NHK杯観戦1日目
2007.12.03(Mon)
初めて超マジのコンペを生観戦。しかもいきなり遠征。すごいハードスケジュールだったので、明日から仕事にちゃんといけるのか不安なぐらいです。今はまだテンションが高いのでわりと大丈夫ですが、これからどーんときそう…。
12/1。時間ギリのスケジュールだったので焦って会場入り。思ったより仙台暖かい。会場内もそんなに寒くないので普通のカイロは使わずじまいでした。足のカイロだけは使いましたが。
男子SPから。最初のうちはそんなに緊張していませんでした。最初のアボットくんは残念ながらジャンプが決まらずにかなり低得点でしたが、二番滑走の南里くんがクリーンに滑って高得点。滑走順でPCSは毎度ながらあまり出ませんでしたが、60点台後半をたたき出しました。その後、リーは4回転を決めてものすごいガッツポーズだったのに点が伸びず…とか、いろいろありましたが、でも、みんなそこそこまとめててアボットくん以外は全員60点台には乗せてくるなかなか見ごたえのあるSPでした。しかし、そのわりにはいつまでもいつまでもいつまでも二番滑走だった南里くんが1位にい続けてビックリ。結局キャリエールが来るまで一位で、後半グループで滑れることになりました。すごいぞ南里!もともと月光は日米で見たときからとても好きなプログラムだったので、ジャンプが入ったクリーンな演技が見られて本当嬉しいです。彼、こういう情緒のあるプログラムのほうが向いてるんじゃないかなぁ。気持ちがこめやすそう。
後半グループの6分間練習では、高橋さんが若干3Aに不安を感じているのではないかという心配を持ってしまい、なんとなーく不安に。もともとスケアメ辺りから「あれ?」って感じを持っていたものでそういう目で見てしまったのもあったかもしれません。ベルナーは調子がいいんだか悪いんだかわからず…というか、ごめん、高橋さんがいると高橋さんしか見れないんだなってわかりました。前半グループは満遍なく見れてて、「おお、私けっこう冷静でちゃんと見れてるじゃん」と自己満足してたんですが…高橋さん固定カメラというよりも、なんか緊張しちゃってて視野が狭くなってしまってる感じ。
で、ベルナー。き、きたーーーーーー!!(笑) 前の試合まで大自爆を繰り返してた彼が、ここにきてパーフェクトSPを!完璧なジャンプ、伸びやかなスケーティング、取りこぼしのなさそうな確実なスピン&ステップ、その上、会場を巻き込むようなエネルギーがありました。スタオベ!すげー盛り上がった!元から基礎力があることはわかっていたベルナー。彼が完璧に演技したら高橋さんもやばいかもとは思っていたのですが、なにせそこまでが自爆ばかりしてたので…うわー来たか!という感じ。衣装の「虎」「勇名トラ」「後兵」を見た段階でなぜかN杯に焦点をあわせているという印象は受けてて、そこらへんでドキドキする部分はあったのですが、まさにここに焦点を合わせてきた感じです(でも、なんでN杯なんだよー(笑)。ワールドがユーロでやるんだから、焦点はそこだろ!(笑))。でも、ベルナー、日本は験がいいですねー。小国の選手は普通自国での開催がないので、日本みたいに他国の選手でもバリバリ歓迎ムードだとホームみたいな感じになるのかもしれないですね。
で、そんな大盛り上がりのあとの高橋さん。ううっ。すごく緊張している感じがする。私も緊張しているが、高橋さんナーヴァスになっている感じがするー。会場全体も、ベルナーで盛り上がってしまったもんで高橋さんはやりづらかろうというのがわかってるもんで「…だ、大丈夫…?」みたいなナーヴァスな空気に。そんな感じだったので、3Aのお手つきは「ああ〜、やっぱり…」みたいな気分だったのですが、そのあとはしっかりまとめました。最後のスピンの態勢を崩したのがもったいなかったけどよくぞコケなかったっていう崩し方だったので、あれで済んでよかった。で、まさかの2位発進。ベルナーがまとめたらいいところまで来るのはわかってましたが、ベルナーがまとめられるとは思わなかったのと(ごめんよベルナー…)、高橋さんがフリーならともかくSPでミスが出るとは思わなかったという結果ですね。点数の出方は妥当だなと思いました。
