KOKO日記

DOIに行きますよ〜

[フィギュアスケート], [フィギュアスケート] 2007.07.14(Sat)

なにげにひっそりドリーム・オン・アイスの最終日のチケットを取っており、実にフィギュアスケート初生観覧なわけですが。なんか浅田姉妹は欠場しちゃうし、リード姉弟も欠場だし。これだけでもずいぶん傷心だった私ですが、今日リハ見たら安藤までいねぇし…。ぎゃー!!どこ行ったんだよぅ安藤ぅぅぅ!!真央はずいぶん前から欠場のウワサが出ていたのである程度覚悟を決めてましたが、安藤はそんなのひとつも聞いてないので何の心の準備もないんです。浅田姉妹の欠場も「真央いなくても安藤いるし…」って自分を慰めてきたので、安藤がいなかったら今までで一番ショックかも…。でも、今日のリハにいなかったこととすぽるとで一回も安藤の名前が出なかったこと(これがいやな予感のいちばんの原因だけど…)以外は特にソースはないので、きっとたまたまリハにいなかっただけだと思うことにします。でないと心の平静が保てない…。

と言っても高橋さんはめっちゃノリノリでにこにこ楽しそうに踊ってはったので、最終的には問題ないのですが(笑)。超短い欠片映像でしたが、本当この人こういう群舞でのダンス大好きだよね〜。でも、自分生で見分けられるかなぁ?みんな同じジャージ着てたけど…。

まぁでも出場選手の出入りの激しさとか台風が直撃中(オイオイ…)とか、問題はいろいろあれど、とにかく初観覧っつーことで、ずいぶん前から舞い上がってしまっている自分。ライブはもう大方のパターンを経験していて慣れてるのでいまさらそんなに前もって舞い上がらないのですが(とゆーか最近はだいたいライブが始まるその瞬間までまったく平常心)、なにしろ勝手が違うのでいろんなことが見当がつかず、ドキドキ緊張もしてるしウキウキ舞い上がってもいるという感じ。しかも高橋さんの新プロはビヨークで不思議プロとのこと。これをテレビでも見たことがないまま初生で見ることに…。これもまた緊張の原因のひとつです。見慣れたプロならまだよかったんだけど、見たことのないプロ(しかも不思議プロと称されている…)を生観覧初の自分がちゃんと見届けられるのだろうか、みたいな。それでテンパったあげく、ついiTMSで曲買っちゃったし(笑)。せめて曲だけでも慣れておこうかななんて思ったんですが。でもこの曲、もともと知ってる気がします。私。シングルだったのかな?最初からすげー耳慣れてる曲だったので、別に買わなくてもよかったかも…(笑)。ていうか、この辺がまさにテンパってる証ですね(笑)。

それにしても、自分のチケは最終日なので多分(雨は雨のようですが)台風直撃は免れるかなと思うのですが、15日の人は大変だなぁ。

Posted by koko at 05:35 AM

…ホントだった(前日の続き)

[フィギュアスケート] 2007.07.15(Sun)

本当に安藤が欠場だったよ……。
おまけに澤田亜紀ちゃんまで欠場だったよ……うわーん!!(号泣) いままでの記事で何度も主張してきましたが、亜紀ちゃんは奈也ちゃんともどもめっちゃかわいくて大好きなんですよぅ。真央はまぁ覚悟してたさ。美姫は昨日大ショックだったけど、昨日の段階で半分は覚悟せざるを得ない状況だったさ。でも、美姫欠場が確定した上に同時に亜紀ちゃんまでなんて!呪われてませんか、DOI。これで6人だよ。

でも、本当主催してる大人たち、ムチャクチャおかしいと思います。真央の件なんか最初から真央サイドの情報ではDOIが入ってなかったそうでそもそもの最初から出場契約自体なかったっぽいし、その状況で真央の名前が写真入で公式ページにがっつり出てたのがおかしすぎるし(出場が予想される選手で確定した選手ではありませんってこそっと書いてあるけどね。おかしいよな、これも。試合じゃあるまいし、予想ってなんだよ?)。美姫にしたって、いま日本に帰ってきてないってことは日本行きの前に怪我をしたわけで、もちろんその段階で欠場の連絡が入っていたはず。なのになんで当日会場で発表なの?おかしいでしょ。欠場するとわかった時点で発表するのが当たり前じゃないのか?今回なんか台風のなか来るんですよ、客。社会常識としておかしいよ、ホントに。どこまで客をナメてるんだろうと思いますし、初めてのアイスショーでこんな経験をしたら自分みたいなスケート素人は正直今後アイスショーのチケットなんか買えないよ。怖くて。いや、まぁ実際は行っちゃえば楽しめるだろうし今後も行きたいと思うかもしれないけど、でも、それは選手が頑張ってくれるからであって、主催してる大人たちを許せるわけじゃないです。本当フィギュアスケート周辺は目先の自分達の利益しか考えてない大人しかいない感じがする。選手の体のことなんか一切考えてないショー乱立状態とか。イタリア合宿とか野辺山とモリコロリンクのショーの日程とか、おかしいでしょ? でもってブームに乗っかるばっかりでチケ代はあがる一方。正直ニワカ素人の自分ですらすでに辟易してる感がちょっとありますからね。ブームが終わったら以前のようなマイナー競技に戻るか、もしかしたら荒らされ尽くして以前よりもひどい荒地だけが残るんじゃないかなって思いますよ…。そういうのっていくら選手が頑張ってもどうにかなるものじゃなくて、やっぱり長期的な視野と意志を持った大人がいないとどうにもならない。その意味でフィギュアスケートの世界はそういう人材にまったく欠けていて、未来に希望が持てないのが本当残念です。
DOI自体も日本選手のエキシっていう位置づけがとてもよいと思っていたのですが。城田さん時代の遺跡かもしれないけど、これから若い日本選手たちが「DOIに出たいから頑張る」みたいな位置づけにできるかもしれないショーだと思うんですよ。だから私はDOIを特別なショーだと思ってたし。その意味で今回の顛末は本当に残念。はぁ。

でも、まぁ基本私は男子がいちばん目当てだし、デンスタいるし、デンスタはリベルタンゴだそうだし、楽しむ要素には事欠かないのでいいんだけどさ(だからって主催者が許されるわけではないよ)。席が若干微妙かもしれん…という説がありますが^^;よくわかんないからもうわかんないままにしときます(笑)。

Posted by koko at 04:28 AM | Comment (0)

DOI千秋楽

[フィギュアスケート], [フィギュアスケート] 2007.07.17(Tue)

DOI…というか、初生フィギュアスケート見てきましたよ!寒いと聞いていたのでかなり準備して大荷物で行きましたが、本当寒かった!会場周辺に同じように大荷物でなかをこそっと覗き見ると毛布が入っている…って人が多くて、フィギュアのお客さんって特殊だなーと思いました(笑)。

パンフは2,000円。高橋さんのインタビューが載っていると聞いてたので、購入。しかし…これが2,000円かぁ…(笑)。まぁ仕方ないかぁ…部数少ないんだし…。インタビューはよかったので、買った甲斐がありました。待ち時間をつぶすのにもよかった。席は前日だか前々日だかに恐れていた通り、いちばんよろしくない一帯でした(笑)。でも、何せ初めてなので比べる対象がないので全然満足でした(笑)。

