世界選手権女子シングルSP
2007.07.20(Fri)
ああ、もう07-08シーズンが始まってしまったというのに(スケートは7月がシーズンインなんですって)、こんなんやってますよ、自分。
女子はSPはほとんど見れてなかった気がするなぁ。もう時間がいっぱいいっぱいで確かフリー前に主要メンバーだけかいつまんで見たんじゃなかったっけかな。とゆーわけで、初見だらけのはず。実況小林さん、解説杉田さん。とりあえず、男子のように長い感想は書かない、と決意。
フィンランドのキーラ・コルピ。真っ赤な衣装が似合ってますね。「Eye Patch」「Yo Te Quiero」。最初のループからのコンボは綺麗。でも、次のフリップがステップアウト、後半に持ってきていたダブルアクセルが完全に抜けてしまってシングルにすらなりませんでした。完全に0点です。あいやー。スピンとかはよかったと思いましたけどね。最後、「やっちゃった…」って感じの笑顔。うーん、やはり美人やのー。
イタリアのバレンティナ・マルケイ。名前はなんとなく聞いたことあるけど、初めて見ますね。ユーロ5位の20歳だそうです。「アルルの女」「カルメン」。とてもよい演技でした。この人のイタリアンな雰囲気と曲がはまっていて、いいです。最初の3Lz+2Tがちょっと危なかったけど、あとはそつなくこなして、全体に勢いがありました。で、その勢いのままにストレートラインステップから最後のスピンに入って…最後の最後、曲のラストの音に合わせたかのごとき見事なしりもちでエンディング。な、なんでそこでしりもち!?(笑) あまりにも見事に音にはまっていたため、思わず爆笑しちゃいました。本人バツ悪そうな笑顔です。かわいいな。愉快な転倒はありましたが、いい演技だったので、PB出ました。
イタリアのカロリーナ・コストナー。個人的にお気に入りの選手です。ユーロ優勝しました。今シーズンは怪我で前半まるごと潰れてしまったらしいのですが、見事復活。「パッヘルベルのカノン」。冒頭の3F-3Tが本当に素晴らしいジャンプでした!高さも幅も流れも素晴らしかったです。その他のジャンプも余裕あります。スピード感のあるスパイラル。最近レベル取りと3秒間キープのせいでもっさりして見えて好きじゃないスパイラルシークエンスですが、こういうシャープなスパイラルならいいです(笑)。サーキュラーステップも素敵なステップ。後半のスピンがちょっと怪しかったですが、いい演技でした!またまたPB出ました。当然かも。
グルジアのエレーネ・ゲデヴァニシビリ。立て続いてお気に入りの選手が出るな。衣装が華やかでかわいい。「Two Guitars」。最初の3Lzが転倒してしまいました。次のコンビネーションは最初の3Fがバランスを崩して2Fになってしまったにもかかわらず、セカンドで3Tを強引につける荒業披露。むしろ普通に3-3を跳ぶ以上にすごいぞ。スパイラルもスピンも難しい軟体ポジション連発。スピンは本当上手ですね〜。ジャンプの失敗が惜しかったですが、相変わらず潜在能力の高さを感じさせる演技です。点数が出てちょっとがっかりしてますが、かわいいなー。かわいい。
ロシアのアリーナ・マルティノワ。なんかどっかで見たような見てないような…。N杯にいたかな?「秋によせて」。最初に固めた3つのジャンプをすべて成功して、後半は笑顔で生き生きと演技してました。LzとFのエッジの怪しさが指摘されてましたが、もともとジャンプの見分け自体ができないので、言われたらそうかな…ぐらいで、よくわかりません^^;。まだジュニアと掛け持ちってことで技術的にはこれからの選手のようですが、今回はミスがなくていい演技でした。スタイルがいいので見栄えがしますね。
カナダのジョアニー・ロシェット。また個人的に好きな選手。なんかやたらと筋肉ばかりが強調されてて恩ちゃん的扱いを受けてる気がするんですが、とても表現にも優れた選手だと思うんだけどなー。動き綺麗ですよ。「Little Wing」。最初のジャンプ二つ目のジャンプ、ともにランディングでぐらっとしててバランスを崩してます。2Aは問題なく行ったのですが、なぜかストレートラインステップで転倒。なぜだー!もったいないー!ステップ途中で転倒してしまったため、レベル1になっちゃうわ、その少ない基礎点からGOEもマイナスされるわ、ディダクション1つくわで、もったいなさすぎるー。ジャンプもイマイチで点を稼げてないため、彼女の本来の点からするとものすごく低くなってしまいました。しょんぼり。ところでちょっと気になるんですが、この衣装、肌襦袢つけてないよね?胸元がセクシーダイナマイツですね。
