KOKO日記

シロップの「夢」を聴いた。

[音楽] 2004.12.08(Wed)

日記ではたびたび書いていることですが、Syrup16gが大好きなんですよ。ライブ行ったこともないし、メンバーもボーカルしか知らないし、立ち読みどころか買った雑誌にインタビューが載ってたって読むわけでもないし、情報もまったく追いかけてないし、私定義では全然「ファン」ではないのですが(なので彼らのことは何も知りません(^^;;)。だがしかし、本当ここ何年かでは、いわゆるファン行動を取ってきたラルクやRIPちゃんを除いたら、ずば抜けていちばん好きなバンドですね。

特に「delayed」は好きです。まぁこのアルバムが好きっつーのは、シロップ好きな人には珍しいみたいですが。やっぱ「Copy」とか「coup d'Etat」でシロップを初めて聴いてガツーンと来たっていう人が多いようです。でも、私いちばん最初に聞いたのがdelayedだったんで、ガツーンと来たっつーよりその歌にメロメロになってしまった感じだったんですよね。特に一曲目の「センチメンタル」から4曲目の「水色の風」までは、一回目に聴いたときは「はぁー…」と呆然と聞き入っている感じでした。ここ何年か聴いたアルバムの中では数少ない、今後も何年間も聴き続けるだろうなっていうアルバムですね。

歌詞がよく取り上げられますが、メロディもすごくいいですよね、この人の曲。多分この人メロと歌詞ひとまとめに作ってるんじゃないのかなあ。歌詞は凄まじいんですけども、ときどきはちゃめちゃ…っていうかそれもまた衝撃に繋がるんですけど…たとえば、歌詞をここに書いてぱっと読んでも「なんだこの文章は」ってことになっちゃうと思うんすよ(笑)。でも、歌詞とメロがすごい連動してるもんですから、歌で聞いてると、はちゃめちゃさは破綻とは見えずインパクトに繋がるんだろうなと。歌詞カード読むと本当愕然とするんだけど(笑)。メロと歌詞の一体感みたいなのはすごいあると思います。
しかし、メロいいですよ。わりと手癖で作ってる感じはするんですけど、しかし大変多彩だし。delayedの曲は本当美しすぎて泣けます。

ところで、わりとリリースされてすぐに買ってたのにいままで聞いてなかった「Mouth to Mouse」をようやく聴いたのですが、このなかの「夢」を聞いた瞬間、思わずぱったり倒れました…(笑)。いままででいちばん衝撃の曲だったかも。ここまで行き着いてここまで歌ってしまった人が過去にいただろうかと思わず問うてしまいます。
アルバム全体は今までに比べたらやや前向きというか開放的な部分もあると思うんですけど、この一曲の殺傷力がすごくて…(笑)。本当衝撃のあまり、ばたっと(笑)。

Posted by koko at 04:34 AM | Comment (0)

「絶対コレは買いの絶対って何」

[音楽] 2004.12.11(Sat)

SyrupのMouth to Mouseをそのまま聴き倒してるのですが、「メリモ」って曲の「絶対コレは買いの絶対って何」もすごいっすね。私、シロップってどういうわけか曲とタイトルがまったく一致できないので、「メリモ」も大概はそれと気付かず聴いてるので、突然この「絶対コレは買いの絶対って何」が出てくると「わぁっ!」とびっくりします。私は性格的にあんまりこの内容にはざっくり来ませんが…音楽ファンはこれにざくっとやられちゃう人多そうだよね。

こないだ聴いたとたんばったり倒れていた「夢」は、結局とっても好きな曲になったようです。いやあ、やっぱりこの曲はエライ曲だと思いますが(そこまで言ってしまうのかと)、しかし、内容の良し悪しを問わず、ざっくり切り込んでくる曲には弱いんです。一度切り込まれるとそのまま残ってしまいます。あと、この曲、メロがいいんですよね。アコースティックな美しい曲で。私はシロップではそういうのが好きなんでしょうね。
「パープルムカデ」とか「REAL」もいいですが。「REAL」はいつになく作りこんである印象で、その分ざっくり切り込んでくる感じではないんですけど、雰囲気が好きだ。パープルムカデは曲構成が変な曲で、面白いなぁ。

Posted by koko at 03:17 AM | Comment (0)

COLORとm-flo

[音楽] 2004.12.15(Wed)

そうそう、CDTVを見てたんですよ。で、9位だったかな?COLORという人たちの曲が入ってたんです。昔懐かしいヴィジュアル系バンドではなくて(意外にCOLORって知られてたのね…東のX、西のCOLORとかって言ってましたね…)、いまランキングにいるCOLORは曲も見た目もどう見てもEXILEの双子に見えたんです。したら、本当にEXILEの人がやっている別グループだったらしい。なぜ同時期にまったく同ジャンルの似たような曲を別グループでリリースしなくてはならないのだろう…。正直言って、この曲を聴いたら間違いなくEXILEとしか思わないけど。

あと、今回m-floといっしょにやっている女の子の歌がけっこう宇多田に似てて、CMで流れてくるたびに「宇多田?」と振り向いてしまいます。全部聴いたことはないので、あのサビ部分だけが似てるのかもしれません。しかし、私が何で宇多田の声らしきものに反応してしまうのかは謎。宇多田自体ちゃんと聞いたことないのに。

