の面々はいつまで経っても気付きそうになかったので、自分から言わない限り永遠に侍ごっこをし続けることになったかもしれない(笑)。というか、歳、マジで気付いてなかったんだ?!あんなにベタベタ触りまくって?!そりゃーすごいわ!!(笑) 彼の声とは思えないような高い声で「くそー!!!」と叫んでおりました(笑)。そりゃまぁ、クソー!!だよねぇ…はっきり言って、一生の不覚とはこのことだよ…(笑)。あ、でも八木家の人々に近藤さんたちは見直してもらえたようです。実はちょっと前から、源之丞さんはわりかしちらちらと見直しかけてる目はしてたんだよね。よかったよかった。

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20話「鴨を酔わすな」

[映像] 2005.07.04(Mon)

う、うわぁ〜〜〜!!(驚愕)

かかかか鴨さまッ…な、泣いて……っ?!(汗) まさか…いや、でも間違いなく涙目でうるうるしてはる…。ああ、鴨さまってば本当困ったちゃん…。でも、困ったちゃんなんだけど気持ちはわかるだけに痛々しいですね。しかし、鴨さまは意外に小心者のクセに調子に乗るとどうしてああ歯止めがなくなるのでしょうか。そしてなぜ新見さんは止めてくれないの。「ああいうところがあの人のもう一つ大きくなれない原因だな…」なんて、よりにもよってなぜ土方さんの前でしみじみ述懐しているの。いえ、その的確な分析ぶり自体はおいしかったんだけども(笑)。でも、それはわかってるんだけどそれについて何もしてあげるつもりはないみたいなんだよな、新見さんって。鴨さまの腹心中の腹心なのにね。土方さんなら、勇の弱点や苦手なところがあったら、ひたすらフォローするためにそりゃもう必死に走り回るだろう(結果的に余計なことになるときもあるだろうけど<最初の役付きにさせたところとかね)。

それにしても最後のシーンは鴨さまは可哀想過ぎるし。しかし、困ったちゃん過ぎるのでフォローできない。勇にまで蔑まれていると被害妄想まで覚えながら(勇の方は本当はまだまだ受け入れているんだけど)、なんでそう思われる所業を自制できないのでしょうか…鴨さま、頭は良くてらっしゃるのでわかってるのにね…。だがその横で、「おい、歳、歌え!」「俺が?!」と泡を食いながらも、状況的に歌いだすしかない歳の、お歌が…うまい!!!びっくりするほどうまかった(笑)。一瞬、「え?ダレデスカ?」ぐらいの勢いでびっくりしましたよ。はー、土方さん、お歌もお得意でらっしゃるのですか。しかし、おかげで鴨さまはその場に踏みとどまることもできずに場を立ち去ってしまいました。そんでもって、涙目の鴨さま。あーびっくりしたですよ。はい。

京に居残り組は新しい浪士を募集中。最初にきたのが大倉さん演じる河合さん。なんだか強そうじゃないですが…と思ったら、案の定刀すら持ったことがないみたいで、平助君にすぱーん!とくらって気絶。おいおいおい。続いて来た松原さんはできるぞ、と思ったのか、斎藤が自ら立会い。さらっと松原さんにうしろを取られてしまいました。あいやー、斎藤負けちゃった。でも、けっこう馴染んできた感じがしますね。斎藤も(笑)。ちょっとだけ台詞が増えた(笑)。
で、ここでは山南さん祭りですよ。最初に部屋割りを考えてて一人当たり何畳になる?という計算をしてたんだけど、誰も計算できなかったんだよね。で、剣の腕のない河合さんに得意なことを聞いたら「算術」というので、山南さんさっそく「一人当たり何畳になる?」と質問。河合さん、さらりとお答え。それとほぼ同時に、ものすんごく高らかな声で「採用です!!」(笑)。うわあああ、なんだその採用です!!の声は(笑)。すげえ面白いよ、山南さん(笑)。あー、でもよかったねー、河合さん。採用だよ採用。

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21話「どっこい事件」

[映像] 2005.07.06(Wed)

本題の前に、ちょっと。
あのさー、新選組が面白すぎるんですよ。本当面白いんですよ。止まらないどころか、実は一週間に二枚とか見てるのにさらに2回目とかうっかり見ちゃったりするの。というか、見たいんだけどさすがに一週間に二枚×二周は時間が足りないぞ〜!返却期限に間に合うか?!とかそういう感じなの。他のもの全部差し置いてとにかく借りていられるうちに何度見れるか!みたいな。で、それなら一週間に一枚ずつ借りてじっくり二周見ればいいものを、先も早く見たいので、二枚借りてきちゃうの。一枚に4話収録だから、3時間以上入ってるのにさ。

さらに、なにしろさすがに大河なので話数が膨大。しかも三谷さんなので小ネタも満載(クドカンよりは整理されてるけどね)。さらに、その小ネタの多くは各人の萌えどころそのものだったりするのだ。なので、メモも取りたい。だって、新選組はピンポンとかの映画と違ってレンタルで何度も借りてくるには枚数が多いのだ…。近場のレンタル屋のほうには置いてないから、てくてくツタヤまで毎週歩いて行かないといけないしさ。そんなこんなで、もう一度通しで見れるのはいつかということになると、こころもとないわけ(ついつい二周してしまう原因も、そこだと思う)。というわけで、見たらここにメモもする。しようとする。

そりゃもー、明らかに時間足りねぇっつの(笑)。

最近新選組にかかりきりなのは、こういう事情です。もしも今の状態のままで最後まで行っちゃったら、間違いなく「こ、これは、かかか買うしかねぇ!!」って結論になってしまう。
…でも、わかんないけどね。まだまだつらい展開に入ってないもんね。つらい展開になってきたら、もう一度なんて見れないかもしんないしね。今だって、私先の展開全然知らないから(昔、新選組関連の本けっこう読んだんだけど、何も覚えてません…(笑))、単純にとても楽しく見れるけどね、史実知ってたらいろいろ切ないんだろうなぁとは思う。

で、本題(前置き長すぎ)。
なんだか、土方さんと山南さん、のっけから副長会談!おしるこデートといい、最近いいコンビのこの二人です。嬉しい。噛みあってれば、お互いにお互いの弱点がフォローできるので、最強ですよね。と思ったら、横に局長いたよ…(笑)。なんだ二人きりかと思った…(笑)。
しかし、土方さんは相変わらず強引というか。俺はこっちで死ぬ覚悟だから、お前も覚悟を決めろというのはどういう論理展開なのでしょうか(笑)。幼馴染だからこそ許されるむちゃくちゃ俺流論理だよなーこれ(笑)。

容保さまと勇の会話はなんというか、打って響かないというか、打った音も響かず、打ち返す音も聞こえずっていうか(笑)。なんだか、まったりもっさり(笑)<そんなシーンじゃないのに(笑)。勇、緊張してはるのかもしらんけど、もう少しマトモな相槌が打てないものだろうか…?(笑) とは言え、まったり打ってる容保さまも、心にはガンガン鳴り響いてると思われるのにもっさり「はっ!」とだけ言ってる勇も、どっちも悪印象じゃない(笑)。ある意味でイイ味のコンビだなぁと思った(笑)。

斎藤、腹痛。なんだか変な体勢で苦しんでるなと思ったら…仮病かよ。しかも、山南さんと永倉さんにはばっちりバレてるし(笑)。悪いお仲間のことを聞かれて、意外にさっくり吐く斎藤。ま、この状態はマズイという認識はあったし、迷惑をかけるかもしれないという気持ちもあっただろうしね。やはり京でふらふらしてるときに拾われた恩があったのね。やっぱり受けた恩にはどういう相手であれ絶対的に縛られてしまう性格のようで、忠犬の素質ばっちりです。でも、ここで山南さん、斎藤には絶対的な力を持つ近藤さんの恩を持ち出す(笑)。性格読んでるねー。
永倉さんが悪いお仲間と手を切らせるために出て行ってあげて、「出入りのときには、一緒に謝ってやる」で、お仲間を黙らせます。というか、あっけに取られただけかも(笑)。うーん…小学生の喧嘩を仲裁するお父さんのようだ(笑)。

鴨さま、いきなり道端で力士の腕を切りつけてしまう…。うーんうーん、なんでこんなに簡単に刀を抜いてしまうんですかね。状況判断ができない人とは思えないのだけれど。自暴自棄だからでしょうか。さらに、乗り込んできた小野川部屋の力士をのっけから一人殺しちゃうしー(斬られたのは舞の海(笑))。あうーあうー。なぜマズイって思わないんだ、鴨さま…。
マズイマズイと思っている山南さん以下試衛館の面々。でも、もちろん鴨さまを止めることなどできないので(ていうか、多分、勇以外の誰にも止められないだろう)、仕方なし、殺さないようにして、力士たちを倒していく。うわー!逆刃にして打ちのめしまくる永倉さんもかっこいいけど、ここは山南さんかっこいいー!!山南さんのシーン短いよ、もっと見たかったー!沖田くんも走り抜けてくところは好きだけど、斬っちゃったシーンはうーん…イマイチ…。ていうか、沖田くん、このところ、鴨さまに接近しすぎで、イマイチです。鴨さま(あるいはお梅さん)と一緒にいる沖田くんはあんま好きじゃないんだよなー…。源さんも心配してますよ。

怒る勇。深雪太夫のところで油なんか売ってるから(笑)。「山南さん!!あなたがついていながら!!」と山南さんに怒る。いやーいくら山南さんでも、調子に乗ってる鴨さまを止められるわけがないじゃないですかー。鴨さまの制御は勇しかできないっしょ。勇だって常に制御できるとは限らないし。でも、山南さんは手際よく、奉行所に提出する書類も作成済み。その辺ツボでしたー。
あと、勇が誠意を持って小野川部屋の親方に頭を下げ、ことを丸く治めた…ということを鴨さまに報告するときの山南さん……めちゃめちゃイヤミです(笑)。さわやかな笑顔に騙されそうになるけど、このときは間違いなくイヤミを言おうと思って言ってるよ(笑)。
そして、鴨さま、試衛館の面々がいるときはこらえるけど、いなくなった瞬間に爆発。うううー。鴨さま、立場ないよなー…。とは言え、こりゃ自業自得だ。

しかし、ちょっと気になるのが、沖田くんが試衛館の面々についていかず、鴨さまのところに残ること。うーんうーん…いやだなーいやだなー…。

一方京都居残り組(ちなみに、上は大阪出張組)。土方さんと平助くんと新見さんが残っているのですが。土方さん、旗作りました。例の誠の旗ですね。「こうすると、試みるって言う字に見えなくもないし」って…。考えることが可愛いよ、土方さん(笑)。そして、新見さん。おおっ?今までの余裕綽々の態度とは打って変わって、声を荒げてますよ!!即座に「こちらも旗を作る!!精忠の二文字だ!!」とかやってるし、なんか焦ってるよ。土方さんが侮れないと気付いて焦り始めたみたいです。おおお、なんか俄然面白くなってきた。

あとは、土方さんの上半身裸っぷりと、お梅さんですな。まずたまげたのが、とんでも立派なお体(笑)。なんかウワサで、山本君は顔に似合わず、意外に筋肉質な体らしいとは聞いてたけど…これ、永倉さんよか立派な体では。そして、なによりもたまげたのは、おおおお胸が…!hydeさんもお胸の谷間が気になる人だけど…こ、これは負けた。これはもうAカップどころじゃないわ。Bカップだわ。あー、びっくりした。
お梅さん、土方さんにもちょっかいを出す。土方さん、お梅さん登場当初はデレデレしてたけどね。今はすっかり胡散臭い目で見るようになってしまっていて、まったく落ちる気配はありません。こういう緊張感のあるやりとりは好きだなー。

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22話「屋根の上の鴨」

[映像] 2005.07.07(Thu)

タイトルが可笑しい…(笑)。「芹沢鴨、爆発」の回の「鴨だけに鳥小屋がお似合いだ」に匹敵するフレーズのように思われます。

が、その中身は笑い事じゃないんですけどねー。屋根の上の鴨さまは、まさに自ら墓穴を掘った瞬間だしな…。どっこい事件と屋根の上の鴨さまで、完全に鴨さまの道は絶たれたと言っていい状況ですもんね。今思うとあそこが分かれ目だったかなという気がしますね。桂さんにやり込められたときね。その前はけっこうブイブイ行ってたし、あのあと結局立ち直れないままにドツボにはまっていったという感がありますね。

のっけ、なぜか近藤派局長&副長二人の前で一人座っている新見さん。あり?なんか構図が変よ?鴨さまは?と思っていたら、新見さんのうしろに寝そべってました。なんだそこにいたのね。浪士組が京に残るという話のなかで、勇が容保様じきじきに声をかけてもらって勝手に話を進めたということで、鴨さま、臍を曲げてしまい、「解散だ解散!!」と立ち去ってしまいます。新見さん、うんざりという顔で「あの人が蚊帳の外に置かれることが一番嫌いなことぐらい覚えて欲しいものだ」と一応建前は勇たちに文句をつけているけども、内心はどっちかっていうと鴨さまにうんざりしている様子。しかも、「芹沢のことは引き受けた」って、呼び捨て!!なんだか前回から「あら〜?」という感じですよ。

ところで、前回のどっこい事件の縁で、壬生寺で相撲の興行を浪士組が手伝って行うことになりました。八木さんに伝えるときの、局長の両脇に控えた副長ズが二人してお愛想笑顔でおかしい(笑)。しかも、雅さんが「黒神関も来ますの〜!?」とミーハーモード全開になったときの、うしろの副長ズ密談(土方さん「…斬ってないだろうな?」山南さん「名簿にはその名前は」←二人とも真面目(笑))が最高です(笑)。
元々商人の土方さん、このときとばかりにみやげ物で銭稼ぎ。バッタもん(他人の手形を売るとは…立派な詐欺ですぜ(^^;;)まで作ってて、勇は「やめておこう」と二回も土方さんに頼んでる。でも聞いてもらえない(爆)。久々に情けない多摩時代の雰囲気でしたな(笑)。
途中捨助登場。うあああ、相変わらずウザイ!!(笑) 実を言うと、ほとんど苦手なキャラクターがいなくて、どなたもそれなりに愛着を持って見てしまう新選組!なのですが、唯一苦手なのが、この捨助…(^^;;。「出た!!」って感じでした。土方さん、殴っちゃったから、ちょっと立場弱いしね。でも、容保様にそれと知らずに絡んで(また絡み方がうざいんだ〜)、背後からタマネギ部隊のような様子でシタシタシタッと走ってきた容保様部下ズにシタシタシタッと連れ去られてしまったシーンは可笑しかった(笑)。捨助というよりも部下ズがね(笑)。でも、その後がなかったのでどうなったかと思ったけど、あとの回を見ると追い払われるだけで済んだみたいね。よかったね。
話が前後しましたが、お忍びの容保さま、可愛らしいですの〜(笑)。広沢さんもご機嫌麗しゅう感じで何より(なんとなく、広沢さん好き)。
斎藤がこの回は孤独壁を思い出したか(まぁここんとこ可愛らしいワンコモードすぎだったよな(笑))、わりと一人になりたがるシーンが多かったのですが、それでも、みんなによってたかって誘われると、やっぱり嬉しそうにはにかみ笑いを見せるところが…!!(じたばた) くぅぅぅぅ、はにかむなよ!!!可愛いじゃないか斎藤!!!

町人上がりの又三郎、なんだか鴨さまのどこにあったのかわからない逆鱗に触れてしまったらしく、いきなり斬られてしまいました…。この人も捨助と並んで苦手部類のキャラでしたけど…直前に総司に野心というか夢というかそういうのを語ってただけに、なんとも哀れ…。ていうか、鴨さま…どこまで歯止めというものがないのだ。
そして、ついには、大和屋に押し入った挙句焼き討ちもどきの荒業に。これが屋根の上の鴨さまなんですけど…やっぱり破滅型というか、自分で自分のやってることがわかってないわけじゃないんだよなー。でも、もう自分が止められないんだよなー。下から見上げている勇の目を見返せず、ただ酒を煽る鴨さまが…土方さんが「芹沢…自分で墓穴を掘りやがった…」とつぶやいていましたが、誰の目にも「終わったな…」という感じでしたよね。鴨さま自身の状態が、もうダメだなっていう感じだった。でも、下から見上げる勇の表情はむちゃくちゃよかったですね。とても断固とした目をしてるんだけど、でも、どこか悲しみや憐れみみたいなのもあって。鴨さまが見返せなかったのもよくわかる目でした。

それにしても、総司が心配だー心配だー。無邪気な笑顔がほとんど出なくなってしまっている辺り、何も感じてないわけがないので、やっぱり人を斬ってしまったショックっていうのは絶対あるんだよなー。そして、考えてもいるんだと思う。でも、その状態がつらいのでしょう。っていうのはわかるんだけど、それで鴨さま(&お梅さん)に懐くっていうのがあまりにもマズイわけよ。あうーあうー。

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23話「政変、八月十八日」

[映像] 2005.07.08(Fri)

広沢さまがのっけからお怒りです。そりゃまーなー。ありゃねーよなー。暗に鴨さま排除を要求する広沢さまに土方さん抜け目なく「会津様のご意向と取ってよろしいのですか?」と確認して、「けっこう」と言質を取りました。さすがだな、土方さん。そして、鴨さまの命運は尽きた…な…。あとは勇の決断だけだものね。

と言ったって、あの勇が易々と鴨さまを切り捨てることなどできるわけもなく。馬鹿正直に鴨さま本人に向かって「広沢さまにあの男をなんとかしろと言われました」とか言ってるし。これ、普通の状況だったらそれこそ窮鼠猫を噛むなんてことにだってなりかねなかったような…。しかし、まぁ鴨さますっかり自棄になってるのかそれとももうあんまり考えたくないのかな?(そりゃ考えれば考えるほどろくでもない展望しかないだろうし、自分に嫌気が差すばかりだろうしな)なんだか逆に落ち着いてますけど、やることはむちゃくちゃだよ。「誰かが責を負わねばなるまい。新見。お前、腹切れ」ってなんですかそれー!!あの新見さんがめちゃめちゃひきつってるじゃないですか、まずいよそれ。又三郎並みに簡単に切り捨てられた気分だったんでしょうね、そのあとすっかり落ち込んではりましたけど…でも新見さんは又三郎と違って、力がありますからねぇ…せっかくずっと腹心でついてきてくれたのに、自ら新見さんのことを切り離してしまった。あーあ。そのあとは新見さん、鴨さまからすっかり心が離れてしまった感じですよね。

土方さんはなんとか勇に鴨さまを切り捨てさせよう(あ、この時点では本当の斬るじゃないっすよ(笑))と勇に迫るけど、その言い方じゃ勇は納得しないって。でも、土方さんの「お前は逃げてるんだ。一人で組を引っ張るのが怖いんだ」とかって指摘は的を射てると思いました。…なのに、真面目な顔のまま「だめだこりゃ」って(笑)。ドリフですか、歳…(笑)。

会津藩の皆々様が、そろって山南走りでおかしい…(笑)。ちなみに改めて疑問に思いましたが、この山南走りってなんなんでしょうか?武家の方のなんかの作法とかなのかしらん??みんなこの走り方をしてるってのはたぶんそういう走り方があるのよね…(笑)。浪士組では山南さん一人だけ常にどこでもこの走り方をなさるので、ものすごく目に付くんだけど…(笑)。
そして、お花畑を守ることになった浪士組。お花畑て…………(笑)。勇が真面目に「命に代えてもお花畑をお守りいたします!!」とか鴨さまが「お花畑へまかり通る!」とかやってるのを見ると可笑しいやら可哀想やら…。「花畑」じゃなくて「お花畑」のところがポイントですよね(笑)。しかし、はりきる浪士組が可哀想。

「土方君はずいぶんご機嫌のようですね」と指摘する山南さんに、「桂を追い出せるなんて嬉しいねぇ…」とにやにやする土方さん、そしてその笑みを見て、ものすごい微妙な顔で固まる山南さんが変でした(笑)。このときの土方さんの格好がツボだ〜。肩にかけただけの羽織がいいなぁ。

結局下知はないまま朝になってしまったんだけど、起きてたのは斎藤と勇だけでしたね。斎藤、やっぱ修羅場くぐってんだろうなぁ…。人を斬るということをやっぱり気にし続けている沖田くんに聞かれて、こたえた斎藤「喜びもしないが、悔やみもしない。お前は飯を食うたびになにか感じているのか。俺にとってはそういうことだ」って…多分それじゃ沖田くんの参考にはならない……(^^;;。

しびれを切らした鴨さまの決断で、下知なしで御所に向かう浪士組。こういうときは鴨さまの横暴さが大変役に立つね。勇じゃとてもこんな強引な突撃はできませんし。しかし、お花畑(お花はどこ?)で結局蚊帳の外に置かれたまま、すべては終わってしまいました。まぁ、会津の人たちも戦ったわけじゃないから似たり寄ったりだけどね。
思わず私も左之助と一緒に「一体この回はなんだったんだ」とつぶやいてしまったけども、そのあと土方さんの台詞がね。「俺は決めた。まず会津藩の信頼を勝ち取る。そのために俺は喜んで修羅の道に踏み込んでやる」。来た〜〜(>_<)。土方さん、修羅の道宣言。また山南さんが聞いてるんですね(斎藤も聞いてる。斎藤もわりとこういう大事なシーンに居合わせますよね。しかも「なぜかいる斎藤」っていう感じで(笑))。山南さんの表情もいいけど、斎藤の表情もむちゃくちゃいいですな。二人とも今後どうなっていくのかわかっているんだろうね。

ちなみにお花畑は最後に一輪だけお花が確認されました。お花畑…??

そうそう、そろばんを叩くために採用された河合さん、「私も出陣しなくてはなりませんか〜?私は勘定方として採用されたのですが」と泣きついているのですが(そりゃ、まったく心得ないもんね)、左之助の返答が可笑しかった。「戦う勘定方」って(笑)。河合さんの「えぇぇ〜…」もおかしい(笑)。

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24話「避けては通れぬ道」

[映像] 2005.07.08(Fri)

くはー…………。なんだかもうどこから書くかな…………。濃かった。

広沢さまがなぜか勇抜きで、副長二人だけに最後通牒を渡しています。なぜここに局長がいないのだろうか?そして、近藤派の面々で鴨さまの処遇についてのみんなの話し合い。今まで永倉さんとかにはあんまり事情を話してなかったんですね。ていうか、会津藩の意向とかは別としたって、あの所業の数々はやばいだろ?そもそもヤバイと思ってくれよ、永倉さん(^^;;。まぁ、細かいことは気にせず、何かあっても片がつけば許す、大人物って感じで憎めないけどね。とゆーわけで、そんなにマズイと思ってなかったらしい永倉さんはそもそも鴨さまと袂を分かつこと自体あんまり想定外だったみたいです。斎藤はもう状況はとっくに理解していて、理解しているがゆえに、その場を離れる。結論に従うことはちゃんと告げて、それでも、鴨さまにも恩義があるので、この話には加われないという、異常に義理堅い斎藤らしい行動ですね。左之助はたいした惑いもなく「斬るしかねぇだろ」。これ、先に腹に一物ない左之助が言い出したので、よかったよね。腹に一物ありまくりの土方さんからいきなり「斬る」発言だとけっこうみんな引いちゃったかもしんないしね。左之助が先に言ってくれたのでどん引きされずに「はっきり言っておく。俺は浪士組のためには芹沢を斬ることもやむなしと思っている」と告げることができて、みんなに覚悟させることができた感じ。特に永倉さんの様子だといきなり斬る発言だったら、引いた可能性があった気がして。しかし、永倉さん以上に割り切れない様子の勇。途中で席を立ってしまった。源さんも立ったので、なんだろと思ったら、源さんもやっぱり鴨さまを排して勇が上に立つべきだと思ってるんですね。

そのあとの副長二人のブラック密談。くぅぅぅ、この二人が会話してると萌え萌えなので、嬉しい。いろいろつらいけど、嬉しい。
しかし、土方さんが言う前に、いきなり山南さんのほうが「斬るべきです」。すんごいビックリしました。いつのまに山南さん、そこまで決意を固めていたんだろ?どうやら山南さんは近藤さんを浪士組に引きずり込んだ責任を強く強く感じている様子。そして、近藤さんのために自らが泥を被る、なんでもする、修羅にもなると決意している土方さんを見てきてるからな〜。その影響を受けたのかもしれないですね。責任のある自分も近藤さんのためにはなんでもするべきだと思ったのかも…。
でも、山南さんと土方さんが同レベルで黒くなってしまうと歯止めというものがなくなるわけで(現になくなったわけだが)、本当は黒い土方さんと白い山南さんが両輪って言う形でバランスを取っていくのがいちばんよかったように思います…。しかも、やっぱり山南さんは基本的に白い人だしね…だってさ、永倉さんに言ったことだって方便だなんてカケラも思わなかったし。というか方便だったことにビックリだったし(土方さんも同様だったようで、驚いてるし)。本来そういう人だと思うからさー。くぅぅぅ。

そして、そのあとはもう黒い黒い。土方さん!!あくどい!!あくどすぎる!!狡猾すぎる!!(褒めてます) いつの間にこんなに易々と新見さんの上を行く人になったのだろう。まぁ、新見さんが鴨さまから心が離れてしまって、動揺していたってことろもあるだろうけど。新見さんを罠にかけるところの会話のあくどさは、はっきり言って並大抵の悪役よりもあくどかった(笑)と思われます(笑)。思わず、新見さんのほうに「だめよー!それは罠よー!!」と言ってしまいそうになるほどにあくどかった…(笑)。しかも、土方さん「本人に確認してみよう」とかって(表情がまたあくどいんだ)、山南さんスパーン!!とふすまを開けたら、そこには鴨さまが……!!うわ〜…やること容赦なさ過ぎ!!新見さんの顔が、見ていられないほど痛々しいっす。

しかし、新見さん、山南さんに特大の呪いの言葉をかけていきました…。山南さんがやっぱりつらそうになってる…………(涙)。どう考えても山南さんはこういうの向いてないんだよ…。確かにこの二人が組んで黒い謀略立てたら無敵だけどね…でも持って生まれた性向ってあるから…。

その横で、沖田くんとお梅さんはそっちはそっちで濃いことをしています(汗)。あー、そりゃまぁその話の展開をされたらもう沖田くんとしては押し倒すしかないよな…(汗)。そして、鴨さまにタコ殴りされて、間男そのままですがな(汗)。でも、お梅さんが本気でうろたえているので、お梅さん的には本当に鴨さまがそんなことをするなんて思ってなかったことがわかります。実際タコ殴りに至った理由は嫉妬ではなくて、新見さんの死と間近に迫った自らの死に動揺していたからだったしね。このシーンは本当なんだか怖いというか悲しいと言うか、なんかすごかった。「新見が死んだ……。次は俺だ……」とつぶやいて、震えながら笑い出すところとか。

一方、新見さんの件に関わらせないために大阪に体よく追いやられていた(だよね?(笑)あれは土方さんと山南さんが手を打ったよな?(笑))勇。愚痴をこぼすこぼす。土方さんや山南さんがどれだけの想いで行動しているかということを思えば、「私の周りには壬生浪士組を自分たちのものにしようとする奴らばかり」などと言い出す勇に一瞬「この男は…!!」と思いましたけど(笑)、いやいや、そりゃまぁ勇側からすればありがた迷惑なのは確かだしなと思い直しました(笑)。それにしても、「そんなことをしている場合ではないのに」とか言ってるとついつい「大阪で太夫相手に愚痴をこぼしているあんたはなんだ?」などと突っ込んでしまいますが…(笑)。いえいえ、仕方ないよね、勇も性質的にそういうの向いてないんだから。うんうん、そうだそうだ。

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25話「新選組誕生」

[映像] 2005.07.09(Sat)

…………はー……。見ました。凄い回だったな……。

どこから書いていいかわかんないので、とりあえずどうでもいい(いや、私はどうでもいいなんて言ってられないほどむちゃくちゃ興奮したけど、明らかに見るところが間違っている…(笑))話から始めますけど……
山南さんっ!色っぽすぎまする〜〜〜っ!!「…やややや山南さん!なんですかその濡れた乱れ髪!!そうでなくてもあなたは苦悩をにじませた流し目が異常に色っぽくてらっしゃるのに!かつてないほど色気大爆発じゃないですかーーーー!!」とかなっちゃいましたよ。つーか、あんな大事なシーンで、色気で悶絶させてどうすんですか。
いやぁ、参った参った。そして、自分にも参りました。あんなシーンで、色気に悶絶しちゃう自分の業にめげたよ正直(笑)。

「ハタノアト」はてっきり前回までのあらすじ紹介だと思って油断してたら、いきなり副長ズが大阪で遊んでいた局長に新見さん切腹を報告し始めて、思わずアワアワしてしまいました。いきなりすごいシーンから入るなオイ。当然局長は事の成り行きがわかるわけで、怒る。ほんでもって、今回もまた「あなたがついていながら!」と山南さんを叱る。これ、他の面々も含まれるならともかく、土方さんオンリーの話だから「その言い方はどうなのよ?」って感じだけど…まぁ、土方さんがある種の方向に暴走する人なのは当然勇は知ってるから仕方ないか。山南さんは基本的な路線が穏健派だものね。
そして、勇は「お前のやったことは士道に背いてないのか?お前は腹を切らなくていいのか!」という猛烈な台詞を土方さんにぶつけます。くはー!その通りなだけに痛い台詞だ。でも、土方さんはまったく引きません。「あんたがそうしろと言うなら俺は腹を切るぜ」。くはー。本気だよ、この人。勇に腹切れ言われたら切るよ、この人…。

鴨さまとお梅さん。with斎藤。なんだか斎藤を用心棒に連れ歩いているらしい鴨さま。しかし、先週の最後あれほど動揺して震えていた様子とは打って変わって、落ち着いてます。それも自暴自棄でもなく、登場当初のような様子に戻ってらっしゃる…。うーん、本来の姿は多分これなんだろうな、鴨さまって。「長生きをしたくなった」とか言ってしまうことや、お梅さんが「死んだらどうなるのかしら」と言ったときに「俺の墓に入ればいい」と返すところとか、覚悟が決まってなかったら先週のオウムの予言のように目を背けるだろうから…もう覚悟を決めてらっしゃるんでしょうね。「俺の墓に入ればいい」って、プロポーズですね。死を覚悟した上でこの台詞…くぅ。お梅さんもこれまでとは様子が違って、本当に嬉しそう。さらに、そのあとの嵐山の紅葉見物のシーンでは、お梅さんが本当に綺麗で幸せそうだったので「ああ、お梅さんはついに鴨さまの気持ちを信じたんだなぁ」と。寺子屋も意外にいいと思いますよね、本当。この期に及んで…で切ないばかりですけど。

その横では、土方さん山南さんによる芹沢暗殺計画が着々と進行。永倉さんは(誰かさんと同じで、と土方さんが本人を前に言った)融通がきかないところがあるから除外、沖田君と平助君は若すぎるので除外、斎藤は手を借りたかったけれど鴨さまに恩義を感じているようなので除外。勇は話し合いの間、一度も目を開かず、一言も口を聞かず…。
沖田君は土方さんに「宴会のあと、芹沢についていくな」と言われたことで、計画を悟って、「私も加えてください!あの人は私が斬らなくちゃいけないんです。あの人もそれを望んでる」。ああ、そのとおり…。沖田君、つらいなぁ…。でも、ここで逃げなかったのは本当にえらいと思う。

宴会。土方さん、鴨さまを酔わせるために酌をしまくってますけど、うさんくさすぎる…(笑)。前回の新見さんのときもそうだったけど、誰が見ても「…何をたくらんでる?」って言いたくなるよなぁ(笑)。でも、鴨さまはすべてを覚悟の上で受けて立ちます。今回は本当鴨さま、文句なくかっこいい。対する土方さんも、見透かされても一歩も引かない。
鴨さまと勇の会話。勇はこの期に及んで鴨さまを助けようと、計画を言いそうになるけど、当の鴨さまが止めます。「鬼になれよ、近藤。鬼になって、俺を喰っちまえ」って、くぅぅぅ…。かっこいいよ、鴨さま…。本当、この回は全編鴨さまがかっこよすぎ。容保様にいただいた新選組の名前を「悪くねぇな。明日からこの名前で行けよ」と勧める鴨さまもかっこよすぎる…。うう、本当に惜しい人を…。

鴨さまが帰宅するところでは、いろんな隊士たちのいろんな動きが、さすが三谷さんだなという感じですよね。とりあえず、土方さんと山南さんのアイコンタクトにくらくらしましたけど。鴨さまにボディガードお役ごめんになった斎藤(多分斎藤を死なせないでやろうという鴨さまの心遣いだろうなぁ…)は、たくらみに気付いて止めに立ち上がるし。山南さんは野口君を助けてやろうとするし、平助は涙目だし。まったく動じてない頼もしい左之助とか緊張して様子のおかしい沖田君とか。そして勇も立ち上がったのを見て、止める源さん。でも、勇も鴨さまの思いを受けて、ついに鬼になることを決断。

暗殺に走る4人の前に立ちふさがる斎藤。左之助本当に動じない。どうしていいかわからない3人に対して、左之助は迷いなく斎藤に槍を向ける。すごいなぁ、左之助…。そこに勇到着、斎藤を諭して、ついに土方さんに「お前に浪士組の行く末、託した」。うわぁぁ…ついに。土方さん、一言「心得た」。

暗殺決行のところは本当息もつかせぬというか、すごかったです。土方さんと左之助が布団に襲い掛かったら、なんと無人。カメラがあがったら、そこにはすっかり待ち構えている鴨さまが……!ひーーーー!!土方さんとか、ぎょっとして飛びのいてますもんね。でも、真っ先に切りかかったのも土方さんでした。まぁ鴨さまには刀すら抜かずに跳ね除けられましたけど。鴨さま、またまたむちゃくちゃかっこいいっす。つか、鴨さま、手加減してる…というか、殺さないであげてるよね、これ。鴨さまの動き、余裕がありますもの。土方さんも沖田君も、何度も斬るチャンスがあったと思う。でも、簡単に殺されてやるつもりもないけど、殺すつもりがなかったんだろうなぁ…という感じがしました。
その横でお梅さんが呼んできた平山さんと平間さんが加勢に来たので、山南さんと左之助はそちらを引き受けます。山南さんの殺陣、綺麗だよなー。しかし…この状況下で山南さん殺せないんですか…!!(なんとなく衝撃) ああ、なんてこった、この心優しいというか、弱いというか、甘いところが…!! 大好きだけど、でもやっぱりいざとなったら殺さないと駄目ですよ、山南さん…(涙)。平間さんは逃げてくれたけど、平山さんには背まで向けてしまって、危うく殺されるところでした。……でも、雨に濡れた乱れ髪で、苦悩する山南さんは史上最強の色気でしたけど!!

