KOKO日記

NHK杯

[フィギュアスケート], [フィギュアスケート] 2008.12.01(Mon)

高橋さんのいないNHK杯ですが、キャンセルはせずしっかり3日間行きました。まぁもともと男子のなかった2日目も行くつもりだったわけで、生観戦のハードルが低かった大会だったんですね。しかし、無良君と鈴木あっこちゃんという2人が出場していなかったなら、おそらく高橋さん欠場の段階でブッチして4連休を家でダラダラ過ごしてたと思います…。特にやはり男子を見ることについてはハードルが高かったので無良君がいたことは本当ありがたかったです。

とゆーわけで案外無良君楽しみーあっこちゃん楽しみーパントン楽しみーファイスカ楽しみーと無心でいられたのですが、直前辺りはさすがにNHKの特集などでばんばん彼のことが取り上げられたので、ときどき「やっぱ行くのやめたいかも…」とか思ったりもしましたけど、NHKは無良君のこともちょいちょい取り上げてくれてたので「無良君楽しみ!!」で頭を埋めるようにして(笑)、なんとか「行きたくないかも〜」という気まぐれは乗り切れました(笑)。

でもまあ行っちゃえば楽しくて、初日は14時から22時までの8時間競技を見続けるという超過酷なスケジュールだったのですが、本当に楽しくてあっというまに時間が過ぎました。

各競技でちらほらと思ったことを。
ペアは私普段全然見てないのです。なので選手もほとんど知らないし、ルールも技もあんまり知らないんですわ。でも、中国のパントン組は東京ワールドのエキシでアダージョを見て以来超大好きなんで知らないわりにはペア楽しみにしてました。
パントンは男性のトン(ロンゲのままだった!色っぽくてかっちょいい〜。アップになると別にイケメンじゃないのになぁ(オイ))が怪我をして不調だったそうで、心配されてましたけど、さすがの中国ペアでした。まぁ確かにSPでもFSでもソロジャンプはめためたでしたけど、他の技の精度は圧倒的でした。ツイストとかスロージャンプとかマジすげー。つか、この組はなんでスロージャンプはあんなに安定感抜群なのに、ソロジャンプだけがあんなに危ういのか…。でも、後半はしっかり得意な見せ場でまとめるのでミス忘れるさすがの貫禄でした。
あ、でも、フリーの曲編集、あれは何事ですか…(苦笑)。ロクサーヌが一瞬出てきたくせに何事もなくするっとアランフェスに行ったときには、らるくさんのメドレー思い出したよ…。

レナジョンは昨シーズン辺りからあんまりいい演技ができてなかったと思うのですが、久々に会心の出来だったんじゃ?SPは今大会初のスタオベでしたし、FSもよく頑張ってました。この2人は最近軽視されがちらしい同調性がすごくしっかりしてますよね。特に「最初から合わせる気なくね?」と疑ってしまうようなペアもいるぐらい、てんでんばらばらになりがちなソロスピンをあれだけばっちりそろえるのはすごいと思いました。
れなちゃんが髪切ってなんか若返って可愛くなってました。ジョンは相変わらずあちこちでいいキャラ出してました(笑)。試合前なのにフラワーガールを3人引き連れてリンクのゴミ回収に出てきたときには「気さくすぎるぞジョン!」と思いました。
パントンも人気あるし、レナジョンは当たり前に大人気ですし、盛り上がったペアでした。ジェシカちゃんたちが不調だったしちょっと可哀想でしたが…。

アイスダンス。
カナダの優勝候補だったテッスコが怪我で欠場。テッスコ欠場はものすごく残念だったのですが、反面ファイスカとペシャブルのファイナル進出争いを賭けた面白い展開になりました。技術ではファイスカの方が上なので予想通りCDでは上を行きましたが、ODではファイスカとても面白いいいプロだったのに、女性ファイエラのまさかの転倒があってODで2位、総合では1位とは言えすごい僅差のFD勝負となりました。で、FDではペシャブルがサーカスをテーマにしたえらい独創的なおもろいプロを披露してスタオベの大盛り上がり。最終滑走のファイスカにかなりのプレッシャーを与えました。ファイスカはやっぱりちょっと緊張気味に見えましたし、ツイヅルのズレとかもあったりしたのですが、またまたFDは二位だったのですけど、総合ではなんとか1位を守りきりました。ペシャブルとファイスカのプロは本当に両極端だったので、どちがいいとか決めるのはすごく難しいですね〜。盛り上がりは確かにおもちゃ箱みたいに盛りだくさんなペシャブルの方が上でしたけど、ファイスカの月光をひたすら滑りこなすという方向性はやはり素敵だし…。緊張もあって今回はペシャブルの方が上を行ったのはわかるんだけど、月光も滑りこなしたときにはすごく素敵なプロになりそうでした。