Posted by koko at 03:56 AM

ASIAN KUNG-FU GENERATION「ソルファ」を聴いた。

[音楽] 2004.12.16(Thu)

レンタル屋さんが半額セールやってたんで、借りて聴いてみました。こんな感じだろうなあという予想通りと言えば、予想通りのアジカンでした。アジカンって崩壊アンブリファーから一度も「うおっ?!」みたいなのはないので、それもまた予想通り。なんでか知らないけど、本当この人たちは安定感があるなあ。前回ナンバガそのまんまみたいな曲もあって「これナンバガじゃん」と思ったりっていうのもあったんですが、それもなぜか普通にするっと聴いてしまったし…(笑)。

あと、安定感と矛盾するんですが、若さゆえの勢いみたいなのはとってもあって、そこはすごく好きなところです。…しかし、それにしては本当破綻がないよな…不思議だなあ…(笑)。

私はアジカンかなり好きですが、なんで好きなのか自分でもよくわからなかったり。ギリギリだとは思うんですよ、彼ら。一歩ずれてたら嫌いになりそうなポジションなんです。でも、なんか嫌いじゃない、というか、好き。不思議だなあ…(笑)。

あ、いま、ソルファをもう一度聴いてて思ったんですが、ずっと微熱テンションだっていうのが逆に安定感になってるのかも…(笑)。なんか常に37度ぐらいはありそうな曲ですよね(笑)。メロとか歌とか。もう少し抑えて歌う歌とか、逆にシャウトしまくっちゃう歌とか入ってると「うわっ」ってのが出てくるかもなんですが、アジカンってかなり一定。で、もしもこれが平熱で一定ならば、それは普通にポップスになるんでしょーが、テンションは常に微熱っていうバランスが、若さと勢いで押しているように見えつつ、なぜか安定感はあるという雰囲気を生んでるのかな。

しっかし、アジカン印!みたいなアルバムだよね。本当。

「君の街まで」が好きです。「リライト」もテレビとかで聴いてるときは好きだったんですが、初めて全部聴いたら、間奏の思いがけないアレンジに思わず吹きそうになってしまったので、それがちょっと…(^^;;。なんなんだろう、あの「ほっほっほっ…」っていう謎の声は…。すっごい気になります(^^;;。

Posted by koko at 02:28 AM | Comment (0)

nobodyknows+

[音楽] 2005.01.22(Sat)

や、いまだ私はちゃんと聴いてないんですけど。だって、アルバムの「Do you know?」ってレーベルゲートCDなんだもん…。レーベルゲートやめるついでに、いままでレーベルゲートで出したもの全部CDで出しなおしてくれよって感じですよ、マジで。そしたら、ラルクさんのSMILE、もう一回買うからさぁ(笑)。

話がズレてますけど、要するにいまだにアルバム聴いてないんですが、ラルクさんを見るために音楽番組を見るとnobodyknows+もちょうど同日に新曲を出したもんですから、よく見かけるんです。ほいで、ノーバ気に入ってるんで、当然見るので、シアワセナラテヲタタコウはよく聴きます(そろそろシングル曲のカタカナタイトルをいったんやめないか?という感じもしつつ(笑))。ここ数日でようやくメンバー個人認識ができてきたという感じです。まだ名前は覚え切れませんが。
新曲はやっぱりポップというかキャッチー。最初はサビメロよくわかんねぇなと思ってたんですが、ニ三度聴いてるうちに耳なじみがよくなってきて気付くとノッてしまいますね(笑)。安定度が高いよなあ、この人たち。ツボを外さない感じ。
とりあえずアルバムを一枚聴いておかねばと改めて思ったので、この際レーベルゲートであることは置いておいてレンタルしてみよう…。

しかし、ポジションが微妙ですよね〜。RIPちゃんとキックのハザマ、みたいな感じではあるんだよなあ(笑)。
ココロオドルとか今回の曲とかはブレイク時のRIPちゃんが望まれていたポップさで、TRUEとかススミダス→辺りの力強い前向きメッセージは、キック寄り、みたいな。RIPちゃんにはああいうメッセージはないし(笑)。んでもって、RIPちゃんはあそこまで割り切ったポップチューンはやっぱりFUMIYAくんの「落ち着きたくない」っていう意向があるからやらないし、キックは休止してしまってるし。そんな感じで、ノーバはRIPちゃんとキックの中間のちょうど空白地帯にいる感じ。ノーバは切ないってのもキーワードとしてあるようですが(ポロン2とかそうでしたね)、新味じゃないしなあ。私的には「切ない」はRIPちゃんにもある要素だと思ってるし、キックはインディーズ時代はむしろそれがいちばんの特徴ですらありましたしね。

FUMIYAくんがどっかのインタビューで、あの人はいっつもポピュラリティと自分の意志とのハザマで迷っている人ですが、「どうすればポップになるかって、そりゃサビから始めればポップになるんだけどさあ…」みたいな話をしてたことがあるんですよね。そういうポップにする技巧をノーバは迷いなく使ってますよね(笑)。FUMIYAくんはそこでドタバタするんですよね。ドタバタしていたい、落ち着きたくないっていうのが明確に意志としてありますし。
良し悪しは別として、そこが、おそらくRIPちゃんとノーバのいちばんの違いなんだろうなと思います。
ただ、シングルとアルバムの違いってのはありますんで、そこら辺聴いてみたい。

