Aliens

「BARFOUT」インタビュー掲載

2004.04.19(Mon)

「インタビューっつーてももしやして小林だけとかだったりするんじゃないか…」と多少疑っていたBARFOUTですけど、そんなことはなく(笑)。ちゃんと3人のインタビューでした。
ほとんど露出がないので、情報がなかったんで、ほほーという事実がぽこぽこありましたね。
とりあえず立ち読みだけしてきました。

そもそも、始まった経緯が、レコード会社の人が小林武史に話を持ちかけたらしいですね。そのレコード会社の人(ワーナーの人だよな、つまり)は、いったい何をしようとしてそんな話を思いついたんだろう…とか多少思いますが(笑)。

あとビックリした事実と言えば、Valonが小林武史案のサブジェクトだったこと。だって、Valon(フィンランド語)ですよ?!どう考えたってイル案だって思うじゃないですかー!(笑)。あーびっくりした(笑)。いや、正直ネタ的には確かにリリィっぽい(=小林っぽいと同義)とは思ってたけどさあ。わー、騙されたー。

あと…全体の感想としては、悩めるIlmari氏の印象がものすごく強いです(笑)。いやあ、悩んでますねえ、イル。小林に「でも、そこからさらに、Ilmariは悩む(笑)」とか言われてました。小林&周辺スタッフ的にはすっごいよいものができた!これはすごい!みたいな状況になってる中、いよいよ一人悩みが深くなっていったらしきイルが、なんかこう「…イルだなあ…」っちゅー感じですね(笑)。
しかし、最終的にはこの曲はイルのなかで収拾ついたんでしょうかねえ?なんか最初から最後まで悩んでいるように見えましたけど…。

しかし、小林武史もね…イルにまで熱くAP BANKのことを語ったんすか(笑)。そりゃイルだって、難しい顔になっちゃうよ〜(笑)。AP BANKは私は悪いとかダメだとかは思ってませんが、なかなか同意とかすんの難しいと思いますよ。具体性がありすぎるし…。同じ方向でも、もう少し抽象的な理念ならともかく。
でも、AP BANKはその具体的なところ(つまり、現実に事態を動かせるかもしれない「金銭」を導入しているところ)ってのが肝なんだと思うんで、抽象では多分意味がないのでしょうけどね。
まあ、個人的には、RIPちゃんもね、そういう道を行くグループなんだなってDandelionで思ったんです。なんというか、閉塞しない場所で世界と関わっていくグループなんだなと。もともとアンダーグラウンドなクラブ出身だし、いまだって馴染んでるのかよくわかんないし、どっちなのかけっこうずっとわからなかったんですけど、Dandelionで「ああ、やっぱりRIPちゃんは閉ざさないで関わっていくんだな。そういうグループなんだな」と思ったんですよ。
だから、小林とかが目指している方向とRIPちゃんのあり方は大幅にズレている訳ではない、と、思う。
だがしかし。RIPちゃんはその意味ではまだまだやっと一歩目ぐらいなんだと思う(笑)。
なので、いきなりAP BANKまでは行けないよそりゃって話です。
今回もそういう面があるのかもしれませんね。小林の理念はけっこう先鋭的だったりするんで、イルのなかでそれを消化するのがなかなか困難だったのではなかろうか。
でも、イルは「嘘っぽくなりたくない」ということで、なんとか自分の言葉で綴ろうとして、あれだけ悩みまくる羽目になったのではなかろうか。

とかなんとか、勝手な憶測を並べ立ててしまいましたが、歌詞が全然わからないので説得力がないな…(笑)。

Posted by koko at 03:00 | Comment (0)
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