さて、やっぱり鴨さまは全然お強くて、土方さんの刀は折れるし、沖田くんは動転しちゃってざるとかいろいろ物投げつけちゃうし、こりゃとても鴨さまは殺せないんでないかい…と思った瞬間。
鴨さま、自分の投げた瓢箪で足を滑らせた!!沖田くん、その瞬間に鴨さまを刺した!!鴨さま、ちょっと笑って、沖田くんと見つめあって(沖田くんを殺すつもりだったら、ここで、沖田君を斬れたと思う)、次の瞬間、うしろから土方さんが突きでとどめ。鴨さまが倒れたあとの沖田君の表情もさることながら、次に映った土方さんの表情と激しい息遣いが凄かったです。やっぱり人を斬ったの初めてだったんだろうな…。
そして、お梅さんの壮絶な自害。これは…!沖田くんつらすぎる…。でも、この二人にとっては幸せだったのかもしれません。沖田君にはつらすぎるけどね…。
なにげなく、最後に念を入れてもう一度とどめを差す左之助は凄かったっす。なにしろ、他の三人がね、土方さんは人を斬ったの初めてっぽかったし、沖田君も似たようなもんだし、山南さんに至ってはあの状況下で平山さんも平間さんも結局殺せなかったんだから…。

勇と平助君と野口君のシーンよかったです。平助の泣きながら「水戸で道場を開いて、子どもたちに剣を教えろ!!」と言うのがすごいぐっと来ました。本当は、野口君も史実ではその後切腹をするそうなんですが…三谷さん、それは書かないでいてくれたみたいです。良かった。死なせたくないもんね…。

いやー、最高の回だったと思います。鴨さまとお梅さん、本当いいキャラでした。みんな本当良かった。凄かったです。

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26話「局長近藤勇」、27話「直前、池田屋事件」

[映像] 2005.07.10(Sun)

続けて見ちゃったのでまとめて感想。

「局長近藤勇」はさすがにタイトルになるだけあって、香取近藤が、ここに来て急激に貫禄をつけました。鴨さまが亡くなられて8ヶ月分の話を一気にやったのですが、ビックリしたよ、香取!凄いよ、すごくかっこよかったよ勇!ということは今までイマイチどうも貫禄がなかったのは、鴨さまがいて土方さんはともかく勇の覚悟は未だし…っていうことだったのか。そういうことだよな、鴨さまがいなくなったとたんこの貫禄だもんな。わざとだったのか。そして勇が総髪になった。源さんも総髪。土方さんも基本ラインは変わらないけど、なんだかほつれ毛とかが少なくなって、切り方とかも綺麗になりました。でも、勇の総髪はまだ慣れないっす。っていうか、総髪とか剃ったりとかってどういう違いがあるんですかね?単にファッション?しかし、勇も源さんも総髪になるなら、もっともっとぜひ総髪に戻って欲しい人が。もちろん沖田くん…(笑)。<無理だけど。あとあと、斎藤がおひげをやめてすっきり。おひげないほうが好きなので、これは嬉しい。

土方さんがなんでか、斎藤を連れて歩いてます。土方さんってなんか前々から斎藤のことは気に入ってるよね…。勇の忠犬だからかな。そうだろうな。ダーティーなことも引かないからやりやすいだろうしね。しかし、土方さんによる内山さま挑発で、結果的に斎藤には大変な災難が。食事中、いきなりひっ捕らえられてしまいました。しかし、刀を抜かずになんとかしようとする斎藤がいじらしいです。相変わらず勇に言われたことは馬鹿正直に守る忠犬。
そして、斎藤拷問シーン!!どひー、上半身裸で吊るされている!!そして、土方さんが迎えに行ったときにはズタボロで抱きかかえられながら、土方さんに少し笑みを見せました。口を割らなかったぜという意味でしょうか。多分そうでしょうね。つーか、口割らなかったっていうか、そもそも冤罪なんですけども。やっぱりいつのまにか土方さんとすっかり信頼関係が生まれているんだね〜。

内山様vs.勇。ここは本当勇がかっこよかったです。前だったらここまで言い返せなかったよね。

ていうか、この回はとにかく山南さんがいません。なんでかしら?ちょっとダーティーなところからは外されているのだろうか?ところで局長はもちろんわかります。副長もわかります。しかし、山南さんの「総長」ってのはどういう役どころなんでしょうかね〜?勘定方河合さんと二人で事務方みたいなことしてましたけど(^^;;。しょ、庶務??(^^;; 個人的には土方さん山南さんの副長コンビがすっごくすっごく大好きだったもので、山南さんにも引き続き副長で行って欲しかったですけども、まぁそういうわけにもいかんわな(^^;;。
というわけで、暗殺計画も勇と土方さん二人きりの密談。勇は自分もやると言い出しますけど、勇に手を汚させるつもりは毛頭ない土方さんはやらせません。土方さんがやってることを知りながら、なにもできないのは確かに逆につらいだろうなぁ。でも、それを思ってくれる勇でよかったっす。

暗殺決行。沖田くんにいきなり内山様がピストルを!!それでも誰も手を出さない(勇に正々堂々と勝てと言われたから)。えー!これじゃ沖田君が撃たれちゃうやん!!と思ったら、うしろから駆けてきた斎藤がばっさり。まあ…斎藤は恨みがあるもんね。

そうそう、新しい隊士が何人か。武田観柳斎。変なキャラだぁ。偉そうだし。あまりの押しの強さに土方さんと山南さんが揃って目が点になっていますよ(笑)。山崎烝。この人はイイ味ですね。土方さんがいったん落としかけたのに三度も同じことを言われて落ちたことを逆手にとって、監察方として見事採用。
そして、谷三十郎?きっついよ〜〜〜〜(汗)。その笑いはきっつい〜〜〜〜!うえぇえぇん。

27話「直前、池田屋事件」。いやぁこの回は面白かったなぁ。各キャラの話がたくさん盛り込まれている上に、池田屋事件の展開もあるから、盛りだくさん。さすが三谷さんっていう感じ。

前回なぜかほとんどいなかった山南さんが今回はいっぱいいました。あれ?山南さんはまだ迷ってらっしゃらない…。私、すでに土方さんのダーティーなやり方についていきにくくなって前回の内山様の話に一切噛まなかったのかと思ってたんですけど、むしろ迷っているのは勇で、山南さんはその悩みにこたえる立場でした。でも、ああよかった…。
沖田君とひでちゃんの話で土方さん「今はいいが、女は別れたあとが厄介なんだ」って、それはあんたがろくな付き合い方をせんからでしょうが。あと、斎藤の話になって、斎藤が目を開けて寝ているということをなぜか、土方さんが知っている(笑)。なんでそんな話を聞きだしているんだ(笑)。やっぱりこの二人仲良しなのね。ていうか、目をあけて寝てる斎藤、怖いよ…(笑)。
1年半も友人との約束を果たすべく、人探しをしていた永倉さん。本当にまっすぐで一本気な性格ですな。だがしかし、勇に内山様や鴨さまのことを問いただすところは…きっついなぁ……(涙)。表情を変えない勇は本当かっこいいけど…しかし、きついです。「信用していいですね?」と確認されて「はい」と答える勇。くぅぅぅ…。
おまさちゃんに恋文をあげている左之助…(笑)。大根もってスキップしてるし…(笑)。可笑しすぎる。
さらにさらに、沖田くんになりすまして茶屋で遊んでいる平助君のお悩み相談室。ここの勇もよかったなぁ。さすがに人に慕われる局長って感じですよね。

その裏で進行する池田屋事件の前振り。捕らえた古高さんに幹部連中が尋問するけど、答えない。手荒なことはしたくないという山南さんと、無駄だと言う土方さん。結局拷問をすることに。山南さん、土方さんを止めて欲しくて近藤さんを呼びにやらせたのかなと思ったんだけど…そうじゃないのかな?近藤さんは止めるそぶりもないしね(というか事が事なので、むしろ当然のような感じですね)。
拷問をしてもやっぱり口を割らない古高さんに、土方さん…。最初、沖田くんに「斎藤を呼べ」とか言いだして、二人でごしょごしょ話してたから、私、斎藤にやらせるのかと思っちゃったんですよ。それで一瞬「えー…?(涙)」と思っちゃったんだけど(確かに斎藤は汚れ仕事に慣れているだろうけど、でもなー…みたいな気分だった)、なんと単に斎藤にいちばん効果的な拷問方法を聞いただけだった。自ら蝋燭と釘を持参して、「俺が出てくるまで誰も入れるな」と沖田くんに言って、一人閉じこもりました。ああああ〜!土方さん、全部自分ひとりで引き受けるんですね!!(涙) 拷問してるけど…でもやっぱり好きだぁ!!(涙)
まぁ、その横で斎藤が無邪気にコマをまわして喜んでますけど……(^^;;。

ああっ、そうだ。沖田くんがそろそろ肺を病んでしまいました…。つらいなぁ。せっかくひでちゃんが医者に見せようとしたのに、逃げ出しちゃうし、もーうー!

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28話「そして、池田屋へ」冒頭だけ

[映像] 2005.07.12(Tue)

全部見たんですけど、全部書く時間はなさそうなので、頭だけ…。

山南さんが怒鳴ったー!!きゃー!!ビックリしたけど、すごい素敵素敵ー!しかも、なんかクレッシェンドで怒鳴ったー!怒鳴られたのは土方さんですけど、大丈夫、土方さん怒ってないですもんね。土方さんもビックリしてますよねこれ(笑)。そのあとの組分けでもどちらもこだわりなさげだし、大丈夫大丈夫。よね。うん。

で冒頭(OPがはじまる前ですよ!)にこんなに素晴らしいシーンがあったというのに、そのあとは山南さん少ないよー…。組分けで終わりかー。とほ。寂しい、山南さん…。史実で参加してないんだからしょーがないけど、山南さんの殺陣、すごく好きなんだけどな。

とかなんとかなっちゃって、自分がなぜか山南さん登場を心待ちにしていることをようやく自覚。うわー、こうやって世の新選組!ファンは山南さんにハマっていったのか…(笑)。初登場時はあの笑顔がえたいが知れなくてすごくキモかったのになぁ…(笑)。
うっかり堺さんググってしまって、りっぷちゃんと同じ田辺エージェンシー所属なんだーとか言っちゃって。
しかし、今になって山南さんにはまったら…切ないんじゃなかろーか…。うきゅ。

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28話「そして池田屋へ」

[映像] 2005.07.13(Wed)

改めて(笑)。もう一度頭(ハタノアト)から。って、また頭からかい!いや、山南さんのことしか書いてないから…(笑)。冒頭の会議はクレッシェンドで怒鳴る山南さんに加えてもう一人意外な働きをした人が。観柳斎です。ていうか、この人がこんなすんごい役に立つことがあるとは思わなかったので、ビックリしました(笑)。だってこの人いなかったら、新選組は池田屋に攻め込めなかったどころか、逆に教われてたことになっちゃうじゃないですか。超グッジョブじゃないですか(笑)。

池田屋なんだけど、意外に笑いのシーンも入れてあったですよね。冒頭いきなり勇が八木さんに「新選組はどうしたらいいのでしょうか?」とお伺いを立てているシーンも可笑しかった(笑)。本当八木さんの「…それを私が答えるの?なんで?」ってその通りですよね(笑)。しかも、いたって真面目な勇が面白い。ただ、これドラマ的には多分新選組が単なる暴れん坊ではなく、彼らなりの正義を持っていたんだということを描くために大事なシーンだったんだろうと思いますけどね。浪士たちは京の町を焼くと言っていたからね。

あと、会議でなぜか土方さんが突然「山南君はここに残って留守を守って欲しい」とかって、いきなり君付けになってビビりました。あー、そうそう!もうちょっとあとだけど、広沢さま!!グッジョブ!いえ、もちろん、最初から会津を連れてきてくれるのが一番良かったのは確かですけど、苦しい中間管理職の立場でできうることをしてくれたよな。ありがとう、みたいな。広沢さまは会津でもはみだし者の新選組に、無意識のようですけどわりと誠実に対応してくださる(無意識っぽいけどわりと気に入ってくださってるのかなっていう感じで)ので、嬉しい。

京の町を歩いている土方さんと斎藤の会話もよかったっす。土方さんの軽口にちょっと笑う斎藤とか。やっぱり仲良し。そして、能天気にイカを食ってる左之助と永倉さん。土方さんはわりと繊細なようで、仕事の前に飯など食う気にならないようです(笑)。
ああ、そうそう、象山先生は大好きなので登場は嬉しいのですが、もれなく捨助が一緒に登場するので、ちょっといやん。しかも、今回捨助のせいですごい歴史が動いたよな…(笑)。それにしても、うざいよ、捨助。

会津がこないとわかってからの組分けシーン。ハタノアトでちょっといいところを見せた観柳斎ですけど、いきなり誰も何も言ってないのに勝手に近藤組に入ってて、ツッコミの土方さん早速突っ込む。でも、「軍師ですから?」の一言で終わって、ツッコミ不発。くそぅ(なぜか悔しがる私)。でも、谷三十郎のネタはちゃんと効いたね(笑)。しかも、勇と土方さんのコンビプレイだ(笑)。勇の「全部もらうと歳が拗ねるからな」発言は、なんだその萌え発言はって感じ。最近勇がそういう言葉回し、うまいんだよね…(笑)。昔はあんなもっさりだったのに…(笑)。

つーことで、池田屋(しかし、その直前まで平和な京の町とはやる新選組の落差が笑えた)。気合入ってましたね〜!セットとかすげぇし。暗くて最初は誰がどこで何をしてんのかよくわかんなかったけど、二度目見たらけっこうわかりました。
勇。素直にかっこいいです。どっしりとした安定した剣術って感じです。蹴ったり殴ったりという行動もけっこうやってるんですが、あわててる感じじゃなくて、それも含めてとても安心して見てられる感じだった。振り向きざまに斬ったりというのもけっこうあったんですが、そのときも全然重心がぶれないしね。
永倉さんも、勇と同系統で安心してみてられる感じでした。背中が映ってて誰だろうと思うと永倉さんだったことが多かったなぁ。
平助。この人、意外なほど派手なんですよねー。元のああいう大人しげな性格と実は強いっていうのを、ああいうキレた感じの動きでつじつま合わせてるのかもね。動きがめちゃめちゃ大きいのです。常につんのめり気味に突っ込んでいく動きで、若いな、危なかったしいなという感じだけど、一度発動したら止められません的な(笑)。また、羽織を片方だけ脱いでいるのも目につく原因でしょう。映るシーンは永倉さんほど多くないんだけど、映ってるときはいちばん目立ってた(笑)。
沖田くん。平助とは逆に意外なほど見た目は地味(笑)。ただし、だからこそ強いという剣術なんだと思います。天然理心流って実際の戦いを想定した剣術だと言うし、となると見た目の派手さよりも実際の効果が大事なわけで。動きがとにかく全般的にコンパクトなんですよね。刀の振りも小さいし、振りかぶるということがまずなくて、全部下や中段からの振りでした。考えてみると沖田くん、すでに喀血するほどの病状を抱えた身なので、そんなに体力が豊富なわけはないだろうし、その意味でもコンパクトな動きっていうのは大事なんじゃないでしょうかね。ちなみに、「敵じゃいか、敵じゃいか」の憎めなかった望月さんを背中から斬ったのが沖田くんでしたな。

…ところで、その唐突なCGはなんどすえ???別にCG効果が駄目派ではありませんが(CGが駄目ならマンハッタンなんか到底見られない)、使うなら前々から準備しておいてくれよせめて。こんな大事なシーンであんな唐突にCG演出が入ったら、「なんどすえこれ???」って頭がハテナマークでいっぱいになっちゃって内容のことが吹っ飛んじゃうでしょうが。せっかくの喀血シーン(というか、沖田君が初めて自分の病を自覚するシーン)がかなり台無しでした。くすん。

土方さん登場シーンはおいしいなぁ。「かっちゃん、うしろだ!!」。うわぁ、こんなシーンでかっちゃんだってよ!!(笑) でもって、ずさっと斬りざまに「待たせたな」ですって(笑)。
斎藤、三人を一気に切り倒してます。うはー!!かっこよすぎるよ斎藤!!この人は派手でかつ流麗な動きで、さすが元アクション俳優っつーかなんつーか。かっちょいいよ〜!
二階で喀血した沖田君を見つける左之助と永倉さん。「みんなには言わないで。お願いだから」。この口調がいいなぁ…(涙)。でも、階段を落ちたことにしたけど(左之助、演技派ですなぁ)、二階で羽織を発見した土方さんは…気付いたっぽいですね…。

「敵じゃいか敵じゃいか」の望月さんは、痛ましかった…。別に好きとかうんぬんはないけど、本当憎めないキャラだったので、悲しいです。でも、桂さんの決断は非情だけど、私は苦悩しながらも現実を見て非情な決断をする人ってのが嫌いじゃないので…桂さんも憎めませんでした。

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30話「永倉新八、反乱」

[映像] 2005.07.14(Thu)

29話が飛んでしまった…のは、このタイトルと予告の山南さんのご様子にいてもたってもいられず、30話を見てしまって、見てしまったら、やっぱり土方さんと山南さんのご様子にすでにほとんど涙目になってしまったから。

ていうか、ごめん、永倉さん、いずれ離脱するってことだけ知ってたもんだから、もう離脱するのかとおもっちった…(爆)。ここじゃないのね(笑)。とゆーわけで、永倉さんのことはこの際置いておいて、つらいのは山南さんのことばかり…(涙)。ていうか、もう最初から山南さんのことばかりだったけど!!だって、試衛館の生え抜きでっていって山南さんハブられてるんだよ!!いや、生え抜きだから、山南さん同様生え抜きじゃない永倉さんも原田さんも普通にハブられてるんですけどね…(笑)。でも、この場合二人は別に入れて欲しいと思ってなくて、山南さんはすごく入れて欲しがってるところが問題なんですよ。入れて欲しいのにハブられてる!痛いっすよこれは!(涙) ハブにする土方さんが意地悪〜!と思ってしまいそうになるけど、土方さんは土方さんで今回はいっぱい傷ついてらっしゃった…。この二人、二人ともむちゃくちゃに不器用なんだもん…。いまだに、この二人は、多分腹を割って話せば考えを理解し合えてお互いに足りないところを補い合って両輪として動けるはずだと思うんですけど(意外だったけど考え方が致命的にズレてるとは思えなかった。多分土方さんが自分の考えをちゃんと一から説明すれば、山南さんにはわかると思う)、同時にこの二人だと二人ともにめちゃくちゃ不器用なので、腹を割って話し合うことが不可能な感じ…(涙)。しくしく。

土方さんは、この大河だと近藤さんが問答無用にいい人なので、どうしても悪役ポジションにならざるを得ない…というわけで、悪役一直線(このままでは誰からも「土方〜!(怒)」と言われてしまう!と心配になっておりました、私)になりかけていた気がしましたが、今回は久しぶりに素の土方さんが出ましたね。三味線もですけど、俳句の話がおかしすぎる!(笑) 沖田君との掛け合いもさすがだわ(笑)。可愛い。でも、やっぱり余裕がないんだよなぁ、土方さん。今回はいろいろ無理をしているんだなという感じがありましたね。あの、拷問部屋に行ったシーンだとかね。しかし、その直後、山南さんとすれ違ったシーンのあのスローモーションは一体なにごと〜??(汗) すんごい含みを感じてしまったんだけど…。いやぁぁぁ!!

最後の近藤さんが、永倉さんたちに謝るシーンもちょっと涙目でした。いや、確かに感動もしたんだけど、それ以上に切なかったです。土方さんじゃないけど、まさに「もう戻れない」んだよなぁ…っていう気が切々としてしまった。このときの近藤さんは間違いなく本心から訴えてると思うし、多分近藤さんは変わらないんだろうけど、もう新選組は変わっていくしかないんだよね…(涙)。試衛館に集った仲間たちではいられないんだよね…と逆に強く感じてしまって、勇を信じる永倉さんさんたちも悲しかったし、勇も悲しかったし、それで涙目になっちゃいました。そのなかで一人和み系容保さま(笑)。「これにて一件落着」って(笑)。

なんか他にもいろいろあったんだけど…斎藤が普通に永倉さんたちを探るスパイを引き受けてたりね〜。でも、斉藤は最近いつも八木家の子どもと遊んでいるな。

でも、個人的にはちょっと唐突に感じたなぁ、今回の軋轢。永倉さんの不満もそうだけど、山南さんの孤立化も…うっすら恐れてはいたもののそれは今後の予備知識があるからだったし。池田屋、前回と守りに回ってたのもハブだとは思ってなかったし。ていうか、今もこれはハブなのかはわからない。土方さん、そこまで個人的好悪だけで行動する人だとは思えないので…私としては土方さんが出るのだからあとを任せるとしたら当然山南さん…という経緯だと思いたいのだけど。それに、山南さん、甘いところがおありだから(鴨さま襲撃の際の様子を思い出すとね…あれはなにげにショックだったもんなぁ)多分攻勢よりも守りを固める方が向いてるだろうしね。

あと、そうだそうだ。沖田君が土方さんについに病のことを打ち明けました。目が真っ赤の沖田君が悲しい。「近藤さんには言わないで。あとおひでちゃんにも」って、ちゃんとおひでちゃんのことを気遣っているんですね。

はぁ。なんかいろいろつらかったので、順を追って書けませんでした。飛ばした29話もあとで書けたら書きたいけど、このあとって思いきり、カウントダウンじゃないか!!って感じなので、無理…だろうな…………(涙)。寸止めはつらいだろうと思って、32話、33話収録の巻も一緒に借りてきたんだけど…いざこうなると先を見るのに勇気を振り絞らないといけない感じ……つらいなあ…………(涙)。

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31話「江戸に帰る」

[映像] 2005.07.14(Thu)

つーか、江戸どころじゃねぇよ!!

どう考えたって江戸じゃねぇだろ、この話。ていうかー、ていうかー、もう、私はただただ「やまなみさぁぁぁん…やまなみさぁぁぁん…!!」と叫ぶばかりですよ、これ。そもそも、私は土方さんが好き(これは今回の新選組に限らず、昔から基本的に土方さんが好きなので)。そして、そのうち副長ズがセットで出てくると大喜びになったわけですが、この二人の息が一番ぴったり合った鴨さま排除あたりは逆に不安に駆られた(山南さんが無理をしているのではないかと…その位置で意気投合してしまうと山南さんがそのうち破綻するんじゃないかと)。んでもって、多分私が決定的に山南さんに持っていかれたのは、鴨さま襲撃の折、あの状況下にありながらついに人を斬れなかった山南さんを見たときだったと思うんですよ。まぁ、あのときは色気爆発してましたから(笑)、それももちろん大きいんですけど、やっぱその致命的ともいえる弱さにがつーんとやられたんだと思うんすよ。あれはすごくショックだったから。で、なにげにそのあとずっと「山南さんがいない、山南さんが少ない」と登場頻度を気にするようになってましたからね(笑)。

とゆーわけで、山南さぁぁぁん…!!「江戸に帰る」とか言ってるけど中身は山南さんスペシャルじゃんか。いろいろ切ない。この時期のスペシャルはむしろ切ない。切ない山南さんがてんこもり。
やっぱりこの人…弱い…よね…(涙)。でも、その弱さがいとしいです。あうーあうー。なんかもうどうしていいかわかんない。

でも、その横で、山南さんとどうしても意思疎通がうまくできなくて悔しがっている土方さんとかもいて…。あれは土方さんにとっては衝突シーンじゃないんですよ、多分。話し合いたい場なんですよ。もちろん、あの建白書は本当にマズかったんだけど…それでも、土方さんはそれについてちゃんと場を設けたわけで。マズかったことをわかってほしいんですよ。その上で、一緒に来てほしいんですよ。山南さん、もっとよく話を聞いてあげて。そして、貴方も話をしてください。…無理だけど(がく)。だって、山南さんはもうぱっつんぱっつんなんだよ。でも土方さんも説明ができない男なんだよ…。むしろどうしても理解を求めない方向で話してしまうんですよね。そして、悲しいほどにすれ違っていく二人。しかしここではむしろ土方さんが切ない。土方さんはわかってくれと思って、あの場を設けてるのに、わかって欲しいと思っていること自体山南さんには気付いてもらえなかった…。山南さんが行ってしまったあと、悔しさと徒労感を滲ませてがっくり座り込む土方さんが悲しいです。本当にどこまで不器用なのですか、この二人…(涙)。

そして、強硬手段を決断強行してしまう土方さん(源さんに少し本音を見せる土方さんがよかった。でも、ちょっとだけ「止めてやってくれよ源さん…」とも思った…)。そのあと、山南さんの帰りを待っていたんだろうなぁ。山南さんが帰ってきてまっすぐ骸を確認したその場に即座に現れましたからね。そして、この発言ですよ。「こいつを殺したのは、俺とお前だ」。私、もう、危うく涙腺爆発しそうになりましたよ。土方さんは自分たちは共犯だと言いたいんだと思う。そんなことを言うほど、土方さんは山南さんに一緒に来て欲しいんですよね。この修羅の道を。だって、鴨さまを斬ったあのとき、ともに修羅の道に踏み出したはずの人なんです、山南さんって。だから、「俺とお前で殺した」という共犯の事実をぶつけたんだと思う。

でも、もうその気持ちは山南さんには伝わらないんですよね。山南さんは修羅の道を行くことはできないお人だったんですよ、多分。それは多分山南さんの限界なんだよ…。そして、あの土方さんの決断が、決定的に山南さんの心を離してしまった気がします…。共犯でいてくれっていう思いと裏腹に。悲しいよおおおおおお(号泣)。
あー、龍馬との話も痛かったなぁ。龍馬はまったくいつもどおりなんだけどね…。彼の台詞はいろいろなんか痛いところをつついた気がする…。

そんなつらい話でしたが、唯一心和んだのが明里ことおすずちゃん。最初はなんだかとてもおばかっぽいし、おしるこ7杯も食ってるし、山南さんが気を引かれている様子なのが「…なぜに?」という感じだったんだけど(笑)、遊郭での二人を見てたらすっごくよかったです。「暗くもできますよ?」「明るいので結構です」のやりとりとか、「…仙台です」「仙台。……。…ああもう、さっきも聞いたなぁ〜」とか、いいなぁ。明里って名前をつけてあげるのがいいですね。綺麗なお名前で。ああ、なんだかすごく幸せになって欲しい二人でありまする…(涙)。いままででてきたカップルのなかで一番好きカップルかもしれない。あっ、おしるこ7杯のときにおすずちゃんのキャラに気をとられて、「…何の話でしたっけ?」って忘れちゃってる山南さん、すっごく可愛かったです。

他、なにがあったかな。江戸ではなにしろ上総介さま登場がいちばんの衝撃でしたな(笑)。OPで珍しく名前を発見していて「か、上総介さまがいる?!」と仰天しましたからね(笑)。あとは、勇が沖田君の病気のことを知ってしまったこととかかな。その流れで攘夷についてちょっと考え直すような話もありましたね。

…ああああ、やまなみさぁぁぁぁん!!(まとめると、この一言)

Posted by koko at 04:42 AM | Comment (0)

32話「山南脱走」

[映像] 2005.07.15(Fri)

先を早く見たい気持ちと、先を見たくない気持ちと、さらに回毎に噛み締めていきたい気持ちがぶつかって、なんだかどうしていいかわからない感じ。

前回の「江戸へ帰る」もそうだったんだけど、多分感想を書かずに次に行くとその前の回のことは悲しくて書けないだろうという気がするので、とにかく下書き状態で書くだけ書いております。ああ、もう。今書くのだって悲しいんだけど!!逆に悲しいっていうところがいっぱい。

伊東さん、新選組に参加。参加早々、参謀になっちょります。山南さんはとても複雑そうな顔をしている。そんで土方さんは伊東さんの挨拶の最中から沖田くんに「また俺の苦手な奴がきやがった」と心底嫌そうな顔を(笑)。これ、多分、武田(谷も含むかもしれないけど…いや、でも、やっぱり武田だろうな)のことを言ってるんだと思うんですよ。軽口っぽい言い方してるしね。でも、その前で細い目になってる山南さんは自分のことと誤解したような…(涙)。違うんだ、山南さん…!(涙)

さらに屯所お引越しについての会議。山南さん、土方さんの意見に「承服しかねる」。お引越し自体は賛成だけど、その場所が西本願寺というのが反対ということですね。あるいは場所じゃなくて、そのやり方ということなのかな?でも、ここでは私は山南さん、及び永倉さんの意見に賛成だなぁ。だって、京の町を守るということが今の新選組の大儀なんだから、京の人々の反感を買うのはなるべく控えた方がいいに決まっていますよね。しなくちゃいけないことならともかく、刺激せずに済むことなら刺激しない方がいい。と思うんだけど、土方さんは「どう思われようと俺は気にしない」って、そ、そんな個人的な言い方…(笑)。あんたが気にしなくてもですね、いろいろやっかいなことが起こりうるわけだしさぁ…(笑)。しかし、ここまではいいのだけれど、伊東が余計なことを言いました。山南さんの発言の一部をつかまえて、ケチをつけて、しかも薀蓄を披露。最後に「山南さんはご存知でしたか?」だって。うわぁ、どうしよう、すごくやな奴だよこれ。武田と違って愛嬌がないし(あれが愛嬌なのかはともかくとして、小物感だけはむちゃくちゃ漂ってるしね(笑))。そして、最近すっかりお疲れの山南さんは黙ってしまいます。そこに沖田君の追い討ち「山南さんの負け〜」。おいおいおい!駄目だろそれ!!沖田君、いま山南さんには軽口を受け流せるだけの余裕がないんだ!ほら、山南さん傷ついてますよ…普通に(涙)。

龍馬のところを訪ねる山南さん。迷い続けている山南さん、元気が欲しかったのでしょう。龍馬はいつもパワフルですしね、先週も元気いっぱいに動いてましたしね。…と思ったら、先週とは打って変わって龍馬はどん底でした(^^;;。展開早いなぁと思ったら、先週から今週までの間に5ヶ月も経っていたらしい(笑)。すっかり自棄酒状態の龍馬を励まそうとする山南さん。「私は思うのです。この国を動かすのは主義主張ではなくて、つまるところ、人と人のつながりなのではないかと」。龍馬はへこたれたままですけど。その帰り道考え込んでいる山南さん、ふと、水面に映る自分に気付いて、小石を蹴りこむ。…自分がいやなんでしょうね…(涙)。

それでも、ここでひとつの決断をします。一度、新選組から距離を置いて考えてみようと。藩などに属さず、主義主張に縛られないような人は必要なのだと龍馬に言っていたから…一度そういう属性を外してゆっくり考えてみようと思ったんじゃないかなと思うんですけど。そして、土方さんにお暇を申し出てみますが、土方さんにはにべもなく断られる。もぉぉぉぉ!ここがなぁ!!(涙)どこまですれ違い続けるんだ、この二人は!!という感じなんですけど…。
土方さんの言葉の足りなさ、偽悪癖が本当悲しいよ…。山南さんに向かっては「お前の進む道は俺が知ってる」「局長が認めても俺は認めない」「認められてない離脱は脱走だ」と、山南さんの頼みを頭から否定してしまうのです。その発言のココロは、実は、「お前が必要だ」なのに〜!(涙) どうして、それを山南さん本人に言わないんだぁぁぁぁ!(涙) 山南さんはもともと土方さんのこと好きなのに。土方さん、言わなくてもわかってくれると甘えているんですよね…。でも、いまの山南さんにはもはやそんなふうに思われてると気づくことはできません。沖田君も山南さんに言ってあげてよ、「土方さん、こう言ってましたよ」とかって…。あああ、もう〜〜(涙)。

あと、どっかで伊東が土方さんになんだか思わせぶりな話をしてました。山南さんのことを「彼はやや隊の中で孤立している感がある。山南君は雄弁ではあるが、詰めが甘い。沈着を装っているが、案外情に動かされる方ではありませんか」などと言って、土方さんに「山南の悪口は言ってほしくねぇな」「別段好きではないが、付き合いが古いんでね、昨日今日やって来たくせにでかい顔して知ったような口を利く奴よりは、はるかにましってことですよ」などと釘を刺されました。いや、しかし、この発言。やっぱり土方さんは山南さんのこと好きなんだよな〜…(涙)。なんというか、苦手ではあるんだけど(土方さんは弁が立つ人ってのは対処に困っちゃうんだよね(笑))、でも、人間的には好きなんだよね〜(涙)。そして、武田とか伊東とかは人間的に嫌いなんだよね(笑)。

山南さん、明里さんのところに。明里さんにいきなり声を荒げたのでびっくり。でも、明里さんはあけっぴろげな女性なので、思ったことは全部言ってくれるので(「最初に言うたやん、うちはアホやからって。それでもええって言うたのに。あんたが悪い〜」)、思ったことを自分だけの心に秘めてしまいがちな山南さんとは本当合ってると思います。おかげで、すぐに仲直りしてるしね。しかし、仲直りのシーン、ちょっと抱き寄せているだけなのに妙にドキドキしてしまうのはなぜかしら…(笑)。普段がまったくそういうシーンがないからかしら…(笑)。でも、「石田光成は豊臣秀吉の家来だ」「誰…?」「太閤さまだ」「……サルね(嬉しそう)」「(にこやかにうなずく)」のやりとり、いいですなぁ。明里さんが本当いいです。やっぱりこのカップル、いちばん好きだ〜。本当幸せになって欲しいんです…(涙)。
そのあと、八つ当たりをしたお詫びに、と、何か欲しいもの、何かしたいことを聞く山南さん。明里さんはすぐには答えられないけど、ちょっと考えて、「富士山を見たい」と。ああ、なんだか山南さんの心に一つの道が見えてしまった様子です…。

自室で考えこむ山南さん。そして、顔をゆっくりとあげて、微笑む。……ああ、決めてしまわれた……。近藤さんが帰ってきたところを見つけて、表情を明るく切り替えて、話し掛ける山南さん。「近藤さん、己の信ずるところに従って生きてください。周りからはいろいろな声が入ってくるでしょうが、あなたの生き方は、あなたが決めるべきだ」。これが近藤さんへの別れの挨拶。近藤さんは唐突に思われたようで、ちょっといぶかしげ。このシーン、歩いていく近藤さんにカメラがあってて、山南さんはうしろで足をとめてて遠ざかっていくっていうカメラワークが、なんかとても印象的でした。

そして、心を決めた山南さん、永倉さんと原田さんに打ち明け、協力を頼む。永倉さんはこういう人だよね…。「それはもう、決めたことですか?」「決めました」「…なら、何も言いますまい」。実は、他の人に協力を頼むのがちょっと意外だったんですよね。全て一人で決めて一人で逃げそうな印象なので…。「人と人のつながり」が大事って山南さんが思うようになったこととリンクしてるのかな…。そして、永倉さんと原田さんが騒ぎを起こしている隙に、荷物をまとめて出て行こうとする山南さん。しかし、斎藤が見ていた(爆)。久しく見てないと思ったら、大事なところで登場するなぁ、この人は(^^;;。「見なかったことにしてくれないか」「…俺は人のことに関心がない」というわけで(この人も土方さん同様、情のあるところを絶対素直には見せない人ですな。でも、山南さんには伝わった。今の決断できた山南さんなら、土方さんの思いもわかるかもね…)、脱走。誠に一礼して、さらに沖田くんを見かけて、「頑張りなさい」と声をかけていく。

翌日、山南さんが戻っていないというので「長州にやられたのかもしれませんな」とか言っている幹部たちですが、土方さんは「あいつは逃げたんだ」と看破。昨日暇がほしいといったのを断ったばかりだからね…。近藤さんは最初は「まさか…なんでそんなことをしなくてはならないんだ」と信じられない様子ですが、多分、昨日の山南さんを思い出したんだと思う。一瞬思い当たるような顔になったし。そして、荷物を調べて、脱走確定。碁盤を蹴り倒した土方さん、悔しくてしょうがない様子。伝わらなかったことが本当悔しいのでしょう。近藤さんと土方さんのアイコンタクトはすごかった…。

旅をしている山南さんと明里さん。明里さんを身請けしたんですね、これ。嬉しい。その道中で山南さんは意外なほど吹っ切れたような明るい笑顔を見せていました。これで、ある意味救われた感じがしました…。山南さんは多分、自分との折り合いをようやくつけることができたんだと思えたんで、不幸なだけではなかったと思えて。ああ……山南さん…………。

他のこと…沖田くんとおひでちゃんのシーンもめちゃめちゃ切なくてよかったです。
それと、近藤さんが攘夷について、語るシーンもあったか。そのとき、なんだか今回初登場の容保様の弟御がどこかで見たことがあるような…と考え込んでたんですが、あれなんですね!池袋ウェストゲートパークの、ヒッキーね(笑)。ああ、そうだそうだ、この顔(笑)。うはははは(笑)。

……ああ……次を見るのはつらい……。けど、前回が終わったときよりも、今回で見届けなくてはならないなという気持ちにもなりました。山南さんの決断が決して追い詰められただけのものではなかったように思えたので。彼は彼なりに自分の生き方と向き合って、そしてこの決断をしたんだなと思えたので、それを見届けなくてはいけないなと…。

Posted by koko at 05:12 AM | Comment (0)

書けない……

[映像] 2005.07.16(Sat)

33話「友の死」を見たのですが。見たのですが……。
ダメだ、もう無理……(ぱたり)。

これをリアルタイムで一週間ごとに全部見ていた人を思うと、思わずリスペクトしてしまいそうです。31話と32話は下書き状態でもとにかく見た直後に書くだけは書いてきましたが、これは…いまは無理…。

時間的には、もうとっとと先に行かないと返却期限までに見終わらない。でも、とても先に行ける気がしない(見返したい。しかし、見返すのもつらい)ので、思わず月曜日に返しに行って、そのままもう一度借りてしまおうかなどと画策してしまうほどです。それもありかなぁ。そうだなぁ、月曜日まではとりあえず31〜33話に浸って(それぐらい時間置かないと気持ち的に消化できそうにない)、月曜日にもう一度この巻を借りてきて、そのとき先に進もうかしら…。

でも、今回本当思った。やっぱり「新選組!」はもうDVDを買うしか…………!!<落ち着け私。全部買ったら、5万5千円だぞ。いや、定価で買ったら6万5千円だ。そんなのいまどきパソコンだってレコーダーだって買えちゃうぞ(汗)。

……これを書いてから3時間あまり。なんとか気持ちに収拾をつけて、友の死のエントリーを書くために見直そうと思うのですが…うきゅううう…。苦しい…。全ての人が生きてくれと願い(あの土方さんでさえ、自発的じゃないけれど、耐え切れずに逃がそうと動いてしまったほどに)、誰も彼もが何度となく生きる道を開けてやって、生きる道がすぐそこにあるのに、すべてに自ら背を向けてしまうんだもの……。こんな話だと思わなかった。ああ…もう…………(ぱたり)。<結局倒れて終わる。

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二度目がいまだ見れず

[映像] 2005.07.17(Sun)

なんだかいろいろ考えてしまうんですよ。ぐるぐると。でも、一回見たっきりだから、その記憶だけで一人ぐるぐると考えまくると、多分思い込みで記憶が曲がっていってしまうと思うんですよ。とゆーわけで、見返しながら考えたいと思ってるんですが…なかなか勇気が…。

亡くなられることはもう最初から…変な話、新選組を見る前から知ってたわけじゃないですか。脱走から切腹に至ることだって知ってた。この回が屈指の名作だという話も聞いていた。
でも、見たら思ってたのと話が全然違ったんです。
いままでの流れから、脱走をしてしまった山南さんは切腹しかない、山南さんは覚悟を決めている(これは山南さんのそれまでのキャラからの推測。それと沖田くんを自ら呼び止めてしまうシーンの存在も知っていたので)、そして近藤さん土方さんは法度と情の板ばさみになり苦しむが、どうしようもない…みたいな話だと思ってたの。そこの板ばさみの苦しさと、山南さんが、この話の中心なんだろうと。したら、違ったんです。近藤さんも土方さんも誰も彼もが山南さんを助けようとしてたんですよ。気持ちだけの問題じゃなくて、信じられないことに、みんな助けるためのなんらかの行動を起こしてたの。みんな明確に助けることを選択してたの(土方さんですら、人知れず協力してしまっていた)。なのに、山南さんがその全てを拒絶して、そして死んでいく話だったの。そんな…そんな話だったのかよ!! なんだよこの話、想像していた話よりも百倍痛いじゃないか!! みたいな。それで、すんごい取り乱してるんですよね。はっきり言って混乱してますよ。
人が亡くなったときって、残された人って絶対気持ちの整理をつけないといられないと思うんですよ。「ああ、きっとこういう意味があって」とか「この人はこうこうだから満足だろう」とか「この人はきっとこういうことを言いたかっただろう」とかとにかく自分のなかである種の言い訳を見つけないと多分やっていけないと思うんです。それで、私が思っていた話だったら多分決着つけやすかったんです。だって、どうしようもない死じゃないですか。そして、山南さんも覚悟を決めている。
でも、どうしようもない死じゃなかった。ひたすら死に向かっていたのは山南さん本人だけだった。誰もが山南さんを生に向かわせようとしていたのに。
そして、もうひとつ。というか、これが多分最大の問題なんですが…視聴者はこのあとを知ってるんですよ…!この話、どう受け止めたらいいの…!(号泣)

……もうね…本当、三谷幸喜が鬼のように思えました…。この鬼の脚本を書けるのって…三谷さんすごいなぁ…。さらに、脚本家って、お話作る人って、すごいことをするんだなぁ…みたいな。神だよ。マジで。

Posted by koko at 02:57 AM | Comment (0)

33話「友の死」その一

[映像] 2005.07.18(Mon)

意を決して二度目をようやく見ました。一度目よりもボロ泣き度はなんか激しかったですが(わかってる分、先回りして泣けてきてしまう、みたいな)、見たあとのきつさは一度目よりもマシな気がする。一人で二日間ぐるぐる回ってたうちに少しは気持ちの整理がついてきたのかな…。一度目は見た直後、混乱が激しすぎて山南さんを悼むとか偲ぶとかそれどころじゃなかったんだけど(涙)、二度目見終わったあとはそういう気持ちが少し持てた気がする。それでも、「三谷さん、鬼!!むちゃくちゃ鬼!!」と思う気持ちは変わらないけど。

山南さんオンリーで、ざっと感想を。順を追って書ける気がしないので、適当に。

冒頭、逃避行にある二人。しかし、山南さん、明里になにも告げていなかった。なので、逃避行であることはまったく知らず、のんびり楽しく旅をしている明里。しかも、山南さん、最初は本当に江戸まで逃げ切るつもりがあったんですよね。のんびりしている明里に、草津までは急ごうと言ってますからね。でも、その事情を知らない明里は「おなかすいた〜」なんてワガママを言ってて…山南さん、何も言わずにわがままに付き合ってます。逃げるつもりなんじゃないのか?!と混乱。そして、当然旅程は遅れ、見るからにのんびり馬を歩かせてやってきた沖田くんと出会ってしまいます。沖田くんを見つけた山南さん、一瞬だけ目を閉じて…次に目を開けたときには、もう決断しています……。そして、いつもの笑みで「沖田くん、ここだ!」と明るい声を…。

そもそもさ、近藤さんたちがあんなにはっきり逃がすことを選択してると思ってなかったんですよ。この「友の死」っていうのは、法度と情の板ばさみになる近藤さん土方さんたちの苦悩、そして、山南さん…の話だと思ってたので、「見逃す」っていうのははっきりは言えないだろうと思ってたんですよ。32話の近藤さんと土方さんの濃いアイコンタクトも、二通りの意味で見てたんです。1.総司なら山南さんを見逃してくれるかもしれないという期待。2.捕らえる(あるいは介錯をする)のなら、昔馴染みで可愛がっていた総司がいいだろうという気持ち。でも、あの強いアイコンタクトで、どっちかって言うと2の方で見てたくらい。それが、33話見てみたら、近藤さんははっきり「見逃せ」と言ったも同然だったんですよね。というわけで、近藤さんと土方さんは見逃がすことをすでにここで選択してた…。
となると、山南さんのほうの話になるのかなと思って、沖田くんに声をかける(つまり、切腹を決断する)までの逡巡があるのかなと思ったんすよ。山南さんは逃げ切るつもりもあったわけなので。

しかし、実際見てみたら、オープニング前で「沖田くん、ここだ!」。うえぇぇぇぇっ!!待ってよー!近藤さんは助けたいって言ってるじゃないか!あんたも逃げるつもりだったんでしょ!なんでこんな早々と切腹を決めちゃうんだぁぁぁ!!と、すんごい混乱したんですよ。

ここは本当混乱したので、ぐるぐる考えてしまったんですが…脱走のときの山南さんの決断というのは、すべてを運命に委ねようというような気持ちだったのかなぁと…。だから、明里がわがままを言って遅れても、沖田くんに出会ってしまっても、それはもう彼にとって神の手だったということなのかなぁ…みたいな。あとねぇ、沖田くんがのんびり馬を歩かせてやってくるわけじゃないですか。それはつまり見逃そうとしているっていうことだっつーのは、当然山南さんはわかるわけですよね。だからこそ…山南さんに対するみんなの思いがあったからこそ、山南さんは戻ることを決めてしまったのかもしれないなぁと思ったり…。ただ、この発想で考えていくと「それって…それってさぁ…(涙)」って、またぐるぐると回りだしてしまう部分なんだけど…(涙)。

…って、冒頭4分についてこんなに書いてるし!どうすんだ!

