22話「屋根の上の鴨」
2005.07.07(Thu)
タイトルが可笑しい…(笑)。「芹沢鴨、爆発」の回の「鴨だけに鳥小屋がお似合いだ」に匹敵するフレーズのように思われます。
が、その中身は笑い事じゃないんですけどねー。屋根の上の鴨さまは、まさに自ら墓穴を掘った瞬間だしな…。どっこい事件と屋根の上の鴨さまで、完全に鴨さまの道は絶たれたと言っていい状況ですもんね。今思うとあそこが分かれ目だったかなという気がしますね。桂さんにやり込められたときね。その前はけっこうブイブイ行ってたし、あのあと結局立ち直れないままにドツボにはまっていったという感がありますね。
のっけ、なぜか近藤派局長&副長二人の前で一人座っている新見さん。あり?なんか構図が変よ?鴨さまは?と思っていたら、新見さんのうしろに寝そべってました。なんだそこにいたのね。浪士組が京に残るという話のなかで、勇が容保様じきじきに声をかけてもらって勝手に話を進めたということで、鴨さま、臍を曲げてしまい、「解散だ解散!!」と立ち去ってしまいます。新見さん、うんざりという顔で「あの人が蚊帳の外に置かれることが一番嫌いなことぐらい覚えて欲しいものだ」と一応建前は勇たちに文句をつけているけども、内心はどっちかっていうと鴨さまにうんざりしている様子。しかも、「芹沢のことは引き受けた」って、呼び捨て!!なんだか前回から「あら〜?」という感じですよ。
ところで、前回のどっこい事件の縁で、壬生寺で相撲の興行を浪士組が手伝って行うことになりました。八木さんに伝えるときの、局長の両脇に控えた副長ズが二人してお愛想笑顔でおかしい(笑)。しかも、雅さんが「黒神関も来ますの〜!?」とミーハーモード全開になったときの、うしろの副長ズ密談(土方さん「…斬ってないだろうな?」山南さん「名簿にはその名前は」←二人とも真面目(笑))が最高です(笑)。
元々商人の土方さん、このときとばかりにみやげ物で銭稼ぎ。バッタもん(他人の手形を売るとは…立派な詐欺ですぜ(^^;;)まで作ってて、勇は「やめておこう」と二回も土方さんに頼んでる。でも聞いてもらえない(爆)。久々に情けない多摩時代の雰囲気でしたな(笑)。
途中捨助登場。うあああ、相変わらずウザイ!!(笑) 実を言うと、ほとんど苦手なキャラクターがいなくて、どなたもそれなりに愛着を持って見てしまう新選組!なのですが、唯一苦手なのが、この捨助…(^^;;。「出た!!」って感じでした。土方さん、殴っちゃったから、ちょっと立場弱いしね。でも、容保様にそれと知らずに絡んで(また絡み方がうざいんだ〜)、背後からタマネギ部隊のような様子でシタシタシタッと走ってきた容保様部下ズにシタシタシタッと連れ去られてしまったシーンは可笑しかった(笑)。捨助というよりも部下ズがね(笑)。でも、その後がなかったのでどうなったかと思ったけど、あとの回を見ると追い払われるだけで済んだみたいね。よかったね。
話が前後しましたが、お忍びの容保さま、可愛らしいですの〜(笑)。広沢さんもご機嫌麗しゅう感じで何より(なんとなく、広沢さん好き)。
斎藤がこの回は孤独壁を思い出したか(まぁここんとこ可愛らしいワンコモードすぎだったよな(笑))、わりと一人になりたがるシーンが多かったのですが、それでも、みんなによってたかって誘われると、やっぱり嬉しそうにはにかみ笑いを見せるところが…!!(じたばた) くぅぅぅぅ、はにかむなよ!!!可愛いじゃないか斎藤!!!
町人上がりの又三郎、なんだか鴨さまのどこにあったのかわからない逆鱗に触れてしまったらしく、いきなり斬られてしまいました…。この人も捨助と並んで苦手部類のキャラでしたけど…直前に総司に野心というか夢というかそういうのを語ってただけに、なんとも哀れ…。ていうか、鴨さま…どこまで歯止めというものがないのだ。
そして、ついには、大和屋に押し入った挙句焼き討ちもどきの荒業に。これが屋根の上の鴨さまなんですけど…やっぱり破滅型というか、自分で自分のやってることがわかってないわけじゃないんだよなー。でも、もう自分が止められないんだよなー。下から見上げている勇の目を見返せず、ただ酒を煽る鴨さまが…土方さんが「芹沢…自分で墓穴を掘りやがった…」とつぶやいていましたが、誰の目にも「終わったな…」という感じでしたよね。鴨さま自身の状態が、もうダメだなっていう感じだった。でも、下から見上げる勇の表情はむちゃくちゃよかったですね。とても断固とした目をしてるんだけど、でも、どこか悲しみや憐れみみたいなのもあって。鴨さまが見返せなかったのもよくわかる目でした。
それにしても、総司が心配だー心配だー。無邪気な笑顔がほとんど出なくなってしまっている辺り、何も感じてないわけがないので、やっぱり人を斬ってしまったショックっていうのは絶対あるんだよなー。そして、考えてもいるんだと思う。でも、その状態がつらいのでしょう。っていうのはわかるんだけど、それで鴨さま(&お梅さん)に懐くっていうのがあまりにもマズイわけよ。あうーあうー。