KOKO日記

DOI千秋楽

2007.07.17(Tue)

DOI…というか、初生フィギュアスケート見てきましたよ!寒いと聞いていたのでかなり準備して大荷物で行きましたが、本当寒かった!会場周辺に同じように大荷物でなかをこそっと覗き見ると毛布が入っている…って人が多くて、フィギュアのお客さんって特殊だなーと思いました(笑)。

パンフは2,000円。高橋さんのインタビューが載っていると聞いてたので、購入。しかし…これが2,000円かぁ…(笑)。まぁ仕方ないかぁ…部数少ないんだし…。インタビューはよかったので、買った甲斐がありました。待ち時間をつぶすのにもよかった。席は前日だか前々日だかに恐れていた通り、いちばんよろしくない一帯でした(笑)。でも、何せ初めてなので比べる対象がないので全然満足でした(笑)。

一部は日本の若手が中心。名前は知ってるけど演技は見たことのない選手が多くて、どんなかなぁと興味しんしんで楽しかったです。まぁ若干発表会風味ではあるんだけど、お客さんたちもひとつひとつの演技に拍手を惜しまなかったし、選手達もさすがに4公演目で疲れがあったのか転倒も多かったけどそれでも頑張って見せようっていう意識がすごい感じられて、全体にすごくいい雰囲気だったと思います。私がいた周辺なんかは全部イープラチケだったと思うので濃いファンがいたわけじゃなかったと思うんですが、しらけた感じは全然なくてよかったですよ。

鈴木明子ちゃん。まったくカケラすら一度も見たことがない。タイタニックで雰囲気ありましたね。一部では数少ないノーミスでした。鳥居拓史くん。これまたまったく初めて。世界ジュニア録画はしてあるんだけど、まだ見れてないんだよねぇ。で、曲が始まったらビックリ。20th Century Boyでした。誰もそんなこと言ってなかったので知らなかったよー!なんで言ってくれないんだよーと思ったけど、考えてみたらフィギュアファンはこんな曲知りませんわね。頑張って腕を振り回したりロックな振付をこなしてました。村元小月ちゃん。綺麗〜な感じのプログラム。でもちょっと綺麗すぎて大人しい印象で目立たないかも。無良くん。期待のジュニアですね。ずっと名前は聞いてたけど初めて見ます。確かになんかスケートがよく伸びてるし、滑りも綺麗っていうんじゃなくてなんか存在感みたいなのがあります。なるほど〜、これは確かに大器かもって期待しちゃいますね。ただ、調子はよくなかったですね。残念。水津瑠美ちゃん。ちょっとノリのいい音楽ですが、綺麗かつよく踊れてて、いい感じです。ジャンプがちょっと弱いかな?でも、雰囲気ありますね。町田くん。彼は全日本で映ったので見ました。でも、全日本のときよりも全然よくなってるような。無良くんのようなスケールの大きさは感じないし、スケートもそんなに伸びてはいないんですが、なんというか動きのすべてが生き生き、伸び伸びとしていてよく踊れてますし、なんとなく魅力があります。ジュニア勢でいちばん好印象だったのは町田くんでした。武田ななちゃん。オープニングでもジャンプ転倒、プロでもジャンプが決まらないです。調子悪いのかな?でも相変わらずノリノリでダンサブルな曲を踊り倒してます。かわいい。本当スタイルはいいし笑顔もいいし動きもいいし、あとはジャンプだけなんだけどなぁ…。小塚くん。衣装が……。地味な小塚くんが頑張ってみたらあらぬ方向へ…みたいな。しかもアルミホイルのようなシルバーなのに、なぜかやっぱり地味、みたいな。なぜに?しかし、小塚くんのスケーティングが絶賛される理由が本日心底わかりました!すげーわ、この人。特別なスケーティングですね、本当に。あとはその素晴らしいスケーティングに上体もついてきたらすごい選手なんですが…。JOでよかったらしいと聞いていたのですが、まだやっぱりちょっと見劣りしちゃうかなぁ。SPだったそうですが、プロは思う存分ステップしてる感じでよい感じでした。中庭さん。うひょー!!マンボ!!ここで一気に発表会から脱出してショーらしい雰囲気に。中庭さんこんな見せる人でしたっけ?なんというか滑り自体はいたってまじめに、でもマンボ!って感じ(笑)。とても面白いです。エキシならではだし、ベテランならではだなぁと思いました。本当すごく盛り上がって、楽しかった。一部では彼がMVP!です。勝手に。村主さん。セクシーお色気路線のプロ。うーん、前から彼女はエキシではこういうセクシー路線をやりたがりますが、正直あんまり合ってない印象で彼女のエキシはあんまり好きじゃないんです。あと、氷上席のお客さんはすごく盛り上がると思うんだけど、うえから見てるからもっと滑って欲しいなという印象もありました。止まっていろいろやってるところがかなり多くて…。
一部最後は初めて見るシンクロの演技。すごい曲がぶつ切りでしたけど、なんかもうおいしいところ全部詰め込んでみました!みたいな感じで、端正なんかどうでもいい、楽しけりゃいいじゃないか的な潔さがありました(笑)。男性二人が入ってるのに、彼らが特に男性として特別な扱いを受けてなくて必ず先頭にいるとかそういうのなんもないんですよね。そういうもんなんですね〜。おもろいなぁ。