しかし、まぁこの二組はなにせ衣装が全部独創的で…ファイエラさんはちょっと独特のルックスなのでいろいろやってくるのはわかるのですが、ペシャブルは美男美女カップルなんですけどねえ。しかし、やはりこの二組の数々のイロモノ衣装の中でももっとも衝撃的だったのはファイスカODの、男性セーラー服に女性がなぜか体育教師のような白シャツに赤いジャージという組み合わせでしたねえ…(どちらも水兵さんイメージらしい)。なんで赤ジャージ???と6分間練習で滑ってるときからもう気になって気になって仕方ありませんでした。しかし、ODはスウィングばかりで飽きてきたところだったので(ODだから仕方ないんだけど)、ファイスカのタップダンス@赤ジャージは大変面白くって転倒はあったけど本当楽しめました。

女子。
SPはみんなちらほらとミスが出てましたけど、そのなかでよかったのはハッカーとワグナー。ハッカーは本人比ですごくよかったとおもいます。ワグナーはスタオベも出る素晴らしい演技でした。それに本当調子よさそうで、正直メダルは確定かなと思ってましたよ。ていうか、ワグナーすごい化けっぷりです。オフシーズンだけでここまで可憐な表現派スケーターに変貌してくるとは。しかも様になってるし!すげえ。さすがあの誰よりも美しいジョニーを育てたプリシラさんです(笑)。

日本女子、まずいちばん力いっぱい応援していたあっこちゃん。みやけん振付の「ラ・カンパネラ」がようやく見られます!今までなぜかこのプロだけはさまざまな障害があって一度も見られてなかったので本当楽しみにしてました。3Fが抜けてシングルになってしまうミスがあったのですが(彼女はエッジエラーがあるのでそのためだと思います)、そんなのを感じさせない滑りでした。プロもあっこちゃんの強さとは違うしなやかさみたいなのが出てていい!!正直彼女は国際的なシニアでの実績がなくてジャッジに名前が知られていないので1ミスがあったことが心配でしたけど…まぁ他の選手のミスがあったからとは言え、結果としてはSP4位につけることができました。点数はやっぱりPCSが辛かったかな。でも、フリーでは第二グループで滑れるし、いい演技さえできれば本来もらえるべきPCSに近づいてくるはずと思いました。

ゆかりん。直前でどうやら故障があって不調の模様という話が聞こえてきて(スケアメの頃から故障があった?)、ちょっと心配しつつもまぁ彼女だからまとめてくるんじゃないか、スケアメもまとめたしと思ったら、まさかの2F-2Tに3LzDGという大きなミス。こ、このミスは痛すぎる…ひいいいい><。安定感のゆかりんなので2位は固いだろうという事前の予想を覆して、まさかのあっこちゃんの下でSP5位…。

そして真央。会場の空気が異様。その前のエリック杯での不調に続いて、事前の報道でも不調が伝えられていたんですよね…しかもゆかりんのまさかのミスも見ちゃったし…ってんで、お客さんが戦々恐々状態に^^;。真央も顔こわばりまくりです。すごい怖い空気のなか演技が始まったのですが、それでもしっかり鬼門の3-3を決めてジャンプをすべてしっかり決めてきました。演技は全体的にはやはり固くなっている感じだったのですが、なにせ事前の情報がかなりアレな感じだったのでミスなく滑りきったことで会場大盛り上がりで超スタオベ。いやあ、あれだけマスコミがネガティブ煽りをするなかでこれだけプレッシャーかけられてるのにしっかり決めてくる真央はすごいわぁ…。
まぁ点数は出てみたら3-3がDGされててあんまり伸びなかったんですけど、まぁ1位ですし、本人的にも客的にも「ジャンプ全部決まった!!ヨシ!!」みたいな感じだったので、全然大盛り上がりに水は差されませんでした(笑)。

