フィギュア本あれこれ
2008.10.19(Sun)
シーズンインも近いんですなあ。今年のオフはショーが少なくて表にあんまり出てこなかった高橋さんが立て続けに新聞に載ったりニュースで出たりでビックリビックリ。高橋さんは第3戦なのでのんびりしてたけど、スケアメまではもう一週間切ってるんだものね〜。
しかし、それにしてもおもいっきりイイテレビの「今日はなんの日?」に出てきたりすると、何事だ一体?!という感じではあります。ちなみに「3年前スケアメで初優勝した日」だったのですが。スケアメからトリノの頃を振り返り企画だったんですが、ものすごいモロゾフカットぶり!!(笑) 3人で並んでるキスクラで、モロがカットされている〜(笑)。いや、まぁ確かにトリノシーズンはモロはまだコーチというよりも振付師であって、キスクラに座ったのも確かGPFとオリンピックだけだったと記憶してますし、あの時期はカルロスのほうがクローズアップされてたのは事実。モロの名前が日本でばーっと出てきたのはやっぱ荒川さんが金を取ってからだものね。とは言え、あまりのカットぶりにちょっと笑えてきますわ。でも、多少写真とナレーションの時期が噛み合ってなかったりしてた部分はあったものの、基本的にはしっかり調べてある感じで、こういう特集にありがちなしれっと大嘘をこくということもなくて、意外なほどいい特集でした。歌子先生のインタビューもよかったですけど、本田さんのインタも取ってきてた(しかもあのモスクワワールドのことを語っている!!)のはえらいGJでした。NHKの特集もステップに特化してていい特集だった。にも拘らず、肝心のGPSを放送するテレ朝だけが話にもならん状態ですが。どんだけマスコミが取り上げてもそもそもテレ朝が男子放送しないんだもんな〜。アホくさ。本当〜に!テレ朝は心底駄目すぎます。フジもアレですけど、テレ朝はもうアレのレベルがまったく違います。
って、違った、フィギュア本の話をするつもりだったんでした。
フィギュア本の出版が多すぎてもう追いつかないレベルになっている今日この頃です。しかも一冊かならず1500〜1800円ぐらいするんですわ。なんでフィギュア本の相場はこんなに高いのだ…。
で、まぁ私はもともとインタが欲しいのであって、選手紹介とかのガイド本とかはどうでもいいので、ガイド本はまぁ立ち読みして高橋さんのインタでも載っててそれがいい記事だったら買おうかなぐらいだったのです。それが!!今季はどういうわけか、どいつもこいつも表紙が高橋さん。いや、待て待て待て。これは男子本じゃなくてガイド本だよな?男女混合本だよな?なんで高橋さんがピンで表紙??と確認してしまいたくなるほど、どの本も真央とか美姫とか明後日に追いやって、高橋さんを表紙にどばーんとクローズアップ!何事だ!?
確かにウワサでは4月に出た角川の男子本が(フィギュア本としては)異例なぐらい売れたとは聞いていたのですが…まさかこんなことになるとは……。すっかり高橋さんファンは金を出すカモとして出版界には認定された模様です……。あながち間違いではなさそうな辺りが^^;。もともと男子ファンはコアなファンが多く、お金を出すのは女子ファンより男子ファンですからね。しかし、ここまで高橋さんだけがクローズアップされると、汗かいてきますが。でも、仕方ないです、買わざるをえまい…。
というわけで、予想外に出費を強いられました。ハイ。
まずは「Days Plus」。これは男子と女子、両方出ました。私は雑誌のDaysはすごく好きなので、男子本は当然のように買いました。各選手のインタビューはまぁさらっと、そこそこ、みたいな感じ。高橋さんについてもそんなに目を見張るような話はなかったけど、生まれ変わったら何になりたい?みたいな話で「やっぱり人間がいいな…えっとね、鳥!」とか「サイコキネシスがつかえるようになりたい」だとかリラックスして話してる感じはかわいかった。インタよりも、間のコラム的なほうが面白かったですね。本田さんと田村さんの話とか。特に田村さんは自由すぎ(笑)。さすが佐野さんの弟子(笑)。今聞けば笑えるけど、現役の頃にこの調子だったら「だからお前は最後まで滑りきれないんだよ!」ってみんな呆れてたでしょうね(笑)。あと、トレーナーの加藤さんのトレーニングの話とか。あとは海外選手で、ちょっとマイナーなプレオやポンセロ、シュルタイスのインタビューを持ってきてたのが目を引きました。ところで、ポンセロ、今季は絶好調ですね。誰もがもう諦めかけていたポンセロの覚醒がついに来るのか?