一部は日本の若手が中心。名前は知ってるけど演技は見たことのない選手が多くて、どんなかなぁと興味しんしんで楽しかったです。まぁ若干発表会風味ではあるんだけど、お客さんたちもひとつひとつの演技に拍手を惜しまなかったし、選手達もさすがに4公演目で疲れがあったのか転倒も多かったけどそれでも頑張って見せようっていう意識がすごい感じられて、全体にすごくいい雰囲気だったと思います。私がいた周辺なんかは全部イープラチケだったと思うので濃いファンがいたわけじゃなかったと思うんですが、しらけた感じは全然なくてよかったですよ。

鈴木明子ちゃん。まったくカケラすら一度も見たことがない。タイタニックで雰囲気ありましたね。一部では数少ないノーミスでした。鳥居拓史くん。これまたまったく初めて。世界ジュニア録画はしてあるんだけど、まだ見れてないんだよねぇ。で、曲が始まったらビックリ。20th Century Boyでした。誰もそんなこと言ってなかったので知らなかったよー!なんで言ってくれないんだよーと思ったけど、考えてみたらフィギュアファンはこんな曲知りませんわね。頑張って腕を振り回したりロックな振付をこなしてました。村元小月ちゃん。綺麗〜な感じのプログラム。でもちょっと綺麗すぎて大人しい印象で目立たないかも。無良くん。期待のジュニアですね。ずっと名前は聞いてたけど初めて見ます。確かになんかスケートがよく伸びてるし、滑りも綺麗っていうんじゃなくてなんか存在感みたいなのがあります。なるほど〜、これは確かに大器かもって期待しちゃいますね。ただ、調子はよくなかったですね。残念。水津瑠美ちゃん。ちょっとノリのいい音楽ですが、綺麗かつよく踊れてて、いい感じです。ジャンプがちょっと弱いかな?でも、雰囲気ありますね。町田くん。彼は全日本で映ったので見ました。でも、全日本のときよりも全然よくなってるような。無良くんのようなスケールの大きさは感じないし、スケートもそんなに伸びてはいないんですが、なんというか動きのすべてが生き生き、伸び伸びとしていてよく踊れてますし、なんとなく魅力があります。ジュニア勢でいちばん好印象だったのは町田くんでした。武田ななちゃん。オープニングでもジャンプ転倒、プロでもジャンプが決まらないです。調子悪いのかな?でも相変わらずノリノリでダンサブルな曲を踊り倒してます。かわいい。本当スタイルはいいし笑顔もいいし動きもいいし、あとはジャンプだけなんだけどなぁ…。小塚くん。衣装が……。地味な小塚くんが頑張ってみたらあらぬ方向へ…みたいな。しかもアルミホイルのようなシルバーなのに、なぜかやっぱり地味、みたいな。なぜに?しかし、小塚くんのスケーティングが絶賛される理由が本日心底わかりました!すげーわ、この人。特別なスケーティングですね、本当に。あとはその素晴らしいスケーティングに上体もついてきたらすごい選手なんですが…。JOでよかったらしいと聞いていたのですが、まだやっぱりちょっと見劣りしちゃうかなぁ。SPだったそうですが、プロは思う存分ステップしてる感じでよい感じでした。中庭さん。うひょー!!マンボ!!ここで一気に発表会から脱出してショーらしい雰囲気に。中庭さんこんな見せる人でしたっけ?なんというか滑り自体はいたってまじめに、でもマンボ!って感じ(笑)。とても面白いです。エキシならではだし、ベテランならではだなぁと思いました。本当すごく盛り上がって、楽しかった。一部では彼がMVP!です。勝手に。村主さん。セクシーお色気路線のプロ。うーん、前から彼女はエキシではこういうセクシー路線をやりたがりますが、正直あんまり合ってない印象で彼女のエキシはあんまり好きじゃないんです。あと、氷上席のお客さんはすごく盛り上がると思うんだけど、うえから見てるからもっと滑って欲しいなという印象もありました。止まっていろいろやってるところがかなり多くて…。
一部最後は初めて見るシンクロの演技。すごい曲がぶつ切りでしたけど、なんかもうおいしいところ全部詰め込んでみました!みたいな感じで、端正なんかどうでもいい、楽しけりゃいいじゃないか的な潔さがありました(笑)。男性二人が入ってるのに、彼らが特に男性として特別な扱いを受けてなくて必ず先頭にいるとかそういうのなんもないんですよね。そういうもんなんですね〜。おもろいなぁ。

二部アタマは南里くん。ウワサに聞いていた猪木ボンバイエ?ピアノバージョン。あの〜なにげにすごい綺麗な感じなんですよね、曲とか振付は。南里くんの滑りも端正で全然色物っぽくないのに途中から「ひとーつ」と猪木の語りが…(爆)。振付も変なのがちょろちょろ入ってきて…みたいな感じ。小塚くん同様南里くんもそういうのが苦手な人が頑張った結果、あらぬ方向に…感が(笑)。でも、小塚くんよりも完全に色物にイキきってしまっているので、すごいと思います(笑)。日によっては「???」って空気になっちゃいそうですけど(ピアノバージョンなので猪木だとわかりにくいし、振付も綺麗なだけにお笑いなのかマジなのか途中まで悩んでしまいそう)、本日のお客さんはやたらとノリがよかったので、けっこう受けてました。最後はマイクを持って「ダー!!」までやって去っていきました。南里くんは敢闘賞かな。

さて、ここからはワールド組。中野さん。PIWではちょっと今までと違う路線だったらしいので楽しみにしてたのですが、プロが変わってしまってました。あら。じゃあ、その不思議プロはPIWだけでお蔵入りですか…。このところずっとエキシでは続いている静謐で美しく滑らか〜っていう路線です。しかし、この路線はもう堂に入っていて飽きたとかも思わせません。本当に素晴らしい!やっぱりここまでとはレベルが違いますね。滑りも本当違うし…。中野さんは昨シーズンで確実にこのレベルをモノにしたなっていう感があります。そして、アンコール、ありました!!15日限定のテレビ収録用かなと思って期待しないようにしてましたが、嬉しい!!スピンがきれいですねぇ、本当に。

織田くん。レッチリの曲でロックに決めてます。彼は幅広いよね、ホント。ジャンプも綺麗。スピンも綺麗。シンクロチームの人たちが出てきて途中で織田くんをリフトするなんてパフォーマンスもあります。エアギターもあるし、客いじりもある。盛りだくさん(笑)。ただ、彼ぐらいになると、そういう色物系パフォーマンスはそんなにたくさんやらなくてもいいかなって感じもしました。アンコールは同じ曲でしたが、3-3-2を跳んで、さらに足を前後にばーっと開くというバレリーナみたいなことを。男がこれできるって本当すごいっすよね。

キム・ヨナ。ちょっと路線を変えてピンクのパンツスタイルで元気いっぱい路線。んー、まだあんまりはまってないかな?(笑) 悪くはないのですが、なにしろロクサーヌとかあげひばりのときの空気感がすごいので、あれとこれでだいぶ落差があるかなと。あと、もしかしたらアップテンポ系のリズムはあんまり得意じゃないのかも?でも、単にまだ滑り慣れてないだけかも。アンコールは多分昨シーズンのエキシ。これははまってたけど…まぁでも地味だったかな…。ていうか、まぁ10代ぐらいだと普通にエキシはまだまだですよね。