二部アタマは南里くん。ウワサに聞いていた猪木ボンバイエ?ピアノバージョン。あの〜なにげにすごい綺麗な感じなんですよね、曲とか振付は。南里くんの滑りも端正で全然色物っぽくないのに途中から「ひとーつ」と猪木の語りが…(爆)。振付も変なのがちょろちょろ入ってきて…みたいな感じ。小塚くん同様南里くんもそういうのが苦手な人が頑張った結果、あらぬ方向に…感が(笑)。でも、小塚くんよりも完全に色物にイキきってしまっているので、すごいと思います(笑)。日によっては「???」って空気になっちゃいそうですけど(ピアノバージョンなので猪木だとわかりにくいし、振付も綺麗なだけにお笑いなのかマジなのか途中まで悩んでしまいそう)、本日のお客さんはやたらとノリがよかったので、けっこう受けてました。最後はマイクを持って「ダー!!」までやって去っていきました。南里くんは敢闘賞かな。

さて、ここからはワールド組。中野さん。PIWではちょっと今までと違う路線だったらしいので楽しみにしてたのですが、プロが変わってしまってました。あら。じゃあ、その不思議プロはPIWだけでお蔵入りですか…。このところずっとエキシでは続いている静謐で美しく滑らか〜っていう路線です。しかし、この路線はもう堂に入っていて飽きたとかも思わせません。本当に素晴らしい!やっぱりここまでとはレベルが違いますね。滑りも本当違うし…。中野さんは昨シーズンで確実にこのレベルをモノにしたなっていう感があります。そして、アンコール、ありました!!15日限定のテレビ収録用かなと思って期待しないようにしてましたが、嬉しい!!スピンがきれいですねぇ、本当に。

織田くん。レッチリの曲でロックに決めてます。彼は幅広いよね、ホント。ジャンプも綺麗。スピンも綺麗。シンクロチームの人たちが出てきて途中で織田くんをリフトするなんてパフォーマンスもあります。エアギターもあるし、客いじりもある。盛りだくさん(笑)。ただ、彼ぐらいになると、そういう色物系パフォーマンスはそんなにたくさんやらなくてもいいかなって感じもしました。アンコールは同じ曲でしたが、3-3-2を跳んで、さらに足を前後にばーっと開くというバレリーナみたいなことを。男がこれできるって本当すごいっすよね。

キム・ヨナ。ちょっと路線を変えてピンクのパンツスタイルで元気いっぱい路線。んー、まだあんまりはまってないかな?(笑) 悪くはないのですが、なにしろロクサーヌとかあげひばりのときの空気感がすごいので、あれとこれでだいぶ落差があるかなと。あと、もしかしたらアップテンポ系のリズムはあんまり得意じゃないのかも?でも、単にまだ滑り慣れてないだけかも。アンコールは多分昨シーズンのエキシ。これははまってたけど…まぁでも地味だったかな…。ていうか、まぁ10代ぐらいだと普通にエキシはまだまだですよね。

