KOKO日記

デッドゾーン

[映像] 2005.07.01(Fri)

少し前に相方と映画の話をしていたときに好きだった映画ということで思い出し、見たくなっていたデッドゾーン。超マイナー映画だと思っていたけど、調べてみたところ、なにげなく監督がクローネンバーグで主演はクリストファー・ウォーケンで原作はキングだった。しかし、私は15年ぐらい前に夜中にテレビで放送していたのを一度見たっきりだったので、実のところ話はほとんど覚えてなくて、覚えていたことと言ったら、とにかく雰囲気も主人公もめちゃめちゃ陰鬱…なんだけど、なんでだかすごく好きだった…という記憶だけでした。また主人公が(クセはあったとも覚えていたのだけど)好きだった…という記憶も残っていた。

そういう状況で、TSUTAYAでリクをかけたところ、ビデオが入荷したんです。しかし、いざ店頭でビデオを見たところ、なんとビデオタイトルが「デッドゾ−ン」ではなく、「クローネンバーグのデッドゾーン」というタイトルになっていて、「なんだよクローネンバーグのって!!チャップリンとかヒッチコックじゃないんだから!!いったいいつの時代のビデオだよ!!」みたいな。そんなビデオだし、私は映画の内容はろくに覚えてないし、好きだ好きだ言っておいて、実はろくでもない映画だったらどうしよう…と不安に駆られつつもとりあえず借りてきたんです。

で、見た。とても良かったです。私は昔からこういう空気感が好きだったんだなという感じ。ある意味ほっとした(笑)。だってさー、すごい好きだったなーという記憶だけが残ってる映画がさ、今見たらめちゃめちゃ嫌な感じの映画だったら、それを好きだった過去の自分がイヤじゃないですか(笑)。ウォーケンがやっぱり良かったです。感情的になり過ぎない抑えた演技が逆にしみる。それは演出的にも言えることですが。展開はキングですから、派手なハズなんですが(ストーリーだけ追うとわりと盛りだくさん。というか、展開が早い)、全然派手に感じないというよりもものすごく地味に感じるような演出です。そんで、多分、そういう抑えた空気感が好きだったんだろうなぁと思います。音楽もそういう空気感をすごく演出してて、いいし。設定とか荒唐無稽だけど、そういうのを中心にしてないのがいいですね。

あー、でもやっぱりウォーケンがいいっす。最初の能天気な人を見たときには彼女ともどもどうしようかと思ったけども(笑)。あと、見えるときのびくん!と跳ねる、あのビックリ演技がすんごい怖いけども(笑)。クセがあると思ったのはこの辺だろうな(笑)。しかし、良いです。笑顔とかぐっときますね。主人公のジョニーは、あらゆるものを失って、本当のところは誰にも理解されない孤独感とか、未来もないし、そりゃ陰鬱だと覚えていたのも当たり前な感じの人なんだけど、しかし、そのなかでもときどき見せる悲しげな笑顔とかすごくいい。クリスとの交流とかよかった。本当切ない。ウォーケンを見るための映画のような気さえします。

そんなこんなで映画はすごく良かったので、嬉しかったのですが……しかし、なんと最後の最後、悪意すら感じるようなものすんごいタイミングでいきなり字幕部分に派手なノイズが入り、そのままラストまでノイズ取れず…。ジョニーの最後の台詞、ノイズで隠れてしまって読めず。えーーーそんなのありかー?!(号泣) うわーん、ひどすぎるー!!これだからビデオはー!!!(号泣)

あーあ…DVDで見たかったなー。リマスタリングされたのが出たんですよね。
相方にも今見ても面白かったら見せたいなーと思っていたのですが、あまりにもノイズの入る部分が話的に見損ねると取り返しのつかない部分なので、このビデオでは見せられない…。残念…。あの切ない笑顔の(しかしビックリ演技は怖い(笑))ウォーケン、見せたいのにー。

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17話「はじまりの死」

[映像] 2005.07.02(Sat)

長くなったので分けた。

芹沢派と近藤派がいきなりガチンコ対決。ていうか、主に土方さんと新見さんががっつんがっつん角つき合わせてるんですけどね。鴨さまは単にわがままなだけで特に意味もなさそうな「精忠浪士組」提案。うーん、確かにわざと人を困らせて人を見ているときもあるんだけど、これは単にわがままを言ってるだけの困ったちゃんに見えますな。だいたいここで人を見る必要ないし。鴨さま、こういうところがね〜…。粕谷さんが浪士組にいきなり呆れてらっしゃって、とほほ。

勇たちが市内見回りに出かけるところで、平山さん?平間さん?どっちだろ?名前が覚えられませんが、鴨さまの取り巻きに絡まれるんですが…勇が無礼をされたとたん、いきなり抜刀しようとして勇に止められる斎藤。斎藤自身も見た目ゴロツキみたいなんですけど、とにかく勇に懐きまくりで犬のようです。このときはとりあえず勇に止められたので刀を納めましたが、結局その後無礼を働いた人が一人になったとき、うしろからついていって、いきなり殴りつけ「俺は芹沢さんには恩がある。だから命は助けてやるが、二度と近藤さんに無礼な口を聞くな」と、鼻を切りつけました…。うわー、ちょっと暴走してるよ斎藤。…しかし、この人、勇に土方さんが「芹沢に乗っ取られるぞ」とか話してるときにも「うまく行ってないのか?」と聞いたあと「俺は芹沢さんには江戸を出たときに恩があるから」と言っていたし、そもそも再登場も勇にご恩返しのためだったし…見た目と裏腹に何気に義理堅い人なんだよな…(笑)。それがなんというかいっそう犬っぽさをかもすのですが…(笑)。しかし、もちろん勇にはご恩返しの心もあるでしょうが…それはそれとしても、そもそも勇のことが大好きなのは間違いない…(笑)。なんというか、この人、いちいち、いじらしいんだよなぁ…(笑)。はっきり言って斎藤めちゃめちゃいい(笑)。

後半は痛いですなー。殿内さん…哀れ……。しかし、鴨さまも哀れです。斬ったのは本当短慮でしたけども。勇に責められて思わず「お前が騙されてると思ったんだよ!!旅装してたんだよ!!仲間集めに行くと思ったんだよ、誰でもそう思うだろう?!」と言い訳してしまう鴨さまが哀れです。鴨さまもねぇ、本当は勇のこと好きだし、勇に認められたままでいたいんだよな。でも、鴨さま、人に好かれる自信がないんだよね。それで余裕がなくなった瞬間思わずこんな縋るようなことを言ってしまったわけですが…。可哀想に。しかし、殿内さんのことを思えば、確かに許せない勇の気持ちもわかるしね。

さらに、土方さんと勇も痛々しい。私の目から見ても、この時期に鴨さまがしょっぴかれるというのはマズいんで、土方さんの言うことはもっともなんだけど、勇の性格からするとつらいよなー。しかし、土方さん、無意識か「頼む!俺たちのために!!」と、さすがに勇のことをわかってる言い方だしね。これ言われちゃうとね…。あー、粕谷さんの脱退シーンも痛かった…。勇と土方の行く末が…。しかし、ここで土方さんがみんなの前で「あいつにこんな思いは二度とさせない。憎まれ役は全部俺がやる」と言うとは思わなかったです。いや、土方さんならそう思うだろうと思うんだけど、みんなの前でそれを言うタイプには見えなかったから。あれかなー、誰に言ってる言葉でもないのかもしれないですね。あまりにもつらかったので、半分独り言のような感じで胸の内を口に出してしまった感じなのかもしれないっすね。

最後の勇と鴨さまの見つめ合いシーンもなんともなんとも。なにか言いたげな鴨さまと、おもっきし傷ついてる勇っていう。でも、最後、目はそらさないんだね、勇。あれで目をそらされたら、鴨さま、めちゃめちゃ傷ついちゃうだろうなーという感じだったです。

そうそう、壬生狂言を見たあとの宴会のシーン、面白かったなー(笑)。鴨さまがさらっと学のあるところを見せて、目立ったのを見て、土方さんが隣の山南さんに一言「参加しろ」。しかし、山南さんは緊張してガチガチなので(背筋伸ばしすぎ(笑))、「そんなこと言われても…」と参加できず。しかし、そのあと、試衛館連中だけになったときには、山南さん「そうそう」と普通に御伽草子の話を始めて、土方さん即座に「そのときに言えよ、そういうことは」と突っ込む。山南さん笑顔で「固くなっていたんだ」。さらに平助くんまでネタ出して、土方さんやっぱり即座に「今言っても遅いんだよ!」(笑)。やっぱ試衛館面白いっす(笑)。

あー、そうそう、この辺から鴨さま、お梅さん、沖田というトライアングルが微妙に絡みだすのですが…くぅぅぅ、ちょっと苦手だなぁ…。お梅さんと鴨さまだけなら大人の恋〜みたいな感じで全然いいんですが、沖田が加わると大人二人と汚れのない子どもの対比が出てくるので、けっこう大人の乱れっぷりがキツイ。それにしても鴨さま、ヤマアラシのジレンマをモロに突き進んでますなぁ。懐かれるとついつい偽悪的に振舞ってしまうのね…。

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18話「初出動!壬生浪士」

[映像] 2005.07.03(Sun)

龍馬、神出鬼没だなぁ。毎回あっちに行く、こっちに行ってきたと飛び回りまくり。一人でいつのまにか祇園に遊びに行っている土方さんがさすがだなぁ(笑)。勇が「えぇ?!」と裏切られたような顔をしてるのがおかしいっす。でも、龍馬はいつも誰にでも親しげですね。すでに立場が分かれつつあるんだけど、そういうことで閉ざしたりしないんですよねー。勇は桂さんとはわりといろいろあるんだけどね(桂さんの方は勇のこと気に入ってるようですが)。

この回はまた斎藤がおいしい(笑)。なんかこの人いつも何か彫ってるんだけど、何を熱心に彫ってるのかねぇ〜?退屈した原田さんが斎藤とコミュニケーションを取ろうとにじり寄ってるけど、付き合ってもらえず。とは言え、斎藤の返事も決して取り付く島がないってわけじゃなくて、うまく話ができない性質なので困ってるっつー感じなので、「不器用な人だなぁ…」と微笑ましい気分になってしまうのであります(笑)。試衛館のみんながわいわいやってるところでもあんま参加はしてないんだけど、なにげに楽しそうだったり嬉しそうだったりすんだよな、この人(笑)。

なんか斎藤の悪い仲間が登場しましたけど。こんな人たちにまで義理堅いっつーか、うまく切り離せないんですね、斎藤。しかし、大丈夫かなぁ…。そのうち、知られて問題になっちゃいそうだなぁ…。平山さんの件もマズイのかぁ…。

いつもの甘味処のおしるこは近藤さんと土方さんと山南さんの三人。この甘味処のシーン、なんか土方さんがすっごい肩の力抜いててフラフラしてて、なにやらめたくそ可愛いっす(笑)。山南さんが芹沢派とのゴタゴタを真面目に心配してる横で、当の山南さんに「おまさちゃん、どこ行ったのかなぁ?」なーんて聞いてるし(そして、山南さんにはあっさりスルーされてるけど、まったく気にせずきょろきょろしている土方さん)。長州の数え歌の立て札を引っこ抜いてこようかなどと乱暴なことを言い、山南さんに止めたほうがいいと言われてももともとあんまり深く考えてなかったようで、これもあんまり気にせずスルー。さらに、近藤さんが珍しく女のことを気にしているのを見て、早速飛びつき「珍しいな、かっちゃんが女のことを気にするなんて」と久しぶりのかっちゃん呼ばわり。否定する近藤さんを見てめちゃめちゃ嬉しそうに山南さんに「かみさんも小柄だもんな」と話し掛ける。子どもみたいですよ、土方さん(ちなみに山南さんもよくわかってないような顔ながらも、なにげなく身を乗り出していたりするのであった(笑))。

浪士組子どもチームに何気に芹沢派の野口君が参加(笑)。さりげなく親睦が深まっている(笑)。そして、親睦相撲は主要メンバーは欠くものの(というか、正直一番ガチンコなのは土方さんと新見さんなので、そこを欠いて親睦しても…という感じはするけど(^^;;)平助くんのお手柄で斎藤まで参加。斎藤めちゃめちゃおいしいっす(笑)。またなにげにその場にいること自体は嬉しそうだったりする(笑)。
八木家のみなさまもなぜかご観戦。特に久さん、原田さんにぞっこんなので、原田さんが勝って大はしゃぎ。それに笑顔でこたえてあげる原田さんもなにげに器の大きい人ですよね(笑)。
源さんと沖田くんが負けてしまったので、一勝二敗になってしまい、俄然クローズアップされてしまう斎藤。しかも、相手が又三郎ということで、八木家のみなさんまで「斎藤はん、負けたらあきまへんで!」とカツを入れられてみたり。斎藤はみんなに囲まれてしまい、微妙に嬉しそうだが、微妙におどおどしている(笑)。相撲を取ったことがあるのか聞かれて、「…ない」。原田さんが「よーし、もう一度俺が!」と言うと、飛びつく勢いで「…頼む!」。声が高くなってるよ斎藤…(笑)。結局、意を決して相撲を取って、勝ったときの笑顔ときたら(笑)。なんなんだろう、この人のこの微妙に情けなくめちゃめちゃに可愛い感じは…(笑)。やっぱり犬っぽい〜(笑)。

そして、斎藤が可愛すぎて、初出動はそんなに印象に残らなかったのでした(笑)。

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19話「通夜の日に」

[映像] 2005.07.03(Sun)

のっけから、暗重い。何かと思えば、前々回辺りから多少具合が悪そうだったけど、原田さんに夢中でラブラブだった久おばあちゃんが…。でも、原田さんがいい人で、しかも、ところどころ笑えて(「……左之助」と我に返っちゃうところとかね(笑)。やはり久おばあちゃんが多少元気そうに見えるが(笑))、いいシーンでした。おばあちゃんが箒を直してくれて、左之助が笑顔になるところとか、なくなった直後にボロボロ泣き出すところとか。

今回のおしるこは勇と左之助(これ、もしかしてずっと毎回必ずあるのだろうか?(笑))。通夜の準備に参加させてもらえないし、久おばあちゃんのことで落ち込み気味の左之助を慰めるために連れてきたらしいけど、途中でお幸さん登場により、左之助のことはそっちのけになる勇。なにげに、横でも未来のカップルが一緒にいるわけですが、そのわりにそういう振りはまったくなかった。

通夜のことなど一切関わる気もなく、派手な羽織でお梅さんといちゃいちゃ酒を飲んでいる鴨さま。こういうところがなぁ…。やたらと気前よく、香典で5両出したけど、お梅さんシレっと2両をくすねたよ!!シレっと勇に渡すときには3両だったよ!!(それでも勇たちは「こんなに…」とビックリしてたけど) すげぇなこの女。そして、途中で通夜の準備に忙しい沖田君を巻き込んで、トンデモ破廉恥な鴨さまとお梅さん…。くぅぅぅぅ…さすがに濃いよ鴨さま、これは濃いって…(^^;;。さすがの沖田君もヘバって、「…どうかしてる!!」と泣きそうになっております。それにしても、鴨さま、沖田くんに対して行動が怪しすぎますよ…。

お通夜では斎藤もちゃんと働いているのですが、まーたあの悪いお仲間が。どういう間柄なのかいまいち正確にはわかりませんが…弱みを握られてる感じではないんだよなー。この悪いお仲間にも多分なんらかの恩があるのだろうと思われます。だって、斎藤のが全然強いわけよ。「お前がいなけりゃ勝てるわけないだろ!」と言われて、行っちゃうんだからなー、どう考えても弱みじゃないですよね。恩義だろうな、やっぱ。一人で京をフラフラしてたところを拾われてしまったのだろうか。それにしても、本当義理堅いというか真面目な性格…。
とりあえず悪いお仲間にこんな日に来いと言われて一人ひっそり悩んでいる斎藤。さらに追い討ちをかけるように、又三郎にシレっと線香の見張りまで頼まれてしまった。「ええっ?!」って顔はしているものの、びっくりしたのかなにも言えずに又三郎を見送ってしまう。おいおいおい(笑)。そして、頼まれごとが二つになってしまった彼は意を決して、刀を霊前に置いて(こんな日に殺生はすまいとおもったのですかね)、一本の線香が消えてしまう前にすべてを片付けて戻ってこようと、一目散に決闘の場に駆けつけ、一人大慌てで殴りつけ殴りつけ、頭目も殴り倒し、一目散に八木家に帰る…(笑)。ほんっとーーーーーに義理堅く可愛い忠犬ですよ…。しかし、帰ってみたらお線香は新しいのが立ってました。勇が気付いて新しいのに替えてくれたんですね。しかも、勇、斎藤をとがめません。何か事情があったんだろうと思っているのかなんなのか。いやー、これは、斎藤、またまた近藤先生にご恩を受けた、ご恩返しをしなくてはと思ってそうだな…(笑)。
しかし、こやつの立ち回りシーンはむちゃくちゃかっこいいっす。うっとりできます(笑)。さすがオダジョーです(笑)。