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33話「友の死」そのニ(堂々巡り中)

[映像] 2005.07.19(Tue)

続き。

沖田くんと出会ったことを運命の手と見なして、決断をした…というのも一つのきっかけかと思うのですが(「こうなった以上、私はもう逃げない」という台詞もそういう気持ちの表れかと思うし)、ではなんで呼び止めてしまったのか、沖田くんを見たあとのあの満足そうな笑みはなんなのか?ということを思うと、どっちかっていうと運命の手とは別に、山南さんのなかにその結末を望む要因があったように思えます。

山南さんは、脱走の理由を二回述べました。沖田君には「強いて言えば、疲れた」と(そしたら沖田くんに「そんなのみんな疲れてますよ。京都に着てから働き詰めだし、駄目だよそんなの。言い訳にならないよ」と言われ、「怒られてしまった」と微笑んでます…うう、山南さんだなぁ…(涙))答え、近藤さんには「私はあなたと出会い、あなたに賭けた。近藤勇と新選組のために、この身を捧げてきました。しかし、それはもう、自分の手に届かないところに行ってしまった…ここにはもう、私のいるべき場所はない」と答えました。でも、山南さんは沖田君を見たときに新選組に戻ることを決めてしまった。つまり、それは、沖田くんを見たときに新選組における自分の居場所を見つけたから…だから、戻ることを決めてしまったんですよね。

最後のほう、土方さんに、「悔やむことはない。君は正しかった。私を許せば、隊の規律は乱れる。私が腹を斬ることで、新選組の結束はより固まる。それが、総長である私の、最後の仕事です」と言います。でも、私は戻ってきた理由としては、「総長としての仕事」というのは多分後付けだと思う。山南さんは、「総長の仕事」をするために戻ってきたわけじゃない。いや、結果的には同じことをするんですけど、山南さんのなかでの動機は違うと思う。沖田くんを見て新選組のなかに居場所があると気付いたとき、多分山南さんのなかにはそれを手にするあらがいがたい誘惑が生まれてしまったんじゃないかと。だから、本当は、その居場所を手にしたいというのは山南さんのわがままだと思うんですよ。山南さんが本当に望んでいたのは山南総長としての仕事をまっとうしたかったのではなくて、新選組の…というか、試衛館の…という気がするのですけど、試衛館の仲間であり続けたかった、その手段としての切腹であったように思えるんです。

えーと、話が全然進まないんですけど。
でもさ、切腹を選んでしまった山南さんに対して、近藤さんも土方さんも源さんも永倉さんも原田さんも沖田君も斎藤さんも、それどころか八木さんご夫妻まで、全員が山南さんを助けたくってさ、逃がそうとしてさ、それなのに山南さんは断固として逃げないんだよ。あの優しい微笑のまま、静かに、でも、断固として逃がそうとする動きを拒絶するんですよ…。これって、本当キツイんですけど。それが、もし「総長としての最後の仕事」として本当に為すべきことなら、まだしも受け入れられるかもしれない。でもさ、でもさ、本当にそうなの?っていうのは絶対疑問があるわけじゃないですか(涙)。まったく温情をかけないことは正しいのか?まして、山南さんのなかでその行為は間違いなく正しかったのか?山南さんがそれを正しいと確信できるような話はないよね…?土方さんを信じて、土方さんのために身を捧げたのかもしれないんだけど…でも、そのために戻ってきた……かもしれないか…………。

……ああ、駄目だ、一つ前の前提を見失ってしまって、話が逆戻りしてしまった………(涙)。

山南さんのことを延々考えていますよ……くすん。自分のなかで結論が出せないよ〜……(涙)。今度は文章じゃなくて箇条書き方式で自分のなかでの仮定を全部並べてみようかしら…。

Posted by koko at 03:21 AM | Comment (0)

33話「友の死」その三

[映像] 2005.07.21(Thu)

この調子では、ここから先に進めないので、中途半端でもなんでも、とにかく書きます。箇条書き方式で書いてみよう…。

○戻ることを決意してしまった動機はいったいなんだったのか?についていくつかの仮説。
1..明里の行動や沖田君と出会ってしまったことを神の手と受け止め、「これが運命だ」と思った。
2.沖田君がのんびりやってきたことによって、自分を助けようとしている近藤さん土方さんの気持ちに気付いた。
 2-1.大切に思われていた自分に気付いた。
 2-2.やはり自分は(居場所がなかろうとも)新選組にいたい、新選組として終わりたいと思った。
 2-3.切腹をすることで初めて得ることの出来る居場所があることに気付いた。

○助けようとした人々
・近藤さんと土方さん(見逃すことを前提にするため、沖田くんを追っ手として選ぶ)
・斎藤さん(助けるつもりだったかはともかく、武田さんに追っ手として指名されたときに暗に「俺でいいのか?」と近藤さんの様子を窺っている)
・沖田くん(このまま逃げてくれと頼む)
・再度、近藤さん(障子を開ける)
・松原さん河合さん尾関さん(近藤さん土方さんに助命を頼み込む)
・八木さんご夫妻(土方さんに直談判)
・永倉さんと原田さん(島田さんを追いやって、障子を開ける)
・土方さん(永倉さんと原田さんの思惑に気付き、見張りを離れた島田さんを引き止める)
・源さん(島田さんを追いやって、食事と握り飯を持参の上、障子を開ける)

見返していないので抜けているかもですが、思い出せるだけでもこれだけの助けようという動きがありました。はっきり言って全員が何らかの形で助けようとしていると言っていいです。沖田君が最初のときに言いましたが、まさに「誰もそんなこと望んじゃいない」上に、状況的には「どうとでも逃げられた」のです。もしもここで誰かの助けに従って山南さんが逃げたとして、この状況で誰が追ったというんだ。一度、目前に仲間の死を見てしまった彼らは絶対に追うことはできなかったと思う。

○では、なぜこれほど誰もが死んで欲しくないと願っていたのに、逃げなかったのか?たった一人意志を貫いた彼にとってこの切腹という道は、なんだったのか?
1.これが自分の運命と思い決めていた。
2.新選組の一員として人生をまっとうしたいと思った。
 2-1.新選組の一員でいるためには逃げるわけにはいかない。逃げられない以上は切腹をするしかないと考えた。
 2-2.総長(あるいは武士)である自分の居場所としての切腹だった。「総長(あるいは武士)としての自分」のための切腹という意味。ある意味プライドのため。
 2-3.過去一度は拒絶した、土方さんの主張である厳罰主義を受け入れ、今後の彼を助けるために自らの身を以って実践してみせるため。
3.そもそも、切腹を望んでいた。
 3-1.自殺願望だった。
 3-2.切腹をすることによって、新選組のなかで自分の存在が大きくなるという誘惑があった…。
 3-3.……書いていて泣けてきそうになるほどつらい。けど、書く。誰も望まない切腹、誰もが大きな心の傷を負うことになる切腹。特に土方さんの心の傷は苛烈なものになるだろうし、結果、彼のなかで山南さんの存在は強烈に残る。それを無意識に望んだ。

これは私がありそうだと思いつく限りの仮定を片っ端から並べていますので、違うと思っているものも書いてあるんですが。私の見方としては…
1は気持ちの一部として、あったと思う。
2-1は違うと断定したいです。2-2も確信に近く、違うと思っている(2-2なら、3の方が近いだろう)。2-3は山南さんという人の気質には合っているし、山南さん自身の意識の上では、これは正解の一つだったのではないかと思う。永倉さん原田さん、河合さんなど残される隊士たちにあとのことを頼んでいることから見てもね。

ただ、2-3の場合はそもそも「なぜ土方さんの厳罰主義を受け入れたのか?」という疑問が生じます。葛山さんの死でいったん拒絶したあと山南さんがそれを受け入れるような展開は特にないですし…。可能性の一つとしては沖田くんが来たときに近藤さん土方さんの気持ちを理解して、それゆえに「土方さんのために」という理由だけで(つまり、土方さんに対する情ゆえにということですね)、土方さんの主義を後押しする切腹を決めた…というのもありえなくはないですが…やっぱりちょっとね。切腹を決断する唯一の動機としてはやや弱いですよね…。なので、私は2-3は、この目的も含んでいたのは間違いないけれど(自分でそう口にしてますし)、後付けなのではないかと思えるんです。

3-1はあると思う。山南さんは自分に嫌気が差して疲れていました。「居場所がなくなった」と言っていたけれど、本当は居場所はもちろんありました(助けようとする人たちの数を見てくれ…(涙))。ただ、彼自身が彼自身を認めることができなくなってしまったんです。そういう彼の心理状況を思えば、自分を消してしまいたいという欲求が生まれてしまってももちろんおかしくないですよね…(涙)。
3-2も…つらいけれど、ずっと居場所を求め続けていた彼なので、無意識下にはそういう気持ちがあってもおかしくはないかも…と思っています。

そして、もっともつらい仮定である3-3。これは正直言って、山南さんという人の気質からして、本当に考えるだけでつらいです。しかし、やはり考えれば考えるほどに、あの切腹という選択は誰もが望まないどころか、誰もが大きな心の傷を負うだけの選択なんですよ。それによって得るものは、土方さんの厳罰主義が全うされたという結論だけで、この場合は、その事実こそが、最も激しく土方さんを傷つけます。
そして、それが山南さんにはわからなかっただろうか?と。
もちろん意識のうえではそんなことは思ってるはずがないです。そんな人ではないので。でも、無意識下になかっただろうか…という仮定はどうしても私の中に生まれてきます…(涙)。それほどに、山南さんを助けるための動きと、山南さんのあの迷いのなさのコントラストが激しかった。私が最初にあの回を見てあんなに混乱した理由は、おそらく言葉にはならずとも、あれほどみんなが助けようとしているのに、あれほど全て拒絶し続けた山南さんの姿に、3-2、ひいては3-3の可能性まで見てしまっていたからだと思う…(涙)。

…そして、そんな山南さんにどうしても言いたくなるわけですよ。

山南さん、貴方はわがままだ…!!(号泣)

○この「新選組!」における切腹の意味はなんなのか?

これは山南さん自身には直接かかわりのないことですが…私がこの話を見る上でどうしても考えてしまう(そして混乱する…というか「三谷さん、鬼…!(涙)」と叫んでしまう)問題なので…。

私が今想定している山南さん自身の心理というのは、主に2-3、3-2、3-3です。でも、3-2と3-3に関しては、あくまで山南さんの深層心理であって、こういう心理も暗に裏にあるのではないか…という仮定にすぎない。何度も書いてますが、山南さん自身が意識していたとは思えないですし。なので、この物語的には2-3が本道のはずです(だから、山南さんの、土方さんに対するあの台詞があるのでしょう)。
でもね、山南さんが、土方さんの厳罰主義を肯定して、自らの命をその礎にした結果ってどうなんですか?私は新選組の今後について詳しくないけれど、この山南さんの死によって、土方さんは厳罰主義をまっとうしないわけにはいかなくなる。山南さんですら、死ななくてはならなかった、だとしたら他の隊士が許されるわけがない。温情は一切許されなくなります。もちろん土方さんは最初からそういう主義だったわけだけど(沖田くんでも近藤さんでも、法度に背いたら切腹だとは言ってますからね)、それでも現に土方さんですら山南さんのことは助けたかったし、暗に逃がすことを考えてしまっています。現実にどうだったかということです。しかし、山南さんは土方さんの主義のために死んでしまった。だとしたら、土方さんは山南さんの死を無駄にしないために、この主義を曲げることは絶対に許されなくなってしまった。それは山南さんの死によって決まってしまったことなんですよね…。このあまりにも悲劇的な流れってどうなんですか…(涙)。

さらに、山南さんが言い置いていく言葉の数々…。新見さんが山南さんに言い置いていったあの呪いの言葉。新見さんは完全に呪ってましたが、もちろん今回言い置く山南さんはそんな気持ちはかけらもない。しかし、山南さんの気持ちによって浄化されているけれども、呪いはそのものは引き継がれているわけで…(涙)。それにあれですよね、上に書いた土方さんのことだって、まぁ、言われなくたって土方さんは山南さんが死んでしまった以上同じことになったに決まっているんですが、山南さんはわざわざ土方さんに「悔やむことはない。君は正しかった」と言っていくんです。ずっと山南さんに共犯でいて欲しかった土方さん、最後の最後で自らの命を以って共犯になってくれた山南さん…(それは土方さんにとってはむしろ痛恨の、絶対にやって欲しくなかった方法だったわけだけれど…)。あれは、土方さんが、二人で選び取ったあの道から二度と逃れることができないと確定した言葉です…。ある意味、これも呪いですよね…(涙)。
なんなんですか、この構図…(涙)。この構図を引いた神(=三谷さん)は鬼だー!と思っちゃいません?どう受け止めればいいんですか?
さらにですよ?あくまで私の仮定にすぎませんけど、3-2、あるいは3-3という心理が山南さんのなかに潜んでいたとしたら………
もっと、どう思えばいいんですか、この構図??
もはや、あまりの苦しさ悲しさにもう身悶えるしかないじゃんかー!!(号泣)
なんかもう、どこをどう思えばいいのかどう受け止めればいいのかわかんないですよ、こんなの。本当、なんて話を作るんですか、三谷さん……!!(号泣)

とゆーのが、私がこの回によって強烈にショックを受けた原因でした。最初はこれを感覚的に察知して混乱を来たして、一週間ぐらいかけてぐるぐる私が混乱している原因を考えまくってました。その結果がこのエントリーです。

……でも。
当時堺さんが「一人の男の死、それ以上でもそれ以下でもない」ということを言ってたというのをどこかで見て…
ようやく、最初に見たときに感じてしまった上記のようなグダグダを全部取っ払って、
ただ、山南さんの死、山南さんという愛すべき人が失われたということ、
それだけを思って泣くことができました。

山南さん、お疲れ様でした……。

Posted by koko at 01:43 AM | Comment (0)

34話「寺田屋大騒動」

[映像] 2005.07.23(Sat)

前エントリーを書き終えたことでやっとすっきりしたらしく、ようやく先に進めました…(笑)。

めちゃめちゃ面白かったです!笑い転げちゃったよ。

OPで、あっ!山南さんがまだテロップのいつものところにいる!なんだかちょっと嬉しい!と思ったら、いきなり話の冒頭が見たことのない山南さんでした(笑)。ええっ、山南さん、なに普通に剣術なんかしてんのと思ったら、平助くんの回想シーンだったのね。でも、いままで出てない新しいシーンでした。試衛館に入るために千葉道場から去るシーンで、「居場所を見つけたような気がするのです」ととても嬉しそうな山南さんが切ないと言えば切ないけれど、でもその嬉しそうな様子だけでなんだか嬉しいです。

前半はまだ山南さんの思い出やあれやこれやがちらほらと見え隠れしててしんみりムードも漂っていたのですが、途中からなぜか気付いたらどたばたコメディモードに切り替わってました…(笑)。あの重い前回と前回の余韻から、どうやってこれほど自然にコメディに切り替われたんだ…(笑)。あ、おみつさんか…(笑)。

試衛館組、もう名シーン連発です(笑)。沖田くんの「姉上?!」のビックリ顔、カメラに向かって固まった顔のまま突っ走ってくる平助君、平助君の「どうしましょう?!ど、ど、どうしましょう?!」、あわてるあまり、草履を投げ飛ばして屯所に駆け込んでくる土方さん、あいかわらず律儀な犬属性全開の斎藤、沖田君に「余計なことを…!」と呟かれきょとんとする斎藤、事情を知り「俺のせいだ…俺のせいだ……」と羽織のもじゃもじゃをいじっていじける斎藤(その後一日中あの体勢のままいじけてそうなのですが)。源さんの「この年になって初めて恋をしました…!それっていけないことでしょうか!?」、源さんの迷演のおかげでせっかくまとまりかけたのに「ちょおおっと待ったぁぁ!」とねるとんで飛び込んでくる土方さん、「はい、そこどいて!」と土方さんに突き飛ばされてふすまを蹴倒して転がってしまう源さん、学芸会のような「好きだよ!もう離さない!」の土方さん、収拾がつかなくなってふすまの向こうで固まっている源さん、そして衝撃の、鼻血を流しながらかっこつける土方さん…、まだまだあったような気がするけど(笑)、どれももう最高でした。

が。やはり、今回のナンバーワンの名シーンは「そこまでだ!もういい!皆、それなりにありがとーーーーーー!!」の近藤さんでしょう!!(笑)
近藤さん、最高だよ!! ポイントは「それなりに」(正直な近藤さん(笑))と「ありがとう!」ではなくてあくまで「ありがとー!」だったこと(笑)。「ありがとー!」とオ行のまままっすぐに叫んでいたのがめちゃくちゃツボでした(笑)。これは本当多摩時代の香取近藤を思い出す言い方だったなぁ(笑)。しかも、止めに入ったあとのポーズが可笑しいんだよね〜(笑)。めちゃめちゃ中途半端な歌舞伎のポーズみたいなので固まっちゃってて(笑)。
ああ、最高だよ、近藤さん!(笑)

とゆーわけで、本当可笑しくって面白かったです(笑)。
つねちゃんも深雪太夫も可愛かった。私はつねちゃんびいきなので、勇さまのバカーと思わなくもないけど、憎めない3人なので、仕方ないよな…ということで。

その横で龍馬が本格的に薩長同盟に向けて動き始めましたね。というわけで、近藤さんと坂本さん、ついに「おさらばじゃ。今度会うたら敵じゃき」……ああ……(寂)。あのシーン見たときにもちょっと思ってたんだけど、やっぱり坂本さんを動かすのは山南さんの「結局のところ、人と人とのつながりなのではないかと思うのです」というあのときの台詞なんですね…。つまり「託す」という坂本さんへの手紙と合わせて、山南さんが時代を動かしたとゆーことに。…新選組が滅んでいく道へと、時代が動いた…。
もぉぉ、三谷さん、どうしてそういう運命の皮肉をあちこちに作るの……(涙)。

でも、本当面白かったー。この期に及んでこんな笑える回があると思わなかった(笑)。

あ、そうそう、永倉さんの「そして、俺たちは男と女になった」にも爆笑でした(笑)。あと、桂さんのイイコトオモイツイチャッタな顔とか(笑)。きりがないぐらい、あちこち可笑しかった(笑)。

Posted by koko at 02:31 AM | Comment (0)

35話「さらば壬生村」(途中まで)

[映像] 2005.07.25(Mon)

典型的「道の回」ですね。

とゆーわけで、前回、前々回のようなここ!!というストーリーのポイントがないんですけど、八木さんご一家とさようならはやっぱり寂しいな…。あんな厄介者どもに最終的にはすっかり情を移して下さって(も少しゆっくりしていきなさったらええのにとか名残を惜しんでくださった)、嬉しい限り。そして、和むご一家との交流がなくなってしまったら、わりと殺伐としてきてしまうんではないのか…寂しいなぁ…。

桂さん、そのおうどんで金を取るなんてありえないですよ。とりあえずどんな味でも見てくれだけは調えようよ。せめて汁は入れようよ…。捨助はあいかわらずうざいのですが、さ、斎藤…「……できる!」ってありえないから!!(笑)斎藤ほどの人なら、動きで実力はわかると思いたいよ〜…(笑)。それとも捨助も一応は天然理心流で剣術学んでたりするんだっけ〜?(^^;;

松原さんの話はなにやら唐突に思えましたが、史実のエピソードなんでしょうね。それとも、このあとに話が続くのかなぁ?

ひでちゃんと沖田君。沖田君もいつのまにか人の気持ちがわかるようになったなぁと思いました。「それなら好きにすればいいよ」って最初は言っちゃうんだけど(まぁやっぱり失言王子ではあるから(笑))、表情でちゃんとわかるようになったんだなぁって。あと沖田くんの言葉づかいってなんだかすごいツボなんだよね。「でも、狭い京のことだからばったり会ってしまうかもしれないね。そしたら、逃げるんだよ」って、逃げるんだよの言い方がすっげツボでした。で、よかったのですが。問題はひでちゃんの「証が欲しい」。私、てっきり卒業ボタン系だと思ったんですよ、最初。でもなんか沖田君、ひでちゃんのこと抱きしめてた。しかも、なんか演出が思わせぶりなような気がちょっとした。え??あれ???(^^;; 証ってそういうこと???(^^;; いや、プラトニックのままでもなんら差し障りはない展開ですけども…私的にはプラトニックのままのほうがこの二人には似合っている気がするけども。でも、このなんとも微妙に思わせぶりな演出は「やっぱりそういうこと??」という疑いが生じますね(^^;;。どうなんだろ??

近藤さんのお幸さんとか、永倉さんの小常さんとか、そういう話が続いてますな。近藤さんが意外なほど永倉さんに苦手意識を持っていたのがちょっと気になりますね〜(ちょっと固すぎるんでしょうね。本来は原田さんと仲良しであることからしても、そんながちがちの人ではないですが、近藤さんは特別なんだよね)。でもまぁ、今回の小常さんの話で大丈夫になったかも。気付くとカップルがいっぱい出てますが、私はやっぱり山南さん&明里カップルがあいかわらず一番好きです。
ところでさ、なんで近藤さんも永倉さんも明里のことは明里と呼ぶのだ?人の女(しかも山南さんの女)をなぜ普通に呼び捨て??(笑) いや、白首女郎としての明里を知っていたなら呼び捨てでもまぁわかるんですが、近藤さんも永倉さんも、山南さんの恋人としての明里しか知らないはずなのに。どうでもいいことなんだけどさ、なんか前から気になって…(笑)。

……と、ここまで書いて先を書き忘れていたようです(汗)。
うわぁ、一週間以上前に見た回だから、忘れちゃったよ……。
というわけで、ここまでであげておきます(^^;;。

八木さんちのみなさん、いままでいろいろありがとう…という気分になった回想シーンの数々でした。

Posted by koko at 05:30 AM | Comment (0)

36話〜39話

[映像] 2005.08.08(Mon)

…………見るのが精一杯で感想まで追いつきません。

36話。「対決見廻組」。佐々木様、相変わらず素敵ー!最初ちょっと「このわからずやっ」とか思ったりしたけど、最後はやっぱり素敵です。局長がみんなの期待を背負ってじっと地図を見ている時間が長すぎて「えっえっ、何も考えてなかったらどうしよう??」とドキドキしちゃいました。よかったよ、的確な指示が出せて。

37話。「薩長同盟締結!」。てっきり新選組!初の濡れ場かと勘違いをした(それで「いやー。それはないんじゃないの、お初〜」なんて思った)私はまったくもって注意力が足りませんな(^^;;。まっちゃんと河合くん良かったなぁ。普通の人なんですよね。それから相変わらずおいしいところを唐突に全部持っていく斎藤。おいしすぎるぞお前。斎藤って考えてみると全然試衛館生え抜きじゃないんだけど(というか、合流したのは京都だし、全然あとから組です)、なんか私の中ではすっかり生え抜きと同じレベル。でも、近藤さんに事の真相を伝えたのはグッジョブでした。近藤さんみんなの気持ちわかってくれたから、ちょっとは救われた感じ。
その横で、私は龍馬にけっこうメロメロです。薩長同盟締結も面白かった。龍馬はやっぱりすごい魅力的だなぁ…。ほおずりには「うへぇー!」って感じでしたけど(笑)。さすがだな、三谷さん。

そして、時間的に38話と39話を立て続けに見ないといけない状況に追い込まれた私。
ありえねーーーーーー!!はっきし言って、38話って、いまのところ「友の死」に次ぐぐらい痛い回なんすけど…(号泣)。いや、重さでは「友の死」のほうが上だけど、痛さではこっちの方が上か。上だな。ただただ運が悪いだけだもん……。山南さんのように大義というかそういうのすらないし……(がくり)。

とゆーわけで、38話「ある隊士の切腹」。ううううう……なんて意味のない不本意な死なんだろう……(涙)。山南さんはまだしも本人が望んでらしたけども、本人は当たり前だし他の誰一人としてまったく河合くんの死など望んでなかったのに…。しかも、どうして回避できなかったのか、本当に悔いしか残らない結末……。また演出がこれでもかと言わんばかりに痛いし。飛脚の鈴の音とか、幻聴を聴いちゃう河合くんとか、諦めきれない河合くんとか、翌日だかにやってきた飛脚だとか。ううう。
なんでこんなときにいないのだ、近藤さん!土方さんが近藤さん不在の座布団に向かって「…かっちゃん…」とつぶやいてますよ…(涙)。今回は土方さん本当つらかったよなぁ…自分自身河合くんを死なせなくてはならない意味が見出せないし、でも、自分じゃ救えないし。柱に頭ゴンゴン打ってたのとか、すごく悲しい。でも一番悲しかったのは「山南がなぜ死んだと思ってる。ここで河合を救ったら、山南さんの死が無駄になる」とすごい冷静じゃない声で言った土方さん。ううう、やっぱり山南さんの死を重く背負ってるんだなぁ…(涙)。そして、そんな土方さんの様子に、久しぶりに永倉さんが土方さんの心情をわかってくれた感じで、これはとても嬉しかったと言うか逆に泣けたです。
そして、いつにまにか人らしい心情を持つようになっている斎藤。嬉しいような悲しいような。谷長男の介錯失敗はサイアクでしたが、そのときにとどめを刺すのが斎藤ではなくて総司なのが…この二人が徐々に対になって入れ替わりつつある感じですよね。しかも、とどめを刺してやろうと動きかける斎藤の動揺(前回まっちゃんの止めを刺すときもすごく苦しそうな顔をして止めを刺してたな…)と総司の冷静さがあざやかに対でしたね…。

39話。「将軍、死す」。タイトルとは無関係に、浅野薫と周平のお話でした。周平可愛い!いや、前から可愛いとは思ってたんだけど…いい子だよなぁ…。浅野薫はサイアク!でも、もうあんまり仲間を斬りたくない斎藤は逃がしてしまった…。しかもそれが総司にバレた(「今日のあなたには殺気がない」。うう…ぞくぞくするよ、ブラック総司…)。この二人…本当すっかり立場が逆だ。対なんだなぁ本当に。
ちなみに、周平は見るたびに「うどんだなぁ…」(@タイガー&ドラゴン)と思っていたのですが、うどん、やりますねえ!すごくいい味出してると思う、周平。タイガー&ドラゴンではどうでもいい感じの超脇キャラだったんで、全然わかんなかったけど(笑)。そして、源さん泣かすなぁ…。いいなぁ、源さん(涙)。この周平の話、なんか好きでした。
前半の左之助とおまさちゃんの話も、ようやく永倉さんと土方さんの関係が修復できて本当よかったなぁ…。永倉さん、ありがとう!永倉さんがああいうお人柄じゃなかったら、不器用すぎる土方さんはどうあがいても歩み寄ることが出来なかったと思うよ本当に(いい例が山南さんだ)。つか、本当不器用すぎて、困ったもんだな、土方さんは…(笑)。久しぶりの試衛館集いでよかったです。
そして、これがウワサのカマキリ将軍…(^^;;。いやーんな気配の漂いすぎなキャラですね(^^;;。

Posted by koko at 02:51 AM | Comment (0)

40話〜42話

[映像] 2005.08.15(Mon)

うう、じっくり見たい回が続いておりまする…。

40話。「平助の旅立ち」。ハタノアトの間だけで、「出陣する!」「出陣はヤメだ!」などとコント並みのテンポでころころ前言を翻しまくりのカマキリ将軍(笑)。さらに、続けて、正式に将軍になり、その上、帝が亡くなられるというめちゃめちゃ濃厚なハタノアト…(笑)。時間がたりないんだなー…(笑)。まぁ幕末の重大な事件をそのままじっくり書いてたら、ここからさらに一年かかるもんね(笑)。そうでなくても幕末の大事な時期にさしかかった頃にはすでにとうに中盤を過ぎてたからな…(笑)。
さて、伊東の離脱。うーん、永倉さんはいままで土方さんといろいろあったので(前の回で和解できたので本当に良かったが)わかるんだけど、なぜに斎藤を呼ぶ?あんな忠犬が恩義も何もない伊東さんについていくわけがないのに…。ちなみに斎藤を仲間に引き入れるには、近藤さん以上に強力な恩義を売りつけるしかないですよね、多分。でも、昔の山南さん論理だと、そもそも最初の恩義が近藤さんから始まっている以上は、近藤さん以上の恩義を他の人間から受けることはありえない…って結論になるけど。
土方さん、「切腹だ!」なんて、そんな腹立ち紛れにそんな物騒なことを言っちゃあきまへんよ。その一言が撤回できず河合くんを死なせてしまった痛恨のミスもあったんだし。ま、もちろんその場には近藤さんがいたので、丸く収めてくれましたけどね。
平助はイヤイヤながらの風情漂いまくりだけど、でも、伊東さんについていくこと自体には迷いはないんですね。というか、迷う余地すらない感じ。そんなに出身道場って大事ですかー?(涙) 総司は平助の背中を押してくれたけど、いや、押さずとも……。いいじゃん、いなよ、新選組に。くすん。
総司が初めて自分の口から病のことを告白しました。くぅぅぅぅ……。総司が本当暗くなるばかりで…でも、なんか最初のころのあのあっかるーい笑顔とか思い出すと…。なんつーか、あの最初の天然失言王子から、この総司に自然に変わっていくのが、やっぱり藤原竜也ってすげーかもって感じです。ああ、でも、意外に平助が平助らしいままで旅立っていったので、なんだかさわやかな卒業シーンを見ているような感じでした。よかったなぁ。でも、その横で、人らしい心に目覚めつつある斎藤は、ちとつらいお役目を与えられてますね。間者かぁ。昔、葛山さんに「裏切り者ぉー!」って言われたの、トラウマになってるっぽいからなぁ…つらい役目ですね。それでも、土方さんの大事な頼み事は断らない。これができるのは自分だけだということもわかってるんだろうね。ていうか、なんか土方さんと御陵衛士側での取り決めができちゃって、これじゃ、平助君もですけど、斎藤も戻れないけど……どうすんのかな?

41話。「観柳斎、転落」。この話、すごくよかったです!別に世間的には特に評判の良い回ということもないみたいですけど、私はすっごいきましたね。いやー、あの、背負い投げが私見事に決まっちゃって(笑)。すっかり騙されてしまっていたので、いい感じに「やられた!!」という感じだったんで。「ああ、観柳斎〜!今まで捨助ほどじゃなかったけどちょっとうざかったけど、今は相当悲しいぞ〜!」みたいな。本当悲しかったなぁ。いっそ裏切ってくれたあとだったら、「しょうがねぇな」と思えたと思うけど、あんな背負い投げのようにいいところを見せられて、そして亡くなってしまうなんて…(涙)。しんみり。最後、「局長にもらったこの命、今捨てるわけにはいかん!」って、彼なりに頑張って戦ったんだろうなぁって。ああ…(涙)。大石〜、お前ちょっとすっごい迷惑な性格してないか?周平のこともよくイビってるし。
観柳斎以外で言うと、冒頭ですよね、やっぱ(笑)。ついに直参にまで登りつめた新選組。それは確かに感慨深いのですが…なんですかあの「…………歳ッ!!」「かっちゃん!!」ガシッ!!(抱擁) そして、誰かが通りすがった瞬間にぱっと離れ、取り繕って、誰かが去ったかなと見るや、またおもむろに「…………かっちゃん!!」「歳ッ!!」ガシッ!!(抱擁) コントだよこれ……(笑)。ハタノアトでこんな大事なことを書いた挙句、コントでシメとは、さすが三谷さん……(笑)。
そして、それに伴って、すっげえ変化があったんですよね。法度の撤廃。土方さんも最初は反対するんだけど、でも、今までと違ってやっぱりその反対には力がなくて、やっぱりもうやめたかったんだろうなぁと。また、近藤さんが的確に言うんだよね。「今なら山南さんも許してくれると思う…」って。やっぱり土方さんの心のうちがわかってるんだなぁって。観柳斎に対しても、河合さんの一件があるから、土方さんは観柳斎を助けたいなんて気持ちは全然ないはずなんだけど…でも、そんな迫力全然なかったですよね。今回の土方さんはずっと微妙に悲しいようなすっごい複雑な表情で、印象深かったです。
近藤さんと観柳斎のシーンは本当よかった。あれはぐっときました。で、ぐっと来たのに、やっぱり観柳斎は裏切るのか!と思わされたところで、綺麗に背負い投げを決められたものですから…なんだかすごくよかったです。

42話。「龍馬暗殺!」。…………決り文句ですけど、本当に、龍馬が死んだ瞬間に「……巨星墜つ……」とつぶやいてしまいました……。うううう。龍馬〜!(涙) というか、そんなに涙目な感じの話じゃなかったんですけど……あああああ、がっくり……って感じ。うなだれちゃうよもう。思わず「佐々木さま〜〜!!あなたなのですかぁ〜〜!!」と、暗殺決行辺りは悔しがってましたが、しかし、佐々木さまもその覚悟の程が素晴らしすぎて、嫌いになれませんでした。男だよなぁ。どこまでもかっこいいよ、佐々木さま。しょんぼり。暗殺はよくないな。本当に。しかも、龍馬ですよ、こんな大事な人を殺すだなんて、本当暗殺はよくない。龍馬が生き延びていたら…って本当考えちゃうよなぁ…。しょんぼり。がっくり。捨助が初めていい奴に思えた。大丈夫ですかね?死なないかな?捨助って絶対死なないような気がしてたけど(今回も一瞬どうやって助かったのかわけがわからんかったです)、初めていいところを見せたので、初めて「捨助もしかして死ぬんじゃないか…」と不安になりました(汗)。
あと、周平と総司ですね。ああ、総司がついに…。周平は本当可愛いっす。源さんがいてくれてよかったね、本当に。近藤さんだけだったら、多分卑屈なままだったんじゃないかな。
……それにしても、龍馬…………。しょんぼり。
そういや、近藤さんがいきなり考えを180度変えていて、その話をまったく聞いてなかった土方さん「新選組が坂本龍馬を助けるなんておかしいだろ!」と突っ込むけど、全然突っ込みは不発でした(^^;;。ていうか、近藤さん、もう少しちゃんと説明してやって(^^;;。龍馬を助ける理屈は通ってるから、理解すれば土方さんももっと頑張っていろいろ策を練ったりすると思うよ(^^;;。まぁ…どっちにせよ間に合わなかったけど……。しょんぼり。
あっ、あと、斎藤。岡田以蔵の話を持ち出されて、うっすら動揺しているのが、なんかこう。斎藤って、今後どうなるんでしょうね??斎藤は生き残るはずですが(るろ剣に登場してるんだし)、最終的にどういう心境になっていくんだろう?