デンスタ。リベルタンゴ!!これを生で見られたっていうだけで、もう行った甲斐があった!!ってぐらい。ちょっともう素晴らしすぎて息するのも忘れて見入ってましたよ〜。そしてアンコールは椅子のエキシをフルで!なんて豪勢なんだー。どっちも本当思いっきりやってくれて、お客さん総立ちのスタオベです。ムチャクチャ盛り上がりました。もう興奮状態でしたよ。個人的に本日のMVPはデンスタの2プロでした。もう感動感動。

ランビ来ました。ロミジュリ。白い薔薇の小道具を使って、なんというか…女をおかしくするような(笑)情感たっぷりの演技でした(笑)。たっぷりすぎて若干引いたぐらいに(笑)。しかし、きっとこのフェロモンは彼の天性なんでしょうね。つまり…こいつはきっと天性のタラシだと(笑)。いや、前からフェロモン男だとは思ってましたけど、生で見るといっそう威力が伝わってくるというか、もはや女にとってのマタタビみたいな(笑)それぐらいの威力を感じます(笑)。南の女性ファンは、もう前にきて手を差し出されただけで気が狂ったように叫んどりますがな…(笑)。そして、アンコールのフラメンコ。最初にちょっとふざけてフラメンコの振りのしぐさをして、そうでなくてもすでにおかしくなっている女性ファンをさらに熱狂させます(笑)。フラメンコも、ああ、もう、こいつはどこまで…とあまりにもフェロモン出すので(褒めてます)、しまいにはワールドのときと同様いっそ腹が立ってきました(笑)。で、演技終了直後はなんとなく座ったままだったのですが、ランビが挨拶をするときに「さあ、立ちなさい!」と言わんばかりのしぐさをしたもんで、思わず無意識に立ち上がってしまいました(笑)。こうやっていいように操られるのね…(笑)。

シェン・ツァオ組。ペアのゴールドメダリストですが、ペアだけはいまだ未開拓です。名前はよく聞きますし、ワールドのフリーを滑り終わったときにプロポーズをしたという話は知ってますが。いや、でも、なんというか愛情たっぷりな感じが伝わってきましたね〜(笑)。情感たっぷりです。しかし、ペアはやはりショーとかだとダイナミックで見栄えがしますね。競技としてはシングルのほうが目立つけど、ショーでは本当ペアがいるのといないのだと見栄えが違うんだろうなと思います。これも凄い技と情感たっぷりの演技でスタオベスタオベ。

そして、大トリ、高橋さん。衣装からプロから完全に見るのが初めてだったわけですが。もうバクバクで見てたわけですが。いやぁ、不思議プロの名に恥じない、不思議さと深遠さと底知れない迫力のあるプロでした。選手ってある程度はおのおの得意な動きやポジションがあるというか、決まったパターンの動きを持ってるんですよね。ヨナだったら盛り上げどころでイナバウアーからの2Aとか。村主さんの最後は高速アップライトスピンとか。でも、高橋さんの今回のプロはそういう定番的な動きやポジションをほとんど使ってない気がしました。今まで高橋さんが使ったことのない、それどころか、なんか見たことのないムーブメント、ポジションの連続って感じ。だから見てる側も「ここでこう来るんだな」とかって先読みできないし、また盛り上がりのある曲ではないので曲的にも展開が読めずに、息を呑んでただただ高橋さんの動きを見つめてしまうっていう感じです。いや、すごい意欲作だと思いました。まだ高橋さん自身がそういう動きをこなすこと自体に意識を向けなくてはいけない状態だと思いますが(だからこれ、エキシプロと言っても、滑ってるとき気が全然抜けないと思います)、それでもこの迫力ですから、こなれてきたときにどう進化してるか本当楽しみです。…ただ、高橋さんちょっとお疲れだったようで(笑)。ジャンプは全然綺麗だったくせになんだか不思議なところでつまずいたのか「おっと」みたいになっちゃってました。それで、あんなオーラ出して出てきたくせに、演技後、挨拶したあとは顔の前で両手を合わせて「ごめんなさい〜!」、続いて「スミマセンスミマセン…」ってな感じでヘコヘコしながら去って行きました…(笑)。相変わらずだな(笑)。そしてアンコールはオペラ座。いや…これを生で見られるなんて……(感無量)。ストレートラインステップは長さが全然足りないのでスピード落としてさらに簡略版でしたが、やっぱり素晴らしい。あと、毎回危なかったフライングシットスピンはすごくよくなってましたね。
あっ、スピンといえば、バチェラレットの真ん中らへん?にあったスピンのアップライトのポジション、すごく好きでした。

フィナーレ、高橋さんむっちゃノリノリでしたわ。織田くんと一緒にジャンプは3-3コンボに挑戦したけど、セカンドジャンプがちょっと着氷乱れちゃった。惜しい。で、最後の周回、まぁ本当はプレゼントとか禁止なんですがみんな普通にプレゼントあげてて、高橋さんは基本人気あるのでこういうときはだいたい遅れてしまうのですが、今回はなんか一人超高速でぎゅんぎゅんかっ飛ばしてハイタッチ、自分の前辺りに至ってはもう滑らずに走りながらハイタッチ(笑)。で、一人超高速で超笑顔で引っ込んでしまいました。はやっ。いったいなにごと?(笑) で、ゲストスケーターたちがプレゼントとかを受け取りながらゆっくり周回を終え、村主さんだけが残った状態になったリンクで、マンボの曲が再び。そして、日本選手たちが再登場。で、なんか中央で高橋さんが超笑顔であれやこれやみんなに指示してて、なにを始めるのかと思いきや、中庭さんのマンボを全員で踊り始めた!(笑) これには会場バカ受け。高橋さん、やっぱりノリノリ(笑)。このためにプレゼントも受け取らずにあんな超高速で引っ込んだんですね。織田くん以上に早かったもんなぁ…。っていうか、どんだけマンボを楽しみにしてるんだ(笑)。そのあと、改めて客席に向かってプレゼントを受け取ってました。その間中央では織田くんを中心にしてグルグルみんなで回ってたので、一人そこから外れてファンサービスを頑張る高橋さんは若干可哀想ではありました^^;。マンボをいちばん楽しみにしてたと思われる高橋さんだから、多分みんなと一緒にやりたいんじゃないかなって^^;。でも、最後の最後までしっかりファンサービスして去っていきました。

本当大人の都合とかでいろんなことがあったし、台風は来たし地震もあったしで大荒れのDOIだったわけですが。数日前に書いたけど、選手達の頑張りのおかげで本当に楽しかったですよ!見てる間は真央がいないとか美姫がいないとか忘れてられた。もちろん見たかったけど。でも、本当に楽しかったです。
日本の若手選手は本当頑張ってたと思います。まだなかなか見せる演技ってところまでマスターしきれてない世代ですけども、精一杯の見せる演技をしてくれてたと思います。中庭さんや南里くん、鳥居くんなんかは本当身を張った(笑)エンタメショーを作ってくれたしね。
そして、中野さん、織田くん、ゲストスケーターたちは本当ショーとして最高のものを見せてくれました。二部からの盛り上がりは本当凄かったです。感動する演技がいっぱい。さすがですよね。
で。まぁ今回の真央と美姫の欠場でもっとも大変な立場になったのは実は高橋さんだったはず。本人も自分が大トリをつとめるなんて考えてなかったでしょうしね。3人いたはずのメダリストが自分だけになってしまったんだから、自分が頑張らなくてはって思っただろうし。オープニングでもフィナーレでも常に中央で、みんなをひっぱる立場で頑張ってたと思います。パンフに載ってる高橋さんの言葉がねぇ、いいんですよね。「DOIは僕らにとっても大切なショー。こんなにフィギュアが盛り上がる前から僕らにお客さんの前で滑る場所を作ってくれたショーですから」って。そういう高橋さんが好きです。
スケジュール的には真央や美姫よりももともとハード…というか確実に日本選手のなかでもっともハードスケジュールなのは高橋さんなのでね…。本当大変だと思う。それでも見事な大トリでした!