デンスタ。リベルタンゴ!!これを生で見られたっていうだけで、もう行った甲斐があった!!ってぐらい。ちょっともう素晴らしすぎて息するのも忘れて見入ってましたよ〜。そしてアンコールは椅子のエキシをフルで!なんて豪勢なんだー。どっちも本当思いっきりやってくれて、お客さん総立ちのスタオベです。ムチャクチャ盛り上がりました。もう興奮状態でしたよ。個人的に本日のMVPはデンスタの2プロでした。もう感動感動。

ランビ来ました。ロミジュリ。白い薔薇の小道具を使って、なんというか…女をおかしくするような(笑)情感たっぷりの演技でした(笑)。たっぷりすぎて若干引いたぐらいに(笑)。しかし、きっとこのフェロモンは彼の天性なんでしょうね。つまり…こいつはきっと天性のタラシだと(笑)。いや、前からフェロモン男だとは思ってましたけど、生で見るといっそう威力が伝わってくるというか、もはや女にとってのマタタビみたいな(笑)それぐらいの威力を感じます(笑)。南の女性ファンは、もう前にきて手を差し出されただけで気が狂ったように叫んどりますがな…(笑)。そして、アンコールのフラメンコ。最初にちょっとふざけてフラメンコの振りのしぐさをして、そうでなくてもすでにおかしくなっている女性ファンをさらに熱狂させます(笑)。フラメンコも、ああ、もう、こいつはどこまで…とあまりにもフェロモン出すので(褒めてます)、しまいにはワールドのときと同様いっそ腹が立ってきました(笑)。で、演技終了直後はなんとなく座ったままだったのですが、ランビが挨拶をするときに「さあ、立ちなさい!」と言わんばかりのしぐさをしたもんで、思わず無意識に立ち上がってしまいました(笑)。こうやっていいように操られるのね…(笑)。

シェン・ツァオ組。ペアのゴールドメダリストですが、ペアだけはいまだ未開拓です。名前はよく聞きますし、ワールドのフリーを滑り終わったときにプロポーズをしたという話は知ってますが。いや、でも、なんというか愛情たっぷりな感じが伝わってきましたね〜(笑)。情感たっぷりです。しかし、ペアはやはりショーとかだとダイナミックで見栄えがしますね。競技としてはシングルのほうが目立つけど、ショーでは本当ペアがいるのといないのだと見栄えが違うんだろうなと思います。これも凄い技と情感たっぷりの演技でスタオベスタオベ。

そして、大トリ、高橋さん。衣装からプロから完全に見るのが初めてだったわけですが。もうバクバクで見てたわけですが。いやぁ、不思議プロの名に恥じない、不思議さと深遠さと底知れない迫力のあるプロでした。選手ってある程度はおのおの得意な動きやポジションがあるというか、決まったパターンの動きを持ってるんですよね。ヨナだったら盛り上げどころでイナバウアーからの2Aとか。村主さんの最後は高速アップライトスピンとか。でも、高橋さんの今回のプロはそういう定番的な動きやポジションをほとんど使ってない気がしました。今まで高橋さんが使ったことのない、それどころか、なんか見たことのないムーブメント、ポジションの連続って感じ。だから見てる側も「ここでこう来るんだな」とかって先読みできないし、また盛り上がりのある曲ではないので曲的にも展開が読めずに、息を呑んでただただ高橋さんの動きを見つめてしまうっていう感じです。いや、すごい意欲作だと思いました。まだ高橋さん自身がそういう動きをこなすこと自体に意識を向けなくてはいけない状態だと思いますが(だからこれ、エキシプロと言っても、滑ってるとき気が全然抜けないと思います)、それでもこの迫力ですから、こなれてきたときにどう進化してるか本当楽しみです。…ただ、高橋さんちょっとお疲れだったようで(笑)。ジャンプは全然綺麗だったくせになんだか不思議なところでつまずいたのか「おっと」みたいになっちゃってました。それで、あんなオーラ出して出てきたくせに、演技後、挨拶したあとは顔の前で両手を合わせて「ごめんなさい〜!」、続いて「スミマセンスミマセン…」ってな感じでヘコヘコしながら去って行きました…(笑)。相変わらずだな(笑)。そしてアンコールはオペラ座。いや…これを生で見られるなんて……(感無量)。ストレートラインステップは長さが全然足りないのでスピード落としてさらに簡略版でしたが、やっぱり素晴らしい。あと、毎回危なかったフライングシットスピンはすごくよくなってましたね。
あっ、スピンといえば、バチェラレットの真ん中らへん?にあったスピンのアップライトのポジション、すごく好きでした。