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43話〜45話

[映像] 2005.09.17(Sat)

チョー久しぶりな新選組!感想。

ツアーを挟んだこともあるけど、まぁやっぱ「友の死」とかと同じで、見るのが大変つらい回が立て続けに来てますからね〜。落日編だけあって、毎回毎回「うえぇぇぇん!!」なことが起きて、つらいぜ。「決戦!油小路」辺りは知らなきゃ知らないで見られただろうけど、予告でなにが起こるかわかるし。「源さん、死す」なんか思わず逃亡したくなるようなタイトルじゃないっすか。なんだよ、「源さん、死す」って(涙)。タイトルだけで泣くだろそれ。ぐずぐずぐず。

43話。「決戦!油小路」。観柳斎と同じで、ずっと「まー、こいつは死んでも別に…」と思ってたのに、最後の最後で「ああああああっ、なぜここで死ぬ!!(号泣)」。だあああああっ!!観柳斎はやりきれない感じだったけど、伊東さんはやりきれない以上に悔しかったなぁ。だって、観柳斎はまぁやり直そうとはしてたけど未来はまだまだ遠かったけどさ、伊東さんは本当すぐにやり直せる状態だったんだから…。鍬次郎を許す土方さんが許せなかったぐらいだ。こんな奴こそ、いちばん許しちゃいけないよ土方さん!!(涙) これ許してたら、暴発テロリスト集団になっちゃうじゃないか。しょぼん。
でも、近藤さん、伊東さんともに本当良かったです。感動した。近藤さんにも伊東さんにも。しかし、感動しただけに、鍬次郎……!!てめぇ……一度ならず二度までも…………!!(怒) 浅野薫、カマキリ将軍以上に許せん!!
平助は……なんでこんなことになっちゃうのかと(涙)。わかるんだけど。平助の気持ちはわかるけど。でも、やっぱり死んじゃったらダメでしょう…(涙)。でも、すごい気迫でした。すごかったです。ああああ。そして、ここでも土方さん、痛恨の読み違い。総司に「平助が一人で逃げるわけがないでしょう!!あなたたちが思うほど子供じゃないんだ!!」ってガツンとやられたとき、本当痛かった…(涙)。あああ。
でも、この回は、伊東さん、平助ともにものすごく良かったです。私のなかですごい良かった回上位になった回でした。

44話。「局長襲撃」。わりとあっちこっちに話の行くいわゆる「道の回」。なんというか、新選組がすっかり時代の波に乗り損ねたことが明白にわかる回でしたね。相変わらずハタノアトにて濃厚に時代が激動中。だいたいハタノアトで激動しちゃうのがすでに、新選組が時代についていけていないっちゅう証…。
総司とお考ちゃんがいい感じ。っつーか、優香はどう見てもお考ちゃんがよかですよ。可愛いよ、優香。深雪太夫全然ぱっとしなかったもんな〜。もっと早くにお考ちゃんにバトンタッチできてたら良かったのにね。総司はすっかり無色透明になりつつあります…。これはこれで美しいのですが…切ない。でも、お考ちゃんとじゃれてるのは可愛い。最後お考ちゃんが機転を利かせて暗殺者から総司を守るときの「な!なんでそんなところから出てくるんですか!!」は、おみつさんに対してのツッコミを思い出す感じでしたねぇ(笑)。
そうそう、総司といえば、斎藤が朝鮮人参をなんだかもわからずにお見舞いに持ってきました…(笑)。斎藤、本当いいキャラだ。斎藤と総司もいいですね〜。さらに、朝鮮人参は土方さんも近藤さんも持ってきた…(笑)。この期に及んでこのネタか(笑)。
水戸藩とのいざこざは、近藤さんがすごかったー!!なんかこう、土方さんも思わず自慢げになっちゃいますよね、こんな局長見たら。「どうだ、うちの局長は!」みたいな(笑)。でも、こんなところで、水戸藩の人をへこませててもしょうがないっちゃしょうがないんだけどさ……。
近藤さんの撃たれたときの血のりは本当に痛そうでした…。なんか肉でも出そうな…(汗)。

45話。「源さん、死す」。うぐぅ。
冒頭近藤さんがなんと一人で戻ってきました。しかも一人で歩いてる。撃たれてダラダラ血を流しながら歩かないでー!!(汗) 誰か早く運んであげなさい!!
取り乱す土方さん。敵討ちに突っ走ろうとする隊士たちですが、源さんが止めます。土方さんが率先して突っ走ろうとしてるしなにげにいちばん納得できてないし(^^;;。副長としての職務は…(^^;;。いや、でも、土方さんらしいですけど。まぁ、源さんなので、止められました。あと、斎藤もなかなか納得できず。
鳥羽伏見の戦いは戦う前にすでに負けてたようなもんでした(^^;;。ほとんど戦いのシーンがなかった…。でも、そんなでも陽気な新選組の面々。ていうか、むしろ普段以上に陽気。あっかるーい。斎藤まで一緒になってはしゃいでるし。しょうがねぇなとも思いつつ、傭兵みたいなもんですからね、この人たち。こういうもんだろうなって思いました。まぁ、それしかいないんじゃ戦争はできないんだけどね…。土方さんが指揮をする場面があれば嬉しかったけど、そんなまともな戦いのシーンがそもそもなかったからしょうがない…。
問題の源さんのシーンは…ウワサの源さんマトリックスは「うはー…」とは思いましたが、恐れていたほど激しくなかったんで、まあ大丈夫でした。でも、知らずに見たら「なんじゃこりゃ」となったことは必至でしょうね…。総司の喀血シーンといい、なんでそんな大事なところに限ってぶち壊しのCGを突っ込んでくるんでしょうか…しょぼん。
ああー、でも源さん…源さん…(涙)。土方さんがまたひどい顔して泣いてました…。島田がめちゃめちゃ良かった…後ろで泣きながら土方さんに怒鳴ってるの。「そんなじゃだめだ!もっと強く抱きしめるんだ!!魂が抜けないように」って。もうダメなのに…(号泣)。そして、泣いている面々が次々に映って…泣いている尾関さんだの鍬次郎だのまで映ってるのに、ふと気付くといまだ斎藤の様子が映っていない。「……さ、斎藤はどうした?」と不安に駆られた瞬間に、最後の締めで、斎藤。「さ、斎藤っ…?!」と焦った瞬間、斎藤、暴発。絶叫しながら、一人斬り込んで敵をめちゃめちゃに斬殺……(号泣)。あああ、斎藤……斎藤ーーー……!(号泣)。源さんの亡くなるシーンでいちばん泣けたのが斎藤のこのシーンでした…。めちゃめちゃ切ない…(号泣)。
そして、近藤さんの決意と覚悟をひっくり返してくれるカマキリ将軍。あー、もうこの人には怒れない。近藤さん、こんな人を信じちゃダメだよ…。でも、将軍を信じなかったら、いったいなんのために新選組は戦うのかっつーことになって深刻な自己矛盾に陥ってしまいますけど…。
そして、源さんの幽霊。最初は近藤さん、気付いてないんですよね。でも、途中で気付くんだけど、涙をこらえて笑顔でほのぼのと会話を続ける近藤さん…。源さんの幽霊も最後の最後まで源さんらしく、「死んだ方が泣いてどうする」「はっ、そうでした」なんて…。このほのぼのっぷりに逆に涙目…。「こんなところまでつき合わせて済まなかった」「楽しゅうございました」には号泣。
あああー、源さん……。
そして、予告。45話の予告での土方さんの「源さん!!」絶叫に続いて、今度はやっぱり土方さんの「山崎!!」絶叫…。土方さんが毎回叫んでいるのは、最後まで残されて戦う人だからでしょうか…?土方さんの叫びはなんだか本当つらいんですけど…(涙)。

Posted by koko at 04:33 AM | Comment (0)

斎藤ー!

[映像] 2005.09.18(Sun)

順を追っている場合ではないというぐらい、47話一人で盛り上がっているので、とりあえず叫んでおこうと。

さ、斎藤ー!!(号泣) お前って奴はお前って奴は……!なんて泣かす奴なんだ……!(号泣) 永倉さんと左之助が離脱してしまったショックも吹っ飛んだぐらい泣かされた…。

この新選組!の斎藤がどこに辿り着くのかずっと気になっていたので、動向をかなり気にしてたんですけど…前々回の源さんの死に際しての暴発と今回の叫びは本当泣かされた…。この人、無言のなかでどれだけ苦しくて、どれだけ必死だったのかと。うううう…(号泣)。あの斎藤が「俺は一生をかけてこの旗を守る!たとえ一人になっても、局長!俺がいる限り、新選組は終わらない!」だなんて…(号泣)。
あ、そういや、るろ剣の斎藤も、キャラ立ては全然違えど同じことを言ってたな。斎藤ってそういう人なんですね(と、超いまさらなことに気付く)。初期のいろいろ小説を読んだころの記憶ではぶっちゃけ斎藤って全然覚えてなくて、斎藤のことを覚えてるのはるろ剣だけなので、全然知識がないんですよね(^^;;。

あー、でも、斎藤には本当メロメロです。前半は山南さんにメロメロで後半は斎藤にメロメロ(前半からわんこ斎藤は可愛かったけどね)で、もう私の中の新選組のこの二人は、このキャラで固定だ、多分…。土方さんとか近藤さんは他の話の場合のイメージみたいなのも残ってるんで、「いろいろある中のひとつ」で見られるんだけど、山南さんと斎藤はきっともうこの新選組!のキャラがベーシックになっちゃったなー。

しかし…。気付いたら、あとニ回ですって?!信じられない…信じたくない…(涙)。あと二回で終わりだなんて…。

そう言えば、草ナギがいたなぁ。やめてよもうー…………。続編のこと、誰も考えなかったの?続編で土方さんのその後を書いたら必然的に榎本さんは出てきちゃうのに、そんな役どころで草ナギを使ったら後々困るだろうよ。すっげ、ヤなんだけど。と思ったら、さすがに続編でがっつり出てくるのを草ナギってわけにはいかなかったようで(当然だ)、続編ではちゃんと別の人にキャスティングされたみたい(^^;;。よかった(^^;;。

Posted by koko at 05:14 AM | Comment (0)

最終話。

[映像] 2005.09.24(Sat)

ちゃんと感想を書ける状態ではない。のでつぶやいておきます。

いやもう泣いた。いやー、われながらビックリするほど泣いた。自慢じゃないけど、涙もろくないんですよ私。泣いたっつっても、普段は「ぐーっと来て泣きそうになってる」ってぐらいが正確な表現なんです。私のなかではそういう状態は涙はなくとも泣いてるので、泣いたと表現してますけど。いやー、しかし、これはもう、後半の10分か15分か20分か30分か全然見当がつきませんが(時間がまったく把握できてなかった)、いったいどこからスイッチオンしたのやらわかりませんが、もうグダ泣きでしたよ。涙をこぼすではとどまらず、完全に嗚咽。

いや、もう、三谷は神です。なんだかもう「ついていきます!」って感じ。斎藤と一緒に「俺がいる限り、新選組は終わらない!!」とか叫んじゃいそうになります。ああああ、本当よかった。すごい光に満ちた最終回だったなぁというのが印象的でした。何度も明るい光が差し込む映像でしたね。それがまたもう……泣かすんだよ……。

ああ、でも、近藤さんは光に満ちた最期を迎えて…あれはもう、香取近藤の真髄でしたね。香取はやっぱり天才だった。土方さんは最後の最後まで戦い続けるし…。斎藤は容保様に命じられて、首を奪いに行って、剣の道を突き進む未来が開けて。左之助は最後の最後まで左之助らしいし、この左之助は絶対につかまらないだろうし、殺されない気がするし、それこそ大陸渡っててもおかしくねぇなって感じだし。永倉さんは「あの人の悪口を言っていいのは俺だけだ!」なんて言ってるし。新選組の最後なのに、本当未来の見える「生き続ける」最終回だったんだよなぁ…それで逆に泣けちゃったんだけどさ。

一人だけ一切の救いの見えない切ない結末だった総司…。三谷さんにここにこだわりがあるのは間違いないんだけど…藤原沖田はかくあるべしというこだわりだったんでしょうか。確かに壮絶に美しかった。捨助は…ショックだったけど(知らなかったし)、でも多分本人は満足してるだろうから…うん。…まぁ、このシーンもショックで、それまでもすでに泣きまくりだったんで、当然グダ泣きだったけど。

ふでさんの「近藤勇、よく戦いました!」から始まる近藤さんに対する喝采の声にもたまらず、泣きまくり。つねちゃんが凛としてすごく綺麗だったのにも泣けた。さすが近藤勇の妻…と思って。

土方さんのお兄さんとの会話、泣けたなぁ…………。土方さんが真っ赤な目で綺麗な涙をぽろぽろぽろぽろこぼすのがたまらなかったです。俺は間違ってたのか、なんでこんなことになっちまったんだって、土方さんは本当にいっぱいいっぱいつらかっただろうから…お兄さんの言葉が本当に嬉しかった。

最後の近藤さんは本当に未来の見える顔をしていたなぁ……。本当に素晴らしかったです。

最高のドラマでした。一年間、49話という時間を考えたら、こんなドラマは二度あるとは思えない、本当にすごいドラマだったと思います。ああ、もう、三谷さん、キャスト陣、スタッフさんたち、関わった全ての人にありがとう!!今は無理かもしれないけど、でも、いつか必ずDVD買うからーーー!!

と言うのを書いて、放置して、今日人様の感想を読んでたら、感想を読んでも嗚咽混じりにボロ泣き。ああ、もう。でも、本当すがすがしい最終回でした。香取は本当に素晴らしかったです。うん。

Posted by koko at 05:53 AM | Comment (0)

踊る大捜査線

[映像] 2005.10.16(Sun)

THE MOVIEがテレビでやってたので、捕獲。今までレコ持っててもこんなの録画しませんでしたが(全てRAM保管だったので、余計なものを録画している金銭的余裕がなかった)、普通にチャプターの分かれたゴミのないRが作れるんだなと思ったら「作っておこうかな…買えることないし…」という気分になりました。来週のレインボーブリッジも捕獲しようっと。タイガー&ドラゴンもちくちくとR焼き中。ずっとRかRAMかで迷っててHDDに全話置きっぱになってたんですが、上記理由により、Rで作ることになんのためらいもなくなったので、ようやく保管場所が決まりました。よかった。ついでにレートを少し落とせば3話分入ることもわかったので、4枚で収まるし。よかった。

THE MOVIEは面白いっすね〜。CM抜きをしなくちゃいけないので飛ばしながら見ようと思ってたのに、全部普通に見ちゃいました。本編と最初のスペシャルが面白いのは一番面白いんじゃないかなと思うけど、THE MOVIEもやっぱ好きです。

ちなみに交渉人真下は、なにげにTHE MOVIEより好きかも、ぐらい好きだったりするんだけど(笑)。踊る大捜査線の毎回のポイントとして、最後の犯人がショボいという特徴があるのですが、真下はその辺がOKだったのが大きいです。あれ、相当賛否両論でしたけど、私はむしろああいうラストだったがゆえに評価が高いぐらい、絶賛!!です。本編ラストも、保坂がとてもいい仕事をしてくれたので、好きだった。その意味ではTHE MOVIEは典型的にショボいんですよね。まぁ一番犯人がショボくてがっくり来たのはレインボーブリッジだけど。ただのバカで小者のサラリーマンだったもんなぁ。なんであんなのが犯人よ?と。次にショボかったのは容疑者室井さんかなぁ。あの犯人もつまらなかったです…。意表だけはついたけど、萎える方向に発動する意表で、不発だったと思う…(笑)。弁護士周りの裏も甘かったし…。

Posted by koko at 04:02 AM | Comment (0)

「ブラザーズグリム」

[映像], [映像] 2005.11.24(Thu)

映画を見てきました。ネットで席が予約できるシステム、めっちゃ便利。レディースデイとかでも使えるし。いつも行ってたとこよりもちょっと遠いんですけど、見たい映画がやってたらこっちを使うかも。

「ブラザーズグリム」は、面白かったです。考えてみるとフツーの洋画見るのって何年ぶりだろう?って感じですが(羊たちの沈黙は私の中でちょっと違う脈絡で見た映画だったんで)、何も考えずに面白いですよね。あと、爆笑問題の太田がインタビューしていたあの素っ頓狂な監督さんの人柄がときどきうっすら垣間見えて、微笑ましいと言うか、ああ、あの監督さんらしいなと思ってすげぇ面白かったです(笑)。

…もしかして、私が最後に見たフツーのハリウッド映画って、タイタニックかもしれんですね。そのあとに見た洋画が思い浮かばない…(爆)。

そう言えば、ブラザーズグリムの前にやっていた予告編のあれこれ…ハリウッド映画はどんだけ素っ頓狂な設定の映画を作るのかと驚きました。予告編映像を見ながらいちばん「…それはいくらなんでも厳しいだろう…」と思ったのは、なんかボードゲームで宇宙に家族が飛び出しちゃうヤツ。ザスールだっけ?あれはさすがに映像を見ながら「無理だろうソレ」と思いましたけど、どうでしょう?「キングコング」もボードゲーム映画ほどじゃないけど、ちょっと微妙感を感じました…。「大丈夫かコレ…?」って感じ(^^;;。

今回の予告編ではあんまり「見てみたーい」って気のするものがなかったなぁ……。

Posted by koko at 04:38 AM

「ブラザーズグリム」

[映像], [映像] 2005.11.24(Thu)

映画を見てきました。ネットで席が予約できるシステム、めっちゃ便利。レディースデイとかでも使えるし。いつも行ってたとこよりもちょっと遠いんですけど、見たい映画がやってたらこっちを使うかも。

「ブラザーズグリム」は、面白かったです。考えてみるとフツーの洋画見るのって何年ぶりだろう?って感じですが(羊たちの沈黙は私の中でちょっと違う脈絡で見た映画だったんで)、何も考えずに面白いですよね。あと、爆笑問題の太田がインタビューしていたあの素っ頓狂な監督さんの人柄がときどきうっすら垣間見えて、微笑ましいと言うか、ああ、あの監督さんらしいなと思ってすげぇ面白かったです(笑)。

…もしかして、私が最後に見たフツーのハリウッド映画って、タイタニックかもしれんですね。そのあとに見た洋画が思い浮かばない…(爆)。

そう言えば、ブラザーズグリムの前にやっていた予告編のあれこれ…ハリウッド映画はどんだけ素っ頓狂な設定の映画を作るのかと驚きました。予告編映像を見ながらいちばん「…それはいくらなんでも厳しいだろう…」と思ったのは、なんかボードゲームで宇宙に家族が飛び出しちゃうヤツ。ザスールだっけ?あれはさすがに映像を見ながら「無理だろうソレ」と思いましたけど、どうでしょう?「キングコング」もボードゲーム映画ほどじゃないけど、ちょっと微妙感を感じました…。「大丈夫かコレ…?」って感じ(^^;;。

今回の予告編ではあんまり「見てみたーい」って気のするものがなかったなぁ……。

Posted by koko at 04:38 AM

木更津きゃっつあい

[映像] 2005.12.08(Thu)

…………またいつのまにか再放送が始まっていました…………い、いつから…………(号泣)。

いつか録画します。しくしくしくしく。


しかし、久しぶりに見ると、岡田が今と全然違ってたまげますね。
いい男だと思ってたんだよ、この頃。んで、すでに間違ったフィルターのかかった現在、改めて見ますと…ふつうは「当時の私は何を考えていたんだ」ってことになりがちなんです。それが当たり前。

だがしかし、ぶっさん岡田の場合なぜかフィルターが効かず、ぶっさん岡田はやっぱりいい男に見えます。タイガー&ドラゴンのあの超絶色っぽい岡田はいずこにいるの?? いったいこのニ三年?の間に岡田に何が起こったんでしょうか?

あ、でもアニこと塚本くんも、今見てもアニはまったく萌え対象にはなりえないから(タイガー&ドラゴンではあの髪型&ファッションを乗り越えて超色っぽかったのに)…そういう年頃だったんですかね…。

Posted by koko at 04:33 AM | Comment (0)

新選組!!雑感…

[映像] 2006.01.08(Sun)

これ、まえから思ってたけど、サブタイ書くのがいやなのよね…(笑)。ビックリマークひとつとふたつで見分けてください(笑)。

総集編から見たり風邪ひいたりしてて伸び伸びになったけど、ようやく見れた(と言ってすでに二回見たけど)。山本耕史さんが淋しい淋しい連発してたり、三谷さんが本編よりもシリアスダークだとか言ったりしてたので、全編泣きっぱなしになるかと怖れていたのですが、決壊は最後の最後だけでした(とは言っても、新選組ならではの滂沱の涙でしたが)。

しかし、なんで私は途中で泣かずに済んでいるんだろう?と思ったんですが…2回目を見ててわかりました。このサブタイなのに、それでも私はどっかで土方さんが死ぬと思ってないからだわ…。撃たれたあの瞬間でさえまだそれを現実味を持って受け入れてないんですよ、多分。で、榎本さんに「終わった…」と言われて大鳥さんが暴れてるのを見てようやく「え…マジ…?」ってなってきて、永井さま&島田&尾関でスイッチが入り、テーマソング&鉄が駄目押しをしているのです。2回めでも同じだったから、3回見ても同じことになるような気がする。

2回目で展開をわかって見てても、やっぱり彼が死ぬなんて気はしなかった。土方さん。それぐらい生き生きしていたんですよ。後半。普通に勝てる気がしたんだもの。全然悲しい人でも追い詰められた人でもなかったんです。最後の笑顔とかさ、めっちゃガキの顔してるじゃないですか?…………ううう……なのに、なんでそこで死ぬのだ………う〜〜。ミタニンはやはり鬼だ……。

土方さんの場合、この辺は死に場所を探していたとかなりがちで、特にこの新選組!の土方さんはほんとーーーーーーに!傍から見てても驚くほどにかっちゃんのことが大好きだったし、かっちゃんに自分の全てを賭けていたので…かっちゃんを失ったあとの土方さんの様子は前半みたいな状態で当然だと思うんですよ。戦い続ける理由も、かっちゃんや死んでいった者たちのためでしかありえない。あの土方さんならそうなって当たり前。当たり前だと思っているんだけど、でも、やっぱり前半の儚さ全開の土方さんはトンデモ美しかった(し、私もそもそも決してそういう破滅ロマンみたいなのは嫌いじゃないのだ)けれど、やっぱりつらかった。それはだから破滅ロマンが嫌なんじゃなくて、あの土方さんだからだろうな…。
でも、後半の目覚めてからの土方さんは本当あの新選組!の副長で、嬉しかった〜。本当嬉しかった〜。やっぱり最後まであきらめないで、力強く生き抜いていく人だったです。それでこそ副長ですよね!馬鹿なろまんちのために命を賭けても戦い抜く筋金入りのろまんちですよ、あなたは!
なのに、死ぬために戦っていたときには生きてたのに、生きるための戦いを始めたとたんに亡くなってしまわれて(なぜこのタイミングで…!!信じられない…!)、それでも彼の思いは残された者にちゃんと生き続けるってことをしっかり描き切った三谷には…もう、「この鬼!!」と言えばよいのか感謝をすればよいのかいまだにわかりません…。

土方さんが死んでしまったことをまだ信じられない自分と、それでも残された者が土方さんの思いを継いでいくことに感動している自分が同時にいるので、整理が難しいんだな多分。榎本さんへの結果的な遺言となったあの台詞(あのときの笑顔が光り輝いちゃっててたまらんですよ、土方さん!!なんだよあの幼いぐらいの笑みは!!)も、榎本さんが一人部屋に上って蝦夷地を見渡しているシーンとかに繋がっちゃって、泣けちゃったりするんです。ああ、榎本さんは死なずに、いろいろ言われたかもしれないけど、それでも土方さんが最後に託していったことをやりとげてくれたんだ…とか。最後までちゃんと旗をかざした尾関も泣けた…(なにげに、放送前からボロボロになった旗を見かけてたんですが、この旗は多分最後には落ちるんだなってそのときからずっと無意識に思っちゃってたんですよ。だから、ボロボロだけど、それでも最後までかざしていたことに泣けた。永井さま、これから降伏をしに行くのに…)。そして、鉄。野っぱらをすっ転んでも駆けるあの子には本当参った…。そして、大河最終回と同様に世界は光に満ちて終わるんですよ。ああ、もう、た、たまらん…(号泣)。…でも、その横でめっちゃ島田と同化して、ただただ土方さんに生きていてほしくて悲しくてたまらん自分もいるんだ(島田…お前今回私を泣かせすぎだよ…。鉄を多摩に送り出した時の「行け!!多摩まで走り抜け!!」「…はい!!」のときの島田の気迫はすごかったです。そして鉄の健気さもたまらんかった…)。
鉄はその後、本当に海を超え、東北地方を乗り越えて、多摩の佐藤家にたどり着くんですよね。よく本当官軍の目をのがれてそこまでたどり着けたよなぁ…。でも、鉄がたどり着いてくれたからこそ、土方さんの写真は土方家に残されたんですよね。歴史だなぁ。

なんかまだ全然書いてない気がする。いろいろ書いてない気がする。でも書けない気もする(笑)。

ああ、でも、三谷幸喜さんありがとう!!山本耕史さんどうもありがとう!!演出その他もろもろ関わった全てのスタッフ、ありがとう!!大河本編ともども、本当に見られて良かったです!幸せでした!ありがとう!

んで、DVD化心底楽しみにしてるんでよろしく〜。

Posted by koko at 04:49 AM | Comment (0)

クロサギ

[映像] 2006.04.15(Sat)

クロサギ一話をさくっと見ました。原作は知りませんが、素材がとても面白そうだったし。なんかいろんなとこが「惜しいな〜」っていう感じなんですが、それなりに面白かったです。なんか本当惜しいんだけど。

最初の上半身裸に赤いサスペンダーという格好で転がってた山下君には「なんじゃそりゃ?」とあっけに取られました(なんでそんな格好??サービスか??)。あと、電車のシーンとかなにがなんだかわからなかった(笑)。黒崎はあれ、どうやって助けたんだろ。マンガでああだったのかもしれないけど、もう少しマンガらしくない見せ方ができなかったものか?

まぁとにかく前半2〜30分ぐらいが雰囲気作りばかりに執心してる感じで、やたらとたらたらしてて、「えーい、かっこばかりつけてないで話を進めんかい!ていうか、そんなとこでマトリックスカメラを使う必要がどこにある?!」とかいらいらしちゃったりしたけど(笑)、ネタ自体はやっぱり面白そうなのでなんとか後半まで持続できたという感じですね。で、たらたらしたわりにはそんなにスカッとする落ちでもなくて、肩透かし感はあったけど…やっぱり素材が面白そうなんだよなー。一話で見る限り演出も脚本もいまいち…なんですが、やはり素材が(もういい)。

原作がどうだったのか知らないから原作どおりなのかもしれないけど、私的には一話は余計なこと入れずに事件で黒崎がすかっと白詐欺を手玉に取るような話にした方が良かったと思いますけどね。他の背景はとりあえずおいといて、事件自体をもっと大きくして欲しかったなー。でないと、黒崎がたいしたことない詐欺師に見えるし。なんか今にも捕まりそうなんだけど、みたいな(笑)。哀川翔にもいきなり顔見られちゃったし「黒崎、ダメじゃん」みたいな感じに見えるよな。

とりあえずはさ、「伝説のクロサギ」である黒崎を持ち上げておきましょうよ。氷柱(←なんて読むんだろ、この名前)との喧嘩なんかは最初にあって良いと思うけど。でも、冒頭から氷柱に言い負かされちゃ話にならないんで、ちょっと氷柱が熱すぎた気も。あと、氷柱に警察に電話させたりするのは絶対なしだよなー。で、あくまで白詐欺を捜査してた哀川翔が最後に「クロサギ…」とつぶやく程度にしといた方がよいですよ。哀川翔が黒崎に迫るのはもっとあとでしょう。とりあえずは哀川翔を使って、「伝説」をクローズアップしときましょうよ。もったいない。

ていうか、せっかく「白詐欺を食う黒詐欺」っていうネタ自体が面白いんだからさー、その面白さだけで作る話が一本ぐらいあってもよかったのに。もったいないもったいない。あと、山崎努もちょっと出しすぎじゃないか。確かにかっこつけた(というか、思わせぶりな、ですね)雰囲気を出すのにぴったりな人ですが、出しすぎちゃ旨みが減る。あと、最後の方の話とか、もう少しあとまで引っ張ってから出して欲しかったネタだったなぁ。いや、あれは冒頭にあってもいいのか。それまでの演出との兼ね合いですね、そこは。

うーん、いろいろ惜しいうえに、どうも脚本・演出ともに焦点が絞れてない感じが漂っていてやや不安ですけど、まぁ一話って難しいですからね〜。持ち直すかもしれないので、当分は見る予定です。でも、主題歌の「セニョリータ」はちょっと前にレンジが使ったばかりだから、ちょっとどうかと思いました。「青春アミーゴ」の続編というよりも、「お願いセニョリータ」の続編みたいだし…。

Posted by koko at 02:50 AM | Comment (0)

ワンダフルライフ

[映像] 2006.04.26(Wed)

近所のレンタル屋毎週半額セール終了記念!(しょんぼり…)
というわけで、久しぶりにDVDをレンタルしてきました。是枝監督のワンダフルライフ。なんでこれかというと、先日相方に借りたピンポンを見て、またまたまたまたスマイル熱がぼんぼんに再燃したのです。
で、同時にARATA興味も再燃。顔立ちとかは(キング・オブ・眼鏡のスマイルは別格)決して好みではないと思うのに、なぜか微妙にメロってしまうARATA。不思議なことに素のARATAはめったスマイルから遠いルックスなんですよね〜。スマイルじゃない!と断言できるんですけど(笑)。でも、なんかどことなくメロってしまう。しかし、実際問題スマイルじゃないARATAを腰を据えて見るのはちょっと怖い…というアンビバレンツに陥ったままだったんです。でも、ワンダフルライフはちょっと見てみたい…。
というわけで、ARATA興味が上がっている今しかない!と思って借りてみました。

いやー、すごく良かったです。映画もARATAもとても良かった。
映画の方も、是枝監督っていかにも日本映画の文学系な映画を撮る人なんじゃないかなぁってイメージがあって、その辺も手が出しにくかった原因だったんですが、見てみたらそういうとっつきにくさは全然なかったです。雰囲気がすごく良い。
どことなくほのぼのとした気分になる映像で、ほのぼのとしつつ、でもどこかしんみりもしつつ。素人さんもいっぱい混じっているようでしたが、全然わからんかったです(笑)。死後の天国に行くまでの間の世界ということで、しかも思い出を映像にするとか言うので、きっとそのまんまをファンタジックに再現できるって設定なんだろうと思ったんですが…至って現実的にチープに雲は綿だし、扇風機で風を起こすし、本人以外の役者は職員だし(顔ちがくても思い出作りは大丈夫なのか?)、死後の世界でそんな手作り映画?!と一瞬思いましたが、そういうところもほのぼのです。あと、一生ビデオテープにもちょっと笑えた(笑)。一年一本なのね(笑)。なにげにその一生ビデオのなかに阿部サダヲが突然いたのには「わっ!!阿部サダ?!」とのけぞってしまいましたけど(笑)。
でも、本当良かったです。

ARATAもすごく良かった。この人はやっぱり、本当に雰囲気がいいですよね…。どういう雰囲気なのかと聞かれると具体的に説明できないんですけど。初出演だったらしいので、決して演技がうまいっつーことはないのですが、そういうちょっとしたたどたどしさみたいなのも決して雰囲気を壊さない、というよりもさらに雰囲気を作っている感じがします。いいなぁ。
見た目的にはやはりスマイルとは別人なんですけど、やっぱりスマイルはこの人じゃないとああはならなかったんだなとも思いました。ワンダフルライフの望月の持っている雰囲気(というのはスマイルよりはARATAの素の雰囲気に近いんじゃないかなと思いますけど)と、スマイルのまとっている空気はやっぱり同じだなぁと。キャラはまた違いますけど。あんなにぼそぼそした聞き取りにくい喋りじゃなかったし(笑)。
そうそう、喋りで思い出したけど、声もやっぱいいです。いいですよぉ〜!