ちなみに、もう一度書いておきますが、ノーバ気に入ってますんで!(笑) ソウルドアウト、ソッフェとRIPちゃん以後見てきたなかでは、かなりずば抜けて気になる人たちです。SMRYTRPSも気になってますが。この二組は同じぐらい気になる人たち。でもって、さらに私のなかでアタマ一歩抜け出てるのは実は韻シストなんですが(笑)。あのジャジーな感じがとても好きなんだけど、いまいち来ませんね。やっぱノーバに比べると濃すぎるかなあ…。

Posted by koko at 04:21 AM | Comment (0)

nobodyknows+「Do You Know?」

[音楽] 2005.01.28(Fri)

やっとこ聴きました。歌詞カードが可愛い。可愛いけど、できれば、どのイラストが誰だか名前もわかるようにしておいて頂けるとなお嬉しかった…(^^;;。

シングルの印象とアルバム曲の違いっつーのが前回のエントリーでのチェックポイントだったわけですが、結論から言えば別にアルバム曲だからといって特に違いはありませんでした(笑)。従って全体的な印象は前回の適当なエントリーで書いたこととほとんど変わりません。

アルバム後半まったりした曲が多かったのはシングルとは印象の違うところ(のはず)だけど、実際にはまったく違和感はなし。というか、もしかしてこっちがこの人たちの主流だったんじゃないの?ってぐらいトラックがまったり曲に馴染んでた。あと、この人たちRIPちゃんと比べられることの方が多いと思うんですが(大人数MCだからかな)、私的には音の感じはキックのメジャー1stのVITALIZERにいちばん印象が近かったです。トラックのメロディアスさとか。キックはその後トラックがものすごくストイックになっていったんでそれ以降は全然印象違うけどね。

聴いてて楽しいのはやはりココロオドルとかの前半の勢いのあるポップチューンですが、ナチュラルな印象なのは中盤以降。でもまあ、どっちにしても耳馴染みよいです。トラックも非常にメロディアスだし、ラップも非常にメロディアスだし(しかも、一人だけメロディアスな人がいるとかってわけではなく、満遍なくメロディアス)、普段ヒップホップ系を聞かない人もこれなら聴けると思いますよ。アルバムで聴いても、やっぱり安定感抜群。トラックの安定感故だと思いますが。

ラップも聞きやすいです。ただどれが誰だかは声だけではまだ判別不能(笑)。あ、ノリ・ダ・ファンキーシビレサス氏は別だけど(笑)。彼は名前と顔を知らずとも声はわかってた(笑)。あ、でも、クリスタルボーイ氏は多分聞き分けできそう。その次にわかりそうなのはg-ton氏かな?で、HIDDEN FISH氏とヤス一番?氏の二人がおそらく最後まで聞き分けが難しいと思われました。とか言って、いまのところは実際にはまだノリ氏しかわかりません(笑)。

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YOSHII LOVINSON「CALL ME」

[音楽] 2005.02.05(Sat)

CMでサビ部分だけ聞いてがつーんと感涙しかけて以来、気になって気になって全部聴きたくてしょーがなかったんですが、最近とんとCS見てないもんだから、全然遭遇できずじまいだったんです。
本日や〜っと噂の戦車のPVが捕獲できました。CALL ME。
全部聴いてもやはり名曲。いい曲過ぎて、本気で泣ける。メロが切なく良すぎて、歌詞も切なく、その上、YOSHIIさんの現在のたたずまいみたいなのがそのまま反映されてる感じで、圧倒的な説得力。泣ける。

イエモンはすごいバンドだとは思っていたものの個人的に多少趣味じゃない雰囲気があって、ちらっと聴いたぐらいでほぼ通ってない状態なんですが、YOSHIIさんソロのほうはどうやら趣味に直撃かもしれません。ソロのファーストが出たときも興味はあったんですけど、なにぶんドツボってそうだったうえに、音が濃くマニアックなんじゃないかという不安があって聴かないままになっちゃったんですよね。でも、今度出るセカンドはもう絶対聴くとして、ファーストも聴いてみたい気分になりました。

Posted by koko at 03:08 AM | Comment (0)

PRIDE

[音楽] 2005.02.05(Sat)

すいません、バンド名が覚えられません(^^;;。HIGHなんとかかんとかというバンド。略称ハイカラだそうですが。先日唐突にオリコン二位に登場してて「誰ですか、この人たち?」ってきょとんとしてたわけですが。今日吉井さんを聴こうとして捕まえた番組に入ってたんで、初めて聴きました。サビのカケラすら聞いたことなかったんだけど(笑)。
ちなみにどこからやってきたのかと思えば、ガンダムSEEDの主題歌なんですってね。なるほどね。

