KOKO日記

世界選手権アイスダンス

2007.06.07(Thu)

今頃黙々と3月の世界選手権を見ている私。でも大丈夫。Jスポ1はまさに今再放送中だから、そういう人もけっこういるはず(笑)。いや、自分はちゃんと4月の初回放送時に録画してたんだけどさー。

さて、アイスダンスだけで6時間もあります。一日で見るのはとても無理なので、日々ちくちくと見てますが、アイスダンスやっぱり面白いなー。コンパルソリーなんか延々同じ曲で同じ演技を全員がやっていくという、マニアにもほどがある感じの競技ですが。これをフジで(夕方とは言え)放送したこと自体がすごいことだと思います(笑)。
コンパルでは技術ではデンコワ・スタビスキー組がいちばんだなぁと素人目でも思いましたが(なんせエッジが深い)、一位はカナダのデュブレイユ・ローゾン組。確かにコンパルでありながら、すでにムード満点だった。どうでもいいけど、デンスタはデンコワ・スタビスキー組だとわかるし、ベルアゴはベルビン・アゴスト組、ドムシャバはドムニナ・シャバリン組、などなど見りゃあらかたわかるわけですが、マリパトというのが、どのカップルのことだ?と、ちゃんとアイスダンスを見たことがなかった私はずっと混乱していました。で、世選でようやくわかりましたよ。デュブレイユ・ローゾン組が略しにくかったのか、ファーストネームのほうで略されてたんですね。マリー・フランス・デュブレイユさんとパトリス・ローゾンさん。なるほどなるほど。今回新星として登場した若いカップル二組(多分今後トップにあがってくると思われる)はなんと略されるんでしょうかねぇ。ヴァーチュー・モア組とデイヴィス・ホワイト組。なんかどっちも微妙に略しにくい気がするけど。どうでもいいな。

ODはタンゴ。なんか、タンゴ楽しいですね。ラテン系は楽しい。
モロがコーチをしているウクライナのカップルが解説の藤森さんにスケーティングをバリバリダメ出しされていたのが印象的でした(笑)。あげく「大ちゃんみたいに滑れるといいんですけどね…」って、スケーティングでシングル選手を引き合いに出してやるなよ…(笑)。ちなみに自分はまだ滑走順的に見始めたばっかりだったので、良し悪しよくわからずに見てました^^;。最近全日本とか世戦を見ててわかったことなんですけど、順位の低い選手から見るとトップ選手のすごさっていうのが本当よくわかるんですよね〜。自分みたいな素人なんかだとそうやって見て初めてすごさを知るみたいなことになります。
トップグループ以外で印象に残ったのは、イタリアのカッペリーニ・ラノッテ組。初出場でまだ若いのですが、女性のカッペリーニちゃんが転倒をしてしまったんですよね。演技自体はそんなに中断した感じでもなかったですし、その後も悪くなかったと思ったんですけど、本人は大ショックだったみたいで、演技終了直後から泣いてしまいました。すごいかわいい子なんですが、本当悲しそうにしくしく泣いているので可哀想になっちゃって「そんなに泣かないで」と慰めてあげたい感じでした。いやー、もうカッペリーニ可愛いっすよマジで。
イギリスのカー姉弟はインパクトありましたね。お姐さんが。あ、イスラエルのザレツキー兄妹もだいぶん。この兄と妹は顔そっくり。なぜか兄弟カップルだとインパクトのある女性が多い気が。あ、でも日本のリード姉弟はそうでもなかったかも。
カナダのヴァーチュー・モア組。いやぁ、10代とは思えないうまさですね。雰囲気もあるし、技術もあるし。美人だし。エースだな。同じ世代のアメリカのデイヴィス・ホワイト組も、これまた10代とは思えない。女性がとても特徴的な顔立ちです。某サイトで彼女はノエビアと呼ばれていたので、普段アイスダンスを見ない私はすっかりノエビアって名前だと思い込んでたらこれはそのサイト限定のあだ名でした。ノエビア化粧品のような顔立ちだからとのことで、納得。もはやノエビアちゃんとしか思えん。