ひでちゃんが女であることを告白しました。バレる前に自分から言うとは思わなかったのでちょっとビックリでしたが、確かに試衛館の面々はいつまで経っても気付きそうになかったので、自分から言わない限り永遠に侍ごっこをし続けることになったかもしれない(笑)。というか、歳、マジで気付いてなかったんだ?!あんなにベタベタ触りまくって?!そりゃーすごいわ!!(笑) 彼の声とは思えないような高い声で「くそー!!!」と叫んでおりました(笑)。そりゃまぁ、クソー!!だよねぇ…はっきり言って、一生の不覚とはこのことだよ…(笑)。あ、でも八木家の人々に近藤さんたちは見直してもらえたようです。実はちょっと前から、源之丞さんはわりかしちらちらと見直しかけてる目はしてたんだよね。よかったよかった。

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20話「鴨を酔わすな」

[映像] 2005.07.04(Mon)

う、うわぁ〜〜〜!!(驚愕)

かかかか鴨さまッ…な、泣いて……っ?!(汗) まさか…いや、でも間違いなく涙目でうるうるしてはる…。ああ、鴨さまってば本当困ったちゃん…。でも、困ったちゃんなんだけど気持ちはわかるだけに痛々しいですね。しかし、鴨さまは意外に小心者のクセに調子に乗るとどうしてああ歯止めがなくなるのでしょうか。そしてなぜ新見さんは止めてくれないの。「ああいうところがあの人のもう一つ大きくなれない原因だな…」なんて、よりにもよってなぜ土方さんの前でしみじみ述懐しているの。いえ、その的確な分析ぶり自体はおいしかったんだけども(笑)。でも、それはわかってるんだけどそれについて何もしてあげるつもりはないみたいなんだよな、新見さんって。鴨さまの腹心中の腹心なのにね。土方さんなら、勇の弱点や苦手なところがあったら、ひたすらフォローするためにそりゃもう必死に走り回るだろう(結果的に余計なことになるときもあるだろうけど<最初の役付きにさせたところとかね)。

それにしても最後のシーンは鴨さまは可哀想過ぎるし。しかし、困ったちゃん過ぎるのでフォローできない。勇にまで蔑まれていると被害妄想まで覚えながら(勇の方は本当はまだまだ受け入れているんだけど)、なんでそう思われる所業を自制できないのでしょうか…鴨さま、頭は良くてらっしゃるのでわかってるのにね…。だがその横で、「おい、歳、歌え!」「俺が?!」と泡を食いながらも、状況的に歌いだすしかない歳の、お歌が…うまい!!!びっくりするほどうまかった(笑)。一瞬、「え?ダレデスカ?」ぐらいの勢いでびっくりしましたよ。はー、土方さん、お歌もお得意でらっしゃるのですか。しかし、おかげで鴨さまはその場に踏みとどまることもできずに場を立ち去ってしまいました。そんでもって、涙目の鴨さま。あーびっくりしたですよ。はい。

京に居残り組は新しい浪士を募集中。最初にきたのが大倉さん演じる河合さん。なんだか強そうじゃないですが…と思ったら、案の定刀すら持ったことがないみたいで、平助君にすぱーん!とくらって気絶。おいおいおい。続いて来た松原さんはできるぞ、と思ったのか、斎藤が自ら立会い。さらっと松原さんにうしろを取られてしまいました。あいやー、斎藤負けちゃった。でも、けっこう馴染んできた感じがしますね。斎藤も(笑)。ちょっとだけ台詞が増えた(笑)。
で、ここでは山南さん祭りですよ。最初に部屋割りを考えてて一人当たり何畳になる?という計算をしてたんだけど、誰も計算できなかったんだよね。で、剣の腕のない河合さんに得意なことを聞いたら「算術」というので、山南さんさっそく「一人当たり何畳になる?」と質問。河合さん、さらりとお答え。それとほぼ同時に、ものすんごく高らかな声で「採用です!!」(笑)。うわあああ、なんだその採用です!!の声は(笑)。すげえ面白いよ、山南さん(笑)。あー、でもよかったねー、河合さん。採用だよ採用。

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21話「どっこい事件」

[映像] 2005.07.06(Wed)

本題の前に、ちょっと。
あのさー、新選組が面白すぎるんですよ。本当面白いんですよ。止まらないどころか、実は一週間に二枚とか見てるのにさらに2回目とかうっかり見ちゃったりするの。というか、見たいんだけどさすがに一週間に二枚×二周は時間が足りないぞ〜!返却期限に間に合うか?!とかそういう感じなの。他のもの全部差し置いてとにかく借りていられるうちに何度見れるか!みたいな。で、それなら一週間に一枚ずつ借りてじっくり二周見ればいいものを、先も早く見たいので、二枚借りてきちゃうの。一枚に4話収録だから、3時間以上入ってるのにさ。

さらに、なにしろさすがに大河なので話数が膨大。しかも三谷さんなので小ネタも満載(クドカンよりは整理されてるけどね)。さらに、その小ネタの多くは各人の萌えどころそのものだったりするのだ。なので、メモも取りたい。だって、新選組はピンポンとかの映画と違ってレンタルで何度も借りてくるには枚数が多いのだ…。近場のレンタル屋のほうには置いてないから、てくてくツタヤまで毎週歩いて行かないといけないしさ。そんなこんなで、もう一度通しで見れるのはいつかということになると、こころもとないわけ(ついつい二周してしまう原因も、そこだと思う)。というわけで、見たらここにメモもする。しようとする。

そりゃもー、明らかに時間足りねぇっつの(笑)。

最近新選組にかかりきりなのは、こういう事情です。もしも今の状態のままで最後まで行っちゃったら、間違いなく「こ、これは、かかか買うしかねぇ!!」って結論になってしまう。
…でも、わかんないけどね。まだまだつらい展開に入ってないもんね。つらい展開になってきたら、もう一度なんて見れないかもしんないしね。今だって、私先の展開全然知らないから(昔、新選組関連の本けっこう読んだんだけど、何も覚えてません…(笑))、単純にとても楽しく見れるけどね、史実知ってたらいろいろ切ないんだろうなぁとは思う。

で、本題(前置き長すぎ)。
なんだか、土方さんと山南さん、のっけから副長会談!おしるこデートといい、最近いいコンビのこの二人です。嬉しい。噛みあってれば、お互いにお互いの弱点がフォローできるので、最強ですよね。と思ったら、横に局長いたよ…(笑)。なんだ二人きりかと思った…(笑)。
しかし、土方さんは相変わらず強引というか。俺はこっちで死ぬ覚悟だから、お前も覚悟を決めろというのはどういう論理展開なのでしょうか(笑)。幼馴染だからこそ許されるむちゃくちゃ俺流論理だよなーこれ(笑)。

容保さまと勇の会話はなんというか、打って響かないというか、打った音も響かず、打ち返す音も聞こえずっていうか(笑)。なんだか、まったりもっさり(笑)<そんなシーンじゃないのに(笑)。勇、緊張してはるのかもしらんけど、もう少しマトモな相槌が打てないものだろうか…?(笑) とは言え、まったり打ってる容保さまも、心にはガンガン鳴り響いてると思われるのにもっさり「はっ!」とだけ言ってる勇も、どっちも悪印象じゃない(笑)。ある意味でイイ味のコンビだなぁと思った(笑)。

斎藤、腹痛。なんだか変な体勢で苦しんでるなと思ったら…仮病かよ。しかも、山南さんと永倉さんにはばっちりバレてるし(笑)。悪いお仲間のことを聞かれて、意外にさっくり吐く斎藤。ま、この状態はマズイという認識はあったし、迷惑をかけるかもしれないという気持ちもあっただろうしね。やはり京でふらふらしてるときに拾われた恩があったのね。やっぱり受けた恩にはどういう相手であれ絶対的に縛られてしまう性格のようで、忠犬の素質ばっちりです。でも、ここで山南さん、斎藤には絶対的な力を持つ近藤さんの恩を持ち出す(笑)。性格読んでるねー。
永倉さんが悪いお仲間と手を切らせるために出て行ってあげて、「出入りのときには、一緒に謝ってやる」で、お仲間を黙らせます。というか、あっけに取られただけかも(笑)。うーん…小学生の喧嘩を仲裁するお父さんのようだ(笑)。

鴨さま、いきなり道端で力士の腕を切りつけてしまう…。うーんうーん、なんでこんなに簡単に刀を抜いてしまうんですかね。状況判断ができない人とは思えないのだけれど。自暴自棄だからでしょうか。さらに、乗り込んできた小野川部屋の力士をのっけから一人殺しちゃうしー(斬られたのは舞の海(笑))。あうーあうー。なぜマズイって思わないんだ、鴨さま…。
マズイマズイと思っている山南さん以下試衛館の面々。でも、もちろん鴨さまを止めることなどできないので(ていうか、多分、勇以外の誰にも止められないだろう)、仕方なし、殺さないようにして、力士たちを倒していく。うわー!逆刃にして打ちのめしまくる永倉さんもかっこいいけど、ここは山南さんかっこいいー!!山南さんのシーン短いよ、もっと見たかったー!沖田くんも走り抜けてくところは好きだけど、斬っちゃったシーンはうーん…イマイチ…。ていうか、沖田くん、このところ、鴨さまに接近しすぎで、イマイチです。鴨さま(あるいはお梅さん)と一緒にいる沖田くんはあんま好きじゃないんだよなー…。源さんも心配してますよ。

怒る勇。深雪太夫のところで油なんか売ってるから(笑)。「山南さん!!あなたがついていながら!!」と山南さんに怒る。いやーいくら山南さんでも、調子に乗ってる鴨さまを止められるわけがないじゃないですかー。鴨さまの制御は勇しかできないっしょ。勇だって常に制御できるとは限らないし。でも、山南さんは手際よく、奉行所に提出する書類も作成済み。その辺ツボでしたー。
あと、勇が誠意を持って小野川部屋の親方に頭を下げ、ことを丸く治めた…ということを鴨さまに報告するときの山南さん……めちゃめちゃイヤミです(笑)。さわやかな笑顔に騙されそうになるけど、このときは間違いなくイヤミを言おうと思って言ってるよ(笑)。
そして、鴨さま、試衛館の面々がいるときはこらえるけど、いなくなった瞬間に爆発。うううー。鴨さま、立場ないよなー…。とは言え、こりゃ自業自得だ。

しかし、ちょっと気になるのが、沖田くんが試衛館の面々についていかず、鴨さまのところに残ること。うーんうーん…いやだなーいやだなー…。

一方京都居残り組(ちなみに、上は大阪出張組)。土方さんと平助くんと新見さんが残っているのですが。土方さん、旗作りました。例の誠の旗ですね。「こうすると、試みるって言う字に見えなくもないし」って…。考えることが可愛いよ、土方さん(笑)。そして、新見さん。おおっ?今までの余裕綽々の態度とは打って変わって、声を荒げてますよ!!即座に「こちらも旗を作る!!精忠の二文字だ!!」とかやってるし、なんか焦ってるよ。土方さんが侮れないと気付いて焦り始めたみたいです。おおお、なんか俄然面白くなってきた。

あとは、土方さんの上半身裸っぷりと、お梅さんですな。まずたまげたのが、とんでも立派なお体(笑)。なんかウワサで、山本君は顔に似合わず、意外に筋肉質な体らしいとは聞いてたけど…これ、永倉さんよか立派な体では。そして、なによりもたまげたのは、おおおお胸が…!hydeさんもお胸の谷間が気になる人だけど…こ、これは負けた。これはもうAカップどころじゃないわ。Bカップだわ。あー、びっくりした。
お梅さん、土方さんにもちょっかいを出す。土方さん、お梅さん登場当初はデレデレしてたけどね。今はすっかり胡散臭い目で見るようになってしまっていて、まったく落ちる気配はありません。こういう緊張感のあるやりとりは好きだなー。

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22話「屋根の上の鴨」

[映像] 2005.07.07(Thu)

タイトルが可笑しい…(笑)。「芹沢鴨、爆発」の回の「鴨だけに鳥小屋がお似合いだ」に匹敵するフレーズのように思われます。

が、その中身は笑い事じゃないんですけどねー。屋根の上の鴨さまは、まさに自ら墓穴を掘った瞬間だしな…。どっこい事件と屋根の上の鴨さまで、完全に鴨さまの道は絶たれたと言っていい状況ですもんね。今思うとあそこが分かれ目だったかなという気がしますね。桂さんにやり込められたときね。その前はけっこうブイブイ行ってたし、あのあと結局立ち直れないままにドツボにはまっていったという感がありますね。

のっけ、なぜか近藤派局長&副長二人の前で一人座っている新見さん。あり?なんか構図が変よ?鴨さまは?と思っていたら、新見さんのうしろに寝そべってました。なんだそこにいたのね。浪士組が京に残るという話のなかで、勇が容保様じきじきに声をかけてもらって勝手に話を進めたということで、鴨さま、臍を曲げてしまい、「解散だ解散!!」と立ち去ってしまいます。新見さん、うんざりという顔で「あの人が蚊帳の外に置かれることが一番嫌いなことぐらい覚えて欲しいものだ」と一応建前は勇たちに文句をつけているけども、内心はどっちかっていうと鴨さまにうんざりしている様子。しかも、「芹沢のことは引き受けた」って、呼び捨て!!なんだか前回から「あら〜?」という感じですよ。

ところで、前回のどっこい事件の縁で、壬生寺で相撲の興行を浪士組が手伝って行うことになりました。八木さんに伝えるときの、局長の両脇に控えた副長ズが二人してお愛想笑顔でおかしい(笑)。しかも、雅さんが「黒神関も来ますの〜!?」とミーハーモード全開になったときの、うしろの副長ズ密談(土方さん「…斬ってないだろうな?」山南さん「名簿にはその名前は」←二人とも真面目(笑))が最高です(笑)。
元々商人の土方さん、このときとばかりにみやげ物で銭稼ぎ。バッタもん(他人の手形を売るとは…立派な詐欺ですぜ(^^;;)まで作ってて、勇は「やめておこう」と二回も土方さんに頼んでる。でも聞いてもらえない(爆)。久々に情けない多摩時代の雰囲気でしたな(笑)。
途中捨助登場。うあああ、相変わらずウザイ!!(笑) 実を言うと、ほとんど苦手なキャラクターがいなくて、どなたもそれなりに愛着を持って見てしまう新選組!なのですが、唯一苦手なのが、この捨助…(^^;;。「出た!!」って感じでした。土方さん、殴っちゃったから、ちょっと立場弱いしね。でも、容保様にそれと知らずに絡んで(また絡み方がうざいんだ〜)、背後からタマネギ部隊のような様子でシタシタシタッと走ってきた容保様部下ズにシタシタシタッと連れ去られてしまったシーンは可笑しかった(笑)。捨助というよりも部下ズがね(笑)。でも、その後がなかったのでどうなったかと思ったけど、あとの回を見ると追い払われるだけで済んだみたいね。よかったね。
話が前後しましたが、お忍びの容保さま、可愛らしいですの〜(笑)。広沢さんもご機嫌麗しゅう感じで何より(なんとなく、広沢さん好き)。
斎藤がこの回は孤独壁を思い出したか(まぁここんとこ可愛らしいワンコモードすぎだったよな(笑))、わりと一人になりたがるシーンが多かったのですが、それでも、みんなによってたかって誘われると、やっぱり嬉しそうにはにかみ笑いを見せるところが…!!(じたばた) くぅぅぅぅ、はにかむなよ!!!可愛いじゃないか斎藤!!!

