りな日記

「サイレン」

2006.02.18(Sat)

見に行ってきましたー。土曜の12時の回なんか行ったもんだから、子供が多くて落ち着かなかった…(笑)。今時の小学生は子供だけで映画館に来るのですね…なんだか落ち着かなかったので、次に一人で行く時は夜8時ごろ、バイト帰りに見に行ってみようかなー。そうすると平日のレディースデイでも行けるのよね。

でもって以下はラストまでネタバレにつき反転ぷりーず。


やー。楽しかった!
ホラーのつもりで見に行きましたが、どっちかっていうとミステリ寄りな感じ?最後にくるーりとひっくり返るのがものすごい気持ちよかった!「箪笥」なんかもそうなんですが、どうやら私それまでの世界とかがごろっとひっくり返っていくようなホラーがツボみたいです。そりゃそうだよな、綾辻好きなんだもんな。好きなホラー、というより好きなミステリ、みたいな感じの映画でした。
あの仕立てで怖くないわけがないって言う感じにどろどろとした夜美島の風景だとか、結局最後まで謎のままだった赤い服の少女やら謎の集会だとかもー、気持ち悪さ満載で楽しかった。もちろん、サイレンの音もものすごい怖かった。なんかあの癇に障るというか不快感煽りまくりのサイレンの音がすごい怖いの(笑)。

一言も喋らない弟も気持ち悪くてよかったなー。可愛げのカケラもなく、ただただじっと見ているだけの弟を見ながら、「なんかこー『箪笥』の妹を思い出すなぁ」と思ったらそのとおりのオチでしたが(笑)。怖かったので良しです。嶋田久作のおまわりさんも気持ち悪かった(笑)。

映画終って振り返って、未回収の謎もいくつか残ってるような気がしますが、この辺はゲームやんないと駄目なのかしら。繋がってんのかな?あの赤い服の女の子の正体とか、押入れの中の写真の謎とか。残ってる謎全部ユキちゃんの幻覚幻聴妄想で片付けちゃうのは勿体ない気が。あとものすごい不思議なんですが、三十年前の夜美島の事件は本当にあったことなのかしらと。あったんなら島民全員、死体すら見当たらない不思議が残るし、なかったらじゃー結局なんで消えたのよ?ってことにもなるだろうし。一人で全員は無理だろう、とか思うんですけどねー。あー、なんか塗り仏読みたくなって来た(笑)。
まーでも謎未回収でもいいか、おもしろくて怖かったから(笑)。見に行って、びくびくしながら大画面と大音響で見れたので大変満足です。楽しかった!音が気持ち悪い感じに怖いので、映画館で見るといいと思う映画でした。 あと田中直樹が可愛い(笑)。

そんな感じにサイレン感想でした。映画のあとはそのまま家に帰って、今度は夕方に実家に帰ります(笑)。なんか忙しいな、やだな(笑)。

Posted by りな at 03:48 PM | Comment (0)
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