いや、もう、ほんとーーーーーに楽しかったです!超満足!ていうか、楽しすぎて、直後に「またアイスショー行きたいよー!!」と心底思ったのですが、8月のショーはことごとくどうにもならない日程ばかり…。完全に被ってて行きようがない日程ばかりなんですよ。でも、来年かもしれないけど、また行く。行くもーん。

Posted by koko at 03:38 AM

DOI@フジ放送

[フィギュアスケート] 2007.07.18(Wed)

総合的な感想としては、悪い想像をわりかしよい方向に裏切った、まぁまぁの放送…という感じ。サイアクの予想は大幅に裏切りました。でも悪い部分も残ってたり思ってたよりもひどかった部分もあって、ぐっじょぶ!とは言えない感じですかね。
ざっと箇条書きで。

・オープニングのポエムアナはやはり気持ち悪い。国分も気持ち悪いこと言った。荒川さん痩せすぎだ!大丈夫?
・高橋さんメイン。まぁ、真央・美姫がいないせいですが、極端な女子偏重のテレビ放送においては革命的にすごいこっちゃ。
・ゆかりん、「イメージは闘争心かも」って!(笑) いやいやそんなことないって。十分優雅なイメージついたって。今の世代では多分いちばん優雅だよ、ゆかりん。
・小月ちゃんと瑠美ちゃんフルOA!小月ちゃんはちょっとイマイチかな(カメラワークも悪い)。瑠美ちゃんは良く踊れてる。今後が期待。ジャンプが弱いかなとか書いたけど3-3持ってたんだね。瑠美ちゃん好きかも。頑張れ!
・いきなり雪組。本当は最後から二番目だったのに。ものすごいシャッフルだ。
・高橋さん。「なんとかなる。なんとかなるさ」って…(笑)。高橋さんは最近変わったと思ってたら、案外そうでもないっていう(笑)。
・高橋さん、CM前映像で引っ張られてる。真央・美姫みたいな釣り餌扱い。でも、緊張感を持って気合を入れてる高橋さんはぶっちゃけかっこよかった…。
・ななちゃん、やはり踊りは抜群。この衣装でも一切やらしく見えないのはすごいね(笑)。
・演技中まったく喋らないときと喋るときがあった。どうやらある程度成績で判断しているのか?雪組とかは国分には演技中は喋らせない。若手女子は国分にも喋らせる。いずれにしても、国分は黙ってろと思う。
・プルインタ。「僕がいなくて(昨シーズンは)つまらなかったでしょ?」。……ごめん、プル。すっごく楽しかった……。
・高橋さん織田くん以外の男子総勢6名、およびどさくさに紛れて年長の鈴木明子ちゃんが超ダイジェスト…………。中庭さんと南里くんのあの身を張った頑張りが…。そして、マスコミのロリっぷり(10代の女子選手じゃないと食指が動かない)を盛大に披露。恥を知れ。
・織田くん。ジャンプミスがちょっとあって、私が見た回のほうが調子良かったかも。でも、テレビ受けしそうなプロでフジ的にはけっこういい?(笑) ところで、リフトはないにしても、今後もこれエキシで使うんだろか?アンコールの3-3-2はやはりすごい!
・真央特集来た。真央の絵とかワールドフリーリプレイとかそれどころかワールドインタビューリプレイとかはいいから、ダイジェストにしたぶんを流さんかい。そして、何よりもひどいのは安藤の扱い。同じ日本の選手に対する扱いか、これ?完全に安藤悪役。
・ヨナ。ううむ、水津、武田というバリバリ踊れる二人のあとだと、彼女がちとリズム感に難があるタイプであることが如実に…(汗)。両手を交互に伸ばすところとか、全然音楽と合ってない(汗)。可愛いんだけど…まぁでも、こなれてくればよくなるかもしれない。頑張れ。
・すぐりん。んんんー。テレビで見てもやっぱりこのエキシは好きじゃない…というか、今までのセクシー路線エキシ以上にいやん。良し悪し無関係の、完璧に好みの問題ですね。
・ランビ。フジの演出が気合入ってました。どうでもいい気合でしたが。スピンを斜め上から撮るのやめて。エキシなのに4Tと3F-3Tって試合用並み。ランビも気合満々?終わったときものすごく満足そうでした。ま、これだけの熱狂的な歓声とスタオベが出れば…すごいなぁ。
・あ、ここで安藤特集。いない人の特集は基本邪魔だけど、安藤に関してはさっきの扱いがひどすぎるにもほどがあったので、あってよかった…。
・高橋さんのCM前のきれっぱしはどれもすごい緊張感。しかしあまりにもたびたび煽られて引っ張られすぎているので、若干困ってきた…。
・デンスタ。きゃー!あ、本気でスタビスキー腹がまずい。メタボだよ、これ(爆)。しかし、やはりリベルタンゴは見とれてしまう。アンコールなし。ああ〜あの椅子のすごいよかったのに〜!
・高橋さん来ました。このプロは…ちょっと今、私、息つまって死にそうです…(爆)。でも、全然わかってないポエムとか国分が余計なことをいっぱい喋ったので、少し落ち着きを取り戻しました。変な効用が。あ、荒川さんがいいこと言った。アンコールオペラ座。あれ?なんか前よりシットがしゃがめるようになってるかも!!頑張ってるんだ。
・フィナーレ、さすがにジャケット脱ぎは女子か(笑)。そりゃそうだわな(笑)。でも、デンコワさんのジャケット脱ぎが見れた。

ていうか、私、箇条書きにした意味ないじゃんか……。どうしても見ながら書くと長くなってしまうぅぅ…

Posted by koko at 05:16 AM | Comment (0)

世界選手権女子シングルSP

[フィギュアスケート] 2007.07.20(Fri)

ああ、もう07-08シーズンが始まってしまったというのに(スケートは7月がシーズンインなんですって)、こんなんやってますよ、自分。

女子はSPはほとんど見れてなかった気がするなぁ。もう時間がいっぱいいっぱいで確かフリー前に主要メンバーだけかいつまんで見たんじゃなかったっけかな。とゆーわけで、初見だらけのはず。実況小林さん、解説杉田さん。とりあえず、男子のように長い感想は書かない、と決意。

フィンランドのキーラ・コルピ。真っ赤な衣装が似合ってますね。「Eye Patch」「Yo Te Quiero」。最初のループからのコンボは綺麗。でも、次のフリップがステップアウト、後半に持ってきていたダブルアクセルが完全に抜けてしまってシングルにすらなりませんでした。完全に0点です。あいやー。スピンとかはよかったと思いましたけどね。最後、「やっちゃった…」って感じの笑顔。うーん、やはり美人やのー。