アメリカのキミー・マイズナー。ディフェンディング・チャンピオン。「Snow Storm」。どうもあんまり印象に残らなかった今シーズンのマイズナーのプログラムなのですが、今回はなんかよかった気がする。盛り上がりに欠けた感はありますが(モロプロなんだけどなー。でもマイズナーはモロプロ似合わないよね)、ノーミスでまとめました。PBが出ましたが、コストナーは抜けませんでした。まぁもともとのポテンシャル的にコストナーは一二を争う選手だから…どちらも完璧な演技をした場合はコストナーに軍配は上がると思います。ただ、彼女は完璧な演技ができる確率がとても低いのですが…。しょぼーん。ていうか、気づいてみたら、私そんな選手ばかり好きなんじゃ。いやーん。
韓国のキム・ヨナ。本当この人はオンアイスでは化けるというか、雰囲気出しますねー。オフアイスだと全然普通の女の子なんですけどね。「ロクサーヌ」。最初の3F-3Tは女子とは思えないぐらいの高さも幅も流れもある完璧なジャンプでした。これはすごい。次の3Lzもいいジャンプ。とにかくこの人は他の要素でも取りこぼしをしないですよね。粗が見えない。粗を見せないというか。このときは本当なにか降りてたかもしれません。点数が高っ!TESもPCSも爆上げです。ちょっと落ち着いて、ジャッジ…(笑)。いやはや、参ったなぁ。加点の鬼ですね。当然のごとく一位です。
ハンガリーのユリア・セベスチェン。村主さんと同じぐらいの年で、ベテランですね。「セレナーデ」。冒頭のジャンプは高く決まりましたが、コンビネーションでちょっと乱れが。すごい勢いのある演技ですが、曲調と合ってないような。しかも前のヨナが年齢にそぐわないやたらと滑らかな演技をする選手なので雑に見えてちょっと気になってしまうかも。2Aはきれい。最後曲調が急に変わってサーキュラーステップ。これはいいですね。そして最後のコンビネーションスピンはドーナツからビールマンへの移行が綺麗でよかった気がします。演技終わって力強いガッツポーズ。このところなかなかいい演技ができなかったそうで、大きなミスが出なくて嬉しかったみたいです。キスクラでも喜んでました。
お、中野です。相変わらずお母さん手作り衣装はすばらしいな。「SAYURI(サウンドトラック)」。最初のコンビネーション、ちょっとバランスを崩しましたが、乱れずにこらえました。そのあとはスピンはもちろん素晴らしく、ジャンプも綺麗に決めて、スパイラルもステップも笑顔で滑って、いい演技。中野はところどころすごい好きな部分があって、まずキャッチフットスピン。個人的には無理にビールマンにするよりもキャッチフットのほうが綺麗で好き。あと、イーグルからの2Aでポーズを取るところ。やっぱアクセル得意なんでしょうね〜。すごい難しいことやってるよね、これ。ただ、反面やはり巻き足が気になるのも事実です。しかし、中野は本当に着実に力をつけてきたなと思います。やや点数が伸び悩んだ感じもするけど、でもPB更新。
フィンランドのスザンナ・ポイキオ。あれ?25歳なんだ。知らなかった…。アポカリプティカ「ワン」。話には聞いてたけど、あんまり見るチャンスがなくてしっかりは見たことがなかった選手ですが。いやー、確かに滑りが綺麗!テレビで見てても滑らかさが伝わってきます。まさに絹のような滑り。これ見てるだけでうっとりできますね。でも、確かに他の部分は地味め。ジャンプは綺麗に決まりましたし、スピンもいい、ステップは一瞬つまずいてしまった上に天井カメラの餌食になったのでなにがなんだかわかりません。あげくなぜか曲から遅れてしまってタイムオーバー。いったいなにがあったんだ。杉田さんは曲も含めて盛り上がりに欠けると苦言。んー、確かに。ところで、このバンド?アーティスト?はジュベのフリーと同じですよね。はやってるの?もしかして、これも原曲メタリカなの?