フィナーレ、高橋さんむっちゃノリノリでしたわ。織田くんと一緒にジャンプは3-3コンボに挑戦したけど、セカンドジャンプがちょっと着氷乱れちゃった。惜しい。で、最後の周回、まぁ本当はプレゼントとか禁止なんですがみんな普通にプレゼントあげてて、高橋さんは基本人気あるのでこういうときはだいたい遅れてしまうのですが、今回はなんか一人超高速でぎゅんぎゅんかっ飛ばしてハイタッチ、自分の前辺りに至ってはもう滑らずに走りながらハイタッチ(笑)。で、一人超高速で超笑顔で引っ込んでしまいました。はやっ。いったいなにごと?(笑) で、ゲストスケーターたちがプレゼントとかを受け取りながらゆっくり周回を終え、村主さんだけが残った状態になったリンクで、マンボの曲が再び。そして、日本選手たちが再登場。で、なんか中央で高橋さんが超笑顔であれやこれやみんなに指示してて、なにを始めるのかと思いきや、中庭さんのマンボを全員で踊り始めた!(笑) これには会場バカ受け。高橋さん、やっぱりノリノリ(笑)。このためにプレゼントも受け取らずにあんな超高速で引っ込んだんですね。織田くん以上に早かったもんなぁ…。っていうか、どんだけマンボを楽しみにしてるんだ(笑)。そのあと、改めて客席に向かってプレゼントを受け取ってました。その間中央では織田くんを中心にしてグルグルみんなで回ってたので、一人そこから外れてファンサービスを頑張る高橋さんは若干可哀想ではありました^^;。マンボをいちばん楽しみにしてたと思われる高橋さんだから、多分みんなと一緒にやりたいんじゃないかなって^^;。でも、最後の最後までしっかりファンサービスして去っていきました。

本当大人の都合とかでいろんなことがあったし、台風は来たし地震もあったしで大荒れのDOIだったわけですが。数日前に書いたけど、選手達の頑張りのおかげで本当に楽しかったですよ!見てる間は真央がいないとか美姫がいないとか忘れてられた。もちろん見たかったけど。でも、本当に楽しかったです。
日本の若手選手は本当頑張ってたと思います。まだなかなか見せる演技ってところまでマスターしきれてない世代ですけども、精一杯の見せる演技をしてくれてたと思います。中庭さんや南里くん、鳥居くんなんかは本当身を張った(笑)エンタメショーを作ってくれたしね。
そして、中野さん、織田くん、ゲストスケーターたちは本当ショーとして最高のものを見せてくれました。二部からの盛り上がりは本当凄かったです。感動する演技がいっぱい。さすがですよね。
で。まぁ今回の真央と美姫の欠場でもっとも大変な立場になったのは実は高橋さんだったはず。本人も自分が大トリをつとめるなんて考えてなかったでしょうしね。3人いたはずのメダリストが自分だけになってしまったんだから、自分が頑張らなくてはって思っただろうし。オープニングでもフィナーレでも常に中央で、みんなをひっぱる立場で頑張ってたと思います。パンフに載ってる高橋さんの言葉がねぇ、いいんですよね。「DOIは僕らにとっても大切なショー。こんなにフィギュアが盛り上がる前から僕らにお客さんの前で滑る場所を作ってくれたショーですから」って。そういう高橋さんが好きです。
スケジュール的には真央や美姫よりももともとハード…というか確実に日本選手のなかでもっともハードスケジュールなのは高橋さんなのでね…。本当大変だと思う。それでも見事な大トリでした!

いや、もう、ほんとーーーーーに楽しかったです!超満足!ていうか、楽しすぎて、直後に「またアイスショー行きたいよー!!」と心底思ったのですが、8月のショーはことごとくどうにもならない日程ばかり…。完全に被ってて行きようがない日程ばかりなんですよ。でも、来年かもしれないけど、また行く。行くもーん。

Posted by koko at 03:38 AM