イタリアのバレンティナ・マルケイ。名前はなんとなく聞いたことあるけど、初めて見ますね。ユーロ5位の20歳だそうです。「アルルの女」「カルメン」。とてもよい演技でした。この人のイタリアンな雰囲気と曲がはまっていて、いいです。最初の3Lz+2Tがちょっと危なかったけど、あとはそつなくこなして、全体に勢いがありました。で、その勢いのままにストレートラインステップから最後のスピンに入って…最後の最後、曲のラストの音に合わせたかのごとき見事なしりもちでエンディング。な、なんでそこでしりもち!?(笑) あまりにも見事に音にはまっていたため、思わず爆笑しちゃいました。本人バツ悪そうな笑顔です。かわいいな。愉快な転倒はありましたが、いい演技だったので、PB出ました。

イタリアのカロリーナ・コストナー。個人的にお気に入りの選手です。ユーロ優勝しました。今シーズンは怪我で前半まるごと潰れてしまったらしいのですが、見事復活。「パッヘルベルのカノン」。冒頭の3F-3Tが本当に素晴らしいジャンプでした!高さも幅も流れも素晴らしかったです。その他のジャンプも余裕あります。スピード感のあるスパイラル。最近レベル取りと3秒間キープのせいでもっさりして見えて好きじゃないスパイラルシークエンスですが、こういうシャープなスパイラルならいいです(笑)。サーキュラーステップも素敵なステップ。後半のスピンがちょっと怪しかったですが、いい演技でした!またまたPB出ました。当然かも。

グルジアのエレーネ・ゲデヴァニシビリ。立て続いてお気に入りの選手が出るな。衣装が華やかでかわいい。「Two Guitars」。最初の3Lzが転倒してしまいました。次のコンビネーションは最初の3Fがバランスを崩して2Fになってしまったにもかかわらず、セカンドで3Tを強引につける荒業披露。むしろ普通に3-3を跳ぶ以上にすごいぞ。スパイラルもスピンも難しい軟体ポジション連発。スピンは本当上手ですね〜。ジャンプの失敗が惜しかったですが、相変わらず潜在能力の高さを感じさせる演技です。点数が出てちょっとがっかりしてますが、かわいいなー。かわいい。

ロシアのアリーナ・マルティノワ。なんかどっかで見たような見てないような…。N杯にいたかな?「秋によせて」。最初に固めた3つのジャンプをすべて成功して、後半は笑顔で生き生きと演技してました。LzとFのエッジの怪しさが指摘されてましたが、もともとジャンプの見分け自体ができないので、言われたらそうかな…ぐらいで、よくわかりません^^;。まだジュニアと掛け持ちってことで技術的にはこれからの選手のようですが、今回はミスがなくていい演技でした。スタイルがいいので見栄えがしますね。

カナダのジョアニー・ロシェット。また個人的に好きな選手。なんかやたらと筋肉ばかりが強調されてて恩ちゃん的扱いを受けてる気がするんですが、とても表現にも優れた選手だと思うんだけどなー。動き綺麗ですよ。「Little Wing」。最初のジャンプ二つ目のジャンプ、ともにランディングでぐらっとしててバランスを崩してます。2Aは問題なく行ったのですが、なぜかストレートラインステップで転倒。なぜだー!もったいないー!ステップ途中で転倒してしまったため、レベル1になっちゃうわ、その少ない基礎点からGOEもマイナスされるわ、ディダクション1つくわで、もったいなさすぎるー。ジャンプもイマイチで点を稼げてないため、彼女の本来の点からするとものすごく低くなってしまいました。しょんぼり。ところでちょっと気になるんですが、この衣装、肌襦袢つけてないよね?胸元がセクシーダイナマイツですね。

アメリカのキミー・マイズナー。ディフェンディング・チャンピオン。「Snow Storm」。どうもあんまり印象に残らなかった今シーズンのマイズナーのプログラムなのですが、今回はなんかよかった気がする。盛り上がりに欠けた感はありますが(モロプロなんだけどなー。でもマイズナーはモロプロ似合わないよね)、ノーミスでまとめました。PBが出ましたが、コストナーは抜けませんでした。まぁもともとのポテンシャル的にコストナーは一二を争う選手だから…どちらも完璧な演技をした場合はコストナーに軍配は上がると思います。ただ、彼女は完璧な演技ができる確率がとても低いのですが…。しょぼーん。ていうか、気づいてみたら、私そんな選手ばかり好きなんじゃ。いやーん。

韓国のキム・ヨナ。本当この人はオンアイスでは化けるというか、雰囲気出しますねー。オフアイスだと全然普通の女の子なんですけどね。「ロクサーヌ」。最初の3F-3Tは女子とは思えないぐらいの高さも幅も流れもある完璧なジャンプでした。これはすごい。次の3Lzもいいジャンプ。とにかくこの人は他の要素でも取りこぼしをしないですよね。粗が見えない。粗を見せないというか。このときは本当なにか降りてたかもしれません。点数が高っ!TESもPCSも爆上げです。ちょっと落ち着いて、ジャッジ…(笑)。いやはや、参ったなぁ。加点の鬼ですね。当然のごとく一位です。

ハンガリーのユリア・セベスチェン。村主さんと同じぐらいの年で、ベテランですね。「セレナーデ」。冒頭のジャンプは高く決まりましたが、コンビネーションでちょっと乱れが。すごい勢いのある演技ですが、曲調と合ってないような。しかも前のヨナが年齢にそぐわないやたらと滑らかな演技をする選手なので雑に見えてちょっと気になってしまうかも。2Aはきれい。最後曲調が急に変わってサーキュラーステップ。これはいいですね。そして最後のコンビネーションスピンはドーナツからビールマンへの移行が綺麗でよかった気がします。演技終わって力強いガッツポーズ。このところなかなかいい演技ができなかったそうで、大きなミスが出なくて嬉しかったみたいです。キスクラでも喜んでました。

お、中野です。相変わらずお母さん手作り衣装はすばらしいな。「SAYURI(サウンドトラック)」。最初のコンビネーション、ちょっとバランスを崩しましたが、乱れずにこらえました。そのあとはスピンはもちろん素晴らしく、ジャンプも綺麗に決めて、スパイラルもステップも笑顔で滑って、いい演技。中野はところどころすごい好きな部分があって、まずキャッチフットスピン。個人的には無理にビールマンにするよりもキャッチフットのほうが綺麗で好き。あと、イーグルからの2Aでポーズを取るところ。やっぱアクセル得意なんでしょうね〜。すごい難しいことやってるよね、これ。ただ、反面やはり巻き足が気になるのも事実です。しかし、中野は本当に着実に力をつけてきたなと思います。やや点数が伸び悩んだ感じもするけど、でもPB更新。

フィンランドのスザンナ・ポイキオ。あれ?25歳なんだ。知らなかった…。アポカリプティカ「ワン」。話には聞いてたけど、あんまり見るチャンスがなくてしっかりは見たことがなかった選手ですが。いやー、確かに滑りが綺麗!テレビで見てても滑らかさが伝わってきます。まさに絹のような滑り。これ見てるだけでうっとりできますね。でも、確かに他の部分は地味め。ジャンプは綺麗に決まりましたし、スピンもいい、ステップは一瞬つまずいてしまった上に天井カメラの餌食になったのでなにがなんだかわかりません。あげくなぜか曲から遅れてしまってタイムオーバー。いったいなにがあったんだ。杉田さんは曲も含めて盛り上がりに欠けると苦言。んー、確かに。ところで、このバンド?アーティスト?はジュベのフリーと同じですよね。はやってるの?もしかして、これも原曲メタリカなの?