で、曲なんですが。なんかね…いろんな意味で非常に微妙で、ある意味面白かったです…(笑)。ジャンル的には明らかにエヴァネッセンス狙いだと思うのですが。ラッピングボーカルの入れ方がリンキンよりエヴァネッセンス狙いだと思うし、つーか、ボーカル女子だしね。しかし、エヴァネッセンスにしては、曲そのものはもう完全にガンダムSEEDそのままで、玉置成美が歌うあの曲調そのものなんですよね。
んで、ここまでなら別に面白かないのですが、バックのバンドが…変よね、なんか。確かに音もエヴァネッセンス狙いなんですが…狙いのはずなんですが…そこはかと漂うこの臆面もない暑苦しさはなに…(笑)。音的には違うと思いながらも、なぜかえっくすとかその辺を思い出してしまう、臆面のなさ。なーんかメタルとかそっち系の恥ずかしさなんですよね…。うーん、なんだろう、この恥ずかしさ、どうもラルク以前のヴィジュアル系を思い出す…(笑)。なぜなんだ。なんでエヴァネッセンスを狙ってそうなるんだ…。

で、この噛み合ってない取り合わせがいい感じに微妙というか絶妙というか、そんな感じで、なにやら笑えてしまった…。けっこう破綻してるよなと個人的には思ったのですが、まぁ若いんだろうし、破綻も悪くないかもね。でも、二位はどうかと思う。あと、バンドの音の傾向に対して、ミックスが完全にガンダムSEED仕様で(笑)、それもまた奇妙な空気をかもしている気がしました…(笑)。なんかいろんなところでいろんなものが浮いてるんだよねー、この曲…(笑)。

どうでもいいけど、ファンタスティポのPVも見ちゃいました。Mステのときにうしろで笑っているユッキーを見るためにこの曲を何回か見てしまったのが災いして、あれ以来アタマから抜けなくなってるんですよ…(^^;;。あう〜(^^;;。しかもなにげにかなり売れてね?(^^;; おかげでSMAPの例の曲の存在感が薄れまくっててそれは大変ありがたいんですが、しかし、私の頭のなかでこれが流れまくってる現状もそれはそれでかなり困ります…(笑)。

Posted by koko at 04:33 AM | Comment (0)

すずきあみの新曲

[音楽] 2005.03.27(Sun)

昨日の音楽戦士と今日のCDTVでうっかり嵐と鈴木亜美の新曲を聞いたわけですが。どちらも別に特に聴きたくて聴いたわけではなく、流してたら勝手に流れたっつー感じなんですけど、鈴木亜美の新曲は…あれはどうなの…(笑)。なんか、めちゃくちゃ小室哲哉の亡霊が見えるんだけど!!(笑) 私自身はオールド小室世代ですから、決して根源的には小室節が嫌いなわけではないんですが、いまこれはどうなの…?(笑)という感は否めない。しかも、こんな何年もブランクあって、ようやく復帰したところで、なにも何年も前の亡霊をわざわざほっ繰り返すことはあるまいに…と老婆心ながら思ってしまうのですが。それとも鈴木亜美本人がどうしてもこういう音が好きなのか?それなら別に外野がいうことはなく、好きにやればよいと思うけどさー…でもそんなことありうるだろうか?(笑)

しかも、鈴木亜美本人の作詞らしいけど、サビの後半の詞を「ラララララララ」なんて歌詞で埋めるなんて、小室のそんなろくでもない手抜きをわざわざ真似っ子せんでも…。

歌はずいぶんうまくなったなあと。思いましたけどね。はあ(ため息)。
ちなみに、別に鈴木亜美が好きというわけでもありませんが。嫌いということもないですけどね。昔は嫌いでしたけどね(笑)。

Posted by koko at 01:46 AM | Comment (0)

ORCAライブ

[音楽] 2005.11.14(Mon)

ORCAのライブに行ってきました。MLJで見たらすごくよかったので、チケ代が安かったのもあって取ってたのです(今チケ代は大事です(笑)。何せORCAのあとに取ろうとしたTourbillonは、チケ代の高さで予約をキャンセルしたからね…(笑))。
番号はまぁ普通。場所も端っこの真ん中ら辺、ドリンクバーの横という辺りで本当普通な感じで。実を言うと結局音源を一つも聞けないままのライブだったので、そんなに堂々と前に行くわけにもいかなかったという事情もあった(笑)。

すごーく楽しいライブでした。始まったときは、ステージ上で嬉しそうすぎる人たちに思わず笑い出してしまいそうなぐらいでした。あの二人、本当笑顔すぎ(笑)。なんか今思い出しても、笑顔しか思い出せんぞ。かっと君の方はまだルックス的にもそういうキャラに見えるのでいいとしても、留衣さんのほうはルックスがそういうキャラじゃないので、結構インパクトがありました。「な、なんかこの人すげぇ嬉しそうなんだけど!」みたいな(笑)。

相当大量の曲をやって、長いライブだったうえに私はまーーーーったく曲を知らなかったのに、全然ダレる時間のないいいライブでした。曲すごく良かったしなぁ。フレンチクルーラ(今見たら1stインディーズ収録だ。そりゃ久しぶりだろーな…)とか、あと、サザンカとか、あと、本編かアンコールの最後にやった曲とかちょっと泣けるぐらいめちゃめちゃよかった。smileもいいしねぇ。

キャラもいいですよねぇ。二人ともなんだか異様にトークが達者で驚きましたけど(笑)。MCが掛け合い漫談のようで、しかもすげぇ面白いし(笑)。一人達者な人がいるってぐらいならけっこうあるけど、二人とも喋れるっていうのは珍しいですよねぇ。

