Aliens

「Tokyo Classic」

2004.05.27(Thu)

…なぜに?という感じですよね、「One」に続いて(笑)。
いや、なんというか、トークを頑張りましょう月間なんです(笑)。
RIPちゃんはそろそろ本格的に動きが出てきそうだっちゅーのに、なぜか自分の気が抜けてるみたいなので(このところの無意味更新ときたら、自己嫌悪〜)、ちょっと自分に喝を入れてみようか、んじゃ、お題でも設けるか、と。
で、曲に関してのトークをしよう月間になりました。

とゆーわけで、「Tokyo Classic」です。
世間的には、バブリーの代表みたいな曲かな(笑)。
私は普段からけっこうネットでレビューを見ているのですが、わりとそういうところではRIPちゃんは嫌われることも多く(笑)。その理由として多いのが、バブリーだとか浮ついてるとかだったんで(最近はもうあんま言われませんけど)、嫌いな人には嫌われている曲のような気がします(^^;;。はっはっは。

でも、まあ、そういうイメージは確かにあって…私の中でRIPちゃんって、中身はわりと90年代のグループだっつー印象が最初の頃からあるんです。2001年デビューだし、世の中的にはそんなことはまったくないと思うんですけど、私のなかではそういうことになっていて。で、その印象ってTokyo Classicから来てるんだと思うんですよね。

まあ、要するにこの曲で描かれている東京がとっても90年代的だっていうことなんですが。イルパートのどことなく未来都市っぽいイメージとか、PESくんのアスファルトとコンクリートの都会のイメージとか、SUさんはまさにバブリー東京の風景だし…RYO-Zさんだけは下町ですけど(笑)。

あと、PESくんの詞とSUさんの詞には、東京について回る「病んだ都市」というイメージがほのかに漂ってますよね。むしろ、私的にモロなのはこちらです。この空気感がね、すごく90年代後半のイメージなんですよ。んで、これが個人的にすごい同世代感があって、この曲(特にPESくんパート)大好きなんですけども(笑)。

でも、RIPちゃんの面白いとこって、90年代後半のどことなく病んだ空気や空虚感、そういう雰囲気はかなり濃厚に持ってるんですけど、そのわりにはそれをさらっと飛び越してるんですよね。どん詰まり感、行き詰まり感みたいなのがない。そういうところが、90年代に根っこを持ちつつも、「今」のグループだってことかなあと思います。

PESくんパート、前半で上述のような空気感をなんとなく漂わせたうえで、最後に「足元に広がるUnderworld 知ってますか、その美しさを 今、この街より愛を込めて」って行く軽やかさが好きです。
つーかもう、この歌詞全部好きなんですけどね!(笑) 前半のコンクリートやアスファルト、雑踏と排気ガス、そういう街を歩いていく描写も、その街で生きていく(重くない)パンク寸前の描写も、最後も。

あと、RYO-Zさんの詞もなんか好きです。これってきっと10代のころの風景なんじゃないかという気がするんですけど。イルとかPESくんがいるインターに行って遊んだり、クラブに通ったりとか、マイク持ち始めたりとか、そういうころの景色なんじゃないかなあなんて思ったりすんですけど。思い込みかな。

ちなみに、聴き始めの頃の印象。
何度も書いてるけど、この曲では、「RYO-Z,IL,PES,SU FUMIYA クラシック」がどうしても「ジョージ・ルーカス」に聞こえていたという空耳アワー体験あり(笑)。正確に書くと「ジョージ・ルーカスーミヤクラシック」と聞こえていました。ちゃんと歌詞最初から見て知ってたのに、それでもなお空耳アワーで気になってしょうがなかったんですよねえ、これ(笑)。
それからねえ、歌が下手だなあと思ってたなあ(笑)。あの、♪らーららー、が(笑)。音程が低すぎるんですよね、多分。ははは。

あと、私この曲はTOKYO CLASSIC関連のツアーが終わったら消えるかと思ってたんですよ。自分は大好きだけど、ライブ向きっていう印象がなかったから。でも、いまはかなりライブの準定番曲ぐらいにはなってますよね。盛り上げ曲扱いだし。イベントとかでもよくやってるし、SUMMER MADNESSではアンコールに採用されてたし。これは、意外でしたが嬉しい誤算だったです。

Posted by koko at 04:24 | Comment (0)
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