ARATAもすごく良かったし是枝監督も好きだったので、引き続きDISTANCEも見たいです。ワンダフルライフよりもカルト教団のどうこうの話だということでちょっと重たそうなんですけどね。しかし、近所のレンタル屋にはDISTANCEのほうはなさそうだったな…ツタヤにはあるかなぁ。
あとは…「青い車」は、あの金髪とか、ルックス的にどうにもこうにもどうしようもないので、見ない方がよさそうなのですが(笑)。「シェイディー・グローブ」とやらが迷いますね。軽妙なコメディやらラブロマンスやら書いてあって、なんか全然私の趣味じゃなさそうなんですけど(笑)。しかし、電話がかなりキーポイントのようで「ARATAの声映画」とまでレビューで書かれていると、さすがに気になります。でもどっちみち、青い車はあるけど(新作)、シェイディー・グローブなんてレンタル屋にはなさそうだな…。

Posted by koko at 05:17 AM | Comment (0)

クロサギ3話

[映像] 2006.05.07(Sun)

初回でかなり「もったいないもったいない」を連発した私ですが、一応脱落せずに見ています。4話は録画してまだ見てないけど。

私は3話はかなり良かったです。だいぶ話がすっきりして、落ち着いてきた感じがします。詐欺ネタは詐欺ネタで進み、黒崎とか氷柱とかのモヤモヤはまたそれはそれという感じで、住み分けできてた感じ。

つーか、わかってきましたけど、氷柱関係がよくないんだよな〜…(笑)。堀北さんのせいではありませんが、彼女が出てくるとすごくテンポが悪くなるのです。初回、2話と彼女がやいのやいの言いに出てくるたんびに流れが止まるので、かなりうっとうしかったんですね。

でも今回はその辺がすっきりしてました。詐欺事件のほうには彼女が絡まなかったからかなと。あと、彼女の方も彼女の方でちょっと話が進んだからね。桂木のところに行ったり、黒崎の過去知ったりね。これまでは特にストーリー的に用もないのにちょろちょろしてた感じだったので、今回はそれなりに話が進んでたのがよかったんじゃないかな。

まぁストーリーに絡んでないなら、イメージとかだけで余計に出すのをやめなされ、というのが私的な希望です。それでもっとテンポよく進めて欲しい。そうすると、あの山下くんのちょっとクセのある演技もだいぶ生きてくるんじゃないですかね。今回はけっこう良かったですもんね。
とりあえず、特に用事のないときの氷柱とか、用事のないときの桂木さんとか、無駄に近づきすぎの刑事さんとか(名前わからず)は出すのを控えるといいと思うな。特に刑事。そこまでわかってて、そんなことまですんなら尾行でもなんでもして黒崎をとっとと捕まえたらええやんけ、という感じなので、本当もっとあとから使って欲しかったよな。いまんとこ、警察の動きって、話的にまったく必要ないと思います。もっとあとになってからで十分。

あと、シリアスは、もっとピンポイントでシリアスにするといいと思う。で、そのほかはテンポを殺さない方向で、よろしくという感じ。氷柱の重さと、黒崎の軽く装っている部分と重い部分のバランスがまったくかみあってない感じがするから(ってか、もしかしてこれはあんな演技をしている山下くんのせいなのか?(笑))。

良くなってきたと言ったわりにはリクエストが膨大ですけど(笑)。でも、本当3話はわりといろんな要素を整理できてたと思うので、これからもぜひ整理して出してもらえるといいのですが。

しかし、それはそれとして。氷柱は人間的にもかなりうっとうしいと思います。そんなことで泣かなくていいよ、黒崎。と思います(笑)。

Posted by koko at 12:16 AM | Comment (0)

指輪の罠

[映像] 2006.05.22(Mon)

あー、相方がはまっていた罠に私も一年ほど遅れではまってしまいましたよ…。どうしましょう、すっかり指輪エンドレスロードに突入してしまっています。まんまと。PJすげえな!明日からクドカンの昼ドラが始まるってのに、指輪エンドレスしてる場合じゃ。

私は一度目は全部字幕で見たんですが、相方に「第三部は吹き替えも見てほしい」と言われまして。と言っても、いきなり三部だけ吹き替えで見たら多分声に違和感アリアリだろうと思われたので(という言い訳の元に(笑))、改めて吹き替え版で一部から。うわー、違和感アリアリだ!(笑) 相方は(王様を除き)そうでもなかったようなので、私の場合、多分がっつり全編役者本人の声で見てしまった上に、SEE特典ディスクもフル制覇済みなので、インタビューも見まくってるわけで、声を覚えてしまったせいかと思われます。特にやばかったのはゴラム。アンディ氏のあの声にすっかりはまり込んでいたため、「えっ、これ誰?」ってな感じ。二部からどうしよう、と今からちょっと不安。

ちなみに私はなぜか指輪映画は見てなかったくせに、リアルタイムでLotR字幕問題関係のサイトは追いかけて見ていまして。どうせ意味わかんないから大丈夫という理屈の元、ネタバレもものともせず、全部読み倒していたのです。実際にいま映画を見ても、当時のネタバレはまったく意味を成してなかったのでよかった。ただし、ボロミアがものすごく強烈にインプットされてましたけどね。FotRの字幕誤訳は主にボロミア(とゴンドール)が悲惨な目にあっていたんで、ボロミア関係の記述がすごく多かったんで。
で、そんなの見ていたせいで字幕と吹き替えの記述の違いとか妙に気になっちゃうようになってしまいました。んー、やっぱり吹き替えのほうが考えずにすっと意味がわかるというか、そういう感じはします。わかりやすいですよね。字幕はちょっと考えながら見てる感じはする。無意識に脳内補完をし続けているような…だから解釈間違ってるかも?とか不安になったりします。字幕のときはガラドリエルさまの辺りとか、アルウェン絡みの話とかはかなりわかりにくかった。ただ、さっきも書いたとおり、私はもう役者の声に馴染んでしまっているので、一部を全部見た今でもやはり多少違和感が残り続けているので…んー、役者本人の声がいいなぁってやっぱり思っちゃいます。困りますね。

ちなみに、誤訳でもなんでもないですけど、字幕でイヤだった表現がひとつあって…。それはメリーとピピンを助けに行くときのアラゴルンのせりふ。「メリーとピピンを助けてやろう」って字幕だったんですが、なんかすごいえらそうな言い方だなと思って…(笑)。その言い方だと「助けなくちゃいけない義務はないけど、せっかくだから助けてやろうじゃないか」みたいな感じじゃない?(笑) それですごい違和感を持ったのですが、吹き替え版だと「メリーとピピンを助ける仕事が残っている」とかなんとかってなってて、ほっとしました。そうですよねー。助けることは義務ですよ。あんたたちの当然やるべきことですよねー。で、さらに気になったので、英語ではなんと言っているのか字幕で見てみました。「We will not abandon Merry&Pipin to Death」みたいな感じでした。つまり、「メリーとピピンを見捨てるつもりはない」ってな感じですか。やっぱりいろいろですけど、字幕版の「助けてやろう」だけはやっぱりニュアンスがズレてる気はしました。うむ。

逆に字幕の方が良かったなーと思うシーンは旅立ちのときのフロド。「僕が行きます。・・・道は知らないけれど」私はこれが好きだったんですが、吹き替えだと「僕が行きます。だけど、道がわからない」。雰囲気が字幕版のほうが全然好きですね。「道はわからないけれどでも行くよ」って意志がヘタレなりに出てて可愛いじゃないですか。

とかどうでもいいところに引っかかって英語字幕なんぞチェックしてる場合じゃないんだって。2部の吹き替え版も見なくちゃなのよ。…とかなんとかでやっぱり指輪エンドレスロード…。

Posted by koko at 05:14 AM | Comment (0)

気を取り直してDVD鑑賞

[映像], [映像] 2006.06.28(Wed)

最近、書いても書いても、消しちゃったり下書きで放置したりでさっぱり更新できなくなってました(明け方だけ管理画面が異常に重くて入れないという事情もあったけど)。

が、これでは本当に止まってしまうので、気を取り直して軽い気持ちで更新することにしますよ。はい。

最近と言えば、DVDを見倒しています。あ、ドラマもあるけど。
指輪からDVD視聴ブームが始まってそのまま継続中。で、そのうち「恥ずかしいから感想が書けん」と思っていたタイトルが二つあるのですが、それも含めて最近見た(見ている)ものを羅列。

・我輩は主婦である
先々週に大幅に遅れてしまって一時期10話ぐらい遅れたけど、先週末に一気に取り返して、ペースも取り戻しました。40話って無理だろ!って正直思ってたけど、これならラストまでいけそうです。
常に相当以上に面白いクドカンドラマですが、このドラマはなんか抜群の安定感を誇っているような気がします。40話もあるのに(すでに折り返し地点はとっくに過ぎてます)、この安定感。設定はクドカンらしく極めて突飛ですが、雰囲気とかは一昔前のホームドラマらしさを意識している感じもありますよね。それが普段のクドカンドラマのアクをいい感じで中和しているような。30分という短さも彼のアクが出てくる前に話が収拾するので、同じ効果になっているのかな。設定だけ見ると一般の人にこの突飛さはどうだろう?と思いましたが、いやー、案外一般向けなドラマなんじゃないかなと思います。私はこれは人にもお勧めできるなぁ。本当いまのところ外れの回というのがまったくなくて、全話粒ぞろいです。
もちろん、萌えは特にないですけどね(笑)。

・キャプテン翼(1巻〜いまのところ5巻)
うっわー、恥ずかしい!!なに見てんのこの人!!と自分でも思っているので許してください(笑)。ちなみに無印小学生編です。現実のワールドカップを見ないでC翼を見てる私ってなに?(笑) <現実のワールドカップも結果だけは見てますけどね。
なんとなく流れですごーく見たくなって、清水から飛び降りるぐらいの決心で一巻を借りてしまったのです。正直一巻を見たときはあまりのひどさ(話も絵もなにもかも)に転げまわりました(笑)。でも、そもそも私はリアルタイムでも最初のほうは見てないと思うので、せめて全国大会辺りまでは辿り着きたいと思って続けてレンタル。最近ようやく落ち着いてきた感じです。つか、試合をやっているかどうかが大事なんだな。試合は面白いっす。突飛で。いまとなっては小林サッカーだけども、いやいや、小林サッカーとはやっぱり質が違うよね(笑)。C翼はさー、やはり、メタ視点もなく、本気でこれをやっているのがいいんだよ(笑)。テニプリと並べられますが、テニプリはその辺どうなんでしょうね?(読んだことがない)

今見ているのは全国大会予選の南葛対明和戦ですが、なんかここにきて急激に覚えているシーンやお話が連発。いままで何にも覚えてなくて話が進むたびにあっけに取られ続けてたんだけど…なんだなんだ、私どうした?! 私はコミックスも持ってなかったし、再放送もやってなかったんで、C翼は基本的に一回アニメをリアルタイムで見たっきりだと思うんですけど…もしかしてこの辺から見始めたのかな?私? あと、ここまで岬くんがまったく目立たなくてジリジリしてたんですが、ここにきて突然の大ブレイク。なんだなんだ急にどうした? C翼では昔からなにがなんでも岬くんなので、嬉しいっす。つか、どれだけ突っ込みどころがあっても、岬くん好きな自分が怖いよ(笑)。

・聖闘士星矢(1巻〜3巻)
うっわー(略) …まぁ、もうなにがどうでもいいよね(笑)。
もう本当にあらゆる面で超越しまくっているアニメですよね(笑)。なにを超越しているのかと聞かれると困るんだけど、あらゆるものを超越している(笑)。C翼はわりと慣れるのが早かったですけども、星矢はまだまだ見るのに気合がいります(笑)。もう本当にすごい。あらゆるシーンでなにがなんだか。製作者の頭の中をのぞきたくなるアニメだよね。
でも、まだ見たことがない辺りなので、リアルタイムで見ていた辺りに入ってきたら、思うことが変わるかもしれません。次の4巻から知っている回に入ります。
ちなみに昔は紫龍が好きだったんですが、いまだに好きな岬くんとは違って、いまは「なんで紫龍だったんだろう?」って感じです(笑)。と言って、他の誰が好きかと聞かれるとどれも「どうよ?」ですが。あえて探せば氷河かなぁと思ったけど、あれも好きというにはいろいろ問題があります。まぁでもとりあえず、いい子だよ、紫龍は。

それにしても、C翼も星矢も本当に作画レベルが低すぎで(しかもどちらも初期の作画がひどい)、どれだけ当時のアニメが低予算の劣悪な環境で作られていたかがうかがわれるなぁ…。これと比べるとZガンダムなんかはかなりマシな環境で作られたんだろうなって思いました。

・よしもと本物流
なにをとち狂ったか。とリア友は思いますよね。この筋金入りのお笑いアレルギー、お笑い嫌い人間が、吉本て!(笑)
えーと、経緯なんですが。実は最近某さんにオリラジについて、ものすごい勢いで洗脳されまして(笑)。ええ、ここ一二週間オリラジが気になってしょうがないのです。で、もー、オリラジが見たいという一心で、見られる部分がほとんどないと思われた吉本DVDまで借りてきたのです(笑)。
借りたのは2005年11月青版。オリラジあっちゃんのお部屋訪問があったので。12月青版には慎吾のお部屋訪問もあるのですが、なぜか近所のTSUTAYAはこの号だけ新作扱いになってて一泊しかできないのでしばらく待つことにします。これだけ入荷が最近だったんでしょうかね。2006年のは全部旧作になってるしさ。
でも、この11月青版DVDは、せっかくお金出して借りたんだから…という意識が働いたのか、お部屋訪問以外もわりとちゃんと見た。ロンブーのトークのコーナーが多かったので、その辺はフルオーケーで見られたのも大きかったですね。面白かったです。でも、間のネタは見られないものが多く、あらかたが途中で耐えられずにスキップになってしまいましたが…(がくり)。

というわけで、実を言うとお笑いやバラエティ系がほとんどオールアレルギー体質の私。もうねぇ、20年ぐらいほっとんど見てないんですよ。見てないっていうか、遭遇しないように避けて生きてきた世界です。その意味では…本当ハードルが高い。いや、実はオリラジ自体はそんなに高くないんですが(武勇伝は幸い、ネタ苦手な私には珍しく特に問題なく見られるのです。テンポがいいからだと思うけど)、オリラジがいらっしゃるお笑い界そのもののハードルが…。私の目には天まで聳え立ってる感じがするよ、壁が(笑)。
でも、せっかく愉快なオリラジさん洗脳を受けたので、見られる限りは見たいと思います。逃避しつつにはなると思うけど…。

・交渉人 真下正義
借りましたよー。まだ見ていませんが、めっちゃ楽しみ楽しみ楽しみっ。最近の踊るもののなかではダントツにお気に入りの映画でした。

Posted by koko at 05:40 AM

気を取り直してDVD鑑賞

[映像], [映像] 2006.06.28(Wed)

最近、書いても書いても、消しちゃったり下書きで放置したりでさっぱり更新できなくなってました(明け方だけ管理画面が異常に重くて入れないという事情もあったけど)。

が、これでは本当に止まってしまうので、気を取り直して軽い気持ちで更新することにしますよ。はい。

最近と言えば、DVDを見倒しています。あ、ドラマもあるけど。
指輪からDVD視聴ブームが始まってそのまま継続中。で、そのうち「恥ずかしいから感想が書けん」と思っていたタイトルが二つあるのですが、それも含めて最近見た(見ている)ものを羅列。

・我輩は主婦である
先々週に大幅に遅れてしまって一時期10話ぐらい遅れたけど、先週末に一気に取り返して、ペースも取り戻しました。40話って無理だろ!って正直思ってたけど、これならラストまでいけそうです。
常に相当以上に面白いクドカンドラマですが、このドラマはなんか抜群の安定感を誇っているような気がします。40話もあるのに(すでに折り返し地点はとっくに過ぎてます)、この安定感。設定はクドカンらしく極めて突飛ですが、雰囲気とかは一昔前のホームドラマらしさを意識している感じもありますよね。それが普段のクドカンドラマのアクをいい感じで中和しているような。30分という短さも彼のアクが出てくる前に話が収拾するので、同じ効果になっているのかな。設定だけ見ると一般の人にこの突飛さはどうだろう?と思いましたが、いやー、案外一般向けなドラマなんじゃないかなと思います。私はこれは人にもお勧めできるなぁ。本当いまのところ外れの回というのがまったくなくて、全話粒ぞろいです。
もちろん、萌えは特にないですけどね(笑)。

・キャプテン翼(1巻〜いまのところ5巻)
うっわー、恥ずかしい!!なに見てんのこの人!!と自分でも思っているので許してください(笑)。ちなみに無印小学生編です。現実のワールドカップを見ないでC翼を見てる私ってなに?(笑) <現実のワールドカップも結果だけは見てますけどね。
なんとなく流れですごーく見たくなって、清水から飛び降りるぐらいの決心で一巻を借りてしまったのです。正直一巻を見たときはあまりのひどさ(話も絵もなにもかも)に転げまわりました(笑)。でも、そもそも私はリアルタイムでも最初のほうは見てないと思うので、せめて全国大会辺りまでは辿り着きたいと思って続けてレンタル。最近ようやく落ち着いてきた感じです。つか、試合をやっているかどうかが大事なんだな。試合は面白いっす。突飛で。いまとなっては小林サッカーだけども、いやいや、小林サッカーとはやっぱり質が違うよね(笑)。C翼はさー、やはり、メタ視点もなく、本気でこれをやっているのがいいんだよ(笑)。テニプリと並べられますが、テニプリはその辺どうなんでしょうね?(読んだことがない)

今見ているのは全国大会予選の南葛対明和戦ですが、なんかここにきて急激に覚えているシーンやお話が連発。いままで何にも覚えてなくて話が進むたびにあっけに取られ続けてたんだけど…なんだなんだ、私どうした?! 私はコミックスも持ってなかったし、再放送もやってなかったんで、C翼は基本的に一回アニメをリアルタイムで見たっきりだと思うんですけど…もしかしてこの辺から見始めたのかな?私? あと、ここまで岬くんがまったく目立たなくてジリジリしてたんですが、ここにきて突然の大ブレイク。なんだなんだ急にどうした? C翼では昔からなにがなんでも岬くんなので、嬉しいっす。つか、どれだけ突っ込みどころがあっても、岬くん好きな自分が怖いよ(笑)。

・聖闘士星矢(1巻〜3巻)
うっわー(略) …まぁ、もうなにがどうでもいいよね(笑)。
もう本当にあらゆる面で超越しまくっているアニメですよね(笑)。なにを超越しているのかと聞かれると困るんだけど、あらゆるものを超越している(笑)。C翼はわりと慣れるのが早かったですけども、星矢はまだまだ見るのに気合がいります(笑)。もう本当にすごい。あらゆるシーンでなにがなんだか。製作者の頭の中をのぞきたくなるアニメだよね。
でも、まだ見たことがない辺りなので、リアルタイムで見ていた辺りに入ってきたら、思うことが変わるかもしれません。次の4巻から知っている回に入ります。
ちなみに昔は紫龍が好きだったんですが、いまだに好きな岬くんとは違って、いまは「なんで紫龍だったんだろう?」って感じです(笑)。と言って、他の誰が好きかと聞かれるとどれも「どうよ?」ですが。あえて探せば氷河かなぁと思ったけど、あれも好きというにはいろいろ問題があります。まぁでもとりあえず、いい子だよ、紫龍は。

それにしても、C翼も星矢も本当に作画レベルが低すぎで(しかもどちらも初期の作画がひどい)、どれだけ当時のアニメが低予算の劣悪な環境で作られていたかがうかがわれるなぁ…。これと比べるとZガンダムなんかはかなりマシな環境で作られたんだろうなって思いました。

・よしもと本物流
なにをとち狂ったか。とリア友は思いますよね。この筋金入りのお笑いアレルギー、お笑い嫌い人間が、吉本て!(笑)
えーと、経緯なんですが。実は最近某さんにオリラジについて、ものすごい勢いで洗脳されまして(笑)。ええ、ここ一二週間オリラジが気になってしょうがないのです。で、もー、オリラジが見たいという一心で、見られる部分がほとんどないと思われた吉本DVDまで借りてきたのです(笑)。
借りたのは2005年11月青版。オリラジあっちゃんのお部屋訪問があったので。12月青版には慎吾のお部屋訪問もあるのですが、なぜか近所のTSUTAYAはこの号だけ新作扱いになってて一泊しかできないのでしばらく待つことにします。これだけ入荷が最近だったんでしょうかね。2006年のは全部旧作になってるしさ。
でも、この11月青版DVDは、せっかくお金出して借りたんだから…という意識が働いたのか、お部屋訪問以外もわりとちゃんと見た。ロンブーのトークのコーナーが多かったので、その辺はフルオーケーで見られたのも大きかったですね。面白かったです。でも、間のネタは見られないものが多く、あらかたが途中で耐えられずにスキップになってしまいましたが…(がくり)。

というわけで、実を言うとお笑いやバラエティ系がほとんどオールアレルギー体質の私。もうねぇ、20年ぐらいほっとんど見てないんですよ。見てないっていうか、遭遇しないように避けて生きてきた世界です。その意味では…本当ハードルが高い。いや、実はオリラジ自体はそんなに高くないんですが(武勇伝は幸い、ネタ苦手な私には珍しく特に問題なく見られるのです。テンポがいいからだと思うけど)、オリラジがいらっしゃるお笑い界そのもののハードルが…。私の目には天まで聳え立ってる感じがするよ、壁が(笑)。
でも、せっかく愉快なオリラジさん洗脳を受けたので、見られる限りは見たいと思います。逃避しつつにはなると思うけど…。

・交渉人 真下正義
借りましたよー。まだ見ていませんが、めっちゃ楽しみ楽しみ楽しみっ。最近の踊るもののなかではダントツにお気に入りの映画でした。

Posted by koko at 05:40 AM

C翼5巻のなかで

[映像] 2006.06.29(Thu)

相変わらず南葛対明和戦ですが。
明和の人たちによる大量スランディングタックルは、全然スランディングしてないと思うんですけど。
つーか、あれ、飛び蹴りだよな(笑)。
どう見ても空中をあちょーと飛んでて、あれじゃ、翼の太もも辺りに蹴りが入ると思うんだけどな〜(笑)。

それにしても、相変わらず点を取りすぎ…(笑)。何点なのかわかってないよ、私(笑)。面白いけど。

Posted by koko at 03:49 AM | Comment (0)

S星矢4巻途中まで

[映像] 2006.07.02(Sun)

ここでなにがエポックだったかと言うと、私がリアルタイム時に初めて見た回が入っていることですね。C翼と違って人に勧められて意識的に見始めたので、けっこう記憶に鮮明なのです。

まぁ、あとから思うと原作に追いついてしまわないようにするためのオリジナル時期でして、テンションが低い時期なんですけどね〜。特に4巻冒頭の回(リアルタイムでは見てない)は、途中で本気で見るのやめようと思ったぞ。あまりの酷さに。てめーやる気あんのかオイとスタッフ陣の襟首をつかみたくなるような。あまりにもやる気というか、誠意というものが感じられない。というか、ゴースト聖闘士が本当に酷すぎますよ、あんな雑魚(ウミヘビにイルカにクラゲの聖闘士だもんな〜…)で2話も消費されても困るっつーの。そんな雑魚ども相手に、また青銅聖闘士が一人ずつ脱落していく過程があまりにも弱!軟弱!情けない!!つーより、話が杜撰すぎる!あーもー、本当なんてひどい話なんだろう!…って、20年前のアニメにこんなぷりぷり怒ってどうするんだ私(笑)。

でも、まぁ、そんなこんなで酷かったこの時期のオリジナル回のなかでは、私が見始めたクリスタル聖闘士の回はマシだったんじゃないかね〜。オリキャラのクリスタル聖闘士自体も仮にも氷河の師匠だからか、それなりのキャラクターだったし(マニアックな人にはちょっと人気あったしな)。ま、そんな重要なポジションで勝手にオリキャラを作ったせいで、のちのち原作との齟齬で苦しいことになるわけですけど。
しかし、この話はかなり記憶に鮮明だったつもりなんですが、最後に氷河が「先生ーーーー!」と泣くシーンなんかけっこう絵が記憶に残っていたつもりだったのに、そこにいたはずの星矢の姿は綺麗に記憶から抹消されてましたね。

あと、次の回もなんか良く覚えていたような気がしてたんだけど、ちゃんと覚えてたのは山荘に瞬と沙織お嬢がいたという記憶だけだった。一輝兄ちゃんが復活した回だって言うのは覚えていましたが、あんなキショイ話だったとは…(笑)。全員でキラキラ涙を流しているのが超怖い!!一輝や氷河までキラキラした涙を流してるし、キショイよ〜怖いよ〜。
あと、瞬が弱すぎる。炎熱聖闘士なんてまたやる気のない雑魚相手に、一矢すら報いずに倒れるこの軟弱さ。あー、弱!!「軟弱な!!」と蹴りを入れてやりたい。

というわけで、疲れたので今日はここまで。正直、面白いのか疲れるだけなのか、わからんな、星矢は(笑)。まー突っ込み三昧しているうちに、テンションはあがるみたいなんだけどさ〜(笑)。

Posted by koko at 04:31 AM | Comment (0)

下妻物語

[映像] 2006.07.02(Sun)

相方がとても気に入っていた下妻物語を見ました。

二人とも本当可愛いのう。見てるだけでも可愛くて楽しいし、キャラも可愛いし。
演出がずぱっと止まって切れるところとか、あんまり見たことのない手法が多くて、それも面白かったですね。やりすぎか?と途中思いかけたけど、ストーリーをちゃんと中心にすえててブレがなかったので、よかったです。

特になにしろエンディングがまとまってて、もうあの瞬間にこりゃいいわ!って感じでした。本当ラストって大事だよなー。特に私は多少つじつまあってなかろーがなんだろーが爽快感のあるラストが好きな人なので(チンプだろうがなんだろうが、水戸黄門的なのは好きだ)、個人的に、下妻のラストは相当気持ちよかったっす(笑)。

Posted by koko at 05:10 AM | Comment (0)

クライマーズ・ハイ

[映像] 2008.07.22(Tue)

映画クライマーズ・ハイを見に行きました〜。出演が堤さんに堺さんと、私的には夢の取り合わせっつー感じだったので、話、まーーーーーったく知らなかったんですが、行きました。

以下はネタバレを含むかもなので、これから見るかもって人は読まないでください。

すごく面白かったです。帰ってきてネットで見たらけっこう長い映画だったようなのですが、長さは全然感じず。とにかくは、まず役者さんたちがすごくよかったです。みんな超熱演で好演だったと思います。堤さんは完璧超人じゃない感じがすごくハマってた。イケすぎないところが堤さんのいいところですよね〜。熱血すぎるところとかすごくハマってて良い。そして、堺さん、むっちゃいい!特に怒れる堺さんとか標的を見据える堺さんとかは本当においしい!はぁ〜、あの目はたまりません。彼のなにがこんなにツボを押すのかわからないんだけど、本当たまりません。そんで他の役者さんたちも本当すごいよかった。女子記者もすごい良かったし、悠木さんと敵対?している人もすごいよかったし。てか、新聞社のひとたちはすごくよかったなあ。その役者さんたちパワーで長さ感じずに一気に見れてしまった感じです。

しかし、ちょっと惜しかったのは構成?演出?そういう部分。いやそういう部分も本当9割がたはすごくいい作品なのですが、最後の1割の整理が惜しかった〜!という感じです。焦点が絞りきれない部分があって、そこが本当に惜しかった。と言ってもそこも役者パワーなのか、もしかしたら余計なのかな?と思うような絞りきれてない部分も個別エピソードとしてはすごい見せてしまうので全部面白いんですよ。ただ、最後、通して見たときに最後の最後で焦点がブレているという感じです。本当惜しい!
原作は見るとかなり長い作品のようなので、多分原作からどこを持ってくるかのチョイスでちょっと絞りきれなかったのかもしれませんね。それでもかなり改変している感じは受けたんですが。

役者さんパワーのすごさには本当圧倒されましたが、社長はさすがにちょっとマンガ化しすぎな印象です。他が社会派な感じの演技のなかであそこだけ超デフォルメした演技になっちゃってて浮いてしまってた感じ。存在は必要にせよ、あんな強烈なキャラで出てくる必要はないのでは。クロサギの黒幕と同じ系だもの。あれは浮いてるよ〜。それに個人的には不要なエピソードはそこ絡みかなぁという感じがします。安西さんのお仕事が社長の秘書絡み(しかもそこに悠木さんの生い立ちに関するエピまで絡む)である必要はなかったんじゃないかなぁ。悠木さんの生い立ちらしきものがあって社長と絡みがある点については原作の方では必要なバックボーンだったのかもしれないのですが、映画だけで見ると重層的になるというより刈り取りきれなかったエピになってしまった印象があったような。
あと、どうでもいいツッコミっちゃツッコミですけど、最後はなぜにいきなりニュージーランド(笑)。唐突な(笑)。いや、別にジュンくんは群馬でさえなければどこにいても構わないのでニュージーランドであっても構わないけど、同時にニュージーランドである必要性をまったく感じない…(笑)。

でも、本当面白かったです。堤さんと堺さんが本当よかった!!

Posted by koko at 08:31 PM | Comment (0)

ハゲタカ

[映像] 2008.09.12(Fri)

両親が、私が実家に帰るたびに大絶賛だったこのドラマがとても気になってました。って、両親が絶賛したところで何の意味がという感じだと思いますが(笑)、まぁ要するに普段はそんな両親じゃないわけですよ。録画するのは出かけて見られないときだけだし、保存とかしないし、普通に見て流すだけなんだけど、ハゲタカはずっとレコーダーのなかに居座っていて(笑)。しかも、私がレコーダーをいじるたびに思い出すらしく「ハゲタカ面白かったよねえ」「ああ、あれは面白かったなあ」「何回も見てるのに見ると見入っちゃうんだよねえ」「そうなんだよなあ」という会話を毎回するのです(笑)。毎回大絶賛です(笑)。で、「最初から録画しておけばよかったんだけどねえ、途中からなのよねえ」とか悔やんでたりするわけです。両親がそんなことをするドラマは他にないので、どんだけ両親をひきつけたのかと気になってたわけです(笑)。

なにせ主なきっかけが両親なので、萌え的要素はまったく期待はしてなかったのですが、良質で骨太な作品というのは、特にキャラ萌えとかなくても、その良質さに萌えることができるわけで、そういうのを期待して見てみました。映画のクライマーズ・ハイを見て、骨太良質作品を見たい欲求が高まってたのもあります。

で、見ました。超ヤバイ!!!ものすごいおもしろいじゃん!!!NHKすごいです。ここはさすがNHKと言うべきなのかな。あんまりNHKドラマって見たことないのでわかんないけど、しかし、このドラマは民放では無理だなあと思います(笑)。内容的にも(笑)。1話からもうすごいテンションが高い…というかすごい緊張感で隙というものがありません。で、最終的には泣いた(笑)。

主人公鷲津を演じるのは大森南朋さん…「すみません、誰??てかなんて読むんだこの名前」って感じだったのですが(すまんです)、見ると私が見てるドラマとか映画とかにけっこう出演してはる…。「ええ〜??どこにいた誰…??」と途方に暮れましたけど、どうやらタイガー&ドラゴンで出てたときのキャラは思い出せました。スチャラカデザイナーです(笑)。ああ…そういえばあの人こんな感じのもっさりした顔立ちだった気がする…が…。どうやら鷲津は普段の役柄とはまったく違う路線のようですが、でも、この人きっとすごくうまいですよ。鷲津はむっちゃ複雑な役どころだと思いますが、あれだけ難しい役を説明的台詞もほとんどなく表情とかの演技力だけで伝えて、共感させて泣かすんだから。最初はもっさりした顔立ちの人だなぁとか思ってたのに気がついたらメロメロにされてて、最後はむっちゃ泣かされてましたしね^^;。
しかし、主演は大森さんですが、脇どころすごい役者を揃えてますよね。そこで大森さんが主演になる時点でNHKにしかできんなという感じです(笑)。
柴田恭兵はさすがですが、ずいぶんやつれたな〜なんて思ったら、このドラマの撮影途中で癌でお休みして復帰したんですね。なるほど。苦悩っぷりがハマってます…。あまりにも苦悩しっぱなしなので、胃のほうは大丈夫ですかと心配になるほどでした。むしろこっちの胃もやられそうなほど^^;。三島製作所での切々とした訴えには泣かされました。芝野はいい人ですが、いい人すぎてけっこう難しい役どころだったと思います(銀行もよくよく考えてみるとアレですからねえ…)。飯島常務の「お前はいつもかっこええな…だからだめなんだ!」はむっちゃよかったなあ…。その前の芝野、そのあとの沼田さんと合わせて私的には名シーン。
松田龍平はなにやらテレビドラマは初出演だったとか。徹底して映画役者だったんすね。知らなかった。しかも、元を正すとこの役最初は獅童だったそうで、それが例のドタバタで自主降板、代役で龍平だったらしいです。で、年齢も違うわで設定かえーの脚本書き直しーのすでに撮影に入っちゃってたらしく撮り直しもしーの、大変だったんですね。しかし、獅童には悪いけど、龍平でよかった。獅童だったときは多分鷲津ともっと対等のライバル関係になってたんでしょうから(同世代のはずなので)ハイパー対ホライズンの争いには緊張感が出たかもしれないけど、龍平になったことで鷲津と世代がズレて、それが結果的に芝野←鷲津←治という重層的な構造になったのがよかったと思う。それに、龍平はすごいいい味を出してました。本当雰囲気のある役者さんですね。繊細さとちょっとイっちゃってる感じと若さと…脚本から見える以上に深みのあるキャラクターになったんじゃないかなあ。
千明さまはさすがにちょっとこの布陣のなかだと若いなという感じで、キャラも最初のうちはアホみたいに突っ込んでくるばかりで「どうどうどう」って感じでしたけど、後半は落ち着いたのでよかったです。最終回辺りになってきたらよかったですし。それに年月が経ったことがわかるキャラクターになってたのは見事でした。全体をリピートしたら三島という役の構成上の配置はわかってきたんだけど、その複雑な感じが特に前半は演技から見えてこなかったのが惜しかったといえば惜しかったんですが(最初の方単純に鷲津に食ってかかってるようにしか見えないし…本当は彼女には最初から鷲津に対してもっと複雑な思いがあるはず)…しかし、それを出すのは難しいよなぁ、と。で、じゃあ誰ならよかったのかと聞かれるとわからないし、やはり最終回辺りの三島はすごーくよかったので、ま、やっぱり千明さまでよかったなと(笑)。あと、最初のうちから女子力出さないキャラだったのでそれは本当によかったです!(力説) 誰かとほんのりいい感じとか全然なくて(笑)。そう、家庭とか全然出てこなかったんですよね。超好印象!!鷲津は出てこなくても不思議じゃないけど、芝野さんとかはね、いかにもいい家庭とか出てきちゃいそうじゃないですか(結婚指輪してるしね)。でもそういうのが全然出てこないのがいい!!

いや、それにしても本当すごいドラマでした。最初の方は超切れ味鋭いビジネスドラマかと思いましたけど、最後はもうマジで泣かされた。最終回とかいたるところで涙目でした。人情方面に方向転換してしまったように思った人もいたようですが、あとから考えてみるとサブタイトルはRoad to Rebirth、最初からそういう話だったんだなと。鷲津もハゲタカとして描かれていたけど、実は最初から根っこは同じでやろうとしてることは変わってないんですよね。駄目経営者は駄目だとはっきり切り捨てるけど、西野さんの気持ちもわかってたしちゃんと治と一から出直せばいいって未来を示してたし(西野さんは持ちこたえられなかったけど…)、サンデーの社長も根っこはちゃんと理解してたし…。あの子どもの口のエピソードはよかったですね。
切れ味鋭いのは前半1〜3話ですけど(特に完成度としては1話が最高の出来かと。この回で賞を取り捲ったのもうなずけます。宇崎竜童の演技がすごすぎて鬱になれるけど(笑))、繰り返し見たくなるのは後半、特に5,6話かな〜。この2話は本当に濃密で見れば見るほど、いろんなことに気付くというか。正直あと2話、いや、1話…いや、せめて民放ドラマみたいに最終回スペシャルで30分延長だけでもあったらなぁという感じもあるのですが(特にEBOに関しては本当はもっと書き込むとよかった気がしますしね)、でも、そのぶんギリギリまでそぎ落とされてますから、役者さんたちの演技で行間を読みまくりって感じになってます。5話の最後の鷲津と西野の対面シーンとか二人とも表情とか目線とかすごすぎます。台詞なんかほんの3、4言しかないのに表情と目だけで演技してて。5,6話の鷲津の表情とかすごい繊細な演技の連続です。リハビリのときとか。三島から小切手を受け取るときの鷲津の表情の変化とか。西野に気がついたときの表情とか。あ、あと、三島の留守電のメッセージを聞いてるときの鷲津も好きだ。
役者さんたちがみんな台詞だけではなく表情とか目とかでむっちゃ演技してはるので、まったく目の離せないドラマで、ながら見が一切できませんけど、その時間と集中力の価値はあるドラマなので、見る人が増えたらいいなぁと思います。マジで。って、もう一年以上前のドラマですけど…。あうー!!DVDむっちゃ欲しいー!!未公開未公開未公開!!買っちゃおうかな…。

Posted by koko at 05:19 AM | Comment (0)

チルドレン&レンズ&ヴァイブレータ

[映像] 2008.10.10(Fri)

チルドレンを見ましたん。全然知らない作品だったけど、思いがけずすごく面白かった。これ、WOWOWドラマなんですよねえ?それにしては、ぶっちゃけそこらのしくじった映画なんかよりもはるかに面白い、いい作品だったなあという感じ。キャラもすごくよくて、この一作だけではもったいないぐらいですね。せっかくドラマなんだし、シリーズにして3作ぐらい作ってもよかったんじゃないかと思いましたよ。陣内はこの作品だけ見てもすごくいいですけど、すごく魅力あるキャラだったのでもっともっと見たいし(陣内の面接シーン、もっと見たかったし)。冒頭の盲目の青年はこの話では全然不要キャラなのに、ちょろっと出てきただけでも明らかにキャラ立ちしてて、この人はきっと原作ではもっとしっかり出てきてるはずでしょう(笑)。もったいないなー。美春ちゃんもどんよりとキャラ立ちしてて好きでしたが、私はすっかり美春ちゃんの話がストーリーの主軸で締めになるのかと思い込んで見てたので、エンディングに行っちゃってちょっと肩透かしでした(いや、美春ちゃんの締めもいい締めでしたけど)。だから、シリーズにして1作目は春馬くん、2作目でがっつり美春ちゃんの味方になる話とかにしたらよかったのにー(笑)。<とか、勝手に話を広げる(笑)。
武藤君は私の中の坂口さんのイメージのせいか、彼自身がインタビューで語っているようなキャラクターには全然思えていませんでしたが(いや、まったくクールとかには見えてなかったよ…(笑)。特典のインタ見て「ええっ?武藤、そんなキャラだった?!」とビックリしたよ…(笑))、陣内とか美春ちゃんとかが、けっこう濃いので、それを受けるキャラとしてすごくよかったと思います。

さらに続けて、ラーメンズ小林賢太郎プロデュース作品「レンズ」。南朋さん二本立て。
これも面白かったです。考えてみたら南朋さんに限らず、舞台作品を見るのが初めてだよ私。最初はやっぱり声を張り上げてるのに違和感がありましたが、すぐ気にならなくなって楽しく見ました。南朋さんはびっちりオールバックなので、ときどき「…額大丈夫かなあ…」とか思ったりもしましたが(お父さんがお父さんなので絶対行くだろうしなあ(笑))、格好とか表情とか気障でかっこつけてて鷲津系なので、ほくほく。いや、喜劇なので、キャラは全然違いますけどね(笑)。でも、駒形さんも端々でかっこよかった。あと、小林さんもすごくいいですね。
というか、私、この原案となった「百色眼鏡」そのものは見てないけどその映像を元にして切り繋いだ「茎〜STEM」のPVが超大好きだったんで(DVDに残してありますわ)、そもそも書生小林さんは超好みだったんですけどね(笑)。いや、でも、まさか、「レンズ」がこの百色眼鏡の設定そのもので、イコールで繋いでいいとは知らなかったんで、ビックリしました。で、そのキャラクターを借りてきたなかに南朋さんがいるってことは……あれっ?つまり、百色眼鏡にも南朋さんがいるってことじゃん?!ええーーーー!!そんなとこにいるなんて聞いたことないよ!!と思ってAmazon見たら、やっぱり出演者のところには名前すらありません。でも、やっぱりレンズに南朋さんがいるのは、百色眼鏡の設定をそのまま活かしただけだということなので、名前はないけど、多分南朋さんはいることはいるのです。どんだけ切れっ端でも欠片でも!(苦笑) 名前が出ないほど、欠片なんだろうなあ、やっぱり…(苦笑)。レンズが面白かったので百色も見てみたいかなぁと思ったけど、レビューとか読んだらSTEMのPVだけでもいいかなって思ったのでやめました。お洒落警部の南朋さんはレンズで鬼ほど見られたしね。
もともと南朋さんは映画中心で舞台はあんまりやってないと思うけど、なんとなくわかる気がします。彼の演技ってちょっとした視線とか間とかそういうところで空気を作り出すのがうまいっていうタイプだと思うので、舞台俳優さんとはちょっと違いますよね、多分。でも、これはDVDなんで、一応アップとかもあるんで、南朋さんの目線の使い方も見れて、らっきー。

それにしても、これだけ立て続けに満足できるものを見られるって、あんまりないことなので、嬉しい。私は元からあんまり映像作品を見るのが得意じゃない方なので、けっこうハードル高い方だと思うんだけど。多分、南朋さん出演作がすごくバカみたいに多いので、結果として、南朋さんファンがお勧めしている確率の高いものを見れば作品としてもクオリティが高いものが多くて、結果満足度が高いんでしょうね。まぁここからさらに手を広げようとなると、とたんに話は難しくなってくるわけですが(笑)。南朋さんの場合、ギャンブル狂いのドメスティックバイオレンス夫で、冒頭で殺害されて、その後は死体として登場…みたいな場合もあるしのう…(死体としてならずっと登場はしているようですが…(笑))。あるいは四肢を失った芋虫みたいな男(もはや原形をとどめていないと言われた。南朋さん、顔がもっさりなので気付きにくいけど、なにげにスタイルはいいんでもったいない)とか…あるいはエキストラに毛が生えた程度の出番しかなくて、目を皿のようにして探さなくては見つけられない場合も往々にしてあるみたいだしねえ…(笑)。