デンスタはいやーもうすごいとしか言いようがないっす。なんであんなことできるのでしょう?とにかく二人のステップが入り乱れ絡み合って、すごい。スタオベだったとのことですが、そりゃまぁそうだろう。デンスタのあの中途半端なポジションでデンコワさんを振り回すリフト、あれがいつも面白いなーと思います。スタビがそのままぶーんとデンコワさんを放り投げそうなんですよね。あれ、スタビが大きければなんかそれなりに普通のリフトに見えそうなんですけどねー。マリパトさんも大人の魅力満載でよかったです。

フリーダンス。
あ、そうそう。中国のカップルがいました。ファン・チェン組?(名前よくわからず)。この女性のルックスが私好み(なにを見とるのだ)。男性もいい感じなのですが、アップになるとあざらしきものがすごくてビックリします。でも、遠めに見るといい感じのルックス。技術的にはまだまだの様子です。確かになんか見てて薄い感じはする。このカップルに日本の渡辺・木戸組がアジア大会でだいぶ迫られたらしく、解説でジャッジの藤森さんはだいぶん憤慨気味でしたね(笑)。
その渡辺・木戸組。とてもよかったです。ミスもなかったし、すごく気持ちのこもったいい演技でした。最後は木戸さんが涙涙。引退に当たって、素敵な最後が飾れてよかったですね。

ODでスケーティングにダメ出しをされてたウクライナのカップル(名前が難しすぎる。なんていってるのか聞き取れないし、読めないし…)。渡辺・木戸組のあとだと、スピードがないことは私でもわかりました^^;。言われて見てみると、確かにスケートの伸びが全然ないなぁ。振りとかはモロゾフ風味で華やかなんだけどね。

この次の組辺りから、なんかこう雰囲気が出てきました。イギリスのカー姉弟。すごい個性的な衣装でとても個性的なプログラム。面白い。曲想に個性的な振りとかがとても合ってて、見ててとても楽しいです。姉弟ということで、恋愛とか表現するよりこういうののほうが合ってる気がする。よかったんじゃないでしょうか。

イタリアのカッペリーニ・ラノッテ組。うわ!カッペリーニちゃんが反則気味に可愛い。美貌とかっていうとは違うんですが、すごくチャーミングなんですよ。若さとそのチャーミングさを存分に生かしたプログラムって感じ。楽しげな音楽でチャーミングにきびきびとステップを踏みまくって、演技後、今度は嬉しくてまた泣いちゃうカッペリーニちゃん。ODで失敗した分、うまくできてほっとしたんでしょうね。畜生どこまで可愛いんだ。

イスラエルのザレツキー兄妹。本当によく似てるなこの兄妹は。曲がすごい派手なわりには、ブンブンブーン!って感じで終わってしまった。アゼルバイジャンの組以来、だいぶ雰囲気のいい組が多かったので、盛り上がりに欠けるのがちょっと目に付いてしまったかも。いわゆる表現力にちょっと難がありましたかね。ミスとかはなかったんですけどね。渡辺・木戸組なんかが悩まされてきた部分ですね。

フランスのペシャラ・ブルザ組。このカップル、ODの記憶がまったくないのですが、このフリーダンスのプログラムはめちゃめちゃよかった!不思議な衣装で不思議な音楽で不思議な振付なのですが、なんだかすごく魅力的。エレメンツが浮いてなくて、曲の中で溶け込んでて、点数とか考えるの忘れる演技。こういうのすごくいいな。好きだー。とにかく音楽との調和がいい。独創的な振付もいい。エレメンツもいい。それが全部渾然一体になっているのが最もいい。実況小林さんも解説藤森さんもともにお気に入りの様子です。「フランスならではですねー。他の国ではなかなかこれはできません」とのこと。ふーん。そういうもんなんですね。なんだかよくわからないけど、こういうプロが作れるお国柄ってのはいいんじゃないか?えっと、自分はシングルしか知らないので、フランスっつーとキャンデロロとかジュベール(007)とか、プレオ(蜂)とか、ボナリーとかになっちゃいますが…あー、つまりフランスならではの不思議プロってことか?(笑)

ロシアのホフロワ・ノビツキー組。女性がすごい体が柔らかく、アクロバティックなリフトがいっぱい。途中で突然曲調が変わりましたけど、アランフェスってこんなだったっけ??^^; リフトやスピンが派手で見栄えのするので、あとはステップさえ磨けば上に上がってきそう。もう一息な感じ?