町人上がりの又三郎、なんだか鴨さまのどこにあったのかわからない逆鱗に触れてしまったらしく、いきなり斬られてしまいました…。この人も捨助と並んで苦手部類のキャラでしたけど…直前に総司に野心というか夢というかそういうのを語ってただけに、なんとも哀れ…。ていうか、鴨さま…どこまで歯止めというものがないのだ。
そして、ついには、大和屋に押し入った挙句焼き討ちもどきの荒業に。これが屋根の上の鴨さまなんですけど…やっぱり破滅型というか、自分で自分のやってることがわかってないわけじゃないんだよなー。でも、もう自分が止められないんだよなー。下から見上げている勇の目を見返せず、ただ酒を煽る鴨さまが…土方さんが「芹沢…自分で墓穴を掘りやがった…」とつぶやいていましたが、誰の目にも「終わったな…」という感じでしたよね。鴨さま自身の状態が、もうダメだなっていう感じだった。でも、下から見上げる勇の表情はむちゃくちゃよかったですね。とても断固とした目をしてるんだけど、でも、どこか悲しみや憐れみみたいなのもあって。鴨さまが見返せなかったのもよくわかる目でした。

それにしても、総司が心配だー心配だー。無邪気な笑顔がほとんど出なくなってしまっている辺り、何も感じてないわけがないので、やっぱり人を斬ってしまったショックっていうのは絶対あるんだよなー。そして、考えてもいるんだと思う。でも、その状態がつらいのでしょう。っていうのはわかるんだけど、それで鴨さま(&お梅さん)に懐くっていうのがあまりにもマズイわけよ。あうーあうー。

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23話「政変、八月十八日」

[映像] 2005.07.08(Fri)

広沢さまがのっけからお怒りです。そりゃまーなー。ありゃねーよなー。暗に鴨さま排除を要求する広沢さまに土方さん抜け目なく「会津様のご意向と取ってよろしいのですか?」と確認して、「けっこう」と言質を取りました。さすがだな、土方さん。そして、鴨さまの命運は尽きた…な…。あとは勇の決断だけだものね。

と言ったって、あの勇が易々と鴨さまを切り捨てることなどできるわけもなく。馬鹿正直に鴨さま本人に向かって「広沢さまにあの男をなんとかしろと言われました」とか言ってるし。これ、普通の状況だったらそれこそ窮鼠猫を噛むなんてことにだってなりかねなかったような…。しかし、まぁ鴨さますっかり自棄になってるのかそれとももうあんまり考えたくないのかな?(そりゃ考えれば考えるほどろくでもない展望しかないだろうし、自分に嫌気が差すばかりだろうしな)なんだか逆に落ち着いてますけど、やることはむちゃくちゃだよ。「誰かが責を負わねばなるまい。新見。お前、腹切れ」ってなんですかそれー!!あの新見さんがめちゃめちゃひきつってるじゃないですか、まずいよそれ。又三郎並みに簡単に切り捨てられた気分だったんでしょうね、そのあとすっかり落ち込んではりましたけど…でも新見さんは又三郎と違って、力がありますからねぇ…せっかくずっと腹心でついてきてくれたのに、自ら新見さんのことを切り離してしまった。あーあ。そのあとは新見さん、鴨さまからすっかり心が離れてしまった感じですよね。

土方さんはなんとか勇に鴨さまを切り捨てさせよう(あ、この時点では本当の斬るじゃないっすよ(笑))と勇に迫るけど、その言い方じゃ勇は納得しないって。でも、土方さんの「お前は逃げてるんだ。一人で組を引っ張るのが怖いんだ」とかって指摘は的を射てると思いました。…なのに、真面目な顔のまま「だめだこりゃ」って(笑)。ドリフですか、歳…(笑)。

会津藩の皆々様が、そろって山南走りでおかしい…(笑)。ちなみに改めて疑問に思いましたが、この山南走りってなんなんでしょうか?武家の方のなんかの作法とかなのかしらん??みんなこの走り方をしてるってのはたぶんそういう走り方があるのよね…(笑)。浪士組では山南さん一人だけ常にどこでもこの走り方をなさるので、ものすごく目に付くんだけど…(笑)。
そして、お花畑を守ることになった浪士組。お花畑て…………(笑)。勇が真面目に「命に代えてもお花畑をお守りいたします!!」とか鴨さまが「お花畑へまかり通る!」とかやってるのを見ると可笑しいやら可哀想やら…。「花畑」じゃなくて「お花畑」のところがポイントですよね(笑)。しかし、はりきる浪士組が可哀想。

「土方君はずいぶんご機嫌のようですね」と指摘する山南さんに、「桂を追い出せるなんて嬉しいねぇ…」とにやにやする土方さん、そしてその笑みを見て、ものすごい微妙な顔で固まる山南さんが変でした(笑)。このときの土方さんの格好がツボだ〜。肩にかけただけの羽織がいいなぁ。

結局下知はないまま朝になってしまったんだけど、起きてたのは斎藤と勇だけでしたね。斎藤、やっぱ修羅場くぐってんだろうなぁ…。人を斬るということをやっぱり気にし続けている沖田くんに聞かれて、こたえた斎藤「喜びもしないが、悔やみもしない。お前は飯を食うたびになにか感じているのか。俺にとってはそういうことだ」って…多分それじゃ沖田くんの参考にはならない……(^^;;。

しびれを切らした鴨さまの決断で、下知なしで御所に向かう浪士組。こういうときは鴨さまの横暴さが大変役に立つね。勇じゃとてもこんな強引な突撃はできませんし。しかし、お花畑(お花はどこ?)で結局蚊帳の外に置かれたまま、すべては終わってしまいました。まぁ、会津の人たちも戦ったわけじゃないから似たり寄ったりだけどね。
思わず私も左之助と一緒に「一体この回はなんだったんだ」とつぶやいてしまったけども、そのあと土方さんの台詞がね。「俺は決めた。まず会津藩の信頼を勝ち取る。そのために俺は喜んで修羅の道に踏み込んでやる」。来た〜〜(>_<)。土方さん、修羅の道宣言。また山南さんが聞いてるんですね(斎藤も聞いてる。斎藤もわりとこういう大事なシーンに居合わせますよね。しかも「なぜかいる斎藤」っていう感じで(笑))。山南さんの表情もいいけど、斎藤の表情もむちゃくちゃいいですな。二人とも今後どうなっていくのかわかっているんだろうね。

ちなみにお花畑は最後に一輪だけお花が確認されました。お花畑…??

そうそう、そろばんを叩くために採用された河合さん、「私も出陣しなくてはなりませんか〜?私は勘定方として採用されたのですが」と泣きついているのですが(そりゃ、まったく心得ないもんね)、左之助の返答が可笑しかった。「戦う勘定方」って(笑)。河合さんの「えぇぇ〜…」もおかしい(笑)。

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24話「避けては通れぬ道」

[映像] 2005.07.08(Fri)

くはー…………。なんだかもうどこから書くかな…………。濃かった。

広沢さまがなぜか勇抜きで、副長二人だけに最後通牒を渡しています。なぜここに局長がいないのだろうか?そして、近藤派の面々で鴨さまの処遇についてのみんなの話し合い。今まで永倉さんとかにはあんまり事情を話してなかったんですね。ていうか、会津藩の意向とかは別としたって、あの所業の数々はやばいだろ?そもそもヤバイと思ってくれよ、永倉さん(^^;;。まぁ、細かいことは気にせず、何かあっても片がつけば許す、大人物って感じで憎めないけどね。とゆーわけで、そんなにマズイと思ってなかったらしい永倉さんはそもそも鴨さまと袂を分かつこと自体あんまり想定外だったみたいです。斎藤はもう状況はとっくに理解していて、理解しているがゆえに、その場を離れる。結論に従うことはちゃんと告げて、それでも、鴨さまにも恩義があるので、この話には加われないという、異常に義理堅い斎藤らしい行動ですね。左之助はたいした惑いもなく「斬るしかねぇだろ」。これ、先に腹に一物ない左之助が言い出したので、よかったよね。腹に一物ありまくりの土方さんからいきなり「斬る」発言だとけっこうみんな引いちゃったかもしんないしね。左之助が先に言ってくれたのでどん引きされずに「はっきり言っておく。俺は浪士組のためには芹沢を斬ることもやむなしと思っている」と告げることができて、みんなに覚悟させることができた感じ。特に永倉さんの様子だといきなり斬る発言だったら、引いた可能性があった気がして。しかし、永倉さん以上に割り切れない様子の勇。途中で席を立ってしまった。源さんも立ったので、なんだろと思ったら、源さんもやっぱり鴨さまを排して勇が上に立つべきだと思ってるんですね。

そのあとの副長二人のブラック密談。くぅぅぅ、この二人が会話してると萌え萌えなので、嬉しい。いろいろつらいけど、嬉しい。
しかし、土方さんが言う前に、いきなり山南さんのほうが「斬るべきです」。すんごいビックリしました。いつのまに山南さん、そこまで決意を固めていたんだろ?どうやら山南さんは近藤さんを浪士組に引きずり込んだ責任を強く強く感じている様子。そして、近藤さんのために自らが泥を被る、なんでもする、修羅にもなると決意している土方さんを見てきてるからな〜。その影響を受けたのかもしれないですね。責任のある自分も近藤さんのためにはなんでもするべきだと思ったのかも…。
でも、山南さんと土方さんが同レベルで黒くなってしまうと歯止めというものがなくなるわけで(現になくなったわけだが)、本当は黒い土方さんと白い山南さんが両輪って言う形でバランスを取っていくのがいちばんよかったように思います…。しかも、やっぱり山南さんは基本的に白い人だしね…だってさ、永倉さんに言ったことだって方便だなんてカケラも思わなかったし。というか方便だったことにビックリだったし(土方さんも同様だったようで、驚いてるし)。本来そういう人だと思うからさー。くぅぅぅ。

そして、そのあとはもう黒い黒い。土方さん!!あくどい!!あくどすぎる!!狡猾すぎる!!(褒めてます) いつの間にこんなに易々と新見さんの上を行く人になったのだろう。まぁ、新見さんが鴨さまから心が離れてしまって、動揺していたってことろもあるだろうけど。新見さんを罠にかけるところの会話のあくどさは、はっきり言って並大抵の悪役よりもあくどかった(笑)と思われます(笑)。思わず、新見さんのほうに「だめよー!それは罠よー!!」と言ってしまいそうになるほどにあくどかった…(笑)。しかも、土方さん「本人に確認してみよう」とかって(表情がまたあくどいんだ)、山南さんスパーン!!とふすまを開けたら、そこには鴨さまが……!!うわ〜…やること容赦なさ過ぎ!!新見さんの顔が、見ていられないほど痛々しいっす。

しかし、新見さん、山南さんに特大の呪いの言葉をかけていきました…。山南さんがやっぱりつらそうになってる…………(涙)。どう考えても山南さんはこういうの向いてないんだよ…。確かにこの二人が組んで黒い謀略立てたら無敵だけどね…でも持って生まれた性向ってあるから…。

その横で、沖田くんとお梅さんはそっちはそっちで濃いことをしています(汗)。あー、そりゃまぁその話の展開をされたらもう沖田くんとしては押し倒すしかないよな…(汗)。そして、鴨さまにタコ殴りされて、間男そのままですがな(汗)。でも、お梅さんが本気でうろたえているので、お梅さん的には本当に鴨さまがそんなことをするなんて思ってなかったことがわかります。実際タコ殴りに至った理由は嫉妬ではなくて、新見さんの死と間近に迫った自らの死に動揺していたからだったしね。このシーンは本当なんだか怖いというか悲しいと言うか、なんかすごかった。「新見が死んだ……。次は俺だ……」とつぶやいて、震えながら笑い出すところとか。

一方、新見さんの件に関わらせないために大阪に体よく追いやられていた(だよね?(笑)あれは土方さんと山南さんが手を打ったよな?(笑))勇。愚痴をこぼすこぼす。土方さんや山南さんがどれだけの想いで行動しているかということを思えば、「私の周りには壬生浪士組を自分たちのものにしようとする奴らばかり」などと言い出す勇に一瞬「この男は…!!」と思いましたけど(笑)、いやいや、そりゃまぁ勇側からすればありがた迷惑なのは確かだしなと思い直しました(笑)。それにしても、「そんなことをしている場合ではないのに」とか言ってるとついつい「大阪で太夫相手に愚痴をこぼしているあんたはなんだ?」などと突っ込んでしまいますが…(笑)。いえいえ、仕方ないよね、勇も性質的にそういうの向いてないんだから。うんうん、そうだそうだ。

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25話「新選組誕生」

[映像] 2005.07.09(Sat)

…………はー……。見ました。凄い回だったな……。

どこから書いていいかわかんないので、とりあえずどうでもいい(いや、私はどうでもいいなんて言ってられないほどむちゃくちゃ興奮したけど、明らかに見るところが間違っている…(笑))話から始めますけど……
山南さんっ!色っぽすぎまする〜〜〜っ!!「…やややや山南さん!なんですかその濡れた乱れ髪!!そうでなくてもあなたは苦悩をにじませた流し目が異常に色っぽくてらっしゃるのに!かつてないほど色気大爆発じゃないですかーーーー!!」とかなっちゃいましたよ。つーか、あんな大事なシーンで、色気で悶絶させてどうすんですか。
いやぁ、参った参った。そして、自分にも参りました。あんなシーンで、色気に悶絶しちゃう自分の業にめげたよ正直(笑)。

「ハタノアト」はてっきり前回までのあらすじ紹介だと思って油断してたら、いきなり副長ズが大阪で遊んでいた局長に新見さん切腹を報告し始めて、思わずアワアワしてしまいました。いきなりすごいシーンから入るなオイ。当然局長は事の成り行きがわかるわけで、怒る。ほんでもって、今回もまた「あなたがついていながら!」と山南さんを叱る。これ、他の面々も含まれるならともかく、土方さんオンリーの話だから「その言い方はどうなのよ?」って感じだけど…まぁ、土方さんがある種の方向に暴走する人なのは当然勇は知ってるから仕方ないか。山南さんは基本的な路線が穏健派だものね。
そして、勇は「お前のやったことは士道に背いてないのか?お前は腹を切らなくていいのか!」という猛烈な台詞を土方さんにぶつけます。くはー!その通りなだけに痛い台詞だ。でも、土方さんはまったく引きません。「あんたがそうしろと言うなら俺は腹を切るぜ」。くはー。本気だよ、この人。勇に腹切れ言われたら切るよ、この人…。

鴨さまとお梅さん。with斎藤。なんだか斎藤を用心棒に連れ歩いているらしい鴨さま。しかし、先週の最後あれほど動揺して震えていた様子とは打って変わって、落ち着いてます。それも自暴自棄でもなく、登場当初のような様子に戻ってらっしゃる…。うーん、本来の姿は多分これなんだろうな、鴨さまって。「長生きをしたくなった」とか言ってしまうことや、お梅さんが「死んだらどうなるのかしら」と言ったときに「俺の墓に入ればいい」と返すところとか、覚悟が決まってなかったら先週のオウムの予言のように目を背けるだろうから…もう覚悟を決めてらっしゃるんでしょうね。「俺の墓に入ればいい」って、プロポーズですね。死を覚悟した上でこの台詞…くぅ。お梅さんもこれまでとは様子が違って、本当に嬉しそう。さらに、そのあとの嵐山の紅葉見物のシーンでは、お梅さんが本当に綺麗で幸せそうだったので「ああ、お梅さんはついに鴨さまの気持ちを信じたんだなぁ」と。寺子屋も意外にいいと思いますよね、本当。この期に及んで…で切ないばかりですけど。

その横では、土方さん山南さんによる芹沢暗殺計画が着々と進行。永倉さんは(誰かさんと同じで、と土方さんが本人を前に言った)融通がきかないところがあるから除外、沖田君と平助君は若すぎるので除外、斎藤は手を借りたかったけれど鴨さまに恩義を感じているようなので除外。勇は話し合いの間、一度も目を開かず、一言も口を聞かず…。
沖田君は土方さんに「宴会のあと、芹沢についていくな」と言われたことで、計画を悟って、「私も加えてください!あの人は私が斬らなくちゃいけないんです。あの人もそれを望んでる」。ああ、そのとおり…。沖田君、つらいなぁ…。でも、ここで逃げなかったのは本当にえらいと思う。

宴会。土方さん、鴨さまを酔わせるために酌をしまくってますけど、うさんくさすぎる…(笑)。前回の新見さんのときもそうだったけど、誰が見ても「…何をたくらんでる?」って言いたくなるよなぁ(笑)。でも、鴨さまはすべてを覚悟の上で受けて立ちます。今回は本当鴨さま、文句なくかっこいい。対する土方さんも、見透かされても一歩も引かない。
鴨さまと勇の会話。勇はこの期に及んで鴨さまを助けようと、計画を言いそうになるけど、当の鴨さまが止めます。「鬼になれよ、近藤。鬼になって、俺を喰っちまえ」って、くぅぅぅ…。かっこいいよ、鴨さま…。本当、この回は全編鴨さまがかっこよすぎ。容保様にいただいた新選組の名前を「悪くねぇな。明日からこの名前で行けよ」と勧める鴨さまもかっこよすぎる…。うう、本当に惜しい人を…。