フリー。SPで全部ジャンプを失敗したディトルトがどうなることかと戦々恐々としていたのですが、終わってみたらけっこう頑張ってて、ちょっと嬉しかったです。でも、なんとなくみんなあんまりよくなかったかなぁ(ディトルトがあがってきたのもまぁそういうことといえばそういうこと…)。あとちょっと大変悲しい感じになってしまったのが未来。彼女も怪我の影響でしょうね。ジャンプも全て微妙だったうえに疲れ果ててしまって最後はマジでヨロヨロしてました。しかも3回転ジャンプが全部DGとか切なすぎる……(泣)。普段はいっつもニコニコしてる彼女がうつろな感じになってしまってて悲しすぎました。

そんな流れでゆかりん。怖い怖すぎる。6分間練習ではルッツとフリップをこれでもかと練習していて、決まってはいるのですが、やはりいつものゆかりんのジャンプではないと感じます。で、ものすごい戦々恐々としていたのですが、演技が始まってみたら、ジャンプ全部決めてきたー!すげー!もうジャンプを決めるたびに思わず内心「さすがだゆかり!」とつぶやいてしまったよ。本当強いですね。不調をしっていたお客さんたちはどんどんジャンプを決めていくゆかりんに超ヒートアップ、いきなり山場かってぐらい盛り上がってしまいました。で、終わった瞬間にオールスタオベ。ゆかりんはやっぱり相当不安だったみたいで、演技終わったときは泣いてましたね。ときどき危ないかな?というジャンプがあったのですが、この時点ではもちろんダントツトップ。

次の滑走があっこちゃん。前の選手が盛り上がりすぎてしまうと次の選手って滑りにくいんですよね。で、ふと我に返って「あっこちゃん…」と心配になったのですが、盛り上がっちゃったもんは仕方ありません。最初の3LzコンボがOTでちょっと乱れて「ひーーーーーー><」と泣きそうになったのですが、次の2A-3Tはしっかり決めて立て直してきました。そして彼女もどんどんジャンプを決めていきました。2つ目の3LzもまたまたOTでしたけど、もう波に乗ってる感じだったので気になりません。そして見せ場のSlStは、本領発揮の力強いステップで終盤超拍手。あっこちゃんもスタオベ演技です。いや、見た目にわかるミスがあったんでゆかりんほどオールスタオベではなかったんですが、私は正直「あっこちゃんがここまで帰ってきた!」ってので感動して泣きそうになってました(苦笑)。でも、確かに3Lzはミスが出たけど、どちらもOTで回りきってはいたのでたいした減点にはならないはず…。でもゆかりんはミスがなかったし実績から考えてもゆかりんが上だろうと思っていたのですが、点が出たら超僅差ながらあっこちゃんが上。スタオベしておきながら、思わずびっくらこいてしまいました(笑)。いやあ、びっくりした。PCSがすごく出た!!ゆかりんと同じPCSがあっこちゃんに出るなんて…すごい(涙)。

レピストはやりづらいかもしれないと思って心配していたのですが、2つ目に3Lzを決めて目を疑ってしまいました。彼女はFSはちょっと崩れてしまうときがあるのですが、今日のレピストは行くか?!と思ったら後半になってポコポコとジャンプが抜けてしまいました…。ああ、なぜ…。ちょっと点が出ませんでしたね。そして昨日むちゃくちゃ良かったワグナー。彼女はなんとなく精神的に強い印象があったので行くだろうと思ったのですが…やっぱりアウェイ感があってやりづらかったかなぁ…><。一生懸命拍手はしてたんですが。彼女もDGなどを取られてしまって点が出ませんでした。

そして、真央。今季3A2回を目標にしてるのは知ってましたけどN杯はまだ行かんじゃろとなんとなく思ってたので、最初の3Aを決めた段階で「おっしゃ!」と思ってたんですが…次のジャンプに向かう軌道を見た瞬間に後ろの女性が「アクセルだ!!」と解説並みのタイミングで言ったので「えっ?!」と思ってる間に本当に2本目のアクセルを入れてしかも降りました。うっひょお、やっぱ真央すげえええ。そしてもう一つの注目だったサルコウもばっちり決めてさらに、うっひょおおおお、マジ真央すげえええ。音楽聞こえないんじゃないかってぐらいの手拍子と拍手のなか、最後の最後でお茶目をやらかしてしまいましたけど、いやはや…真央は本当にすごかったです。