でも、ステップはやはりずば抜けていると思います。というか、なんかもう別物!ぐらい他の選手のステップとは違う。サーキュラーは特に気合が入っていたのか、すごかったです。…ああ、返す返すも3Aのお手つきさえなければ…。
で、高橋さんは思いがけずミスが出た(というのもすごいけど。パーフェクトを普通に期待しちゃうのが我ながらアレだな)んですが、全体的には60点台の並ぶ、いい演技が多い見ごたえのあるSPでした。しかも高橋さんとベルナーが超僅差で一騎打ち、3位以下が総並びで超激戦という盛り上がりそうな試合展開。まぁ盛り上がる試合ってことは心臓バクバクで見ることになりますね(笑)。
で、30分ぐらい休憩を挟んでアイスダンスFD。アイスダンスは実はとても楽しみにしていた…のですが、どういうわけか第一グループのときに急激に恐ろしいほどの眠気に襲われておもわずパトラッシュに話しかけそうな状態に。前日には私には珍しく早寝をして睡眠はとっていた上に、行きの新幹線でも寝たので、まったく睡眠不足ではなかったのに…。なんか男子SPで緊張しすぎて、気が緩んだ反動なんじゃないかなと思ったほどです。だって、お隣さんも私とまったく同じように男子SPで固唾を呑んでいてアイスダンスFDの第一グループだけ恐ろしく眠そうだったんだもん(笑)。彼女と私は同じ状況だったんじゃないかと(笑)。でも、第二グループに入ったらまた急激にすっきり覚醒。よかったよ、第二グループはちゃんと見れて。上位三組の演技は本当に見ごたえがありました。テッサ&スコット組が勝っても全然おかしくなかったですが、デロションが勝ってよかった。なんとなく。ホフノビは最後のミスがもったいなかったですね。すごくよかったのに。カー姉弟組もオリジナリティのあるプロでとても面白かった。リード姉弟(このときはまだギリギリ意識があった)もすごくよかったですよー。まだ若いので上にあがっていけるといいですね。
アイスダンスFDもそんなわけで(前半は意識失ってたけど)とても見ごたえのあるいい試合でした。
女子FS。もともとポイキオが事前に棄権して補充がなかったので5人だったうえに、舞がやはり棄権。SPのときの様子からして仕方ないと思います。怪我でもしたら大変だし。で、4人きりの6分間練習。ゲデヴァニシヴィリは本当人気があります。グルジア国旗が山盛り。声援も日本選手並みにもらってました。
キム・チェファちゃん。なーんかこの曲知ってる知ってる知ってる…とずっと頭を悩ませてましたが…「なんか知ってる」じゃねぇよ!!あの、ランビのフラメンコじゃねぇかよ!!(笑) あんな長く思い出せなかった自分にビックリですよ…(笑)。
ホーカー。ああ、とってもイヤなのにテレ朝アナの「奥様スケーター」ばかり思い出してしまう自分がイヤ…。カナダのときの方がよかったのかなと思いました。でもFSで4位。
ゲデヴァニシヴィリ。最初はジャンプをそこそこ決めてると思いましたが、後半やはり徐々に崩れてしまいました。一個ジャンプを出たところで転んでしまったのはもったいなかったですね。とても落ち込んでいる様子で可哀想でした。彼女は体つきがとても女性らしくなってしまっているので、その辺でジャンプが安定しないんだと思います。弾けるような動きやスピード感、コケティッシュなプログラムなど、魅力はたくさんあるので、なんとか頑張ってほしいのですが…。
レピスト。フィンランドらしいとても綺麗なスケーティングでSPは3-3は入らなかったとは言え、いい感じだったのですが…スケカナと同じく、やはりフリーはまとめられませんでした。まだシニアにあがったばかりなので体力がついていかない部分もあるんだと思います。でもスケカナよりはいいかなと思ったんですけど、本人はだいぶ落ち込んでしまっていました。その落ち込みようにこちらもしょんぼり。でも彼女、こんな落ち込んでたのに、なにげにFSでは順位をあげました。