鴨さまが帰宅するところでは、いろんな隊士たちのいろんな動きが、さすが三谷さんだなという感じですよね。とりあえず、土方さんと山南さんのアイコンタクトにくらくらしましたけど。鴨さまにボディガードお役ごめんになった斎藤(多分斎藤を死なせないでやろうという鴨さまの心遣いだろうなぁ…)は、たくらみに気付いて止めに立ち上がるし。山南さんは野口君を助けてやろうとするし、平助は涙目だし。まったく動じてない頼もしい左之助とか緊張して様子のおかしい沖田君とか。そして勇も立ち上がったのを見て、止める源さん。でも、勇も鴨さまの思いを受けて、ついに鬼になることを決断。

暗殺に走る4人の前に立ちふさがる斎藤。左之助本当に動じない。どうしていいかわからない3人に対して、左之助は迷いなく斎藤に槍を向ける。すごいなぁ、左之助…。そこに勇到着、斎藤を諭して、ついに土方さんに「お前に浪士組の行く末、託した」。うわぁぁ…ついに。土方さん、一言「心得た」。

暗殺決行のところは本当息もつかせぬというか、すごかったです。土方さんと左之助が布団に襲い掛かったら、なんと無人。カメラがあがったら、そこにはすっかり待ち構えている鴨さまが……!ひーーーー!!土方さんとか、ぎょっとして飛びのいてますもんね。でも、真っ先に切りかかったのも土方さんでした。まぁ鴨さまには刀すら抜かずに跳ね除けられましたけど。鴨さま、またまたむちゃくちゃかっこいいっす。つか、鴨さま、手加減してる…というか、殺さないであげてるよね、これ。鴨さまの動き、余裕がありますもの。土方さんも沖田君も、何度も斬るチャンスがあったと思う。でも、簡単に殺されてやるつもりもないけど、殺すつもりがなかったんだろうなぁ…という感じがしました。
その横でお梅さんが呼んできた平山さんと平間さんが加勢に来たので、山南さんと左之助はそちらを引き受けます。山南さんの殺陣、綺麗だよなー。しかし…この状況下で山南さん殺せないんですか…!!(なんとなく衝撃) ああ、なんてこった、この心優しいというか、弱いというか、甘いところが…!! 大好きだけど、でもやっぱりいざとなったら殺さないと駄目ですよ、山南さん…(涙)。平間さんは逃げてくれたけど、平山さんには背まで向けてしまって、危うく殺されるところでした。……でも、雨に濡れた乱れ髪で、苦悩する山南さんは史上最強の色気でしたけど!!

さて、やっぱり鴨さまは全然お強くて、土方さんの刀は折れるし、沖田くんは動転しちゃってざるとかいろいろ物投げつけちゃうし、こりゃとても鴨さまは殺せないんでないかい…と思った瞬間。
鴨さま、自分の投げた瓢箪で足を滑らせた!!沖田くん、その瞬間に鴨さまを刺した!!鴨さま、ちょっと笑って、沖田くんと見つめあって(沖田くんを殺すつもりだったら、ここで、沖田君を斬れたと思う)、次の瞬間、うしろから土方さんが突きでとどめ。鴨さまが倒れたあとの沖田君の表情もさることながら、次に映った土方さんの表情と激しい息遣いが凄かったです。やっぱり人を斬ったの初めてだったんだろうな…。
そして、お梅さんの壮絶な自害。これは…!沖田くんつらすぎる…。でも、この二人にとっては幸せだったのかもしれません。沖田君にはつらすぎるけどね…。
なにげなく、最後に念を入れてもう一度とどめを差す左之助は凄かったっす。なにしろ、他の三人がね、土方さんは人を斬ったの初めてっぽかったし、沖田君も似たようなもんだし、山南さんに至ってはあの状況下で平山さんも平間さんも結局殺せなかったんだから…。

勇と平助君と野口君のシーンよかったです。平助の泣きながら「水戸で道場を開いて、子どもたちに剣を教えろ!!」と言うのがすごいぐっと来ました。本当は、野口君も史実ではその後切腹をするそうなんですが…三谷さん、それは書かないでいてくれたみたいです。良かった。死なせたくないもんね…。

いやー、最高の回だったと思います。鴨さまとお梅さん、本当いいキャラでした。みんな本当良かった。凄かったです。

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26話「局長近藤勇」、27話「直前、池田屋事件」

[映像] 2005.07.10(Sun)

続けて見ちゃったのでまとめて感想。

「局長近藤勇」はさすがにタイトルになるだけあって、香取近藤が、ここに来て急激に貫禄をつけました。鴨さまが亡くなられて8ヶ月分の話を一気にやったのですが、ビックリしたよ、香取!凄いよ、すごくかっこよかったよ勇!ということは今までイマイチどうも貫禄がなかったのは、鴨さまがいて土方さんはともかく勇の覚悟は未だし…っていうことだったのか。そういうことだよな、鴨さまがいなくなったとたんこの貫禄だもんな。わざとだったのか。そして勇が総髪になった。源さんも総髪。土方さんも基本ラインは変わらないけど、なんだかほつれ毛とかが少なくなって、切り方とかも綺麗になりました。でも、勇の総髪はまだ慣れないっす。っていうか、総髪とか剃ったりとかってどういう違いがあるんですかね?単にファッション?しかし、勇も源さんも総髪になるなら、もっともっとぜひ総髪に戻って欲しい人が。もちろん沖田くん…(笑)。<無理だけど。あとあと、斎藤がおひげをやめてすっきり。おひげないほうが好きなので、これは嬉しい。

土方さんがなんでか、斎藤を連れて歩いてます。土方さんってなんか前々から斎藤のことは気に入ってるよね…。勇の忠犬だからかな。そうだろうな。ダーティーなことも引かないからやりやすいだろうしね。しかし、土方さんによる内山さま挑発で、結果的に斎藤には大変な災難が。食事中、いきなりひっ捕らえられてしまいました。しかし、刀を抜かずになんとかしようとする斎藤がいじらしいです。相変わらず勇に言われたことは馬鹿正直に守る忠犬。
そして、斎藤拷問シーン!!どひー、上半身裸で吊るされている!!そして、土方さんが迎えに行ったときにはズタボロで抱きかかえられながら、土方さんに少し笑みを見せました。口を割らなかったぜという意味でしょうか。多分そうでしょうね。つーか、口割らなかったっていうか、そもそも冤罪なんですけども。やっぱりいつのまにか土方さんとすっかり信頼関係が生まれているんだね〜。

内山様vs.勇。ここは本当勇がかっこよかったです。前だったらここまで言い返せなかったよね。

ていうか、この回はとにかく山南さんがいません。なんでかしら?ちょっとダーティーなところからは外されているのだろうか?ところで局長はもちろんわかります。副長もわかります。しかし、山南さんの「総長」ってのはどういう役どころなんでしょうかね〜?勘定方河合さんと二人で事務方みたいなことしてましたけど(^^;;。しょ、庶務??(^^;; 個人的には土方さん山南さんの副長コンビがすっごくすっごく大好きだったもので、山南さんにも引き続き副長で行って欲しかったですけども、まぁそういうわけにもいかんわな(^^;;。
というわけで、暗殺計画も勇と土方さん二人きりの密談。勇は自分もやると言い出しますけど、勇に手を汚させるつもりは毛頭ない土方さんはやらせません。土方さんがやってることを知りながら、なにもできないのは確かに逆につらいだろうなぁ。でも、それを思ってくれる勇でよかったっす。

暗殺決行。沖田くんにいきなり内山様がピストルを!!それでも誰も手を出さない(勇に正々堂々と勝てと言われたから)。えー!これじゃ沖田君が撃たれちゃうやん!!と思ったら、うしろから駆けてきた斎藤がばっさり。まあ…斎藤は恨みがあるもんね。

そうそう、新しい隊士が何人か。武田観柳斎。変なキャラだぁ。偉そうだし。あまりの押しの強さに土方さんと山南さんが揃って目が点になっていますよ(笑)。山崎烝。この人はイイ味ですね。土方さんがいったん落としかけたのに三度も同じことを言われて落ちたことを逆手にとって、監察方として見事採用。
そして、谷三十郎?きっついよ〜〜〜〜(汗)。その笑いはきっつい〜〜〜〜!うえぇえぇん。

27話「直前、池田屋事件」。いやぁこの回は面白かったなぁ。各キャラの話がたくさん盛り込まれている上に、池田屋事件の展開もあるから、盛りだくさん。さすが三谷さんっていう感じ。

前回なぜかほとんどいなかった山南さんが今回はいっぱいいました。あれ?山南さんはまだ迷ってらっしゃらない…。私、すでに土方さんのダーティーなやり方についていきにくくなって前回の内山様の話に一切噛まなかったのかと思ってたんですけど、むしろ迷っているのは勇で、山南さんはその悩みにこたえる立場でした。でも、ああよかった…。
沖田君とひでちゃんの話で土方さん「今はいいが、女は別れたあとが厄介なんだ」って、それはあんたがろくな付き合い方をせんからでしょうが。あと、斎藤の話になって、斎藤が目を開けて寝ているということをなぜか、土方さんが知っている(笑)。なんでそんな話を聞きだしているんだ(笑)。やっぱりこの二人仲良しなのね。ていうか、目をあけて寝てる斎藤、怖いよ…(笑)。
1年半も友人との約束を果たすべく、人探しをしていた永倉さん。本当にまっすぐで一本気な性格ですな。だがしかし、勇に内山様や鴨さまのことを問いただすところは…きっついなぁ……(涙)。表情を変えない勇は本当かっこいいけど…しかし、きついです。「信用していいですね?」と確認されて「はい」と答える勇。くぅぅぅ…。
おまさちゃんに恋文をあげている左之助…(笑)。大根もってスキップしてるし…(笑)。可笑しすぎる。
さらにさらに、沖田くんになりすまして茶屋で遊んでいる平助君のお悩み相談室。ここの勇もよかったなぁ。さすがに人に慕われる局長って感じですよね。

その裏で進行する池田屋事件の前振り。捕らえた古高さんに幹部連中が尋問するけど、答えない。手荒なことはしたくないという山南さんと、無駄だと言う土方さん。結局拷問をすることに。山南さん、土方さんを止めて欲しくて近藤さんを呼びにやらせたのかなと思ったんだけど…そうじゃないのかな?近藤さんは止めるそぶりもないしね(というか事が事なので、むしろ当然のような感じですね)。
拷問をしてもやっぱり口を割らない古高さんに、土方さん…。最初、沖田くんに「斎藤を呼べ」とか言いだして、二人でごしょごしょ話してたから、私、斎藤にやらせるのかと思っちゃったんですよ。それで一瞬「えー…?(涙)」と思っちゃったんだけど(確かに斎藤は汚れ仕事に慣れているだろうけど、でもなー…みたいな気分だった)、なんと単に斎藤にいちばん効果的な拷問方法を聞いただけだった。自ら蝋燭と釘を持参して、「俺が出てくるまで誰も入れるな」と沖田くんに言って、一人閉じこもりました。ああああ〜!土方さん、全部自分ひとりで引き受けるんですね!!(涙) 拷問してるけど…でもやっぱり好きだぁ!!(涙)
まぁ、その横で斎藤が無邪気にコマをまわして喜んでますけど……(^^;;。

ああっ、そうだ。沖田くんがそろそろ肺を病んでしまいました…。つらいなぁ。せっかくひでちゃんが医者に見せようとしたのに、逃げ出しちゃうし、もーうー!

Posted by koko at 04:18 AM | Comment (0)

戦い。

[つぶやき] 2005.07.12(Tue)

服脱いで風呂入ろうと風呂場の戸を開けたら、黒い人がいたんですよ。戸の手すりを駆け上ってた…。目の前ですよそんなの。しかも、自分ハダカだっつーの。
思わず無言で戸を閉めたんですが、ゴキジェットを取りに行って黒い人を退治しないと風呂に入れない。しかし、裸で飛び出すわけにも行かないので再度服を着てから、ゴキジェットを手に出陣しました。

しかし、なにぶん戸の上の方にいたわけで、開けたとたん黒い人が空を飛んで来かねない状況です(先日相方が空を飛ぶ黒い人に襲われたばかりだし)。そりゃもう戦々恐々ですよ。まさに闇討ちに入る人状態で、深呼吸ののち意を決してそ〜〜っと戸を開けた。けど、黒い人いない。いや、しかし、いないっつーたって、いないわけがないので、退治しないわけにはいきません。とりあえず適当にゴキジェットを吹きかけてみた。と、黒い人出現!しかし、狭い場所だし、戸の関係で見通しが悪く、苦しんで駆け回る黒い人をたびたび見失ってしまいます。とゆーわけで、苦し紛れに飛んでくるかもしれない状況に、取り乱した私、ゴキジェットを盛大にばらまきまくり!最後は戸のすぐ下で息絶えかけている状況になったんですが、だがしかし、またも視界から消えてしまった(足元なんだけど、段差でちょうど隠れてしまった)。乗り出して見る勇気はないので(顔に向かって飛んできたらどうするんだ)、適当にその辺に盛大にゴキジェットを集中噴射!!もう死んだだろうと思いながらも、ついつい不安でさらに盛大に噴射。

で、しばしの沈黙のあと、意を決してそ〜〜っと身を乗り出してのぞいてみました。しかし、またいない!!どこ行ったんだー!!!いくらなんでも死んだだろうとは思われるのですが(その前だって瀕死だったんだし)、死ぬ間際どこかに走っていってしまったらしい…。しかし、黒い人の遺骸を片付けないことには、場所が場所なだけに(風呂場ですよ!裸になる場所ですよ!!)恐ろしくて風呂に入れない。意を決して、風呂場に足を踏み入れて、ようやく風呂桶の下で息絶えている黒い人を無事発見…。戦いは終わった…。

が、しかし。同時に、なんだか舌がピリピリ痛い。
……ゴキジェット、人体にも毒なのではなかろーか。毒ですよね、これ。おかしいよ、絶対。目も痛いし。そうだよなぁ、これだけ強力に黒い人を殺すんだから、これだけ盛大に撒けば、人体にだって影響が出るさ…。空気が白く煙っているし…。ていうか、撒きすぎだよ。しばらくは、風呂場に入れませんでしたよ。とほ。

ゴキジェットもね、去年よりなんだか黒い人の苦悶の時間が長いみたいなのよね。去年のだから効果がちょっと弱ってるのかも。というわけで、新しいゴキジェットで瞬殺を目指したいと思います。こないだも部屋中を逃げ回る黒い人(相方が飛行する黒い人に襲われたときね)に泡を食って、部屋中にゴキジェットを撒き散らして、拭き掃除する羽目になったしね〜。あんまり盛大に撒き散らすのは問題があるよな。今日のはマジで毒性を感じたし(笑)。ま、今回は場所が狭かったので、いっそう影響があったんだろうなぁ…。

大騒ぎの戦いでした。

Posted by koko at 04:18 AM

28話「そして、池田屋へ」冒頭だけ

[映像] 2005.07.12(Tue)

全部見たんですけど、全部書く時間はなさそうなので、頭だけ…。

山南さんが怒鳴ったー!!きゃー!!ビックリしたけど、すごい素敵素敵ー!しかも、なんかクレッシェンドで怒鳴ったー!怒鳴られたのは土方さんですけど、大丈夫、土方さん怒ってないですもんね。土方さんもビックリしてますよねこれ(笑)。そのあとの組分けでもどちらもこだわりなさげだし、大丈夫大丈夫。よね。うん。

で冒頭(OPがはじまる前ですよ!)にこんなに素晴らしいシーンがあったというのに、そのあとは山南さん少ないよー…。組分けで終わりかー。とほ。寂しい、山南さん…。史実で参加してないんだからしょーがないけど、山南さんの殺陣、すごく好きなんだけどな。

とかなんとかなっちゃって、自分がなぜか山南さん登場を心待ちにしていることをようやく自覚。うわー、こうやって世の新選組!ファンは山南さんにハマっていったのか…(笑)。初登場時はあの笑顔がえたいが知れなくてすごくキモかったのになぁ…(笑)。
うっかり堺さんググってしまって、りっぷちゃんと同じ田辺エージェンシー所属なんだーとか言っちゃって。
しかし、今になって山南さんにはまったら…切ないんじゃなかろーか…。うきゅ。