最終グループです。スイスのサラ・マイヤー。「アランフェス協奏曲」だけど、あの有名な部分じゃないとこを使ってますね。体はよく動いてていい感じなのですが、ジャンプでちょっと二つ着氷が乱れてしまいました。惜しい。彼女はよく見るとシットが若干浅めだったり、スパイラルもそんなに高く足が上がってなかったりして、実は体が硬いんだろうと思われるのですが、そういうのを感じさせないのが素晴らしいですね。ポジションが安定してて綺麗だからかなぁ?あと動きに流れがあるのもいいのかも?わかんないけど、好印象でした。今回はちょっとジャンプミスが惜しかったけど、彼女のよさはちゃんと出てたような気がします。

安藤美姫。個人的にこのプログラムも衣装もメイクもとても好きです。メイク濃すぎとよく言われましたが、このプロのときは濃いのがオリエンタルな雰囲気を出しててよかったと思う。「シェーラザード」。3Lz-3Lo完璧!3Fも2Aもいい。スピンも早いですし、スパイラルもスピードに乗っててとてもいい。ステップも力強く、よく動けていますし、スケアメの時と違って腕をぶんぶん振り回しているだけではなくて足元から全身で動けるようになっています。うわぁ、完璧じゃないかー!安藤も笑顔笑顔。そりゃそうだ。本当、最高の演技でした。個人的には曲調の好みもあって、競技用では今シーズンいちばん好きなプログラムだったかも。

浅田真央。衣装のデザインもプロ自体もとても素敵。な、だけに、アップになるとなんでその肌襦袢〜?といつも気になります(笑)。「ノクターン」。3F-3Loのセカンドが抜けてしまい1Loに。試合って怖いなぁと思いますね。今シーズン、ここまでSPは完璧だったのに…っていう。高橋さんもそうだったけどね。スピンも一箇所珍しく軸がズレていってしまったのがあったし。しかし、ミスがあってもこのプロは本当に素敵です。真央にしかこれほど魅力的には滑れないんじゃないかな。そういう奇跡的なプロだったと思います。顔を見るとまだ幼くて表情も作れてないので子どもっぽく思えてしまうけど、スケーティングや身のこなしは本当に滑らかで綺麗ですね。

アメリカのエミリー・ヒューズ。彼女はもうしわけないけどそんなには伸びてこないだろうとは思うのですが、あのアメリカ人らしい押しの強いアピールがなんとなく笑えて嫌いじゃありません(笑)。ジャンプも一個着氷が微妙?みたいなやつがありましたが、相変わらず「どうよ!」とアピールいっぱい。スパイラルもポジションがとても綺麗。終盤のステップも元気いっぱいって感じで、彼女らしい、いい演技でした。スローで見ると表情がすげーな(笑)。PB出ました。

ロシアのエレーナ・ソコロワ。6分間練習のときも思ったけど、ちょっと安藤と衣装が被ってますね。ただ、昨シーズン辺りからちょっと技術的に厳しいなぁって感じ。「トゥーランドット」。ジャンプはコンボがちょっと危なかったけれどもまとめました。最後、タイムオーバーちゃうん?でも、まぁ全体的にはそこそこミスなくまとめて笑顔のフィニッシュ。ただ、解説の杉田さんも言ってたけど確かに物足りなさはありましたね…。ジャンプ前の助走が長すぎるとかで、流れがぶつぶつ切れちゃってるんですよね。最近村主も同じ感じを受けるので、年齢的なことなのかもしれないけど…。

…全然短くできませんでした。しょぼん。

Posted by koko at 04:11 AM | Comment (0)

恋人にしたいアーティスト

[ラルク話] 2007.07.22(Sun)

ひさーしぶりにCDTVを見てたらまだこれやってたんですね。

で、10位以下辺りでTERUちゃんとか福山くんとかを見ながら、あー、はいどさんは今頃はどのへんにおいでなんだろうなぁ。昔は1〜3位ぐらいまでうろちょろしてたもんだが…気付けばもう40近いオッサンだしなぁ。
なんて思って見てたら、いまだに2位だった。すげー!(笑)
しかも、一位赤西3位亀梨4位山下5位光一(だったと思う…)とジャニーズに取り囲まれて一人気を吐くオッサンみたいなことに…(笑)。

いやぁ、でも本当すごいっすね、はいどさん。

Posted by koko at 01:29 AM | Comment (0)

ばかー

[フィギュアスケート] 2007.07.28(Sat)

朝起きてテレビをつけたらいきなり織田くんの件で…思わず反射的にテレビを消して一瞬見なかったふりをしてしまったぐらいショックを受けた私です。本当にばかー!ばかーばかーばかー!!なにやってんのよー!!

本当に内容が内容だけにフォローのしようもないです。自業自得としか言いようがない。むしろ、事故を起こす前にこういうことになってよかったと思うべきなのかも。

でも朝のうち辺りはまだ「大ばかやっちゃったよー(涙)」ぐらいだったのが、だんだん気持ちが重くなってきているのは今回の件の償いとして課されるものと、彼の現役選手としての残り時間の短さの故だろうなぁ…。連盟の処分は来週に決まるそうなので、それが出るまで今シーズンがどうなるかはわかりませんが…織田くんはすでにこの夏のカナダ行きをとりやめたようで。このオフシーズンに入ってから織田くんは一度もカナダに行っていなくて、多分この8月でプロ作りと練習をまとめてやってくる予定だったはず。つまり、カナダ行きを中止するってのは、このオフ、今シーズンの準備ができないということですよね…。彼も高橋さんと同じで、現役はおそらくバンクーバーまでだと思う。だから、3年しかない。残り3シーズンのなかの1シーズンって大きい。織田くんの人生の中ではまだ若いんだから今回の件で反省して気持ちを入れ替えてやり直しなさいって思える。でも、自分が見ているのはフィギュアスケーターとしての彼だから…その面から見ると、やっぱり1シーズンって大きい。
と言って、処分を甘くしてほしいと思っているわけでもないんですよ。こういうのはちゃんと処分して猛省させるべきだと思う。本当に言い訳のしようのないことをしてしまったんだし。

で…結局は、繰言とわかってて「ばかー!」としか言えないんですが。ばかーばかーばかー…。

Posted by koko at 12:15 AM | Comment (0)

世界選手権女子シングルフリー

[フィギュアスケート] 2007.07.30(Mon)

男子と同じくこちらも生中継時の方で。生中継なのにもう競技始まっていたので、3番手の選手からですが。実況小林さん、解説樋口さん。

カナダのミラ・リャン。この子はトリノで見ました。覚えてます、女子十二楽坊で滑ってた。なんというかいろいろインパクトのある子です。「テラコッタ・ウォーリアー」。ジャンプがなんかもっと高く跳んでた気がするのですが、んー、イマイチかもしれません。後半は疲れてしまいました。微妙だ。体が大きくなって難しい時期に入ってきてるのかもとのことでした。

オーストラリアのジョアン・カーター。確か四大陸選手権で見た。「Cubaman(by Rene Dupare)」。彼女もジャンプがイマイチでした。コンビネーションが一個しか入らなかった。

クロアチアのイドラ・ヘーゲル。美人ですね。「マラゲーニャ」。前二人よりは頑張っていますが、やはりジャンプミスがちらほらと。あと、樋口さんご指摘は足首が硬くてエッジがイマイチ、柔軟性が足りないのかもとのことでした。んー、確かに。曲調のわりにスピードもちょっとないかも。

