KOKO日記

スケアメ優勝

2007.10.29(Mon)

おめでとう!とゆーわけで、高橋さん、SP一位の最終滑走で迎えたフリーです。

いやはや、ハラハラドキドキ…ってほどでもありませんが、もう風物詩のような逆転のライサがやってきました(笑)。あ、そういや、昨日ブツブツ言ったばかりの黒ずくめのユニクロのような衣装ばかりだったライサがなんと黒じゃありませんでした!!白いシャツ(シンプル)着てました!!下は黒ですが、とりあえずはモノトーンに進化。でもとにかく尋常じゃなく手足が長いので、それだけでも見栄えがします。若干うらやましいけど、あの長い手足のせいできびきび動いててももっさり見えちゃう面もあるし(荒川さんと同じですね)、ジャンプの軸を作るのが難しいという面もあるそうなので、まぁ一長一短かもね。
話がズレましたが、ライサが逆転のカルメンじゃなくても逆転のトスカで来たんですよ。4Tが回転が微妙でしたけど、着氷、あとのジャンプもなんか微妙な感じながら全部降りてノーミス。コンボ抜けとかはしてた(4Tにつくはずだったのかな?あと3連続もなかったな)と思うんで完璧ではなかったと思いますが、クリーンな演技でした。あとカルメン同様トスカでもやっぱりslstで盛り上げてましたね〜。トスカは私の頭の中ではプルさんが気の狂ったようなステップとか踏みまくってしまいますが、ライサらしいっちゃライサらしい選曲です。

で、最終滑走で高橋さん。冒頭のクワド、とても高くすごく綺麗に決まりました。次が3Aの構え。あっ、クワド一回だ!と思ったら、3Aで軸が曲がって転倒。で、そこから日米とジャンプの構成が全然違ったので、どういう構成を予定しているのかいまだよくわかりません。一応予定表によると4T,4T-2T,3A,(後半)3A-2T-2Lo,3F-3T,3Lo,3Lz,3Sなんだそうですが、クワド一回バージョンはまったく違うのか、いろいろ違ったんですよね。でも、転倒はあったもののプロ自体は日米よりははるかにまとまってきてて、すごいひきつけられます。日米はなかなか見返せなかったけれど、今回は転倒しても全然流れが途切れてないのですごい見返しちゃいそう。特に5連続に入ってからの後半の疾走感はすごくて、「ロミオ様〜」的恋物語というより(あ、スローパートがありますが…このスローパートもむちゃくちゃ良いけど)は、悲劇に向かって一直線に青春を駆け抜けるロミオの趣です。モロのなかで高橋さんってのはどうしてもそういうイメージみたいですね(笑)。「明日世界が破滅してしまうようなステップを踏む」とか昔言ってましたし、そういう刹那的というか悲劇的というか破滅的というかなんかギリギリなイメージがあるんでしょうね(笑)。

ところで、このプロでなにげにすごいのがジャンプのインターバルのみじかさだと思うんですよ。冒頭のクワドもいきなり跳んでくる感じですし、次の3Aまでのインターバルも短い。あと、日米のときも思ったんですが、前半、助走のスピードをだいぶ落として跳んでるんですよね。で、後半の5連続辺りはスピードをがんがん出してくる。前半スピードを落としてるのはスタミナの関係かもしれないんですが、それにしたってあのスピードを出さない助走でクワドをいきなりぽーんと跳んだりってのは普通に考えてすごい難しい気が…。てなわけで、単純にジャンプの構成だけじゃない難しさのあるプロに見えます、これ。さらにここにクワド2回入れるのか…?と考えたらちょっとくらくらしてくるぐらいです。
あ、今回クワド2回入れなかった理由ですが…悲観的観測かもしれませんが、おそらくまだ練習でも2回はあまり入ってないんじゃないかと。練習で入らなかったら本番では絶対入らないので、と4回転の話のときに言ってた記憶があるので。まとまった練習時間の取れるN杯まででどこらへんまで仕上げてこれるかですね。でも、もしワールドで2回入れたいのであれば、なにがなんでもN杯、GPF、全日本の辺りでは入れてやらないと…だなと思います。でも、このプロを滑りこなせるようになればクワド一回であっても相当力はつくと思いますが。

あと、おそらくモロ的に予想外だったであろうことがステップのレベル判定で、SPはレベル1とレベル3、フリーは両方レベル2しか取れていません。まぁ加点は山ほどもらっていますが、レベル3ならともかく、レベル2を狙った構成のはずはないので予定通り取れてないわけです。でも、今回は高橋さんだけじゃなくてステップのレベル認定がすごい厳しい。これは多分N杯に向けてかなり修正が必要となった部分だろうなぁと。でももしエッジ等が厳しく見られているのだとしたら構成の修正だけではなく相当滑り込みをしてくるしかないのかもしれないですね。あるいは構成を落としてレベル3狙いにして正確を期すか…かな。でも、今回のコーラーがそういう方針の人だっただけかもしれず、その辺はちょっと今後のGPSの傾向を見ていかないとよくわかんないですね。スピンもねぇ、レベル取れてないんだよなぁ(笑)。SPはそこそこ取れてたのですが、フリーはスピンの時間もすごく短いんですよね。あの深いシットがもう少し回転速度があがるといいんですが…どうかなぁ。すごく頑張って取ってるポジションだと思うんで、なかなか難しいんだろうなぁ。あと最後のスピンが完全に時間足りてなくて間に合ってなかったですね^^;。

まぁそんなこんなで2度の転倒、予定通りのレベルが取れず…など課題の残るフリーだったのですが、SPでつけた12点差が効いて、きっちり優勝はしました。でも本人はすごく悔しがってましたが。演技終了直後に「やっちゃった」と悔しそうにつぶやいているのがはっきりわかります。でも、今後に向けて悪い結果じゃなかったと思います。優勝はできたし、GPFに向けてポイントは稼げたし(これでN杯はだいぶラクになりました)、点数も取れたけど、本人的に課題が見えて、おそらく悔しさでN杯に向けてやる気満々という状態だと思いますし。でも2度転倒でフリーでまとめられず大逆転劇を許した昨シーズンのスケカナとも違って、今回は失敗しつつもちゃんと点は取ったので、それもよかったです。あれだけよくやっていたパンクをまったくしなくなりましたし、転ぶときも回りきって転ぶようになったので、転んだなりに点数が取れるようになりましたしね。とにかく新採点では回らないことが一番まずいのです。それとジャンプの質がよくなって、ジャンプが決まれば加点がもらえるようになったのもよかったですね。クワドの加点とかすごいもらえてますし。

そんなこんなで今後が楽しみになるスケアメだったのでした。いやー、それにしても白鳥は最初からすごい好きでしたが、ちょっとよくわからないなと思って保留にしてたロミジュリも…やっぱりすごい好きだわあ。日米はあんまり見返してなかったけど、スケアメは多分超リピートしちゃいそうです。

あー、そうそう、多分本人もあんまり気付いてないんじゃないかと思うけど、日本男子初のGPS三勝目なんだそうです。マスコミの方はいろいろと「日本男子初」を見つけてきますなぁ(笑)。

Posted by koko at 04:08 AM