さて、男子。南里君は最初からむちゃくちゃな強行軍であることがわかっていたのですが、やはり疲れが大きかったですね。でも、疲れていてジャンプが決めきれない中でも、しっかりスピンやステップなどを全部丁寧にやって点数を取っていこうという気持ちを切らさず、最後まで演じ切ったのは伝わってきました。小塚くんや無良くんなどの伸び方と比べると亀の歩みかもしれませんけど、それでも今季の彼が着実に成長していることはよくわかります。「地獄のアランフェスでした…」と言いつつも、8位はなんとかキープしてポイントを稼ぐことができてよかったです。
ウクライナのコバレフスキー。なにげにイケメン。FSはすごく頑張ってるなーと思って見てたら、3回もセカンド3Tを跳びおって「ええっ!!」ってあっけに取られている目の前でさらにもいってょセカンド2Tをつけてしまってもう呆然自失です。コンボ違反とザヤック違反のダブル技だなんて…。ジャンプ2つも無効にしてしまいました。最後まで本人なりに頑張った演技だったと思うのですが…本人は点数が出る前に気がついていたのでしょうか…><。
ルタイ。SP、3Aを冒頭で決めて、おおっ、いいルタイか?!と思ったらなんだかジャンプを跳ぶたびに乱れていき、スケートはどんどんトロくなっていき……いつものルタイに……><。曲が派手派手しいだけに寂寥感がいっそう募ってしまいます。これぞまさに竜頭蛇尾、という感じで寂しいです。ルタイもこれまたイケメンなのですけど…。
レイノルズ。いやあ、本当軽々と4Sを跳びますよね。どこの会場でも彼の4回転は4回転と気付かれないのですが、けっこう目が肥えてると言われる日本の会場でもやはり4回転と気付いた人は少なかったようです(苦笑)。点数はちょっと残念だったのかもしれないけど、いい演技が見られました。
ポンセロ。私の中では自爆っ子代表選手でした。そして去年のワールドのインタビューを読んだらそのしょぼんぶりに「もうポンセロが覚醒するときは来ないのかもしれない…」とか思ってしまっていたのですが…あのポンセロがついに目覚めました!今年のポンセロは違う!という予感はさせていましたが、目の前で覚醒を目撃した気分です。新採点は見てる印象と得点が乖離する採点なので結果は納得していますが、見てる印象では彼が一番だったと思います。あのクリーンで男らしい4Tには本当目が覚めましたし、しかもそのあと3Aも決めたんです、あのポンセロが!!もうこれはちょっとした感動ですよ。
さて、無良君。いやあ、本当男子は彼(とポンセロ)が私の気分を引き上げてくれましたよー。SP、FSともにガッツポーズの出る素晴らしい演技で、会場まで行った甲斐があったというものです。FSで二度目の3Aを失敗して、即座にもう一度跳び直しに行ってしっかり決める辺りがいい男っぷりです(笑)。それにしても、3Aは高くてすごい。まだまだステップなどはもっと細かく踏んでレベルを取っていかないといけないでしょうし、やるべきことはたくさんありますけど、彼の演技ってなんとなーくどことなーく旧採点的な演技で、できたらそういう雰囲気は残したまま、成長してくれるといいなぁって思います。私は多分彼のそういうどこか大きい演技に惹かれているのだと思うので…。それにしてもこの強心臓と、今年に入ってえらい安定したジャンプを思うと、今年の全日本は本当に楽しみですね。まだまだワールドで上位に食い込むには足りない部分が多いのはわかっていますが、やっぱ一度経験させてみたいですよね。でも、南里君も今季本当に頑張ってるしなあ…行かせてあげたいなぁ…中庭さんもなあ…といろいろ心が乱れる部分もありますが…。

さて、上位2人ですが。ジョニーは体調不良だったんですよねー。それは残念だったのですが、個人的にジョニーは何度か生で見ている選手なのですが、今まではさほど心を引かれる選手じゃなかったんです。でも、なぜか不調だったはずの今回はものすごく心惹かれました。正直SPも2フットだったのがわかったし、FSも転倒とかはしてなかったけどジャンプが抜けてしまってて、織田君はミスがあってもとりあえず3回転回りきっているミスばかりだったというのがわかっていたので、個人的には織田君の勝ちだということは会場でもわかっていました(印象と結果が違ったので会場はちょっと「ええ〜?!」みたいな空気にはなってましたけどね)。でも、ジョニーには本当に初めてと言っていいぐらい心惹かれました。自分でもなんで今回のジョニーにこんなに惹かれたのか理由がわかってないんですけどね。でも、本当素晴らしい選手だと思いました。
織田君の演技はSPはよかったと思いますが、FSはまあいい演技とは言えない出来でしたね。でも、SPを見ると、以前よりすごく成長している部分もあったと思うんですけど、反面(以前からの)足りない部分も相変わらず見える演技だったと思います。