本当めっちゃいいライブでした。また行きますよ。

…で、それとは別に、ライブ中、個人的に大アクシデントが発生。ドリンクバーの横の段差の上を抜けて前に出ようとした人が、ビール缶一本とプラスチックのコップ2つを蹴倒して行きまして(蹴倒したの気付かなかったわけはないと思うけど、そのまま前に突進して行った)、段差の下に並んでいた荷物にビールとかソフトジュースが3本分まるごとかかってしまいました。荷物の真横にいた私も足に思いきりソフトジュース(だったと思う。ベタベタしてたし)がかかって、ショートブーツの中までびしゃびしゃになる大被害。手提げの荷物にもやっぱりソフトジュースがかかっちゃって、中に入れていたジャケットもやられちゃいました(涙)。
まぁいちばん被害甚大だったのはビール缶が荷物の上に転がっていた黒いバッグの人だと思うけど(その場にいなかったので、どの人かはわからず。帰ってきたら荷物がビールまみれなんだから驚いただろうな…気の毒…)、二番目に被害が大きかったのは私です。しょぼん。

で、最初は買ったばかりのジャケットがジュースで濡れてしまったことが大ショックだったんですが、そのうちジュースの水溜りの中に立ちつくしている自分がすごく情けないっちゅーかなんちゅーかな感じがしてきて、途方に暮れてて。そしたら、前の人が少し場所を開けてくれて移動させてくれたんですよ。で、やっと水溜りから脱出できたと思ったんですが…一曲ぐらいしてふとステージからの明かりで足元を見たら、脱出したはずの水溜りがなぜか再び足元に出現。
てゆーか、水溜りが二つになってる!!
「……あああああ、水溜りの発生源は私自身じゃないかぁ!!(涙)」みたいな。

多分靴が相当ジュースを吸ってしまってたんじゃないですかねぇ。それで周囲に水溜りを広げるわけにはいかないので、まったく足を動かせなくなってしまって、踊れなくなっちゃった。だってブーツがジュースまみれだとしたら私が動くとジュースの水溜りが広がっちゃうってことだし、そうするとせっかく場所を空けてくれた横の方に迷惑だし。そんなわけで、本編の中盤以降は立ち尽くして上半身だけで揺れてるみたいな感じで、すごいノリにくい状態だったんですよね〜。しょぼん。

まぁでも、そんな状態でも「いいライブだった!」と言えるほどにいいライブだったということですよ(笑)。えらい目にあったけどね〜。ジャケットは買って一週間でいきなりクリーニングだ、畜生。

帰宅後、ORCAのオフィサイトとか見てみて、ブログとか読んでてびっくりしたんですけど、かっと君ってすげぇしっかり文章書ける人なんですね(感心)。実際、雑誌とかでもコラムとか書いてるらしいけど、納得。なんか最近ミュージシャンのは、アッタマ悪そうな文(にもなってないけど)しか読んでなかったので、「うわーーすげぇしっかりした文章だ!つか、ちゃんとコラムだ」とめっちゃ感心。面白い。あー、そういや、shame時代にもかっと君はジャパンのレビューとかで、頭いいとか知能犯とか言われてました。そうかそうか。そして、その傍ら、留衣さんブログはすごく素朴な感じでした。

…ライブでもちょっと思ってたけど、この二人ってルックスとキャラが逆だね…(笑)。

Posted by koko at 03:35 AM | Comment (0)

ORCA「Smile」とか

[音楽], [音楽] 2005.11.29(Tue)

とりあえずミニアルバム一枚だけ聴いたのですが…やっぱりいいなぁ。どうも曲名と曲が一致しませんが、そのわりに延々頭の中を曲が流れまくってます。気に入っているっぽい。

アマゾンのギフト券が来たら、あれを買おうかこれを買おうかと迷いまくっているのですが、ORCAのアルバムを買うという案もあります。インディーでレンタルに降りてないものもあるしねぇ。
……ていうか、ギフト券来なかったらどうしよう…?と震え中だったりしますけど。相方にはもう来てるのに、私はまだ来てませんよ…。メアドを途中で変更してしまったので、やや、いや、かなりすごく不安です。アマゾン、その手のサポートやフォローの評判はめちゃめちゃ悪いしなぁ(汗)。でも、月末ごろということで、まだ11月が終わってないのでとりあえず待たざるをえないですけど…不安不安…。

最近なんか曲の趣味が変わってきたような気がしなくもないです。なんというか、ポップスを聞くようになったなぁと…。自分で今までの趣味と違うなぁといちばん思うのが、スキマスイッチなんですけど。全然メンバーとかわかんないし、曲名もアルバム名すら怪しかったりするのですが、なぜか「夏草ノイズ」は愛聴と言ってもいいぐらい、よく聴くんですよね。とか言いつつ、新しいアルバムは聴いてないんだけど。新しいアルバムも聴く機会があったら、なにげに愛聴してしまうのではないかという予感。
あと、中島美嘉の「LOVE」とかなんとなくよく聴いてしまうのですが、自分的にはやっぱりちょっと「なぜ私がこれを?」と不思議です(笑)。<しかし、やはりLOVE以外は聴いていないのですが(笑)。