後半グループの6分間練習。安藤、状態がよくないのは一目瞭然でした。ジャンプも決まらず、本人にも覇気が見えず、不安いっぱいな状態なのが伝わってくるのです。一度変な態勢での転倒もありましたし(ここでちょっと腿を痛めてしまっていたらしいです)。でもスケアメでも状態はよくなかったですが、なんとかまとめて2位にはなりましたので「なんとかまとめて…」と祈るのみという感じでした。
武田奈也。SPでスケカナに続き会心の演技で最終グループ入り。最初から伸び伸び滑れていました。無心で臨めたのかな。3Fは残念ながら転倒してしまいましたが、他の要素はミスなく滑り、今の彼女の全てが出せた演技でした。最後は涙がこみあげてきたようでした。本当感動的ないい演技でした!あとはやはりフリップとルッツですね。
シズニー。ジャンプのミスもありましたが、そこそこまとめた印象でした。曲も彼女に合っていて、いいプログラムだと思いました。が、点数が伸びず。彼女の場合は見た目の出来と点数が乖離するのはいつものことなので、「ああ、ダウングレードだな」とすぐ納得。
マイヤー。彼女もジャンプにミスが出ました。しかも、彼女の場合、昨シーズンまではとてもよかったのですが今シーズンはルール変更のあおりをもろに食らってしまって、とても不利な部分があります。シット認定がされないととてもやばい(スピンが0点になってしまう)というのがわかってたので、見てて「ちょっと高くないか大丈夫か」という部分もあったので、点数が出るまでとても心配でした。本人も演技後がっかりした様子だったので「ダメかも…」な空気が漂ったのですが、点数は出ました。ななちゃんにメダルを…と思うとアレなのですが、マイヤーも好きな選手なので、ちょっとほっとしちゃったりもしました。
安藤。「なんとかまとめてくれれば…」という感じでいたのですが…目の前で安藤さん崩壊…(爆)。ここまでもすでにいい演技をしたのが武田一人という状態だったのですが、よもやまさかここまでエライことになってしまうとは。6分間練習の様子で3Lzを転倒するような予感はありましたが…あそこまでなってしまうとは想像できませんでした。途中で転倒から立ち上がれず、完全に流れが途切れてしまったときには、演技をやめてしまうかとさえ思いました。最後までなんとか滑りきってくれてよかったです。彼女は元からメンタルの不安が全部演技に出るので崩壊するときは一気に崩壊するタイプなのはわかっていたのですが、ここまで行くとは。毎度ながら良くも悪くも予想の斜め上を行く安藤さんです。今シーズンモチベーション等いろんな問題を抱えていることは何度もインタビューで口にしていて…なんとかここまで持たせてきていたという感じだったのかなと思います。体はしっかり絞れていますし、4回転も跳べていて、練習不足とは言いますが現時点では決して身体的には悪い状態ではないように見えるのですが…それに、言ってること自体はしっかりしていて、彼女も頭ではよくわかっているんですよね…。本当メンタルは難しいですね。
とゆーわけで、この時点で、武田のメダルが確定…。まさか安藤が落ちて武田がくるとは…本当に試合って何が起こるかわからない…^^;。
コストナー。試合はだいぶすでにグダグダの様相を呈してたので、せめてコストナーはいい演技を!と祈ったのですが…彼女もいつもの彼女でした…。スピード感はさすがなのですが、やはりジャンプが安定して入りません。スパイラルやステップなどはとてもよかったと思うのですが…最後を1Aで締めるのはちょっと…><。でも、失敗が続いても最後まで集中を切らずに諦めずに頑張っていたと思います。で、何はともあれ彼女は地元イタリアのトリノで行われるファイナルに進出を決めました。それで彼女がとても嬉しそうだったことと、武田の演技だけがこの試合の数少ない救いでした…。うう…。正直しょんぼりー。まぁでも、考えてみれば最初から自爆娘が勢ぞろいしていた試合でしたので…予測できた結果といえば予測できた結果かもしれません…^^;。好きな選手、自爆娘が多いんですよね〜、私。
アイスダンスFDでのパトラッシュ状態を考えて、この日の夜はものすごく早くに寝ました。まぁホテルで一人だから特にやることがなかったのもあるけど。