中国のヤン・リュウ。この人は確かトリノと…もしかしたら四大陸選手権でも見たかな。以前は中国の浅田舞と言われるほど二人は似ていたらしいのですが、最近はそうでもなくなったようです。「Soong Sisters(サウンドトラック)」。ジャンプはミスもありましたが、そこそこ。ただスピンが最近にしては単純すぎるし、スパイラルも怪しかったです。あんまり調子がよくないのかも。

第二グループ。カナダのジョアニー・ロシェット。「ドン・ファン」。第一グループの直後だし、彼女は大きなミスがあってのこの位置なので、さすがにレベルが違うって感じの滑りです。スピードも安定感もさすがですね。ジャンプもとても綺麗。ただ後半に入って3Fのステップアウトと3Lzが抜けて1Lzになってしまったのが残念でした。なかなか彼女もノーミスができないんだなぁ。でも、この曲なにげに難しいと思うんですけど、いいプログラムだなぁと思います。滑走順が早すぎた。

イタリアのバレンティナ・マルケイ。「アディオス・ノニーノ」。彼女は愛嬌があるなぁ。SPラストでの漫画みたいな見事な転倒(笑)といい、今回のといい(笑)。彼女としては文句なしのパーソナルベストでしょ!ぐらいのいい演技だったと思います。ジャンプミスは一個だけ、2Aが1Aになっただけであとはミスらしいミスもなく、最後までスピードを落とさず元気いっぱいに滑りきりました。また彼女は見るからにラテンな顔立ちなので、SPもフリーも曲調がよく合ってたし。最後の「ちょっと…私ってば最高じゃない?」ぐらいの顔で周囲を窺ってるのも可笑しかったし、さらにはけていくときにもう嬉しさの余り氷の上でスキップしちゃってるのも可愛かった(笑)。元気有り余ってますね(笑)。

グルジアのエレーネ・ゲデヴァニシヴィリ。日本ではけっこう人気と思うんですけどね〜。Jスポ的にはあんまり注目選手ではないようでずっとスルーされてて切ない。トリノでは10位に終わったけど、最終グループで滑ったんだぜ。「Flamenco Fantasia」。最初のルッツが失敗。3F-3T、2A-3Tの大技二つは決めたんですが…そのあとも後半に入ってぼろぼろとジャンプが抜けてしまって、結局半分のジャンプを失敗したような感じになってしまいました。もともと自爆の多い選手ですが、やはり練習不足だとフリーは如実に出てしまいますよね。アメリカでいい環境で練習できるようになるといいのですが。

アメリカのアリッサ・シズニー。「サブリナ(サウンドトラック)」。本当スピンやスパイラルが超超綺麗なスケーターなのですが…なにぶん彼女も脅威の自爆娘なので、演技を見る前はいつもドキドキします。しかし、今回はよくジャンプ決まりました!一回最後のルッツで転倒がありましたけど、一回ぐらいいいよいいよ。彼女のスピンの綺麗さは本当特別ですね。もともと私はエレメンツとしてのスピンにはそんなに注目してないほうだと思いますが、それでも彼女のスピンには惹かれます。でも、点数があんまり伸びない…。シズニーの毎度の問題ですが、やはり回転不足を取られてしまったようです。彼女の場合、彼女基準でしっかり決まっていてもなお回転がギリギリなので…難しいですね。でも、いい演技が見れてよかったです。

フィンランドのキーラ・コルピ。樋口さんが「美人さんですよね」と褒めてます(笑)。「ファンタジア」。高橋さんのオペラ座と同じ音源で、まったく同じ部分を使ってるところもあるもんで、どうにも頭の中で高橋さんが跳びまくってくれて困ってしまいます。ごめん、コルピ…。3Loや3Lz-2T-2Loなどは決めましたが、3Sや3Fなどでちょろちょろとミスが出てしまいました。後半はちょっと疲れてたかな?でも、ベストではないもののそれなりにまとめた感じです。あ、そうそう、樋口さんが言ってましたが、スケートはよく滑ってていいですよね。北欧はそういう選手が多いらしいです。ポイキオもそうですね。

ウズベキスタンのアナスタシア・ギ、ギマゼディノバ?かな?難しい名前だなぁ。26歳のベテランの選手ですね。見たことない気がする。「Soundtrack Medley」…ってこれ曲タイトルか?ジャンプの調子がイマイチだったのか、転倒こそないもののダブルになってしまったりシークエンスになってしまったり、いろいろミスが出てしまいました。後半は疲れも出てしまってちょっと残念な演技。

フィンランドのスザンナ・ポイキオ。「ミュンヘン(サウンドトラック)」。色合いは渋い草色みたいな色ですが、スカートがよく見ると面白い形ですね。なんかポイキオらしい。ジャンプは一個だけ転倒してしまいました。あとダブルになってしまったのがあったかな?でも、そこそこ綺麗にまとめたという感じです。とってもシリアスで重い感じの曲でしたが、ポイキオの地味ながら丁寧で綺麗っていう個性に合ってるのかも。派手さはないけど、いい選手ですよね。そして、キスクラで「ありがとう日本」のフリップを出してます(笑)。いや、こちらこそ、ありがとうポイキオ(笑)。いい人だ。

ロシアのアリーナ・マルティノワ。やっぱりNHK杯で見たってのが正解でした。「ドン・キホーテ」。最初の方ジャンプがうまく決まらなくて、どうなることかと思いましたが(一瞬投げた感じもしたもんで)、後半は持ち直しました。樋口さんがルッツとフリップの踏み切りに関して言及。マルティノワはけっこう目立つのかな。確かSPで杉田さんも言及してたような。おや。でもPBが出ている。

スイスのサラ・マイヤー。衣装がマイヤーの線の細い印象と合ってて好きです。「プライドと偏見(サウンドトラック)」。ところどころダブルジャンプになったりもしつつもまとめてたんですけど、最後の最後で転倒してしまいました。惜しかった〜。でも、繊細な演技で素敵なプロだなぁと思います。ステップとかもよく音楽と合っててよかったし。ジャンプがイマイチだったのが残念でしたね。

ロシアのエレーナ・ソコロワ。「ノートルダムの鐘」「ロミオとジュリエット」。うーん、ジャンプがいろいろ決まらないとかダブルになったりとかで、難度をけっこう落としてしまいました。あと、ルッツとか助走が長いですよね。助走が長いと無駄に「ジャンプが来るぞ来るぞ来るぞ」みたいな感じになるのであんまり…と思うんですが。他の部分もそんなにレベルの取れるエレメンツがないですし…。残念でした。しかし、彼女、これからどうするんだろ?