Posted by koko at 04:33 AM | Comment (0)

28話「そして池田屋へ」

[映像] 2005.07.13(Wed)

改めて(笑)。もう一度頭(ハタノアト)から。って、また頭からかい!いや、山南さんのことしか書いてないから…(笑)。冒頭の会議はクレッシェンドで怒鳴る山南さんに加えてもう一人意外な働きをした人が。観柳斎です。ていうか、この人がこんなすんごい役に立つことがあるとは思わなかったので、ビックリしました(笑)。だってこの人いなかったら、新選組は池田屋に攻め込めなかったどころか、逆に教われてたことになっちゃうじゃないですか。超グッジョブじゃないですか(笑)。

池田屋なんだけど、意外に笑いのシーンも入れてあったですよね。冒頭いきなり勇が八木さんに「新選組はどうしたらいいのでしょうか?」とお伺いを立てているシーンも可笑しかった(笑)。本当八木さんの「…それを私が答えるの?なんで?」ってその通りですよね(笑)。しかも、いたって真面目な勇が面白い。ただ、これドラマ的には多分新選組が単なる暴れん坊ではなく、彼らなりの正義を持っていたんだということを描くために大事なシーンだったんだろうと思いますけどね。浪士たちは京の町を焼くと言っていたからね。

あと、会議でなぜか土方さんが突然「山南君はここに残って留守を守って欲しい」とかって、いきなり君付けになってビビりました。あー、そうそう!もうちょっとあとだけど、広沢さま!!グッジョブ!いえ、もちろん、最初から会津を連れてきてくれるのが一番良かったのは確かですけど、苦しい中間管理職の立場でできうることをしてくれたよな。ありがとう、みたいな。広沢さまは会津でもはみだし者の新選組に、無意識のようですけどわりと誠実に対応してくださる(無意識っぽいけどわりと気に入ってくださってるのかなっていう感じで)ので、嬉しい。

京の町を歩いている土方さんと斎藤の会話もよかったっす。土方さんの軽口にちょっと笑う斎藤とか。やっぱり仲良し。そして、能天気にイカを食ってる左之助と永倉さん。土方さんはわりと繊細なようで、仕事の前に飯など食う気にならないようです(笑)。
ああ、そうそう、象山先生は大好きなので登場は嬉しいのですが、もれなく捨助が一緒に登場するので、ちょっといやん。しかも、今回捨助のせいですごい歴史が動いたよな…(笑)。それにしても、うざいよ、捨助。

会津がこないとわかってからの組分けシーン。ハタノアトでちょっといいところを見せた観柳斎ですけど、いきなり誰も何も言ってないのに勝手に近藤組に入ってて、ツッコミの土方さん早速突っ込む。でも、「軍師ですから?」の一言で終わって、ツッコミ不発。くそぅ(なぜか悔しがる私)。でも、谷三十郎のネタはちゃんと効いたね(笑)。しかも、勇と土方さんのコンビプレイだ(笑)。勇の「全部もらうと歳が拗ねるからな」発言は、なんだその萌え発言はって感じ。最近勇がそういう言葉回し、うまいんだよね…(笑)。昔はあんなもっさりだったのに…(笑)。

つーことで、池田屋(しかし、その直前まで平和な京の町とはやる新選組の落差が笑えた)。気合入ってましたね〜!セットとかすげぇし。暗くて最初は誰がどこで何をしてんのかよくわかんなかったけど、二度目見たらけっこうわかりました。
勇。素直にかっこいいです。どっしりとした安定した剣術って感じです。蹴ったり殴ったりという行動もけっこうやってるんですが、あわててる感じじゃなくて、それも含めてとても安心して見てられる感じだった。振り向きざまに斬ったりというのもけっこうあったんですが、そのときも全然重心がぶれないしね。
永倉さんも、勇と同系統で安心してみてられる感じでした。背中が映ってて誰だろうと思うと永倉さんだったことが多かったなぁ。
平助。この人、意外なほど派手なんですよねー。元のああいう大人しげな性格と実は強いっていうのを、ああいうキレた感じの動きでつじつま合わせてるのかもね。動きがめちゃめちゃ大きいのです。常につんのめり気味に突っ込んでいく動きで、若いな、危なかったしいなという感じだけど、一度発動したら止められません的な(笑)。また、羽織を片方だけ脱いでいるのも目につく原因でしょう。映るシーンは永倉さんほど多くないんだけど、映ってるときはいちばん目立ってた(笑)。
沖田くん。平助とは逆に意外なほど見た目は地味(笑)。ただし、だからこそ強いという剣術なんだと思います。天然理心流って実際の戦いを想定した剣術だと言うし、となると見た目の派手さよりも実際の効果が大事なわけで。動きがとにかく全般的にコンパクトなんですよね。刀の振りも小さいし、振りかぶるということがまずなくて、全部下や中段からの振りでした。考えてみると沖田くん、すでに喀血するほどの病状を抱えた身なので、そんなに体力が豊富なわけはないだろうし、その意味でもコンパクトな動きっていうのは大事なんじゃないでしょうかね。ちなみに、「敵じゃいか、敵じゃいか」の憎めなかった望月さんを背中から斬ったのが沖田くんでしたな。

…ところで、その唐突なCGはなんどすえ???別にCG効果が駄目派ではありませんが(CGが駄目ならマンハッタンなんか到底見られない)、使うなら前々から準備しておいてくれよせめて。こんな大事なシーンであんな唐突にCG演出が入ったら、「なんどすえこれ???」って頭がハテナマークでいっぱいになっちゃって内容のことが吹っ飛んじゃうでしょうが。せっかくの喀血シーン(というか、沖田君が初めて自分の病を自覚するシーン)がかなり台無しでした。くすん。

土方さん登場シーンはおいしいなぁ。「かっちゃん、うしろだ!!」。うわぁ、こんなシーンでかっちゃんだってよ!!(笑) でもって、ずさっと斬りざまに「待たせたな」ですって(笑)。
斎藤、三人を一気に切り倒してます。うはー!!かっこよすぎるよ斎藤!!この人は派手でかつ流麗な動きで、さすが元アクション俳優っつーかなんつーか。かっちょいいよ〜!
二階で喀血した沖田君を見つける左之助と永倉さん。「みんなには言わないで。お願いだから」。この口調がいいなぁ…(涙)。でも、階段を落ちたことにしたけど(左之助、演技派ですなぁ)、二階で羽織を発見した土方さんは…気付いたっぽいですね…。

「敵じゃいか敵じゃいか」の望月さんは、痛ましかった…。別に好きとかうんぬんはないけど、本当憎めないキャラだったので、悲しいです。でも、桂さんの決断は非情だけど、私は苦悩しながらも現実を見て非情な決断をする人ってのが嫌いじゃないので…桂さんも憎めませんでした。

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次回予告ですでにつらい

[つぶやき] 2005.07.13(Wed)

29話を気楽な心で見て(池田屋のあとなので、多分そんなたいした話じゃないだろうと思って)、次回予告を見たら、えらいことでした。そうだよ、タイトルからしてえらい話だったんだよそう言えば。そんなものを予告で見せられて、ここで止めるのはほとんど生殺しだ。とは言え、この時間から一話見たら、寝る時間があまりにも少ない。見れない。くぅぅ。生殺しだよ、つらい。リアルタイムの人はこの状態で一週間待つんだなぁ。無理!!

…しかし、まあ、永倉さんは生き残るのがわかっているので別れはとてもつらいですが、亡くなるわけじゃないんだと自分を慰めることができるんだけど…問題は山南さんですよぉ〜(涙)。えぇ〜、永倉さんの話から、山南さん、もう噛んじゃうのですかぁ?!(涙) なんかそれっぽいこと言ってたよ!!(涙) そうでなくても今回はちゃめちゃに登場が少なくて、「また守り?!また守りなの?!またいないの?!やまなみさぁーん!」ととても寂しい思いをしていたのに(まぁ、平助くんも斎藤も守りだったので、ハブられたわけではなく、結局土方さんが出るなら当然山南さんが守りの指揮ということでしょうけど…)。うう、寂しいよ、山南さーん。

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30話「永倉新八、反乱」

[映像] 2005.07.14(Thu)

29話が飛んでしまった…のは、このタイトルと予告の山南さんのご様子にいてもたってもいられず、30話を見てしまって、見てしまったら、やっぱり土方さんと山南さんのご様子にすでにほとんど涙目になってしまったから。

ていうか、ごめん、永倉さん、いずれ離脱するってことだけ知ってたもんだから、もう離脱するのかとおもっちった…(爆)。ここじゃないのね(笑)。とゆーわけで、永倉さんのことはこの際置いておいて、つらいのは山南さんのことばかり…(涙)。ていうか、もう最初から山南さんのことばかりだったけど!!だって、試衛館の生え抜きでっていって山南さんハブられてるんだよ!!いや、生え抜きだから、山南さん同様生え抜きじゃない永倉さんも原田さんも普通にハブられてるんですけどね…(笑)。でも、この場合二人は別に入れて欲しいと思ってなくて、山南さんはすごく入れて欲しがってるところが問題なんですよ。入れて欲しいのにハブられてる!痛いっすよこれは!(涙) ハブにする土方さんが意地悪〜!と思ってしまいそうになるけど、土方さんは土方さんで今回はいっぱい傷ついてらっしゃった…。この二人、二人ともむちゃくちゃに不器用なんだもん…。いまだに、この二人は、多分腹を割って話せば考えを理解し合えてお互いに足りないところを補い合って両輪として動けるはずだと思うんですけど(意外だったけど考え方が致命的にズレてるとは思えなかった。多分土方さんが自分の考えをちゃんと一から説明すれば、山南さんにはわかると思う)、同時にこの二人だと二人ともにめちゃくちゃ不器用なので、腹を割って話し合うことが不可能な感じ…(涙)。しくしく。

土方さんは、この大河だと近藤さんが問答無用にいい人なので、どうしても悪役ポジションにならざるを得ない…というわけで、悪役一直線(このままでは誰からも「土方〜!(怒)」と言われてしまう!と心配になっておりました、私)になりかけていた気がしましたが、今回は久しぶりに素の土方さんが出ましたね。三味線もですけど、俳句の話がおかしすぎる!(笑) 沖田君との掛け合いもさすがだわ(笑)。可愛い。でも、やっぱり余裕がないんだよなぁ、土方さん。今回はいろいろ無理をしているんだなという感じがありましたね。あの、拷問部屋に行ったシーンだとかね。しかし、その直後、山南さんとすれ違ったシーンのあのスローモーションは一体なにごと〜??(汗) すんごい含みを感じてしまったんだけど…。いやぁぁぁ!!

最後の近藤さんが、永倉さんたちに謝るシーンもちょっと涙目でした。いや、確かに感動もしたんだけど、それ以上に切なかったです。土方さんじゃないけど、まさに「もう戻れない」んだよなぁ…っていう気が切々としてしまった。このときの近藤さんは間違いなく本心から訴えてると思うし、多分近藤さんは変わらないんだろうけど、もう新選組は変わっていくしかないんだよね…(涙)。試衛館に集った仲間たちではいられないんだよね…と逆に強く感じてしまって、勇を信じる永倉さんさんたちも悲しかったし、勇も悲しかったし、それで涙目になっちゃいました。そのなかで一人和み系容保さま(笑)。「これにて一件落着」って(笑)。

なんか他にもいろいろあったんだけど…斎藤が普通に永倉さんたちを探るスパイを引き受けてたりね〜。でも、斉藤は最近いつも八木家の子どもと遊んでいるな。

でも、個人的にはちょっと唐突に感じたなぁ、今回の軋轢。永倉さんの不満もそうだけど、山南さんの孤立化も…うっすら恐れてはいたもののそれは今後の予備知識があるからだったし。池田屋、前回と守りに回ってたのもハブだとは思ってなかったし。ていうか、今もこれはハブなのかはわからない。土方さん、そこまで個人的好悪だけで行動する人だとは思えないので…私としては土方さんが出るのだからあとを任せるとしたら当然山南さん…という経緯だと思いたいのだけど。それに、山南さん、甘いところがおありだから(鴨さま襲撃の際の様子を思い出すとね…あれはなにげにショックだったもんなぁ)多分攻勢よりも守りを固める方が向いてるだろうしね。

あと、そうだそうだ。沖田君が土方さんについに病のことを打ち明けました。目が真っ赤の沖田君が悲しい。「近藤さんには言わないで。あとおひでちゃんにも」って、ちゃんとおひでちゃんのことを気遣っているんですね。

はぁ。なんかいろいろつらかったので、順を追って書けませんでした。飛ばした29話もあとで書けたら書きたいけど、このあとって思いきり、カウントダウンじゃないか!!って感じなので、無理…だろうな…………(涙)。寸止めはつらいだろうと思って、32話、33話収録の巻も一緒に借りてきたんだけど…いざこうなると先を見るのに勇気を振り絞らないといけない感じ……つらいなあ…………(涙)。

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31話「江戸に帰る」

[映像] 2005.07.14(Thu)

つーか、江戸どころじゃねぇよ!!

どう考えたって江戸じゃねぇだろ、この話。ていうかー、ていうかー、もう、私はただただ「やまなみさぁぁぁん…やまなみさぁぁぁん…!!」と叫ぶばかりですよ、これ。そもそも、私は土方さんが好き(これは今回の新選組に限らず、昔から基本的に土方さんが好きなので)。そして、そのうち副長ズがセットで出てくると大喜びになったわけですが、この二人の息が一番ぴったり合った鴨さま排除あたりは逆に不安に駆られた(山南さんが無理をしているのではないかと…その位置で意気投合してしまうと山南さんがそのうち破綻するんじゃないかと)。んでもって、多分私が決定的に山南さんに持っていかれたのは、鴨さま襲撃の折、あの状況下にありながらついに人を斬れなかった山南さんを見たときだったと思うんですよ。まぁ、あのときは色気爆発してましたから(笑)、それももちろん大きいんですけど、やっぱその致命的ともいえる弱さにがつーんとやられたんだと思うんすよ。あれはすごくショックだったから。で、なにげにそのあとずっと「山南さんがいない、山南さんが少ない」と登場頻度を気にするようになってましたからね(笑)。

とゆーわけで、山南さぁぁぁん…!!「江戸に帰る」とか言ってるけど中身は山南さんスペシャルじゃんか。いろいろ切ない。この時期のスペシャルはむしろ切ない。切ない山南さんがてんこもり。
やっぱりこの人…弱い…よね…(涙)。でも、その弱さがいとしいです。あうーあうー。なんかもうどうしていいかわかんない。

でも、その横で、山南さんとどうしても意思疎通がうまくできなくて悔しがっている土方さんとかもいて…。あれは土方さんにとっては衝突シーンじゃないんですよ、多分。話し合いたい場なんですよ。もちろん、あの建白書は本当にマズかったんだけど…それでも、土方さんはそれについてちゃんと場を設けたわけで。マズかったことをわかってほしいんですよ。その上で、一緒に来てほしいんですよ。山南さん、もっとよく話を聞いてあげて。そして、貴方も話をしてください。…無理だけど(がく)。だって、山南さんはもうぱっつんぱっつんなんだよ。でも土方さんも説明ができない男なんだよ…。むしろどうしても理解を求めない方向で話してしまうんですよね。そして、悲しいほどにすれ違っていく二人。しかしここではむしろ土方さんが切ない。土方さんはわかってくれと思って、あの場を設けてるのに、わかって欲しいと思っていること自体山南さんには気付いてもらえなかった…。山南さんが行ってしまったあと、悔しさと徒労感を滲ませてがっくり座り込む土方さんが悲しいです。本当にどこまで不器用なのですか、この二人…(涙)。

そして、強硬手段を決断強行してしまう土方さん(源さんに少し本音を見せる土方さんがよかった。でも、ちょっとだけ「止めてやってくれよ源さん…」とも思った…)。そのあと、山南さんの帰りを待っていたんだろうなぁ。山南さんが帰ってきてまっすぐ骸を確認したその場に即座に現れましたからね。そして、この発言ですよ。「こいつを殺したのは、俺とお前だ」。私、もう、危うく涙腺爆発しそうになりましたよ。土方さんは自分たちは共犯だと言いたいんだと思う。そんなことを言うほど、土方さんは山南さんに一緒に来て欲しいんですよね。この修羅の道を。だって、鴨さまを斬ったあのとき、ともに修羅の道に踏み出したはずの人なんです、山南さんって。だから、「俺とお前で殺した」という共犯の事実をぶつけたんだと思う。