公開は来年かな?初のメジャー映画主演作が決まっていますが、監督がカドカワハルキだということで^^;。彼の作品はもちろん見たことがありませんが、正直まったくいいイメージがなくて、なんとなくアレな作品になるんじゃないかな〜という予感は漂っています。でも、とりあえず監督はハゲタカを見てたみたいだし、「スタイルもいいし、こいつかっこよく撮ろうぜとカメラマンと話している」とそういうところに気合を入れているようなので(笑)、多分「かっこいい南朋さん」を見られるということだけは期待していいんだろうと思っています(笑)。

で、結局、ヴァイブレータまで見た。ってどんだけ南朋さん三昧だよ!!(笑)
これはどう考えても私が得意なタイプの映画ではないので、見るのにかなり気合が要ったんですけど。でも、この映画でファンになった人、すごーく多いんですよね。とにかくこの映画の彼は素敵だということだったんで、頑張って見た(笑)。結果、意外にみやすい映画で、見てて面白かったというか、心地いい感じの映画でした。思ったほどは寺島しのぶもどぎつくなくて、けっこう可愛かったし、なによりも南朋さん演じる岡部は確かにすごく素敵でした(笑)。白馬に乗った王子様ならぬ、トラックに乗った王子様と表現されてるのをよく見かけましたが、本当そんな感じ。ただ、ひとつ言いたいことがあるとしたら、いや、結末は知ってましたけど、「なんで岡部と別れるんだ〜!!トラック乗ってろよ、もったいない!!」というところでしょうか(笑)。あんな状態の女に引かないで優しくしてくれる男なんていないよ?!(笑)

これで南朋さんファンのなかでだいたい評判の良い南朋さん作品は網羅してしまった感じなのですが、あとは何があるかなあ。火消し屋小町というNHKドラマの南朋さんもかなり評判が良いのでとても見たいのですが、これはDVDレンタルとかはとてもなさそうなんだよねえ…。イチも作品の評価はよくわかりませんが、おそらく南朋さん的には見たほうがいい作品だとは思うのですがぁ〜…いかんせん〜…無理ぃ〜…(涙)。ホラーは見られないこともないのですが(というか、意志として見ないだけで、実は私はホラーはそんなに駄目なほうではないと思う)、バイオレンス方面は本気で絶対駄目。医者物も見られないぐらい、血が無理なので^^;。三池監督はどう考えても無理だぁ〜。残念です。

まぁでも私にしては山盛り見たので、一応満足しました。
あと狙うはハゲタカDVD特典の未公開映像だな…(笑)。

Posted by koko at 05:15 AM | Comment (0)

ハゲタカDVD

[映像], [映像] 2008.10.16(Thu)

いやはや、ついにDVD-BOXを買い叩いてしまいましたとさ(笑)。だって、SPのBOXとかに比べたら全然安くて一万切ってたし。まぁハゲタカは本編6時間しかなかったしねー…って、あれ?SPは45分ドラマだったしCMもあるから、1回30分ぐらいなもんだったな、そういや。そんで各回の長すぎた前回までのあらすじ部分も外してた。で、全11回でしたっけ?となると、もしかしてトータルの時間は似たようなものなのでは?でも、SPのBOXは2万ぐらいした記憶…。
で、気になったので、BOX見てみたら、SPも本編は378分、ハゲタカは347分。30分ぐらいの違いでしたか。でも、SPは特典映像が308分もあるわ。すげー(笑)。そうか、あの値段は特典映像代か。ちなみにハゲタカの特典映像は75分(思ったより長かった(笑))。

まぁとりあえず未公開映像が見たくてたまらんかったのですよ。ハゲタカは(特に5,6話は)本当詰め込みに詰め込んでギリギリまでそぎ落としてある感じだったので、絶対入り切らなかった部分があったはずと思ってたのでね。でも、おいしいものを後回しにする性質なので、とりあえず出演者インタビューとかトークショーとか記者会見とかそんなんから順番に見ました(笑)。いやー、南朋さんも龍平くんもああいう場所に慣れてない感満載でハラハラですな(笑)。記者会見では柴田さんも同席してらしたのでちょっとほっとできたけど、南朋さんと龍平くんだけのトークショーが(笑)。2人ともああいう場所で愛想のいいタイプじゃないし(龍平は見るからにいかにもですが、南朋さんも見てみたら愛想ないタイプだった。喋るの苦手そう)。
インタビューは、鷲津の格好のままインタビューしてるので、すごーく不思議な感じでした。どうでもいいことなんだけど「へえ〜」と思ったのが、鷲津のあの特徴のあるメガネのあげ方は、本人の癖なんですね。親指と中指でメガネの両サイドを押し上げるやつ。ああいうメガネのあげ方する人あまり見たことないし目立つので、役作りでわざとやってたのかと思ってたのですが、普通にインタでも記者会見でもあれでメガネあげてました。へえ〜。柴田さんが南朋さんのことを「彼は切なさとか悲しさとかを持った役者さん」と言ってました。あと龍平くんは「南朋さん」と呼んでいることが判明。この2人は映画で共演したこともあるからか(それ以外でもなんか知り合いなのかな?)、とても仲良しな感じでしたね。龍平くんはなんか南朋さんに懐いてる感じでした。

で、未公開シーン。1話、おじいちゃんのお世話をする治と西野さんがおじいちゃんに「俺のせいだ。ごめん、ごめん」と号泣してるシーン。これはどこに入るはずだったんだろう?治が西野さんに「あんたは経営者に向いてないんだ」って言ったあとかな…。
3話。これも治。部屋で株の取引をしてるシーン。ワンシーンだけ本編にも入っていましたね。設定上はこの治の部屋はホライズンのビルが見える部屋だったらしいです。でも、未公開シーンでもそれがわかるカットはなかったかな。って、まぁホライズンのビルを外から見ても私はそれがホライズンだってわかりませんが(笑)。
4話。3年間の空白期間に話にだけ出てきていた芝野の星川運輸に関するシーン。これはけっこうすごい。これがあってもなくても話の方向は変わらないけど、これが入ってたら鷲津が今の印象よりかなーり人間くさくなりますね。鷲津が三島製作所の存在に気がついてその後三島を救うために(と言ってしまっていいのかも迷いますが)テクスンとの交渉に乗り出す過程のひとつですね。鷲津は大木会長との対面でもかなり逆上してましたが(「……そうです。いけませんか?!」)、あれ以上に逆切れ。でも、4話の段階であれほど動揺してしまうと鷲津が早いうちからちょっと人間くさくなりすぎる感じがしますし、星川運輸はカットでよかったんじゃないかなと思います。でも、芝野のほうはあれがあったらちょっとキャラ違って見えたかも。芝野、容赦ねえなぁ(笑)。三島製作所の前にいるところを見られた時点ですでに動揺して目が泳いでいた鷲津に容赦なしって感じ(笑)。鷲津、逆上して逃亡を図るも、腕つかまれて強引に引き戻されるし(このシーンはうひゃ!!です)。でも、この三島→星川運輸のシーンがあって、芝野は最終的に「俺とお前は同じ」に辿りついたのかな?って感じがしましたね。4話では芝野は鷲津にバリバリ警戒心が見えるのですが、5話からは鷲津に対してなんかあんまり敵対してる感じがなくなるんですよね。というよりもむしろ鷲津を心配している表情に見えてたんだけど(解任シーンとか)、どうしてそうなるのかわからなかったので気のせいかなとも思っていたんです。でも、三島の前にいた鷲津に「お前も同じ気持ちなんじゃないのか?」って言ってますもんね。
5話。鷲津と治の再会シーン。ちゃんと交渉してるシーンあったんですね(本編では4話ラストで会う→5話冒頭いきなり「決裂した」だった)。なんかすごい場所です。うしろの水槽でかすぎてなんか水族館みたいだし、ソファーは豹柄だし、気になる(笑)。これは特には印象は変わらないかな。でも、このシーン、本編を通して何度も繰り返されたキーワードがいっぱい出てきてますね。というか、鷲津も治に「君とは違う」って言ってたんだ。でも、芝野→鷲津の「お前とは違う」とは違って、こっちは本当に違ったと思うんだけどね。あとは去っていく鷲津の奥に見える十字架。ディレクターかな?プロデューサーかな?どっちかのインタビューで鷲津がバブルのつけを払うために身を殉じる存在という意味でキリストのイメージというのがあったので、多分そのイメージの投影かなと思いました。
6話。意識不明のままの鷲津の病室の由香。これは、うん、カットになってよかったです(笑)。鷲津のことを説明しすぎだ(笑)。あと由香のキャラ的にも、6話の由香は感情的にならないところが好きだったので、このシーンはなくてよかった。
6話。ホライズンにEBOを告げたあと…かな。多分そうですね。鷲津と芝野の力いっぱいの握手(笑)。短いシーンだし「これからですよ」「覚悟してる」という台詞は本編に入れてもよかったようにも思う。でも別になくてもいいけど。しかし、その台詞のあとの力いっぱいの握手はちょっと恥ずかしい(笑)。芝野さん、そんな間を取って両手でじっくり握手しないで…(笑)。
最後。多分上のシーンに続いてのアランと大賀さんのシーン。これは、もし本編に入ってたらアランの印象がまったく変わりますね。今回収録の未公開シーンのなかでは、唯一、入るのと入らないのでは話の印象が変わるシーンです。本編のままだとアランが「お前はまだ何も見えていない」と言われっぱなしで終わるのでなんか可哀想な感じでしたけど、この未公開シーンがくっつくと、アランとホライズンの逆襲の予感が見えてきます。で、上の「これからですよ」「覚悟してる」と合わせればEBO成立でめでたしめでたしだけではない部分が出てくるので、放送時にけっこう言われた人情路線になったというのが少し回避できた部分もあったかなぁとも思うけど…あったほうがよかったかどうかは好み次第って気もしますね。最終話は経済ドラマよりも人間ドラマとしての「再生」の話に絞り込んだんだろうなという印象を受けていて、私は個人的にそれがよかったと思うので。そこで焦点がぶれずに絞り込みきったのがハゲタカというドラマのすごいところだったと思っているので。でも、たとえば15分延長とかで今あるシーンを削らずに入れられるなら、このシーンが入ったほうが話が締まるかなあって気もするかなあ…。うーん、でも…(迷い中)。アラン好きな人にはどうでしょうね?5話のアランはけっこう人によって見方が違うんじゃないかなぁと思うんですよ。アランは鷲津が解任されて代表になることをどう思っていたのかなぁっていう部分が。代表の椅子に座ったりしてるところを見ると野心もあるのかなぁとも思うけど、クラリスに「君に話がある」と言われたときの画面を見上げてる表情とか見るとなんか悲しそうにも見えるし…。でも、あのシーンがあったということはやっぱりアランは優秀なビジネスマンで野心も自負もあるって感じなのかなぁ…。
しかし、アランは「なんだったらまた買い戻せばいい」って言ってるけど、買い戻せるのかな?多分あけぼのの株はとりあえず鷲津ファンドが押さえてますよね〜? で、あと従業員とMGS銀行とテクスン…ん?MGS銀行は確か鷲津ファンドに出資してましたよね?それとは別にMGS銀行もあけぼのに直接出資するのでしょうか?それとも鷲津ファンドを通じてのことになるのでしょうか?うーむ、経済に疎すぎてシステムがよくわからんちん。

とゆーわけで、未公開を見れて満足満足。それにしても、星川運輸の腕つかみと6話の握手はすごかったな〜(笑)。

Posted by koko at 03:49 AM

ハゲタカDVD

[映像], [映像] 2008.10.16(Thu)

いやはや、ついにDVD-BOXを買い叩いてしまいましたとさ(笑)。だって、SPのBOXとかに比べたら全然安くて一万切ってたし。まぁハゲタカは本編6時間しかなかったしねー…って、あれ?SPは45分ドラマだったしCMもあるから、1回30分ぐらいなもんだったな、そういや。そんで各回の長すぎた前回までのあらすじ部分も外してた。で、全11回でしたっけ?となると、もしかしてトータルの時間は似たようなものなのでは?でも、SPのBOXは2万ぐらいした記憶…。
で、気になったので、BOX見てみたら、SPも本編は378分、ハゲタカは347分。30分ぐらいの違いでしたか。でも、SPは特典映像が308分もあるわ。すげー(笑)。そうか、あの値段は特典映像代か。ちなみにハゲタカの特典映像は75分(思ったより長かった(笑))。

まぁとりあえず未公開映像が見たくてたまらんかったのですよ。ハゲタカは(特に5,6話は)本当詰め込みに詰め込んでギリギリまでそぎ落としてある感じだったので、絶対入り切らなかった部分があったはずと思ってたのでね。でも、おいしいものを後回しにする性質なので、とりあえず出演者インタビューとかトークショーとか記者会見とかそんなんから順番に見ました(笑)。いやー、南朋さんも龍平くんもああいう場所に慣れてない感満載でハラハラですな(笑)。記者会見では柴田さんも同席してらしたのでちょっとほっとできたけど、南朋さんと龍平くんだけのトークショーが(笑)。2人ともああいう場所で愛想のいいタイプじゃないし(龍平は見るからにいかにもですが、南朋さんも見てみたら愛想ないタイプだった。喋るの苦手そう)。
インタビューは、鷲津の格好のままインタビューしてるので、すごーく不思議な感じでした。どうでもいいことなんだけど「へえ〜」と思ったのが、鷲津のあの特徴のあるメガネのあげ方は、本人の癖なんですね。親指と中指でメガネの両サイドを押し上げるやつ。ああいうメガネのあげ方する人あまり見たことないし目立つので、役作りでわざとやってたのかと思ってたのですが、普通にインタでも記者会見でもあれでメガネあげてました。へえ〜。柴田さんが南朋さんのことを「彼は切なさとか悲しさとかを持った役者さん」と言ってました。あと龍平くんは「南朋さん」と呼んでいることが判明。この2人は映画で共演したこともあるからか(それ以外でもなんか知り合いなのかな?)、とても仲良しな感じでしたね。龍平くんはなんか南朋さんに懐いてる感じでした。

で、未公開シーン。1話、おじいちゃんのお世話をする治と西野さんがおじいちゃんに「俺のせいだ。ごめん、ごめん」と号泣してるシーン。これはどこに入るはずだったんだろう?治が西野さんに「あんたは経営者に向いてないんだ」って言ったあとかな…。
3話。これも治。部屋で株の取引をしてるシーン。ワンシーンだけ本編にも入っていましたね。設定上はこの治の部屋はホライズンのビルが見える部屋だったらしいです。でも、未公開シーンでもそれがわかるカットはなかったかな。って、まぁホライズンのビルを外から見ても私はそれがホライズンだってわかりませんが(笑)。
4話。3年間の空白期間に話にだけ出てきていた芝野の星川運輸に関するシーン。これはけっこうすごい。これがあってもなくても話の方向は変わらないけど、これが入ってたら鷲津が今の印象よりかなーり人間くさくなりますね。鷲津が三島製作所の存在に気がついてその後三島を救うために(と言ってしまっていいのかも迷いますが)テクスンとの交渉に乗り出す過程のひとつですね。鷲津は大木会長との対面でもかなり逆上してましたが(「……そうです。いけませんか?!」)、あれ以上に逆切れ。でも、4話の段階であれほど動揺してしまうと鷲津が早いうちからちょっと人間くさくなりすぎる感じがしますし、星川運輸はカットでよかったんじゃないかなと思います。でも、芝野のほうはあれがあったらちょっとキャラ違って見えたかも。芝野、容赦ねえなぁ(笑)。三島製作所の前にいるところを見られた時点ですでに動揺して目が泳いでいた鷲津に容赦なしって感じ(笑)。鷲津、逆上して逃亡を図るも、腕つかまれて強引に引き戻されるし(このシーンはうひゃ!!です)。でも、この三島→星川運輸のシーンがあって、芝野は最終的に「俺とお前は同じ」に辿りついたのかな?って感じがしましたね。4話では芝野は鷲津にバリバリ警戒心が見えるのですが、5話からは鷲津に対してなんかあんまり敵対してる感じがなくなるんですよね。というよりもむしろ鷲津を心配している表情に見えてたんだけど(解任シーンとか)、どうしてそうなるのかわからなかったので気のせいかなとも思っていたんです。でも、三島の前にいた鷲津に「お前も同じ気持ちなんじゃないのか?」って言ってますもんね。
5話。鷲津と治の再会シーン。ちゃんと交渉してるシーンあったんですね(本編では4話ラストで会う→5話冒頭いきなり「決裂した」だった)。なんかすごい場所です。うしろの水槽でかすぎてなんか水族館みたいだし、ソファーは豹柄だし、気になる(笑)。これは特には印象は変わらないかな。でも、このシーン、本編を通して何度も繰り返されたキーワードがいっぱい出てきてますね。というか、鷲津も治に「君とは違う」って言ってたんだ。でも、芝野→鷲津の「お前とは違う」とは違って、こっちは本当に違ったと思うんだけどね。あとは去っていく鷲津の奥に見える十字架。ディレクターかな?プロデューサーかな?どっちかのインタビューで鷲津がバブルのつけを払うために身を殉じる存在という意味でキリストのイメージというのがあったので、多分そのイメージの投影かなと思いました。
6話。意識不明のままの鷲津の病室の由香。これは、うん、カットになってよかったです(笑)。鷲津のことを説明しすぎだ(笑)。あと由香のキャラ的にも、6話の由香は感情的にならないところが好きだったので、このシーンはなくてよかった。
6話。ホライズンにEBOを告げたあと…かな。多分そうですね。鷲津と芝野の力いっぱいの握手(笑)。短いシーンだし「これからですよ」「覚悟してる」という台詞は本編に入れてもよかったようにも思う。でも別になくてもいいけど。しかし、その台詞のあとの力いっぱいの握手はちょっと恥ずかしい(笑)。芝野さん、そんな間を取って両手でじっくり握手しないで…(笑)。
最後。多分上のシーンに続いてのアランと大賀さんのシーン。これは、もし本編に入ってたらアランの印象がまったく変わりますね。今回収録の未公開シーンのなかでは、唯一、入るのと入らないのでは話の印象が変わるシーンです。本編のままだとアランが「お前はまだ何も見えていない」と言われっぱなしで終わるのでなんか可哀想な感じでしたけど、この未公開シーンがくっつくと、アランとホライズンの逆襲の予感が見えてきます。で、上の「これからですよ」「覚悟してる」と合わせればEBO成立でめでたしめでたしだけではない部分が出てくるので、放送時にけっこう言われた人情路線になったというのが少し回避できた部分もあったかなぁとも思うけど…あったほうがよかったかどうかは好み次第って気もしますね。最終話は経済ドラマよりも人間ドラマとしての「再生」の話に絞り込んだんだろうなという印象を受けていて、私は個人的にそれがよかったと思うので。そこで焦点がぶれずに絞り込みきったのがハゲタカというドラマのすごいところだったと思っているので。でも、たとえば15分延長とかで今あるシーンを削らずに入れられるなら、このシーンが入ったほうが話が締まるかなあって気もするかなあ…。うーん、でも…(迷い中)。アラン好きな人にはどうでしょうね?5話のアランはけっこう人によって見方が違うんじゃないかなぁと思うんですよ。アランは鷲津が解任されて代表になることをどう思っていたのかなぁっていう部分が。代表の椅子に座ったりしてるところを見ると野心もあるのかなぁとも思うけど、クラリスに「君に話がある」と言われたときの画面を見上げてる表情とか見るとなんか悲しそうにも見えるし…。でも、あのシーンがあったということはやっぱりアランは優秀なビジネスマンで野心も自負もあるって感じなのかなぁ…。
しかし、アランは「なんだったらまた買い戻せばいい」って言ってるけど、買い戻せるのかな?多分あけぼのの株はとりあえず鷲津ファンドが押さえてますよね〜? で、あと従業員とMGS銀行とテクスン…ん?MGS銀行は確か鷲津ファンドに出資してましたよね?それとは別にMGS銀行もあけぼのに直接出資するのでしょうか?それとも鷲津ファンドを通じてのことになるのでしょうか?うーむ、経済に疎すぎてシステムがよくわからんちん。

とゆーわけで、未公開を見れて満足満足。それにしても、星川運輸の腕つかみと6話の握手はすごかったな〜(笑)。

Posted by koko at 03:49 AM

ハゲタカ映画化

[映像] 2008.11.17(Mon)

いやはや、むちゃくちゃびっくりしましたよ。マジで。翌日、あれは夢を見たんじゃないかと思いましたよ、予想外すぎて。

ハゲタカ終了直後あたりはかなりの盛り上がりだったので続編希望みたいなのもけっこうあったようですが(スタッフブログとかもときどき思わせぶりというと変ですが、終わってない感があったせいもある)、なにせなんの動きもないまま放送終了から二年近く経とうとしてましたからねえ。この期に及んで続編を真剣に期待している人はいなかったと思いますよ。
いや、今年の春ごろ?セミナーがあったらしいのですが、そこでのスタッフの発言はすっかり終わってるという感じではなかったし、南朋さんなども含めて全員続編を否定はしていなくて、「…アレ?」という感じもあったようなのですが…それをもってして続編が作られる可能性を見るにはやはり動きがなさすぎました。

それが…突然映画!!映画!!うそーん!!民放ならありがちなルート(というかわりと最初からそういうルートを用意している感じがしますよね、最近は)ですが、NHKではあんまり見かけません。NHKドラマが映画化っつーと最近ではクライマーズ・ハイが思い出されますけど、あれはNHKドラマが映画化したわけではなく、NHKが過去にドラマ化した原作を別の会社が別途映画化しただけであって、別物ですしね。もしハゲタカが民放ドラマだったら続編機運が高まってた時期に映画化ルートを考えただろうと思いますけど、NHKだったので映画化っつーとまったく別キャスト別スタッフで別物だったクライマーズ・ハイしか思いつかなかったので、原作ハゲタカでもし映画化とかあったとしても、別に嬉しくないしなぁとか思ってました(笑)。だって、原作ハゲタカは話聞くだけでもまったく別物ですし、原作ハゲタカに準拠した別キャストの映画ハゲタカなんて、ドラマハゲタカの大森鷲津が好きな自分が見ても仕方ないと思ってましたから(笑)。
ちなみに記事によると、NHKドラマがキャスト等そのままで映画化した例は過去2作だそうです。ないわけじゃないけど、異例は異例ですね。しかも、ハゲタカ、視聴率は悪かったからなあ。二桁に乗った回、一度もありませんからね(笑)。

しかし、続編機運が高まってた時期にしても、正直あまりにも綺麗に話がまとまってしまっているので、いったい何をやるんだ?というのは想像できなかったんですよね。スピンオフはいろいろ考えられましたが(3話→4話のあいだがかなり空いてていろいろ状況が変わってたので、そこを埋める話とかね。ホライズンの買収話をもう一個二個見たいとか、芝野の星川運輸再建の話とか、治のハイパー成り上がり話とか…)、6話以後となるとね。
なので、映画っつっても、いったい何やるんだろ?と思ったわけです。スピンオフはスペシャルドラマ2時間でやるには最適だと思いましたけど、映画となるとねえ…しかし、6話以後の話だとするとあれだけ綺麗にまとまっちゃってて、そのあとってなにすんだって感じだしなあ…なんて思ってたわけですが。結局、別記事によると「本編その後」の模様です。うおおおお、本気で続編か!!しかも、この経済金融大変動の時期に!!

時期設定をいつにするかでまったく話が変わってしまいそうなのですが。これだけタイムリーな話題だけにサブプライム以前のハゲタカがハゲタカの時代を書くと時代遅れ感が出てしまいそうだよね…。かといってサブプライム以降をネタにするにはあまりにもタイムリーすぎて内容が超チャレンジャー。どうするんでしょう?

まぁでも、私もWBSとか見ながらときどき思ってましたけどね〜(笑)。鷲津ファンドは大丈夫だろうか、とか、あけぼの光学は大丈夫だろうか、とか(笑)。鷲津ファンドはね、多分鷲津はサブプライムローンとかを含んだああいうマネーゲームみたいなのは嫌いでしょうから手を出してないだろうと思われるので、もちろん資金の流れは止まってしまってるから大変は大変でしょうけどとりあえず多くのファンドのように即退場みたいなことにはなってないだろうと思ってたんですけど。あけぼの光学はわかんないですね〜。でも、サブプライムまではうまくいっていたとしても、製造業だから今はどっちみち大嵐だろうなぁ…。でも、進出を考えていたのが欧米じゃなくてアジア方面だったから少しはマシなのかなぁ…。実はいちばん心配なのはホライズンかも。大丈夫かなあ、ホライズン。

ところで、最初の記事で「ほぼ同じキャスト、スタッフで」と書いてあったんで、同じキャスト!!と喜んだ半面、「……ほぼ?」と思ったりもしたんですよ(笑)。記事内で南朋さんと柴田さんの名前はあったんでこの2人は大丈夫なんだろうと思ってたけど、龍平と栗山千明がどうかなぁって。でも、次の記事でこの4人+中尾彬は揃うと書いてあったので嬉しかったです。でも、龍平も話に絡むのか…。彼はそんなにすぐには帰ってこられないよなぁ。となると、やっぱりある程度時間が経ってなくてはいけないはず。やっぱサブプライム以降の話なのかなぁ。どうせこの時期にやるならその方が面白いとは思いつつも、どうなるのやらさっぱり見当がつかなくてドキドキですね、やはり。

ちなみに監督はメインディレクターで1話と6話を担当した大友さんだそうです。もちろんドラマの人なので映画を撮るのは初めて。というか、スタッフもほぼいっしょということはみんな基本はNHKドラマの人なわけで、映画に関わるのは初めての人がほとんどなんでしょうねえ。脚本の林さんも映画をやったことはないようだし。うおお、ドキドキだなあ…(笑)。

で、南朋さんは来年は二本のメジャー映画の主演をやることになるんですね。笑う警官が初メジャー主演となってたけど、ハゲタカが来年5月とか6月公開ということはハゲタカの方が先になるのかな。うおお、映画館に行かねば!!
でも、その前にレッドクリフが見たいのう…。あれ、面白いのかな…。水曜日休みだし行ってこようかな…。

Posted by koko at 03:26 AM | Comment (0)

あしたの、喜多善男

[映像] 2009.06.17(Wed)

8日間で11話一気に見終わりました〜。ああ〜、面白かった〜!!

以下ネタバレ含みますので、見るかもしれない人は回避よろしく。

前半の思わせぶりな謎を積み上げていく感じは毎度ながらの飯田譲二で、そういうところ大好きなのですが、反面ギフトやナイトヘッドなどの例を思い出すとその積み上げた謎の回収がさほどすっきり綺麗じゃないっていう^^;;。でもまぁナイトヘッドぐらいむちゃくちゃな話ならそれはそれでなぞめいた雰囲気を楽しめばいいと割り切れるのですが、ギフトはけっこう不満が残ったんですね。で、喜多さんももちろんナイトヘッドのような話ではないので回収してほしい方の路線だったんで、楽しみつつも若干の不安も抱えつつ見てました。

しかし、今回は7話からいざ!という感じでまとめに入った辺り、全体の構成がすごくきっちり計算されてました。7話であんなに視聴率がひどかったにも拘らずエンディングが変更になりましたもん。なんでかというと、そこで謎の一端が解けて全体像がちょっと変わったんですね。で、それを踏まえた映像になったのです。

いや、実は私、初期EDのときからあの映像が全体の構図を暗示しているのではないかと思ってて、でも初期EDはみずほがゴールの女神だったので、それは勘違いかなぁとも思ってたのです。だって、喜多さんの主観はともかくどう裏を読もうとしてもやはりみずほは喜多さんの女神ではないし…(「いやなのいやなのいやなのおおおお!!」じゃなぁ…)。
でも勘違いかなぁと思いつつも、初期EDから平ちゃんは喜多さんの傍にいて助けてくれる存在だったので、EDを根拠に平ちゃんは裏切らないでいてくれるんじゃないかなぁなんて期待してた。

したら、謎の一端が解けた7話でばっちりそれを含んだEDに変わったんですよ(喜多さんが通り過ぎた後ろのブラック三波)。しかも、みずほが最後のゴールの女神のままのように見せかけながら、実は喜多さんはみずほの横を通り過ぎていくのです。やはりこれは話を暗示している!と思いました。で、やはり最後まで平ちゃんは喜多さんを助け、背中を押していく存在だ!そんでもって喜多さんは喜びながらゴールに飛び込んでるし、どうなるかはわからんがとにかくハッピーエンドなんだろう!…というところまではよかったのですが…

そのあとのシーンが実はすごく心配でした^^;;。ED最後の喜多さん、喜んでゴール駆け抜けたあとになんだかつまずいてコケかけてるのか落とし穴だかで落っこちそうにだか、なってるんですよね^^;;。
なので、おそらく喜多さんは平ちゃんも助けてくれるだろうし、自殺はしないだろう。でもそのあとになんかすごくどうしようもない阿呆なことで死んじゃったりしたらどうしよう…ってのがすごーーーーーく心配でした^^;;。ラスト3話辺りを見てる辺りはもう、これは綺麗にまとめてくれるというのは確信してたんですが、最後のどんでんがあるんじゃないかってのだけが心配で心配で(笑)。

なので、最後、平ちゃんは危うく落ちかけましたけど(笑)、本当二人とも無事でよかったですわぁ。「世界一不運な男」というサブタイトルも本当心配だったんですよぅ(笑)。

というわけで、心配は杞憂に終わって、いいドラマでしたーーーーー!平ちゃんとしのぶがすごくお気に入りでした。というか、この二人を好きというのは結局喜多さんにものすごく感情移入して見ていたということなんですけどね。だって、損得関係なく本当に喜多さんに生きててほしいって思ってた二人だからね。しのぶは奔放で何を考えてるんだかいまいちわからない子だったので心配は心配だったのですが…でもなんだかわけわかんないけど最初からずっと可愛かったってのはすごいですよね。後半は喜多さんのこと本気で好きで生きててほしいって思ってるってのが前面に出てくるので可愛く見えるのもわかるけど、前半は本当わけわかんない子でしたもんね。なにげにこの女優さんすごくうまいのではないでしょうか。

それにしてもいまさらながらコヒさんはやはりすごいですなぁ。善男とネガティブ善男と、そして一体になった新しい善男と全部演じ分けてましたもんね…。あの一体になったときの叫びはたまりませんでした。あと龍平もやっぱうまいなぁって思いましたね。なにかを持ってる感じの男ってのはハゲタカで見てきっともともと得意なんだろうなぁと思ってましたけど、今回の平ちゃんはわりと普通の男で、ちゃんと違う感じになるもんですねえ。いい役者さんが揃ってるドラマでしたよ。生瀬さんも楽しかったなぁ。

喜多さんと平ちゃんのコンビがすごーく好きでした。あ、そうだ、平ちゃんと言えばリカと別れちゃったんだな。いやダメになるのは当たり前っちゃ当たり前だったのですが…つーかもっと早いうちに決定的にダメになるのかと思ってたのですがそんなことなくて最後まで平ちゃんはリカに優しくて理解者だったので…別れないのかなぁと思ってたのですが…。そこはちゃんと筋通したんだなぁ。筋通したと言えば、喜多さんとみずほももっと甘くするかと思ったのですが、遠くから見つめあって少し微笑んで別の方向に歩き出すっていうのもそうですね。なんつーか、いろいろ本当しっかりしたドラマでしたねえ。若干いろいろ都合よすぎた感じだったのは三波周りぐらいかな。でも最後は出てきませんでしたし、そんなに気にはなりませんでした。森脇も後半はいかにも怪しすぎたけど、楽しかったし。

しかし、飯田譲二だから謎がうんぬんというところを期待してみたはずなのですが、結局感動して涙目になったりしてましたよ(笑)。うーん、やっぱり平ちゃんとしのぶがよかったなぁ。最後しのぶがなんか詩を読んで泣いたシーンとかやばかった。あと平ちゃんのカレー絡みの説得も。10話もすごくよかったんですよね。「なぁ!喜多さんが作ってくれよ。そしたら食うからさ」って。
いや、本当いいドラマでした。

Posted by koko at 02:30 AM | Comment (0)

映画ハゲタカ

[映像], [映像] 2009.06.18(Thu)

とゆーわけで、見てきましたよ!昨日喜多さんを一気見したのは喜多さん→ハゲタカ→喜多さんという変な流れにならないように、というのもあったんです。特に登場人物がメインで二人も被ってるしね(龍平と栗山千明)。

個人的には奇跡のような映画化だと思ってて、この奇跡を存分に味わわなくては!と思う反面、心配もなかったわけではありません。いやー、だって、あまりにもドラマ版ハゲタカは綺麗に完結してしまっていたので。特に鷲津という人は見事に描ききってたもんで、あとは鷲津の何を書くん?という感じはあったんですわ。どうやったって蛇足にならんか?と。まぁそれでもいいとも思っていたのですが。いや、だって奇跡ですもん(笑)。この際、祭りということで。

以下ネタバレしますんで。見る予定がある人は回避よろしく。

初回見たときはもうあのハゲタカが!!っていうのが次々に出てきて(笑)。
さすがにキャストだけじゃなくてスタッフがほぼまるごと一緒なだけありますなぁ(笑)。むっちゃハゲタカでしたよ。ファンサービスか?みたいなシーンも。つーか、ハゲタカはもともとこれでもかというほどリフレイン手法使いまくりなので、ファンサービスというより演出の一環なんでしょうけどもね。しかし、後半に出てきた「買い叩く!」三連発はさすがにファンサだろうな(笑)。

まじめな感想と阿呆な感想が入り乱れてアタマを駆け巡っていまして、わけがわからない状態に陥っているのですが。初回はもう「うわーーーー、ハゲタカだぁぁぁぁ!!」という興奮状態だし、と言って何もネタバレをしないまま行ったのでストーリーを把握するのに必死だし、ハゲタカ、わりと伏線とか役者の演技とかでストーリー作ったりもするので心情とかも考えなくちゃいけないし、最後の展開で心乱れるし…で、終わったときはもういっぱいいっぱいでした。これは大変だ、じっくり咀嚼して来週の二回目に挑まなくては!(←すでに二回目を見に行くことは決定(笑))と思ったのですが…次の回も30分足らずで始まるっていうし、レディースデーだから1000円で見られるし…なんて思ったらついついそのまま立て続けにもう一回見てしまいました(笑)。

劉は本当にいろいろと考えさせられました。あの最後は……。派遣工の守山くんもとてもよかったですね。この二人のシーンはよかったなぁ。あのお金を拾うシーンは、この映画でもっとも緊迫感の漂う名シーンだったんじゃないかな…。つーか、ハゲタカでお金を拾うシーンというと宇崎竜童の鬼気迫るシーンもありましたね。お金を拾うという行為そのものに、なにかこう鬼気迫るものがあるんでしょうかね…。

今回は劉がメインで鷲津の心情とかはそんなに書き込まれてはいなかったんですが、だがしかし、相変わらず鷲津は深い悩みのどん底にいるような顔をして、さらにおもーーーーーいものを背負い込んでしまいましたね…。

とゆーか。私映画ハゲタカはサブプライム後でリーマンショック後だと思っていたんですよ。なので、初回はすっかりぼんやりしてて「ああ、鷲津、スタンリーもリーマンみたいに破綻させたのかぁ。でも鷲津うれしそうじゃないなぁ。悩み深いなぁ」なんて思ってたんですが、初回と二回目のはざまで突然「ああっ、違うじゃん!!あれはリーマン・ショックそのものじゃないか!!」と気付いて愕然。そうか…鷲津、リーマン(じゃなくてスタンリーだけど)を破綻させちゃったのかぁ…。市場も壊しちゃったんだな…。本当やること半端ねえぜ…。でも、それをまた全部背負い込んでいくんだなこの人は。

ドラマを見終わったときは続編って思いつかなかったけど、映画見たらこれは続編あるんじゃないかって気がしましたね(いや、あの、現実にあるかどうかは別としてお話としてはね)。つまり、今回鷲津はまだ描き切っていないんじゃないかと。ドラマ版ハゲタカで鷲津の三島絡みのトラウマを描き切ったしファンマネとしてのあり方も一種の到達点はあったと思うのですが、この映画の最後は、鷲津は再び何かを探す旅を始めたところなんじゃないのかなーという印象を受けました。それはおそらく世界全体がそうだという世界観からだと思うのですが。まだ何も答えを見つけていないのではないかと。

ところで、今後のことを聞かれて「資本主義の焼け野原に行く」と言って芝野に「おまえらしい」と言われたのに、行った先が中国の劉の故郷でびっくりしたのですが…劉の故郷に行くのももちろん鷲津らしいけど、それはそれとして「資本主義の焼け野原」ってどう考えてもアメリカとしか思えないんだけど…。今後アメリカに行くけど、その前に劉の故郷を見に行ったってことかなぁ。そういうことだなきっと。最後にめがねかけて歩き出したから、あそこで劉の思いをしっかり背負って(いろいろ背負いすぎだ鷲津)アメリカの焼け野原にファンマネとして向かうってことだよな、きっと。

今後のことと言えば芝野さん!!さらっと後任を正式に頼まれたと言ってたけど、よく考えてみたら、あーたついにアカマ自動車(モデルは主にトヨタでしょう。基本トヨタだと思って見てました。ただいろいろ「トヨタはんなことねーだろー」みたいな部分も見受けられるので、他の自動車会社もいろいろ混ざってると思われる)の社長やんか!!でも、鷲津はあの社長は切るつもりでいたんだろうから…芝野さんにやらせるつもりだったのかな今思えば。いや、ホワイトナイトを引き受けたとき謎だったのです。あの社長の言ってることがどう聞いてもいつもの鷲津が評価する部分とまったく真逆だったので、あれ?この社長の言い分、鷲津的にオーケー?と思って。横で聞いてた芝野さんも「うわぁダメだこれ。って、え?鷲津これオーケー?あれ?」みたいな感じになってたもんなぁ。今思えば最初からあの社長は切るつもりでいたんでしょうね。