最終グループです。スイスのサラ・マイヤー。「アランフェス協奏曲」だけど、あの有名な部分じゃないとこを使ってますね。体はよく動いてていい感じなのですが、ジャンプでちょっと二つ着氷が乱れてしまいました。惜しい。彼女はよく見るとシットが若干浅めだったり、スパイラルもそんなに高く足が上がってなかったりして、実は体が硬いんだろうと思われるのですが、そういうのを感じさせないのが素晴らしいですね。ポジションが安定してて綺麗だからかなぁ?あと動きに流れがあるのもいいのかも?わかんないけど、好印象でした。今回はちょっとジャンプミスが惜しかったけど、彼女のよさはちゃんと出てたような気がします。
安藤美姫。個人的にこのプログラムも衣装もメイクもとても好きです。メイク濃すぎとよく言われましたが、このプロのときは濃いのがオリエンタルな雰囲気を出しててよかったと思う。「シェーラザード」。3Lz-3Lo完璧!3Fも2Aもいい。スピンも早いですし、スパイラルもスピードに乗っててとてもいい。ステップも力強く、よく動けていますし、スケアメの時と違って腕をぶんぶん振り回しているだけではなくて足元から全身で動けるようになっています。うわぁ、完璧じゃないかー!安藤も笑顔笑顔。そりゃそうだ。本当、最高の演技でした。個人的には曲調の好みもあって、競技用では今シーズンいちばん好きなプログラムだったかも。
浅田真央。衣装のデザインもプロ自体もとても素敵。な、だけに、アップになるとなんでその肌襦袢〜?といつも気になります(笑)。「ノクターン」。3F-3Loのセカンドが抜けてしまい1Loに。試合って怖いなぁと思いますね。今シーズン、ここまでSPは完璧だったのに…っていう。高橋さんもそうだったけどね。スピンも一箇所珍しく軸がズレていってしまったのがあったし。しかし、ミスがあってもこのプロは本当に素敵です。真央にしかこれほど魅力的には滑れないんじゃないかな。そういう奇跡的なプロだったと思います。顔を見るとまだ幼くて表情も作れてないので子どもっぽく思えてしまうけど、スケーティングや身のこなしは本当に滑らかで綺麗ですね。
アメリカのエミリー・ヒューズ。彼女はもうしわけないけどそんなには伸びてこないだろうとは思うのですが、あのアメリカ人らしい押しの強いアピールがなんとなく笑えて嫌いじゃありません(笑)。ジャンプも一個着氷が微妙?みたいなやつがありましたが、相変わらず「どうよ!」とアピールいっぱい。スパイラルもポジションがとても綺麗。終盤のステップも元気いっぱいって感じで、彼女らしい、いい演技でした。スローで見ると表情がすげーな(笑)。PB出ました。
ロシアのエレーナ・ソコロワ。6分間練習のときも思ったけど、ちょっと安藤と衣装が被ってますね。ただ、昨シーズン辺りからちょっと技術的に厳しいなぁって感じ。「トゥーランドット」。ジャンプはコンボがちょっと危なかったけれどもまとめました。最後、タイムオーバーちゃうん?でも、まぁ全体的にはそこそこミスなくまとめて笑顔のフィニッシュ。ただ、解説の杉田さんも言ってたけど確かに物足りなさはありましたね…。ジャンプ前の助走が長すぎるとかで、流れがぶつぶつ切れちゃってるんですよね。最近村主も同じ感じを受けるので、年齢的なことなのかもしれないけど…。
…全然短くできませんでした。しょぼん。