りな日記

「ハウルの動く城」

2004.12.11(Sat)

見に行ってきましたハウル。映画なんて、MOONCHILD以来ですよ!(笑)

とりあえず以下ネタバレ反転ぷりーず

とりあえず、きむらたくやさんが予想以上によかったので本当に一安心でした。…一安心というか、なんかものすっごいときめいたんですがハウルに(笑)。初登場シーンから王子様オーラ醸し出しまくってる人にメロメロとやられてしまいました…ハウル、王子様キャラの癖に「こいつにときめくのはなんだか許しがたい気がするけどもときめく」という不思議な印象(この辺はきむらさんに通じるものがあります。奴もそうだった…)だったんですが、一体何故。無駄なほどウツクシク卵割るからですか。ウツクシクベーコン焼くからですか。

映画の感想としては、なんだかよく分からないところも沢山あったのですが、あのハウルの前では多分些細なことのような気がします。印象としてはハウルのための映画だったような。スタジオじぶり作・萌え映画、みたいな。あのハウルのヘタレぶりは宮崎監督の天然かしら。だとしたらやっぱり監督は天才ではないかと思う(笑)。ものすっごい萌えましたハウル(笑)。そこかしこに見える気障王子さまキャラにプラスされるいい感じのヘタレ空気が本当に素晴らしいバランスでした…。

何か怖くて歪んでるなーと思ったのは仔ハウルのそっくり子供を4〜5人はべらせてしまうお師匠様のサリマンでしたが。…そんなにハウルに執着しますか。そんなことしてるからハウルに逃げられるんだよ…!荒地の魔女の方が分かりやすくていいよ…サリマンは姿かたちと話し振りがまともなだけに根深く歪んでて怖い。あ、美輪さんも素晴らしかったです(笑)。声といえばヒン(犬)の原田大二郎は、原田大二郎でよかったのか…?原田大二郎でなければいけない理由はなんだ…!(笑)

宮崎アニメとしてはダントツにツッコミどころが多い映画でしたが、私は好きです。
オチの、呪いの解けたカブでさえなんかもういいや、という気にさせます(笑)<でもあのオチはいまだになくてもいいんじゃないかと思うよ監督…。
宮崎監督が描く王子さまは、ストレートに気障ったらしく可愛くて優しい王子さまでした。弱虫の魔法使いだけども、守るものを得たハウルはとてもかっこよかった。だけど見てて、「それでもそういうハウルを守りたいと、ゾフィー達も思うということも分かるといいなぁ」と切なくなったり。お花畑プレゼントするハウル見ながら、ちょっとだけ切なかったりしてました。

ああでも監督。鳥型ハウルはどうかと思うの…!(物販売り場のミニチュアフィギュア、鳥形ハウルばっかりあったんですが人型ハウルはなかったのか…いやマルクルでさえ2パターンあるんだからあるはずなんだ…)
そういえば鳥ハウルの空中戦のシーンは2号機VS量産型エヴァを思い出したなぁ…(笑)

総括。宮崎アニメとは思えないほど萌えました(笑)。もう一度見に行きたいな。DVD出たら買っちゃうんだろうなこれは(笑)。うん。すごい楽しかった!

そんなわけで暫くハウルが回る予感(笑)。いいよー髪の毛の色でバタバタして落ち込む王子なんていないよー(笑)。好きだ。

映画のあとは一緒に行ったお友達と飲み。「よいヘタレ王子に」「脱稿おめでとー」と乾杯してきました(笑)。美味しかった。その後カラオケにも。結構フルコースでしたなー。

Posted by りな at 11:20 PM | Comment (0)
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