25話「新選組誕生」
2005.07.09(Sat)
…………はー……。見ました。凄い回だったな……。
どこから書いていいかわかんないので、とりあえずどうでもいい(いや、私はどうでもいいなんて言ってられないほどむちゃくちゃ興奮したけど、明らかに見るところが間違っている…(笑))話から始めますけど……
山南さんっ!色っぽすぎまする〜〜〜っ!!「…やややや山南さん!なんですかその濡れた乱れ髪!!そうでなくてもあなたは苦悩をにじませた流し目が異常に色っぽくてらっしゃるのに!かつてないほど色気大爆発じゃないですかーーーー!!」とかなっちゃいましたよ。つーか、あんな大事なシーンで、色気で悶絶させてどうすんですか。
いやぁ、参った参った。そして、自分にも参りました。あんなシーンで、色気に悶絶しちゃう自分の業にめげたよ正直(笑)。
「ハタノアト」はてっきり前回までのあらすじ紹介だと思って油断してたら、いきなり副長ズが大阪で遊んでいた局長に新見さん切腹を報告し始めて、思わずアワアワしてしまいました。いきなりすごいシーンから入るなオイ。当然局長は事の成り行きがわかるわけで、怒る。ほんでもって、今回もまた「あなたがついていながら!」と山南さんを叱る。これ、他の面々も含まれるならともかく、土方さんオンリーの話だから「その言い方はどうなのよ?」って感じだけど…まぁ、土方さんがある種の方向に暴走する人なのは当然勇は知ってるから仕方ないか。山南さんは基本的な路線が穏健派だものね。
そして、勇は「お前のやったことは士道に背いてないのか?お前は腹を切らなくていいのか!」という猛烈な台詞を土方さんにぶつけます。くはー!その通りなだけに痛い台詞だ。でも、土方さんはまったく引きません。「あんたがそうしろと言うなら俺は腹を切るぜ」。くはー。本気だよ、この人。勇に腹切れ言われたら切るよ、この人…。
鴨さまとお梅さん。with斎藤。なんだか斎藤を用心棒に連れ歩いているらしい鴨さま。しかし、先週の最後あれほど動揺して震えていた様子とは打って変わって、落ち着いてます。それも自暴自棄でもなく、登場当初のような様子に戻ってらっしゃる…。うーん、本来の姿は多分これなんだろうな、鴨さまって。「長生きをしたくなった」とか言ってしまうことや、お梅さんが「死んだらどうなるのかしら」と言ったときに「俺の墓に入ればいい」と返すところとか、覚悟が決まってなかったら先週のオウムの予言のように目を背けるだろうから…もう覚悟を決めてらっしゃるんでしょうね。「俺の墓に入ればいい」って、プロポーズですね。死を覚悟した上でこの台詞…くぅ。お梅さんもこれまでとは様子が違って、本当に嬉しそう。さらに、そのあとの嵐山の紅葉見物のシーンでは、お梅さんが本当に綺麗で幸せそうだったので「ああ、お梅さんはついに鴨さまの気持ちを信じたんだなぁ」と。寺子屋も意外にいいと思いますよね、本当。この期に及んで…で切ないばかりですけど。
その横では、土方さん山南さんによる芹沢暗殺計画が着々と進行。永倉さんは(誰かさんと同じで、と土方さんが本人を前に言った)融通がきかないところがあるから除外、沖田君と平助君は若すぎるので除外、斎藤は手を借りたかったけれど鴨さまに恩義を感じているようなので除外。勇は話し合いの間、一度も目を開かず、一言も口を聞かず…。
沖田君は土方さんに「宴会のあと、芹沢についていくな」と言われたことで、計画を悟って、「私も加えてください!あの人は私が斬らなくちゃいけないんです。あの人もそれを望んでる」。ああ、そのとおり…。沖田君、つらいなぁ…。でも、ここで逃げなかったのは本当にえらいと思う。
宴会。土方さん、鴨さまを酔わせるために酌をしまくってますけど、うさんくさすぎる…(笑)。前回の新見さんのときもそうだったけど、誰が見ても「…何をたくらんでる?」って言いたくなるよなぁ(笑)。でも、鴨さまはすべてを覚悟の上で受けて立ちます。今回は本当鴨さま、文句なくかっこいい。対する土方さんも、見透かされても一歩も引かない。
