Under the Sun

いろんなスタンス

2004.05.11(Tue)

最近私が日常的に見ているTOSHI関連のサイトなんですが、
まあ、サイドに「TOSHI関連」として入れてあるHOH問題の基本的なサイトは当然ですね。
あと、紀籐氏が一緒に置いているこの問題についてのBLOG板。
それから、White Poemの「TOSHIのこと」スレ。
あと、2,3のファンサイトの個人日記というところです。

でも、全般的に、そろそろ言うことがなくなってきたぞ…っていうムードですね。
特に掲示板とかは最初からたいした議論にならないなあっていう感じです。
なんでかなと思ったんですけど…自分自身も含めて、もうスタンスみたいなのががっちり固まっちゃってるからかな、とか。

もちろん、今回の件が出るまで、まったく考えてなかった人もいるんでしょうけど…でもやっぱりX関係のファンなら、多かれ少なかれ、意識しててもしてなくても、頭の片隅では考えざるをえない問題だったと思うしね。その長い時間で考えた蓄積があるから、こういう状況になってもあんまりスパークすることもないのかなって。
なんつーか、各自それぞれスタンスの違いが明確にあって。スタンスが違えば、結論も違うのは当たり前で。スタンスも結論も、みんながっちり固まっちゃってる感じがしますね。良かれ悪しかれ。自分も含めて。

やっぱり時間なんでしょうかねえ、この強固さっつーのは。
なんか、みんなが言ってることがわかるんだもん。
それだけ、各自のスタンスが明確、明快だっつーことだと思います。

ちなみに、やっぱり多いのは(当然ながら)、えっくすのファンというのが根本的にあって、えっくすに戻ってこいっつー意見かな、と。ただ、その場合もTOSHI個人を批判するかしないかっていう違いはありますね。YOSHIKIファンの場合は、YOSHIKIを傷つけて!っていう視点で怒ってる場合も多いのかも…。

(ちなみに、個人的にはこれには同意しません。YOSHIKIのために、TOSHIにXに戻って来いというのは、あまりにも、TOSHIという一人のひとを無視した意見だと思っています。そういう話じゃなくてTOSHIの意志で最終的に戻ってきてくれるならそりゃ嬉しいけど、現状で、そんな「HOHから離れる」=「Xに戻ってくる」なんてことになるわけがないのは一目瞭然ですよね…。つーか、そんなことなったら、97〜98年の「Xから離れる」→「不安定になる」→「HOHにくっつく」の逆バージョンですよ…むしろ、「ふざけんな、顔洗って出直してこい」ですよ(笑))

あと、いまのTOSHIも追いかけていた(いる)人たちね。
とは言え、いまのTOSHIだけを追いかけていた(Xと無関係の)人というのは見かけないので、多分、98年時に怒らなかった人たちなんだと思いますが。こういう人たちはやはり今回の件(刑事事件になってしまったりっていうことに対して)には、困惑している場合が多い感じがします。
あと、こういうスタンスの方たちは、いまのTOSHIを好きであるにもかかわらず、HOH自体には抵抗を覚えていて怒っている場合も多いっていうのが、けっこう意外な発見でした。
私は、今のTOSHIが好きな人は、HOHも少なくとも受容はしているんだと思っていたもので…。

うーん…これってどういう感情なんでしょうかね。
TOSHIの歌(っつーか、歌声?)が聴ければいいということなんでしょうか…。
それとも、「あの歌を歌っている」TOSHIが好きとゆーことなのだろうか…。
あるいはただTOSHIが好きだとゆーことだろうか…(でもそういう全肯定なら、結果的にHOHも肯定することになっちゃうと思うので、それもまた違うんでしょうね)。
私は、このパターンがいちばんよくわからないかもしれません。

あとは…とにかく全肯定の人もいるのでしょうかね。TOSHIが一生懸命やってるんだからいいじゃない、っていう。いるんだろうな。特にXをリアルタイムで知らない若いファンなんかは…。
実際、普通の場合なら、これがいちばんラクだと思うし。私自身、普段はだいたいは全肯定ですし。
ただ、TOSHIの場合、今のTOSHIを全肯定してしまうとX全否定につながってしまうあたりがね。自己矛盾に陥っちゃうんですよね。今のTOSHI全肯定は、Xファンにはむしろ困難な道だったように思います。
(でも、私自身はあの「何者にもならなくていい」発想自体は否定していないので、HOHという要素がなければ、XとTOSHIソロは両立できたと思いますけど)。

ちなみに、自分はTOSHIソロ重視派で、今のTOSHI&HOH否定派です。これは、多分、他のXファンに比べると相当熱心なTOSHIソロファンであった経歴があるからです。Xに戻れとかは、全然思ってません。どういう意味であっても、無理だと思うし。
でもその果てに、ともにWithout Youを演れる日がきたなら、これ以上ないほどの幸せだと思いますけど。

そんなこんなで、要するに、各自ファンだった時期とかさ、そういうのに大きく左右されてるんだと思うんですよね。しかも、みんなそのスタンスから出した結論はとても時間をかけて考えてきてて、迷いやブレがないので、「あー、その視点から見れば、そう思うのもわかるなー」みたいになっちゃいます。
これだと、議論のしようがないなあとも思う。スタンスの違いとしか言いようが。

せいぜい、議論できるとすれば、法律とか社会的な問題の議論ですよね。
たとえばHOHをカルトと見なすかとかね。あれは児童虐待と見なすかとかね。
でも、自分自身そうなんだけど、TOSHIファンから見るとそれすら枝葉末節で、最終的にはどうでもよかったりするから…。

ま、しょうがないですよね。ファンなんて、もともと各々が各々のやり方でアーティストに対していくしかないんだから。各々のやり方でTOSHIに対していくしかないですよね。

(…つーか、この長文はいったい何の話だったんでしょうか…自分でもなにを言いたかったんだかよくわからない…。ごめんなさい)

Posted by koko at 02:19 AM | Comment (0)
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