Aliens

2004/10/24 「松任谷由実FOR YOUR DEPARTURE」感想

2004.10.27(Wed)

珍しく単発ラジオ感想。ストサンと相互乗り入れ企画のあったユーミンラジオです。しかし、ユーミンゲストのストサンがまだですけど(^^;;。

ゲストはRYO-Zさんとイル。結局イルだったんですね。先週人事のような顔をしてたけど(笑)。で、案の定かなり緊張気味な二人。ユーミンさんも世代もジャンルも違う二人相手なわけで、最初のうちはいい感じにぎくしゃくした雰囲気をかもし出していましたね(笑)。
でも、緊張してるだけにいつになく真面目に話してる部分があるし、ジャンルが違うので普段同じフィールドで話してるのとは違う話もあったりしてなかなか内容は新鮮で面白かったです。
とりあえず、二人の出会いの話から始まって(RYO-Zさんがいい感じに脚色したバージョン(笑)HEY!3のときと同じような感じのやつ)、そのあとはHIP HOPの話が多かったですかね。

ユーミンさんが問題提起した「歌詞が詰まっていることで可能性を狭めちゃうところもあるんじゃないかなと思うのね」っつー話で、イルが言った「説明みたいになっちゃうし…相手が、聞くほうが考えられたほうがいいじゃないですか。説明とかじゃなくて」っつーのが嬉しかったなあ。私はRIPのそういうところ(自分は「詞に余白がある」とよく言ってましたけど)が大好きなのですが、自覚的にやってんだなと思って(笑)。
あと、RYO-Zさんが「歌詞のなかでいいたいことは一つで…」とかいう話をしていて、「先輩にこれこれこういうことを言われて、ああ、そうかって思って、詞を書くのがすごく楽になりました」と言ったら、ユーミンさんが「いい子なんだね〜、なんか(笑)」と感心してました(笑)。
で、「体育会系というか、先輩後輩の上下関係があるんだね〜」と言う話に。でも、ラップ界、多分いまはもうほとんどないでしょうね。やっぱりコミュニティが狭かったからだと思うし。弟子入りみたいなことになってたのも、いまは弟子入りしなくてもいろんなところに情報があるからね。当時は曲作るのもラップやるのもどうやってやっていいかわかんねぇ、みたいな時代だったっつーのはあるでしょうねやっぱ。そういう当時の状況とか空気とかってのは、改めて言われないとわからない空気だよなあ。

ユーミンさんが黄昏サラウンドを気に入ってらっしゃってよかったです。この曲は絶対HIP HOP好きだけじゃないもっと広いところに届く曲だと思っているので、「やった!」みたいな(笑)。匂い立つものがある、空気感があるっていう言い方もすごいよくて、嬉しかったですし。ラップ好きのヘアメイクさんのお話の「そのうちきっと」をやったのがまさにRIPちゃんだと私も思います(多少差し障りのある表現が一部ありましたけど(笑)。説教くさいって…それを言っちゃあ(笑))。

また歌詞の話で、イルが「接続詞だけ日本語とかだと意味わかんないなみたいなのもあるけど、RYO-Zくんもよくあるけどそれが面白いときもあるよね」とかって話で、「Hold me tightでDon't be shy」をあげてましたね。でも、実は接続詞は「に」だけど…(笑)。
あと、MASTERPIECEってタイトルについて「褒められたいので、とりあえず自分で褒める(笑)」とか言ってましたが、ユーミンさんは「でも、いいと思いました。ベスト盤とかでつけるかなってぐらいの感じだけど、オリジナルで…」とフォローしてくれてました。でもね〜、よもやまさかベスト盤どころか、そもそもアルバムを作り始める前に、マスターピースなんつータイトルをつけちゃったなんてことはユーミンさんは思いもしないだろうなあ…(笑)。

ユーミンさんの質問「手つきは振り付けみたいに自然に入ってるわけ?あのYO!YO!系は?」。RYO-Zさん「僕らね、ないと思ってたんですよ。でも、さっき、彼(多分イルのことかな)見てたら、けっこうやってるかなって。普通に出るなあって」。ユーミンさん「あれねえ、こいつらね、手を押さえたら何も歌えないんじゃないかなってぐらい…(笑)」(過激(笑))。イル「歌えないですね!!」 でも、個人的にはあのYO!YO!系の手は、PESくんがいちばん激しいと思います(笑)。イルより絶対PESくんのほうが多いと思う、多分。私、イルは別に手を押さえてみたいと思ったことないけど、PESくんはあるもの(笑)。

そんなこんなで意外に結構面白かったです、本当。新鮮だったです。聴いたら消そうと思ってたけど、多分残すかな。

Posted by koko at 03:28 | Comment (0)
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