Under the Sun

2002/04/20 アンコールスタンディングスペシャル 東京BAY N.K.ホール

2003.05.28(Wed)

「FILM GIGが終わって」なんて文章まで書いたのに、よもやまさかの追加公演です(笑)。追加の追加…?JMAとHeadwaxの関係とかいろいろあるんでしょうけど、それにしても驚いた〜。

とりあえずスタンディングスペシャルって言われても、個人的にはわざわざスタンディングにしないでほしいんですけど…とか思わなくもないです(笑)。私は絶対椅子があるほうが好きなので。椅子ください(笑)。

会場アレコレ

会場に行ったらYOSHIKIのタペストリーがお出迎え。茂田ヒデキチさんという絵描きさんが描かれたYOSHIKIさんのタペストリーイチマンエンというやつなんですけども…バスからお見かけして爆笑崩壊(笑)。実はネットでみたときにも「か、買えるかー!」と崩壊してました。まさかこんなところでもお見かけするとは思ってなかったので、泡食いましたよ。いや、あの力強い筆致が素敵だと思いますけども…ちょっと劇画チックYOSHIKIさんですね…(笑)。coolとhotと2タイプあるんですが、いやいや、どちらも熱くてらっしゃいますよ。

グッズ売り場にて。私は基本的にパンフしか買わない人で、まさかパンフを新たに作ったってことはあるまいと高をくくっていたところ、FOOL'S MATEのライブ写真を集めたとやらいうライブ写真集7000円が限定販売。思わず顔が凍ってしまいました。迷ったんですけど、FOOL'Sならおそらくほとんど持っているのではないだろか?ということで今回は見送り。

そして、写真集の次に目に入ったのが、トレカ。てっきりツアーでプレゼントしていたおまけトレカを販売しているのかと思いきや。新しいトレカやんけー!!しかも貼ってあるものを見ると、なにやらオフショットが満載。1パック500円でパック売りです。危険だと思いながらもついついそのお手軽感に手が出てしまいました。いやぁ〜〜!!かわいい〜〜!!海賊版の生写真みたいな世界だけど、ファンしか嬉しくないだろうけど、ファンにはたまらんトレカです(笑)。案の定止まらなくなって、追加して購入しまくり。ライブそっちのけでトレカを開封してうきゃうきゃしてる私っていったい…。

そして、今回のプレゼント。ていうか、個人的にはいまだ前のおまけトレカがコンプしていないので、同じ物がほしかったんですけど、今回は別のおまけ。トレカのスターターキットってなに?と不思議に思ってたんですけど、なんだかトレカホルダーみたいなビニールでした……。い、いらないかも……。あと今回販売しているトレカがランダムに一枚。これがダブりだったら切ないね(笑)。

ばーじょん2!

けっこうどころでなく二階の席はがらがらがらがら。でも下のスタンディングブロックは思ったよりも人がいました。もっとゆとりがあるだろうと思っていたんだけど。後ろからフィルムが見える位置でゆったりと見ようと思ってたのに。<いえ、暴れてしまうのでゆったりとって語感は語弊がありますが(笑)。スペース的にゆったりとしたかったんです。

そして、まったくなにひとつ前置きなし、hideミュージアムのCMすらなく、いきなりFILM開始。

オープニングの「紅」の後半で出てくるタイトルテロップにいわく、「FILM GIG〜X-JAPANの軌跡 VERSION 2」。おおおおー!バージョン2だ!!(笑)。マイナーチェンジでなく、変更があったようです。FOOL'S MATEのインタビューでYOSHIKIが言っていた「SCARSとSilent Jealousyの追加」、両方は無理でも片方は間に合ったのかもしれません。<あんまり期待はしてなかった模様(笑)。わくわく。

WEEK ENDのあと、DAHLIAに入るまえに、妙なSEが入ってきました。お、これはと思ったら案の定SCARSです。1996年ドームライブの曲に入るまえにHIDEちゃんがエフェクトかけまくりのギターを奏でながら、奇怪な歌を歌い、TOSHIが「Ah〜♪」っていうメロを入れるパートがありました。Xに向かってめったにそーゆーことは言わない私ですが、ゾクゾクするほどかっちょいい〜〜!!(T_T)そしてSCARSの曲自体は1995年ドームより。ってことは、まだ「Scars on melody」ってタイトルだったときの演奏ですねこれ。ああ、この曲やっぱりかっちょいい…。

秘蔵映像も新バージョン

期待してなかったんですけど、秘蔵映像に追加がありました!白いバスローブで通路を歩いているYOSHIKIさん、楽屋に入ってビデオディレクターの後藤さんを背後から「……わっ!!」と驚かしてみたりしてます(笑)。子どもだね〜。だがしかし、後藤さんは鏡で後ろからYOSHIKIが近づいていることを見ていました。いたずら失敗。残念でしたね(笑)。その奥でにこにこしているPATAちゃんもないすvv

上半身裸で下は白と黒の不思議なズボンとゆー格好で、ヘアメイクを直し中のHIDEちゃんとHEATHの傍らをうろうろするYOSHIKI。最初HIDEちゃんのそばでうろうろして話し掛けたりしていたと思ったら、今度はHEATHのほうに押しかけます。そして何を言ったのやら、水を飲んでいたHEATHをむせさせて(^^;; 再びHIDEちゃんのところへ行きながら、突然「TOSHIは〜?」。そのあとHIDEちゃんのタバコを手にしたり、ヘアメイクさんのはさみをかってにとって「切っちゃおうかな〜」とHIDEちゃんの髪を切るまねをしてみたり、とにかく落ち着きというものがありません(笑)。気になったものはとりあえずなんでも手にとる。子どもだね〜。その背後からTOSHI、こっそりカメラを持って近づいてました。「わぁっ!カメラやめてよ〜!」と手をかざして、続いて鏡だかを発見してそれでファインダーをふさいでみたり。