でも、もうその気持ちは山南さんには伝わらないんですよね。山南さんは修羅の道を行くことはできないお人だったんですよ、多分。それは多分山南さんの限界なんだよ…。そして、あの土方さんの決断が、決定的に山南さんの心を離してしまった気がします…。共犯でいてくれっていう思いと裏腹に。悲しいよおおおおおお(号泣)。
あー、龍馬との話も痛かったなぁ。龍馬はまったくいつもどおりなんだけどね…。彼の台詞はいろいろなんか痛いところをつついた気がする…。

そんなつらい話でしたが、唯一心和んだのが明里ことおすずちゃん。最初はなんだかとてもおばかっぽいし、おしるこ7杯も食ってるし、山南さんが気を引かれている様子なのが「…なぜに?」という感じだったんだけど(笑)、遊郭での二人を見てたらすっごくよかったです。「暗くもできますよ?」「明るいので結構です」のやりとりとか、「…仙台です」「仙台。……。…ああもう、さっきも聞いたなぁ〜」とか、いいなぁ。明里って名前をつけてあげるのがいいですね。綺麗なお名前で。ああ、なんだかすごく幸せになって欲しい二人でありまする…(涙)。いままででてきたカップルのなかで一番好きカップルかもしれない。あっ、おしるこ7杯のときにおすずちゃんのキャラに気をとられて、「…何の話でしたっけ?」って忘れちゃってる山南さん、すっごく可愛かったです。

他、なにがあったかな。江戸ではなにしろ上総介さま登場がいちばんの衝撃でしたな(笑)。OPで珍しく名前を発見していて「か、上総介さまがいる?!」と仰天しましたからね(笑)。あとは、勇が沖田君の病気のことを知ってしまったこととかかな。その流れで攘夷についてちょっと考え直すような話もありましたね。

…ああああ、やまなみさぁぁぁぁん!!(まとめると、この一言)

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32話「山南脱走」

[映像] 2005.07.15(Fri)

先を早く見たい気持ちと、先を見たくない気持ちと、さらに回毎に噛み締めていきたい気持ちがぶつかって、なんだかどうしていいかわからない感じ。

前回の「江戸へ帰る」もそうだったんだけど、多分感想を書かずに次に行くとその前の回のことは悲しくて書けないだろうという気がするので、とにかく下書き状態で書くだけ書いております。ああ、もう。今書くのだって悲しいんだけど!!逆に悲しいっていうところがいっぱい。

伊東さん、新選組に参加。参加早々、参謀になっちょります。山南さんはとても複雑そうな顔をしている。そんで土方さんは伊東さんの挨拶の最中から沖田くんに「また俺の苦手な奴がきやがった」と心底嫌そうな顔を(笑)。これ、多分、武田(谷も含むかもしれないけど…いや、でも、やっぱり武田だろうな)のことを言ってるんだと思うんですよ。軽口っぽい言い方してるしね。でも、その前で細い目になってる山南さんは自分のことと誤解したような…(涙)。違うんだ、山南さん…!(涙)

さらに屯所お引越しについての会議。山南さん、土方さんの意見に「承服しかねる」。お引越し自体は賛成だけど、その場所が西本願寺というのが反対ということですね。あるいは場所じゃなくて、そのやり方ということなのかな?でも、ここでは私は山南さん、及び永倉さんの意見に賛成だなぁ。だって、京の町を守るということが今の新選組の大儀なんだから、京の人々の反感を買うのはなるべく控えた方がいいに決まっていますよね。しなくちゃいけないことならともかく、刺激せずに済むことなら刺激しない方がいい。と思うんだけど、土方さんは「どう思われようと俺は気にしない」って、そ、そんな個人的な言い方…(笑)。あんたが気にしなくてもですね、いろいろやっかいなことが起こりうるわけだしさぁ…(笑)。しかし、ここまではいいのだけれど、伊東が余計なことを言いました。山南さんの発言の一部をつかまえて、ケチをつけて、しかも薀蓄を披露。最後に「山南さんはご存知でしたか?」だって。うわぁ、どうしよう、すごくやな奴だよこれ。武田と違って愛嬌がないし(あれが愛嬌なのかはともかくとして、小物感だけはむちゃくちゃ漂ってるしね(笑))。そして、最近すっかりお疲れの山南さんは黙ってしまいます。そこに沖田君の追い討ち「山南さんの負け〜」。おいおいおい!駄目だろそれ!!沖田君、いま山南さんには軽口を受け流せるだけの余裕がないんだ!ほら、山南さん傷ついてますよ…普通に(涙)。

龍馬のところを訪ねる山南さん。迷い続けている山南さん、元気が欲しかったのでしょう。龍馬はいつもパワフルですしね、先週も元気いっぱいに動いてましたしね。…と思ったら、先週とは打って変わって龍馬はどん底でした(^^;;。展開早いなぁと思ったら、先週から今週までの間に5ヶ月も経っていたらしい(笑)。すっかり自棄酒状態の龍馬を励まそうとする山南さん。「私は思うのです。この国を動かすのは主義主張ではなくて、つまるところ、人と人のつながりなのではないかと」。龍馬はへこたれたままですけど。その帰り道考え込んでいる山南さん、ふと、水面に映る自分に気付いて、小石を蹴りこむ。…自分がいやなんでしょうね…(涙)。

それでも、ここでひとつの決断をします。一度、新選組から距離を置いて考えてみようと。藩などに属さず、主義主張に縛られないような人は必要なのだと龍馬に言っていたから…一度そういう属性を外してゆっくり考えてみようと思ったんじゃないかなと思うんですけど。そして、土方さんにお暇を申し出てみますが、土方さんにはにべもなく断られる。もぉぉぉぉ!ここがなぁ!!(涙)どこまですれ違い続けるんだ、この二人は!!という感じなんですけど…。
土方さんの言葉の足りなさ、偽悪癖が本当悲しいよ…。山南さんに向かっては「お前の進む道は俺が知ってる」「局長が認めても俺は認めない」「認められてない離脱は脱走だ」と、山南さんの頼みを頭から否定してしまうのです。その発言のココロは、実は、「お前が必要だ」なのに〜!(涙) どうして、それを山南さん本人に言わないんだぁぁぁぁ!(涙) 山南さんはもともと土方さんのこと好きなのに。土方さん、言わなくてもわかってくれると甘えているんですよね…。でも、いまの山南さんにはもはやそんなふうに思われてると気づくことはできません。沖田君も山南さんに言ってあげてよ、「土方さん、こう言ってましたよ」とかって…。あああ、もう〜〜(涙)。

あと、どっかで伊東が土方さんになんだか思わせぶりな話をしてました。山南さんのことを「彼はやや隊の中で孤立している感がある。山南君は雄弁ではあるが、詰めが甘い。沈着を装っているが、案外情に動かされる方ではありませんか」などと言って、土方さんに「山南の悪口は言ってほしくねぇな」「別段好きではないが、付き合いが古いんでね、昨日今日やって来たくせにでかい顔して知ったような口を利く奴よりは、はるかにましってことですよ」などと釘を刺されました。いや、しかし、この発言。やっぱり土方さんは山南さんのこと好きなんだよな〜…(涙)。なんというか、苦手ではあるんだけど(土方さんは弁が立つ人ってのは対処に困っちゃうんだよね(笑))、でも、人間的には好きなんだよね〜(涙)。そして、武田とか伊東とかは人間的に嫌いなんだよね(笑)。

山南さん、明里さんのところに。明里さんにいきなり声を荒げたのでびっくり。でも、明里さんはあけっぴろげな女性なので、思ったことは全部言ってくれるので(「最初に言うたやん、うちはアホやからって。それでもええって言うたのに。あんたが悪い〜」)、思ったことを自分だけの心に秘めてしまいがちな山南さんとは本当合ってると思います。おかげで、すぐに仲直りしてるしね。しかし、仲直りのシーン、ちょっと抱き寄せているだけなのに妙にドキドキしてしまうのはなぜかしら…(笑)。普段がまったくそういうシーンがないからかしら…(笑)。でも、「石田光成は豊臣秀吉の家来だ」「誰…?」「太閤さまだ」「……サルね(嬉しそう)」「(にこやかにうなずく)」のやりとり、いいですなぁ。明里さんが本当いいです。やっぱりこのカップル、いちばん好きだ〜。本当幸せになって欲しいんです…(涙)。
そのあと、八つ当たりをしたお詫びに、と、何か欲しいもの、何かしたいことを聞く山南さん。明里さんはすぐには答えられないけど、ちょっと考えて、「富士山を見たい」と。ああ、なんだか山南さんの心に一つの道が見えてしまった様子です…。

自室で考えこむ山南さん。そして、顔をゆっくりとあげて、微笑む。……ああ、決めてしまわれた……。近藤さんが帰ってきたところを見つけて、表情を明るく切り替えて、話し掛ける山南さん。「近藤さん、己の信ずるところに従って生きてください。周りからはいろいろな声が入ってくるでしょうが、あなたの生き方は、あなたが決めるべきだ」。これが近藤さんへの別れの挨拶。近藤さんは唐突に思われたようで、ちょっといぶかしげ。このシーン、歩いていく近藤さんにカメラがあってて、山南さんはうしろで足をとめてて遠ざかっていくっていうカメラワークが、なんかとても印象的でした。

そして、心を決めた山南さん、永倉さんと原田さんに打ち明け、協力を頼む。永倉さんはこういう人だよね…。「それはもう、決めたことですか?」「決めました」「…なら、何も言いますまい」。実は、他の人に協力を頼むのがちょっと意外だったんですよね。全て一人で決めて一人で逃げそうな印象なので…。「人と人のつながり」が大事って山南さんが思うようになったこととリンクしてるのかな…。そして、永倉さんと原田さんが騒ぎを起こしている隙に、荷物をまとめて出て行こうとする山南さん。しかし、斎藤が見ていた(爆)。久しく見てないと思ったら、大事なところで登場するなぁ、この人は(^^;;。「見なかったことにしてくれないか」「…俺は人のことに関心がない」というわけで(この人も土方さん同様、情のあるところを絶対素直には見せない人ですな。でも、山南さんには伝わった。今の決断できた山南さんなら、土方さんの思いもわかるかもね…)、脱走。誠に一礼して、さらに沖田くんを見かけて、「頑張りなさい」と声をかけていく。

翌日、山南さんが戻っていないというので「長州にやられたのかもしれませんな」とか言っている幹部たちですが、土方さんは「あいつは逃げたんだ」と看破。昨日暇がほしいといったのを断ったばかりだからね…。近藤さんは最初は「まさか…なんでそんなことをしなくてはならないんだ」と信じられない様子ですが、多分、昨日の山南さんを思い出したんだと思う。一瞬思い当たるような顔になったし。そして、荷物を調べて、脱走確定。碁盤を蹴り倒した土方さん、悔しくてしょうがない様子。伝わらなかったことが本当悔しいのでしょう。近藤さんと土方さんのアイコンタクトはすごかった…。

旅をしている山南さんと明里さん。明里さんを身請けしたんですね、これ。嬉しい。その道中で山南さんは意外なほど吹っ切れたような明るい笑顔を見せていました。これで、ある意味救われた感じがしました…。山南さんは多分、自分との折り合いをようやくつけることができたんだと思えたんで、不幸なだけではなかったと思えて。ああ……山南さん…………。

他のこと…沖田くんとおひでちゃんのシーンもめちゃめちゃ切なくてよかったです。
それと、近藤さんが攘夷について、語るシーンもあったか。そのとき、なんだか今回初登場の容保様の弟御がどこかで見たことがあるような…と考え込んでたんですが、あれなんですね!池袋ウェストゲートパークの、ヒッキーね(笑)。ああ、そうだそうだ、この顔(笑)。うはははは(笑)。

……ああ……次を見るのはつらい……。けど、前回が終わったときよりも、今回で見届けなくてはならないなという気持ちにもなりました。山南さんの決断が決して追い詰められただけのものではなかったように思えたので。彼は彼なりに自分の生き方と向き合って、そしてこの決断をしたんだなと思えたので、それを見届けなくてはいけないなと…。

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書けない……

[映像] 2005.07.16(Sat)

33話「友の死」を見たのですが。見たのですが……。
ダメだ、もう無理……(ぱたり)。

これをリアルタイムで一週間ごとに全部見ていた人を思うと、思わずリスペクトしてしまいそうです。31話と32話は下書き状態でもとにかく見た直後に書くだけは書いてきましたが、これは…いまは無理…。

時間的には、もうとっとと先に行かないと返却期限までに見終わらない。でも、とても先に行ける気がしない(見返したい。しかし、見返すのもつらい)ので、思わず月曜日に返しに行って、そのままもう一度借りてしまおうかなどと画策してしまうほどです。それもありかなぁ。そうだなぁ、月曜日まではとりあえず31〜33話に浸って(それぐらい時間置かないと気持ち的に消化できそうにない)、月曜日にもう一度この巻を借りてきて、そのとき先に進もうかしら…。

でも、今回本当思った。やっぱり「新選組!」はもうDVDを買うしか…………!!<落ち着け私。全部買ったら、5万5千円だぞ。いや、定価で買ったら6万5千円だ。そんなのいまどきパソコンだってレコーダーだって買えちゃうぞ(汗)。

……これを書いてから3時間あまり。なんとか気持ちに収拾をつけて、友の死のエントリーを書くために見直そうと思うのですが…うきゅううう…。苦しい…。全ての人が生きてくれと願い(あの土方さんでさえ、自発的じゃないけれど、耐え切れずに逃がそうと動いてしまったほどに)、誰も彼もが何度となく生きる道を開けてやって、生きる道がすぐそこにあるのに、すべてに自ら背を向けてしまうんだもの……。こんな話だと思わなかった。ああ…もう…………(ぱたり)。<結局倒れて終わる。

Posted by koko at 01:04 AM | Comment (0)

二度目がいまだ見れず

[映像] 2005.07.17(Sun)

なんだかいろいろ考えてしまうんですよ。ぐるぐると。でも、一回見たっきりだから、その記憶だけで一人ぐるぐると考えまくると、多分思い込みで記憶が曲がっていってしまうと思うんですよ。とゆーわけで、見返しながら考えたいと思ってるんですが…なかなか勇気が…。

亡くなられることはもう最初から…変な話、新選組を見る前から知ってたわけじゃないですか。脱走から切腹に至ることだって知ってた。この回が屈指の名作だという話も聞いていた。
でも、見たら思ってたのと話が全然違ったんです。
いままでの流れから、脱走をしてしまった山南さんは切腹しかない、山南さんは覚悟を決めている(これは山南さんのそれまでのキャラからの推測。それと沖田くんを自ら呼び止めてしまうシーンの存在も知っていたので)、そして近藤さん土方さんは法度と情の板ばさみになり苦しむが、どうしようもない…みたいな話だと思ってたの。そこの板ばさみの苦しさと、山南さんが、この話の中心なんだろうと。したら、違ったんです。近藤さんも土方さんも誰も彼もが山南さんを助けようとしてたんですよ。気持ちだけの問題じゃなくて、信じられないことに、みんな助けるためのなんらかの行動を起こしてたの。みんな明確に助けることを選択してたの(土方さんですら、人知れず協力してしまっていた)。なのに、山南さんがその全てを拒絶して、そして死んでいく話だったの。そんな…そんな話だったのかよ!! なんだよこの話、想像していた話よりも百倍痛いじゃないか!! みたいな。それで、すんごい取り乱してるんですよね。はっきり言って混乱してますよ。
人が亡くなったときって、残された人って絶対気持ちの整理をつけないといられないと思うんですよ。「ああ、きっとこういう意味があって」とか「この人はこうこうだから満足だろう」とか「この人はきっとこういうことを言いたかっただろう」とかとにかく自分のなかである種の言い訳を見つけないと多分やっていけないと思うんです。それで、私が思っていた話だったら多分決着つけやすかったんです。だって、どうしようもない死じゃないですか。そして、山南さんも覚悟を決めている。
でも、どうしようもない死じゃなかった。ひたすら死に向かっていたのは山南さん本人だけだった。誰もが山南さんを生に向かわせようとしていたのに。
そして、もうひとつ。というか、これが多分最大の問題なんですが…視聴者はこのあとを知ってるんですよ…!この話、どう受け止めたらいいの…!(号泣)

……もうね…本当、三谷幸喜が鬼のように思えました…。この鬼の脚本を書けるのって…三谷さんすごいなぁ…。さらに、脚本家って、お話作る人って、すごいことをするんだなぁ…みたいな。神だよ。マジで。