イタリアのファイエラ・スカリ組。ダンサブルな曲でノリノリです。ほほー。高橋さんが次のエキシ辺り、ダンサブルなナンバーが来るんじゃないかって話があるんですが、彼は確かにそういうノリノリダンス得意そうなんだけどスケートでやるとどういう感じになるのかな?と思ってたのですが…こういう感じになるのかな?なるほどなるほど(と勝手に納得する)。最初の方はよかったのですが、後半すごい今にも止まりそうでハラハラするリフトが…^^;。
このカップルは女性が男性を持ち上げるリフトをやるんだそうです。すげぇな!「今はこの組だけですね」とか実況の方が言ってましたが、そんなカップルちょいちょいいるんですか?銀のロマンティックでやってましたね。まぁあれはペアだからトンデモですが、でも、アイスダンスでも十分すごいぞ。

アメリカのグレゴリー・ペチュコフ組。アダムとイブ。雰囲気あってよかったんじゃないでしょうか?ミスはありましたけど、雰囲気はよかった。ちょっと点は伸び悩んだのかな?

カナダのヴァーチュー・モア組。二人ともまだ10代の次世代のエース。曲はシベリウスの「悲しきワルツ」だそうです。いやー、素晴らしかったです。見入ってしまいました。二人とも本当に綺麗な滑りで、振りのひとつひとつも綺麗で、曲調にぴったり。難しいことをやってるのに、それが全部曲にはまっていて流れがあって、荒いところが全然ないし、これが10代?すごすぎるな。女性のテッサちゃんバレエをやっていたそうで、腕の動きなどが綺麗とのこと。確かに彼女はなにげないつなぎの部分でもずっと目を引きつけます。でも、男性のスコットくんも指先まで神経が行き届いているし、安定感もあるし…よくテッサちゃんを支えている感じがします。いやぁ、二人ともいいなぁ。すごい。真央の良いときのノクターンもそういう感じがありましたが、なんかこう、空気を変えた感じ。曲の解釈などの点で、8.00をつけたジャッジも二人いたそうな。でも気持ちはわかります。テッサちゃん&スコットくんね(名前を覚えよう運動)。

アメリカのデイヴィス・ホワイト組。おお、続きますね。ヴァーチュー・モア組とジュニアで競ってきたアメリカの次世代エースです。こちらは華やかな盛り上がる曲です。女性が独特の顔立ち(ノエビア化粧品系)で目を引きますが、前のヴァーチュー・モア組がとにかく女性を立てて男性がしっかり支えているような印象だったのに対して、こちらは男性もなんとなく華やかです。ちょっとデンスタ系なのかな?ツイズルがすごい早い。リフトとかもとても難しいポジションを次々に繰り出してきます。と思ったら、一個タイムオーバーで減点があったらしい。惜しい。すごいいい演技だったのですが。
今回に関してはヴァーチュー・モア組が、プログラムがよすぎたので印象は上だったかな。ちょっとね、特別に素敵なプログラムだったから。でも、こちらも本当よいカップルですね。本当見ごたえがありました。ちなみにこちらはメリルちゃんとチャーリーくん(名前を覚えよう運動。でもメリルちゃんはノエビアと覚えてしまっているぞ…)。

最終グループ、いきなり、デュブレイユ・ローゾン組。うわー、もう「これ、本当に競技?」って思っちゃうぐらい。よくよく見ると難しいこといっぱいやってるんですが、リフトとかすごいんだけど…しかし、雰囲気ありすぎて試合だって忘れてしまいます。なんだか向こうの恋愛映画とか見てるような感じ。あ、でも、ツイズルだけ若干引っかかった感じはしたのですが、やっぱりちょっと他の要素に比べるとGOEが低いらしい。とは言ってもプラスらしいんですけどね(笑)。