鴨さまと勇の会話。勇はこの期に及んで鴨さまを助けようと、計画を言いそうになるけど、当の鴨さまが止めます。「鬼になれよ、近藤。鬼になって、俺を喰っちまえ」って、くぅぅぅ…。かっこいいよ、鴨さま…。本当、この回は全編鴨さまがかっこよすぎ。容保様にいただいた新選組の名前を「悪くねぇな。明日からこの名前で行けよ」と勧める鴨さまもかっこよすぎる…。うう、本当に惜しい人を…。
鴨さまが帰宅するところでは、いろんな隊士たちのいろんな動きが、さすが三谷さんだなという感じですよね。とりあえず、土方さんと山南さんのアイコンタクトにくらくらしましたけど。鴨さまにボディガードお役ごめんになった斎藤(多分斎藤を死なせないでやろうという鴨さまの心遣いだろうなぁ…)は、たくらみに気付いて止めに立ち上がるし。山南さんは野口君を助けてやろうとするし、平助は涙目だし。まったく動じてない頼もしい左之助とか緊張して様子のおかしい沖田君とか。そして勇も立ち上がったのを見て、止める源さん。でも、勇も鴨さまの思いを受けて、ついに鬼になることを決断。
暗殺に走る4人の前に立ちふさがる斎藤。左之助本当に動じない。どうしていいかわからない3人に対して、左之助は迷いなく斎藤に槍を向ける。すごいなぁ、左之助…。そこに勇到着、斎藤を諭して、ついに土方さんに「お前に浪士組の行く末、託した」。うわぁぁ…ついに。土方さん、一言「心得た」。
暗殺決行のところは本当息もつかせぬというか、すごかったです。土方さんと左之助が布団に襲い掛かったら、なんと無人。カメラがあがったら、そこにはすっかり待ち構えている鴨さまが……!ひーーーー!!土方さんとか、ぎょっとして飛びのいてますもんね。でも、真っ先に切りかかったのも土方さんでした。まぁ鴨さまには刀すら抜かずに跳ね除けられましたけど。鴨さま、またまたむちゃくちゃかっこいいっす。つか、鴨さま、手加減してる…というか、殺さないであげてるよね、これ。鴨さまの動き、余裕がありますもの。土方さんも沖田君も、何度も斬るチャンスがあったと思う。でも、簡単に殺されてやるつもりもないけど、殺すつもりがなかったんだろうなぁ…という感じがしました。
その横でお梅さんが呼んできた平山さんと平間さんが加勢に来たので、山南さんと左之助はそちらを引き受けます。山南さんの殺陣、綺麗だよなー。しかし…この状況下で山南さん殺せないんですか…!!(なんとなく衝撃) ああ、なんてこった、この心優しいというか、弱いというか、甘いところが…!! 大好きだけど、でもやっぱりいざとなったら殺さないと駄目ですよ、山南さん…(涙)。平間さんは逃げてくれたけど、平山さんには背まで向けてしまって、危うく殺されるところでした。……でも、雨に濡れた乱れ髪で、苦悩する山南さんは史上最強の色気でしたけど!!
さて、やっぱり鴨さまは全然お強くて、土方さんの刀は折れるし、沖田くんは動転しちゃってざるとかいろいろ物投げつけちゃうし、こりゃとても鴨さまは殺せないんでないかい…と思った瞬間。
鴨さま、自分の投げた瓢箪で足を滑らせた!!沖田くん、その瞬間に鴨さまを刺した!!鴨さま、ちょっと笑って、沖田くんと見つめあって(沖田くんを殺すつもりだったら、ここで、沖田君を斬れたと思う)、次の瞬間、うしろから土方さんが突きでとどめ。鴨さまが倒れたあとの沖田君の表情もさることながら、次に映った土方さんの表情と激しい息遣いが凄かったです。やっぱり人を斬ったの初めてだったんだろうな…。
そして、お梅さんの壮絶な自害。これは…!沖田くんつらすぎる…。でも、この二人にとっては幸せだったのかもしれません。沖田君にはつらすぎるけどね…。
なにげなく、最後に念を入れてもう一度とどめを差す左之助は凄かったっす。なにしろ、他の三人がね、土方さんは人を斬ったの初めてっぽかったし、沖田君も似たようなもんだし、山南さんに至ってはあの状況下で平山さんも平間さんも結局殺せなかったんだから…。
勇と平助君と野口君のシーンよかったです。平助の泣きながら「水戸で道場を開いて、子どもたちに剣を教えろ!!」と言うのがすごいぐっと来ました。本当は、野口君も史実ではその後切腹をするそうなんですが…三谷さん、それは書かないでいてくれたみたいです。良かった。死なせたくないもんね…。
いやー、最高の回だったと思います。鴨さまとお梅さん、本当いいキャラでした。みんな本当良かった。凄かったです。