Posted by koko at 02:57 AM | Comment (0)

33話「友の死」その一

[映像] 2005.07.18(Mon)

意を決して二度目をようやく見ました。一度目よりもボロ泣き度はなんか激しかったですが(わかってる分、先回りして泣けてきてしまう、みたいな)、見たあとのきつさは一度目よりもマシな気がする。一人で二日間ぐるぐる回ってたうちに少しは気持ちの整理がついてきたのかな…。一度目は見た直後、混乱が激しすぎて山南さんを悼むとか偲ぶとかそれどころじゃなかったんだけど(涙)、二度目見終わったあとはそういう気持ちが少し持てた気がする。それでも、「三谷さん、鬼!!むちゃくちゃ鬼!!」と思う気持ちは変わらないけど。

山南さんオンリーで、ざっと感想を。順を追って書ける気がしないので、適当に。

冒頭、逃避行にある二人。しかし、山南さん、明里になにも告げていなかった。なので、逃避行であることはまったく知らず、のんびり楽しく旅をしている明里。しかも、山南さん、最初は本当に江戸まで逃げ切るつもりがあったんですよね。のんびりしている明里に、草津までは急ごうと言ってますからね。でも、その事情を知らない明里は「おなかすいた〜」なんてワガママを言ってて…山南さん、何も言わずにわがままに付き合ってます。逃げるつもりなんじゃないのか?!と混乱。そして、当然旅程は遅れ、見るからにのんびり馬を歩かせてやってきた沖田くんと出会ってしまいます。沖田くんを見つけた山南さん、一瞬だけ目を閉じて…次に目を開けたときには、もう決断しています……。そして、いつもの笑みで「沖田くん、ここだ!」と明るい声を…。

そもそもさ、近藤さんたちがあんなにはっきり逃がすことを選択してると思ってなかったんですよ。この「友の死」っていうのは、法度と情の板ばさみになる近藤さん土方さんたちの苦悩、そして、山南さん…の話だと思ってたので、「見逃す」っていうのははっきりは言えないだろうと思ってたんですよ。32話の近藤さんと土方さんの濃いアイコンタクトも、二通りの意味で見てたんです。1.総司なら山南さんを見逃してくれるかもしれないという期待。2.捕らえる(あるいは介錯をする)のなら、昔馴染みで可愛がっていた総司がいいだろうという気持ち。でも、あの強いアイコンタクトで、どっちかって言うと2の方で見てたくらい。それが、33話見てみたら、近藤さんははっきり「見逃せ」と言ったも同然だったんですよね。というわけで、近藤さんと土方さんは見逃がすことをすでにここで選択してた…。
となると、山南さんのほうの話になるのかなと思って、沖田くんに声をかける(つまり、切腹を決断する)までの逡巡があるのかなと思ったんすよ。山南さんは逃げ切るつもりもあったわけなので。

しかし、実際見てみたら、オープニング前で「沖田くん、ここだ!」。うえぇぇぇぇっ!!待ってよー!近藤さんは助けたいって言ってるじゃないか!あんたも逃げるつもりだったんでしょ!なんでこんな早々と切腹を決めちゃうんだぁぁぁ!!と、すんごい混乱したんですよ。

ここは本当混乱したので、ぐるぐる考えてしまったんですが…脱走のときの山南さんの決断というのは、すべてを運命に委ねようというような気持ちだったのかなぁと…。だから、明里がわがままを言って遅れても、沖田くんに出会ってしまっても、それはもう彼にとって神の手だったということなのかなぁ…みたいな。あとねぇ、沖田くんがのんびり馬を歩かせてやってくるわけじゃないですか。それはつまり見逃そうとしているっていうことだっつーのは、当然山南さんはわかるわけですよね。だからこそ…山南さんに対するみんなの思いがあったからこそ、山南さんは戻ることを決めてしまったのかもしれないなぁと思ったり…。ただ、この発想で考えていくと「それって…それってさぁ…(涙)」って、またぐるぐると回りだしてしまう部分なんだけど…(涙)。

…って、冒頭4分についてこんなに書いてるし!どうすんだ!

Posted by koko at 04:37 AM | Comment (0)

33話「友の死」そのニ(堂々巡り中)

[映像] 2005.07.19(Tue)

続き。

沖田くんと出会ったことを運命の手と見なして、決断をした…というのも一つのきっかけかと思うのですが(「こうなった以上、私はもう逃げない」という台詞もそういう気持ちの表れかと思うし)、ではなんで呼び止めてしまったのか、沖田くんを見たあとのあの満足そうな笑みはなんなのか?ということを思うと、どっちかっていうと運命の手とは別に、山南さんのなかにその結末を望む要因があったように思えます。

山南さんは、脱走の理由を二回述べました。沖田君には「強いて言えば、疲れた」と(そしたら沖田くんに「そんなのみんな疲れてますよ。京都に着てから働き詰めだし、駄目だよそんなの。言い訳にならないよ」と言われ、「怒られてしまった」と微笑んでます…うう、山南さんだなぁ…(涙))答え、近藤さんには「私はあなたと出会い、あなたに賭けた。近藤勇と新選組のために、この身を捧げてきました。しかし、それはもう、自分の手に届かないところに行ってしまった…ここにはもう、私のいるべき場所はない」と答えました。でも、山南さんは沖田君を見たときに新選組に戻ることを決めてしまった。つまり、それは、沖田くんを見たときに新選組における自分の居場所を見つけたから…だから、戻ることを決めてしまったんですよね。

最後のほう、土方さんに、「悔やむことはない。君は正しかった。私を許せば、隊の規律は乱れる。私が腹を斬ることで、新選組の結束はより固まる。それが、総長である私の、最後の仕事です」と言います。でも、私は戻ってきた理由としては、「総長としての仕事」というのは多分後付けだと思う。山南さんは、「総長の仕事」をするために戻ってきたわけじゃない。いや、結果的には同じことをするんですけど、山南さんのなかでの動機は違うと思う。沖田くんを見て新選組のなかに居場所があると気付いたとき、多分山南さんのなかにはそれを手にするあらがいがたい誘惑が生まれてしまったんじゃないかと。だから、本当は、その居場所を手にしたいというのは山南さんのわがままだと思うんですよ。山南さんが本当に望んでいたのは山南総長としての仕事をまっとうしたかったのではなくて、新選組の…というか、試衛館の…という気がするのですけど、試衛館の仲間であり続けたかった、その手段としての切腹であったように思えるんです。

えーと、話が全然進まないんですけど。
でもさ、切腹を選んでしまった山南さんに対して、近藤さんも土方さんも源さんも永倉さんも原田さんも沖田君も斎藤さんも、それどころか八木さんご夫妻まで、全員が山南さんを助けたくってさ、逃がそうとしてさ、それなのに山南さんは断固として逃げないんだよ。あの優しい微笑のまま、静かに、でも、断固として逃がそうとする動きを拒絶するんですよ…。これって、本当キツイんですけど。それが、もし「総長としての最後の仕事」として本当に為すべきことなら、まだしも受け入れられるかもしれない。でもさ、でもさ、本当にそうなの?っていうのは絶対疑問があるわけじゃないですか(涙)。まったく温情をかけないことは正しいのか?まして、山南さんのなかでその行為は間違いなく正しかったのか?山南さんがそれを正しいと確信できるような話はないよね…?土方さんを信じて、土方さんのために身を捧げたのかもしれないんだけど…でも、そのために戻ってきた……かもしれないか…………。

……ああ、駄目だ、一つ前の前提を見失ってしまって、話が逆戻りしてしまった………(涙)。

山南さんのことを延々考えていますよ……くすん。自分のなかで結論が出せないよ〜……(涙)。今度は文章じゃなくて箇条書き方式で自分のなかでの仮定を全部並べてみようかしら…。

Posted by koko at 03:21 AM | Comment (0)

33話「友の死」その三

[映像] 2005.07.21(Thu)

この調子では、ここから先に進めないので、中途半端でもなんでも、とにかく書きます。箇条書き方式で書いてみよう…。

○戻ることを決意してしまった動機はいったいなんだったのか?についていくつかの仮説。
1..明里の行動や沖田君と出会ってしまったことを神の手と受け止め、「これが運命だ」と思った。
2.沖田君がのんびりやってきたことによって、自分を助けようとしている近藤さん土方さんの気持ちに気付いた。
 2-1.大切に思われていた自分に気付いた。
 2-2.やはり自分は(居場所がなかろうとも)新選組にいたい、新選組として終わりたいと思った。
 2-3.切腹をすることで初めて得ることの出来る居場所があることに気付いた。

○助けようとした人々
・近藤さんと土方さん(見逃すことを前提にするため、沖田くんを追っ手として選ぶ)
・斎藤さん(助けるつもりだったかはともかく、武田さんに追っ手として指名されたときに暗に「俺でいいのか?」と近藤さんの様子を窺っている)
・沖田くん(このまま逃げてくれと頼む)
・再度、近藤さん(障子を開ける)
・松原さん河合さん尾関さん(近藤さん土方さんに助命を頼み込む)
・八木さんご夫妻(土方さんに直談判)
・永倉さんと原田さん(島田さんを追いやって、障子を開ける)
・土方さん(永倉さんと原田さんの思惑に気付き、見張りを離れた島田さんを引き止める)
・源さん(島田さんを追いやって、食事と握り飯を持参の上、障子を開ける)

見返していないので抜けているかもですが、思い出せるだけでもこれだけの助けようという動きがありました。はっきり言って全員が何らかの形で助けようとしていると言っていいです。沖田君が最初のときに言いましたが、まさに「誰もそんなこと望んじゃいない」上に、状況的には「どうとでも逃げられた」のです。もしもここで誰かの助けに従って山南さんが逃げたとして、この状況で誰が追ったというんだ。一度、目前に仲間の死を見てしまった彼らは絶対に追うことはできなかったと思う。

○では、なぜこれほど誰もが死んで欲しくないと願っていたのに、逃げなかったのか?たった一人意志を貫いた彼にとってこの切腹という道は、なんだったのか?
1.これが自分の運命と思い決めていた。
2.新選組の一員として人生をまっとうしたいと思った。
 2-1.新選組の一員でいるためには逃げるわけにはいかない。逃げられない以上は切腹をするしかないと考えた。
 2-2.総長(あるいは武士)である自分の居場所としての切腹だった。「総長(あるいは武士)としての自分」のための切腹という意味。ある意味プライドのため。
 2-3.過去一度は拒絶した、土方さんの主張である厳罰主義を受け入れ、今後の彼を助けるために自らの身を以って実践してみせるため。
3.そもそも、切腹を望んでいた。
 3-1.自殺願望だった。
 3-2.切腹をすることによって、新選組のなかで自分の存在が大きくなるという誘惑があった…。
 3-3.……書いていて泣けてきそうになるほどつらい。けど、書く。誰も望まない切腹、誰もが大きな心の傷を負うことになる切腹。特に土方さんの心の傷は苛烈なものになるだろうし、結果、彼のなかで山南さんの存在は強烈に残る。それを無意識に望んだ。

これは私がありそうだと思いつく限りの仮定を片っ端から並べていますので、違うと思っているものも書いてあるんですが。私の見方としては…
1は気持ちの一部として、あったと思う。
2-1は違うと断定したいです。2-2も確信に近く、違うと思っている(2-2なら、3の方が近いだろう)。2-3は山南さんという人の気質には合っているし、山南さん自身の意識の上では、これは正解の一つだったのではないかと思う。永倉さん原田さん、河合さんなど残される隊士たちにあとのことを頼んでいることから見てもね。

ただ、2-3の場合はそもそも「なぜ土方さんの厳罰主義を受け入れたのか?」という疑問が生じます。葛山さんの死でいったん拒絶したあと山南さんがそれを受け入れるような展開は特にないですし…。可能性の一つとしては沖田くんが来たときに近藤さん土方さんの気持ちを理解して、それゆえに「土方さんのために」という理由だけで(つまり、土方さんに対する情ゆえにということですね)、土方さんの主義を後押しする切腹を決めた…というのもありえなくはないですが…やっぱりちょっとね。切腹を決断する唯一の動機としてはやや弱いですよね…。なので、私は2-3は、この目的も含んでいたのは間違いないけれど(自分でそう口にしてますし)、後付けなのではないかと思えるんです。

3-1はあると思う。山南さんは自分に嫌気が差して疲れていました。「居場所がなくなった」と言っていたけれど、本当は居場所はもちろんありました(助けようとする人たちの数を見てくれ…(涙))。ただ、彼自身が彼自身を認めることができなくなってしまったんです。そういう彼の心理状況を思えば、自分を消してしまいたいという欲求が生まれてしまってももちろんおかしくないですよね…(涙)。
3-2も…つらいけれど、ずっと居場所を求め続けていた彼なので、無意識下にはそういう気持ちがあってもおかしくはないかも…と思っています。

そして、もっともつらい仮定である3-3。これは正直言って、山南さんという人の気質からして、本当に考えるだけでつらいです。しかし、やはり考えれば考えるほどに、あの切腹という選択は誰もが望まないどころか、誰もが大きな心の傷を負うだけの選択なんですよ。それによって得るものは、土方さんの厳罰主義が全うされたという結論だけで、この場合は、その事実こそが、最も激しく土方さんを傷つけます。
そして、それが山南さんにはわからなかっただろうか?と。
もちろん意識のうえではそんなことは思ってるはずがないです。そんな人ではないので。でも、無意識下になかっただろうか…という仮定はどうしても私の中に生まれてきます…(涙)。それほどに、山南さんを助けるための動きと、山南さんのあの迷いのなさのコントラストが激しかった。私が最初にあの回を見てあんなに混乱した理由は、おそらく言葉にはならずとも、あれほどみんなが助けようとしているのに、あれほど全て拒絶し続けた山南さんの姿に、3-2、ひいては3-3の可能性まで見てしまっていたからだと思う…(涙)。

…そして、そんな山南さんにどうしても言いたくなるわけですよ。

山南さん、貴方はわがままだ…!!(号泣)

○この「新選組!」における切腹の意味はなんなのか?

これは山南さん自身には直接かかわりのないことですが…私がこの話を見る上でどうしても考えてしまう(そして混乱する…というか「三谷さん、鬼…!(涙)」と叫んでしまう)問題なので…。

私が今想定している山南さん自身の心理というのは、主に2-3、3-2、3-3です。でも、3-2と3-3に関しては、あくまで山南さんの深層心理であって、こういう心理も暗に裏にあるのではないか…という仮定にすぎない。何度も書いてますが、山南さん自身が意識していたとは思えないですし。なので、この物語的には2-3が本道のはずです(だから、山南さんの、土方さんに対するあの台詞があるのでしょう)。
でもね、山南さんが、土方さんの厳罰主義を肯定して、自らの命をその礎にした結果ってどうなんですか?私は新選組の今後について詳しくないけれど、この山南さんの死によって、土方さんは厳罰主義をまっとうしないわけにはいかなくなる。山南さんですら、死ななくてはならなかった、だとしたら他の隊士が許されるわけがない。温情は一切許されなくなります。もちろん土方さんは最初からそういう主義だったわけだけど(沖田くんでも近藤さんでも、法度に背いたら切腹だとは言ってますからね)、それでも現に土方さんですら山南さんのことは助けたかったし、暗に逃がすことを考えてしまっています。現実にどうだったかということです。しかし、山南さんは土方さんの主義のために死んでしまった。だとしたら、土方さんは山南さんの死を無駄にしないために、この主義を曲げることは絶対に許されなくなってしまった。それは山南さんの死によって決まってしまったことなんですよね…。このあまりにも悲劇的な流れってどうなんですか…(涙)。

さらに、山南さんが言い置いていく言葉の数々…。新見さんが山南さんに言い置いていったあの呪いの言葉。新見さんは完全に呪ってましたが、もちろん今回言い置く山南さんはそんな気持ちはかけらもない。しかし、山南さんの気持ちによって浄化されているけれども、呪いはそのものは引き継がれているわけで…(涙)。それにあれですよね、上に書いた土方さんのことだって、まぁ、言われなくたって土方さんは山南さんが死んでしまった以上同じことになったに決まっているんですが、山南さんはわざわざ土方さんに「悔やむことはない。君は正しかった」と言っていくんです。ずっと山南さんに共犯でいて欲しかった土方さん、最後の最後で自らの命を以って共犯になってくれた山南さん…(それは土方さんにとってはむしろ痛恨の、絶対にやって欲しくなかった方法だったわけだけれど…)。あれは、土方さんが、二人で選び取ったあの道から二度と逃れることができないと確定した言葉です…。ある意味、これも呪いですよね…(涙)。
なんなんですか、この構図…(涙)。この構図を引いた神(=三谷さん)は鬼だー!と思っちゃいません?どう受け止めればいいんですか?
さらにですよ?あくまで私の仮定にすぎませんけど、3-2、あるいは3-3という心理が山南さんのなかに潜んでいたとしたら………
もっと、どう思えばいいんですか、この構図??
もはや、あまりの苦しさ悲しさにもう身悶えるしかないじゃんかー!!(号泣)
なんかもう、どこをどう思えばいいのかどう受け止めればいいのかわかんないですよ、こんなの。本当、なんて話を作るんですか、三谷さん……!!(号泣)