それにしても、とにかく落ち着きがなくてじっとしていられない、気になったものは何でも手にとる、自分のペースで気まぐれにうろちょろする、興味の対象が次々に変わる――まさに子ども…(笑)。

「紅」銀テープの罠〜orgasm変更

そのまえの名古屋映像(YOSHIKI倒れる)→Longingという流れに涙目になってまして、うるうるしてたんですね。で、紅冒頭のHIDEちゃんとTOSHIのツーショットにもなんとなくうるうるして、浸りきっていたのですが。TOSHI「紅だー!!」特効ばーん!!ってとこで毎度ながら発射された銀テープ。いつになく大量に捕獲できてしまったのですよ、これが。で、大量すぎて引っ張っても引っ張ってもテープが終わりません。でもって、一部人と共有してたりしてぶっち切ってみたりとか、テープ持ち終えたかと思って腕振ってみればいまだ下にとぐろを巻いている残りがあったりとか、わたわたしてまして――ようやくひと段落ついて気付けば「紅」が終わりかけてます……。し、しまったぁ!銀テープに気を取られすぎた!!(笑)明日はもう銀テープに心を奪われないようにしなくては!

そして、意外なところに変更がありました。オルガスムが突然89年の渋公映像です。おお、日本語オルガスムであるよ。暴れパートに入るところから92年の3デイズ三日目の映像に。これ、個人的には最初に行ったライブですし、はまったあと初めて出たビデオでもありましたので…よく見てたんでしょうねぇ。TOSHIのあおりや展開が脳裏で再生されているらしく、先がわかるのです(笑)。我ながらビックリしましたね〜(笑)。いやぁ、懐かしかったです。YOSHIKIがCO2を撒くところからはいままでどおりLAST LIVEから。……差し替えでひとつだけ残念なことは、「膝立ちHEATH」が消えてしまったことでございます……(笑)。目を皿のようにして探しましたが、あれはYOSHIKI再登場前の映像だった……(^^;;。残念〜!

Dlum Solo〜Forever Love〜そして。

何度見てもこのパートは涙目です。しかし、改めて言うことでもないけど、この人のドラムソロのツーバスすごいですよね。単純にあれだけずっとあのテンポでツーバスを踏み続けるってこと自体がエライコッチャという気がするのですが。そりゃ〜転がりたくなるよね〜…。いったん小休止があって再びはじめたあとの気迫がさらにすごいです。Forever Loveは、実はTOSHIの歌が最高だと思います。このときTOSHI泣いちゃってますけども…魂の歌って感じです。

毎度ながらForever Loveの余韻でしんみりしていた沈黙。次に来るのはWorld Anthemのはず…が!いきなりここにSilent Jealousyがやってきました。しかしSilent Jealousyが演奏されていたのは91〜92年だけなので、案の定出てきたのは91年はじめての東京ドームのYOSHIKIさん(笑)。こんなしんみりLAST LIVEに浸りきっているなかで、いきなりの若〜いYOSHIKIさんに失礼ながら爆笑崩壊…(笑)。ななななつかしい…(笑)。ピアノソロ〜TOSHIアカペラまでが91年8月の東京ドームで、バンドパートからは92年3DAYSからでした。うむ懐かしい。「こんな変なところに入れなくても…やはりこの曲はどれだけ前半が長くなってもBLUE BLOODとかのところに入れるべきだったと思うよ…」とは思いつつ、曲自体はとても好きなので、嬉しかったです(笑)。でもやっぱり、この編集は変。断言。

あとは元に戻ってX。一応それなりに気分のノルノラナイはあるんですが(FILMなんですけどね)、この日は私ちょっとイッてまして。Xのときには本当燃え尽きてしまいそうでした…(^^;;。私、実はジャンプしてないときもけっこうあるんですよね、手抜きで(笑)。でもこの日はなんかマジメに飛んでまして、マジメに飛ぶと本当後半は力尽きてしまいます…(笑)。

「THANX」

エンディングのテロップが変更。「THANX」。懐かしい…。本当YOSHIKIって、こーゆーの忘れないし、捨てない人ですよね。こちらが「もう忘れただろうな」と思ってるようなことを突然引っ張り出して来るんだよね〜(笑)。ファンとしてはある面嬉しい性質ですけども(笑)。で、そのあとさらに「To Be Continued...」。…………えっと。……なにが続くの……? 素で不思議に思ったのですが、一応YOSHIKI的にはVUKはXの続きだとゆーことになっているらしいので、きっとVUKに続くという意味だろうと解釈しておきました。平和な解釈で(笑)。

とゆーわけでよっちゃんこなかったですね。まったく期待してなかったわけではないですが、まぁ半々というところでしたので、残念ではありますが仕方ありません。これはもうL.A.に帰ってしまったかな?という予感も(Gacktさんラジオによる情報もあったので)強くなってきました。それにFILMだけでもむちゃくちゃ楽しくてしあわせだからね(笑)。<毎度ながら安いファン。

Posted by koko at 12:00 AM | Comment (0)
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