ハンガリーのユリア・セベスチェン。彼女もベテランですね。「秋によせて」。最初の方はとても高い素晴らしいジャンプが跳べていたのですが、なんか後半だんだんボロボロとミスが出たという感じです。疲れちゃったってのもあるのかな…。樋口さんいわく「いいジャンプと悪いジャンプの差がありすぎた」とのこと。うーん、残念でした。

中野友加里です。「シンデレラ」。最初の3Aは転倒。でも、まったく動じずにどんどんジャンプを決めていきます。スピンも早くて綺麗。珍しく一個スピンでミスってしまいましたが、他はほぼノーミス。スピンのミスは惜しかったけど、最後までスピードの落ちないとてもいい演技だったと思います。プログラムも最初見たときの謎さを思い出すと(笑)、いいプログラムだなぁと思います。キスクラでも「よかった」って言ってますね。

イタリアのカロリーナ・コストナー。ショッキングピンクにひらひら衣装でかんざし風の髪飾りをつけてのSAYURIです。まぁ日本人ではありえないセンスだけど(笑)、コストナーにはよく似合ってていいと思います。「SAYURI(サウンドトラック)」。最初の3-3のコンボがファーストジャンプで転倒してしまい、決まりませんでした。ああ〜。次の3Lzもダブルに。他にもいくつか怪しいのとかがあって…ジャンプがよくなかったですね。彼女は3-3持ってるし、とっても質のいいジャンプだし、スピード感のあるスパイラルとかも本当とても見栄えのする素敵な選手なのですが…どうしてもここぞというときにミスが出てしまいます。小林さんと樋口さんが「気持ちの優しい選手なんでしょうね。大人しくて控えめで…」みたいなことを言っていました。SP後のインタビューで高橋さんの言葉に共感したと言っていたコストナー。ちょっと似たところがあるのかもですね。高橋さんも乗り越えてきた壁なので、彼女も出来ると信じて頑張って乗り越えて欲しいです。本当好きな選手なので。

アメリカのエミリー・ヒューズ。「シルヴィア」。ひとつ転倒がありましたが、他はほぼまとめました。なんちゅーか、彼女は何を滑ってもどうよ!!って感じで、いっつも元気いっぱいパワフルで、まぁでもいつも同じっちゃ同じ感じなんですが、でも、彼女にまったく迷いがないので潔くて気になりませんね(笑)。一種の癒し系だ(笑)。ただ、コストナーの直後だったせいもあってちとスピードがなくてもっさりしてるのがちょっと目立ったかも。でも、彼女比でいい演技でした。点数は回転不足を取られていて伸びず。シズニー同様、彼女も普段から危ないんですよね。うーん、マイスナーも男子のライサも微妙だし、アメリカはそういう選手が多いですね…。

韓国のキム・ヨナ。「あげひばり」。それにしてもヨナは薄くて細いなぁ。さすがに薄すぎて細すぎる感じがします。最初の3F-3Tは相変わらず凄い高さと流れで加点バンバン出るのが見るからにわかります。そしてイナバウアーからの2A-3Tも同じく質がいい。キャメルの仰向けもはっきりポジションが仰向けでいいし。彼女はとにかくエレメンツの質がどれもよくて、取りこぼしが少ないのが魅力ですね。だがしかし、突如3Lzで転倒。もう一個の3Lzも転倒。スピードも落ちて前半と後半の差がすごく出ちゃいました。多分スタミナ問題だったと思うのですが…彼女はフリーだといつも、それまで綺麗にこなしてたのが、突然3分タイマーみたいにスタミナ切れになりますよね。いつも「えっ、突然どうしたの?」ってビックリします。でも、今回はいろいろ腰の故障とかもあったんで、スタミナは仕方ないでしょうね。プログラムは本当に素敵なプロだと思います。個人的にはロクサーヌよりもこっちのほうが全然好き。

浅田真央。練習ではだいぶ調子が悪かったようでしたが…。「チャルダッシュ」。冒頭の3A、2A-3Tという難度の高いジャンプを、若干ミスはありましたが決めて、そのあとは勢いに乗ってノーミスで滑りました。後半はもう笑顔とガッツポーズも出て飛び跳ねるようにフィニッシュ。リアルタイムで見てたときはやっぱりこっちも興奮しているから(笑)、質がどうこうとか演技内容まで意識がいかなかったけど、やっぱり彼女は本当に凄いですね。3F-3Tとか超余裕で普通に決めてるし、ステップも滑らか。表情がまだあんまり作れないのでヨナに比べて表現力が云々と言われることもありますが、上半身自体は柔らかくてすごく綺麗です。本当いい演技でした。で、その上で個人的に…やっぱりこのプログラムはよくないと思います^^;。彼女はわりと音感がよいというか、ちゃんと音を取って滑る分、これだけ音が詰まっていると息苦しい感じで、なんだか技術を見せつけるだけみたいなプロになっちゃってると思う。SPのノクターンがいいだけに、なんだかもったいないです。でも、真央ちゃんは本当によく頑張ったと思います。

アメリカのキミー・マイズナー。男子での高橋さんの次だったバトルと同じで、ちょっとかなり滑りにくいところに入ってしまいましたね。「ガリシア・フラメンコ」。最初の3-3がファーストジャンプで手をついてしまい、セカンドが跳べませんでした。ああ、これが決まらないと厳しい。でも、そのあとは多分ミスがなかったと思います。あ、二つ目の3-3はDGでしたが…。見るからに回転足りてない感じでしたし。でも、この滑りにくい状況で、立派だったと思います。やっぱり技術的な難度で言えば真央や安藤には及ばないし、エレメンツの質においてはヨナには及ばないって感じはあるんですけど…でも、改めて見るといい選手ですよね〜。プログラムもいいプログラムだなと思いました。彼女はちょっとさっぱりしてるんでフラメンコらしくはないんだけども、構成とか素敵だなと思います。

最終滑走。安藤美姫。個人的には衣装は前の黒い衣装の方が好きだった…。けど、まぁ彼女は赤い衣装が験がいいみたいなので、いいや。メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」。ジャンプはすべてがクリーンに決まりました!素晴らしい!これだけクリーンに全部決めたのは美姫だけなんじゃ?スピードがちょっとなかったのと、スパイラルで若干グラっとしましたが、ノーミスです。ステップもよく動けてたと思います。最終滑走という緊張する位置で本当に立派でした。プログラムはやはりジャンプ中心プロと言われてしまうのも否めないところで、曲想とかあんま関係ない感じですけども(笑)。キスクラでは不安そうに点数を待っていて、フリーのPBが出たときにほっとしたように笑顔になり、総合1位と出た瞬間に「きゃーーーー!!」と絶叫、一気にぶわっと涙があふれて、そのあとはもう「えーん!」って子どもみたいに泣いてました。リアルタイムで見てたときも思わず微笑ましくて笑ってしまったシーンでした。そして泣いたままインタビューへ。しゃくりあげながらのインタビューで、これまた本当に微笑ましかったです(笑)。そして「えっと質問の意味が…」攻撃で、うっちーのインタビューの下手さも際立った(笑)。

高橋さんを端緒に、日本人メダリスト三人が全員泣いた大会でしたね(笑)。それだけ地元の大会でメダリスト候補ということで日本の選手たちのプレッシャーが凄まじかったということだと思います。それにしても真央と高橋さんはこのシーズンは最後までシンクロしたなぁ…(笑)。
あとは…女子は若干点数がワケワカな感じを受けました。真央のフリーのPCS8点台連発はさすがにやりすぎじゃ?と思ったし(アイスダンスのトップたち並みの点だものさ…)、SPのヨナもさすがにやりすぎに見えた。安藤はSP、フリーともにごくごく順当な点が出ているっていう印象です。高すぎもせず、低すぎもせず。ま、順位自体には不満はないのでいいんですけどね。

全体には女子フリーは上位陣も含めてミスが出てしまう選手が多くてちょっと残念なところもあったのですが(SPの方がよかったですね)、でも真央が素晴らしい演技をしたので盛り上がりましたね。でも、男子も考えてみるとけっこうミスある選手多かったんですけど…なにせメダル争いの上位陣の演技がめっちゃ盛り上がったので、男子のほうが「いい大会だった!」っていう満足感は大きかったかな。

Posted by koko at 05:17 AM | Comment (0)

Archive/July 2007

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