Aliens

「黄昏サラウンド」感想

2004.10.06(Wed)

黄昏発売になりました。なんかもう「えっ?!もう発売!?」みたいな感じです。全然発売フライング日だって気付いてなかったもん、朝。RIPちゃん、プロモーション期間短すぎるよ!(笑) 仕方ないけどね、出来上がるのがギリギリなんだから…(笑)。

で。いい機会なので、黄昏の感想をようやく書こうかと。実は、もうこの曲に関してはゆるぎなく「名曲」としか言えないので、逆に書くことがなくて、困っていたので(だって「いい曲」としか言うことがない!!)、たいした感想は書かないと思いますけど。

まあ、この曲に関しては、まずあるのが「これはもう完全にHIP HOPじゃないよね」「これは普通にポップだよね」っていう反応ですよね。でもって、初聴きのときの私はこの辺についてどう思ったのかなんですが。

端的に言うと「そんなことを思いつく暇もないほど、曲に持っていかれていた」(笑)。

とにかくねえ、のっけのギターから「夕焼けに照らされて」辺りで、いきなり持っていかれちゃったんですよね。で、そのまま最初の「さぁサンセットからサンライズ」って入った辺りでは、すでに、感動のあまり興奮状態に近かった(笑)。

私にとって、RIPちゃんとの出会いでのいちばんの衝撃って、実はOneなんです(って、そのままファンにはなったわけじゃないけど(笑))。CDTVでOneを聴いたときの「これは!!この人たちは!!」っていうインパクトってのがまず根っこにあるんですよね。でもって、黄昏の冒頭で受けたインパクトはそれと同質のものです。もう聞いた瞬間に「これは!!」ですよ(笑)。で、それはどういうインパクトかっていうと、「……いい曲じゃないか!!」っていうインパクトなんだよなあ、多分(笑)。<ほら、いい曲としか言えない(笑)。

そうねえ、Oneとの違いがあるとすると、Oneは、私、PESくんのヴァースの描写からサビに繋がっていく風景っつーかストーリー性みたいなのに持っていかれたんですが、黄昏は「夕焼けに〜」からサビまでの良メロ、美メロに持っていかれたなと思います。そうね、やっぱ多分PESくんのあのメロと、それをさりげなく、でもカンペキに引き立てるFUMIYAくんのトラックメイク、だろうなあ、ポイントは。

あとね、サビメロなんですが、ポップだしセンチだと思うんだけど、ベタではないんですよね。で、FUMIYAくんのトラックもPESくんのメロの叙情性を十分に盛り上げるんですが、これもベタではないと思うんです。センチだけど、泣かせよう感動させようっていうセンチじゃないっていう。そこの抑制が効いてて、それだけに逆にメロのよさが生きてる感じがして、そういうところめっちゃ好きなんですよね。
…うーん、やっぱりあるていどオトナのほうがそういう叙情性は伝わりやすいかもしれないなあと、いま書きながら思いました。「地味」と言われるのはその辺かもね。

それから、歌い方。すっごい優しい歌い方してますよね、みんな。これがまた、いいんですよねえ…。HIP HOPの人って声が武器だからか、あんま曲に合わせて声とか変えないという印象があるんすよ。なんだろうな、やっぱりラップの響きを大切にするからか、というよりも、自分のラップってのが中心にあるからかなと思うんですけど。でも、黄昏でのRIPちゃんは明らかに、曲のために歌い方を変えてて。そのスタンスがもう違いますよね。どっちがいいかってのはそれぞれの姿勢ですけど、私はもう本当持っていかれましたね。

……中途半端ですが(というかサビのことしか書いていないぞ)、時間がまずいので、この辺で(^^;;。あまりにも中途半端なので、第二弾も書くかもです(笑)。

Posted by koko at 05:18 | Comment (0)
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