女子キャラ本。これはなんの系列の本なんだろうか?今年突然マガジンハウスから出版された女子インタ本です。さすがに買いませんでしたが、意外にも危なかったです。なぜなら、なかに「長光チームの暑い夏」という澤田亜紀ちゃん中心の練習レポのページがあって、そこになにげに大量に高橋さんが紛れ込んでいたからだ(笑)。これは食いついた高橋さんファンも多かったと思われます(笑)。私もこれほど雑誌ラッシュシーズンでなかったら買ってたかもしれません^^;。女子本としては、上記のDays Plusよりよかったような気がします。真央のコーチの話も出てたしね。
カッティングエッジ。去年までこのカッティングエッジを出していたダイエックス出版はDays Plusを出版したので、カッティングエッジは出版社が変更になり、スキージャーナルからの出版になりました。毎年出版されてもう4冊目になりますね。日本男子インタビュー本です。出版社が変わったことで、表紙などの体裁が変わって、高橋さんピン表紙になり(また^^;;)、それどころか高橋さんのポスターまでついてます^^;;。いや…あの…スキージャーナル、一体何してんですか^^;;。そんなのなくてもカッティングエッジは迷いなく買うのに。
というわけで、大本命だったわけですが、さすがのカッティングエッジでした。高橋さんはちょうど6月と8月ごろのインタビューで、おそらくいろいろ考えに考えていた頃だったのでしょう。ちょうどうたばん出演した頃だと思うのですが、なにか不思議な透明感のようなものが漂うインタビューになってました。うたばんも不思議な空気漂ってましたもんね〜。きっと本当いろいろ精神的にも大変だったんだろうなと思います。でも、歌子先生は絶対いなくならない、とか、やはり僕はバンクーバーでスケートをやめるつもりでいます、とか、いろいろ切なくなるような話もあるのですが、それが悲しい悲しいというわけでもなくて…なんなんでしょうね?本当不思議な透明感なのです。でも、もしこのときのままだったら本当心配になったかもしれないんですが、現状の高橋さんはシーズンに向けて少しずつ気持ちをあげていっているようすなので、まさに青い炎というか、静かに深いところで燃える炎なのだろうと思います。
他の選手たちのインタビューもやはり、単純にボリュームも違いますし、長く日本男子のインタを取り続けているライターさんなので、ポイントの合わせ方が違うのかなと思います。南里くんのふくやの話とか詳しく聞けてよかったし。無良くんもイケイケドンドンって感じ(笑)。今回のフィギュア本のなかで一冊を選ぶなら、迷いなくカッティングエッジです。他はまぁお好みで…って感じ(笑)。
角川ムックオフィシャルガイドブック。これにはさすがにたまげました(笑)。「角川自重!!!」と絶叫(笑)。これ、あくまでGPSのガイドブックという体裁にもかかわらず、高橋さんピン表紙というだけでもアレなのに、フィギュアの写真ですらないです(笑)。笑顔のオフショットて(笑)。中身も女子よりも男子の方が先に配置してあって、ページ数も多いという超偏った本でした。ここまでやられると、踊らされるのもシャクといえばシャクですけど、しかし踊らされておかないとまた男子が日陰者に追いやられてしまうという恐怖も手伝って買わざるをえません。本当に角川自重!!