Posted by koko at 03:33 AM

ORCA「Smile」とか

[音楽], [音楽] 2005.11.29(Tue)

とりあえずミニアルバム一枚だけ聴いたのですが…やっぱりいいなぁ。どうも曲名と曲が一致しませんが、そのわりに延々頭の中を曲が流れまくってます。気に入っているっぽい。

アマゾンのギフト券が来たら、あれを買おうかこれを買おうかと迷いまくっているのですが、ORCAのアルバムを買うという案もあります。インディーでレンタルに降りてないものもあるしねぇ。
……ていうか、ギフト券来なかったらどうしよう…?と震え中だったりしますけど。相方にはもう来てるのに、私はまだ来てませんよ…。メアドを途中で変更してしまったので、やや、いや、かなりすごく不安です。アマゾン、その手のサポートやフォローの評判はめちゃめちゃ悪いしなぁ(汗)。でも、月末ごろということで、まだ11月が終わってないのでとりあえず待たざるをえないですけど…不安不安…。

最近なんか曲の趣味が変わってきたような気がしなくもないです。なんというか、ポップスを聞くようになったなぁと…。自分で今までの趣味と違うなぁといちばん思うのが、スキマスイッチなんですけど。全然メンバーとかわかんないし、曲名もアルバム名すら怪しかったりするのですが、なぜか「夏草ノイズ」は愛聴と言ってもいいぐらい、よく聴くんですよね。とか言いつつ、新しいアルバムは聴いてないんだけど。新しいアルバムも聴く機会があったら、なにげに愛聴してしまうのではないかという予感。
あと、中島美嘉の「LOVE」とかなんとなくよく聴いてしまうのですが、自分的にはやっぱりちょっと「なぜ私がこれを?」と不思議です(笑)。<しかし、やはりLOVE以外は聴いていないのですが(笑)。

Posted by koko at 03:33 AM

ORCA

[音楽], [音楽] 2005.12.13(Tue)

やべえっす。ORCAにかなり夢中っす。イベント行ったらなんだかかなり本気で夢中。18日の無料イベントにはガッツリ落ちたけど(ごめん相方。落ちたよ…取れると思ったのに〜(涙))、でもアルバム買いまくってます。いきなり物販でインディーズのファーストミニアルバム買ってみたり、DAYLIGHTもアマゾンのギフト券を使って買っちゃった。そしたら同日に相方がレンタルで借りてきた…。なんか私最近、運、悪い?キャンセルできないか見てみたけど、もう発送済みだそうなので、大人しくDAYLIGHTを受け取ることにします。いいよ、ORCAならギフト券ぐらい献上するよ(ギフト券な辺りがセコいですが)。

あー、ライブ行きたいなー行きたいなー。まだあんまりワンマンをやらないので、イベントばっかなんですよね。イベントでもいいんだけど、出演者が多すぎると体力的につらいので一応4バンド以内ぐらいのイベントがいいなぁなんてちょっと選り好みしてますが。
アルバム聞いてると本気行きたくなるー。やっぱORCAいいよ〜いいよ〜。

やっぱ最近ちょっと趣味変わってきたかな、私…。ちなみにかっと君が気になってしょうがないです。めっちゃ童顔で、可愛くて、その実中身は知性派男前のような気がします。そういうギャップに弱いのさ。

Posted by koko at 04:50 AM

ORCA

[音楽], [音楽] 2005.12.13(Tue)

やべえっす。ORCAにかなり夢中っす。イベント行ったらなんだかかなり本気で夢中。18日の無料イベントにはガッツリ落ちたけど(ごめん相方。落ちたよ…取れると思ったのに〜(涙))、でもアルバム買いまくってます。いきなり物販でインディーズのファーストミニアルバム買ってみたり、DAYLIGHTもアマゾンのギフト券を使って買っちゃった。そしたら同日に相方がレンタルで借りてきた…。なんか私最近、運、悪い?キャンセルできないか見てみたけど、もう発送済みだそうなので、大人しくDAYLIGHTを受け取ることにします。いいよ、ORCAならギフト券ぐらい献上するよ(ギフト券な辺りがセコいですが)。

あー、ライブ行きたいなー行きたいなー。まだあんまりワンマンをやらないので、イベントばっかなんですよね。イベントでもいいんだけど、出演者が多すぎると体力的につらいので一応4バンド以内ぐらいのイベントがいいなぁなんてちょっと選り好みしてますが。
アルバム聞いてると本気行きたくなるー。やっぱORCAいいよ〜いいよ〜。

やっぱ最近ちょっと趣味変わってきたかな、私…。ちなみにかっと君が気になってしょうがないです。めっちゃ童顔で、可愛くて、その実中身は知性派男前のような気がします。そういうギャップに弱いのさ。

Posted by koko at 04:50 AM

Syrup16gライブ

[音楽] 2006.08.08(Tue)