とゆーのが、私がこの回によって強烈にショックを受けた原因でした。最初はこれを感覚的に察知して混乱を来たして、一週間ぐらいかけてぐるぐる私が混乱している原因を考えまくってました。その結果がこのエントリーです。

……でも。
当時堺さんが「一人の男の死、それ以上でもそれ以下でもない」ということを言ってたというのをどこかで見て…
ようやく、最初に見たときに感じてしまった上記のようなグダグダを全部取っ払って、
ただ、山南さんの死、山南さんという愛すべき人が失われたということ、
それだけを思って泣くことができました。

山南さん、お疲れ様でした……。

Posted by koko at 01:43 AM | Comment (0)

34話「寺田屋大騒動」

[映像] 2005.07.23(Sat)

前エントリーを書き終えたことでやっとすっきりしたらしく、ようやく先に進めました…(笑)。

めちゃめちゃ面白かったです!笑い転げちゃったよ。

OPで、あっ!山南さんがまだテロップのいつものところにいる!なんだかちょっと嬉しい!と思ったら、いきなり話の冒頭が見たことのない山南さんでした(笑)。ええっ、山南さん、なに普通に剣術なんかしてんのと思ったら、平助くんの回想シーンだったのね。でも、いままで出てない新しいシーンでした。試衛館に入るために千葉道場から去るシーンで、「居場所を見つけたような気がするのです」ととても嬉しそうな山南さんが切ないと言えば切ないけれど、でもその嬉しそうな様子だけでなんだか嬉しいです。

前半はまだ山南さんの思い出やあれやこれやがちらほらと見え隠れしててしんみりムードも漂っていたのですが、途中からなぜか気付いたらどたばたコメディモードに切り替わってました…(笑)。あの重い前回と前回の余韻から、どうやってこれほど自然にコメディに切り替われたんだ…(笑)。あ、おみつさんか…(笑)。

試衛館組、もう名シーン連発です(笑)。沖田くんの「姉上?!」のビックリ顔、カメラに向かって固まった顔のまま突っ走ってくる平助君、平助君の「どうしましょう?!ど、ど、どうしましょう?!」、あわてるあまり、草履を投げ飛ばして屯所に駆け込んでくる土方さん、あいかわらず律儀な犬属性全開の斎藤、沖田君に「余計なことを…!」と呟かれきょとんとする斎藤、事情を知り「俺のせいだ…俺のせいだ……」と羽織のもじゃもじゃをいじっていじける斎藤(その後一日中あの体勢のままいじけてそうなのですが)。源さんの「この年になって初めて恋をしました…!それっていけないことでしょうか!?」、源さんの迷演のおかげでせっかくまとまりかけたのに「ちょおおっと待ったぁぁ!」とねるとんで飛び込んでくる土方さん、「はい、そこどいて!」と土方さんに突き飛ばされてふすまを蹴倒して転がってしまう源さん、学芸会のような「好きだよ!もう離さない!」の土方さん、収拾がつかなくなってふすまの向こうで固まっている源さん、そして衝撃の、鼻血を流しながらかっこつける土方さん…、まだまだあったような気がするけど(笑)、どれももう最高でした。

が。やはり、今回のナンバーワンの名シーンは「そこまでだ!もういい!皆、それなりにありがとーーーーーー!!」の近藤さんでしょう!!(笑)
近藤さん、最高だよ!! ポイントは「それなりに」(正直な近藤さん(笑))と「ありがとう!」ではなくてあくまで「ありがとー!」だったこと(笑)。「ありがとー!」とオ行のまままっすぐに叫んでいたのがめちゃくちゃツボでした(笑)。これは本当多摩時代の香取近藤を思い出す言い方だったなぁ(笑)。しかも、止めに入ったあとのポーズが可笑しいんだよね〜(笑)。めちゃめちゃ中途半端な歌舞伎のポーズみたいなので固まっちゃってて(笑)。
ああ、最高だよ、近藤さん!(笑)

とゆーわけで、本当可笑しくって面白かったです(笑)。
つねちゃんも深雪太夫も可愛かった。私はつねちゃんびいきなので、勇さまのバカーと思わなくもないけど、憎めない3人なので、仕方ないよな…ということで。

その横で龍馬が本格的に薩長同盟に向けて動き始めましたね。というわけで、近藤さんと坂本さん、ついに「おさらばじゃ。今度会うたら敵じゃき」……ああ……(寂)。あのシーン見たときにもちょっと思ってたんだけど、やっぱり坂本さんを動かすのは山南さんの「結局のところ、人と人とのつながりなのではないかと思うのです」というあのときの台詞なんですね…。つまり「託す」という坂本さんへの手紙と合わせて、山南さんが時代を動かしたとゆーことに。…新選組が滅んでいく道へと、時代が動いた…。
もぉぉ、三谷さん、どうしてそういう運命の皮肉をあちこちに作るの……(涙)。

でも、本当面白かったー。この期に及んでこんな笑える回があると思わなかった(笑)。

あ、そうそう、永倉さんの「そして、俺たちは男と女になった」にも爆笑でした(笑)。あと、桂さんのイイコトオモイツイチャッタな顔とか(笑)。きりがないぐらい、あちこち可笑しかった(笑)。

Posted by koko at 02:31 AM | Comment (0)

35話「さらば壬生村」(途中まで)

[映像] 2005.07.25(Mon)

典型的「道の回」ですね。

とゆーわけで、前回、前々回のようなここ!!というストーリーのポイントがないんですけど、八木さんご一家とさようならはやっぱり寂しいな…。あんな厄介者どもに最終的にはすっかり情を移して下さって(も少しゆっくりしていきなさったらええのにとか名残を惜しんでくださった)、嬉しい限り。そして、和むご一家との交流がなくなってしまったら、わりと殺伐としてきてしまうんではないのか…寂しいなぁ…。

桂さん、そのおうどんで金を取るなんてありえないですよ。とりあえずどんな味でも見てくれだけは調えようよ。せめて汁は入れようよ…。捨助はあいかわらずうざいのですが、さ、斎藤…「……できる!」ってありえないから!!(笑)斎藤ほどの人なら、動きで実力はわかると思いたいよ〜…(笑)。それとも捨助も一応は天然理心流で剣術学んでたりするんだっけ〜?(^^;;

松原さんの話はなにやら唐突に思えましたが、史実のエピソードなんでしょうね。それとも、このあとに話が続くのかなぁ?

ひでちゃんと沖田君。沖田君もいつのまにか人の気持ちがわかるようになったなぁと思いました。「それなら好きにすればいいよ」って最初は言っちゃうんだけど(まぁやっぱり失言王子ではあるから(笑))、表情でちゃんとわかるようになったんだなぁって。あと沖田くんの言葉づかいってなんだかすごいツボなんだよね。「でも、狭い京のことだからばったり会ってしまうかもしれないね。そしたら、逃げるんだよ」って、逃げるんだよの言い方がすっげツボでした。で、よかったのですが。問題はひでちゃんの「証が欲しい」。私、てっきり卒業ボタン系だと思ったんですよ、最初。でもなんか沖田君、ひでちゃんのこと抱きしめてた。しかも、なんか演出が思わせぶりなような気がちょっとした。え??あれ???(^^;; 証ってそういうこと???(^^;; いや、プラトニックのままでもなんら差し障りはない展開ですけども…私的にはプラトニックのままのほうがこの二人には似合っている気がするけども。でも、このなんとも微妙に思わせぶりな演出は「やっぱりそういうこと??」という疑いが生じますね(^^;;。どうなんだろ??

近藤さんのお幸さんとか、永倉さんの小常さんとか、そういう話が続いてますな。近藤さんが意外なほど永倉さんに苦手意識を持っていたのがちょっと気になりますね〜(ちょっと固すぎるんでしょうね。本来は原田さんと仲良しであることからしても、そんながちがちの人ではないですが、近藤さんは特別なんだよね)。でもまぁ、今回の小常さんの話で大丈夫になったかも。気付くとカップルがいっぱい出てますが、私はやっぱり山南さん&明里カップルがあいかわらず一番好きです。
ところでさ、なんで近藤さんも永倉さんも明里のことは明里と呼ぶのだ?人の女(しかも山南さんの女)をなぜ普通に呼び捨て??(笑) いや、白首女郎としての明里を知っていたなら呼び捨てでもまぁわかるんですが、近藤さんも永倉さんも、山南さんの恋人としての明里しか知らないはずなのに。どうでもいいことなんだけどさ、なんか前から気になって…(笑)。

……と、ここまで書いて先を書き忘れていたようです(汗)。
うわぁ、一週間以上前に見た回だから、忘れちゃったよ……。
というわけで、ここまでであげておきます(^^;;。

八木さんちのみなさん、いままでいろいろありがとう…という気分になった回想シーンの数々でした。

Posted by koko at 05:30 AM | Comment (0)

はじめちゃんとか、SMILEとか

[日記] 2005.07.28(Thu)

日記のようなざれごとのような…。日記かな。

月曜日、仕事場でやめる方がいらっさって、内々な感じの飲みの席が唐突にあったので、行ってきました。仕事場でその日の朝にいきなり飲みに誘われて素直についていくなんてことは、付き合いの悪い私の場合ありえないことなんですが…けっこう親しくしていた人だったので、むしろ喜んで行ってしまった。というか、喜んでついていったことで、「あれ、私、彼女がやめちゃうの寂しかったんだ」と気付いたというか(笑)。寂しいなぁとは思ってたんだけど、自覚してた以上に寂しかったみたいですね(笑)。楽しく飲めて、午前様。

で、その結果、TSUTAYAの開店時間内に行けず、今週は新選組がお預けに…。

火曜日はLITTLEのソロライブ。東京ワンマン初だったんですって。えー?!初めて?だってずいぶん前からソロはけっこうやってたじゃん。ワンマンまではやってなかったんですね。知らなかった。りっくんはむちゃくちゃテンション高くて、楽しかったです。あと、ゲストで来たトータス松本がありえない格好をしていたんですが、あんな格好をしていても「初恋の〜♪」と一言歌いだしたとたんにぐっと持っていってしまうパワーには「さすがだなぁ…」と圧倒されました。というか、いっそむかつきました(笑)。あの格好をしている男にぐっと持っていかれることに(笑)。
それと、この日はなにげに関東台風直撃の日で、東京西方面在住の私は「帰ってこられるのだろうか…?」とひやひやしながら、わざわざ台風に近い方面に向かっていったわけです。しかし、なんと直撃している時間帯にまさにライブをやっていたにもかかわらず、りっくんはMCでそのネタを一度も拾わなかった!(笑) ありえねぇー!(笑) 台風直撃してんのに、台風ネタを一言も言わないなんて(笑)。RYO-Zさんだったら、最初から最後までMCのツカミとして使い続けたに違いない(笑)。

あと、いつだったかなぁ?なんとなくBOOK OFFに行ったときになんとなーく「はじめちゃんが一番」の中途半端な巻を一冊だけふらっと立ち読みしちゃったんですよ。でも、揃ってたわけでもないので、一冊だけふらっと読んでそのまま帰ってきたんです。そのときは何も思ってなかった。

にもかかわらず、なぜか帰宅したあとに無性に「はじめちゃんが一番」が気になって気になってしょうがなくなってしまいました。昔読んだ漫画なんですが、借りて読んだだけなので詳しいことを全然覚えてないんですよ。で、帰ってから、なぜか「江藤亮が気になる〜〜!!なんか過去持ちだったはず!!どんな過去だったっけ?!」とか、もうとにかく江藤亮が気になって気になって全巻読みたくてしょうがなくなってしまいました。なんだかとりつかれたかのような飢餓感(笑)。日中になるのを待てず、ネットで古本屋さんを検索しまくっちゃったり。今日もBOOK OFFに寄って全巻あったら買っちゃおうかなぁなんて勢いだったんですが、全然足りなかった。5冊ぐらいしかなかった。もっと大量にあふれてるかと思ったけど、意外に揃ってませんね…(涙)。古すぎるのか…。

今日聞いた話。ソニーのレーベルゲートCDだったアルバムがすべて回収されて、CD-DAで再リリースされるそうです。ラルクさんのSMILEがCD-DAになる!!やったー!!よかったー!!それから、こっちのほうがもっともっと嬉しいけど、ライムスターのグレイゾーンもCD-DAになるー!!!(狂喜乱舞) うわーいうわーい!!いや、もう嬉しくて、舞い踊ってしまいますよ(笑)。あとは、nobodyknowsとかスーパーカーとか。ああ、そうだ、HYDEさんのROENTGEN englishもそうだったんですよね。これは、最初に通常のCD-DAが出ちゃってたから聞き比べできちゃうからね〜、SMILEよりも、ROENTGEN englishのほうが、ファンの不評は多く聞きましたね。

まぁ、こういう結果だと「レーベルゲートっていったいなんだったんだ」感はありますけどね(笑)、でも、レーベルゲートCDが中止になったとき、CD-DAで再リリースしてくれよー、あの時期に被ってしまった不運なアルバムたちも救ってくれよーと願っていたんで、本当嬉しいっす。

ところで、もうほとんどの会社がやめたのかと思ったんですけど、東芝EMIはまだCCCDを出してるらしいっすね。ふーん…。

Posted by koko at 03:34 AM | Comment (0)

前夜祭

[ラルク話] 2005.07.28(Thu)

鋼も前夜祭、ラルクも前夜祭?紛らわしいね。

FC限定イベントだとてっきり思っていたら、なんですか、今回は会員限定じゃなかったんですって。あー、確かに案内をよくよく読むとFC会員限定イベントの言葉はないわ。FC会員限定情報という言葉はあるけど。

しかし、今回、リキッドルーム恵比寿ですよ。800人ぐらいなんじゃないの?去年の前夜祭は2、3000人入れてFC会員限定だったのに…なんでもっと狭き門になってる今年はFC会員限定じゃないんだ。
そして、800枚ぐらいしかないチケットの大半は業者のもとに流れて(そりゃそーだ、一般のチケと発売方法同じじゃ、業者には勝てません(笑))ヤフオクを埋め尽くす惨状を呈しました……(笑)。ホントすごかったっすよ。一時は20ページ以上ずっと前夜祭チケだったっていうし。チケット自体そもそも800枚ぐらいしかないのに…400枚以上が出品ですってよ(笑)。私自身見たときも12,3ページあったもんなぁ。しかも続々とオク終了している最中だったし。

なーんか今年に入ってからかなぁ、おかしいよね。ラルクさんの事務方方面の処理能力。SMILEの頃はそんなに思わなかったのに、今年に入ってからなにげに失態の連続じゃありませんか?今回も「FC会員限定イベントじゃなかった」とか言い訳してて、まぁそれはそれでもいいんだけどさ、だからって、まさか業者にもうけさせるのが狙いだったわけじゃないでしょ?(笑)
なんか考えられないようなばかばかしいことがたびたび起きている気がする。鋼のイベントの2回目も惨状を呈したみたいだし。これはもちろん鋼サイドの責任だろうけど(ラルク側が警備を担当してたとは思えないから)、しかしトラブルが続いてるなぁ…とは思っちゃいますよね。

なんか全般に事務方サイドの処理能力が急激に落ちた気がしてしょうがないんですよねー。やだなぁ。そうでなくたって元々がファンに対してまったく優しくない事務方&FCだっていうのに、その上、対応能力まで落ちたらたまりません。…でもまぁ、クレームがついても「FC会員限定イベントではありません」なんて堂々と開き直るところは、いかにもラルク事務方らしい対応で、その辺を見ると変わってねぇなぁって感じなんだけれど…(笑)。

ちなみに私はそんなライブ三日前に突然メールを寄越されても休みが確保できるわきゃないので、最初から無理でした。ので、今回の騒動は基本的に無関係だったんだけどね。

Posted by koko at 05:13 AM | Comment (0)

Archive/July 2005

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