中身はかなり狙った感があって、ガイド本と言いながらもGPSに出場する日本選手でもスルーされてる選手がいたり、ペアとダンスは放りだしてたり、内容の偏りは否めません。しかし、ガイド本であるという事実を忘れればけっこう読みではありました。あと、テレ朝とかなり組んでるんだなという感じも強いです。松岡インタは記憶から抹消してしまいたいほど不快。頼むからフィギュアから手を引いてくれ…。そして、テレ朝アナの森下アナと進藤アナの対談。これはいろんな意味で興味深い内容でした。まあなかなかアナウンサーの本音など見られませんからね。テレ朝の実況はむちゃくちゃ不評ですが、本人達も試行錯誤をしていたことは伝わってきました。進藤アナは確かに最近は落ち着いた喋りで、知ったかぶりとかしませんしそれでも下調べをしてきているんだなということも伝わってきて、個人的にはテレ朝アナではいちばんいいと思っています。森下アナは正直本当かよ?という感じの去年の実況でしたけど(去年の彼の実況はすごく不快でした)、今年はどうでしょうね?多分駄目だと思うけど。でも、まぁ確かにアナが悪いというよりも、そもそもテレ朝の場合番組を作っているディレクターとかプロデューサーとかがアレ(引いては上層部がアレ)というのは見ててもよくわかりますけどね。ただねえ、上記2人は個人的にはまだマシなほうで、実況アナとしては、今季大活躍するらしき角沢アナ(彼は多分人柄は悪い人ではないらしく、インタなら悪くないのですが…)と、ペアアイスダンスなどCSで大活躍の川松アナが地獄なのです。この2人は正直実況アナとしての力量にも大きな問題を抱えていると推測するので、本当どっか行ってほしいのですが…。あーあ。
パーフェクトガイド。これも表紙だけは高橋さんクローズアップ。でも、中身は順当な割り振りでした。ガイドブックとしてはおそらくこちらの方がまっとうで、選手紹介等のデータ的な内容もけっこうありました。ただねえ、スケートファンからすると正直物足りない内容なので、これからフィギュアにちょっと興味を持った人にはいいかなと思うのですけど、そういう人にとっては今度は1500円という価格が高すぎると思うのですよね…。その意味ではスケートファンにとっても一般ファンにとっても非常に中途半端な本になってしまっていると思います。
あと、編集部が書いたと思われるらしき解説部分に意味不明の間違いがあります。要するに高橋vs織田をあおりたかったのだと思われますけど、本当に意味不明。織田君の3A-3T-3Loの基礎点が17.5点もある、4T-3Tは13.8点なので、3-3-3はすごい、これに勝とうとして高橋さんは4T-3Tに加えて4Tをもう1回跳ぼうとしている。これは23.6点。しかし、織田君が3-3-3に加えて3Aをもう1回跳ぶと25.4点なので、4T2本でも敵わないことになる……という内容だったのですが……あのー、高橋さんも4T2本に加えてもちろん3Aも跳ぶと思うのですが。なんで高橋さんが3A跳ばない設定になってるの?というか、全体で跳べるジャンプの数が決まってるのにそのうちの一つのコンボの点数だけ取り上げて比較する意味が全然わかりませんが。むしろ、高橋さんは去年の構成の場合3Aも3Tも3Loも後半に入れてましたから、むしろ基礎点が1.1倍で織田君の冒頭の3A-3T-3Loよりも点数高かったですけど。ルールを全然理解してないのか、わかってるけど高橋vs織田をあおりたくて適当なことを書いてるのかわかりませんが、あまりにも意味不明な解説です。ガイド本としては猛省を要求したいところ。他にもちょっと萎えるところが散見されて、みやけんさんのインタが欲しくて購入しましたけど、詳しく読んで、買ったことを後悔した本でした。
あとはDaysの最新刊でやっと出版ラッシュが終了する予定です。Days最新刊も高橋さんと荒川さんの対談とかあるので、買うしかないだろうなあ……ああ、いくらかかったんやろ……。