続いてベルビン・アゴスト組。相変わらずベルビンはめっちゃ美人。ああっ、わりと冒頭のツイズルでいきなりベルビンがちょっとミスってしまいました。大きなミスではないのですが、さすがにこの最終組になると目立ちます。でも、雰囲気はよかったです。なんというか、ロマンチックな感じがいい雰囲気。途中でミスのことは忘れてた。だがしかし、最後の解説によるとリフトがちょっと長かったらしく減点一があったそうです。ああ…。痛い。微妙な点数になってしまいました。ベルビンが直前で食中毒になってしまったそうで、痩せてしまって痛々しかったとのことで…なにかと苦労の多いシーズンだったんですね。

フランスのデロベル・ショーンフェルダー組。ああ…なにかこの衣装が微妙です。男性はまぁどうでもいい衣装ですが、女性の衣装が。なんの世界なんだろう、これ。アンタッチャブルのボニー&クライドだそうです。なるほど。…なるほどかな?微妙なココロで見始めたわけですが、見てみるとなかなか面白かったです。あ、そうかまたフランスか。相変わらずオリジナリティがありますね、世界観に。ところで、最後のポーズはなんですか…(笑)。このポーズですごい笑顔の女性が怖いよ、なんか(笑)。

さて、ディフェンディングチャンピオン、デンコワ・スタビスキー組。完璧、ひとつのミスもない完璧にクリーンなプログラム。これはすごかった!もともと、男性が女性を支えるというような感じではなくどちらもがどちらもを支えるという感じの、とても複雑な演技をするカップルなのですが、それで完璧な演技をされるともう圧巻ですよ。リフトとかも男性が支えてるというか、どうなってんの?みたいなのがままあります。そもそもからスケーティング技術とかがすごいですし、それで二人が入れ替わりたちかわりで滑っていくので、スピード感みたいなのもすごいあるんですよね。いやー、ODも素晴らしかったけど、フリーダンスも素晴らしかったです。スタオベスタオベ。あ、でも、中盤辺りにあった赤ん坊の泣き声と赤ん坊を抱っこしているようなマイムはなんだかホラーチックで怖かったですよ…(笑)。一位と表示されてデンコワさんが超喜んでました。でも、リンクサイドのマリパトさんも笑顔で祝福。

最終滑走はロシアのドムニナ・シャバリン組。デイヴィス・ホワイト組と同じ曲ですね。とてもよかったです。こちらもまったくノーミスのクリーンな演技。でも解説の藤森さんが読み上げるレベルは3が多いよ…。リフト以外は全部レベル3だったのでは?これでは確かに点が取れません。とてもよいプログラムだったのに。それにリフトとかもとても綺麗でした。本人達も満足の演技だっただけに点数が伸びなかったのが可哀想。ちゃんとレベルを取れる構成にしないと…。ジュニア卒業の二組なんか全部レベル4揃えてるので、やはり最終グループではレベル4でそろえていかないと厳しいです。残念でした。

とゆーわけで、デンスタ優勝でした。表彰台がまるっと去年と一緒だそうです。すごいなそれも(笑)。デンスタはどうなんでしょう?GPSのアサインでデンスタ、しっかりエントリーされてますが、引退はナシになったのでしょうか?スタビは「決めるのは彼女だ。僕はただのスケーターだからね」と超まる投げ発言でしたが、デンコワは引退しそうな雰囲気でしたけど。でもまぁねぇ、なかなか引退させてもらえない部分もあるでしょうね。でも、続けてくれるならもちろんいちばん好きなカップルですし、めっちゃ嬉しいです。
こんなにじっくりアイスダンスを見たのは初めてでしたが、すっごい面白かったです。選手もけっこう覚えたと思うし、それでさらに楽しめそうな気がしますよ。で、こうなると過去の伝説のカップルとかも見てみたくなるんですよね〜(笑)。

Posted by koko at 03:56 AM