更新が途絶えている間なにをしていたかと言えば。
えー、生活のすべてがおりらじに激しく侵略を受けております…。まさしくおりらじ地獄…。

しかし、それに関しては書き始めるときりがないので(笑)。
先日、Syrup16gのライブに初めて行ってきました。ファン行動は一切とってないですし、メンバーも相変わらずさっぱりわかっていませんが(ボーカル五十嵐氏の顔すらわからない)、最初に聞いて以来ずーっと本気で大好きなんです。もうシロップの曲は愛しているといってもいいぐらいです。キャラクターとかヒストリーとか一切関係なく、単純に歌としてもっとも愛している歌を歌ってくれる人…みたいな感じ。シロップは歌詞がけっこう強烈なので、そこでがつーん!みたいなことになるのも多いと思うんですが、私は案外そこはそんなに気にしてなくて、一番愛してるのは多分歌なんじゃないかなと思います。メロディーとボーカル氏の歌。あー、でも、シロップの場合は歌詞も同じ感じなんだよね…。なんていうのかな、どの曲もすごい投げ出されてる感じがするんです。なんか、ぽろっと一人でつぶやいているような感じ。メロディーも歌詞もどっちもそうです。でも、それがすごい美しいんですよ。そういう感じがあるからか、私の中でもあんまり脈絡とか内容を考えるとかじゃなくて、ただそこにあるきれいなものに惹かれる…みたいな感じ。

そんなこんなで、どうやら自覚していた以上にすごく思い入れのある曲が山のように積み重なっていたらしく。ライブに行ったらあなた、曲が始まっただけで感極まる、みたいな状況が多発(笑)。だって、まさかRebornから始まるなんて!(涙) センチメンタルをやってくれるなんて!(涙) ああ、この曲タイトルわからんけど、死ぬほど大好きな曲だ!(涙) ああ、これもこれも!!(涙) ……ってな状態になってしまって、びっくりしました。ああ、やっぱりシロップの曲大好きです。
前日のセットリストをのちほど見たら、サイケデリック後遺症とかまたえらい思い入れのある曲をいっぱいやってて「あああ、やはり2Daysとも行くべきであった」とちょっとへこんだぐらい。

インディーになってから音源が全然リリースされなくて、旗から見ると正直いつどうなってもおかしくないような状況ですが(今回acidの二日前という日程だったにも関わらずライブに行ったのは、次があるのかよくわからないという危機感のせいです)…こんなすごい曲を書く人を埋もれさせてたら駄目ですよ〜…。最後にお父さんに宛てたという新曲を弾き語りでやってたんですが…相変わらず美しい曲でした。なんだったかな。歌いだしが「夢から醒めてしまわないように夢の先を考えるのはもうやめにしよう」って歌詞だったかな。ここのメロ、最高に素晴らしかったです。「センチメンタル」でがつーんと持って行かれたのと同じような。

まぁもうすぐベストが出るんですが…新譜出ないかなぁ…。

Posted by koko at 05:01 AM | Comment (0)

MLJ

[音楽] 2006.09.01(Fri)

毎年の夏恒例のお祭り、MLJです。とは言え、hideミューが閉館してしまったので、今年はクラブチッタでの開催。やっぱりけっこう雰囲気違ったですね。今年のMLJは非常にまっとうなライブイベントって感じ。全体的なクオリティは高かったと思います。グダグダになるバンド一個もなかったもんなー。
しかし、今回思ったけど、MLJって夏祭りとライブが合体したようなイメージだったらしく、逆にそのライブイベントとしてのまっとうさが「あー、ちょっと今までと違うなー」みたいな印象もありましたね。まぁ、去年までがオールでグダグダライブハウスの中でライブを見たり、DJプレイを見たり、外でグダグダしたり、DJブースの前で踊ったり、カレー食ったり、ビール飲んだり、カクテル飲んだり、寝たい人は入り口あたりで寝てたり、本当やりたい放題の緩いイベントだったんで(笑)。まぁでもあんな外にDJブース置いたり、屋台だしたり、外で髪切ったり、そんなのhideミューみたいに敷地全体を使えないとできないですもんね。hideミューがなくなったときにMLJが変わっちゃうだろうなっていうのはある程度覚悟してたけど、改めてああいうMLJはもうできないんだな、hideミューが閉館したのって痛いな…と思いました。
ただ、唯一登場時、すでにぐでんぐでんに酔っ払っていた稲田さん(となぜか出てきたDAの馬場さん)だけが、これまでの緩いMLJを髣髴とさせて嬉しかったですけども(笑)。あの人、MLJのたびに毎度ロレツが回ってないもんね(笑)。

まぁでも総合的には本当楽しいライブイベントでした。最初にも書いたけどみんなクオリティ高かった。わりと今まで一度ぐらいは見たことがあるバンドが多かったんですけど、みんな成長したんだなぁみたいな(笑)。トランスティック・ナーヴとか本当かっこよくなったよ…(笑)。最初のころなんか本当どこにでもいるような、ちょっと恥ずかしい感じのヴィジュアル系だったもんなぁ…(笑)。あと、ORCAのかっとくんが率いるSHAMEも初めてみれました。いやー、全員楽しそうで良かったですね。まぁでも一人でもよく喋るね(笑)。あれはワンマンライブでも一人で喋り倒しているのだろうか?それともワンマンなら、ドラムのお兄さんが相手をしてくれるのだろうか?
唯一の心残りはまぁ、案の定ですけど、小文字の方のボーカリストの方のShameが結局来なかったことですね…(近しいところに、バンドのSHAMEとボーカリストのShameがいるのでややこしい…)。うう。二度と歌うところが見られないんじゃないかと不安になるね。MLJしか出てきそうな場所がないのですけどね…。歌やめてなけりゃいいんですが。