正直言うと劉が唐突に刺されてしまったのは(しかも通りすがりの強盗かよ!みたいな。誰も助けねえのかよ!!みたいな)「ええっ?」って感じで、しかも私はそのまんま終わるんだと思ったもんで、それはちょっと…なエンディングだぞ…と思ったのです。なんつーか、よくある最後観客を背負い投げするためだけのエンディングみたいなやつかよって思って。死ぬのは仕方ないかなと思ったのですが、あの死に方はさ…。でも、そのまま話が終わらなくて、そのあとの流れがあったので意表を突かれてそのまま初回はいっぱいいっぱいになってしまったのですが(笑)。鷲津や守山くん、あと由香とかもですね、そういう各人に劉が残したものはなんだったんだろうか…とか。でも、どういう解釈をするにせよ、死んでびっくりしたでしょハイ終わりじゃなかったのはハゲタカらしくて良かったです。
しかし、ああ、劉の留守電は重すぎる…。つらすぎるだろ、あれ。しかも、そのあと鷲津のところにはさらに劉のアカマの再建案をまとめたレポートが届いたんだよなぁ…。うう、つらすぎるな…。

てか、いまさらながら憶測推測妄想力を試される映画だなぁ(笑)。だから見るの一回じゃ足りないんだよなぁ…。

阿呆な感想の方といえば、まず冒頭の鷲津の拗ねっぷり(爆笑)。ドラマ版最後でちょっとは大人になったかと思ったのにまたこんな拗ねちゃってもう…(笑)。ライオンソースって名前にも笑いそうになりましたけど(モデルはブルドックとスティール・パートナーズの件ですね)。でも私はここ「また鷲津は拗ねちゃって」と軽く流してしまったんですけど、どうやら実はこの件についての裁判(鷲津ファンドが敗訴し、ライオンソース買収に失敗)のシーンも撮ってあったけど全カットされたらしいです。裁判シーンがわざわざあったってことは大事なシーンだったのか。DVDで復活すればいいけど…。南朋さんも頑張って激怒したのに全カットされた、DVDに入ったらいいなぁって言ってましたし。この際未公開シーンをあとでつけるんじゃなくて、ディレクターズカットで長くしたらいいですよ。指輪みたいに普通版とディレクターズカット版出してもいいし(笑)。
でも、それはそれとして、あの拗ねっぷりは面白すぎました。芝野さんが来たら背中向けちゃうし(笑)。子供か!!(笑) あと、芝野さんに「腐ったのはお前の方じゃないのか」とか言われて、でもその場では何も言わず、あとでひとりで悶々としたあげくに(脳内で「腐ったのはお前の方…腐ったのはお前の方…」とかってグルグルしてるんだろうな(笑))最終的になんか叫びながらグラスを投げつけて破壊して鬱憤を晴らすという…(笑)。本当にもうどこからどこまで鷲津らしすぎた(笑)。

あと、ドバイの王子(笑)。なんか金髪女子連れてって(あ、いや女子ではなかったです…原作鷲津的な金髪女子とのあれやこれやを回避するためですかね(笑))英語を全部喋らせてて「うーん、さすがにここで鷲津が一言も喋らないのは無理があるのでは…」と心配してたんですね。ドラマのときも多少ひっかかりましたが、あれはつまり、ぶっちゃけ南朋さんが英語が喋れないんだと思うんですよ(笑)。チラっと一言喋ってるぐらいのところでも日本語英語に聞こえますしね(笑)。でも、今回はかなりバリバリ英語で交渉せなあかんシーンで、苦し紛れに女子連れてったんだろうけど、これで一言も鷲津が喋らなかったらいくらなんでも不自然すぎる…と思ってたら…いきなり鷲津がアラビア語を喋りだした!!(笑) いや〜、あれはすごいカウンターパンチでした(笑)。でも、やっぱり英語を喋れない(ま、アラビア語を発音まで含めて理解できる観客はそう多くないでしょうからごまかしがききますけど、英語はねえ…)という事情は変わらないので、その後も若干不自然に英語を喋るシーンは金髪女子に任せる鷲津でしたけど(笑)。あ、玉鉄は頑張って中国語を喋ってました。つか、今回、玉鉄はホント大変だったみたいですね。あとエンケンも。

あー、もう書き足りない。そうだ、治のことを一言も書いてないじゃないか。なんだかいつのまにやら鷲津とずいぶんツーカーな感じになっていて、お互いにずいぶんリラックスしてる感じです。やっと旅館だけでやっていけるぐらい信用が回復してきたみたいなこと言った治に、鷲津にはちょっと珍しいぐらい素直〜な感じで「それならよかった」とか言ってるし。しかし、すっかり落ち着きましたね。治。でも、私的には治はこの未来がいちばん望ましかったので、嬉しかったです。以前プロデューサーか監督か脚本家辺りが治はこのままじゃないだろうみたいなことを言っていたので…そういう未来も考えられたのですが、私的にはやっぱり西之屋を取り返して親父さんがやろうとしたことをやってほしいなって気持ちだったので。あの教会で憑き物は落ちたんだと思いたかったんですよね。だからそうなってて嬉しかったです。
鷲津に頼みごとされたときちょっと嬉しそうでした。でも、あれは最初「えっ?えっ?治、なにしてんの?なんであんたそんなとこいるの?」ってけっこう混乱しました。スタンリーとのつながりを説明されてもなお鷲津が治にそれを頼む意味がわからなくて。ましてや劉が治のことを調べたら鷲津の差し金だって気づいちゃうじゃん!!!とか思っちゃったんですけど、ついさっき、よーーーーく考えてみたら、世間的には鷲津と治が精神的に深いつながりがあるだなんて一切わからないですわね(笑)。鷲津が撃たれたときの会話だって教会の会話だって由香を通じて伝言をしただとかも世間は一切知らんのだから(笑)。とゆーことは、治は普通に鷲津とピストルとかまで持ち出すような天敵認定ですよね、世間的には(笑)。とゆーことは、鷲津を憎んでいるであろう治が持ちかけてきた話だということ自体が、劉への罠になるんですね〜。いやぁ、やっとすっきりしました(笑)。

それにしても、どんだけ考えさすのか。来週も行くけど、来週はもう二回しか上映がなくなってしまった。先週二回続けて見ておいてよかったですよ。最低でも3回は行ける。つーか、実を言うと来週も二回連発で見ちゃおうかなぁとか思ってたんですけど、時間が空きすぎててさすがに無理だなぁ…。むむ。もう一回どこかで見られないかなぁ。レディースデイじゃなくて普通の日に一回ポイントで無料で見られるから見ちゃおうか…。つか、興行収入に全然貢献しなくてごめんって感じ^^;; 動員人数に貢献してるので、許して…。

Posted by koko at 01:15 AM

映画ハゲタカ

[映像], [映像] 2009.06.18(Thu)

とゆーわけで、見てきましたよ!昨日喜多さんを一気見したのは喜多さん→ハゲタカ→喜多さんという変な流れにならないように、というのもあったんです。特に登場人物がメインで二人も被ってるしね(龍平と栗山千明)。

個人的には奇跡のような映画化だと思ってて、この奇跡を存分に味わわなくては!と思う反面、心配もなかったわけではありません。いやー、だって、あまりにもドラマ版ハゲタカは綺麗に完結してしまっていたので。特に鷲津という人は見事に描ききってたもんで、あとは鷲津の何を書くん?という感じはあったんですわ。どうやったって蛇足にならんか?と。まぁそれでもいいとも思っていたのですが。いや、だって奇跡ですもん(笑)。この際、祭りということで。

以下ネタバレしますんで。見る予定がある人は回避よろしく。

初回見たときはもうあのハゲタカが!!っていうのが次々に出てきて(笑)。
さすがにキャストだけじゃなくてスタッフがほぼまるごと一緒なだけありますなぁ(笑)。むっちゃハゲタカでしたよ。ファンサービスか?みたいなシーンも。つーか、ハゲタカはもともとこれでもかというほどリフレイン手法使いまくりなので、ファンサービスというより演出の一環なんでしょうけどもね。しかし、後半に出てきた「買い叩く!」三連発はさすがにファンサだろうな(笑)。

まじめな感想と阿呆な感想が入り乱れてアタマを駆け巡っていまして、わけがわからない状態に陥っているのですが。初回はもう「うわーーーー、ハゲタカだぁぁぁぁ!!」という興奮状態だし、と言って何もネタバレをしないまま行ったのでストーリーを把握するのに必死だし、ハゲタカ、わりと伏線とか役者の演技とかでストーリー作ったりもするので心情とかも考えなくちゃいけないし、最後の展開で心乱れるし…で、終わったときはもういっぱいいっぱいでした。これは大変だ、じっくり咀嚼して来週の二回目に挑まなくては!(←すでに二回目を見に行くことは決定(笑))と思ったのですが…次の回も30分足らずで始まるっていうし、レディースデーだから1000円で見られるし…なんて思ったらついついそのまま立て続けにもう一回見てしまいました(笑)。

劉は本当にいろいろと考えさせられました。あの最後は……。派遣工の守山くんもとてもよかったですね。この二人のシーンはよかったなぁ。あのお金を拾うシーンは、この映画でもっとも緊迫感の漂う名シーンだったんじゃないかな…。つーか、ハゲタカでお金を拾うシーンというと宇崎竜童の鬼気迫るシーンもありましたね。お金を拾うという行為そのものに、なにかこう鬼気迫るものがあるんでしょうかね…。

今回は劉がメインで鷲津の心情とかはそんなに書き込まれてはいなかったんですが、だがしかし、相変わらず鷲津は深い悩みのどん底にいるような顔をして、さらにおもーーーーーいものを背負い込んでしまいましたね…。

とゆーか。私映画ハゲタカはサブプライム後でリーマンショック後だと思っていたんですよ。なので、初回はすっかりぼんやりしてて「ああ、鷲津、スタンリーもリーマンみたいに破綻させたのかぁ。でも鷲津うれしそうじゃないなぁ。悩み深いなぁ」なんて思ってたんですが、初回と二回目のはざまで突然「ああっ、違うじゃん!!あれはリーマン・ショックそのものじゃないか!!」と気付いて愕然。そうか…鷲津、リーマン(じゃなくてスタンリーだけど)を破綻させちゃったのかぁ…。市場も壊しちゃったんだな…。本当やること半端ねえぜ…。でも、それをまた全部背負い込んでいくんだなこの人は。

ドラマを見終わったときは続編って思いつかなかったけど、映画見たらこれは続編あるんじゃないかって気がしましたね(いや、あの、現実にあるかどうかは別としてお話としてはね)。つまり、今回鷲津はまだ描き切っていないんじゃないかと。ドラマ版ハゲタカで鷲津の三島絡みのトラウマを描き切ったしファンマネとしてのあり方も一種の到達点はあったと思うのですが、この映画の最後は、鷲津は再び何かを探す旅を始めたところなんじゃないのかなーという印象を受けました。それはおそらく世界全体がそうだという世界観からだと思うのですが。まだ何も答えを見つけていないのではないかと。

ところで、今後のことを聞かれて「資本主義の焼け野原に行く」と言って芝野に「おまえらしい」と言われたのに、行った先が中国の劉の故郷でびっくりしたのですが…劉の故郷に行くのももちろん鷲津らしいけど、それはそれとして「資本主義の焼け野原」ってどう考えてもアメリカとしか思えないんだけど…。今後アメリカに行くけど、その前に劉の故郷を見に行ったってことかなぁ。そういうことだなきっと。最後にめがねかけて歩き出したから、あそこで劉の思いをしっかり背負って(いろいろ背負いすぎだ鷲津)アメリカの焼け野原にファンマネとして向かうってことだよな、きっと。

今後のことと言えば芝野さん!!さらっと後任を正式に頼まれたと言ってたけど、よく考えてみたら、あーたついにアカマ自動車(モデルは主にトヨタでしょう。基本トヨタだと思って見てました。ただいろいろ「トヨタはんなことねーだろー」みたいな部分も見受けられるので、他の自動車会社もいろいろ混ざってると思われる)の社長やんか!!でも、鷲津はあの社長は切るつもりでいたんだろうから…芝野さんにやらせるつもりだったのかな今思えば。いや、ホワイトナイトを引き受けたとき謎だったのです。あの社長の言ってることがどう聞いてもいつもの鷲津が評価する部分とまったく真逆だったので、あれ?この社長の言い分、鷲津的にオーケー?と思って。横で聞いてた芝野さんも「うわぁダメだこれ。って、え?鷲津これオーケー?あれ?」みたいな感じになってたもんなぁ。今思えば最初からあの社長は切るつもりでいたんでしょうね。

正直言うと劉が唐突に刺されてしまったのは(しかも通りすがりの強盗かよ!みたいな。誰も助けねえのかよ!!みたいな)「ええっ?」って感じで、しかも私はそのまんま終わるんだと思ったもんで、それはちょっと…なエンディングだぞ…と思ったのです。なんつーか、よくある最後観客を背負い投げするためだけのエンディングみたいなやつかよって思って。死ぬのは仕方ないかなと思ったのですが、あの死に方はさ…。でも、そのまま話が終わらなくて、そのあとの流れがあったので意表を突かれてそのまま初回はいっぱいいっぱいになってしまったのですが(笑)。鷲津や守山くん、あと由香とかもですね、そういう各人に劉が残したものはなんだったんだろうか…とか。でも、どういう解釈をするにせよ、死んでびっくりしたでしょハイ終わりじゃなかったのはハゲタカらしくて良かったです。
しかし、ああ、劉の留守電は重すぎる…。つらすぎるだろ、あれ。しかも、そのあと鷲津のところにはさらに劉のアカマの再建案をまとめたレポートが届いたんだよなぁ…。うう、つらすぎるな…。

てか、いまさらながら憶測推測妄想力を試される映画だなぁ(笑)。だから見るの一回じゃ足りないんだよなぁ…。

阿呆な感想の方といえば、まず冒頭の鷲津の拗ねっぷり(爆笑)。ドラマ版最後でちょっとは大人になったかと思ったのにまたこんな拗ねちゃってもう…(笑)。ライオンソースって名前にも笑いそうになりましたけど(モデルはブルドックとスティール・パートナーズの件ですね)。でも私はここ「また鷲津は拗ねちゃって」と軽く流してしまったんですけど、どうやら実はこの件についての裁判(鷲津ファンドが敗訴し、ライオンソース買収に失敗)のシーンも撮ってあったけど全カットされたらしいです。裁判シーンがわざわざあったってことは大事なシーンだったのか。DVDで復活すればいいけど…。南朋さんも頑張って激怒したのに全カットされた、DVDに入ったらいいなぁって言ってましたし。この際未公開シーンをあとでつけるんじゃなくて、ディレクターズカットで長くしたらいいですよ。指輪みたいに普通版とディレクターズカット版出してもいいし(笑)。
でも、それはそれとして、あの拗ねっぷりは面白すぎました。芝野さんが来たら背中向けちゃうし(笑)。子供か!!(笑) あと、芝野さんに「腐ったのはお前の方じゃないのか」とか言われて、でもその場では何も言わず、あとでひとりで悶々としたあげくに(脳内で「腐ったのはお前の方…腐ったのはお前の方…」とかってグルグルしてるんだろうな(笑))最終的になんか叫びながらグラスを投げつけて破壊して鬱憤を晴らすという…(笑)。本当にもうどこからどこまで鷲津らしすぎた(笑)。

あと、ドバイの王子(笑)。なんか金髪女子連れてって(あ、いや女子ではなかったです…原作鷲津的な金髪女子とのあれやこれやを回避するためですかね(笑))英語を全部喋らせてて「うーん、さすがにここで鷲津が一言も喋らないのは無理があるのでは…」と心配してたんですね。ドラマのときも多少ひっかかりましたが、あれはつまり、ぶっちゃけ南朋さんが英語が喋れないんだと思うんですよ(笑)。チラっと一言喋ってるぐらいのところでも日本語英語に聞こえますしね(笑)。でも、今回はかなりバリバリ英語で交渉せなあかんシーンで、苦し紛れに女子連れてったんだろうけど、これで一言も鷲津が喋らなかったらいくらなんでも不自然すぎる…と思ってたら…いきなり鷲津がアラビア語を喋りだした!!(笑) いや〜、あれはすごいカウンターパンチでした(笑)。でも、やっぱり英語を喋れない(ま、アラビア語を発音まで含めて理解できる観客はそう多くないでしょうからごまかしがききますけど、英語はねえ…)という事情は変わらないので、その後も若干不自然に英語を喋るシーンは金髪女子に任せる鷲津でしたけど(笑)。あ、玉鉄は頑張って中国語を喋ってました。つか、今回、玉鉄はホント大変だったみたいですね。あとエンケンも。

あー、もう書き足りない。そうだ、治のことを一言も書いてないじゃないか。なんだかいつのまにやら鷲津とずいぶんツーカーな感じになっていて、お互いにずいぶんリラックスしてる感じです。やっと旅館だけでやっていけるぐらい信用が回復してきたみたいなこと言った治に、鷲津にはちょっと珍しいぐらい素直〜な感じで「それならよかった」とか言ってるし。しかし、すっかり落ち着きましたね。治。でも、私的には治はこの未来がいちばん望ましかったので、嬉しかったです。以前プロデューサーか監督か脚本家辺りが治はこのままじゃないだろうみたいなことを言っていたので…そういう未来も考えられたのですが、私的にはやっぱり西之屋を取り返して親父さんがやろうとしたことをやってほしいなって気持ちだったので。あの教会で憑き物は落ちたんだと思いたかったんですよね。だからそうなってて嬉しかったです。
鷲津に頼みごとされたときちょっと嬉しそうでした。でも、あれは最初「えっ?えっ?治、なにしてんの?なんであんたそんなとこいるの?」ってけっこう混乱しました。スタンリーとのつながりを説明されてもなお鷲津が治にそれを頼む意味がわからなくて。ましてや劉が治のことを調べたら鷲津の差し金だって気づいちゃうじゃん!!!とか思っちゃったんですけど、ついさっき、よーーーーく考えてみたら、世間的には鷲津と治が精神的に深いつながりがあるだなんて一切わからないですわね(笑)。鷲津が撃たれたときの会話だって教会の会話だって由香を通じて伝言をしただとかも世間は一切知らんのだから(笑)。とゆーことは、治は普通に鷲津とピストルとかまで持ち出すような天敵認定ですよね、世間的には(笑)。とゆーことは、鷲津を憎んでいるであろう治が持ちかけてきた話だということ自体が、劉への罠になるんですね〜。いやぁ、やっとすっきりしました(笑)。

それにしても、どんだけ考えさすのか。来週も行くけど、来週はもう二回しか上映がなくなってしまった。先週二回続けて見ておいてよかったですよ。最低でも3回は行ける。つーか、実を言うと来週も二回連発で見ちゃおうかなぁとか思ってたんですけど、時間が空きすぎててさすがに無理だなぁ…。むむ。もう一回どこかで見られないかなぁ。レディースデイじゃなくて普通の日に一回ポイントで無料で見られるから見ちゃおうか…。つか、興行収入に全然貢献しなくてごめんって感じ^^;; 動員人数に貢献してるので、許して…。

Posted by koko at 01:15 AM

官僚たちの夏

[映像], [映像] 2009.07.16(Thu)

ちょっと気になりつつもスルーしてたのですが、ハゲタカで骨太路線ブームが来ていて(笑)。で、ふと気付いたら日曜夕方に再放送する!らっきー!というわけで一話を録画して見てみました。
つーか、らっきーっつーか翌週も日曜夕方に再放送するな…。毎週再放送してくれるんでしょうか、これ。

一話だから仕方ないけど、この豪華キャストすぎるメンツの人物紹介って感じで、思ったよりもスルスルと話が流れていってしまった感じでした。風越さん、もうちょっと苦悩っつーか苦労っつーかそういうシーンがあってもいいのではないか。熱く叫んでるけど、それに対応した苦労があんまり見えない。それにアケボノ自動車社長の過労死ですら、唐突に見えるのはどうかと思う…。個人的にはアケボノ自動車に思い入れたいと思いながら見てたので(跡取りが気に入ってたし。あの人、目が鋭くていい感じ)、唐突に見えちゃったのが残念でした。希望としてはそこで感動したかったわけで。つーか、国民車だのなんのとあんな大がかりな話なのに、実は自動車の話はとりあえず一話で終わっちゃうんだな…。
んー、やっぱ、全体に薄くて浅い感じでした。

でも、アンコール放送にだけくっついていたと思われるスペシャル予告を見るとこの先はもうちょっとドラマっぽくあれやこれや話が転がるのかなという気もしたので、もうちょっと見る予定です。まぁ一話ってのはやっぱり人物紹介だのなんだのやんなきゃいけないことが多くて難しいもんですからね。おそらく来週辺りから(ってもう放送は済んでますけど)、船越さんとか高橋克典とかと対立するとかなんやかんや話が展開し始めるのかなぁと勝手に想像してますが。どうでもいいけど、高橋克実と高橋克典が一緒のドラマに出てるってのはややこしいですね(笑)。

とりあえず初回だけだと、点数つけるのも何ですけど、70点ぐらいな感じ…なんですけど思った以上にがっかり感があったので5点引いて65点ぐらいな感覚です。75点ぐらいは行ってくれないと元からドラマ見るのが得意じゃない私は見続けられないかも…。

つーかもう二話がそこにあるので、早々に見ないとな。

Posted by koko at 04:54 AM

官僚たちの夏

[映像], [映像] 2009.07.16(Thu)

ちょっと気になりつつもスルーしてたのですが、ハゲタカで骨太路線ブームが来ていて(笑)。で、ふと気付いたら日曜夕方に再放送する!らっきー!というわけで一話を録画して見てみました。
つーか、らっきーっつーか翌週も日曜夕方に再放送するな…。毎週再放送してくれるんでしょうか、これ。

一話だから仕方ないけど、この豪華キャストすぎるメンツの人物紹介って感じで、思ったよりもスルスルと話が流れていってしまった感じでした。風越さん、もうちょっと苦悩っつーか苦労っつーかそういうシーンがあってもいいのではないか。熱く叫んでるけど、それに対応した苦労があんまり見えない。それにアケボノ自動車社長の過労死ですら、唐突に見えるのはどうかと思う…。個人的にはアケボノ自動車に思い入れたいと思いながら見てたので(跡取りが気に入ってたし。あの人、目が鋭くていい感じ)、唐突に見えちゃったのが残念でした。希望としてはそこで感動したかったわけで。つーか、国民車だのなんのとあんな大がかりな話なのに、実は自動車の話はとりあえず一話で終わっちゃうんだな…。
んー、やっぱ、全体に薄くて浅い感じでした。

でも、アンコール放送にだけくっついていたと思われるスペシャル予告を見るとこの先はもうちょっとドラマっぽくあれやこれや話が転がるのかなという気もしたので、もうちょっと見る予定です。まぁ一話ってのはやっぱり人物紹介だのなんだのやんなきゃいけないことが多くて難しいもんですからね。おそらく来週辺りから(ってもう放送は済んでますけど)、船越さんとか高橋克典とかと対立するとかなんやかんや話が展開し始めるのかなぁと勝手に想像してますが。どうでもいいけど、高橋克実と高橋克典が一緒のドラマに出てるってのはややこしいですね(笑)。

とりあえず初回だけだと、点数つけるのも何ですけど、70点ぐらいな感じ…なんですけど思った以上にがっかり感があったので5点引いて65点ぐらいな感覚です。75点ぐらいは行ってくれないと元からドラマ見るのが得意じゃない私は見続けられないかも…。

つーかもう二話がそこにあるので、早々に見ないとな。

Posted by koko at 04:54 AM

官僚たちの夏2話

[映像], [映像] 2009.07.17(Fri)

突然全然違う話ですが、NHKでハゲタカやってた土曜ドラマ枠の武田鉄也の刑事ものがいいみたいですね。なんか好評。ずっしり重たげなドラマのようだし。むむ。見ればよかった…。って存在も知らなかったから見ようもないが(笑)。再放送しませんかね〜。

まぁそれはさておき、肝心の官僚たちの夏。一話はけっこう期待値が高かった分、個人的にがっかり感が強くなってしまったんですが…2話はまぁ面白かったです。これなら先を見続けられそうです(笑)。

一話はあまりにもさらさら話が流れすぎてて、ぶっちゃけプロジェクトXじゃねーんだからとか思ってしまったんですが、やっぱり時代背景の説明や人物紹介なんかで展開がこなれてなかったのがよくなかったみたいですね。2話は庭野や企業の苦労などの描写もあって、一応普通にドラマっぽくなってたと思います(笑)。あと、池内や玉木(だっけ?)あと…名前忘れた〜。高橋克典の動きも気になる感じで展開してますしね。堺さんもいい感じ。

ただ、やっぱ根本的に一業種一話ってのは出来事のスケールに対してちょっと短すぎるんじゃないですかねえ。二話ずつぐらいやってもバチは当たらないと思うんですが(笑)。一話よりはマシだったとは思うけど、やっぱりちょっとスケール感とドラマでの時間の短さがうまくかみ合ってない感じはうけます。ほいほい事が進んでるように見えちゃうっていう意味で。今回はとりあえず庭野と大沢無線の部分が描かれてたのでそこの部分はいいんですが、合併話とかがあまりにもするっと…(笑)。

とは言え、やっぱこういう内容のドラマはなかなか見られないので、次も楽しみに見ます。堺さんは今回よかったですし、そろそろ佐藤浩市も追い詰められてきていい感じになってくんないかなぁと…(笑)。ちょっとばかしかっこよすぎるというかスーパーマンすぎますよね、いまんとこ。

Posted by koko at 03:31 AM

官僚たちの夏2話

[映像], [映像] 2009.07.17(Fri)

突然全然違う話ですが、NHKでハゲタカやってた土曜ドラマ枠の武田鉄也の刑事ものがいいみたいですね。なんか好評。ずっしり重たげなドラマのようだし。むむ。見ればよかった…。って存在も知らなかったから見ようもないが(笑)。再放送しませんかね〜。

まぁそれはさておき、肝心の官僚たちの夏。一話はけっこう期待値が高かった分、個人的にがっかり感が強くなってしまったんですが…2話はまぁ面白かったです。これなら先を見続けられそうです(笑)。

一話はあまりにもさらさら話が流れすぎてて、ぶっちゃけプロジェクトXじゃねーんだからとか思ってしまったんですが、やっぱり時代背景の説明や人物紹介なんかで展開がこなれてなかったのがよくなかったみたいですね。2話は庭野や企業の苦労などの描写もあって、一応普通にドラマっぽくなってたと思います(笑)。あと、池内や玉木(だっけ?)あと…名前忘れた〜。高橋克典の動きも気になる感じで展開してますしね。堺さんもいい感じ。

ただ、やっぱ根本的に一業種一話ってのは出来事のスケールに対してちょっと短すぎるんじゃないですかねえ。二話ずつぐらいやってもバチは当たらないと思うんですが(笑)。一話よりはマシだったとは思うけど、やっぱりちょっとスケール感とドラマでの時間の短さがうまくかみ合ってない感じはうけます。ほいほい事が進んでるように見えちゃうっていう意味で。今回はとりあえず庭野と大沢無線の部分が描かれてたのでそこの部分はいいんですが、合併話とかがあまりにもするっと…(笑)。

とは言え、やっぱこういう内容のドラマはなかなか見られないので、次も楽しみに見ます。堺さんは今回よかったですし、そろそろ佐藤浩市も追い詰められてきていい感じになってくんないかなぁと…(笑)。ちょっとばかしかっこよすぎるというかスーパーマンすぎますよね、いまんとこ。

Posted by koko at 03:31 AM

つくづく本気のNHKはすごい(笑)

[映像] 2009.07.18(Sat)

クライマーズ・ハイ(NHKドラマ版)を見ました。
映画版も映画館で見てとても面白かったのですが、このNHKドラマ版も評判がすごくよかったんですよね。それに、なにげに映画で堺さんがやった役をドラマでは南朋さんがやってて南朋さんの評判もよろしかったので(そもそもハゲタカ主演を南朋さんに決めた理由がこのクラハイだったようです)、それも気になってドラマ版の方も見てみました。

私は原作を読んでいないのでもともとの全体像を知らないのですが、映画版はけっこう削ったり改変したりした場所があると聞いてました。で、実際見た感じでも、理解できない部分がけっこうあったんですね。ぶっちゃけクライマーズ・ハイという状態も(言葉では出てきてるのでアタマではわかっていますが)映画版ではすっきりとは伝わってきていなかったし、悠木の親がどうこうだとかこの社長はなんなのか?とか安西がやってたことはなんだったのか?とかいろいろ理解できないままの部分がありました。多分原作から削られてしまってうまく話がつながらなくなっている部分なのだろうと思っていましたが…。

ドラマ版を見たらこの話が書こうとしたものがくっきりはっきりわかります。ドラマ版と映画版は長さはほぼ同じぐらい(5分だけドラマの方が長い)。でも、ぶっちゃけ、お話としてはドラマ版を見なくてはこの話の本当の部分はわからない、と思う。

映画版にももちろん良さはあって、ドラマ版と同様役者さんたちの熱い演技は本当に見ごたえがあったし、あと映像自体はさすがに映画の方が臨場感があってすごい映像を撮ってます。というかドラマ版は事故現場の映像はさすがに撮れないですから、そこらへんはニュース映像を使って繋いでるけど(NHKが第一報を伝えたニュース映像とか、ある意味興味深い映像ですが)、映画はそこら辺も撮ってるし。

だがしかし、悠木に関しては圧倒的にドラマ版に軍配があがります。つーか、ドラマ版を見ると映画版の悠木は「一体なぜゆえにそんな設定に?」と疑問が残る部分が相当あります。なぜ、家族と別居させた?悠木が20年後に山に登るシーンは息子との関係性を抜きには語れないのですが、それがまるっとないので(会ってないそうなので、なんとなく確執があるらしい?ぐらい)、山のシーンの意味がそもそも伝わらないんですよね。あと、社長はなんだったんだ?もしかしたらあれは原作にある設定で、ドラマ版はそこを抜いたのかもしれませんが…映画版の状況を見るに悠木の家族を外して社長の云々を入れた意味はさっぱりわかりません…。映画版は本当悠木の心理が伝わってこない構成だったんだなぁとつくづく…。最後の意味不明のニュージーランドとか。

佐藤浩市が涙をこぼすシーンが二つあるんですが、二つとも本当にずっしりと重い涙でした。佐藤さんは強くてかっこいいですけど、強くてかっこよくて弱くて無様みたいなシーンをやらせると本当にいいです。娘とのシーンとか、よすぎて泣けてきそうでした。

ああ、でも、映画版は堺さんが無駄においしいけどね(笑)。佐山に関しては、堺さんはすごくキャラが立っててメインの見せ場の1つになっていましたが(あんまストーリー的には意味のない見せ場ですが…(笑)。あの無駄な眼力ときたら…なんかしでかすのかと思ったもんなぁ(笑))、南朋さんのほうはあくまで悠木のドラマを描くサポートに徹しているという印象でした。しかし…この佐山役から鷲津に抜擢するNHKの人たちの眼力にビックリしてしまいますわ(笑)。なんでこの佐山から鷲津をやらせようと思うんだろ…(笑)。どーしても同じ人に見えんとよ(笑)。

なんつーか、映画は多分見せ場っていうのをかなり意識して作ってて、その分表面的にはすごく面白いシーンがたくさんあるんですね。社長のシーンとかもその場その場はすごく面白いわけです。だから、見てて面白い。
でもやはり圧倒的にNHK>映画でした。つくづく、本気のNHKはすごい(笑)。それと、やっぱ役者を生かすのも殺すのも演出と脚本次第ですなぁ…。

Posted by koko at 04:29 AM | Comment (0)

官僚たちの夏3話

[映像] 2009.07.20(Mon)

軽快にさくさく続きを見ている珍しい私(笑)。ぶつくさ言いつつも楽しみにしているということなのか、単にドラマブームが到来しているのか(すみませんきっとドラマブームです)。

しかし、1話はちょっとつまらなくてがっかりしたけどとりあえずは3話までは見てみようという感じでしたが、今回は文句なしに面白かったです。3話までとりあえず様子見しててよかった。これならホントこれからも期待。

最初から佐藤さんや堺さんよりも敵対する立場になりそうな船越さんたちのほうがなぜかなんとなくいい感じだなぁと思ってましたが、今回も船越さん演じる玉木がとてもよかった。あと、国内産業派のなかでは最初からいちばんよかった高橋克実もとてもいいです。あとざこば師匠な。最後の鮎川と岡谷社長はたまらなかったですね。あ、あと、池内もいい。

つーか、風越がなかなかいいシーンがないですね〜。今回はまぁ繊維の話で重工業局長の風越はそもそも蚊帳の外だったんで仕方ないですけど。う〜ん。ま、でもまだ3話だから、このあとに期待。

Posted by koko at 02:19 AM | Comment (0)

チルドレン再見

[映像], [映像] 2009.07.21(Tue)

なんとなーく南朋さんの陣内がもう一回見たくなってチルドレンを見返してたんですね。
そしたら、酔っ払いのなかに相島さんがいることにまず気がつきまして。おや、相島さんじゃねーか、今の?と思ったんだけど、チルドレンうちのテレビだと?なんか画質が微妙で見づらいんですよ。それで自信ないままあとでテロップ確認しようっと思ってて、さらに見続けてたら、小西真奈美の役の女子高生時代の子が出てきました。この子、最初見たときも「わぁ美人だなぁ。好みの顔だわぁ。でもこの子こにたんよりも大人っぽいじゃん(笑)」とか思って引っかかってたんですけども、今回見たら…「てか、これ、しのぶ(@喜多善男)じゃね?」と。
これもテロップで確認しなくては…と思ってテロップ確認したら、やっぱりエキストラな感じの名前羅列のなかに吉高由里子の名前発見!やっぱりしのぶだ。
つか、みずほの女子高生時代をしのぶがやってるってのがすごく面白い(笑)。

吉高由里子、しのぶのときも好きでしたが、このときのも美人でいい感じです。台詞ないけど。顔が好みだし演技も好きな気がしますが、蛇にピアスは、うう、絶対に見る気にならん…。キャスト見たら高良くんにARATAもいる。でも無理だなぁ…。蛇にピアス見るなら頑張って南朋さんのイチ見るほうがいい気がする…でも、多分イチも無理だけど…。

あ、そうそう、やっぱり相島さんでした。友情出演で。

Posted by koko at 04:28 AM

チルドレン再見

[映像], [映像] 2009.07.21(Tue)

なんとなーく南朋さんの陣内がもう一回見たくなってチルドレンを見返してたんですね。
そしたら、酔っ払いのなかに相島さんがいることにまず気がつきまして。おや、相島さんじゃねーか、今の?と思ったんだけど、チルドレンうちのテレビだと?なんか画質が微妙で見づらいんですよ。それで自信ないままあとでテロップ確認しようっと思ってて、さらに見続けてたら、小西真奈美の役の女子高生時代の子が出てきました。この子、最初見たときも「わぁ美人だなぁ。好みの顔だわぁ。でもこの子こにたんよりも大人っぽいじゃん(笑)」とか思って引っかかってたんですけども、今回見たら…「てか、これ、しのぶ(@喜多善男)じゃね?」と。
これもテロップで確認しなくては…と思ってテロップ確認したら、やっぱりエキストラな感じの名前羅列のなかに吉高由里子の名前発見!やっぱりしのぶだ。
つか、みずほの女子高生時代をしのぶがやってるってのがすごく面白い(笑)。

吉高由里子、しのぶのときも好きでしたが、このときのも美人でいい感じです。台詞ないけど。顔が好みだし演技も好きな気がしますが、蛇にピアスは、うう、絶対に見る気にならん…。キャスト見たら高良くんにARATAもいる。でも無理だなぁ…。蛇にピアス見るなら頑張って南朋さんのイチ見るほうがいい気がする…でも、多分イチも無理だけど…。

あ、そうそう、やっぱり相島さんでした。友情出演で。

Posted by koko at 04:28 AM

イツカ波ノ彼方ニ

[映像], [映像] 2009.07.25(Sat)

南朋さんがわりと出演者上位の方にいる(うえから3番目)ので見てみた映画。
ちなみに映画自体の評判はあんまりよくなくて、ついでに言うと南朋さん的にも特に語られることの少ない映画。
毎度ながらネタバレします。

で、まぁあんまり期待はしないで見始めました。したら思いがけず、南朋さん超いっぱい出てる。アイドル(かな?)ふたりの主演作なのでもっと地味〜な感じで脇を固めてるのかと思いましたが、いや、これ、3人の話ですよね。というか、前半はおもっきり南朋さん演じるかっちゃんが主人公だと思って見てました(笑)。むしろいちごは全然脇だしな。
と思ったら、半分ぐらいのところでまんまとなんか死にましたがね。しかもそんな死に方て…。豚はねぇわ。一瞬いやな予感したんだよなー。

とは言え、豚に食われても、やはりこのお話におけるかっちゃんの存在はすごく大きかったので、私としてはそんなに悲しい思いはせずに最後まで楽しく見られました。

映画自体の評判が悪い理由はまぁわかるっちゃわかる(笑)。私も最後辺りはちょっと目が点になって「…つーか、この話はいったいなんぞ??」って感じでした(笑)。でも、ストーリーが奇抜というかシュールというか…いや、それほどでもないんだけど…とにかく「…なんぞこれ?」という感じのわりには、なんとなく全体を通して雰囲気が気持ちいいので、なんか最後まで楽しく見られてしまいました。いやーな雰囲気になってもおかしくない展開はしてたんですけどね。