エキシは楽しかったなあ。個人的にエキシでよかったのはレイノルズ、ポンセロ、そして鈴木あっこちゃんです。でも、無良君もFSのあとで疲れてるだろうに、意地で3A3回挑戦してきて、よかったですよ〜。レイノルズは4回転はすごいけど他は…っていうイメージだったんですけど、エキシは素敵でした。カナダらしい洒脱なプロで、それをなんとなく照れつつもしっかりお客さんにアピールできる辺りが、レイノルズもカナダ人だったんだなあって(笑)。ちょうどアピールした辺りのお客さんたちが観戦慣れした人たちだったみたいで「ひゅーーー!!」って盛り上げてて、ちょっと照れてる感じで可愛かったです。今回のN杯でレイノルズ、かなり好きになりました。
そしてもう誰が見ても今回のNHK杯のMVPはポンセロでしょう!!ポンセロはなんか自爆してションボリしてるイメージばかり強かったんですが、いやはや、彼も正統派フランス人だったんですね(笑)。まさしくキャンデロロを産んだ国のスケーターでした(笑)。ジュベールもああ見えてエキシはけっこういろんなことやりますもんねえ。それにしても、あのスキー板とか抱えて日本まで来たんですもんね。今回はもうエキシに出る気満々だったってことですよね。そしてしっかり出ましたもんね。本当感慨深いです。本当目いっぱい楽しませてくれました。
そんでもって鈴木あっこちゃん。DOIで最高の演技を見せてくれたリベルタンゴです。やっと、やっと!世界にこのリベルタンゴが流れたんだと思うとこれまた本当に感慨深いです。しっかり3Lzも決めて、最後は最高のSlStを見せてくれました。2階スタンドの果てだったのでそうそうスタオベとか出る場所じゃなかったんですが、あっこちゃんの演技のときは本当終わった瞬間にみんなわーーーっと立ち上がってましたからね。ああ、嬉しい。
そして、ジョニー。いつものジョニーだったのかもしれませんが、どういうわけか私は今回のジョニーにはやられまくりでした。アヴェ・マリア自体私はDOIでも生で見ているのですが…今回冒頭からしみじみと「…やっぱりジョニーは一番美しい」と思ってしまいました(笑)。いまさら何言ってんだって感じですが、マジでしみじみと思ったんですよ(笑)。

そんな感じでした。あっ。あと、忘れちゃいけないどーも君!どーも君とうさじいとたーちゃん?この三人が製氷とかフィナーレとか折に触れて華麗なスケートを披露してくれたんですよ!最初に出てきたときなんか私、一度席を立ってトイレに行こうとしていたのに、「どーも君が滑ってる!!」って思わずあわてて席に舞い戻ってしまいました(笑)。いやー、とにかくどーも君がすごかったです(笑)。一人いつまでもいつまでも激しくスピンし続けるどーも君の気合には目を奪われました。フィナーレとか思わず回ってるスケーターたちじゃなくてどーも君から目が離せなくなってたりしましたからね、私(笑)。で、どーも君に目を奪われているうちにいつのまにか無良君がうさじいとたーちゃんと3人で仲良くお手手つないで滑ってて「なんかかわいいことになってる!!」と大喜びしてしまいました、個人的に(笑)。

そんなこんなで、楽しんできました。ちょいちょい「…………」って勝手にブルーな気持ちになることもあったけど、まぁ一応自分なりにいろいろ工夫して回避できたと思うし。
今季はもう生でスケートを見ることはないかなと思うんですが(代々木のSOIも行くつもりないし、あとは東京近郊ではなにもないし)、来季はまぁいつ高橋さんが帰ってこれるのかわからないんでどこに行けばいいかもわかんないですけど、頑張って行けるところは行きたいと思います。

Posted by koko at 04:15 AM | Comment (0)

パッション・パレード

[本], [本] 2008.12.16(Tue)