しかし、冒頭でhideちゃんの写真がスクリーンにばーっと映っているのをみてたら、急に、すごい久しぶりに「hideちゃんのばかーーーーー!!」みたいな気分になりました。もう約10年前の絵と音しかないじゃんよ、みたいな。なんかさぁ、hideちゃんだったら最先端を取り入れ続けて進化し続けたんだろうなと。それは多分10年前の音からじゃ私らには想像もできない音だったと思うし、それを聴くことができないし、想像することもできないっつーことをすごい痛感しちゃいました。突然。で、それがとても悔しかった。もう見れないし聴けないってのはわかっていたことなんだけれど、実際にまる8年以上が経ってあのころとは音楽業界も流行も全然変わってて、そういういまの状況の中でのhideちゃんっていうのは見られないっていうのをふいに痛感しちゃったですよ。もうあのころとは全然違うのに、hideちゃんは8年前の音と絵のままだよ。もう本当にばかーーーーーーー!! 仕方ないけどさ。

そんなほろにがな気分にもなりつつ。5時から始まって終わるのが11時とはどういうことですか。久しぶりに終電を気にしてしまったじゃないか。川崎は遠いんだからさ、もう…。

Posted by koko at 05:20 AM | Comment (0)

セルフタイトル

[音楽] 2008.02.05(Tue)

しろっぷの新譜。

発売日店頭では買えず。店員さんに聞いたら探してきてくれた結果「完売です」と言われたものの正直そもそも入荷したのかを疑った私。確認しようがないですが。仕方なく発売後にあまぞんで注文して買いました。

冒頭から「結局俺はニセモノなんだ」「拾った想い吐き出して、愛されたいの、まだ、まだ、まだ」と自分をばっさり一刀両断にすることから始まるこのアルバム。でも、しろっぷ特有のこのナイフのような言葉は自分に向けられた最初のそれだけ。そうやって自分を切り捨てたうえで出てくるのは美しくて優しい曲の数々。
いままでで多分いちばん優しいアルバムです。
そう感じるのはところどころに希望や光、そんなものが見えることもあるかもしれないし、変な話、リスナーに直接さよならを言ってるようなそんな近しさがあるせいかも。イマジネーションとかさくらとか。てか、全部そんなふうに見えるよ。でもって、優しいからこそ、泣けるさ。終わりのときに自分を切って捨てたうえでこれが出てくることが。

人間を刻んで世界を刻んで、何よりも自分を深く深く切り刻んできた彼らの最後はそんなアルバムでした。

Posted by koko at 03:41 AM | Comment (0)

LIVE FOREVER〜The Last Waltz of Syrup16g

[音楽] 2008.03.02(Sun)

とゆータイトルでした。私無意識に脳内でLIVEをライブと読んでたけど、場内アナウンスによるとリブでした。そうだったのか。

土曜日だから開演時間が早いのかと思ったけど、17時40分ぐらいに始まって終わって時計を見たらばなんと21時でびっくり!!MCもアンコール待ちもほとんどないライブなのに!!どんだけみっちりやったんだって確かにものすごくみっちりやってた気もします。なんかもうけっこう神経張り詰めてたのか曲数とか把握できてなかったから。

「リアル」は圧倒的にすごすぎてマジ鳥肌立った。でもちょっと泣いた。五十嵐さん弾き語りで個人的にむちゃくちゃ思い入れたっぷりな曲「センチメンタル」が聞けて嬉しかった。もう一曲弾き語りの「明日を落としても」も泣いた。本当にいい曲すぎるし。なんかずっと暗い歌詞とかばかり注目されてた気がするけど、五十嵐さんのメロディーは本当にすごいんだってばさ、本当に美しいメロディーを書くんだってばさ。といまさらながらに誰かに訴えたくなったり。「正常」のあとで「終わるぞ」って言いながら(MCなんて言えるような感じじゃない)「パープルムカデ」が始まったときにも鳥肌たった。
アンコールで「さくら」や「ニセモノ」などラストアルバムの解散を思わせる曲を立て続けにやったときは泣けたけど(でも、すごーーーく好きな曲なんだよな。さくら大好きだ〜)、そのあとまた2回もアンコールして、最後は「翌日」と「Reborn」で終わった。やっぱりしろっぷは最後優しかったです。優しかったんで、泣けたけど。Rebornとかそうでなくてもちょっと泣ける曲なんで、最後にやられたらねぇ。

そうだ。ラストアルバムパートは新曲まであった。ものすごい終わり感満載の曲で、もしかしたらこの日のために作った曲だったのかも。でも、どうやらラストアルバムに入らなかったけどライブではやってた新曲というのもいっぱいあったらしいので(とりあえず出来たら出すだけ出してくれてたらよかったのに…)そういう曲のなかの一曲かも。わかりません。

正直メンバーの顔すらよくわからないぐらいで、とうていファンとは言えない私ですが、本当しろっぷの曲は大好きでした。こんなに音だけで聞き込んだバンドは他になかった。五十嵐さんの曲がまた聴ける機会があることを心から願ってます。

Posted by koko at 04:54 AM | Comment (0)

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