かっちゃんが南朋さんファンに特に語られないのはやっぱあの死に方がアレなせいかしらん。でも、私はかっちゃんは好きでした。なんやかんや言いつつも当然のようにアキを助けて(しれっと死体損壊…)、いちごも助けて、カメを背負って、大人で村でもうまくやってて、でも、本気で竜宮城に行くことを夢見てた男。結局かっちゃんは死んじゃって、アキもかっちゃんの夢を叶えようとしてやっぱり死んじゃいましたが、でもアキはこのとき可哀想じゃなくて多分かっちゃんに追いつけて嬉しかったんじゃないでしょうか。それに、多分ふたりは竜宮城(って死なのですが)に行けた感じだし。つーか、かっちゃん、カメになってたな…。一足先に死んじゃったのでいちごを竜宮城に迎えに来たんですかね。うーむ、やっぱり、何ぞこの話…(笑)。
まぁよくわからなかったけど、なんとなく好きな感じの映画でした。はい。

つーか、個人的にはアキにまったく萌えがなかったんですが、もしも私がアキに萌えがあったなら正直そっち方面でなんと素敵な話!と思ったかもしれん…(笑)。まぁ死んじゃったけど、でも最後見ると死んでも一緒っぽいしさー、このふたり(笑)。お婆が途中で「アキは勝男しか頼れる者がいないし、勝男もアキしか守る者がいない」みたいなこと言ってたけど、こういう関係性は超好み。まぁでもアキには本当にまったく萌えなかったのですが。いや、多分アキというキャラそのものは萌えだったのですが、残念ながらあの役者さんの感じでは萌えがなかった…(笑)。しかし、それをさておいてもこのふたりの感じは好みです(かっちゃんのほうには萌え萌えでしたし)。そうかぁ、それでちょっと好きな感じだったんだな…<って、どうよそれ(笑)。

Posted by koko at 01:44 AM

イツカ波ノ彼方ニ

[映像], [映像] 2009.07.25(Sat)

南朋さんがわりと出演者上位の方にいる(うえから3番目)ので見てみた映画。
ちなみに映画自体の評判はあんまりよくなくて、ついでに言うと南朋さん的にも特に語られることの少ない映画。
毎度ながらネタバレします。

で、まぁあんまり期待はしないで見始めました。したら思いがけず、南朋さん超いっぱい出てる。アイドル(かな?)ふたりの主演作なのでもっと地味〜な感じで脇を固めてるのかと思いましたが、いや、これ、3人の話ですよね。というか、前半はおもっきり南朋さん演じるかっちゃんが主人公だと思って見てました(笑)。むしろいちごは全然脇だしな。
と思ったら、半分ぐらいのところでまんまとなんか死にましたがね。しかもそんな死に方て…。豚はねぇわ。一瞬いやな予感したんだよなー。

とは言え、豚に食われても、やはりこのお話におけるかっちゃんの存在はすごく大きかったので、私としてはそんなに悲しい思いはせずに最後まで楽しく見られました。

映画自体の評判が悪い理由はまぁわかるっちゃわかる(笑)。私も最後辺りはちょっと目が点になって「…つーか、この話はいったいなんぞ??」って感じでした(笑)。でも、ストーリーが奇抜というかシュールというか…いや、それほどでもないんだけど…とにかく「…なんぞこれ?」という感じのわりには、なんとなく全体を通して雰囲気が気持ちいいので、なんか最後まで楽しく見られてしまいました。いやーな雰囲気になってもおかしくない展開はしてたんですけどね。

かっちゃんが南朋さんファンに特に語られないのはやっぱあの死に方がアレなせいかしらん。でも、私はかっちゃんは好きでした。なんやかんや言いつつも当然のようにアキを助けて(しれっと死体損壊…)、いちごも助けて、カメを背負って、大人で村でもうまくやってて、でも、本気で竜宮城に行くことを夢見てた男。結局かっちゃんは死んじゃって、アキもかっちゃんの夢を叶えようとしてやっぱり死んじゃいましたが、でもアキはこのとき可哀想じゃなくて多分かっちゃんに追いつけて嬉しかったんじゃないでしょうか。それに、多分ふたりは竜宮城(って死なのですが)に行けた感じだし。つーか、かっちゃん、カメになってたな…。一足先に死んじゃったのでいちごを竜宮城に迎えに来たんですかね。うーむ、やっぱり、何ぞこの話…(笑)。
まぁよくわからなかったけど、なんとなく好きな感じの映画でした。はい。

つーか、個人的にはアキにまったく萌えがなかったんですが、もしも私がアキに萌えがあったなら正直そっち方面でなんと素敵な話!と思ったかもしれん…(笑)。まぁ死んじゃったけど、でも最後見ると死んでも一緒っぽいしさー、このふたり(笑)。お婆が途中で「アキは勝男しか頼れる者がいないし、勝男もアキしか守る者がいない」みたいなこと言ってたけど、こういう関係性は超好み。まぁでもアキには本当にまったく萌えなかったのですが。いや、多分アキというキャラそのものは萌えだったのですが、残念ながらあの役者さんの感じでは萌えがなかった…(笑)。しかし、それをさておいてもこのふたりの感じは好みです(かっちゃんのほうには萌え萌えでしたし)。そうかぁ、それでちょっと好きな感じだったんだな…<って、どうよそれ(笑)。

Posted by koko at 01:44 AM

官僚たちの夏4話

[映像], [映像] 2009.07.28(Tue)

繊維産業は2話続きでした。前回は個人的にけっこう面白く見られたのですが、うーん、やっぱり乗り切らないかも…。
多分一番問題なのは、風越の魅力が本当に伝わってきませんねん。ミスター通産省とか周囲の評価とか建前的には相当かなり魅力的な人のはず!なのですが、それが全然伝わってこないのよねえ。前回も書きましたが、むしろ対立している玉木のほうの苦悩とかのほうが伝わってきちゃうし。

それにしてもこのドラマ、すごいメンツを揃えてますよねえ。出てくる人出てくる人知ってる人ばっかでビックリしますわ。でもこれだけすごいメンツを揃えてるんなら、もうちょっとイケないか?という感じがします。会議のシーンの池内さんとか、部分部分はとても見ごたえがあるんですが、それが全体にうまく繋がってない…のかなぁ…。なんかちょっと切り貼りしてる感じがしちゃうのかなぁ。

と、ぶつくさ言いながらも見てるんですけどね(笑)。

Posted by koko at 04:19 AM

官僚たちの夏4話

[映像], [映像] 2009.07.28(Tue)

繊維産業は2話続きでした。前回は個人的にけっこう面白く見られたのですが、うーん、やっぱり乗り切らないかも…。
多分一番問題なのは、風越の魅力が本当に伝わってきませんねん。ミスター通産省とか周囲の評価とか建前的には相当かなり魅力的な人のはず!なのですが、それが全然伝わってこないのよねえ。前回も書きましたが、むしろ対立している玉木のほうの苦悩とかのほうが伝わってきちゃうし。

それにしてもこのドラマ、すごいメンツを揃えてますよねえ。出てくる人出てくる人知ってる人ばっかでビックリしますわ。でもこれだけすごいメンツを揃えてるんなら、もうちょっとイケないか?という感じがします。会議のシーンの池内さんとか、部分部分はとても見ごたえがあるんですが、それが全体にうまく繋がってない…のかなぁ…。なんかちょっと切り貼りしてる感じがしちゃうのかなぁ。

と、ぶつくさ言いながらも見てるんですけどね(笑)。

Posted by koko at 04:19 AM

蟲師

[映像] 2009.07.31(Fri)

例によって南朋さんがいるということで。原作もアニメも見たことがなくて、話もまったく知りません。最近は、原作を超える映像化とかってめったにないと思ったので、逆に原作をあえてまったく知らないまま見るという方向なんです。だって、原作→映像化の順で見るとがっかりすることが多いし、逆なら好みはあれどまぁだいたいは原作は面白いから(笑)。
特に、この映画の蟲師は評判が相当悪く、多分原作をまったくうまく活かせてないのであろうと思ったのであえて原作や話を知らずに見たほうがよかろうと思ったわけです。

以下ネタバレしますんでよろしく〜。

いやぁ、しまった!
話がわかんなかったよ!(笑)

いや、一応私はそれなりにはストーリーを追えていたので、まぁまぁわかるじゃんよかったよかったと思いながら見てたんですが…最後がぁぁ。
最後が究極にわからなすぎた!!(笑)

「えっ?今の何っ?ええっわかんね。なになに今の…ああああ、嘘、エンディングにいっちまったぁぁぁ!!最後がさっぱりわかんないまま終わったぁぁぁ!」って感じでした(笑)。

あまりにもわからなかったので、こっちは評判がすごくいいアニメの方でも見てみようかと思いました(笑)。しかし、この映画いろいろ改変されているようですが、ギンコの過去は改変されてるのでしょうか?ここがされてないとしたら、うーん、残念なネタバレになっちゃうな(最初に書いたことと矛盾)。

でも、まぁ南朋さんはとてもよかったんじゃないでしょうか。というか、役者さんたちは基本的に皆さんよかったんですけどね。なかなか映像も面白かったし、雰囲気も悪くなかった。というより好きだったんですがね〜。う〜ん、最後がぁ〜…。
いや、その前からけっこう謎なところがあって、淡幽いわくどこぞにいってぬいと同じようにせんと治らんと思うって話だったんで、そこに行ってギンコを治すのかと思いきや、なぜかいつのまにかしれっと治ってるのです(笑)。「順調な回復振り」とか虹郎が言うだけで(笑)。でも、そこら辺になってくると「ああ、これは虹郎とギンコのふたり旅の話なんだな」って気分になってたので(その前はギンコの過去の話がメインかと思ってて、だから治す過程でもういっちょ過去と直面するうんぬんがあるのかと思っていた)、ギンコのなかにいる蟲の話やらトコヤミやらギンコやらぬいの話はあんま追求すんなってことかなと思ってたんです。で、虹郎との別れで終わりかと思ったんですね。私的にはここでけっこうすっきりしてましたし。したら話が続いて、おや、ぬいの話をまだ引きずるらしい、んじゃ最後の締めがあるのね、と思ったら、ここの部分がさっぱりわからないまま終わってしまったわけです(笑)。虹郎との別れのところで終わってればまあいろいろ「アレ?」って部分は残ったにせよ、それなりにはスッキリな感じだったと思うんですけどね〜。

Posted by koko at 02:16 AM | Comment (0)

アヒルと鴨のコインロッカー

[映像] 2009.08.02(Sun)

ずっと見たい見たいと思っていたのですが、レンタル稼働率が高いみたいでなかなか遭遇できなかったのがやっと借りられましたねん。誰が出てるかということもあまり認識せずに見ました(龍平がいることは認識してたけど。ハローバイバイの関さんが出てきてびっくらこきました(笑))。
なんだかすごく語りたい気分になる映画でありますが、同時にものすごく語りづらい映画でもありますな。伊坂作品は全体にそうですが…ネタバレをしないと語れないが、ネタバレはぜひともしたくないっていう…。とゆーわけで、これから見る人は回避よろしく。

私は伊坂作品は二作しか読んでないんでとても語れるレベルじゃないんですけど、なんかこう絶対的な悪がけっこういますよね。今回ももう本当に救いようのない悪がいます。でも、そういうのがあるのになぜかさらりと読めてしまうのが彼の作品世界の特徴だと感じるのですが、この映画はそういう彼独特の空気感がうまく映像化できているんじゃないかなと思います。すごーくいやなシーンはあるんだけどな(笑)。あと、もうひとつ伊坂作品の特徴と感じるのが、犯罪だよそりゃっていう行為がけっこう否定されないということ。犯罪を犯している側寄りで作品が書かれていることがあるんですよね。彼のこの辺の善悪の感覚ってちょっと独特で面白いなぁと思います。でも、ここら辺で伊坂作品が受け付けない人というのもいるだろうと思ってます。ラッシュライフの河原崎とか、そこまで彼の視点で読んでるだけにしんどい部分もあるし。
この映画も実にうまく伊坂作品を表現した結果だと思うのですが、そこら辺の境界が難しい感じになってて(笑)、受け付けない人もいるだろうなという感じもしました。
もう後半はドルジに感情移入して見てるから、やっちまえと思っちゃうし。いや、でも、それ犯罪…みたいな。つーか、警官二人!!すべてはお前らのせいだ!!まぁ河崎は仕方ないんだけどさ…でも、あんなことのあとじゃなかったら琴美と二人で受け入れられただろうしさ。悲しいなぁ…。最後はやっぱり死んだ設定が有力なんでしょうけど、伊坂作品なら死なないルートも十分アリだと思ったので私は死んでない設定で。神様に見てみぬふりを…ってのもどっちの意味でも取れるし、いずれにしても、映画のなかでは結末がどちらというのは確定できないと思いますんで。うーん、語りづらいな、やっぱ。

しっかし、役者さんたちがすごくよかったですね。濱田岳、瑛太、そして龍平、三人とも本当よかったです。役者さんたちの力がなかったら、この映画は失敗しかねなかったぐらい、難しい演技だったと思いますし。

さて、やっと懸案のアヒルと鴨を見られたので…フィッシュストーリー、早くDVDにならないかな!!!南朋さん見たいんだよう!!ゴールデン・スランバーも見たいのですが、南朋さんの役がそんなにいい役じゃなさそうなので、ちと心配。

Posted by koko at 04:00 AM | Comment (0)

インファナル・アフェア

[映像], [映像] 2009.08.04(Tue)

100円レンタルじゃなかったら、まず借りてくることはなかったでしょうね〜。なんかアタマにタイトルだけはずっとあったのですがアジア映画だということすら知りませんでしたから…(笑)。で、アジアの映画だと知ったときに評判が良いらしいということも知って、なんとなく気まぐれで借りてきてみました。そんな感じだったんで、見たのも返却期限ギリギリでもう諦めて見ないで返しちゃおうかな〜って状態だったんですが、いやぁ、無理して見てよかった〜〜!なんか知らないけどとても気に入ってしまいました。なんかハマってしまいました。ハマった理由が自分でもよくわからないんですけど(笑)、まぁとにかく面白かったです。
以下ネタバレ。

なにぶんこんな感じなので、ジャケットの裏に書いてあるような基本情報もまったく知らないまま見てましたんで、二人の置かれた立場を把握するのにちょっと手間取ってしまいました^^;;。いや、あの言い訳するとですね、若い頃の二人を別の役者さんが演じていて、この二人がよく似てまして(大人になった後の二人にじゃなくて、若い役者さん同士が…)、しかもわりと普通の見かけだったために周囲の若者にもまぎれてしまい、誰がなんだかさっぱりわからないまま10年前のシーンが過ぎちゃったのです^^;。それでもヤンの方は途中で自信がないながらもなんとなく個別認識できたので、トニー・レオンになったときもすんなり警察からマフィアに潜入させられたんだなってのは理解できたのですが、ラウの方が…^^;。あの冒頭のシーンの意味がまったく理解できないまま進んでしまったために、マフィアから警察に送り込まれたスパイという基本的な立場がかなり長く把握できませんでした(爆)。ああ、この理解力のなさが情けない^^;;。途中で「あれ?あれ?この人裏切ってない??いや、まさか…でもやっぱり裏切ってない???」みたいな感じでしたもん(笑)。自分の理解力のなさが情けねえ。でも、こんな状態でも、とても面白く見られましたから!!
でもやっぱ、私はずっとヤンに感情移入してみてしまったのですが、それはやっぱりラウの立場を理解するのに時間がかかったってのがあったかもしれないです。

最後が衝撃!!だったんですが。いや、まぁああいう映画なので、いつ死んでもおかしくないと思いながら見てたんですけど、でも、まさかあのタイミング…(号泣)。
と言っても、じゃあどうやって終わってほしかったのかと聞かれると悩んでしまいますけどね…。もうあのときはラウのほうにも超感情移入してしまってたので、ラウのことも助けてあげたかったんです。で、ラウと助けようとなるとヤンに見逃してもらわなくちゃいけないんですが…無理だよなあ…。ヤンは警官だもの。しかも、そのアイデンティティが失われる恐怖に常に追い詰められてるのをギリギリで耐えてた人だもの…。「俺は太陽に恥じることは何もしていない」っていう台詞を思い出すとね…。それを手放したらラウと同じ無間地獄ですよねえ…。そんなの可哀想すぎる。と思うとやっぱり二人とも救うのは無理なんだろうなぁとは思うのですが。でも、私は甘ちゃんなので、やっぱり生きててほしかったよう〜!!とショックなのですが。

とは言え、ラストはラウよりヤンのほうが救いがあるんですよね…。このエンディングは本当にすごいと思います。つーか、本当脚本がすばらしいですよね。これだけ作りこみながら、何を書くのかということを一切ぶれずに書ききった脚本って本当すごいと思います。ヤンが死んでしまった瞬間のラウの絶望的な表情、善になりたかったのにどうしても善になれない苦しさがすごく良く出てたと思います。そして、降りていくエレベーターから聞こえてくる発砲音…本当ラウが可哀想でした。でも、今までやってきたことを全部なかったことになんてできないから仕方ないんだけど…悲しくて切ないです。

しかし、ヤンを演じるトニー・レオンがむっちゃよかったですわ〜。おかしいなあ、レッド・クリフをチラ見したときに「どこがかっこいいのか全然わからない」とか言ってたんだけどなぁ…(笑)。でも、本当よかったです。ウォン警部が亡くなったあととかたまりませんでした。
女子二人はなんかそんなに要らなくね?という感じでしたけど、でも、ジャマになるほどでもなかったので、まぁいいかなって感じです。それに、女子がまったく絡まないのもね〜、ラウのほうはやっぱり善になりたかった一因に彼女のことはあったでしょうからね。

続編の2と3も見たいのですが、なぜか100円レンタルのお店に2だけが見当たりませんねん。3はあるのですが…。ぶっちゃけ2は若い頃の話でトニー・レオンとかがいないので、飛ばしちゃおうかな〜とも思ったのですが、3は前をちゃんと見てる人向きに作られているそうだししかも相当話が複雑らしく…過去話である2を飛ばすと理解不能に陥る可能性もあるかなぁと。つーか、なんで2だけないんだよぅ〜。

Posted by koko at 03:48 AM

インファナル・アフェア

[映像], [映像] 2009.08.04(Tue)

100円レンタルじゃなかったら、まず借りてくることはなかったでしょうね〜。なんかアタマにタイトルだけはずっとあったのですがアジア映画だということすら知りませんでしたから…(笑)。で、アジアの映画だと知ったときに評判が良いらしいということも知って、なんとなく気まぐれで借りてきてみました。そんな感じだったんで、見たのも返却期限ギリギリでもう諦めて見ないで返しちゃおうかな〜って状態だったんですが、いやぁ、無理して見てよかった〜〜!なんか知らないけどとても気に入ってしまいました。なんかハマってしまいました。ハマった理由が自分でもよくわからないんですけど(笑)、まぁとにかく面白かったです。
以下ネタバレ。

なにぶんこんな感じなので、ジャケットの裏に書いてあるような基本情報もまったく知らないまま見てましたんで、二人の置かれた立場を把握するのにちょっと手間取ってしまいました^^;;。いや、あの言い訳するとですね、若い頃の二人を別の役者さんが演じていて、この二人がよく似てまして(大人になった後の二人にじゃなくて、若い役者さん同士が…)、しかもわりと普通の見かけだったために周囲の若者にもまぎれてしまい、誰がなんだかさっぱりわからないまま10年前のシーンが過ぎちゃったのです^^;。それでもヤンの方は途中で自信がないながらもなんとなく個別認識できたので、トニー・レオンになったときもすんなり警察からマフィアに潜入させられたんだなってのは理解できたのですが、ラウの方が…^^;。あの冒頭のシーンの意味がまったく理解できないまま進んでしまったために、マフィアから警察に送り込まれたスパイという基本的な立場がかなり長く把握できませんでした(爆)。ああ、この理解力のなさが情けない^^;;。途中で「あれ?あれ?この人裏切ってない??いや、まさか…でもやっぱり裏切ってない???」みたいな感じでしたもん(笑)。自分の理解力のなさが情けねえ。でも、こんな状態でも、とても面白く見られましたから!!
でもやっぱ、私はずっとヤンに感情移入してみてしまったのですが、それはやっぱりラウの立場を理解するのに時間がかかったってのがあったかもしれないです。

最後が衝撃!!だったんですが。いや、まぁああいう映画なので、いつ死んでもおかしくないと思いながら見てたんですけど、でも、まさかあのタイミング…(号泣)。
と言っても、じゃあどうやって終わってほしかったのかと聞かれると悩んでしまいますけどね…。もうあのときはラウのほうにも超感情移入してしまってたので、ラウのことも助けてあげたかったんです。で、ラウと助けようとなるとヤンに見逃してもらわなくちゃいけないんですが…無理だよなあ…。ヤンは警官だもの。しかも、そのアイデンティティが失われる恐怖に常に追い詰められてるのをギリギリで耐えてた人だもの…。「俺は太陽に恥じることは何もしていない」っていう台詞を思い出すとね…。それを手放したらラウと同じ無間地獄ですよねえ…。そんなの可哀想すぎる。と思うとやっぱり二人とも救うのは無理なんだろうなぁとは思うのですが。でも、私は甘ちゃんなので、やっぱり生きててほしかったよう〜!!とショックなのですが。

とは言え、ラストはラウよりヤンのほうが救いがあるんですよね…。このエンディングは本当にすごいと思います。つーか、本当脚本がすばらしいですよね。これだけ作りこみながら、何を書くのかということを一切ぶれずに書ききった脚本って本当すごいと思います。ヤンが死んでしまった瞬間のラウの絶望的な表情、善になりたかったのにどうしても善になれない苦しさがすごく良く出てたと思います。そして、降りていくエレベーターから聞こえてくる発砲音…本当ラウが可哀想でした。でも、今までやってきたことを全部なかったことになんてできないから仕方ないんだけど…悲しくて切ないです。

しかし、ヤンを演じるトニー・レオンがむっちゃよかったですわ〜。おかしいなあ、レッド・クリフをチラ見したときに「どこがかっこいいのか全然わからない」とか言ってたんだけどなぁ…(笑)。でも、本当よかったです。ウォン警部が亡くなったあととかたまりませんでした。
女子二人はなんかそんなに要らなくね?という感じでしたけど、でも、ジャマになるほどでもなかったので、まぁいいかなって感じです。それに、女子がまったく絡まないのもね〜、ラウのほうはやっぱり善になりたかった一因に彼女のことはあったでしょうからね。

続編の2と3も見たいのですが、なぜか100円レンタルのお店に2だけが見当たりませんねん。3はあるのですが…。ぶっちゃけ2は若い頃の話でトニー・レオンとかがいないので、飛ばしちゃおうかな〜とも思ったのですが、3は前をちゃんと見てる人向きに作られているそうだししかも相当話が複雑らしく…過去話である2を飛ばすと理解不能に陥る可能性もあるかなぁと。つーか、なんで2だけないんだよぅ〜。

Posted by koko at 03:48 AM

りょーまでん

[映像], [映像] 2010.01.04(Mon)

一話、早速見ました。なにしろ一年やるドラマの一話なのでさわりもさわりで、今後どうなるのやらつかめたものではないのですが、とりあえずの印象。ネタバレしますよ(いや、別にネタバレというほどの何かがあるわけではないんですが(笑))。

OPが謎のCG三昧でびっくらこきました(笑)。なんぞあの龍…というか全体に。手紙(くるくる巻いたヤツ)が舞ってたり、全体に謎過ぎる。あっけにとられてスタッフロールとか全部見損ねました(笑)。あとから考えてみるとヒストリアのOPみたいな感じでしたね。あまりあれ得意じゃなくて、普通のほうがよかったけど、中身に関係ない瑣末ごとなのでまぁいいや。曲はかっこいい。

しかし、大河だから子ども時代からおもむろに始まるんですね〜。ここらへん大河仕様って感じで、普段短くて「いや、どうやってあと一話で話おさまるん?」みたいなドラマばかり見てる私的には、新鮮でびっくり。でも、大河によっては、数話ぐらい延々子役でやったりする場合もあるみたいですね。個人的には子ども時代を数回続けられたらそのあいだに挫折したと思うので(笑)、一話中に大人龍馬にいってくれて助かりましたけども。子役龍馬は天使のごとき可愛さでしたけど、やっぱり子どもの演技は無意識にハラハラしてしまうので(乙女役の子どもはよかった)。普通のドラマならここらへんのエピは本編の合間合間でちょびっとでてくる過去エピみたいな扱いになると思うので、やっぱりこういうところは大河なんだなあと思います。

中盤辺りまではどういう雰囲気になるのかつかめず(子ども龍馬の辺りがお坊ちゃま育ちっていうよりはなんかちょっとトラウマしょってそうな暗い感じに見えたのもあって)、かなり様子をうかがってる感じだったんですけど、武市さんのお酒エピが出てきた辺りから焦点があってきたかな。武市さん、おもいがけず人間臭いっちゅーか(笑)。別にかっこよくない(笑)。この人間臭い、ちょっとヘタレな感じもあるようなキャラ像からどうやって暗殺を繰り返す人になるのかと思うと、この先が気になりますね。真面目ないい人だと思うので、多分正義感とか責任感からダークサイドに落ちるんでしょうけど…。しっかし、やはり南朋さん地味だなー(笑)。香川さんのインパクトがすごいだけに南朋さんの地味さが目に付くぜ(笑)。香川さんの嫉妬ぶりとツンデレ予感、そしてあの汚さはすごい(笑)。なんか暴れると埃舞ってるし(笑)。

でも福山龍馬、個人的には好きかも。ここからどうなっていくかはまだまだわかりませんが、剣は強いしかっこいいし、でもなんかふわふわしてる感じが、多分いわゆる龍馬とは違うんでしょうが、個人的にはいい感じ。今後どうなっていくかも楽しみ。
つーか、私、実は龍馬ってぜーんぜん知らないんですよねー。竜馬がゆくも読んだことないしー(いや、多分一巻だけは読んだことがある気がするけど。武市さんの大ファンが友人にいて「武市半平太がいいのよー」と薦められて)。竜馬がらみのドラマとかも見たことないしー。なので福山龍馬にも全然違和感は感じなくていいです。

脚本はいまのところ無難かな。でもちょっと危険な香りも漂いつつ…(笑)。個人的には上士のステレオタイプすぎる悪者っぷりが気になりましたけど(上士と下士の差別問題を書くにしてももう少しどうにか書きようがあるのでは…と素人感覚ですが…)、まぁ一話は説明もしなきゃならんし、つかみも必要だし、いろいろ難しいからな。でも弥太郎のお父さんとかの書き方を見ると今後バランスとれていくかも。演出は大友さんだなあ!!って感じで(笑)。彼の演出はもう好みの問題に帰着すると思うので、ハゲタカ好きの私は何も言うことはない(笑)。私はこのプログレッシブカメラとやらの画面はセットがセットに見えなくなってなんかいい感じに見えるので好きなんですけど、光とか構図とか色味とか妙に凝ってるので見づらいという人がいるのもわかるのでまぁ好みは割れるんだろうなと思います。でも私は龍馬伝に関しては全然見づらくは感じなかったですけどね(個人的にはハンディの手ぶれも気になったことがない)。ちなみに外事警察は暗すぎて見づらい場面もありました(笑)。

そんな感じです。あ、以蔵君は思ったよりも浮いてなくて個人的にはよかったです。女性陣がちょっとイマイチでしたが、NHKはそういうの多いので気にならない程度。やっぱり一番心配なのは脚本なのですが、こればっかりは祈るしかないので、気長に見ていきたいと思います、はい。

Posted by koko at 01:07 AM

りょーまでん

[映像], [映像] 2010.01.04(Mon)

一話、早速見ました。なにしろ一年やるドラマの一話なのでさわりもさわりで、今後どうなるのやらつかめたものではないのですが、とりあえずの印象。ネタバレしますよ(いや、別にネタバレというほどの何かがあるわけではないんですが(笑))。

OPが謎のCG三昧でびっくらこきました(笑)。なんぞあの龍…というか全体に。手紙(くるくる巻いたヤツ)が舞ってたり、全体に謎過ぎる。あっけにとられてスタッフロールとか全部見損ねました(笑)。あとから考えてみるとヒストリアのOPみたいな感じでしたね。あまりあれ得意じゃなくて、普通のほうがよかったけど、中身に関係ない瑣末ごとなのでまぁいいや。曲はかっこいい。

しかし、大河だから子ども時代からおもむろに始まるんですね〜。ここらへん大河仕様って感じで、普段短くて「いや、どうやってあと一話で話おさまるん?」みたいなドラマばかり見てる私的には、新鮮でびっくり。でも、大河によっては、数話ぐらい延々子役でやったりする場合もあるみたいですね。個人的には子ども時代を数回続けられたらそのあいだに挫折したと思うので(笑)、一話中に大人龍馬にいってくれて助かりましたけども。子役龍馬は天使のごとき可愛さでしたけど、やっぱり子どもの演技は無意識にハラハラしてしまうので(乙女役の子どもはよかった)。普通のドラマならここらへんのエピは本編の合間合間でちょびっとでてくる過去エピみたいな扱いになると思うので、やっぱりこういうところは大河なんだなあと思います。

中盤辺りまではどういう雰囲気になるのかつかめず(子ども龍馬の辺りがお坊ちゃま育ちっていうよりはなんかちょっとトラウマしょってそうな暗い感じに見えたのもあって)、かなり様子をうかがってる感じだったんですけど、武市さんのお酒エピが出てきた辺りから焦点があってきたかな。武市さん、おもいがけず人間臭いっちゅーか(笑)。別にかっこよくない(笑)。この人間臭い、ちょっとヘタレな感じもあるようなキャラ像からどうやって暗殺を繰り返す人になるのかと思うと、この先が気になりますね。真面目ないい人だと思うので、多分正義感とか責任感からダークサイドに落ちるんでしょうけど…。しっかし、やはり南朋さん地味だなー(笑)。香川さんのインパクトがすごいだけに南朋さんの地味さが目に付くぜ(笑)。香川さんの嫉妬ぶりとツンデレ予感、そしてあの汚さはすごい(笑)。なんか暴れると埃舞ってるし(笑)。

でも福山龍馬、個人的には好きかも。ここからどうなっていくかはまだまだわかりませんが、剣は強いしかっこいいし、でもなんかふわふわしてる感じが、多分いわゆる龍馬とは違うんでしょうが、個人的にはいい感じ。今後どうなっていくかも楽しみ。
つーか、私、実は龍馬ってぜーんぜん知らないんですよねー。竜馬がゆくも読んだことないしー(いや、多分一巻だけは読んだことがある気がするけど。武市さんの大ファンが友人にいて「武市半平太がいいのよー」と薦められて)。竜馬がらみのドラマとかも見たことないしー。なので福山龍馬にも全然違和感は感じなくていいです。

脚本はいまのところ無難かな。でもちょっと危険な香りも漂いつつ…(笑)。個人的には上士のステレオタイプすぎる悪者っぷりが気になりましたけど(上士と下士の差別問題を書くにしてももう少しどうにか書きようがあるのでは…と素人感覚ですが…)、まぁ一話は説明もしなきゃならんし、つかみも必要だし、いろいろ難しいからな。でも弥太郎のお父さんとかの書き方を見ると今後バランスとれていくかも。演出は大友さんだなあ!!って感じで(笑)。彼の演出はもう好みの問題に帰着すると思うので、ハゲタカ好きの私は何も言うことはない(笑)。私はこのプログレッシブカメラとやらの画面はセットがセットに見えなくなってなんかいい感じに見えるので好きなんですけど、光とか構図とか色味とか妙に凝ってるので見づらいという人がいるのもわかるのでまぁ好みは割れるんだろうなと思います。でも私は龍馬伝に関しては全然見づらくは感じなかったですけどね(個人的にはハンディの手ぶれも気になったことがない)。ちなみに外事警察は暗すぎて見づらい場面もありました(笑)。

そんな感じです。あ、以蔵君は思ったよりも浮いてなくて個人的にはよかったです。女性陣がちょっとイマイチでしたが、NHKはそういうの多いので気にならない程度。やっぱり一番心配なのは脚本なのですが、こればっかりは祈るしかないので、気長に見ていきたいと思います、はい。

Posted by koko at 01:07 AM

龍馬伝3話

[映像], [映像] 2010.01.18(Mon)

今回はなんだかいろんなところで面白かったです。何度かマジで笑い出してしまいました。特に最後のこれでもかというほどのお互いの発言のすれ違いっぷりは素敵でした(笑)。弥太郎のツンデレぶりは最強だな。
あと福山龍馬、これまでけっこうやわい感じが多かったのですが、今回のチンピラ追い払ったところはちょっと冷静な迫力があってかっこよかったですね。まぁ本人はそのあとズドーンと落ち込んでましたが。

武市さんは江戸に行ける龍馬が内心うらやましくてもの思わしげでしたけど、次週予告で弥太郎に突っ込まれてましたね。あそこ、武市さんがどんな顔するのか気になります。以蔵もえらい可愛い小僧ですけど、どうなんのかなあ…。武市さんが初回の印象よりも江戸に行きたがってる辺りの顔を見るとちょっと悪い顔になりそうな感じもしたので、本気でダークサイド一直線だったりして…。

とりあえず女子方面は加尾はいったんここで終わりで次はさな登場ですね。でも、加尾もさらっと流して軽く終わりだったし、福山龍馬の感じからしても、脚本の方の「月9も真っ青の恋愛」とかっていうのはそんなに心配しなくてもいいかなという感じです。多分女子が次々に出てくるから(加尾、さな、お龍、蒼井優がやる人)からそのことかなーと。

それにしてもピエール瀧は意外に普通に馴染んでますなあ(笑)。なんでああいうところに出てきてフツーに馴染むんだろう、あの人。

これまでの3話のなかではいちばんまとまっててよかった気がしました。キャラも馴染んできた気がするし、なかなかいい感じなんじゃないかな。

Posted by koko at 02:53 AM | Comment (0)

龍馬伝3話

[映像], [映像] 2010.01.18(Mon)

今回はなんだかいろんなところで面白かったです。何度かマジで笑い出してしまいました。特に最後のこれでもかというほどのお互いの発言のすれ違いっぷりは素敵でした(笑)。弥太郎のツンデレぶりは最強だな。
あと福山龍馬、これまでけっこうやわい感じが多かったのですが、今回のチンピラ追い払ったところはちょっと冷静な迫力があってかっこよかったですね。まぁ本人はそのあとズドーンと落ち込んでましたが。

武市さんは江戸に行ける龍馬が内心うらやましくてもの思わしげでしたけど、次週予告で弥太郎に突っ込まれてましたね。あそこ、武市さんがどんな顔するのか気になります。以蔵もえらい可愛い小僧ですけど、どうなんのかなあ…。武市さんが初回の印象よりも江戸に行きたがってる辺りの顔を見るとちょっと悪い顔になりそうな感じもしたので、本気でダークサイド一直線だったりして…。

とりあえず女子方面は加尾はいったんここで終わりで次はさな登場ですね。でも、加尾もさらっと流して軽く終わりだったし、福山龍馬の感じからしても、脚本の方の「月9も真っ青の恋愛」とかっていうのはそんなに心配しなくてもいいかなという感じです。多分女子が次々に出てくるから(加尾、さな、お龍、蒼井優がやる人)からそのことかなーと。

それにしてもピエール瀧は意外に普通に馴染んでますなあ(笑)。なんでああいうところに出てきてフツーに馴染むんだろう、あの人。

これまでの3話のなかではいちばんまとまっててよかった気がしました。キャラも馴染んできた気がするし、なかなかいい感じなんじゃないかな。

Posted by koko at 02:53 AM | Comment (0)

行列48時間

[映像] 2011.01.27(Thu)

あんまりほとんど名前も聞いたことがないようなドラマなのですが、リアルタイム放送直後辺りにちらっと面白いと聞きつけて、見るかどうかわかんないけどとりあえずって感じでまとめて再放送されたときのを録画してました。主演の國村隼さんがもともと好きなのもあったし、ちょうど土曜ドラマにはまった辺りで本気のNHKはすげーとか思ってた時期だったのもあって。

内容は見るまで全然知らなかったのですが、なんというんでしょうか。シチュエーションコメディ?シチュエーションコント?コントは違うか?とりあえずドラマや映画をそんなに見る機会のない私的にはぱっと思いつくのは「三谷幸喜が作りそうなドラマ」っていう感じ。しかもすごく出来のいい三谷(笑)。もう思いがけない方向に次から次へと話が転がっていくし、その都度登場人物たちの行動や反応が可笑しくて、何度も声あげて笑っちゃいました。

リアルタイム放送時、放送枠がいろいろ不運だったらしくて、全6話なのに3話と4話の間がいろいろあって3週間もお休みがはさまってしまって、最終的には最終回スペシャルと称して5話と6話を無理やり繋げて90分にして放送したり…全部がすごくテンポのいいドラマだけに、リアルタイムで見てた人ももちろん作った人も気の毒だなあ…(私が録画した再放送ではちゃんと本来の全6話で放送されてます)。いやー、6話まとめてみると本当に面白かったですよ。さすがNHKです。

まぁ國村隼は本当可愛かったです(笑)。

DVDにもなってないし(ウワサによると視聴率3%だったとか…(汗))、再放送もやってるのかわかんないし、オンデマにもないようなので、見られる機会がないかもしれませんが(汗)、もしも再放送などで機会があったらぜひ。
しかしNHKはどういう基準でDVD化したりしなかったりしてるのかな。チェイスとか鉄の骨とかも視聴率は多分5〜6%程度だったと思うけどどっちもDVD化してるのよね。でも再生の町とか君たちに明日はないとかはしてなくて、全部してるわけでもないのよね。反響やリクエスト次第なのかなぁ?

Posted by koko at 04:53 AM

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