ネットさまよってたら昔懐かしいマンガの思い出話をしてるところに行き当たり、結果私もいろいろ懐かしくなって突然引っ張り出して読んでしまいました。いやー、やっぱりこれ好きだなー。樹さんは朱鷺色、パッパレ、花咲ける、八雲、OZとけっこう読みましたけど、いちばんお話として好きだったのはパッパレだったと思います。
でもですね、久しく読んでなかったので、細かい設定…というか、前編に当たる朱鷺色がかなりうすらぼんやりで、内容忘れてました。多分パッパレもそうだったんで朱鷺色も読んでくうちに思い出すと思うんだけど…パッパレを読んだだけだと朱鷺色の記憶はもう遠い記憶すぎる…

なのに、私ときたらパッパレは残したくせに、朱鷺色は処分してしまっているのです。わ、私のアホ〜!!捨てるなら捨てる、残すなら残す、どっちかにしろよ!朱鷺色とパッパレは完全なる一つのお話なのに、そんな中途半端なことをしたら、パッパレ読み返したときには朱鷺色も読みたくなるに決まってるやんけ!パッパレもないなら特に不都合はなく済むだろうけどさ〜。言うなればタッチの7巻(一部)までを捨てて8巻(二部)以降を残したようなもんですもん。アホすぎる。

実は捨てたのは確か引越しの際なのでわりと最近です。そのときのことも覚えてます。朱鷺色はまだ樹さんの絵がだいぶん古臭かったし、パッパレのほうが好きだったし、そして、話も忘れやしないからまぁ前がなくてもわかるし、程度の気持ちだったんですよね。でも記憶とは風化するもんで、現実問題、今となっては本当おぼろげな記憶しか残ってないっすよ…。
ああ〜、私のアホ〜。朱鷺色、超読みたい。

ちなみに零が好きでしたね。パッパレが好きと言いつつも、私はリン(漢字出ない…)よりも零と蕾が好きでした。
花咲けるも好きだし、八雲立つも好きでしたが、どっちも最後がちょっとうーん(花咲けるは物足りなかった程度で済みますが、八雲のほうは正直あの最後で萎えて処分してしまったというぐらい…)で、樹さんは最後がちょっといつもご都合主義すぎる感があるのですが、パッパレの最後はものすごく好きでした。ご都合主義かもしれないけど無理はないし、むしろああいうご都合主義こそまさしく少女漫画!です。ところで、花咲けるは立人が好きで、八雲は闇己が好きで、パッパレは零が好きってあまりにも樹さんの手のひらの上で踊らされすぎではなかろーか私(笑)。

Posted by koko at 03:49 AM

高橋さん退院〜

[フィギュアスケート] 2008.12.24(Wed)

クリスマスイブに超嬉しいニュースが!!退院おめでとう〜!とても元気そうで、本当嬉しい。

てか、手術のニュースもあってビックリしたんですけど、退院のニュースまで!しかもちゃんと取材に行ってて本人の写真もコメントもある〜><。むちゃくちゃ嬉しい〜><

嬉しいのでリンク貼っちゃえ。
サンスポ
「この日、松葉づえが必要なくなり、自力での歩行が可能となった。看護師らから花束を手渡され「入院生活から解放され、自由になってうれしい。関係者、ファンに『待っている』と言われたのが一番の励みだった」と笑顔で心境を述べた。」

サンスポ「高橋トーク/自由になれて嬉しい」
「入院生活を終えた高橋は終始、明るい表情で質問に答えた。」

とゆーわけで、すごく明るくて前向きな様子だったことが伝わってきます。うう、うれすぃ…。

写真見るとマイクがあるみたいだけど、もしかしてテレビも来てるのかな?全国レベルで放送があるかはわからないけど、関西方面とかはあるかもしれないっすね。たまたま昨日の全日本の特番のOPで高橋さんがいないことに(当たり前なのですが)ちょっと切なくなっていたので、すごいナイスタイミングの嬉しいニュースでした。

ところで、髪がまたお洒落刈り上げになってるな。外出日に神戸まで髪切りに行っちゃったんでしょうか(笑)。

うわ、いま、NHKきたーーーーー!!嬉しい嬉しい。歩いてるよ〜。ところで髪型が写真で見る以上に攻めな髪型でした(笑)。

Posted by koko at 09:47 PM | Comment (0)

Archive/December 2008

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